Roland JUPITER-80 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

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Roland JUPITER-80は、直感的なインターフェースとパワフルなサウンドで、プロのミュージシャンにも愛されるシンセサイザーです。SuperNATURALシンセシスとモデリング技術を駆使し、アナログシンセ、エレクトリックピアノ、オルガンなど、幅広い音色をリアルに再現します。最大4パートのレイヤーと2系統のアルペジエイターを搭載し、複雑なフレーズやサウンドスケープも簡単に作成できます。ステップシーケンサーやボーカルエフェクトも内蔵しており、音楽制作の可能性をさらに広げます。ライブパフォーマンスにも適した頑丈な筐体で、プロのミュージシャンにも最適です。

Roland JUPITER-80は、直感的なインターフェースとパワフルなサウンドで、プロのミュージシャンにも愛されるシンセサイザーです。SuperNATURALシンセシスとモデリング技術を駆使し、アナログシンセ、エレクトリックピアノ、オルガンなど、幅広い音色をリアルに再現します。最大4パートのレイヤーと2系統のアルペジエイターを搭載し、複雑なフレーズやサウンドスケープも簡単に作成できます。ステップシーケンサーやボーカルエフェクトも内蔵しており、音楽制作の可能性をさらに広げます。ライブパフォーマンスにも適した頑丈な筐体で、プロのミュージシャンにも最適です。

© 2012 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
2PS
JP Synth Editor 取扱説明書
2
JP Synth Editor
「JP Synth Editor」は、ローランド JUPITER-80 JUPITER-50 SuperNATURAL シンセトーンをエディットすることができる、iPad 用アプリです。
iPad の大きなディスプレイで、シンセ・トーンのパラメーターをコントロールしたり、レイヤーのオン/オフを切り替えたりすることができます。
JUPITER-80 はもちろん、JUPITER-50 でもグラフィカルなエディット画面で、視覚的にパラメーターをコントロールすることができます。
使用上のご注意
商標つい
Roland、SuperNATURAL は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の登録商標または商標です。
文中記載の会社名及び製品名は、各社の登録商標または商標です。
その他の注意にいて
iPad の失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
製品の仕様や内容は、改良のため予告なく変更することがあります。
3
JP Synth Editor とは                                      2
使用上のご注意                                          2
JP Synth Editor を使う前に(ワイヤレス LAN で接続する場合)      4
ワイヤレス LAN 機能とは?                             4
楽器の設定方法について                               4
JP Synth Editor の設定                            5
JP Synth Editor を使う前に(USB ケーブルで接続する場合)         6
必要な機材                                          6
初期設定をする                                      6
JUPITER-80 の設定                               6
JUPITER-50 の設定                               7
接続をする                                          7
JP Synth Editor の設定                            8
画面の見かた                                            9
レイヤー                                          10
パーシャル                                         11
コモン                                            11
パラメーター                                       12
OSC FILTER AMP                           12
LFO                                          12
JP Synth Editor を使う                                   13
JUPITER のシンセ・トーンをエディットする               13
シンセ・トーンを保存する                         14
目次
4
JP Synth Editor 使 LAN 接続場合)
このアプリをお使いになる前の準備をします。
USB ケーブルで接続する場合は、P6 を参照してください。
LAN 機能
JUPITER-80 JUPITER-50 USB MEMORY 端子にワイヤレス USB
アダプター(別売WNA1100-RL)を装着することで、本アプリケーショ
ンをワイヤレスでご利用になれます。
JUPITER-80 JUPITER-50
ワイヤレス USB アダプター
(別売:WNA1100-RL)
無線 LAN 親機
(ワイヤレス LAN ルーターなど)
無線 LAN 無線 LAN
iPad
LAN 機能を使ため必要な
電子楽器(ローランド JUPITER-80 JUPITER-50)
ワイヤレス USB アダプター(ローランド WNA1100-RL)
WPS に対応した無線 LAN 親機(ワイヤレス LAN ルーターなど)
バーご確認
ワイヤレス LAN 機能は JUPITER-80 のバージョン 210、
JUPITER-50 のバージョン 110 で追加された機能です。これよ
りも前のバージョンの場合は、サポートページ(http://www.
roland.co.jp/support/ダウンロード→製品名JUPITER-80
または JUPITER-50 JUPITER-80 システムプログラム(Ver.
2.10)または JUPITER-50 システムプログラム(Ver. 1.10)
ダウンロードして、JUPITER-80 JUPITER-50 をアップデートく
ださい。
JUPITER-80:
[MENU]ボタン→ System INFORMATION を選択。
JUPITER-50:
[MENU]ボタン→「System」「Information」を選択。
楽器の設定方法つい
楽器の設定方法は、ローランドの Web サイト
http://www.roland.co.jp/manuals/ )→製品名(JUPITER-80
または JUPITER-50)→『ワイヤレス LAN 機能について』をご覧く
ださい。
JP Synth Editor 使前に LAN 接続する場合)
5
JP Synth Editor の設定
JP Synth Editor で、以下の設定をします。
1.
画面右上の
ボタンをタップします。
設定画面が表示されます。
接続する楽器を選びます。
楽器が複数台ある場合は、どの楽
器に接続するか選びます。
2. 設定をします。
パラメーター 設定値 説明
モデル
JUPITER-80 JUPITER-80 を接続するときに選びます。
JUPITER-50 JUPITER-50 を接続するときに選びます。
パラメーター 設定値 説明
デバイス ID 17 32
JUPITER-80 JUPITER-50 Device ID と同
じ値にします。
Device ID の
JUPITER-80:
[MENU] System SETUP MIDI
JUPITER-50:
[MENU]「System」「Setup」[F4](MIDI)
取扱説明書 タップすると取扱説明書(本書)を表示します。
バージョン お使いの JP Synth Editor のバージョンを表示します。
3. 設定画面以外のエリアをタップします。
設定画面が消えます。
楽器が表示されない場合は以下の点を確認ださ
確認事項 参照
楽器の電源は入っていますか?
ワイヤレス USB アダプター(WNA1100-RL)は楽器につながっていますか?
ワイヤレス LAN 機能に対応した
楽器を使用していますか?
ワイヤレス LAN 機能に対応した機種につ
いては http://roland.jp/link/RWC/j/
をご覧ください。
楽器は無線 LAN に接続されてい
ますか?
楽器の設定方法は、ローランドの Web
サイト( http://www.roland.co.jp/
manuals/ )→製品名(JUPITER-80
たは JUPITER-50)→『ワイヤレス LAN
機能について』をご覧ください。
楽器と iPad は同じネットワーク
に(同じ無線 LAN 親機)に接続
されていますか?
無線 LAN 親機は無線 LAN 機器同
士の通信を許可する設定になって
いますか?
設定に関しては無線 LAN 親機の取説をご
覧ください。
これで設定は終わりました。それでは P9 にすすみましょう!
6
JP Synth Editor 使(USB ケーブルで接続す場合)
このアプリをお使いになる前の準備をします。
必要な機材
このアプリをお使いになるには、以下の機材が必要です。
JUPITER-80(バージョン 200 以上)、または JUPITER-50
USB ケーブル(タイプ A オス−タイプ B オス:市販品)
Apple iPad Camera Connection Kit(カメラコネクタ、Apple 社製)
JUPITER-80 プデー
JP Synth Editor JUPITER-80 に接続してお使いになるには、
JUPITER-80 のシステム・プログラムがバージョン 200 以上であ
る必要があります。バージョン 200 に満たない JUPITER-80 をお
使いの場合は、JUPITER-80 システム・プログラムのアップデート
が必要です。
アップデートについてはローランド・ホームページの「サポート情
報」をご覧ください。
ローホームページ「サポ情報」
http://wwwrolandcojp/support/
初期設定
JUPITER-80 JUPITER-50 iPad の間で通信ができるように設定を
します。
JUPITER-80 の設定
1. [MENU]ボタンを押します。
2. System アイコンをタッチします。
3. SETUP タブをタッチします。
4. Beep/Misc タブをタッチします。
5. 「USB Driver」パラメーターを「GENERIC(MIDI only)にします。
「USB Driver」ポップアップが表示されます。
6. Exit ボタンをタッチします。
7. SYSTEM WRITE ボタンをタッチします。
8. MIDI タブをタッチします。
9. 「Device ID」パラメーターの値を確認します。
この値は『JP Synth Editor の設定』(P8)で必要です。
10. JUPITER-80 の電源を切ります。
電源を切らないと、変更した設定が有効になりません。
JP Synth Editor 使前に(USB ケーブルで接続す場合)
7
JUPITER-50 の設定
1. [MENU]ボタンを押します。
2. [F3](SYSTEM)ボタンを押します。
3. [F1](SETUP)ボタンを押します。
4. [F6](MISC)ボタンを押します。
5. 「USB Driver」パラメーターを「GENERIC(MIDI only)にします。
「USB Driver」ポップアップが表示されます。
6. [F6](SYSWRITE)ボタンを押します。
「Are you sure?」とメッセージが表示されます。
7. [F5](OK)ボタンを押します。
8. [F4](MIDI)ボタンを押します。
9. 「Device ID」パラメーターの値を確認します。
この値は『JP Synth Editor の設定』(P8)で必要です。
10. JUPITER-50 の電源を切ります。
電源を切らないと、変更した設定が有効になりません。
接続
iPad JUPITER-80 または JUPITER-50(以降、JUPITER と表記)を
接続します。
1. Apple iPad Camera Connection Kit(カメラコネクタ、
Apple 社製)を iPad に接続します。
2. Apple iPad Camera Connection Kit USB 端子と JUPITER
USB COMPUTER 端子を、USB ケーブル(市販品)で接続し
ます。
3. JUPITER の電源を入れます。
JP Synth Editor 使前に(USB ケーブルで接続す場合)
8
JP Synth Editor の設定
JP Synth Editor で、以下の設定をします。
1.
画面右上の
ボタンをタップします。
設定画面が表示されます。
接続する楽器を選びます。
楽器が複数台ある場合は、どの楽
器に接続するか選びます。
2. 設定をします。
パラメーター 設定値 説明
モデル
JUPITER-80 JUPITER-80 を接続するときに選びます。
JUPITER-50 JUPITER-50 を接続するときに選びます。
デバイス ID 17 32
『JUPITER-80 の設定』(P6)、または
『JUPITER-50 の設定』(P7)で確認した
Device ID と同じ値にします。
取扱説明書 タップすると取扱説明書(本書)を表示します。
バージョン お使いの JP Synth Editor のバージョンを表示します。
3. 設定画面以外のエリアをタップします。
設定画面が消えます。
これで設定は終わりました。それでは P9 にすすみましょう!
9
画面の見か
JP Synth Editor は以下のような構成です。
レイヤー
レイヤーのオン/オフの切り替
えや、エディットの対象になる
レイヤーを選びます(P10)
パラメーター
シンセ・トーン・パラメーター
を設定します(P12)
パーシャル
パーシャルのオン/オフの切り
替えや、エディットの対象にな
るパーシャルを選びま(P11)
コモン
エディットするパラメーターの切
り替えや、レイヤー内で共通のパ
ラメーターを設定します(P11)
[READ]ボタン
JUPITER からシンセ・トーン・パラメーターを読み込んで表示します(P13)
設定ボタン
JP Synth Editor の設定画面(P8)を表示します。
本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定と本文中の画面上の設定は一致していないことがあります。あらかじめご了承
ください。
画面の見か
10
ヤー
レイヤーのオン/オフの切り替えや、エディットの対象になるレイヤーを選びます。
Layer SELECT
エディットの対象になるレイヤーを選びます。
ボタン 説明
エディット中のレイヤーです。
エディットができるレイヤーです。
このレイヤーに割り当てられたトーンは
SuperNATURAL アコースティック・トーンのため、エ
ディットできません。
Layer SW
UPPER パート、または LOWER パートの各レイヤーのオン/オ
フを切り替えます。
ボタン レイヤーに割り当てられているトーン
(オン)
SuperNATURAL シンセ・トーン
(オフ)
(オン)
SuperNATURAL アコースティック・トーン
(オフ)
LOWER、UPPER
LOWER パート、UPPER パートのオン/オフを切り
替えます。
LOWER パートは、『JP Synth Editor の設定』(P8)の「モデル」パラメーターを「JUPITER-80」に設定したときに表示されます。
LOWER パートや UPPER パートがオフのときは、パートの表示が暗くなります。オフにしたパートの Layer SW は操作できません。
画面の見か
11
パー
パーシャルのオン/オフの切り替えや、エディット対象になるパーシャルを選びます。
Partial SW
パーシャルのオン/オフを切り替えます。
ボタン 説明
パーシャルがオンです。
パーシャルがオフです。
Partial SELECT
エディットの対象になるパーシャルを選びます。
ボタン 説明
エディット中のパーシャルです。
エディットしていないパーシャルです。
エディットするパラメーターの切り替えや、レイヤー内で共通のパラメーターを設定します。
パラメーター切り替えタブ
エディットするパラメーター
の種類を切り替えます。
CATEGORY
トーンのカテゴリーを
表示します。
パラメーター名と値(下段)
最後にエディットしたパラメー
ター名とその値を表示します。
トーン名(上段)
JUPITER から取り込んだトーン
番号、トーン名を表示します。
COMMON パラメーター
エディット対象のレイヤー内で、共通のパラメーターです。
画面の見か
12
OSC FILTER AMP
『パラメーター切り替えタブ』(P11)「OSC FILTER AMP」にす
ると表示されます。
LFO
『パラメーター切り替えタブ』(P11)「LFO」にすると表示されます。
シンセ・トーン・パラメーターを設定します。選んだパラメーター切り替えタブによって表示される画面が切り替わります。
13
JP Synth Editor 使
JUPITER
JUPITER から JP Synth Editor にシンセ・トーンの設定を読み込んで、それをエディットすることができます。
1. [READ]ボタンをタップします。
JUPITER からシンセ・トーン・パラメーターが JP Synth Editor に送信されます。現在の JUPITER のシンセ・トーン・パラメーターの設定が JP Synth
Editor に表示されます。
JUPITER 本体を操作したときは、[READ]ボタンをタップしてください。現在の JUPITER の状態が JP Synth Editor に読み込まれます。
2. パラメーターをエディットします。
エディットしたパラメーターが JUPITER に送信されます。パラメーターの設定はリアルタイムに JUPITER に反映されます。
つまみ、スライダー
つまみやスライダーを上下にド
ラッグすると、値が変化します。
左右にドラッグすると、値を
微調整することができます。
素早く 3 回タップすると、値
を初期値に戻すことができま
す。
ボタン、スイッチ
ボタンやスイッチをタップする
と、値が切り替わります。
PCM 番号
WAVE PCM を選んだときに
タップすると、WAVE NUMBER
ポップアップが表示されます。
[READ]ボタン
JP Synth Editor 使
14
パラメーターのエディットは iPad 「マルチタッチ」に対応してい
ます。複数のパラメーターを同時にエディットすることができます。
トーン・パラメーターの詳細は PDF マニュアルの「JUPITER-80
ラメーター・ガイド」「JUPITER-50 パラメーター・ガイド」をご
覧ください。PDF マニュアルはローランド・ホームページ「サポー
ト情報」よりダウンロードできます。
ローホームページ「サポ情報」
http://wwwrolandcojp/support/
ーン保存す
エディットしたシンセ・トーンは一時的なもので、電源を切ったり、他
のトーンを選んだりすると消えてしまいます。エディットしたシンセ・
トーンを残したい場合は、シンセ・トーンを保存します。
詳しくは JUPITER の取扱説明書をご覧ください。
JP Synth Editor を操作してシンセ・トーンを保存することはできま
せん。JUPITER 本体で保存してください。
JUPITER の操作 JP Synth Editor に反映させ
JUPITER 本体で操作したパラメーターを JP Synth Editor にリア
ルタイムに反映させることもできます。
JUPITER-80 の設定
1. [MENU]ボタンを押します。
2. System アイコンをタッチします。
3. SETUP タブをタッチします。
4. MIDI Tx/Rx タブをタッチします。
5. 「Transmit Edit Data」パラメーターを「ON」にします。
6. SYSTEM WRITE をタッチします。
JUPITER-50 の設定
1. [MENU]ボタンを押します。
2. [F3](SYSTEM)ボタンを押します。
3. [F1](SETUP)ボタンを押します。
4. [F4](MIDI)ボタンを押します。
5. 「Transmit Edit Data」パラメーターを「ON」にします。
6. [WRITE]ボタンを押します。
7. [F5](OK)ボタンを押します。
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Roland JUPITER-80 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
このマニュアルも適しています

Roland JUPITER-80は、直感的なインターフェースとパワフルなサウンドで、プロのミュージシャンにも愛されるシンセサイザーです。SuperNATURALシンセシスとモデリング技術を駆使し、アナログシンセ、エレクトリックピアノ、オルガンなど、幅広い音色をリアルに再現します。最大4パートのレイヤーと2系統のアルペジエイターを搭載し、複雑なフレーズやサウンドスケープも簡単に作成できます。ステップシーケンサーやボーカルエフェクトも内蔵しており、音楽制作の可能性をさらに広げます。ライブパフォーマンスにも適した頑丈な筐体で、プロのミュージシャンにも最適です。