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はじめに
[SHIFT]ボタン +[6]~[10]ボタン
(各パートのオン/オフ)
各パートの PART SW を ON / OFF します。
PART SW を OFF にすると、そのパートの音が鳴らなくなります。
KEYBOARD SW:OFF と動作が似ていますが、アルペジオ演奏の際
にも有効なため、たとえばアルペジオでドラム演奏をホールドしながら、
[PART]ボタンを押したあとに、[10]ボタンを ON / OFF することで、
ドラム音のみを抜き差しする演奏効果を得ることができます。
[11]~[16]ボタン
以下のような演奏機能が割り当てられています。これらの機能は[PART]
または[FUNCTION]ボタンが点灯しているときに有効です。
[11(MONO)]ボタン
オンにすると、その音色が単音で発音(モノ)するようになります。
(SCENE PART EDIT> Mono/Poly)
オンにすると、その音色が単音で発音(モノ)するようになります。
[11(MONO)]ボタンを押すたびにモノのオン(Mono)/オフ(Poly)
が切り替わります。
[12(UNISON)]ボタン
オンにすると、その音色がユニゾンで発音するようになります。
(SCENE PART EDIT> Unison Sw)
「ユニゾン」をオンに すると、 パ ート 1 のトー ンにピッチを 微 妙 にずらした 同
じトーンを重ねて音を厚くすることができます。
[12(UNISON)]ボタンを押すたびにユニゾンのオン/オフが切り替わり
ます。
メモ
効果のかかり具合は、選ばれているトーンの設定によって異なります。
[13(VELOCITY OFF)]ボタン
オンにすると、一定のベロシティー値(設定可能)で発音するようになります(ベロ
シティー・オフ)。(SCENE PART EDIT> KBD Velo)
[13(VELOCITYOFF)]ボタンを押すたびにベロシティー・オフのオン
/オフが切り替わります。
固定ベロシティー値は、SCENE PART EDIT> KBD Fixed Velo で指定す
ることができます。
[14(PORTAMENTO)]ボタン
オンにすると、その音色にポルタメント効果がかかります。
(SCENE PART EDIT> Porta Sw)
ポルタメントとは、最初に弾いた鍵盤と次に弾いた鍵盤とのピッチの差をな
めらかに変化させる機能です。
[14(PORTAMENTO)]ボタンを押すたびに、ポルタメントのオン/オフ
が切り替わります。
メモ
ポルタメントのかかり具合は、選ばれているトーンの設定によって異なり
ます。
PORTAMENTO TIME の設定
1
[SHIFT]+[14(PORTAMENTO)]ボタンを押します。
設定画面にジャンプします。
2
[2]つまみで PORTAMENTO TIME を設定します。
鍵盤で演奏できないときは
KEYBOARD SW がオンになっていても鍵盤で演奏できない状態について説明します。
01:
I-ARPEGGIO がオンで、「ARP:PART:
EDIT:Switch」が ON か KEYSW の場合
このパートはアルペジオ演奏となり、鍵盤で演奏できません。
鍵盤で演奏するときは、「ARPPARTEDIT:Switch」を「OFF」に
します。
Keyboard:Sw と「ARP:PART:EDIT:Switch」の関係
I-ARPEGGIO オン(I-ARPEGGIO[ON/OFF]ボタン点灯)
ARP PART EDIT Switch OFF ON KEYSW
Keyboard Sw
OFF
OFF
鍵盤演奏不可
ARP
アルペジオ演奏(鍵
盤演奏不可)
OFF
鍵盤演奏不可
ON
KBD
鍵盤演奏可
ARP
アルペジオ演奏(鍵
盤演奏不可)
ARP
アルペジオ演奏(鍵
盤演奏不可)
I-ARPEGGIO オフ(I-ARPEGGIO[ON/OFF]ボタン消灯)
ARP PART EDIT Switch OFF ON KEYSW
Keyboard Sw
OFF
OFF
鍵盤演奏不可
OFF
鍵盤演奏不可
OFF
鍵盤演奏不可
ON
KBD
鍵盤演奏可
KBD
鍵盤演奏可
KBD
鍵盤演奏可
02:
SCENE:EDIT:COMMON で ASSIGN のい
ずれかの設定が PART:FADE1/2 の場合
Keyboard Sw がオンのパートの音量は、PART FADE1/2 が設定さ
れた操作子で変化するため、操作子の設定によっては音が鳴りません。
常に該当のパートを鍵盤で演奏するには、SL1、SL2、Ctrl の設定を
すべて PART FADE1/2 以外の設定にします。
もしくは Keyboard Sw を 1 つだけオンにした場合は、PART FADE
の効果が無効になり、該当パートのみ演奏することができます。
01:
Part:Sw がオフの場合:
PART ボタンが点灯しているときに[SHIFT]ボタンを押しながら[6]
~[10]のボタンを押すと、Part Sw のオン/オフを切り替えられます。
誤ってオフにしてしまうと、該当のパートが鳴らなくなります。
通常は Part Sw はすべてオンにしておきます。
03:
ボリュームなどの設定が下がっている場合:
その他に、各種ボリュームの設定などが下がっていると、該当のパー
トの音が鳴らなくなります。音量に関するパラメーターは数多くある
ため、簡単に音が鳴るように戻したいときは、シーンを切り替えて設
定をクリアします。このとき、現在のシーン設定は失われるので、シー
ンを保存してから試してください。