Dell /EMC AX4-5i リファレンスガイド

  • こんにちは!Dellフェイルオーバークラスタのユーザーマニュアルの内容を理解しています。このマニュアルでは、システム要件からメンテナンス方法、トラブルシューティングまで、詳細な手順が記載されています。クラスタの構成、ネットワーク設定、ストレージの追加方法など、ご不明な点がございましたらお気軽にご質問ください。
  • クラスタノードに最低限必要なRAM容量は?
    クラスタノードに必要なNIC数は?
    共有ストレージの種類は?
    メンテナンスモードとは?
    Windows Server 2003とWindows Server 2008を同じクラスタで使用できますか?
Microsoft®Windows Server®2008/Windows Server 2008 R2 使用する
Dell™フェイルオーバークラスタ ソフトウェアのインストールトラブルシューティング
はじめに
システムのクラスタリングへの準備
クラスタ管理ソフトウェアのインストール
フェイルオーバークラスタについて
クラスタのメンテナンス
クラスタ構成へのアップグレード
トラブルシューティング
メモ、注意、警告
本書 予告なく されることがあります
©2008-2009すべての著作Dell Inc. にあります
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています
本書に使用されている商標:DellDELL ロゴPowerEdgePowerVault および OpenManage Dell Inc. の商標ですActive DirectoryMicrosoftWindowsWindows Server および Windows NT は米国その
他の国における Microsoft Corporation の商標または登録商標です
EMC および Access Logix EMC Corporation の登録商標および商標です
商標または製品の権利を主張する事業体を表すためにその他の商標および社名が使用されていることがありますそれらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に帰属するものではありません
2009 10 Rev. A01
メモコンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています
注意: 手順 わない場合 ハードウェアの損傷やデータの損失 可能性があることをしています
警告: 物的損害、けがまたは死亡原因となる可能性があることを しています
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クラスタ管理ソフトウェアのインストール
Microsoft®Windows Server® 2008/Windows Server 2008 R2 使用する Dell™フェイルオーバークラスタ ソフトウェアのインストールトラブルシューティン
Microsoft フェイルオーバークラスタ管理コンソール
本項ではMicrosoft®フェイルオーバークラスタ管理コンソールを使用してクラスタを設定および管理する方法について説明します
Microsoft フェイルオーバークラスタ管理コンソール
フェイルオーバークラスタ管理コンソールはクラスタの設定と管理を行Microsoft のツールです。以下の項ではフェイルオーバークラスタ管理コンソールをクラスタノードでローカルで実行する
順と、このツールをリモートコンソールにインストールする手順を説明しますフェイルオーバークラスタ管理コンソールを起動するにはスタート® すべてのプログラム® 管理ツール® Failover
Cluster Managementフェイルオーバークラスタ管理)の順にクリックします
リモートコンソールでのフェイルオーバークラスタ管理
Microsoft Windows®OS を実行しているリモートコンソールまたは管理ステーションにリモートサーバー管理ツールRSATとフェイルオーバークラスタリング機能をインストールすることでクラ
スタサービスをリモートで管理および監視できます
フェイルオーバークラスタリングRSAT ツールにはフェイルオーバークラスタマネージャ コンソールと cluster.exe コマンドラインツールがあります
Remote Server Administration Toolsリモートサーバー管理ツールのパッケージをリモートコンソールにインストールするには、次の手順を実行します
1. リモートコンソールとして設定する Windows OS が実行されているシステムで、次の順にクリックします
スタート® サーバーマネージャ® 機能® 機能 追加
2. Remote Server Administration Toolsリモートサーバー管理ツールタブを展開し、Feature Administration Toolsリモート管理ツール)を展開します
3. Failover Clustering Toolsフェイルオーバークラスタリングツールオプションを選択し、Next(次へ)をクリックします
4. Installインストールをクリックします
数分後に、Remote Server Administration Toolsリモートサーバー管理ツールパッケージがインストールされます
リモートコンソールでのフェイルオーバークラスタ管理コンソールの起動
リモートコンソールで以下の手順を実行します
1. Failover Clustering ToolsフェイルオーバークラスタリングツールがシステムRSAT からインストールされていることを確認します
2. スタート をクリックし管理ツール選択します
3. Failover Cluster Managementフェイルオーバークラスタ管理)を選択します
4. コンソールAction(操作)タブをクリックしManage a Clusterクラスタを管理するオプションを選択します
5. 管理するクラスタの名前を入力しOK をクリックします
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はじめに
Microsoft®Windows Server® 2008/Windows Server 2008 R2 使用する Dell™フェイルオーバークラスタ ソフトウェアのインストールトラブルシューティン
Windows Server 2008 を使用するフェイルオーバークラスタの機能
サポートされるクラスタ構成
システム要件
そののマニュアル
Dell™フェイルオーバークラスタとは、複のシステムをグループしたものです。共通のアプリケーションセットが実行されクライアントアプリケーションからは単一の論理システムが動作しているよ
うにえますクラスタのシステム=ノード)は、LAN または WAN によって物理的に接続されクラスタソフトウェアによって設定されていますクラスタのシステムまたはネットワーク接続に障害
が発生するとアクティブノードのサービスはクラスタのパッシブノードにフェイルオーバーします
Microsoft®Windows Server®2008 で設定されたフェイルオーバークラスタはデータベースメッセージングシステムファイルサービス、印刷サービス、仮想化された作業負荷などのミッショ
ンクリティカルなアプリケーションにして、高い可用性とスケーラビリティを提供しますクラスタのいずれかのノードが(障害またはメンテナンスのためにダウンして)使用できなくなるとクラスタ内の
のノードがじサービスを提供しますサービスにアクセスしているユーザーは作業を続けサービスの中断に気づきません
Windows Server 2008 にはクラスタの作成と管理を簡素化する機能が用意されていますウィザードを使用して1 つのクラスタ全体をシームレスな一連の手順で作成することができます
Windows Server 2008 使用するフェイルオーバークラスタの機能
Windows Server 2008 使用するフェイルオーバークラスタでは、使用するストレージアレイにじて 1 つのクラスタに最大 16 のノードを実装できますまた、用意されている機能は次のとおりで
す。
l ファイバーチャネルSASシリアル接続 SCSI)、または iSCSI テクノロジを搭載した共有ストレージバス
l ネットワーククライアントにするリソースの高可用性
l 共有ストレージにする冗長パス
l アプリケーションおよびサービスの障害復旧
l クラスタ全体をオフラインにしないでノードやストレージシステムの修復、メンテナンスアップグレードが可能な柔軟なメンテナンス機能
Windows Server 2008 使用するフェイルオーバークラスタには、次のサービスと機能が用意されています
l フェイルオーバークラスタ管理インタフェース - この管理インタフェースはタスク志向のツールです。管理インタフェースMicrosoft Management Console 3.0 および
cluadmin.msc にアクセスするにはスタート® すべてのプログラム® 管理ツールにクリックします
l Validate a Configuration(設定の検証)ウィザード - Windows Server 2008 のクラスタツールには Validate a Configuration(設定の検証)ウィザードが組み込まれていま
。設定が複雑なためにクラスタが正常に機能しない場合は、このウィザードを使用して問題を検出できますValidate a Configuration(設定の検証)ウィザードによりクラスタのシス
テムに一連のテストが実行され、次のことがわれます
¡ ソフトウェアのインベントリのチェック
¡ ネットワークおよび接続されているストレージのテスト
¡ システム設定の検証
l クラスタ作成の新しい方法 - 初期設定タスクICTインタフェースまたは 管理ツール Server Managerサーバーマネージャインタフェースを使用してフェイルオーバークラス
タリング機能をインストールできますServer Managerサーバーマネージャインタフェースを使用してクラスタリングをアンインストールすることもできますWindows Server 2008
実行しているシステムの場合、フェイルオーバークラスタリング機能をインストールするにはAdd Feature(機能の追加)ウィザードを使用する必要があります
l レガシークラスタの移行 - Windows Server 2003 実行しているクラスタを Windows Server 2008 に移行することができますWindows Server 2008 の移行機能にアクセス
するにはMigrate Services and Applications(移行のサービスとアプリケーションウィザードを参照してくださいMigrate Services and Applications(移行のサービスとアプリ
ケーションウィザードを実行すると、移行タスクにする情報を含むレポートが作成されます
l 共有のスコーピングと管理の改善 - Windows Server 2008 実行しているフェイルオーバークラスタを使用して可用性の高い共有を作成する処理は、Add a Shared Folder(共有フ
ォルダの追加)ウィザードを使用すると非常に簡単ですまたBrowse(参照)ボタンを使えば、可能性の高い共有に使用するフォルダを素早く確実に識別することができます
l ストレージとバックアップのサポートが向上 - Windows Server 2008 実行するフェイルオーバークラスタのアーキテクチャはストレージに関連する部分が変更され、安定性とスケーラ
ビリティが向上しています
l メンテナンスモードの- Maintenanceメンテナンスモードを使用してクラスタディスクのリソースにしてボリュームのスナップショットChkDskチェックディスクなどのメンテナン
スおよび管理タスクを実行しますMaintenanceメンテナンスモードにるとクラスタディスクでメンテナンスをっているにフェイルオーバーが実行されないようにクラスタの稼動状
況の監視がしばらくオフになります
l スケーラビリティの向上 - Windows Server 2008 x64 実行しているフェイルオーバークラスタは16 ノードをサポートできますWindows Server 2008 実行しているフェイルオ
ーバークラスタはGPTGUID パーティションテーブルディスクパーティショニングシステムを使用するディスクもサポートできますプライマリパーティションの数は、MBRマスターブートレコ
ードディスクでは 4 ですがGPT ディスクでは 128 まで可能ですまたMBR ディスクでは 2 TB までに制限されているパーティションのサイズもGPT ディスクでは 2 TB える設定が
可能です
l クォーラムモデル - Windows Server 2008 フェイルオーバークラスタリングのクォーラムモデルは、(以前のバージョンで発生していた)単一障害点が発生しないように改良されています
クォーラムを確立するには、次4 つの方法があります
メモ本書Microsoft®Windows Server®2008 と書かれている場合は、Microsoft Windows Server 2008 または Microsoft Windows Server 2008 R2 のいずれかを
しますフェイルオーバークラスタで使用できる Dell 承認OS のリストは、高可用性クラスタリングにするデルのウェブサイト www.dell.com/ha 、『Dell Cluster
Configuration Support Matrices』(Dell クラスタ構成のサポートマトリクス)を参照してください
メモじクラスタWindows Server 2003 を実行するノードと Windows Server 2008 を実行するノードを設定することはできませんまたフェイルオーバークラスタノード
は、Windows NT 4.0 ベースのドメインではなくMicrosoft Active Directory®ベースのドメインにえる必要があります
¡ マジョリティなし - ディスクのみWindows Server 2003 共有ディスククォーラムと同様)
¡ ノードマジョリティWindows Server 2003 マジョリティノードセットと同様)
¡ ノードおよびディスクマジョリティ
¡ ノードおよびファイル共有マジョリティ
l ネットワーク機能 - Windows Server 2008 実行しているフェイルオーバークラスタでは、新しいネットワーキングモデルが採用され、以下のサポートが改善されています
¡ 地理的に分散したクラスタ
¡ クラスタノードを別々のサブネット上に設置可能
¡ IP アドレスをクラスタのインタフェースに割り当てるための DHCP サーバー
¡ クラスタのハートビートメカニズムと IPv6 のサポートが向上
サポートされるクラスタ構成
Windows Server 2008 を実行しているフェイルオーバークラスタで使用できる Dell 承認のハードウェアファームウェアおよびソフトウェアのコンポーネントのリストは、高可用性クラスタリングに
するデルのウェブサイト www.dell.com/ha 、『Dell Cluster Configuration Support Matrices』(Dell クラスタ構成のサポートマトリクス)を参照してください
クラスタのコンポーネントと要件
使用するクラスタにはのコンポーネントが必要です
l OS
l クラスタノードサーバー
l クラスタストレージ
OS
Dell フェイルオーバークラスタはWindows Server 2008 with x64 bit Enterprise Edition のみをサポートしています。機能の詳しいリストはWindows Server 2008, x64 bit,
Enterprise Edition のマニュアルを参照してください
システム要件
以下の項ではWindows Server 2008 使用するフェイルオーバークラスタのクラスタノードとストレージシステムの要件についてまとめます
クラスタノード
クラスタノードのハードウェア要件1-1 に示します
1-1クラスタノードの要件
メモ1 つのクラスタでの複数 OS の実行は、ローリングアップグレードのみサポートされています。別OS を実行しているフェイルオーバークラスタを Windows Server 2008,
Enterprise x64 Edition にアップグレードすることはできませんWindows Server 2008, Enterprise x64 Edition では、新規クラスタインストールのみが許可されています
最小要件
Windows Server 2008 実行している 2 台以上、最大 16 台のPowerEdge システム
クラスタノードになくとも 512 MB RAM が装備されていること
2 枚以上NIC1 はパブリックネットワーク用で、もう 1 はプライベートネットワーク用)。
メモパブリックネットワーク用のNIC は同一仕様のものプライベートネットワーク用のNIC も同一仕様のものを使うことをおめします
ノードについて2 台以上の内蔵ハードドライブに接続された 1 つのコントローラサポートされている RAID コントローラまたはディスクコントローラならどれでも使用で
きます
ミラーリングRAID 1には 2 のハードドライブパリティきのディスクストライプRAID 5には 3 台以上のハードドライブが必要です
メモ内蔵ドライブにはハードウェアベースの RAID または ソフトウェアベースのディスクフォールトトレランスの使用を強くおめします
l ファイバーチャネルストレージを使用したクラスタの場合は、各ノードに 2 つのファイバーチャネル HBAただしサーバーに内蔵(またはサポートされている)デ
ュアルポートファイバーチャネル HBA が含まれている場合を除く。
クラスタストレージ
Windows Server 2008 使用して Dell フェイルオーバークラスタを設定するにはすべてのクラスタノードを共通の共有ストレージに接続しておいてくださいストレージアレイの種類とアレイの
トポロジによってクラスタの設計が影響を受ける場合がありますたとえば、直接接SAS ストレージアレイは 2 つのクラスタノードをサポートできるのにしてSAN 接続のファイバーチャネルま
たは iSCSI アレイは 16 のクラスタノードをサポートできます
共有ストレージアレイではクラスタされたアプリケーションとサービスのデータを、各クラスタノードがアクセスできる共通の場所に保存することができます。特定の時点で所定のディスクボリュームへ
のアクセスまたはコントロールが可能なのは 1 つのノードだけですが、共有ストレージアレイを使用することで1 つのノードに障害が発生した場合に、他のノードがそれらのボリュームをコントロールで
きるようになりますこれは、他のクラスタリソースがりのノードにフェイルオーバーする能力をめることにもなりますこの能力はディスクボリュームによって左右されます)。
また、冗長パスを使用してノードを共有ストレージアレイに接続することをおめしますノードとストレージアレイの間に複数の接続(=パス)を提供することで、単一障害点が減ります(単一障害点が
いとクラスタされたアプリケーションまたはサービスの可用性に影響が及ぶ可能性があります)。
ストレージアレイを使用した Dell フェイルオーバークラスタソリューションの導入に関する詳細および推奨事項については、該するストレージアレイDell フェイルオーバークラスタハードウェアの
インストール&トラブルシューティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウンロードし、「クラスタハードウェアのケーブル接続」の項を参照してください
そののマニュアル
l Dell Windows Server フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングには、お使いのクラスタに共有ストレージを導入するための具体的な設定手順が説
されています
l Dell Cluster Configuration Support Matrices』(デルのクラスタ構成のサポートマトリクスにはフェイルオーバークラスタ環境で使用できる Dell 承認のハードウェアファームウェ
ア、およびソフトウェアのコンポーネントのリストがあります
l ラックソリューションに付属の『ラック取り付けガイドではシステムをラックに取り付ける方法について説明しています
l はじめにでは
最初にシステムをセットアップする場合の概要を説明しています
l HBA のマニュアルではHBA の取り付け手順について説明しています
l システム管理ソフトウェアのマニュアルではソフトウェアの機能、動作件、インストールおよび基本操作について説明しています
l OS のマニュアルではOS ソフトウェアのインストール手順(必要な場合)や設定方法、および使い方について説明しています
l システムとは別に購入されたコンポーネントのマニュアルでは、購入されたオプション装置の取り付けや設定について説明しています
l Dell PowerVault のテープライブラリのマニュアルではテープライブラリのインストールトラブルシューティングおよびアップグレードについて説明しています
l システムソフトウェアまたはマニュアルの変更について記載されたアップデート情報がシステムに付属していることがあります
l システムやマニュアルの最新のアップデート情報、または専門知識をおちのユーザーや技術者向けの高度な技術上の参考資料が記載されたリリースノートまたは readme ファイルが含ま
れている場合があります
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l SAS ストレージを使用したクラスタの場合は、各ノードに 1 つまたは 2 つの SAS 5/E HBA
メモ可能なら、各 HBA を別々PCI バスに接続すると可用性とパフォーマンスが向上しますサポートされているシステムと HBA については、高可用性クラスタに
するデルのウェブサイト www.dell.com/ha 、『Dell Cluster Configuration Support Matrices』(デルのクラスタ構成のサポートマトリクス)を参照してくださ
い。
iSCSI ストレージを使用したクラスタの場合は、OS と共iSCSI Software InitiatoriSCSI ポートドライバとイニシエータサービスを含むがインストールされます
ノードに 2 iSCSI NIC または 2 のギガビットイーサネット NIC ポートTOETCP/IP オフロードエンジンまたは iSCSI オフロード機能を備えた NIC も、
iSCSI トラフィック用に使用できます
メモ可能なら、各 NIC を別々PCI バスに接続すると可用性とパフォーマンスが向上しますサポートされているシステムと HBA については、高可用性クラスタに
するデルのウェブサイト www.dell.com/ha 、『Dell Cluster Configuration Support Matrices』(デルのクラスタ構成のサポートマトリクス)を参照してくださ
い。
警告: システムに同梱されている安全情報のマニュアルには、安全および認可機する重要 情報記載されています。保証情報このマニュアルにまれている場合
、別文書としてする場合があります
メモDell PowerEdge クラスタDell ブレードサーバーモジュールを設定するにはデルサポートサイト support.dell.com/manuals で『Using Dell Blade Servers in a Dell
PowerEdge High Availability Cluster』(Dell PowerEdge 高可用性クラスタにおける Dell ブレードサーバーの使い方)を参照してください
メモこのアップデート情報には他の文書の内容を差し替える情報が含まれていることがあるので、必ず最初におみください
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クラスタのメンテナンス
Microsoft®Windows Server® 2008/Windows Server 2008 R2 使用する Dell™フェイルオーバークラスタ ソフトウェアのインストールトラブルシューティン
フェイルオーバークラスタノードへのストレージの追加
フェイルオーバークラスタノードのネットワーク設定
クラスタされたサービスまたはアプリケーションのメンテナンス
クラスタノードのクラスタサービスの開始または停止
メンテナンスモードのクラスタディスクchkdsk 実行する方法
フェイルオーバークラスタのイベントログの表示
本項ではDell™フェイルオーバークラスタにおけるクラスタコンポーネントの追加、設定、および削除など、複のメンテナンスタスクを行う手順を説明します
フェイルオーバークラスタノードへのストレージの追加
フェイルオーバークラスタリングでは、共有ストレージ内の使用可能なすべてのディスクがAvailable Storage(使用可能なストレージグループという名前のグループにまとめられますストレージ
を既存のフェイルオーバークラスタに追加することも可能ですストレージを既存のフェイルオーバークラスタに追加するには、次の手順を実行します
1. フェイルオーバークラスタ管理 コンソールを開きクラスタに接続します
2. Storage(記憶域)を右クリックしAdd a Diskディスクを追加するをクリックしますすべてのクラスタノードで表示されクラスタ化が可能なディスクがすべて一覧表示されます
3. 追加するディスクを選択し、OK をクリックします
OK をクリックするとディスクがフェイルオーバークラスタの Available Storage(使用可能なストレージグループに追加されます
フェイルオーバークラスタノードのネットワーク設定
クラスタノードには、少なくとも 2 つのネットワークが必要です1 つはプライベートネットワークのトラフィック用、もう 1 つはパブリックネットワークのトラフィックですフェイルオーバークラスタリン
グではネットワークの使用1) クラスタに許可する2) ノードのみまたはノードとクライアントに許可する3) クラスタにネットワークの使用を)まったく許可しないことができますプライベートネット
ワークはクラスタノードのみに使用を許可し、パブリックネットワークはクラスタノードおよびクラスタに接続されているクライアントに使用を許可するというのが、一般に認められた慣行です
フェイルオーバークラスタのネットワーク設定は、次の手順で行います
1. フェイルオーバークラスタ管理 コンソールを開き、クラスタに接続します
2. Networksネットワーク)を展開し、設定うネットワークをクリックしModify(変更)をクリックします
3. ネットワークを設定します
l プライベートネットワークではAllow the cluster to use this network onlyクラスタにこのネットワークのみの使用を許可する)を選択します
l パブリックネットワークではAllow the cluster to use this networkこのネットワークの使用をクラスタに許可するAllow clients to connect through this
networkこのネットワーク経由での接続をクライアントに許可する)の両方を選択します
l iSCSI ネットワークなど、設定される可能性のあるそののネットワークではDo not allow the cluster to use this networkこのネットワークの使用をクラスタに許可しな
い)を選択します
クラスタされたサービスまたはアプリケーションのメンテナンス
メンテナンスまたは診断を行うためにクラスタされたサービスまたはアプリケーションのいずれかをオフラインにすることができますクラスタサービスはクラスタされたサービスまたはアプリケー
ションをオンラインまたはオフラインにする前に、すべての依存関係が満たされていることを確認します
クラスタされたサービスまたはアプリケーションをオンラインまたはオフラインにするには、次の手順を実行します
1. フェイルオーバークラスタ管理コンソールをくにはスタート® 管理ツールにクリックします
2. サービスとアプリケーション下でオンラインまたはオフラインにするサービスまたはアプリケーションに移動します
3. サービスまたはアプリケーションをクリックし、次のオプションのいずれかを選択します
l Bring this service or application onlineこのサービスまたはアプリケーションをオンラインにする
l Take this service or application offlineこのサービスまたはアプリケーションをオフラインにする
クラスタノードのクラスタサービスの開始または停止
フェイルオーバークラスタリングではノードのトラブルシューティングまたはメンテナンス処理を行うためにノードのクラスタサービスを停止し、再開することができますクラスタサービスを停止する
と、そのノードでホストされているアプリケーションまたはサービスのすべてがもう一方のノードにフェイルオーバーします
ノードのクラスタサービスを停止または再開する手順は、次のとおりです
1. フェイルオーバークラスタ管理 コンソールで、停止または再開するノードをクリックします
2. More Actionsその他の操作)をクリックし、表示されるのオプションのいずれかを選択します
l Stop Cluster Serviceクラスタサービスを停止する
l Start Cluster Serviceクラスタサービスを開始する
メンテナンスモードのクラスタディスクchkdsk を実する方法
フェイルオーバークラスタリングではディスクをオフラインにしないまま メンテナンス モードにすることができますディスクでメンテナンスがわれている間、ディスクの稼動状況の監視がしばらくオ
フになります。次に、ディスクchkdsk ユーティリティを実行できます
ディスクをメンテナンスモードにするには、次の手順を実行します
1. フェイルオーバークラスタ管理 コンソールをくためにスタート ® 管理ツールにクリックします
2. メンテナンスモードにするディスクをクリックします
3. More Actionsその他の操作)をクリックしTurn On Maintenance Mode for this diskこのディスクでメンテナンスモードをオンにするオプションを選択します
4. MMC で、ディスクのステータスが Online (Maintenance)オンラインメンテナンス))と表示されていることを確認します
5. ディスクchkdsk ユーティリティを実行します
フェイルオーバークラスタのイベントログの表示
フェイルオーバークラスタのどのノードについてもフェイルオーバークラスタ管理コンソールを使用してクラスタイベントを表示できますイベントログを表示するには、次の手順を実行します
1. フェイルオーバークラスタ管理 コンソールをくためにスタート ® 管理ツールにクリックします
2. コンソールツリーでCluster Eventsクラスタイベント)を右クリックしQueryクエリをクリックします
3. Cluster Events Filterクラスタイベントのフィルタダイアログウィンドウで、表示するイベントの基準を選択し、OK をクリックします
4. イベントを表示するにはイベントをクリックしEvent Details イベントの詳細)画面で詳細を確認します
クラスタログをテキスト形式で表示する場合は、各ノードのコマンドプロンプトでのコマンドを実行します
cluster log /g.
このコマンドを実行するには、管理者としてログインしている必要があります
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メモサービスまたはアプリケーションのイベントを監視するにはサービスまたはアプリケーションをクリックしShow the critical events for this applicationこのアプリケーショ
ンの重大なイベントを表示する)を選択しますこのサービスまたはアプリケーションで発生した重大なエラーのリストが表示されます
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フェイルオーバークラスタについて
Microsoft®Windows Server® 2008/Windows Server 2008 R2 使用する Dell™フェイルオーバークラスタ ソフトウェアのインストールトラブルシューティン
クラスタオブジェクト
クラスタネットワーク
ネットワークインタフェース
クラスタノード
クラスタリソース
アクティブおよびパッシブクラスタノードの構成
フェイルオーバーポリシー
クラスタオブジェクト
クラスタオブジェクトはクラスタによって管理される物理ユニットと論理ユニットです。各オブジェクトは、次の要素と関連しています
l クラスタのオブジェクトとオブジェクトの動作を定義するプロパティ
l オブジェクトのプロパティの操作に使用されるクラスタ制御コードのセット
l Microsoft Windows Server 2008 フェイルオーバークラスタWSFCによってオブジェクトを管理するためのオブジェクト管理機能のセット
クラスタネットワーク
クラスタネットワークはクラスタノード間(プライベートネットワーク接続)、LAN のクライアントシステム間(パブリックネットワーク接続)、またはこの両者の組み合わせ(パブリック-プライベートネット
ワーク接続)に通信リンクを提供します
ネットワーク障害防止
Microsoft Windows Server 2008 フェイルオーバークラスタリング機能をインストールするにはクラスタノードに接続されているパブリックネットワークセグメントとプライベートネットワーク
セグメントを確認してください。確なクラスタフェイルオーバーと中断のない通信を実現するために、次のことをってください
l プライベートネットワークは内部通信用に設定する
l すべてのプライベートネットワークに障害が発生した場合の冗長パスを提供するためパブリックネットワークはすべての通信用に設定する
l 追加のネットワークアダプタはクライアントシステムのみまたはすべての通信用に設定する
フェイルオーバークラスタリング機能のインストール時に、ネットワークの優先度と役割を設定できます
ネットワークインタフェース
フェイルオーバークラスタ管理 コンソールを使用してすべてのクラスタネットワークインタフェースの状態を表示することができます
クラスタノード
クラスタノードとはMicrosoft Windows OS および WSFC を実行しているクラスタのシステムのことです
クラスタ内の各ノードについて、次のことがえます
l 1 台以上のクラスタストレージデバイスに接続されています
l ネットワークアダプタをしてのノードと通信します
l クラスタにするシステムの参加または離脱を認識しています
l ノードで実行中のリソースを認識しています
l クラスタの管理とアクセスに使用される共通のクラスタ名を使ってそののノードとともにグループされます
クラスタの処理に関連するノードの状態の定義4-1 します
4-1ノードの定義
1 つのノードでフェイルオーバークラスタリングの設定を行う際に、管理者はそのノード用に独自のクラスタを形成するか、既存のクラスタに参加させるか選択しますクラスタサービスの起動時に、ノード
はクラスタ内通信が有効になっているネットワークのそののアクティブノードを検索します
しいクラスタの形成
フェイルオーバークラスタリングはすべてのアクティブノードで現在のクラスタデータベースのコピーを保持しますノードの 1 つがクラスタに参加できない場合、そのノードはノードおよびディスクマジョ
リティモデル内の監視ディスクリソースの制御権を獲得してクラスタを形成しようとしますこのノードはクォーラムリソースのリカバリログを使用してクラスタデータベースをアップデートします
のクラスタへの
ノードがクラスタ内の別のアクティブノードと通信できる場合、このノードはクラスタに参加することができますノードはクラスタへの参加時に、クラスタデータベースの最新のコピーを使ってアップデー
トされますフェイルオーバークラスタリングによってノードの名前とバージョンの互換性が確認されるとノードがクラスタに参加します
クラスタリソース
クラスタリソースは、次の特徴を持つ物理または論理コンポーネントです
l オンラインとオフラインに切り替えることができる
l クラスタ内で管理される
l 一度1 つのシステムがホストとして管理する
リソースのプロパティの設定
フェイルオーバークラスタリングではクラスタの一部となっているリソースのプロパティを設定できます
リソースのプロパティの変更は、次の手順で行います
1. 変更するリソースをクリックしPropertiesプロパティをクリックしますリソースのプロパティは、次4 つのタブの下に表示されています
l General(全般)- リソースの名前を変更したりまたは Repair(修復)オプションを使用して、障害の発生したディスクの使用を中止し、別のディスクを割り当てることができます
l Dependencies(依存関係)- フェイルオーバークラスタリングではリソースをオンラインやオフラインにするにリソース依存関係リストを使用します
たとえば、物理ディスクとファイル共有があるグループを同時にオンライン状態にする場合、ファイル共有を収めた物理ディスクはファイル共有の前にオンライン状態にする必要がありま
す。Dependencies(依存関係)タブの下で、お使いのリソースがオンラインになるにオンラインにしておく必要のあるリソースを指定できますAND または OR 使用して、複数の
依存関係を追加できますAND 使用する場合は、すべての依存リソースがオンラインになってはじめて、お使いのリソースをオンラインにすることができますOR を使用する場合は、
依存リソースのいずれか 1 つがオンラインになってはじめて、お使いのリソースをオンラインにすることができます
l Policiesポリシー- リソースに障害が発生したにクラスタソリューションがすべき反応をユーザーが定義することができますまたPending time-out(保留タイムアウト)値も
ここで指定できますこの値は、リソースがオンラインとオフラインの状態を切り替えるのに許容される時間の長さでこれをえるとクラスタサービスは Failedエラー)状態として
されます
l Advanced Policies(詳細ポリシー- リソースを所有することが可能なノードを選択できますクラスタはまた、基本ヘルスチェックまたはヘルスチェックのいずれかを使用してリソ
ースの状態をチェックしますBasic resource health check interval(基本リソースのヘルスチェック間隔)Thorough resource health check interval(完全なリソ
ースのヘルスチェック間隔)は、Advanced Policies(詳細ポリシーウィンドウで定義します
リソースの依存
フェイルオーバークラスタリングではリソースをオンラインやオフラインにするResource Dependenciesリソースの依存関係)リストを使用しますたとえば、物理ディスクとファイル共有があ
るグループを同時にオンライン状態にする場合、ファイル共有を収めた物理ディスクはファイル共有の前にオンライン状態にする必要があります4-2 に、リソースとその依存関係をします
4-2クラスタリソースと必要依存
定義
ダウン
ノードはクラスタ処理にアクティブに参加していません
参加中
ノードはクラスタ処理にアクティブに参加しようとしています
一時停止
ノードはクラスタ処理にアクティブに参加していますがリソースグループのオーナーシップをつことができずリソースをオンライン状態にすることができません
アップ
ノードはクラスタグループのホストの役割を含むすべてのクラスタ処理にアクティブに参加しています
不明
ノードの状態が確認できません
リソース
必要依存
ファイル共有
ネットワーク名(分散ファイルシステム [DFS] のルートとして設定された場合のみ)
IP アドレス
なし
ネットワーク
ネットワーク名に対応する IP アドレス
物理ディスク
なし
依存リソースは、動作するためにのリソースを必要としますリソースの依存関係4-3 に示します
4-3リソースの依存
リソースの作成
1. フェイルオーバークラスタリングコンソールを開き、変更するリソースをクリックしPropertiesプロパティをクリックします
2. Dependencies(依存関係)タブの下で、お使いのリソースがオンラインになるにオンラインにしておく必要のあるリソースを指定できますAND または OR を使用して、複数の依存関係を
できます
AND を使用する場合は、すべての依存リソースがオンラインになってはじめて、お使いのリソースをオンラインにすることができますOR を使用する場合は、依存リソースのいずれか 1 つがオ
ンラインになってはじめて、お使いのリソースをオンラインにすることができます
3. Resource Dependencyリソースの依存関係)ダイアグラムを表示するにはリソースをクリックしShow Dependency Report(依存関係レポートを表示するオプションを選択しま
リソースの障害
フェイルオーバークラスタリングは、基本ヘルスチェックまたは完全ヘルスチェックを使用してリソースが正常に機能しているかどうかを定期的に確認します
1. フェイルオーバークラスタリングコンソールで、変更するリソースをクリックしPropertiesプロパティをクリックします
2. Advanced Policies(詳細ポリシータブでBasic resource health check interval(基本リソースのヘルスチェック間隔)Thorough resource health check interval(完
なリソースのヘルスチェック間隔)を定義します
Thorough resource health check interval(完全なリソースのヘルスチェック間隔)ではリソースの状態がより徹底的にチェックされるため、通常は、Basic resource health check
interval(基本リソースのヘルスチェック間隔)よりもくなります
リソースの障害ポリシーの調整
リソースに障害が発生したにクラスタソリューションがすべき反応を定義するには、次の手順を実行します
1. リソースをクリックしPropertiesプロパティをクリックしPoliciesポリシータブをクリックします
2. PoliciesポリシータブでPending time-out(保留タイムアウト)値を指定します
この値は、リソースがオンラインとオフラインの状態を切り替えるのに許容される時間の長さでこれをえるとクラスタサービスは Failedエラー)状態として表示されます
また、次の障害ポリシーを設定できます
l リソースに障害が発生した場合に、現在のノードでリソースの再起動を行わないかまたは現在のノードで再起動を試みるかを選択できますperiod for restarts(再起動までの間隔)およ
maximum restarts(再起動までの最長時間)も指定できます
l 再起動に失敗した場合、すべてのリソースをその依存リソースとにフェイルオーバーすることも可能です
l 期間値によって指定された時間内にクラスタサービスによる再起動の最大試行回数を超えてもリソースが再起動できない場合、フェイルオーバークラスタリングはそのリソースに障害があると
します
用語
定義
依存リソース
のリソースに依存するリソースです
依存関係
のリソースが依存するリソースです
依存ツリー
一連の依存関係または依存階層です
依存ツリーには、次の規則が適用されます
l 依存リソースおよびその依存関係は同じグループに所属する必要があります
l 依存リソースは、依存階層に従って、依存関係の前にオフラインにし、依存関係の後でオンラインにします
メモ必要な依存関係は、リソースを作成する前に設定しておく必要があります
メモデルのテクニカルサポートから指示された場合を除いてBasic resource health check interval(基本リソースのヘルスチェック間隔)Thorough resource health
check interval(完全なリソースのヘルスチェック間隔)の設定は調整しないでください
メモ特定のリソースの Looks Alive Is Alive Thresholdしきい)値、Period(期間)値を設定するにはリソースのプロパティの設定を参照してください
メモデルのテクニカルサポートから指示された場合を除いてBasic resource health check interval(基本リソースのヘルスチェック間隔)Thorough resource health
check interval(完全なリソースのヘルスチェック間隔)の設定は調整しないでください
故障したディスクの交換
フェイルオーバークラスタのディスクに障害が発生した場合は、別のディスクを割り当てます。障害の発生したディスクは次の手順で交換します
1. リソースをクリックしPropertiesプロパティをクリックします
2. General(全般)タブでRepair(修復)をクリックし、使用するしいディスクを選択します。割り当てるしいディスクにはクラスタ化が可能なディスクを使用してください
ファイル共有のリソースの種類
お使いのクラスタソリューションを可用性の高いファイルサーバーとして使用する場合は、次の種類のファイル共有をリソースとして選択します
l 基本ファイル共有 - 1 つのファイルフォルダが 1 つの名前でネットワークに公開されます
l 共有サブディレクトリ - ファイルフォルダとそのすぐのすべてのサブフォルダをいくつかのネットワーク名で公開しますこの方法は、多数の関連するファイル共有1 のファイルサー
バーに作成するのに効率的です
l DFS ルート - スタンドアロン DFS ルートを管理するリソースを作成しますフォールトトレラント DFS ルートの場合、このリソースでは管理できませんDFS ルートのファイル共有リソースは
ネットワークおよび IP アドレスへの依存を必要としますネットワークにはクラスタまたはそれ以外の仮想サーバーネットワークのどちらかが使用されます
アクティブおよびパッシブクラスタノードの構成
アクティブノードはアプリケーションからの要求を処理しクライアントサービスを提供しますパッシブノードはハードウェアまたはソフトウェアの障害発生時にクライアントアプリケーションとサービス
を確保するためのバックアップノードですクラスタ構成にはアクティブおよびパッシブの両方のノードをめることができます
お使いのクラスタソリューションはアクティブ / アクティブおよびアクティブ / パッシブ構成のバリエーションをサポートしています
Microsoft Windows Server 2008 を実行しているクラスタソリューションは、最大 16 ノードまでのマルチ構成をサポートしています
アクティブ / アクティブ構成には、各ノードで個別のアプリケーションまたはサービスを実行している仮想サーバーがまれますアプリケーションがノード 1 で実行されているとき、残りのクラスタノード
はノード 1 に障害が発生するまで待機する必要はありません。残りのノードではノード 1 のリソースにするフェイルオーバー機能を提供する一方で、独自のクラスタ対応アプリケーションまたは
アプリケーションのインスタンス)を実行できますたとえば、障害の発生したノードで実行中のアプリケーションをクラスタ内の複数のアクティブノードに移行できるためマルチウェイフェイルオーバ
ーはアクティブ / アクティブフェイルオーバーソリューションであるとえますただしこのためにはノードに障害が発生した場合に増加する負荷を処理できる十分なリソースをノードに確保しておく
必要があります
アクティブ / パッシブ構成では1 つまたは複数のアクティブなクラスタノードがクラスタされたアプリケーションの要求を処理し1 つまたは複数のパッシブクラスタノードがアクティブノードの障害に
えます
フェイルオーバーポリシー
フェイルオーバーポリシーを適用する際に、クラスタノードが複数の故障したクラスタノードをサポートするのに十分なリソースメモリや処理能力)がない場合は、フェイルバックを設定します
Windows Server 2008 のクラスタ構成
Windows Server 2008 実行しているクラスタ構成では、次のフェイルオーバーポリシーを適用します
l N アクティブノード数)+ I (非アクティブノード数)フェイルオーバー
l フェイルオーバーのペア
l マルチウェイフェイルオーバー
l フェイルオーバーリング
Windows Server 2008 で実装されるフェイルオーバーポリシーの概要4-4 に示します。詳細についてはこの表の後に続く各項を参照してください
4-4WindowsServer2008のフェイルオーバーポリシー
メモRepair(修復)オプションを実行してもデータは回復しませんディスクへのデータの復元は、Repair(修復)オプションを使用する前に行うことができます
メモパッシブノードにはアクティブノードで実行されているリソースをサポートするのに必要な処理能力とストレージ容量を確保する必要があります
フェイルオーバー
ポリシー
長所
短所
N + I
1 つまたは複数のノードが複数のシステムのバックア
ップを行う
最高のリソース可用性が得られる
l 複数のバックアップノードの障害を処理できない場合がある
l すべてのノードを完全に利用できない場合がある
フェイルオーバーの
ペア
2 ノードでアプリケーションのフェイルオーバーがで
きる
ノードのサイズの計画が簡単。
ペアになっているノードのアプリケーションは 2 ノードの障害を処理でき
ない
N + I フェイルオーバー
N + I フェイルオーバーは、専用のパッシブクラスタノードにアクティブクラスタノードをバックアップするアクティブ / パッシブのポリシーですこのソリューションは専用のリソースを必要とする重要なア
プリケーションに最適ですただしバックアップノードはアイドル状態を維持し、クラスタに追加のネットワークリソースを提供しないためクラスタの管理運用費が高くなります
6 つのアクティブノードと 2 つのパッシブノードから6 + 2N + Iのフェイルオーバー構成の例4-1 に示します4-5 は、 4-1 N + I フェイルオーバーマトリクスです
4-18ノードクラスタの N + I フェイルオーバー構成
4-58ノードクラスタの N + I フェイルオーバー構成
グループの類似性設定
Windows Server 2008 実行している N + Iアクティブ / パッシブフェイルオーバークラスタではいくつかのリソースグループがじノード上で実行されているほかのグループと競合を起こす
がありますたとえば、同じノード上で複数Microsoft Exchange 仮想サーバーを実行するとアプリケーションの競合が発生することがありますWindows Server 2008 を使用して、類似
したノードや個別のノードにフェイルオーバーするようにグループ間の依存関係にパブリックプロパティ(属性)を割り当てますこのパブリックプロパティはグループの類似性」と呼ばれます
グループの類似性では、指定されたリソースが可能な限り別のノード上で実行されるようにする AntiAffinityClassNames パブリックプロパティを使用します
たとえば4-5 のクラスタリソースグループ A と グループ B AntiAffinityClassNames の文字列は同じAString)で、これらのグループが可能な限り別のノードで実行されるよう割り当てら
れていることをしていますノード 1 に障害が発生するとリソースグループ A は次のバックアップノードノード 7にフェイルオーバーしますそのノード 2 に障害が発生するとこれらの
AntiAffinityClassNames 文字列値(AStringによってグループ A と グループ B が競合グループであることがされているためグループ B はノード 7 をスキップしてノード 8 にフェイルオーバ
ーします
4-5 に示されたクラスタグループのパブリックプロパティを設定するには、次の手順を実行します
1. コマンドプロンプトをきます
2. のように入力します
cluster group "A" /prop AntiAffinityClassNames="AString"
3. りのクラスタグループについても 手順 2 を実行します
N + I クラスタ構成のグループの類似性を指定するには、該するストレージアレイDell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングをデルサポートサイト
support.dell.com からダウンロードしそこに記載されているクラスタデータシートを使用してください
フェイルオーバーのペア
フェイルオーバーのペアとはマルチノードクラスタ内で各アプリケーションが特定2 つのノードでフェイルオーバーすることを許可するフェイルオーバーポリシーですクラスタアドミニストレータの
行可能所有者 のリストによってフェイルオーバーしたアプリケーションを実行するノードを設定します
マルチウェイ
実行中のアプリケーションはクラスタの複数のノード
に移行する
アプリケーションの負荷が分散される
フェイルオーバーノードに、追加の負荷を処理できるだけの十分なリソー
スを確保する必要がある
フェイルオーバーリ
ング
実行中のアプリケーションは、事前に割り当てられた
のノードに移行する
1 のサーバーの障害にするノードのサイ
ズの予測が簡単。
フェイルオーバー用の次のノードに負荷を処理する十分なリソースがな
い場合がある
クラスタリソースグループ
プライマリノード
AntiAffinityClassNames
A
ノード 1
AString
B
ノード 2
AString
C
ノード 3
AString
D
ノード 4
AString
E
ノード 5
AString
F
ノード 6
AString
2 ノードクラスタで良好に実行できるアプリケーションがありそれらのアプリケーションを Windows Server 2008 に移行する場合は、フェイルオーバーのペアが適切なポリシーですこのソリュー
ションは計画と管理が簡単で、同じサーバー上で良好に実行できないアプリケーションがある場合は、別のフェイルオーバーのペアに簡単に移動できますただしフェイルオーバーのペアではペアの
ノードにあるアプリケーションは 2 ノードで発生した障害に耐えられません
フェイルオーバーのペア構成4-2 しますまた 4-2 に示すクラスタのフェイルオーバー構成4-6 に示します
4-2フェイルオーバーペア構成
4-64ノードクラスタのフェイルオーバーペア構成
マルチウェイフェイルオーバー
マルチウェイフェイルオーバーとは、実行中のアプリケーションを、障害の発生したノードからクラスタ内の複数のノードに移行させるアクティブ / アクティブのポリシーですこのソリューションでは、自動
フェイルオーバーと負荷分散が行われますフェイルオーバーノードには作業負荷を処理できるように十分なリソースを確保してください4 ノードマルチウェイフェイルオーバー構成の例4-3 に示
します
また 4-3 に示すクラスタの 4 ノードマルチウェイフェイルオーバー構成4-7 に示しますフェイルオーバークラスタ管理コンソールの 優先所有者 リストには、各リソースグループごとに、そ
のリソースグループのフェイルオーバー先の順序を示していますこのではノード 1 ABおよび C のアプリケーションを所有しノード 1 障害が発生するとABおよび C のアプリケーシ
ョンは 23および 4 のクラスタノードにフェイルオーバーします23および 4 のノードでアプリケーションを同様の設定にしてください
マルチウェイフェイルオーバーを実装する場合は、パフォーマンスの低下をけるためフェイルバックを設定します。詳細についてはフェイルオーバークラスタについてを参照してください
4-34ノードのマルチウェイフェイルオーバー構成
4-74ノードのマルチウェイフェイルオーバー構成
フェイルオーバーリング
フェイルオーバーリングは、実行しているすべてのアプリケーションを、障害のあるノードから優先所有者リストのあらかじめ割り当てられたのノードに移行させるアクティブ / アクティブフェイルオ
ーバーポリシーです。障害発生ノードがリスト内の最後のノードである場合、障害発生ノードのアプリケーションはリスト内の最初のノードにフェイルオーバーします
このタイプのフェイルオーバーは、高可用性を実現しますが、追加の負荷を処理できるようにフェイルオーバー先の次のノードに十分なリソースを確保しておく必要があります
フェイルオーバーリング構成の例4-4 します
クラスタリソースグループ
行可能所有者のリスト
App1
1, 2
App2
3, 4
アプリケーション
優先所有者リストのフェイルオーバーの順序
A
ノード 2
B
ノード 3
C
ノード 4
4-44ノードのフェイルオーバーリング構成
フェイルオーバー機能とフェイルバック機能
フェイルオーバー
アプリケーションまたはリソースに障害が発生するとWSFC が障害を検出してリソースの再起動を試みます。再起動に失敗するとWSFC はそのアプリケーションをオフラインにしてアプリケーシ
ョンおよびそのリソースをのノードに移動し、別のノードからアプリケーションを再起動させます
詳細についてはリソースのプロパティの設定を参照してください
クラスタリソースはグループとして配置されるのでWSFC はリソースをまとめて移動することができますこれによってフェイルオーバーやフェイルバックの処理で、すべてのリソースが確実に転送され
ます
フェイルオーバーが終了するとクラスタアドミニストレータによって、以下のリカバリポリシーがリセットされます
l アプリケーションの依存関
l じノードでのアプリケーションの再起動
l 障害発生ノードの修復が済んでオンラインにったときの、負荷の再分散(またはフェイルバック
フェイルバック
フェイルバックをうとリソースがのノードにされますシステム管理者が障害の発生したノードを修復し再開するとWSFC が実行中のアプリケーションとそのリソースをオフライン状態にしてか
ら、フェイルオーバークラスタノードからのノードに移動してアプリケーションを再起動します
フェイルバックがすぐに実行されるようにする設定、指定時刻に実行されるようにする設定、またはフェイルバックがまったく実行されないようにする設定も可能ですリソースがオンライン状態にるまで
の遅延時間を最小限にするためフェイルバックの時刻は混雑していない時間帯に設定してください
フェイルオーバーポリシーの
フェイルオーバーポリシーを変更する場合は、以下のガイドラインにってください
l フェイルオーバークラスタリングがグループリソースの障害を検出して応答するための方法を定義します
l リソースをオフラインにする順序が制御されるようにリソース間の依存関係を確立します
l クラスタリソースの タイムアウトフェイルオーバー しきいおよびフェイルオーバー 期間 を指定します
詳細についてはリソースの障害を参照してください
l フェイルオーバークラスタリング MMC で、クラスタリソースにする 行可能 所有者のリスト指定しますリソースの 行可能所有者のリストどのノードがホストとしてそのリ
ソースを運用できるかを指定します
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システムのクラスタリングへの準備
Microsoft®Windows Server® 2008/Windows Server 2008 R2 使用する Dell™フェイルオーバークラスタ ソフトウェアのインストールトラブルシューティン
クラスタ構成
1. システムの設置場所がクラスタに必要な電源の要件を満たしていることを確認しますお住まいの地域の電源の要件についてはデルの営業担当にお問い合わせください
2. システム、共有ストレージアレイおよび相互接続スイッチたとえばラック内)を設置し、すべてのコンポーネントの電源をオンにします
3. OS(関連するサービスパックと修正プログラムを含む)、ネットワークアダプタドライバストレージアダプタドライバMPIO ドライバを含む)を、クラスタノードとして設定するシステムに導入しま
。使用する導入方法によってはこの手順を正常に完了するためにはネットワーク接続が必要な場合もあります
4. クラスタのパブリックおよびプライベートネットワークへのアクセスを提供するために、各クラスタノードのネットワークアダプタに物理ネットワークトポロジと TCP/IP 設定を確立します
5. クラスタノードをMicrosoft®Active Directory®ドメインのメンバーとして設定します
6. クラスタノードとして設定するシステムとストレージアレイの間に接続を確立するために、物理ストレージトポロジと必要なストレージネットワークの設定を行いますストレージシステムの設定に
する詳細は、ストレージシステムのマニュアルを参照してください
7. ストレージアレイ管理ツールを使用して、少なくとも 1 つの LUN 作成しますLUN Microsoft®Windows Server®2008 フェイルオーバークラスタの監視ディスクとして使用されま
す。クラスタノードとして設定するシステムにこの LUN が表示されていることを確認します
8. 1 のシステムを選び、クラスタ名、クラスタ管理 IPおよびクォーラムリソースを設定することで、新しいフェイルオーバークラスタをります
9. りのノードをフェイルオーバークラスタにえます
10. クラスタネットワークの役割を設定しますクラスタの制御外にある iSCSI ストレージに使用するまたはクラスタ外の他の用途の)任意のネットワークインタフェースをります
11. しいクラスタのフェイルオーバー機能をテストします
12. フェイルオーバークラスタに可用性の高いアプリケーションとサービスを設定します。構成によってはクラスタに LUN を追加したりまたはしいクラスタリソースグループを作成したりする
があります
13. しいリソースのフェイルオーバー機能をテストします
14. フェイルオーバークラスタでホストされている可用性の高いアプリケーションとサービスにアクセスできるようにクライアントシステムを設定します
クラスタ構成の概
インストールの
ドメインモデルの選択
クラスタノード内の内蔵ドライブの設定
Windows OS のインストールと設定
Windows ネットワークの設定
ストレージ接続ポートとドライバのインストール
共有ストレージシステムの取り付けと設定
フェイルオーバークラスタの設定
警告: カバーをしてシステム部品れる作業 トレーニングをけたサービス技術者 だけがってください。安全上注意、システム作業、およ
障害への対処詳細についてはシステムにのマニュアルに記載されている安全にお使いいただくための注意事項を参 してください
メモ手順 1 手順 2および 手順 9 の詳細については、該するストレージアレイ用の Dell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングをデルサポート
サイト support.dell.com/manuals からダウンロードし、「システムのクラスタリングへの準備」を参照してください 手順 3 手順 7および 手順 10 手順 14 の詳細については、本
章を参照してください
メモクラスタの計画と導入に役立てるために、該するストレージアレイ用の Dell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングをデルサポートサイ
support.dell.com/manuals からダウンロードし、「クラスタデータシート」とゾーニング設定の記録」を参照してください
メモセキュリティ上の理由からクラスタ設定時には、単一ノードLUN を設定することをおめします 手順 8)。他のクラスタノードからアクセスできるように、後LUN を設定し
ます 手順 9)。
メモWindows Server 2008 で設定したフェイルオーバークラスタの場合は、Cluster Validation Wizardクラスタ評価ウィザード)を実行して、お使いのシステムでクラスタ
成が可能であることを確認してください
メモWindows Server 2008 で設定したフェイルオーバークラスタにはCluster Validation Wizardクラスタ評価ウィザード)も使用できます
インストールの
本項ではWindows Server 2008 実行しているクラスタを設定するためのインストール手順の概要について説明します
1. クラスタがクラスタ構成の概要で説明した要件を満たしていることを確認します
2. 会社のネットワークと OS に適したドメインモデルを選択します
ドメインモデルの選択を参照してください
3. のクラスタリソースやコンポーネントのためのIP アドレスを予約します
l パブリックネットワーク
l プライベートネットワーク
l クラスタ仮想サーバー
Windows®OS Windows Server 2008 フェイルオーバークラスタリングWSFCをインストールする場合は、これらの IP アドレスを使用します
4. 内蔵ハードドライブの設定を行います
クラスタノード内の内蔵ドライブの設定を参照してください
5. Windows OS をインストールして設定します
Windows OS はすべてのクラスタノードにインストールする必要があります。各ノードにライセンス契約された Windows OS をインストールしCOA ラベルを貼付する必要があります
Windows OS のインストールと設定参照してください
6. ストレージ接続ドライバをインストールまたはアップデートします
クラスタノードを共有ストレージアレイに接続する方法の詳細については、該するストレージアレイ用の Dell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティング』を
デルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウンロードし、「システムのクラスタリングへの準備」を参照してください
サポートされている、対応するアダプタとドライバのバージョンの詳細については、高可用性クラスタにするデルのウェブサイト www.dell.com/ha 、『Dell Cluster Configuration
Support Matrices』(デルのクラスタ構成のサポートマトリクス)を参照してください
7. ストレージ管理ソフトウェアをインストールして設定します
ストレージシステムに付属のマニュアルまたはデルサポートサイト support.dell.com/manuals 参照してください
8. 共有ストレージシステムのハードドライブの設定を行います
該当するストレージアレイの Dell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウンロードし
LUN 設定管理」を参照してください
9. フェイルオーバークラスタリング機能をインストールして、設定を行います
フェイルオーバークラスタの設定を参照してください
10. クラスタの機能を確認します。以下のことを確認してください
l クラスタコンポーネントが正常に通信している
l クラスタサービスが開始している
11. クラスタリソースが利用可能なことを確認します
フェイルオーバークラスタ MMC を使って、各リソースグループの実行状態を確認します
以下の項ではインストールの概要にある Windows Server 2008 特有の一部の手順についてしく説明します
ドメインモデルの
Microsoft Windows OS を実行しているクラスタではすべてのノードが共通のドメインまたはディレクトリモデルにしている必要があります。次の各構成がサポートされています
メモストレージ管理ソフトウェアによっては、同のものをすのに、本書で使われているものとはなる用語が使用されている場合がありますたとえば、「LUN」と「仮想ディスク」は、ストレ
ージアレイがクラスタノードに提供している個々RAID ボリュームをすものとして、同じ意味で使われることがよくあります
メモWSFC では、静的エントリを使用する方法にえてクラスタ IP アドレスのリソースを設定して DHCP サーバーから IP アドレスを取得する方法をサポートしています。静IP
アドレスを使用する方法をおめします
l 高可用性アプリケーションのすべてのノードを Microsoft Active Directory®ドメインのメンバーシステムにしておくことをおめします
l すべてのノードが Active Directory ドメインのドメインコントローラである構成。
l なくとも 1 つのノードが Active Directory のドメインコントローラであり、残りのノードがメンバーシステムである構成。
クラスタノード内蔵ドライブの設定
システムがハードウェアベースの RAID ソリューションを使用していてシステムにしいハードドライブを追加した場合、またはめて RAID 構成で設定しようとする場合、OS をインストールする
に、RAID コントローラの BIOS 設定ユーティリティを使って RAID アレイを設定する必要があります
フォールトトレランスとパフォーマンスの最適なバランスをつにはRAID 1 を使用しますRAID 構成の詳細についてはRAID コントローラのマニュアルを参照してください
Windows OS のインストールと設定
1. お使いのクラスタ構成がクラスタ構成の概要で説明した要件を満たしていることを確認します
2. ハードウェアをケーブルで接続します
使用するクラスタハードウェアとストレージアレイのケーブル接続の詳細については、該するストレージアレイDell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシュー
ティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウンロードし、「クラスタハードウェアのケーブル接続」を参照してください
3. Windows Server 2008 ノードにインストールして設定します
4. サポートされている最新バージョンのネットワークアダプタのドライバがクラスタノードにインストールされていることを確認します
5. ノードでパブリックおよびプライベートのネットワークアダプタの相互接続を設定し、静IP アドレスを使用して個別IP サブネットを相互接続しますWindows ネットワークの設定
参照してください
必要なドライバについては、高可用性クラスタにするデルのウェブサイト www.dell.com/ha 、『Dell Cluster Configuration Support Matrices』(デルのクラスタ構成のサポート
マトリクス)を参照してください
6. すべてのクラスタノードの電源を切り、各クラスタノードを共有ストレージに接続します
使用するクラスタハードウェアとストレージアレイのケーブル接続の詳細については、該するストレージアレイDell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシュー
ティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウンロードし、「クラスタハードウェアのケーブル接続」を参照してください
7. 必要に応じてストレージのソフトウェアを設定します
8. ノード 1 を再起動します
9. ノード 1 からWindows ディスクの管理 アプリケーションを開き、ディスク署名を書き込み、パーティション分割、フォーマットを行い、ストレージシステムのハードドライブにドライブ文字
とボリュームラベルを割り当てます
詳細については、該するストレージアレイDell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals
からダウンロードし、「システムのクラスタリングへの準備」を参照してください
10. ノード 1 で、すべての共有ディスクについてアクセスの可否と機能を確認します2 番目のノードで以下の手順を実行してディスクアクセスを確認します
a. ノードの電源を入れます
b. ノード 1 のドライブ名に合わせてドライブ名を変更します
これによりWindows OS がボリュームをマウントできるようになります
c. ディスクの管理 をいったん終了して、再起動します
d. Windows OS からファイルシステムとボリュームラベルにアクセスできることを確認します
11. サーバーマネージャ からフェイルオーバークラスタリング機能をインストールして、設定を行います
メモノードがドメインコントローラとして構成されている場合、そのノードがのドメインコントローラに接続できなくてもクライアントシステムからそのクラスタリソースへのアクセスを継続できま
す。ただしドメインコントローラの機能によってログオン、認証、およびレプリケーショントラフィックなど、付加的なオーバーヘッドが発生する可能性がありますノードがドメインコントローラとし
て構成されておらずしかもドメインコントローラと通信できない場合、このノードはクライアントシステムの要求を認証することができません
メモハードウェアベースの RAID ソリューションの使用を強くおめしますまたはMicrosoft Windows のディスク管理ツールを使用してソフトウェアベースの冗長性を設定することも
可能です
注意: クラスタ構成ではWindows のスタンバイモードおよび休止モードはサポートされていませんこれらのモードをにしないでください
メモこの時点ではまだノードを共有ストレージシステムに接続しません
12. 必要に応じてアプリケーションプログラムをインストールしてセットアップします
13. 該当するストレージアレイ用の Dell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウンロード
、「クラスタデータシートにクラスタ設定情報を記入してくださいオプション)。
Windows ネットワークの設定
ノードにフェイルオーバークラスタリングをインストールする前に、各ノードでパブリックネットワークとプライベートネットワークを設定する必要があります。以下の項ではネットワーク設定の必須条件と
なる重要事項や手順を紹介します
Windows Server 2008 ではクラスタリングに IPv6 サポートも導入されていますIPv6 経由で、ノードノードプライベートとノードクライアントパブリック)の両方の通信が可能ですIPv6
の使い方の詳細についてはクラスタノードIPv6 アドレスの設定を参照してください
IP アドレスのクラスタリソースおよびコンポーネントへの
IP アドレスは、個のシステムまたはリソース専用にネットワーク管理者が割り当てるインターネットアドレスです。割り当てられたアドレスはネットワーク管理者によって変更されるまで有効で
す。
クラスタのパブリック LAN セグメントへの IP アドレスの割り当ては、お使いの環境設定によってなりますWindows OS を実行する構成では2-1 すようにクラスタのハードウェアとソ
フトウェアアプリケーションにIP アドレスを割り当てる必要があります
2-1IP アドレスてを必要とするアプリケーションおよびハードウェア
クラスタノードIPv4 アドレスの設定
クラスタノードで使用されるネットワークアダプタにIP アドレスを割り当てます
2-2IPアドレスての
メモWSFC では、静的エントリを使用する方法にえてクラスタ IP アドレスのリソースを設定して DHCP サーバーから IP アドレスを取得する方法をサポートしています。静IP アドレス
を使用する方法をおめします
アプリケーショ
/ ハードウェ
クラスタ IP アドレ
クラスタ IP アドレスはクラスタ管理に使用されクラスタ名に対応している必要があります。各サーバーにはなくとも 2 のネットワークアダプタが取り付けてあるので1
のクラスタ構成には2 のネットワークアダプタに 1 つずつクラスタに 1 つで)少なくとも 5 つのIP アドレスが必要ですファイルの共有などIP アドレスを必要とするア
プリケーションプログラムによって WSFC が設定される場合は、追加IP アドレスが必要になることがあります
クラスタで実行さ
れるクラスタ認識
アプリケーション
これらのアプリケーションにはMicrosoft SQL Server Enterprise EditionMicrosoft Exchange Serverおよび Internet Information ServerIIS)が含まれま
す。たとえばSQL Server Enterprise Edition は仮想サーバー用に少なくともIP アドレスを 1 つ必要としますSQL Server はクラスタの IP アドレスを使用しないた
)。またフェイルオーバー用に設定された IIS 仮想ルートや IIS サーバーのインスタンスにはそれぞれ固有の静IP アドレスが必要です
クラスタノードのネ
ットワークアダプタ
クラスタ処理には2 のネットワークアダプタが必要です1 はパブリックネットワークLAN/WAN)用で、もう 1 枚は(ノードのハートビート情報を共有するプライベートネ
ットワークです
使用するクラスタハードウェアとストレージアレイのケーブル接続の詳細については、該するストレージアレイDell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&
トラブルシューティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウンロードし、「クラスタハードウェアのケーブル接続」を参照してください
メモDHCP サーバーの障害発生時の処理を確実にうためには、静IP アドレスを使用してください
メモ2-2 IPv4 アドレスはなるです
用途
クラスタノード 1
クラスタノード 2
パブリックネットワークのIP アドレスクライアントとドメインコントローラの通信用)
192.168.1.101
192.168.1.102
パブリックネットワークのサブネットマスク
255.255.255.0
255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ
192.168.1.1
192.168.1.1
DNS サーバー
プライマリ
192.168.1.21
セカンダリ
192.168.1.22
プライマリ
192.168.1.21
セカンダリ
192.168.1.22
プライベートネットワークのIP アドレスクラスタ相互接続(ノード間通信用)
10.0.0.1
10.0.0.2
複数のクラスタ相互接続ネットワークアダプタがネットワークスイッチに接続されている場合は、プライベートネットワーク用に設定するすべての NIC に必ず固有のアドレスを割り当ててくださいプライ
ベートネットワーク用に設定する NICまたはじスイッチに接続されたのクラスタの NIC チームには2-2 IP アドレス方式10.0.0.310.0.0.4 などのようにけることができます
アダプタのチーム化に対応しているネットワークアダプタを使用したり、複LAN セグメントを設定したりするとフォールトトレランスが向上します。通信の問題を回避するためクラスタ相互接続に
デュアルポート NIC 使用しないでください
クラスタノードIPv6 アドレスの設定
Windows Server 2008 IPv6 をサポートしておりしたがってフェイルオーバークラスタリングも IPv6 をサポートしていますそのためすべての IPv6 アドレスリソースすべての IPv4 アド
レスリソースまたは IPv4 IPv6 のアドレスリソースの組み合わせが設定可能です
フェイルオーバークラスタリングはDNS における動的登録を許可する IPv6 アドレスのみをサポートしますAAAA ホストレコードおよび IP6.ARPA 逆引きゾーン)。
IPv6 アドレスの左端のビットはフォーマットプレフィックスFP)と呼ばれ、特定タイプの IPv6 アドレスをしますIPv6 、以下を含む多くのアドレスタイプを受け入れます
l ユニキャストアドレス - 2 のホストの間の一対一の通信に使用されます
l マルチキャストアドレス - 一対多の通信に使用されますマルチキャストアドレッシングでは1 つの IP パケットがグループされた複数のホストに送信されます
l エニーキャストアドレス - 一対多の中の一(one-to-one-of-many)の通信に使用されますエニーキャストアドレッシングではIP パケットがグループ内の最も近いメンバーに送信されま
す。
ユニキャストアドレスには、次の種類があります
1. グローバルユニキャストアドレス - このアドレスは 001 というフォーマットプレフィックスFPによって識別できますグローバルユニキャストアドレスはパブリック IPv4 アドレスと同等であり、パ
ブリックインタフェースに使用できますこのアドレスはグローバルにルーティングできIPv6 インターネットに到達可能です128 ビットのユニキャストアドレス空間は、次3 つの部分に分割
されます
l プレフィックス - ネットワーク ID またはアドレスのプレフィックスルーティングに使用します。最初48 ビットはプレフィックスに使用されます
l サブネット識別子 - サイトのサブネットを識別する数字ですプレフィックスの16 ビットがサブネット ID に使用されます
l インタフェース ID - 特定のインタフェースホストまたはそののデバイス)用の固有の識別子ですこの ID は特定のプレフィックスとサブネット内で一意ですサブネット ID の次
64 ビットがインタフェース ID に使用されます
2. リンクローカルアドレス - 1111 1110 10 というフォーマットプレフィックスFPによって識別できますこのアドレスはノードが同一リンクにある近隣ノードと通信するときに使用されます。動
的登録はリンクローカルアドレスには発生せずしたがってクラスタには使用できません
3. サイトローカルアドレス - 1111 1110 11 というフォーマットプレフィックスFPによって識別できますこのアドレスは IPv4 プライベートアドレス空間と同等です。同一サイト内の他のノードと
通信するノード間に使用します
パブリックおよびプライベートネットワーク個別サブネットの作成
パブリックおよびプライベートネットワーク用に設定し、同一クラスタノード内に取り付ける複数NIC 、別IP サブネットワークにする必要がありますしたがってノードでハートビート情報
を交換するために使用されているプライベートネットワークにはクライアントネットワーク接続に使用されているパブリックネットワークとはIP サブネットまたはなるネットワーク ID が必要で
す。
Windows Server 2008 しているクラスタのネットワークインタフェースバインド設定
フェイルオーバークラスタのネットワークIP アドレスを設定したらネットワークインタフェースバインド順を設定します
1. スタート® コントロールパネル ®の順にクリックしネットワークと共有センター をダブルクリックします
2. タスク ペインでネットワーク 管理 をクリックします
ネットワーク ウィンドウが表示されます
3. 詳細 メニューをクリックし詳細設定 をクリックします
詳細設定 ウィンドウがきます
4. アダプタとバインド タブでパブリック 接続がリストの一番上にあり、次プライベート 接続が続いていることを確認します
接続の順序を変更するには、次の手順を実行します
a. パブリック または プライベート をクリックします
b. 上矢印または下矢印をクリックして、接 ボックスのリストでまたは下に移動します
プライベートネットワークのサブネットマスク
255.255.255.0
255.255.255.0
メモプライベートネットワークではデフォルトゲートウェイNetBIOSWINSおよび DNS を設定しないでください
メモNIC のチームはパブリックネットワークでのみサポートされていますプライベートネットワークではサポートされていません
c. OK をクリックします
d. ネットワーク ウィンドウをじます
プライベートネットワークにおけるデュアルポート NIC NIC のチーム
プライベートネットワークではデュアルポート NIC NIC のチームはサポートされていませんこれらはパブリックネットワークでのみサポートされています
ノード間通信確認
1. クラスタノードでコマンドプロンプトをきます
2. コマンドプロンプトで、次のように入力します
ipconfig /all
3. <Enter> を押します
ローカルサーバーの既知IP アドレスすべてが画面に表示されます
4. リモートシステムから ping コマンドを発行します
ローカルサーバーが ping コマンドに応答することを確認しますIP アドレスのリソースがしく設定されていない場合、ノードがドメインと通信ができない可能性がありますこの問題の詳細について
は、トラブルシューティングを参照してください
ストレージポートとドライバのインストール
クラスタノードを共有ストレージに接続する前に、次のことを確認してください
l ノードに適切なストレージ接続があることを確認します
l クラスタノードにノードと共有ファイバーチャネルSASまたは iSCSI ストレージアレイの間の適切な対話を可能にする補完テクノロジがあることを確認します
l 場合によってはクラスタノードと共有ストレージアレイの間に適切な対話を可能にするためにOS ドライバとマルチパス I/OMPIOドライバも必要です
詳細については、該するストレージアレイ用の Dell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウ
ンロードし、「システムのクラスタリングへの準備」を参照してください
共有ストレージシステムのけと設定
共有ストレージアレイはクラスタ内に使用されているディスクボリュームで構成されていますサポートされている各共有ストレージアレイのストレージ管理ソフトウェアを使用してディスクボリューム
を作成し、クラスタのすべてのノードに割り当てることができます
詳細については、該するストレージアレイDell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール&トラブルシューティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウ
ンロードし、「システムのクラスタリングへの準備」を参照してください
共有ストレージシステムを使用するのハードドライブ文字設定
クラスタを作成する前に、両方のノードで共有ストレージシステムがじように表示されることを確認します。各ノードは共通のストレージアレイにあるハードドライブにアクセスするのでそれぞれのハー
ドドライブにはノードともじドライブ文字が割り当てられている必要がありますWindows Server 2008 のボリュームマウントポイントを使用するとクラスタは 23 以上のボリュームにアクセスで
きます
確実に同じハードドライブ名を割り当てるには、次のことをってください
1. ケーブルが、正しい順序で共有ストレージデバイスに接続されていることを確認します
Windows Server 2008 のディスクの管理コンソールを使用してすべてのストレージデバイスを表示することができます
2. 適切なドライブ文字の割り当てを維持するには、各ノードによってストレージデバイス上の各ストレージ接続ポートが列挙されていることを確認しますまた、各ストレージ接続ポートがRAID
コントローラストレージプロセッサまたは SAN スイッチに接続されていることを確認します
共有ストレージアレイ上の RAID コントローラまたはストレージプロセッサの位置の詳細については、該するストレージアレイDell フェイルオーバークラスタハードウェアのインストール
&トラブルシューティングをデルサポートサイト support.dell.com/manuals からダウンロードし、「クラスタハードウェアのケーブル接続」を参照してください
メモお使いのクラスタノードにパブリックおよびプライベートネットワークのアダプタ以外にもネットワークアダプタがある場合は、アダプタとバインド タブの プライベート 接続の下に
表示される順序を自由に変更できます
メモドライブAD は、ローカルシステム用に予約されています
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