PowerVault MD3000

Dell PowerVault MD3000 取扱説明書

  • こんにちは!Dell PowerEdge Cluster SE600L システムのインストール&トラブルシューティングガイドに関するご質問にお答えします。このドキュメントには、高可用性クラスタとストレージクラスタの設定、ケーブル接続、ハードウェアおよびソフトウェア要件、トラブルシューティングなどが詳細に説明されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください!
  • PowerEdge Cluster SE600Lシステムの最小ハードウェア要件は何ですか?
    ストレージシステムとしてどのような製品がサポートされていますか?
    フェンスメカニズムとは何ですか?
    ネットワーク接続はどのように設定する必要がありますか?
    冗長構成におけるケーブル接続方法は?
Dell™PowerEdge™ClusterSE600Lシステム インストールトラブルシューティング
概要
クラスタのケーブル接続
ノードのクラスタリングへの準備
クラスタの設定
トラブルシューティング
クラスタセットアップのチェックリスト
メモ、注意、警告
本書 予告なく変更 されることがあります
©2008 すべての著作Dell Inc. にあります
Dell Inc. の書面による許可のない複製は、いかなる形態においても厳重に禁じられています
本書に使用されている商標:DellDELL ロゴPowerEdge PowerVault および OpenManage Dell Inc. の商標ですIntel Intel Corporation の登録商標ですRed Hat および Red Hat Enterprise
Linux は米国その他の国における Red Hat, Inc. の登録商標です
本書では、必要じて上記以外の商標や会社名が使用されている場合がありますがそれらの商標や会社名は、一切 Dell Inc. に帰属するものではありません
2008 1 Rev.A00
メモコンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています
注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています
警告: 物的損害、けがまたは死亡原因となる可能性があることをしています
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クラスタセットアップのチェックリスト
Dell™PowerEdge™ClusterSE600Lシステム インストールトラブルシューティング
A-1.クラスタ作成のチェックリスト
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項目
確認
物理的なセットアップ
物理的なケーブル接続
BIOS Remote Access Controller を設定
DRAC telnet が有効(該当する場合)
ネットワーク電源スイッチが設定済み(該当する場合)
OS がインストールおよびアップデート済み
クラスタおよびクラスタストレージ
SAS HBA ドライバmptlinux パッケージ
マルチパスプロキシドライバlinuxrdac パッケージ
Dell™PowerVault™MD3000ストレージアレイが設定済み
PowerVault MD3000 Storage Manager 1 つのノードにインストール済み
仮想ディスクが作成済み
ホストグループが定義済みで仮想ディスクにマップ済み
Red Hat
®
Cluster Suite がインストール / 設定済み
ノードがクラスタに参加している
ノードでフェンスが設定済み
クラスタされた論理ボリューム
グローバルファイルシステム
サービスが作成済み
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Dell™PowerEdge™ClusterSE600Lシステム インストールトラブルシューティング
クラスタリングの種類
サポートされている構成
そののマニュアル
本書ではRed Hat
®
Enterprise Linux
®
5.1 Advanced PlatformRed Hat Cluster SuiteRHCS)、および Red Hat Global File SystemGFS)を使用してPowerEdge サーバ
2 DellPowerVault™MD3000シリアル接続 SCSISASストレージアレイに接続する構成Dell™PowerEdge™クラスタ SE600L システムを設定する手順を説明します
クラスタリングの種類
クラスタリングとは2 台以上のシステムをあたかも 1 のシステムであるかのように使用するための設定プロセスのことですこのようにして使用されるシステムはクラスタノードとばれますクラス
タリングをいてノードでの負荷バランシング、並行理、高可用性、およびストレージクラスタリングを有効にすることができますさまざまな種類のクラスタリングについて、以下に説明します
l 負荷バランシング - いに負荷バランシングしているクラスタはクライアントからの要求を受け入れ、定義されたアルゴリズムを使用して、要求をノードのプールに転送しますRed Hat
Cluster Suite にはこの機能を実行する Linux 仮想サーバー サービスが用意されていますLinux 仮想サーバー機能の実装については、本書ではいません。詳細についてはRed
Hat のウェブサイト www.redhat.com/cluster_suite 参照してください
l 並行処理または HPCCHigh Performance Compute Clustering -通常HPC クラスタはマスターまたはフロントエンドサーバーによって制御されますマスターサーバーはジ
ョブ要求を受け入れ、並行処理を活用するためにコンピュータノードでそれを分割しますRed Hat Cluster Suite HPCC アーキテクチャに対応していません
l 高可用性またはフェイルオーバークラスタリング - 予期しないエラーが発生した場合に、同じ高可用性クラスタ内の別のノードから作業負荷を引き受けることのできるノードセットがまれていま
す。Red Hat Cluster Suite は高可用性クラスタ構成に対応しています。詳細についてはRed Hat Cluster Suite のウェブサイト www.redhat.com/cluster_suite 参照してく
ださい
l トレージクラスタ - Red Hat Global File System などの同じ共有ストレージにアクセスしているシステムで構成されるクラスタ。詳細についてはRed Hat GFS のウェブサイト
www.redhat.com/gfs を参照してください
本書では、高可用性およびストレージクラスタを構成する手順を説明します
サポートされている構成
以下の項ではPowerEdge Cluster SE600L システムのサポートされているハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントについて説明します
PowerEdge Cluster SE600L システムはRed Hat Cluster Suite を実行する高可用性クラスタと Red Hat Global File System 実行するストレージクラスタで構成されていますストレ
ージクラスタを使用せずにクラスタ内に高可用性機能を設定することは可能ですが、高可用性機能を持たないストレージクラスタを構成することはできません
必要なコンポーネント
PowerEdge Cluster SE600L システムは、完全に冗長な高可用性ソリューションを提供しますSAS HBANICハードディスクストレージコントローラケーブルまたはクラスタノードを含む
らかのコンポーネントに障害が発生してもクラスタサービスは動作可能で、クライアントはアクセスを継続できます
クラスタソリューションにとって最低限必要なコンポーネントは、次のとおりです
l それぞれに 2 台以上のハードドライブと 2 のネットワークインタフェースカードをえた 2 PowerEdge サーバー
l PowerVault MD3000 ストレージアレイ 1
のコンポーネントを含む構成が推奨されます
l それぞれに 3 台以上のハードドライブと 3 枚以上のネットワークインタフェースカードをえた 2 PowerEdge サーバー
l PowerVault MD3000 ストレージアレイ 1
l PowerVault MD1000 拡張アレイ 2
l ネットワーク電源スイッチ 2
l ネットワークスイッチ 2
l Red Hat Enterprise Linux 5 がインストールされた管理ノード 1
1-1.PowerEdgeClusterSE600Lシステムの構成例
メモクラスタノードの 1 つを管理ノードとして使用できますが、管理ノード専用としてのシステムを使用することをおめします
最小要件
PowerEdge Cluster SE600L システムはRed Hat Enterprise Linux 5.1 Advanced Platform に対応していますサポートされている最小構成の概要は次のとおりです
l ノードたりの最小ディスク領域 1 GB
l ノードたりの最低限必要RAM 512 MB
クラスタノード
PowerEdge Cluster SE600L システムは、同種PowerEdge システム 2 台の組み合わせを必要とします。各 PowerEdge システムで Red Hat Enterprise Linux 5.1 AP を実行する
必要がありますクラスタ内のPowerEdge システムの要件1-1 します
1-1.クラスタノードの要件
メモ1 つのクラスタでの複数バージョンの Red Hat Enterprise Linux の実行は、ローリングアップグレードのみサポートされています
コンポーネント
最小要件
プロセッサ
クラスタノードになくとも 1 つのプロセッサ
RAM
Red Hat Enterprise Linux 5.1 Advanced Platform の場合は、各クラスタノードになくとも 512 MB RAM が装備されていること
HBA
クラスタノードに 2 SAS 5/E HBA
ネットワークインタフェースカードNIC
クラスタノードになくとも 2 NIC - パブリックネットワークとプライベートネットワーク用に1 枚。
メモパブリックネットワーク用のNIC は同一仕様のものプライベートネットワーク用のNIC 同一仕様のものを使うことをおめします
内蔵ディスクコントローラ
ノードにつき、内蔵ディスクに 1 のコントローラを接続。
メモ内蔵ドライブにはハードウェアまたはソフトウェア RAID の使用を強くおめします
電源ユニット
ノードに、異なる電源に取り付けた 2 台以上の電源ユニット
管理ノード
Red Hat Enterprise Linux を実行する専用の管理ノードを設定することをおめします。管理ノードは、お使いの PowerEdge Cluster SE600L システム構成で次の機能を実行します
l クラスタおよびクラスタストレージの管理と監視
l PowerVault MD3000 ストレージアレイの管理と監視
l ノードのパッケージ管理
さらに、専用の管理ノードでは、お使いのクラスタ環境に必要な次の機能も使えます。次の機能の詳細については本書ではいません
l ネットワークインストールサーバーのキックスタート
l PXEPre-execution Environmentサーバー
l DHCPDynamic Host Control Protocolサーバー
l DNSDomain Naming Service
クラスタストレージ
PowerEdge Cluster SE600L システムは、次のストレージエンクロージャをサポートしています
l PowerVault MD3000 RAID エンクロージャ 1
l PowerVault MD1000 ストレージ拡張エンクロージャ 2 まで
共有ストレージシステムの構成要件1-2 します
1-2.ストレージシステムの要件
フェンスメカニズム
フェンスは、共有ストレージのデータの整合性を確保するために使用しますノードがクラスタサービスにやかに反応しない場合は、クラスタから削除されますフェンスの使い方は複数あります。フ
ェンスデバイスの詳細なリストについてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com/cluster_suite/hardware 参照してください
PowerEdge Cluster SE600L システムは、次のデバイスでテストみです
l Dell Remote Access ControllerDRAC5
l PowerEdge Intelligent Platform Management InterfaceIPMI
l
APC
®
ネットワーク電源スイッチAP7867A
クラスタストレージ管理ソフトウェア
以下の項ではストレージ管理ソフトウェアの各種コンポーネントについて説明します
Dell PowerVault Modular Disk Storage Manager クライアント
PowerVault Modular Disk Storage Manager クライアントはPowerVault MD3000 RAID エンクロージャを集中管理するために管理ステーションで実行しますPowerVault Modular
Disk Storage Manager を使用してRAID アレイの作成または管理、仮想ディスクのバインドファームウェアのダウンロードなどのタスクを実行できます
PowerVault Modular Disk Storage Manager エージェント
PowerVault Modular Disk Storage Manager エージェントはクラスタノードに常駐してModular Disk Storage Manager クライアントによって管理できるサーバーベースのトポロジデー
タを収集します
ハードウェアコンポーネント
最小要件
電源および冷却に関する要件
ホットプラグ対応内蔵 電源ユニット / 冷却ファンモジュール 2
物理ディスク
PowerVault MD3000 RAID エンクロージャ内になくとも 2 台の物理ディスク
ケーブル
l 冗長構成の場合は、1 m2 mまたは 4 m SAS ケーブル 4
l 追加する PowerVault MD1000 ストレージ拡張エンクロージャごとに 1 m2 mまたは 4 m SAS ケーブル 2
メモRAID 0 および独立のディスクとして使用することも可能ですがディスクが故障した場合にデータの冗長性を確保できないため、高い可用性を必要とするシステムにはおめできませ
ん。
メモPowerVault MD3000 ストレージアレイでは3 台以上のシステムを接続する構成はサポートされていませんしたがってクラスタのノード2 つまでに限定されます
メモネットワーク電源スイッチと Remote Access ControllerDRAC または IPMIなど2 種類のフェンスメソッドを使用することをおめします
Multi-Path Proxy ドライバ
Multi-Path Proxy ドライバはクラスタノードに常駐してサーバーと RAID エンクロージャの間の冗長データパスを管理しますMulti-Path Proxy ドライバが正常に機能するように、構成冗長
HBA とケーブル接続が含まれていることを確認してください
Multi-Path Proxy ドライバは1 つの仮想ディスクにして複数のパスがあることを認識しそのディスクへの優先パスを確立します。優先パスのコンポーネントのいずれかに障害が発生すると、ス
トレージアレイが中断されることなく動作し続けるようにドライバは I/O 要求の経路を自動的に代替パスに変更します
冗長クラスタ構成では、自動フェイルバック機能は無効に設定されていますしたがって、障害の発生したコンポーネントを修復または交換しても、仮想ディスクは優先コントローラに自動転送されませ
ん。MD Storage Manager クライアントまたはコマンドラインインタフェースCLI)を使用してフェイルバックを手動で開始することができます
そののマニュアル
l ラックソリューションに付属の『ラック取り付けガイドではシステムをラックに取り付ける方法について説明しています
l システムのセットアップマニュアルシステムの初期設定の概要について説明しています
l Dell PowerVault MD3000 の『ハードウェアオーナーズマニュアルDell PowerEdge システムのハードウェアオーナーズマニュアルではホストサーバーとストレージアレイについ
て説明されています
l Dell PowerVault MD3000 システムのInstallation Guide』(設置ガイドではストレージアレイのセットアップとケーブル接続の概要を説明しています
l PowerVault MD Storage Manager の『コマンドラインインタフェースガイドではコマンドラインインタフェースCLI)の使い方を説明しています
l Dell PowerVault MD3000 Resource メディアには、本項に含まれているすべてのマニュアルのほかに、設定 / 管理ツールのマニュアルが収録されています
l Dell PowerVault MD Storage Manager の『ユーザーズガイドではストレージアレイを設定するためのアレイ管理ソフトウェアの使い方について説明しています
l Dell PowerVault MD システムのSupport Matrix』(サポートマトリクスではPowerVault MD システムのサポートされているソフトウェアとハードウェアについて説明しています。こ
のマニュアルはデルサポートサイト support.dell.com からダウンロードできます
l システム管理者ガイドではシステムの操作および管理について説明しています
l システムとは別に購入されたコンポーネントのマニュアルでは、購入されたオプション装置の取り付けや設定について説明しています
l システムソフトウェアまたはマニュアルの変更にして記載されたアップデート情報がシステムに付属していることがあります
l Red Hat のマニュアルについては、次のリンクを参照してください
¡ Red Hat Enterprise Linux のマニュアル - www.redhat.com/docs/manuals/enterprise
¡ Red Hat のハードウェア認証 - hardware.redhat.com
¡ Red Hat Cluster Suite - www.redhat.com/cluster_suite/
¡ Red Hat Global File System - www.redhat.com/gfs/
¡ Red Hat Network - www.redhat.com/docs/manuals/RHNetwork
¡ さらにしい情報についてはRed Hat トレーニングクラス RH436-Red Hat Enterprise Clustering and Storage Management を参照してください
リリースノートまたは readme ファイルにはシステムまたはマニュアルの最新のアップデート情報や、専門知識をおちのユーザーや技術者のための高度な技術情報が含まれていることがありま
す。
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警告: 『製品情報ガイド には、安全および認可機する情報記載されています。保証情報しては、『サービス サポートのごしてください
メモこのアップデート情報には他の文書の内容を差し替える情報が含まれていることがあるので、必最初におみください
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クラスタのケーブル
Dell™PowerEdge™ClusterSE600Lシステム インストールトラブルシューティング
マウスキーボードモニターのケーブル接続
電源ユニットのケーブル接続
パブリックネットワークとプライベートネットワークのケーブル接続
ストレージシステムのケーブル接続
以下の項ではクラスタのさまざまなコンポーネントをケーブル接続する方法について説明します
マウスキーボードモニターのケーブル接続
クラスタ構成をラックに取り付けるにはマウスキーボードモニターを接続することをおめしますただし、必須ではありません)。ノードを接続する手順についてはラックに付属のマニュアルを
してください
電源ユニットのケーブル
個々の電源の要件が満たされていることを確認するにはクラスタソリューションのコンポーネントのマニュアルを参照してください
電源関連の障害からクラスタソリューションを保護するために、次のガイドラインにうことをおめします
l 各電源ユニットをAC 回路に接続する
l 各電源ユニットを別々のオプションのネットワーク電源スイッチに接続する
l 無停電電源装置(UPS)を使用する
l 環境によってはバックアップ用の発電機の設置や別の変電設備からの電力供給を検討する
2-1および 2-2 は、2 Dell™PowerEdge™システムと 1 のストレージシステムで構成されるクラスタソリューションの電源ケーブルを接続するおめの方法です。冗長性を確保す
るためすべてのコンポーネントのプライマリ電源ユニットは1 つまたは 2 つの回路にまとめて接続し、冗長電源は別の電源供給回路にまとめて接続するようにします
2-11電源ユニットを使用した PowerEdge システムの電源ケーブル
2-2.2電源ユニットを使用した PowerEdge システムの電源ケーブル
メモこの図は、電源ユニットからコンポーネントへの配線のみをしたものです
パブリックネットワークとプライベートネットワークのケーブル
クラスタノードのネットワークアダプタは、各ノードにしてなくとも 2 つのネットワーク接続を提供しますこれらの接続について2-1 にまとめます
2-1.ネットワーク
2-3 は、ネットワークアダプタのケーブル接続の例です。各ノード内の専用ネットワークアダプタはパブリックネットワークに、残りのネットワークアダプタは相互に接続されていますプライベートネット
ワーク用)。
2-3.ネットワークのケーブル
メモこの図は、電源ユニットからコンポーネントへの配線のみをしたものです
ネットワーク
パブリックネットワー
クライアント LAN へのすべての接続。
プライベートネットワークのフェイルオーバー用に、少なくとも 1 つのパブリックネットワークを混在モードパブリックモードとプライベートモード)に設定する必要があります
プライベートネットワ
ーク
クラスタノードでクラスタのステータス情報を共有するための専用接続。
LAN に接続されたネットワークアダプタではクラスタ内の相互接続が失敗した場合にえて通信レベルでの冗長性も提供されます
オプションの DRAC カードがある場合は、プライベートネットワークに接続しますこの構成ではポイントツーポイントトポロジを使用せずネットワークスイッチを使用します
オプションのネットワーク電源スイッチがある場合は、プライベートネットワークに接続ますPowerVault MD3000 ストレージコントローライーサネットポートをプライベートネ
ットワークにケーブル接続します
パブリックネットワークのケーブル
TCP/IP を実行しているシステムでサポートされているネットワークアダプタならどれでもネットワークセグメントに接続できます。追加のパブリックネットワークセグメントをサポートするためまたはネッ
トワークアダプタやスイッチポートの故障に備えて冗長性を持たせるため、追加のネットワークアダプタを取り付けることができます
プライベートネットワークのケーブル
クラスタノードのプライベートネットワーク接続には、各ノードに取り付けた 2 番目以降のネットワークアダプタを使用しますこのネットワークはクラスタ内の通信に使用しますクラスタノードのプライ
ベートネットワークインタフェースカードネットワーク電源スイッチリモートアクセスコントローラDRAC/IPMI)、および MD3000 ストレージコントローライーサネットポートを含め、すべてのクラスタネ
ットワークコンポーネントをケーブル接続します2 つの可能なプライベートネットワーク構成に必要なハードウェアのコンポーネントと接続方法2-2 します
2-2.プライベートネットワークのハードウェアコンポーネントおよび
プライベートネットワークのデュアルポートネットワークアダプタの使用
パブリックネットワークをプライベートネットワーク通信のフェイルオーバー用に使えるようにクラスタを構成することもできますただしデュアルポートネットワークアダプタを使用している場合、パブリ
ックとプライベートの両方のネットワークに接続するために、同一アダプタ2 つのポートを使用しないでください
NIC ボンディング
ネットワークインタフェースカードNICのボンディングによって複数NIC を組み合わせ、負荷バランシング機能やフォールトトレランス機能を付加することができます。お使いのクラスタは NIC ボン
ディングをサポートしていますパフォーマンスに一貫性を持たせるために1 つのボンドでは同一NIC を使用してくださいボンディングの設定の詳細については
www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で、Red Hat の『Deployment Guideをクリックし、「Channel Bonding Interfaces」の項を参照してください
ストレージシステムのケーブル
本項では、お使いのクラスタをストレージシステムに接続する方法について説明します
ストレージ管理は、SAS 接続による帯域内管理、またはイーサネット接続による帯域外管理が可能です。帯域外ストレージ管理にはストレージアレイのイーサネットポートをプライベートネットワークに
ケーブル接続します
シングル SAS 5/E HBA 使用した冗長構成によるクラスタのケーブル
SAS 5/E デュアルポート HBA ケーブル 1 SAS ケーブル 2 本を使用して、各クラスタノードをストレージシステムに接続しますこの構成ではクラスタノードからストレージシステムへの冗長ス
トレージパスがありますポートケーブルまたはストレージコントローラなどストレージパスのコンポーネントのいずれかに障害が発生してもMulti-Path Proxy ドライバが I/O 要求を代替パス
に自動的に経路変更するためストレージアレイは中断されることなく動作し続けます
クラスタのケーブル接続は次のとおりです
1. クラスタノード 1 をストレージシステムに接続します
a. クラスタノード 1 HBA ポート 0 RAID コントローラモジュール 0 ポート In-0 の間SAS ケーブルで接続します
b. クラスタノード 1 HBA ポート 1 RAID コントローラモジュール 1 ポート In-0 の間SAS ケーブルで接続します
2. クラスタノード 2 をストレージシステムに接続します
a. クラスタノード 2 HBA ポート 0 RAID コントローラモジュール 0 ポート In-1 の間SAS ケーブルで接続します
b. クラスタノード 2 HBA ポート 1 RAID コントローラモジュール 1 ポート In-1 の間SAS ケーブルで接続します
シングル SAS 5/E HBA を使用した冗長クラスタ構成2-4 します
2-4.シングル SAS 5/E HBA 使用した冗長クラスタ構成
方式
ハードウェアコンポーネント
ネットワークス
イッチ
ファーストイーサネットまたはギガビットイーサネットネットワ
ークアダプタとスイッチ
両方のクラスタノードのネットワークアダプタからの標準イーサネットケーブルをファーストイーサネットまたはギガ
ビットイーサネットのスイッチに接続します
ポイントツーポ
イント
銅線ギガビットイーサネットネットワークアダプタ
両方のクラスタノードのギガビットイーサネットネットワークアダプタ間に標準イーサネットケーブルを接続します
メモ専用の管理ノードで帯域外管理を使用するように DellPowerVault™MD3000ストレージエンクロージャを設定することをおめします
メモプライマリサーバーの HBA に障害が発生するとそのノードはクラスタから削除されそのノードを使用しているすべてのサービスが再配置されます
デュアル SAS 5/E HBA 使用した冗長構成によるクラスタのケーブル
SAS 5/E HBA ケーブル 2 SAS ケーブル 2 本を使用して、各クラスタノードをストレージシステムに接続しますこの構成ではクラスタノードからストレージシステムへの冗長ストレージパスが
ありますポートケーブルまたはストレージコントローラなどストレージパスのコンポーネントのいずれかに障害が発生してもMulti-Path Proxy ドライバが I/O 要求を代替パスに自動的に経
路変更するためストレージアレイは動作し続けます
クラスタのケーブル接続は次のとおりです
1. クラスタノード 1 をストレージシステムに接続します
a. クラスタノード 1 HBA ポート 0 RAID コントローラモジュール 0 ポート In-0 の間SAS ケーブルで接続します
b. クラスタノード 1 HBA ポート 1 RAID コントローラモジュール 1 ポート In-0 の間SAS ケーブルで接続します
2. クラスタノード 2 をストレージシステムに接続します
a. クラスタノード 2 HBA ポート 0 RAID コントローラモジュール 0 ポート In-1 の間SAS ケーブルで接続します
b. クラスタノード 2 HBA ポート 1 RAID コントローラモジュール 1 ポート In-1 の間SAS ケーブルで接続します
2-5.デュアル SAS 5/E HBA 使用した冗長クラスタ構成
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メモSAS 出力ポートを使用してMD1000 拡張エンクロージャへの SAS 接続が可能です
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ノードのクラスタリングへの準備
Dell™PowerEdge™ClusterSE600Lシステム インストールトラブルシューティング
前提条
クラスタノードの構成
内蔵ストレージドライブの設定
OS 準備
ストレージにアクセスできるようにノードを設定する方法
共有ストレージシステムの取り付けと設定
前提
Dell™PowerEdge™ClusterSE600Lシステムをセットアップするには、次のアイテムがあることを確認してください
l 必要なコンポーネントげられているコンポーネント
l
Red Hat
®
Enterprise Linux
®
5.1 Advanced Platform のインストールメディア
l DellPowerVault™MD3000Resource メディアまたはデルサポートサイト support.dell.com からダウンロードしたメディアの最新ISO イメージ
管理インフラストラクチャの
ケーブル接続とハードウェアのセットアップがすべて完了していることを確認します。次へ進む前に、管理インフラストラクチャを選択してくださいストレージアレイの管理は次2 つの方法で行われま
す。
域外管理 - 帯域外管理ではデータはコマンドおよびイベントから隔離されますデータはホストツーコントローラ SAS インタフェースケーブルでやりりされコマンドとイベントはイーサネットケーブ
ルを使用します
帯域内管理 - 帯域内管理ではコマンドイベントおよびデータがホストツーコントローラ SAS インタフェースケーブルでやりりされます。帯域外管理とはなりコマンドとイベントはデータとじネ
ットワークにあります
クラスタノードの構成
クラスタノードのセットアップの準備をするには、以下の各項の手順を実行します
SAS HBA 構成
1. ノードの電源を入れます
2. BIOS POST 中に、シリアル接続 SCSISAS5/E 構成を呼び出すオプションを実行します(通常は、<Ctrl><C> のキーの組み合わせです)。次の画面が表示されます
のメッセージが表示されます
3. SAS 設定ユーティリティメニューで、下の画面のリストからアダプタを選択します
メモPowerEdge Cluster SE600L システムには、帯域外管理を使用することをおめします
アダプタを選択するとアダプタのプロパティが下の画面のように表示されます
4. SAS アドレスをメモしておきますSAS アドレスは、後で仮想ディスクの割り当てに使用します
5. Boot Supportブートサポートのオプションを切り替えて Disabled (無効)を選択しますこのフィールドを使用するとPowerVault MD3000 ストレージアレイから起動することができ
ますこの機能は、PowerEdge Cluster SE600L システムではサポートされていません
6. 設定を保存して終了します
7. のすべての SAS 5/E アダプタ上で同じ手順を繰り返します
8. 設定ユーティリティを終了し、システムを再起動します
リモートアクセスの設定
1. BIOS POST 中にのメッセージが表示されたら<Ctrl><E> のキーの組み合わせをしてRemote Access Configuration Utilityリモートアクセス設定ユーティリティメニュ
ーをきます
2. Remote Access Configuration Utilityリモートアクセス設定ユーティリティメニューが表示されます
3. Dell Remote Access ControllerDRACカードと一緒PowerEdge システムを購入された場合は、IPMI Over LANLAN 経由IPMIオプションが offオフ)に設定されている
ことを確認しますIPMI Over LAN が有効の場合、完全冗長のセットアップにはネットワークインタフェースカードNIC)の追加が必要になることがありますこの問題が発生するのはIPMI
がオンボード NIC 1 枚を使用するため、追加NIC がないと冗長ネットワーク構成が成立しなくなることが原因です
4. Remote Access Configuration Utilityリモートアクセス設定ユーティリティメニューで LAN ParametersLAN パラメータ)を選択し、IP アドレスを割り当てるかまたは DHCP
を選択します
5. 変更を保存して終了します
その設定
フェンスエージェントとの telnet 通信用DRAC カードを設定する必要がありますDRAC カードはデフォルトでセキュアシェルssh)が有効、telnet が無効の状態で出荷されていますフェンス
エージェントにおける ssh のサポートは、将来のリリースでは予定されています
1. のコマンドを使用してDRAC に接続します
[root]# ssh {DRAC IP アドレス}
たとえば、次のとおりです
[root]# ssh 192.168.120.100
2. DRAC があるすべてのノードでこの手順を繰り返します
3. のコマンドを使用して telnet 有効にします
[root@drac]# racadm config -g cfgSerial -o cfgSerialTelnetEnable 1
内蔵ストレージドライブの設定
システムにしい物理ディスクを追加した場合、または内蔵ドライブを RAID 構成で設定しようとする場合、OS をインストールする前にRAID コントローラの BIOS 設定ユーティリティを使って RAID
の設定を行う必要があります
フォールトトレランスとパフォーマンスのバランスを最適に保つには、内蔵ディスクの構成RAID 5 に設定することをおめしますRAID 構成の詳細については、個RAID コントローラのマニュ
アルを参照してください
OS 準備
メモPowerEdge 1950 システムのフェンス設定にDRAC カードのわりに IPMI 使用する場合は、追加カードのスロット数が足りないため、完全冗長のセットアップは不可
です
メモDHCP オプションを使用する場合は、DHCP サーバーから IP アドレスを割り当てる必要がありますこのメニューから MAC アドレスをメモして、後DHCP からIP を割
り当てるために使用します・BDHCP サーバーを設定する手順についてはwww.redhat.com/docs/manuals/enterprise 、『 Red Hat Deployment Guideをクリックし
Configuring a DHCP Server」の項を参照してください
メモノードはクラスタのフェンス操作の一部としてリモートアクセスコントローラと通信するため、割り当てられた IP アドレスがクラスタのプライベートネットワークとじサブネット上に
あることを確認してください
メモこの時点ssh を使用して DRAC に接続できない場合は、ノードの設定後に本項の手順を実行しますウェブユーザーインタフェースUIまたは Dell OpenManage を使用して
DRAC を設定することも可能ですDRAC の設定の詳細についてはデルサポートサイト support.dell.com でマニュアルを参照してください
メモDell PowerEdge Expandable RAID ControllerPERCRAID ソリューションを使用せずにフォールトトレランスを設定する場合は、Red Hat Enterprise Linux まれて
いるソフトウェア RAID を使用します。詳しい手順についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Red Hat Deployment Guideをクリ
ックし、「Configuring Software RAID」の項を参照してください
Red Hat Network へのアクセス
Red Hat NetworkRHNアカウントをおちでない方は、www.redhat.com/register にログオンしてアカウントを作成してくださいクラスタノードには、出荷時RHN サブスクリプション情報
が保存されています。登録情報が見つからない場合は、デルサポートにお問い合わせください
OS のステータスの確認
お使いの PowerEdge システムに Red Hat Enterprise Linux 5 が出荷時にインストールされている場合は、Red Hat Enterprise Linux 5.1 にアップグレードする必要がありますOS をア
ップグレードするにはOS のアップデート参照してください。お使いの PowerEdge システムに OS をインストールするにはRed Hat Enterprise Linux 5.1 のインストールを参照してください
Red Hat Enterprise Linux 5.1 のインストール
PowerEdge システムにインストールメディアが付属していない場合は、最新Red Hat Enterprise Linux64 ビット x86_64 にはバージョン 5ISO イメージを Red Hat ウェブサイト
rhn.redhat.com からダウンロードしてください。物理メディアが必要な場合は、デルの営業担当にお問い合わせください
しい ISO イメージまたは物理メディアを入手したら、次のいずれかのインストール方法を選択します
物理メディアによる OS のインストール
インストール用の物理メディアを作成します。詳細についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Red Hat Installation Guideをクリックし
Can You Install Using the CD-ROM or DVD?」の項を参照してください
ネットワークでの OS のインストール
ネットワークインストールサーバーを作成します。詳細についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Red Hat Installation Guideをクリッ
クし、「Preparing for a Network Installation」の項を参照してください
キックスタートインストールの使
お使いの PowerEdge Cluster SE600L システムはhttp://linux.dell.com/files/se600l/ks.cfg にある SE600L kickstart script を使用して簡単にインストールできますただし
このスクリプトを使用するには、各ノードをインターネットに接続しておく必要があります。お使いのノードがインターネットにアクセスできない場合は、独自のキックスタートファイルを作成する必要がありま
す。独自のキックスタートファイルの作成を参照してください
キックスタートの詳細についてはwww.redhat.com/docs/manuals/enterprise Red Hat Installation Guideをクリックし、「Kickstart Installations」の項を参照してください
のキックスタートファイルの作成
お使いのクラスタノードがインターネットに直接アクセスできる環境にない場合は、SE600L キックスタートスクリプトをダウンロードしニーズにわせてスクリプトを修正するという方法もあります
SE600L キックスタートスクリプトを http://linux.dell.com/files/se600l/ks.cfg からダウンロードしてください
キックスタートインストールスクリプトの作成の詳細についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com/docs/manuals/enterprise/ で『Red Hat Installation Guideをクリッ
クし、「Creating a Kickstart Installation」の項を参照してください
キックスタート GUI の使い方の詳細についてはwww.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Red Hat Installation Guideをクリックし、「 Kickstart Configurator 」の項を参
してください
ネットワークインストールの使
以下の項で説明するネットワークインストール方法のいずれかを使用してRed Hat Enterprise Linux をインストールできます
PXE ブートを使用してネットワークから OS をインストールする方法
独自のキックスタートファイルの作成で作成したキックスタートを使用してネットワーク経由での OS のインストールで設定したネットワークインストールサーバーをポイントするエントリを設定します。以
PXE エントリの一例です
label node1
注意: OS のインストールは、必ずすべてのシリアル接続 SCSISASストレージケーブルをしてからってください。外しておかないとデータの喪失、ブートセクターのインストールエラ
ー、マルチパスドライブの順序の問題などが発生するおそれがあります
メモDell Systems Build and Update Utility メディアを使用して OS をインストールすることも可能です。最新のメディアをデルサポートサイト support.dell.com からダウンロードで
きます
メモ複数ノードのインストールを簡単にうにはPXEPre-Boot Execution Environment )を使用します・BPXE のセットアップの詳細についてはRed Hat のウェブサイト
www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Red Hat Installation Guideをクリックし、「PXE Network Installations」の項を参照してください
menu label node1 RHEL 5.1 (registered with RHN, running SE600L HA Cluster)
kernel images/os/linux/redhat/rhel/5.1/x86_64/vmlinuz
append initrd=images/os/linux/redhat/rhel/5.1/x86_64/initrd.img
メディアを使用してネットワークから OS をインストールする方法
Red Hat Enterprise Linux 5.1 CD1 または DVD を使用して起動し、askmethod パラメータを使用してネットワークインストールサーバーを指定しますたとえば、次のとおりです
boot: linux askmethod
キックスタートインストールの使い方で作成したキックスタートファイルを使用することもできますたとえば、次のとおりです
boot: linux ks=http://linux.dell.com/files/se600l/ks.cfg
ノードのシステムクロックの同期
すべてのノードのクロックの同期をとりますシステム時刻の設定の詳細についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com で『Red Hat Deployment Guide』を参照してください
ノードを RHN する方法
のコマンドを実行してすべてのノードを RHNrhn.redhat.com/register)に登録します
[root]# rhn_register
詳細についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Red Hat Installation Guideをクリックし、「RHN Registration」の項を参照してくださ
い。
所有のインストール番号を使用して、必要なすべての RHN チャネルにアクセスできます。次RHN チャネルですべてのノードが設定済みであることを確認します
l Red Hat Enterprise Linuxv64 ビット x86_64 にはバージョン 5
l Red Hat Enterprise Linux Clusteringv64 ビット x86_64 にはバージョン 5
l Red Hat Enterprise Linux Cluster-Storagev64 ビット x86_64 にはバージョン 5
のコマンドをノードで実行し、登録済みであることを確認します
[root]# echo "repo list" | yum shell
3 つのチャネルのうち登録されていないチャネルがある場合は、次の手順を実行します
1. rhn.redhat.com にログインします
2. Systemsシステムをクリックします
3. お使いのクラスタノードがリストにない場合は、左ペインの Recently Registered(最近登録したものなどのフィルタを使用します
4. リストからお使いのクラスタノードを選択します
5. Subscribed channels(購読中のチャネルセクションでAlter Channel Subscriptionsチャネルの購読を変更するをクリックします
6. すべてのチャネルを選択し、Change Subscriptions(購読を変更するをクリックします
ポストインストールスクリプト Dell-se600l 使
OS のインストールにキックスタートファイルを使用しなかった場合は、次のコマンドで ell-se600l ユーティリティを使用できます
[root]# yum install dell-se600l
メモSE600L キックスタートスクリプトを修正したかまたは独自のスクリプトを使用する場合は、そのキックスタートファイルを指定します
メモノードが RHN に登録済みであることをすメッセージが表示される場合は、再び登録する必要はありません
メモyum の将来のバージョンではコマンド yum repolist 対応する予定です
メモRHN への登録とチャネルの購読の詳細についてはRed Hat ネットワークのマニュアルのウェブサイト www.redhat.com/docs/manuals/RHNetwork 参照してく
ださい
Dell コミュニティリポジトリのインストールの手順に従って Dell コミュニティリポジトリが設定済みであることを確認します
OS のアップデート
クラスタノードを RHN に登録したらyum ユーティリティを使用してソフトウェアのアップデートを管理できますRed Hat Enterprise Linux にはsystem-config-packages と呼ばれる GUI
ベースのツールもまれていますsystem-config-packages にアクセスするにはApplicationsアプリケーション® Add/Remove Softwareソフトウェアの追加と削除)の順にクリッ
クしてyum ユーティリティのフロントエンドを提供するアプリケーションを追加します
必要に応じて、次のコマンドを使用して system-config-packages をインストールします
[root]# yum install pirut
のコマンドを使用して最新のソフトウェアにアップデートします
[root]# yum update
このコマンドを実行すると、お使いの OS のすべてのパッケージが最新バージョンにアップデートされますPowerEdge Cluster SE600L システムはRed Hat Enterprise Linux 5.1 による
テストを受け、認定みです
ファイアウォールの設定
ファイアウォールの設定は次の手順で行います
1. すべてのノードがホストIP アドレスによっていに通信できることを確認します
ノードの接続の確認の下のトラブルシューティングの項を参照してノードの接続状況を検証します。詳細についてはRed Hat のウェブサイト
www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Red Hat Deployment Guideをクリックし、「Before Configuring a Red Hat Cluster」の項を参照してください
2. ノード間で必要IP トラフィックを設定しますノードのトラフィックを許可するには、各ノードでのコマンドを実行します
[root]# iptables -I INPUT -s {ノード 1 の完全修飾ホスト名または IP アドレス} -j ACCEPT
[root]# iptables -I INPUT -s {ノード 2 の完全修飾ホスト名または IP アドレス} -j ACCEPT
[root]# iptables -I INPUT -s {管理ノードの完全修飾ホスト名または IP アドレス} -j ACCEPT
[root]# service iptables save
以上のコマンドにより、各ノードからのすべてのトラフィックが許可されますただしノードのセキュリティの管理を強化する必要がある場合には、必要な特定のポートのみにしてトラフィック
を許可することも可能ですファイアウォールの詳細についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Red Hat Enterprise Linux
Deployment Guideをクリックし、「Firewalls」の項を参照してください
Red Hat Cluster Suite で使用する IP ポート番号、プロトコルおよびコンポーネントの詳細についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com にあるRed Hat Enterprise Linux
5.1 Cluster Administration Guide』で「Enabling IP Ports on Cluster Nodes」の項を参照してください
クラスタグループのインストール
お使いのシステムがキックスタートファイルでインストールされた場合は、正しいクラスタグループがインストールみです。次のコマンドを実行して、正しいグループを確認またはインストールします
[root]# yum groupinstall "Clustering" "Cluster Storage"
Dell コミュニティリポジトリ
お使いの Dell PowerEdge システムはノードRed Hat Enterprise Linux 5.1 のパッケージをすでに管理している yum ユーティリティを使用して管理できますこのユーティリティによ
り、デル提供のすべての Linux ソフトウェアDell PowerEdge ファームウェアのアップデート、一部dkms ドライバおよびそののオープンソースソフトウェアに容易にアクセスできます。詳細
についてはlinux.dell.com/repo/software/ にアクセスして確認してください
お使いのノードからインターネットにアクセスできない場合は本項を省略し、必要に応じて PowerEdge システムのファームウェアを手動でアップデートします。詳細についてはsupport.dell.com
にアクセスしてご確認ください
Dell コミュニティリポジトリのインストール
Dell コミュニティソフトウェアリポジトリをインストールするには、次のコマンドを使用します
[root]# wget -q -O - http://linux.dell.com/repo/software/bootstrap.cgi | bash
メモ名前の解決DNS 使用しない場合は、各ノードの /etc/hosts でローカルホストファイルを編集し、各ノードのエントリを作成します。各ノードのローカルホストファイルにす
べてのノードのエントリがまれていることを確認します
メモリポジトリはコミュニティでサポートされていますがデルの正式なサポートはありませんサポートを利用するにはlists.us.dell.com linux-poweredge のメーリングリストを使
してくださいsupport.dell.com から最新MD3000 および OpenManage Server AssistantOMSAISO イメージを入手することも可能です
メモ下記CLI コマンドは1 行で入力してください
Dell コミュニティハードウェアリポジトリをインストールするには、次のコマンドを使用します
[root]# wget -q -O - http://linux.dell.com/repo/hardware/bootstrap.cgi | bash
オプションリポジトリを利用して OpenManage DRAC コンポーネントをインストールするには、次のコマンドを使用します
[root]# yum install srvadmin-rac5
OpenManage ではracadm コマンドを使用して DRAC コンポーネントを管理することができますこれによって必要なコンポーネントがインストールされますOpenManage の全機能を必要と
する場合は、代わりにのコマンドを使用します
[root]# yum install srvadmin-all
のコマンドで SAS HBA ドライバをインストールします
[root]# yum install mptlinux
のコマンドで Multi-Path Proxy ドライバをインストールします
[root]# yum install linuxrdac
ストレージにアクセスできるようにノードを設定する方法
PowerEdge Cluster SE600L システムRed Hat Cluster Suite が正常に動作するには、各ノードが同一PowerVault MD3000 ストレージアレイにアクセスできるように設定する必要
がありますSE600L スクリプトを使用してノードをインストールしたかまたは Dell コミュニティリポジトリからこれらの手順を実行した場合は、PowerVault MD Storage Manager のインストール
に進みます。各ノードからじストレージアレイにアクセスできるように設定するには、次の手順を実行します
1. HBA ドライバをインストールし、設定します
2. Multi-Path Proxy ドライバをインストールし、設定します
3. PowerVault MD3000 ストレージアレイを設定します
これらの手順を完了したら、各ノードから同じ共有ストレージにアクセスできます。詳細についてはDell PowerVault MD3000 Resource メディアで Readme.txt を参照してください
Dell PowerVault MD3000 Resource メディアの使
Dell PowerVault MD3000 Resource メディアにはSAS HBA ドライバと Multi-Path Proxy ドライバが収録されていますDell コミュニティリポジトリを使用しないかまたはなくともバージョ
14 のメディアをおちでない場合は、デルサポートサイト support.dell.com から最新ISO イメージをダウンロードします
前提
Dell PowerVault MD3000 Resource メディアのインストーラを実行する前にインストーラに必要なパッケージ libXplibXtstおよびカーネル開発パッケージがノードにインストールされてい
ることを確認してください
1. のコマンドを実行してパッケージがインストールされていることを確認します
[root]# yum install libXp libXtst
2. Dell PowerVault MD3000 Resource メディアを使用して Dell HBA ドライバと Multi-Path Proxy ドライバをインストールするには、開ツールが必要ですインストーラを実行する
、次のコマンドを入力してこれらのパッケージがノードにあることを確認します
[root]# yum install kernel-devel gcc
3. PowerVault MD Storage Manager 使用するにはX が実行中であることを確認しますX が実行されていない場合は、次のコマンドを実行します
[root]# yum groupinstall base-x
X が正常に起動しない場合は、次の設定ユーティリティを実行します
[root]# system-config-display
のコマンドで runlevel 5 に入ります
[root]# init 5
または、次のコマンドで X を起動します
[root]# startx
4. Dell PowerVault MD3000 Resource メディアに収録されているマニュアルを参照するには、お使いのシステムにのコマンドでウェブブラウザをインストールします
[root]# yum install firefox
メインメニューの起動
次の手順で、必要なソフトウェアをインストールします
1. 2 つの方法のいずれかで Dell PowerVault MD3000 Resource メディアにアクセスします
l クラスタノードにメディアを挿入しますX が実行中の場合、メディアは /media マウントポイントの下で自動的にマウントしメインメニューが起動しますメディアが自動的にマウントし
ない場合は、次のコマンドを実行します
[root]# mount/dev/cdrom {/マウントポイントへのパス} {/マウントポイントへのパス} にはコンテンツにアクセスするために使用するディレクトリを入力します。)
l ISO イメージをダウンロードした場合、物理メディアを作成する必要はありませんISO イメージをマウントし、次のコマンドを実行してコンテンツにアクセスします
[root]# mount -o loop {ISO ファイル名} {/マウントポイントへのパス} {/マウントポイントへのパス} にはコンテンツにアクセスするために使用するディレクトリを
します。)
2. インストーラが自動的に起動しますインストーラが自動的に起動しなかった場合は、次のコマンドを使用してDell PowerVault MD3000 Resource メディアの Linux インストールスクリ
プトを手動で実行します
[root]# ./autorun
メインメニューが表示されない場合は、次のコマンドを使用してディレクトリを変更します
[root]# cd {/path/to/mount/point/linux/}
のコマンドを使用してインストーラを実行します
[root]# ./install.sh
Dell PowerVault MD3000 Resource メディアのメニューが表示されます
#################################################
Dell PowerVault MD3000 Resource CD
#################################################
1. View MD3000 ReadmeMD3000 readme の表示)
2. Install SAS 5/E Adapter DriverSAS 5/E Adapter Driver のインストール)
3. Install MD3000 Storage ManagerMD3000 Storage Manager のインストール)
4. Install Multi-Pathing driver(マルチパスドライバのインストール)
5. Install MD3000 DocumentationMD3000 のマニュアルのインストール)
6. View MD3000 DocumentationMD3000 のマニュアルの表示)
7. Dell Support(デルサポート)
8. View End User License Agreement(エンドユーザーライセンス契約の表示)
Enter the number to select a component from the above list.(上記リストの番号を入力して、コンポーネントを選択します。)
Enter q to quit.q を入力して終了します。)
Enter:
3. SAS HBA ドライバと Multi-Path Proxy ドライバをインストールするには、以下の項の手順を完了する必要があります
SAS 5/E HBA ドライバのインストール
1. メインメニューの起動の手順を完了します
2. Option 2. Install SAS 5/E Adapter Driverオプション2: SAS 5/E Adapter Driver のインストール)を選択します。画面の指示に従ってインストールを完了します。次のメッセージ
が表示されます
DKMS: install Completed(インストールが完了しました。)
メモSAS 5/E ドライバはDynamic Kernel Module SupportDKMSパッケージの形で提供されていますDKMS の詳細についてはプロジェクトのページ
www.linux.dell.com/dkms にアクセスしてください
メモお使いのクラスタノードでのみ次の手順を実行します。専用の管理ノードにはどれにも SAS HBA ドライバをインストールしないでください
You must restart your computer for the new settings to take effect.(新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。)
詳細についてはメインメニューのマニュアルを参照してください
PowerVault MD Storage Manager のインストール
PowerVault MD Storage Manager には、お使いのノードの設定に必要Multi-Path Proxy ドライバがまれていますまたPowerVault MD3000 ストレージアレイの管理と設定に必要
な管理ソフトウェアもまれています
1. メインメニューの起動の手順を完了します
2. Option 3. Install MD3000 Storage Managerオプション 3: MD3000 Storage Manager のインストール)を選択します
3. Java ベースのインストーラが表示されます
4. 画面に表示される指示に従ってくださいインストールを続行するにはライセンス条項に同意します
5. インストールする場所を選択しますデフォルト/opt/dell/mdstoragemanager です
6. Select an Installation Typeインストールの種類を選択してくださいウィンドウにのオプションが表示されます
* Typical (Full)(標準(完全))
* Management Station(管理ステーション)
* Host(ホスト)
帯域内管理を使用し、専用の管理ノードがない場合は、クラスタノードTypical (Full) (標準(完全))を選択します。専用の管理ノード上で帯域外管理を使用する場合は、管理ノード
Management station(管理ステーション)を、クラスタノードHostホスト)を選択します
帯域外管理と帯域内管理の詳細については管理インフラストラクチャの選択を参照してください
Redundant Disk Array ControllerRDACMulti-Path Proxy ドライバのインストール
クラスタノードには、同一の仮想ディスクにして SAS ケーブルによる複数のパスがありますクラスタノードがなるパスをじて同一のデータにアクセスできるためデータがれて問題が発生す
る可能性がありますMulti-Path Proxy ドライバは、仮想ディスクにするすべてのパスを 1 つの擬似デバイスにまとめますこれによりノードはパスをじて直接アクセスするのではなく、擬似
バイスにアクセスできるようになります1 つのパスに障害が発生してもMulti-Path Proxy ドライバがパスを自動的に切り替えるためノードは同じ擬似デバイスをじてじデータに引き続きアクセ
スできます
Red Hat Enterprise Linux 5.1 Advanced Platform にはdevice-mapper-multipath パッケージと共に基本 OS の一部として Multi-Path Proxy ドライバがまれていますただし、デ
ルでは PowerVault MD3000 ストレージアレイ固有Multi-Path Proxy ドライバを提供していますPowerEdge Cluster SE600L システムにはデル固有RDAC Multi-Path Proxy
MPPドライバを使用することをおめします
OS の準備の手順でノードから SAS ケーブルをした場合は、ここで安全に接続することができます
RDAC MPP ドライバをインストールするには、次の手順を実行します
1. メインメニューの起動の手順を完了します
2. 4. Install Multi-Pathing driverマルチパスドライバのインストール)を選択します
3. 画面に表示される手順に従ってインストールを完了します。完了すると、次のメッセージが表示されます
DKMS: install Completed(インストールが完了しました。)
You must restart your computer for the new settings to take effect.(新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。)
RDAC MPP ドライバのインストールの詳細についてはDell PowerVault MD3000 Resource メディアに収録されている RDACreadme.txt 参照してください
メモ以下の手順は、どの管理ノードで実行してもいません。帯域内管理を使用している場合、本項の手順は、PowerVault MD3000 ストレージアレイも一緒に管理している任意のノード
で実行してください
メモエラーが表示されたりJava のインストーラが表示されない場合には前提条件の手順を完了したことを確認します。詳細についてはメインメニューにアクセスしてマニュアルを
参照してください
メモTypical (Full)(標準(完全))または Hostホスト)を選択するとMulti-Path Proxy ドライバの警告が表示されますこの警告は無視していません。詳細については
Redundant Disk Array ControllerRDACMulti-Path Proxy ドライバのインストール参照してください
メモ冗長セットアップでクラスタをケーブル接続する手順の詳細についてはクラスタのケーブル接続を参照してください
メモdevice-mapper-multipath の詳細についてはRed Hat のウェブサイト www.redhat.com/docs/manuals/enterprise で『Using Device-Mapper Multipath』を参
してください
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