Rothenberger ROCAM 4 ユーザーマニュアル

カテゴリー
パワーツール
タイプ
ユーザーマニュアル

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目次
ページ
1 安全上の注意点..................................................................................................................... 76
1.1 適切な使用について ......................................................................................................... 76
1.2 一般的な安全上の注意事項 ............................................................................................... 76
1.3 安全上の注意点 ................................................................................................................ 78
2 技術データ ............................................................................................................................ 78
3 装置の機能 ............................................................................................................................ 79
3.1 機器の構造 (A) .................................................................................................................. 79
3.2 作業手順 ........................................................................................................................... 79
3.3 リールの交換 (B) .............................................................................................................. 79
3.4 装置を使用して作業を行う ............................................................................................... 79
4 手入れおよびメンテナンス ................................................................................................... 80
5 カスタマサービス ................................................................................................................. 80
6 廃棄 ...................................................................................................................................... 81
本文書中のマーク表示:
危険!
この印は人が怪我をする危険を警告しています。
注意!
この印は財産が損害を受けたり環境に損害を与える危険を警告して ます。
処置が必要です。
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1 安全上の注意点
1.1 適切な使用について
TV型検査システム ROCAM
®
4 8m Minimodul は、「技術データ」に記載されている分野の
洗浄され、空の状態の配管、中空体および空洞部の検査を行うために使用します。本装置は、
使用目的以外の用途には使用できません。
カメラセンサーを長時間日光にさらさないでください。カメラモジュールの損傷を招く場合が
あります!適用されるすべての基準および規定を遵守してください
充電器は室内でのみ使用することができます。雨や多湿な状態にさらさないでください
これらには以下の法規制が含まれます:
- 関連条例を含む技術的作業道具に関する法律 (機器安全法)
- 低電圧指令
- 災害防止規定「一般規定」( VBG 1
- 災害防止規定 「電気設備機器」(VBG 4
- コンテナおよび閉鎖空間における作業に関する指 (BGR 77) ディスプレイスクリーン機
器使用作業に関する指令。
1.2 一般的な安全上の注意事項
警告!
安全上の注意および指示書に目を通してください。
注意や指示に従わないと、感電、火災、重傷のおそれがあります。
今後のため、注意および指示書を保管してください。
注意にある「電動工具」とは、商用電源またはバッテリを使用した電動工具を指します。
1) 作業エリア
a) 作業エリアはきれいに保ち十分明るくしてください。散らかって暗いエリアは事故の原因
になります。
b) 可燃性の液体,ガス,埃などがある爆発性の雰囲気中では電 動工具を使用しないでくださ
い。電動工具はスパークを発生し埃やガスに火 がつく可能性があります。
c) 電動工具を扱っている間は子供や周りにいる人を近づけないようにしてください。注意が
散漫になるとコントロールを失う可能性があります。
2) 電気的な安全性
a) 電動工具のプラグはコンセントに合ったものを使ってください。どんな場合でもプラグを
改造することは止めてください。アースした(接地した)電動工具にはどんなアダプタプ
ラグも使用しないでください。プラグを改造しないこと,コンセントに合わせることで電気
ショックのリスクを減らします。
b) パイプ, ラジエータ, レンジ,冷蔵庫などアースされた,つまり接地された表面には身体を触れ
ないようにしてください。身体がアースされると,つまり接地されると電気ショックのリス
クは大きくなります。
c) 電気工具は雨や濡れた状態に晒さないようにしてください。電動工具の中に水が入ると電
気ショックのリスクは大きくなります。
d) コードを痛めないでください。電動工具を運んだり引っ張ったり,プラグを抜くためにコー
ドを決して使わないでください。, , 鋭いエッジ,動くものにはコードを近づけないよう
にしてください。痛んだまたは絡まったコードは
e) 電動工具を屋外で使用する時は,屋外用に適した延長コードを使用してください。屋外使用
に適したコードを使うことは電気ショックのリスクを小さくします
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f) 湿気のある場所で電動工具を使用しなければならない場合、残留電流機器(RCD)の保護
給電装置を使用します。RCDの使用によって、感電の危険を低減します。
3) 人の安全性
a) 電動工具を使う時は, 注意を払い,やっていることに気をつけて常識を働かせてください。
疲れている時, ,アルコール,薬物治療の影響を受けている時は,電動工具は使用しないでく
ださい。電動工具を扱っている間に注意が散漫になった瞬間,人が重大な怪我をする可能性
があります。
b) 安全用具の使用必ず目の保護具を使用してください。防塵マスク, 滑らない安全靴,硬い帽
,耳栓などの安全用具をそれぞれに相応し 語い状態のために使えば人の怪我を減らしま
す。
c) 偶発的なスタートを避けてください。プラグを差し込む前には必ずスイッチがオフの位置
にあるようにしてください。電動工具を指をスイッチの上に置いて運んだりスイッチをオ
ンにしたままプラグを差し込んだりすると事故の原因になります。
d) 電動工具のスイッチを入れる前に調整キーやレンチは取り外しておいてください。電動工
具の回転部分にレンチやキーを当てたままにしておくと人が怪我をする原因になる可能性
があります。
e) 無理に身体を伸ばさないでください。いつも足場をしっかりしてバランスを保ってくださ
い。そうすると予期しない事態になっても電動工具をコントロールすることができます。
f) 相応しい服装をしてください。ルーズな服装やジュエリーを身に着けないでください。髪
の毛, ,手袋を動いている部品に近づけないでください。ルーズな服, ジュエリー,長い髪は
動いている部品に巻き込まれる可能性があります。
g) ダスト抽出,収集設備と接続するようになっている場合は,接続と適切な使用がされているこ
とを確実にしてください。設備の使用でダスト関連のハザードを減らせます。
4) 電動工具の使用と手入れ
a) 電動工具に力を加えないでください。用途に応じて正しい電動工具を使ってください。
しい電動工具を使って設計されたレートで仕事をより良く安全に行えます。
b) スイッチがオンオフしなければ,電動工具は使用しないでください。スイッチでコントロー
ルできない電動工具は危険で修理が必要です。
c) 調整, アクセサリの交換,電動工具の収納の前に電源からプラグを抜いてください。そのよ
うな予防的な安全対策,電動工具が偶発的に起動するリスクを小さくします。
d) アイドル状態の電動工具は子供の手の届かない所に保管し,電動工具やこれらの指示に馴染
みのない人には電動工具を使用させないようにしてください。電動工具は訓練されてない
ユーザの手には危険です。
e) 電動工具のメンテナンス動く部品の不良位置合わせ, 締め具, 部品の損傷,電動工具の使用に
影響を与えるかもしれないその他の状態について確認してください。もし損傷を受けてい
る場合は,使用する前に電動工具を修理してください。多くのアクシデントは電動工具の貧
弱なメンテナンスに原因があります。
f) 刃物は鋭くクリーンに保ってください。適切にメンテナンスされた鋭い刃先を持つ刃物は,
固定されにくくコントロールがしやすくなります。
g) この指示と電動工具の特別タイプ用に意図されたやり方にしたがって,作業状況と実施すべ
き作業を考慮しながら, 電動工具, アクセサリ,小物などを使ってください。ここに意図した
ものと異なった動作のために電動工具を使用することは,ハザード状況を作り出す可能性が
あります。
5) バッテリー工具の使用と手入れ
a) 充電はメーカ専用の充電器で行ってください。あるタイプのバッテリーパックに適した充
電器を別のバッテリーパックに使うとリスクが大きくなる可能性があります。
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b)
警告! 電動工具は仕様が指定されたバッテリーパック またはバッテリタイプ
けを使ってください。他のバッテリーパックを使うと怪我 爆発や火災のリス
を大きくする可能性があります。
c) バッテリーパックを使わない時は,クリップ, コイン, キー, , ネジ,つまり1つの端子と別の
端子を導通させるその他小さな金属類のような他の金属のものを近づけないようにしてく
ださい。バッテリーの端子がショートすると爆発や火災の原因になる可能性があります。
d) 過酷な状態のもとでは,バッテリーから液漏れする可能性があります;触れないようにしてく
ださい。偶発的に触ってしまった場合は,水で洗い流してください。液が眼に入った場合は,
さらに医学的治療も受けてください。バッテリーから漏れる液は炎症や火傷の原因になる
可能性があります。
6) サービス
電動工具は同じ交換部品だけを使い,認定を受けた修理作業者のサービスを受けるようにし
てください。これによって電動工具の安全性が保たれます。
1.3 安全上の注意点
作業上必要な作業着、作業手袋、安全メガネ、安全靴を着用します
装置内部の作業は絶対に実施しないでください!この領域の作業は、訓練を受けた専門技 (
ービス技師) のみが実施します!
TV検査システムは、いかなる方法においても医療用途に使用することは禁止されています
カメラおよびリールケーブルは強引に配管から抜き取らないでください!
怪我をする恐れがあるため、必ず配管ケーブルの軸に対して横に立ってくだ
さい!
リールケーブルは硬いため、機械的な張力がかかっています!リールから引き出す際は、しっ
かりと保持してください!
安定性が確保されていることを確認してください。
災害防止規定に準じて、最低間隔が50 cm (平均値64 cm) 確保されていなければなりません!
使用前にはリール ケーブルに傷みがないかを確認する。傷みがあるリール ケーブ
ルは交換する必要があります。通電している部品に触れると命に係わる可能性があ
ります。
ROCAM 4
2 技術データ
作動温度 .........................................
-10+50 °C
保管温度 .........................................
-30+50 °C
寸法 (LxWxHmm) ........................
360 x 360 x 100
含む重量 .........................................
1.0 kg
カメラヘッド外径 ...........................
ø 25 mm
リールケーブル長 ...........................
8 m
リールケーブル径 ...........................
ø 5.5 mm
作業範囲 .........................................
Ø 40 100 mm
保護クラス カメラ ヘッ ............
IP 68
納品項目: ROCAM® 4 -8m Minimodul、取扱説明書
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3 装置の機能
3.1 機器の構造 (A)
1
カメラ ヘッド
3
リール ケーブル
2
曲げスプリング
4
リール
3.2 作業手順
- リールケーブルは折り曲げないでください!ケーブル断線の危険
- リールケーブルを鋭利な角の上で引かないでください!ケーブルが損傷する危険!
3.3 リールの交換 (B)
リールの交換を行う前に、ROCAM
®
4をオフにしてください!
ROCAM® 4 を垂直に取り付けます。フロント フラップはここで閉じる必要があります。
ホルダーからカメラ ヘッド (1) を取り外してガイド フックからリール ケーブル (3) を取り
出します。
カメラヘッドをリールケーブルと一緒に、リールに収めます。
バヨネットケーブルグランドを ½ 回転し、軽く引いて外します。その際、相手部品をしっ
かりと保持します。コネクタを損傷させないでください!
ロックボルトを軽く引いてロックから外し90° 回転します。リールは落下しないように固
定してください。
リールをT溝の方向に押し込み、側面へ取り外します。接続ケーブルを損傷しないでくだ
い。
取付けは、逆の順序で行います。その場合、リールをはめ込む際に印に注意してください
ソフトウェアは、接続されたカメラヘッドを自動的に認識します。
3.4 装置を使用して作業を行う
保護着を着用します。必ずリールケーブルの横に立ってください!
ホルダー/ リール (4) から曲げスプリングでリール ケーブル (3) を押してキャップを取り外
します。
カメラ ヘッド (1) と曲げスプリング (2) の上のねじからキャップを取り外します。
注意:汚れや傷みがないかを確認します。
必要に応じて、追加のアクセサリを取り付けます。直径が 50 mm 以上のパイプを使用する
ときは、ガイドとなるボディを必ず使用します。
配管検査を行う前に、配管系を清掃してください。
下部のフラップをボタンを押してフラップを開けます。開けている間はドアを保持します
モニターユニットの下側のボタンを押して、装置のスイッチをオンにします。モニターユ
ニットは、最適な視角を得るため基本装置から取り外すことができます。
タッチスクリーンを強く押しすぎると、モニターユニットが損傷する場合があります!
カメラヘッドをホルダーから取り外し、リールからリールケーブルを引き出します。リー
ルケーブルは硬いため、機械的な張力がかかっています。注記:リールから引き出す際は、
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しっかりと保持してください!ホルダーを押し付けると、締め付けられる場合があります
!ホルダー/ブラケットの中で押すことによってクランプできます。
カメラヘッドを配管系に挿入し、リールケーブルで慎重に挿通します。重要:メーター カウ
ンターを素早く巻き戻すと回転し続けることができます。
リールケーブルを鋭利な角の上で引いたり、折り曲げたりしないでください!使用する
前にカメラ ケーブルに傷みがないかを確認します。
リールケーブルを挿通する際に、ケーブルが輪状になる場合があります:破損のおそ
れ!
複数の配管湾曲部を挿通する際、カメラ画像は常に垂直に表示されます。
作業が終わった後は、パイプからリール ケーブ (3) を抜きリール (4) の上に直接リー
ケーブルを押します。ここでローブを使ってリール ケーブル (3) とカメラ ヘッ (1)
ら粗めの汚れと水分を取り除きます。
完全に汚れを落とします。(4 章を参照)
アクセサリ、プラグ キャップを取り外しリール ケーブル (3) で曲げスプリング (2)
リール (4) の中に挿入します。
きれいにされたカメラ ヘッド (1) とアクセサリが安全に保管されます。
フラップを閉じます。
使用後は毎回カメラ ヘッドとアクセサリはきれいにして取外し安全に保管する必要が
あります。カメラ ヘッドを異常な状態で輸送すると損傷を受ける可能性があります。
4 手入れおよびメンテナンス
配管検査を実施した後は、必ず装置を清掃してください!
モニター装置の上部ボタンで機器の電源を落とし、バッテリーを取り出して電気プラグを
抜きます。
フラップを閉めてカチッと音がするまで押します。
ROCAM® 4 からリール (4) を取り出して (3.3 章を参照) 流水の下できれいにします
リール クリーンのみが機器から離れています。
機器は防水である必要があり、湿った布でのみきれいにすることができます。
乾燥したリール(8) を機器の中に戻し挿入します。(3.3 章を参照)
5 カスタマサービス
ROTHENBERGER サービス拠点またはその他修理部門を持つ製造業者が支援のためご利用で
きます。弊社が短期通知でスペア部品を送付することは言うまでもありません。小売業者また
は製造業者にご相談ください。
アクセサリとスペア部品は専門小売業者に発注されるか弊社のアフターセールスホットライン
をご利用ください:
電話: + 49 (0) 61 95 / 800 8200
ファックス: + 49 (0) 61 95 / 800 7491
メール: service@rothenberger.com
www.rothenberger.com
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6 廃棄
本機器の一部は再利用が可能であり、リサイクル業者に引き渡すことができます。許可・認証
をうけたリサイクル業者にお問い合わせください。金属は分別し、処理会社に搬送してくださ
い!再利用不可能な部品(電気電子機器廃棄物など)を環境に害を与えない方法で廃棄するこ
とについては、地域の廃棄物処理担当部局にお問い合わせください
古くなったバッテリの場合、環境規制に準拠して廃棄してくれる、専門販売店に引き取っても
らいます。
EU 諸国についてのみ:
国内廃棄物と一緒に電動工具を廃棄しないでください。国内法令としての電気電子機
器の廃棄およびその実施に関する EU 指令 2012/19/EC にしたがって,すでに使用不能
となった電動工具は別個に収集し環境的に適合性のあるリサイクルとして利用されな
ければなりません。
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