Roland INTEGRA-7 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland INTEGRA-7 は、プロフェッショナルなミュージシャンや作曲家のための、パワフルで万能な音源モジュールです。8,000以上の音色を内蔵し、リアルなアコースティック・サウンドから最新のシンセサイザー・サウンドまで幅広くカバーしています。また、各パートごとに3バンド・イコライザー、コーラス、リバーブなどのエフェクトを搭載しており、音作りも自由自在です。

INTEGRA-7 は、直感的なユーザー・インターフェースで、タッチスクリーンでパラメーターを操作したり、ノブを回して音色を調整したりすることができます。また、USBポートを備えており、パソコンやタブレットと接続して音色データをロードしたり、パラメーターを編集したりすることができます。

INTEGRA-7 は、ライブ演奏やレコーディング、作曲など、さまざまなシーンで活躍する、頼りになる音源モジュールです。

主な機能

  • 8

Roland INTEGRA-7 は、プロフェッショナルなミュージシャンや作曲家のための、パワフルで万能な音源モジュールです。8,000以上の音色を内蔵し、リアルなアコースティック・サウンドから最新のシンセサイザー・サウンドまで幅広くカバーしています。また、各パートごとに3バンド・イコライザー、コーラス、リバーブなどのエフェクトを搭載しており、音作りも自由自在です。

INTEGRA-7 は、直感的なユーザー・インターフェースで、タッチスクリーンでパラメーターを操作したり、ノブを回して音色を調整したりすることができます。また、USBポートを備えており、パソコンやタブレットと接続して音色データをロードしたり、パラメーターを編集したりすることができます。

INTEGRA-7 は、ライブ演奏やレコーディング、作曲など、さまざまなシーンで活躍する、頼りになる音源モジュールです。

主な機能

  • 8
© 2012 ローランド株式会社
02
INTEGRA-7 Editor for iPad 取扱説明書
2
INTEGRA-7 Editor for iPad
「INTEGRA-7 Editor for iPad」は、ローランド INTEGRA-7 の各種パラメーターをエディットすることができる、iPad 用アプリです。
iPad USB ケーブルまたはワイヤレス LAN INTEGRA-7 に接続すると、iPad の画面解像度を生かした視認性のよいパラメーター・エディットが可
能になります。
エディットしたパラメーターは INTEGRA-7 に送信され、パラメーターの設定はリアルタイムに INTEGRA-7 に反映されます。
グラフィカルなエディット画面で、視覚的にパラメーターをコントロールすることができます。
「INTEGRA-7 Editor for iPad」では、以下のことができます。
Mixer、Part View 画面での各パートの LEVEL、PAN、EQ などのパラメーターのエディット
MOTIONAL SURROUND による各パートの音像定位のコントロール
SuperNATURAL Synth Tone のパラメーターのエディット
拡張(Expansion)音色のロード
Studio Set、SuperNATURAL Synth Tone INTEGRA-7 USER バンクへの保存
使用上のご注意
標につ
Roland、SuperNATURAL は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の登録商標または商標です。
文中記載の会社名及び製品名は、各社の登録商標または商標です。
その他の注意つい
iPad の失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。
製品の仕様や内容は、改良のため予告なく変更することがあります。
3
INTEGRA-7 Editor for iPad とは 2
使用上のご注意  2
INTEGRA-7 Editor for iPad の設定 4
USB ケーブルで接続する 5
必要な機材 
5
機材の接続 
5
設定 
5
ワイヤレス LAN で接続する 6
ワイヤレス LAN 機能とは? 
6
設定 
6
画面の見かた  8
画面の基本構成 
9
READ WRITE について 10
READ 
10
WRITE 
10
Studio Set Mixer 11
Part View 12
MOTIONAL SURROUND 13
SuperNATURAL Synth Tone Edit 14
パラメーター 
15
INTEGRA-7 のシンセ・トーンをエディットする 
16
シンセ・トーンを保存する 
17
目次
4
INTEGRA-7 Editor for iPad の設定
INTEGRA-7 Editor for iPad の画面右上の
ボタンをタップします。
設定画面が表示されます。
パラメーター 設定値 説明
モードセレクト
デモ INTEGRA-7 と接続せずに動作を試すときに選びます。
ノーマル
INTEGRA-7 と接続して使います。
通常はノーマルモードでお使いください。
MOTIONAL SURROUND
表示タイプ
詳細
MOTIONAL SURROUND 画面のパート・アイコンを選んでいる楽器のイラスト
で表示します。
シンプル MOTIONAL SURROUND 画面のパート・アイコンを簡易表示にします。
MOTIONAL SURROUND
ダイレクト ジャンプ
OFF、ON
この機能をオンにすると、音の定位のエリアをタップするだけで、カレント・パー
トの音の定位を設定することができます。
デバイス ID 17 32
INTEGRA-7 Device ID と同じ値にします。
デバイス ID の確認方法
[MENU][System]「MIDI」タブ→ Device ID の値を確認
MIDI デバイス MIDI デバイスを選びます。
取扱説明書 タップすると取扱説明書(本書)を表示します。
バージョン お使いの INTEGRA-7 Editor for iPad のバージョンを表示します。
5
USB ブル接続す
必要な機材
USB ケーブルで接続する場合は、以下の機材が必要です。
INTEGRA-7
USB 接続時に使うコネクター
Apple iPad Camera Connection Kit(第 3 世代までの iPad の場合)
Lightning - USB カメラアダプタ(第 4 世代以降の iPad の場合)
USB ケーブル
(タイプ A オス−タイプ B オス:市販品)
機材の接続
1. Apple iPad Camera Connection Kit または Lightning - USB
カメラアダプタを、iPad に接続します。
2. Apple iPad Camera Connection Kit または Lightning - USB
カメラアダプタの USB 端子と INTEGRA-7 USB COMPUTER
端子を、USB ケーブル(市販品)で接続します。
設定
INTEGRA-7 の設定
1. [MENU]ボタンを押します。
2. 「System」を選び[ENTER]ボタンを押します。
3. 「SETUP」タブを選びます。
4. 「USB Driver」パラメーターを「GENERIC(MIDI only)にします。
5. [SHIFT]ボタンを押しながら、[EDIT]ボタンを押してシステム
情報を保存します。
6. INTEGRA-7 を再起動します。
メモ
INTEGRA-7 を再起動すると、保存したシステム情報が有効になります。
INTEGRA-7 Editor for iPad の設定
1.
画面右上の
ボタンをタップします。
設定画面(P4)が表示されます。
2. デバイス ID INTEGRA-7 と同じにします。( 初期状態は 17
なります )
INTEGRA-7 のデバイス ID の確認方法
[MENU][System]「MIDI」タブ→ Device ID の値を確認
3. MIDI デバイスは INTEGRA-7 を選びます。
4. 設定画面以外のエリアをタップします。
設定画面が消えます。
5. [READ]ボタン (P10) を押します。
INTEGRA-7 の現在のパラメーター設定を読み込んで
INTEGRA-7 Editor for iPad のすべてのパラメーターを更新します。
メモ
INTEGRA-7 INTEGRA-7 Editor for iPad を接続した際には、最初
[READ]ボタンをタップして同期してください。
6
LAN 接続す
LAN 機能
INTEGRA-7 USB MEMORY 端子にワイヤレス USB アダプター(別
売)を装着することで、本アプリケーションをワイヤレスでご利用にな
れます。
INTEGRA-7
ワイヤレス USB アダプター
(別売)
無線 LAN 親機
(ワイヤレス LAN ルーターなど)
無線 LAN 無線 LAN
iPad
LAN 機能を使に必要なもの
電子楽器(ローランド INTEGRA-7)
ワイヤレス USB アダプター
(ローランド WNA1100-RL、ONKYO 社製 UWF-1 または同等品)
WPS に対応した無線 LAN 親機(ワイヤレス LAN ルーターなど)
設定
1. INTEGRA-7 側で、ワイヤレスの設定をします。
詳細は、ローランドの Web サイト(https://wwwrolandcom/jp/
support/owners_manuals/)→製品名(INTEGRA-7)→『ワイヤレ
LAN 機能について』をご覧ください。
2. iPad の設定画面の WiFi で、WiFi スイッチを ON にします。
3. ネットワークを選択  で、ご使用のルーター名を選択します。
Ad-Hoc モードで接続する場合は、INTEGRA-7_(WirelessID) を選択し
て、パスワードに Ad-Hoc Key を入力してください。
4. INTEGRA-7 Editor for iPad を起動します。
5.
画面右上の
ボタンをタップします。
設定画面(P4)が表示されます。
6. MIDI デバイスで、INTEGRA-7_(WirelessID) を選択します。
ご使用の INTEGRA-7 WirelessID を初期状態のままご使用のときは、
INTEGRA-7 と表示されます。
7. 設定画面以外のエリアをタップします。
設定画面が消えます。
8. [READ]ボタン (P10) を押します。
INTEGRA-7 の現在のパラメーター設定を読み込んで
INTEGRA-7 Editor for iPad の全てのパラメーターを更新します。
メモ
INTEGRA-7 INTEGRA-7 Editor for iPad を接続した際には、最初
[READ]ボタンをタップして同期してください。
LAN で接続す
7
MIDI デバスで INTEGRA-7_(WirelessID) が表示されない場合は、以下のを確認ださい。
確認事項 参照
楽器の電源は入っていますか?
ワイヤレス USB アダプターは、楽器につながっていますか?
ワイヤレス LAN 機能に対応した楽器を使用し
ていますか?
ワイヤレス LAN 機能に対応した機種については、
https://www.roland.com/jp/products/wna1100-rl/specications/をご覧ください。
楽器は無線 LAN に接続されていますか?
楽器の設定方法については、ローランドの Web サイト(https://www.roland.com/jp/
support/owners_manuals/→製品名INTEGRA-7)→『ワイヤレス LAN 機能について』
をご覧ください。
楽器と iPad は同じネットワークに(同じ無線
LAN 親機)に接続されていますか?
無線 LAN 親機は無線 LAN 機器同士の通信を
許可する設定になっていますか?
設定に関しては、無線 LAN 親機の取扱説明書をご覧ください。
8
画面の見
INTEGRA-7 Editor for iPadは、以下の 4つの画面で構成されています。
Studio Set Mixer 画面(P11)
MOTIONAL SURROUND 画面(P13)
Part View 画面(P12)
SuperNATURAL Synth Tone Edit 画面(P14)
画面の見か
9
画面の基本構成
設定画面表示エリア
各画面の表示ボタン
このボタンを押すと、ボタンに対応した
設定画面を表示します。
ボタン 画面
Studio Set Mixer 11 ページ
Part View 12 ページ
MOTIONAL
SURROUND
13 ページ
SuperNATURAL
Synth Tone Edit
14 ページ
EXPANSION 仮想スロットに音色データを読み込む
[PART]ボタン
カレントパート(選択されているパート)
を変更します。
パート番号をタップすると枠が水色に変わ
り、カレント・パートになります。
STUDIO SET
スタジオ・セット名を表示します。
をタップするとスタジオ・セット・リ
ストが表示されます。
TONE
カレント・パートのトーンを表示します。
TYPE
トーンのタイプを表示します。
NAME
トーン名を表示します。
をタップするとトーン・リストが表示されます。
[設定]ボタン
INTEGRA-7 Editor for iPad の設定画面を表
示します。
[PREVIEW]スイッチ
スイッチを下に動かすとスイッチがホール
ドされ、プレビューが鳴り続けます。
[READ]ボタン
このボタンをタップすると、INTEGRA-7
体の現在のパラメーター設定を読み込んで、
INTEGRA-7 Editor for iPad のすべてのパ
ラメーターを更新します。
INTEGRA-7INTEGRA-7 Editor for iPad
を接続した際には、最初に[READ]ボタ
ンをタップして同期してください。
[WRITE]ボタン
このボタンを押すと、
INTEGRA-7 Editor for iPad の設定値を
INTEGRA-7 Studio Set Tone に保存
する画面を表示します。
ドラッグ
[LOAD]ボタン
EXPANSION
SOUNDS
EXPANSION
仮想スロット
EXPANSION
SOUNDS にある音色
データのイラストを
EXPANSION 仮想ス
ロットにドラッグした
あと、[LOAD]ボタン
をタップします。
MIDI インジケーター
MIDI メッセージの送受信をしているときに
点灯します。
10
READ WRITE つい
READ
INTEGRA-7 本体の現在のパラメーター設定を読み込んで、
INTEGRA-7 Editor for iPad のすべてのパラメーターを更新します。
INTEGRA-7 Editor for iPadではなく、INTEGRA-7本体を操作したとき
は、両者のパラメーター設定に違いが生じるので必ず[READ]ボタン
をタップしてください。
INTEGRA-7 INTEGRA-7 Editor for iPad を接続した際には、最初に
[READ]ボタンをタップして同期してください。
WRITE
Studio Set パラメーターまたは、Tone パラメーターを INTEGRA-7
体の USER バンクに保存します。
Studio Set パラメーターは、MOTIONAL SURROUND、Studio Set
Mixer、Part View 画面でエディット可能なパラメーターすべてが含ま
れます。
Tone パラメーターは、SuperNATURAL Synth Tone のみとなります。
[WRITE]ボタンをタップすると以下の画面が表示されます。
1. [STUDIO SET]ボタンか[TONE]ボタンをタップして保存対
象を選びます。
2. 保存先リストから保存先をタップして選びます。
3. [Execute]ボタンをタップします。
[STUDIO SET]ボタン、[TONE]ボタン
保存対象を選びます。
保存先リスト
リストの中から保存先を選びます。
トーンのタイプ、バンク、番号、トーン名、
カテゴリーが表示されています。
[WRITE]ボタン
Write 画面を表示します。
[EXECUTE]ボタン
保存します。
11
Studio Set Mixer
各パートの音量、パン、イコライザー、ミュート、全体の音量やイコライザーを設定します。
レベル・スライダー
各パートの音量を調節します。
[MUTE]スイッチ
音を鳴らさないときはスイッチをオンにします。
MUTE スイッチ 説明
ミュートがオンです
(パートの音は鳴りません)
ミュートがオフです
(パートの音が鳴ります)
スタジオ・セットのパート番号
画面を左右にフリックして表示しているパートを
切り替えます。
マスター・レベル
INTEGRA-7 全体の音量やイコライザーの設定をし
ます。
音色名
各パートの音色名を表示します。
[PAN]つまみ
各パートの左右の音の定位を設定します。
[EQ]ボタン
3 バンドイコライザーの画面が表示されます。
パートごとに設定できます。
12
Part View
各パートの音色名や音量、パン、エフェクト、MIDI チャンネル、ミュートなどの設定を確認したり、変更したりできます。
パート・パラメーター
以下のパラメーターは、画面の各項目をドラッグするこ
とで設定値を変更することができます。
パラメーター 説明
LEVEL パートの音量を設定します。
PAN パートの音の定位を設定します。
CHORUS コーラス・センド・レベルを設定します。
REVERB リバーブ・センド・レベルを設定します。
CH MIDI チャンネルを設定します。
パラメーター 説明
MUTE
タップするたびにミュートのオン/オフ
が切り替わります。
トーンの情報
項目 説明
PART パート番号が確認できます。
TYPE トーンのタイプが確認できます。
BANK トーンのバンクが確認できます。
CATEGORY トーンのカテゴリーが確認できます。
パート・パラメーター
パラメーター 説明
TONE 画面のトーン名をタップするとトーン・セレクト画面が表示されます。
トーン・セレクト画面
カテゴリー別トーン・リストとバンク別トーン・リストがあります。[BY CATEGORY]ボタン
[BY TONE & BANK]ボタンで切り替えます。
カテゴリー別トーン・リスト バンク別トーン・リスト
ボタン 説明
[BY CATEGORY]
カテゴリー別トーン・リストを表示します。
画面左側のカテゴリー・アイコンを選ぶと、右側に選ん
だカテゴリーのトーン・リストが表示されます。
[BY TONE & BANK]
バンク別トーン・リストを表示します。
画面左側のバンク・アイコンを選ぶと、右側に選んだバ
ンクのトーン・リストが表示されます。
トーン・リストのトーン名をタップして選んだら、[×]ボタンをタップしてトーン・セレクト画
面を閉じます。
13
MOTIONAL SURROUND 画面は以下のような構成です。
MOTIONAL SURROUND
音の定位
各パートのアイコンをドラッグして音の定位を変更します。
MOTIONAL SURROUND スイッチ
MOTIONAL SURROUND のオン/オフを切り替えます。
ROOM TYPE
アンビエンスをシミュレートする部屋のタイプを選びます。
タイプ 説明
ROOM 1, 2 部屋の中で演奏しているような響き
HALL 1, 2 コンサート・ホールで演奏しているような響き
ROOM SIZE
アンビエンスをシミュレートする部屋の大きさを設定します。
サイズ 説明
LARGE 大きな部屋
MEDIUM 大きな部屋と小さな部屋の中間
SMALL 小さな部屋
LEFT<>RIGHT
音の左右の定位を数値で変更します。
L64(左)〜 0(中央)〜 63R(右)
FRONT<>BACK
音の前後の定位を数値で変更します。
F63(前)〜 0(中央)〜 64B(後)
設定ボタン
INTEGRA-7 Editor for iPad の設定画面(P4)を表示します。
シンプル表示ダイレクト・ジャンプ
この機能をオンにすると、
音の定位のエリアをタッ
プするだけで、カレント・
パートの音の定位を設定
することができます。
14
SuperNATURAL Synth Tone Edit
SuperNATURAL Synth Tone Edit 画面は以下のような構成です。
設定ボタン
INTEGRA-7 Editor for iPad の設定画面(P4)
を表示します。
パーシャル・スイッチ
パーシャルのオン/オフを切り替えます。
ボタン 説明
パーシャルがオンです。
パーシャルがオフです。
パーシャル・セレクト
エディットの対象になるパーシャルを選びます。
ボタン 説明
エディット中のパーシャルです。
エディットしていないパーシャルで
す。
コモン
エディットするパラメーターの切り替えや、シンセ トーン共通のパラメーターを設定します。
パラメーター切り替えタブ
エディットするパラメーターの種類を
切り替えます。
CATEGORY
トーンのカテゴリーを表示します。
COMMON パラメーター
エディット対象のレイヤー内で、共通
のパラメーターです。
パラメーター名と値
最後にエディットしたパラメー
ター名とその値を表示します。
パラメーター
シンセ・トーン・パラメーターを設定し
ます(P15)
本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定と本文中の画面上の設定は一致していないことがあります。あらかじめご了承
ください。
SuperNATURAL Synth Tone Edit
15
パラーター
シンセ・トーン・パラメーターを設定します。選んだパラメーター切り替えタブによって表示される画面が切り替わります。
OSC FILTER AMP
『パラメーター切り替えタブ』(P14)を「OSC FILTER AMP」にすると表示されます。
LFO
『パラメーター切り替えタブ』(P14)を「LFO」にすると表示されます。
OSC(オシレーター)
オシレーターは、音の基本となる波形を作ります。
波形を選ぶとともに、音の高さ(ピッチ)も決めます。
各トーンに 1 つずつオシレーターがあります。それぞれ単独で使うことも、3 つを
合わせて分厚い音や複雑な音を出すこともできます。
FILTER(フィルター)
フィルターは、音の鳴りかたや特徴を決めているパラメーターのひとつです。フィ
ルターを変えると音質を変えることができます。決められた周波数(カットオフ周
波数)より低い成分だけを通すロー・パス・フィルター(LPF)や高い成分だけを通
すハイ・パス・フィルター(HPF)などがあります。
AMP(アンプ)
アンプは、音量をコントロールするパラメーターです。値を大きくするほど音量が
大きくなります。
LFO
LFO とは Low Frequency Oscillator(ローフリケンシーオシレーター)の略で、
非常に遅い周期の低周波発振器のことです。正弦波、三角波、矩形波、のこぎり波
などの波形を出力します。
他の音声信号などを LFO で変調することによってビブラートやトレモロなどの効果
を加えることができます。
MODULATION LFO
ピッチ・ベンド/モジュレーション・レバーを向こう側に倒したときにかかる LFO
のことです。LFO と同様に設定します。
SuperNATURAL Synth Tone Edit
16
INTEGRA-7 エデ
INTEGRA-7 から INTEGRA-7 Editor for iPad にシンセ・トーンの設定を読み込んで、エディットすることができます。
1. [READ]ボタンをタップします。
INTEGRA-7 からシンセ・トーン・パラメーターが INTEGRA-7 Editor for iPad に送信されます。現在のシンセ・トーン・パラメーターの設定が
INTEGRA-7 Editor for iPad に表示されます。
メモ
INTEGRA-7 本体を操作したときは、[READ]ボタンをタップしてください。現在の INTEGRA-7 の状態が INTEGRA-7 Editor for iPad に読み込まれ
ます。
2. パラメーターをエディットします。
エディットしたパラメーターが INTEGRA-7 に送信されます。パラメーターの設定はリアルタイムに INTEGRA-7 に反映されます。
つまみ、スライダー
つまみやスライダーを上下にド
ラッグすると、値が変化します。
メモ
左右にドラッグすると、値を微
調整することができます。
素早く 3 回タップすると、値を
初期値に戻すことができます。
ボタン、スイッチ
ボタンやスイッチをタップすると、
値が切り替わります。
PCM 番号
WAVE PCM を選んだときに
タップすると、WAVE NUMBER
ポップアップが表示されます。
[READ]ボタン
SuperNATURAL Synth Tone Edit
17
メモ
パラメーターのエディットは iPad 「マルチタッチ」に対応しています。複数のパラメーターを同時にエディットすることができます。
トーンパラメーターの詳細は PDF マニュアルの「INTEGRA-7 パラメーターガイド」をご覧ください。PDF マニュアルはローランドホームペー
「取扱説明書」よりダウンロードできます。
ローホームペー「取扱説明書」
https://wwwrolandcom/jp/support/owners_manuals/
・ト
エディットしたシンセ・トーンは一時的なもので、電源を切ったり、他のトーンを選んだりすると消えてしまいます。エディットしたシンセ・トーンを
残したい場合は、シンセ・トーンを INTEGRA-7 USER バンクに保存します。
1. [WRITE]ボタンをタップします。
Write 画面が表示されます。
2. 保存先を選び、[EXECUTE]ボタンをタップします。
保存をキャンセルするときは、[×]ボタンをタップして Write 画面を閉じます。
[STUDIO SET]ボタン、[TONE]ボタン
保存対象を選びます。
保存先リスト
リストの中から保存先を選びます。
トーンのタイプ、バンク、番号、トーン名、
カテゴリーが表示されています。
[WRITE]ボタン
Write 画面を表示します。
[EXECUTE]ボタン
保存します。
  • Page 1 1
  • Page 2 2
  • Page 3 3
  • Page 4 4
  • Page 5 5
  • Page 6 6
  • Page 7 7
  • Page 8 8
  • Page 9 9
  • Page 10 10
  • Page 11 11
  • Page 12 12
  • Page 13 13
  • Page 14 14
  • Page 15 15
  • Page 16 16
  • Page 17 17

Roland INTEGRA-7 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland INTEGRA-7 は、プロフェッショナルなミュージシャンや作曲家のための、パワフルで万能な音源モジュールです。8,000以上の音色を内蔵し、リアルなアコースティック・サウンドから最新のシンセサイザー・サウンドまで幅広くカバーしています。また、各パートごとに3バンド・イコライザー、コーラス、リバーブなどのエフェクトを搭載しており、音作りも自由自在です。

INTEGRA-7 は、直感的なユーザー・インターフェースで、タッチスクリーンでパラメーターを操作したり、ノブを回して音色を調整したりすることができます。また、USBポートを備えており、パソコンやタブレットと接続して音色データをロードしたり、パラメーターを編集したりすることができます。

INTEGRA-7 は、ライブ演奏やレコーディング、作曲など、さまざまなシーンで活躍する、頼りになる音源モジュールです。

主な機能

  • 8