Dell コミュニティハードウェアリポジトリをインストールするには、次のコマンドを使用します。
[root]# wget -q -O - http://linux.dell.com/repo/hardware/bootstrap.cgi | bash
(オプション)リポジトリを利用して OpenManage DRAC コンポーネントをインストールするには、次のコマンドを使用します。
[root]# yum install srvadmin-rac5
OpenManage では、racadm コマンドを使用して DRAC コンポーネントを管理することができます。これによって必要なコンポーネントがインストールされます。OpenManage の全機能を必要と
する場合は、代わりに次のコマンドを使用します。
[root]# yum install srvadmin-all
次のコマンドで SAS HBA ドライバをインストールします。
[root]# yum install mptlinux
次のコマンドで Multi-Path Proxy ドライバをインストールします。
[root]# yum install linuxrdac
ストレージにアクセスできるようにノードを設定する方法
PowerEdge Cluster SE600L システム内で Red Hat Cluster Suite が正常に動作するには、各ノードが同一の PowerVault MD3000 ストレージアレイにアクセスできるように設定する必要
があります。SE600L スクリプトを使用してノードをインストールしたか、または Dell コミュニティリポジトリからこれらの手順を実行した場合は、PowerVault MD Storage Manager のインストール
に進みます。各ノードから同じストレージアレイにアクセスできるように設定するには、次の手順を実行します。
1. HBA ドライバをインストールし、設定します。
2. Multi-Path Proxy ドライバをインストールし、設定します。
3. PowerVault MD3000 ストレージアレイを設定します。
これらの手順を完了したら、各ノードから同じ共有ストレージにアクセスできます。詳細については、 Dell PowerVault MD3000 Resource メディアで Readme.txt を参照してください。
Dell PowerVault MD3000 Resource メディアの使い方
Dell PowerVault MD3000 Resource メディアには、SAS HBA ドライバと Multi-Path Proxy ドライバが収録されています。Dell コミュニティリポジトリを使用しないか、または少なくともバージョ
ン 14 のメディアをお持ちでない場合は、デルサポートサイト support.dell.com から最新の ISO イメージをダウンロードします。
前提条件
Dell PowerVault MD3000 Resource メディアのインストーラを実行する前に、インストーラに必要なパッケージ libXp、libXtst、およびカーネル開発パッケージが各ノードにインストールされてい
ることを確認してください。
1. 次のコマンドを実行して、パッケージがインストールされていることを確認します。
[root]# yum install libXp libXtst
2. Dell PowerVault MD3000 Resource メディアを使用して Dell HBA ドライバと Multi-Path Proxy ドライバをインストールするには、開発ツールが必要です。インストーラを実行する前
に、次のコマンドを入力して、これらのパッケージがノードにあることを確認します。
[root]# yum install kernel-devel gcc
3. PowerVault MD Storage Manager を使用するには、X が実行中であることを確認します。X が実行されていない場合は、次のコマンドを実行します。
[root]# yum groupinstall base-x
X が正常に起動しない場合は、次の設定ユーティリティを実行します。
[root]# system-config-display
次のコマンドで runlevel 5 に入ります。
[root]# init 5
または、次のコマンドで X を起動します。
[root]# startx