取扱説明書
取扱説明書
（本書）
最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。
PDF マニュアル
（Web からダウンロード）
5
本機のすべての機能について解説しています。
5
本機のパラメーターについて解説しています。
5
本機に収録されている音色のリストです。
5
MIDIメッセージの詳細資料です。
PDF マニュアルの入手方法
I
2
目次
はじめに
:
:
JUPITER-Xm の概要
各部の名称とはたらき
:
:
トップ・パネル
:
:
リア・パネル
（機器の接続）
:
:
ボトム・パネル
（本体裏面）
電池を入れる
:
:
電源を入れる
電源を切る
:
:
全体の音量を調節する
（ マ ス タ ー・ボリュー ム ）
:
:
本体スピーカーを鳴らす
シーン機能を使う（SCENE）
:
:
シーンの呼び出し／保存
:
:
シーン・エディット
:
:
演奏機能を使う
:
:
ペダルを接続して演奏する
音色を選んで演奏する（MODEL BANK）
:
:
音色を選ぶ
モデル・バンクから音色を選ぶ
TOP 画面からモデルや音色を変更する
:
:
演奏機能を使う
:
:
マイクを接続して演奏する
（Vocoder）
マイクの設定を調整する
音 色 を エ デ ィット す る （TONE EDIT）
:
:
エディットの基本操作
:
:
OSC
（オシレーター）
:
:
FILTER
（フィルター）
:
:
LFO
（ロー・フリーケンシー・オシレーター）
:
:
ENVELOPE
（エンベロープ）
:
:
EFFECTS
（ エ フェクト ）
:
:
作った音を保存する
（WRITE）
I-ARPEGGIO を使う
:
:
アルペジオをオン／オフする
（I-ARPEGGIO ON/OFF）
:
:
手を離してもアルペジオ演奏を継続させる
（I-ARPEGGIO HOLD）
:
:
アルペジオのタイプを選ぶ
（TYPE）
:
:
リズムのタイプを選ぶ
（RHYTHM）
:
:
アルペジオのテンポを設定する
（TEMPO）
:
:
アルペジオを自動的に変化させる
（PLAY DETECTOR）
:
:
アルペジオ演奏をステップごとに編集する
（STEP EDIT）
STEP EDIT で作成したデータをアルペジオ演奏で使用する
Bluetooth
®
機能を使う
:
:
モバイル機器で再生した音楽を JUPITER-Xm のス
ピーカーで聞く
モバイル機器を登録する
（ペアリング ）
ペアリング済みのモバイル機器を接続する
モバイル機器の音楽を再生する
:
:
JUPITER-Xm でモバイル機器を操作する
音楽アプリで MIDI キーボードとして使う
:
:
複数の JUPITER-Xm を使い分ける
（Bluetooth ID）
:
:
Bluetooth 機能を無効にする
外部機器を接続する
:
:
パソコンと接続する
（USB COMPUTER 端子）
専用ドライバーのインストール
VENDORドライバー使用時のポート名について
:
:
USB メモリーを接続する
（USB MEMORY 端子）
USB メモリーをフォーマットする
（FORMAT USB MEMORY）
バックアップ ／リストア
インポ ート／ エクスポ ート
機器の設定
:
:
一定時間がたつと自動で電源が切れるようにする
（Auto O）
:
:
工場出荷時の設定に戻す
（Factory Reset）
:
:
システム設定をする
（SYSTEM）
システム設定を保存する
（ シ ステ ム ・ ラ イト）
フェライト・コアの取り付けかた
主な仕様
安全上のご注意
使用上のご注意
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と
『使用上のご注意』（『安全上のご注意』チラシと取扱説明書（P.25、
P.26））をよくご覧ください。お読みになったあとは、すぐに見られる
ところに保管しておいてください。
© 2019 Roland Corporation
3
JUPITER-Xm の概要
はじめに
モデルごとに異なる特徴的なパラメーターやエフェクトなどが搭載されており、つまみなどを操作した効果も異なります。1 台の JUPITER-Xm だけで、さまざまな機
種を所 有したように使 用することができます。
ビンテージ・シンセサイザー JUPITER-8 や JUNO-106 を再現したモデルがあります。
モデルごとにトーンを作成することができます。
トーンでは、オシレーター、フィルター、エフェクト（MFX）などの設定をします。その構成や効果は音源（モデル）ごとに異なります。
1 つのトーンを 1 つのパートに割り当てて鳴らします。
パートは 5 つあり、パート 1 ～ 4 はシンセサイザー音色、パート 5 はリズム音色を鳴らすことができます。
パート 1 にしか設定できない音源（モデル）があります。
タイプやリズムを選ぶだけで、さまざまな設定のアルペジオを演奏することができます。
たとえば作曲の手段として、「I-ARPEGGIO を演奏」
0
「良いフレーズを見つけたら STEP EDIT で修正」
0
「MIDI データとしてパソコンの DAW などに取り込む」
というような使い かたができます。
シーンは、パートごとの設定（トーン番号、パン、音量など）、パート共通の設定（リバーブ、ディレイ、コーラスなど）、パートごとのシーケンス・データなどの、
お気に入りの演奏状態をそのまままとめて記憶したものです。
演奏するときは、あらかじめシーンの設定を保存しておき、切り替えて演奏すると便利です。
16 シーン × 16 バンクで、計 256 個のシーンを保存できます。
コント ロ ー ラ ー
TVA
PAN
#
TVF
3Band EQ
VCFHPF
LFO 1/2
Pitch Env
OSC
インターフェース
シーン システム
OUTPUT
PHONES
トーン
トーン
トーン
トーン
トーン
（ド ラ ム ・ キ ット ）
※:Bluetooth オーディオは、入力のみに対応しています。
Bluetooth スピーカーやヘッドホンには、出力できま
せん。
PART 1 のみ選べる MODEL があります。
PART 5 のみドラム ･ キットが選べます。
4
各部の名称とはたらき
VOLUME
全体の音量を調節します。
スライダーに割り当てられたパラメーターをコントロールします。
ボタンに割り当てられたパラメーターをコントロールします。
I-ARPEGGIO
アルペジオのタイプを選びます。
リズムのタイプを選びます。
アルペジオのテンポを設定します。
ホールド機能のオン／オフを切り替えます。
ホールドがオンのときは、最後に弾いた鍵盤の音程を保持します。
アルペジオのオン／オフを切り替えます。
オンのときは、押鍵によってアルペジオの音程が変化します。
オンのときは、鍵盤演奏のタイミングによってアルペジオのパ
ターンが変化します。
OSC
オシレーターの波形を選びます。
オシレーターのピッチを調節します。
オシレーターの音量を調節します。
モジュレーションのかかり具合を調節します。
OSC1 と OSC2 を掛け合わせることにより、金属的な音質に変
化させます。［MOD］つまみで変化量を調節します。
OSC2 の周期に合わせて、OSC1 を強制的に周期の始めに戻す
ことにより複雑な波形を作ります。
OSC2 の波形で OSC1 の周波数を変化させる量を設定します。
［MOD］つまみで変化量を調節します。
LFO
LFO の波形を選びます。
LFO のうねりの速さを設定します。
音を鳴らしてから LFO の振幅が最大になるまでの時間を設定し
ます。
トップ ・ パ ネ ル
※:モードによっては、操作できない操作子があります。また、操作できない操作子があります。詳しくは、『リファレンス・マニュアル』
（PDF）をご覧ください。
各部の名称とはたらき
5
LFO のかかり具合を設定します。
LFO は 2 系統あり、このボタンを押すとボタンが点灯し、LFO
セクションで LFO2 を設定できるようになります。
ボタンが消灯しているときは、LFO1 を設定します。
このボタンを押して点灯させると、［DEPTH］つまみでビブラー
トのかかり具合を調節できるようになります。
このボタンを押して点灯させると、［DEPTH］つまみでワウのか
かり具合を調節できるようになります。
このボタンを押して点灯させると、［DEPTH］つまみでトレモ ロ
のかかり具合を調節できるようになります。
操作に応じて、いろいろな情報が表示されます。
カーソルの移動や値の変更に使います。
カーソル位置を上下左右に移動します。
または、ページを切り替えます。
元の画面に戻ります。
画面によっては、実行中の機能を中断します。
※:［EXIT］ボタンを押しながらつまみなどを操作すると、現在の値が確認できま
す。音色を変化させずに値を確認することができます。
値の確定や操作を実行します。
FILTER
フィルターのタイプを選びます。
フィルターのカットオフ周波数を設定します。
フィルターのカットオフ周波数付近を強調します。
LPF HPF BPF PKG
カットオフ周波数
レゾナンス
カット さ れ る 音
弾く鍵盤によってフィルターのカットオフ周波数を変化させます。
つまみを右に回すと、高音になるほどカットオフが上がります。
左に回すと、高音になるほどカットオフが下がります。
ビンテージ・タイプのモデルを選んだとき、フィルターのタイプ
を変更します。
［R］は Roland、［M］［S］は他社のビンテージ・シンセサイザー
をモデリングしています。
AMP
音量を設定します。
ENVELOPE
アタック・タイム
ディケイ・タイム
サステイン・レベ ル
リリース・タイム
［PITCH］ボタン、［FILTER］ボタンと組み合わせたとき、それ
ぞれのエンベロープのかかり具合を設定します。つまみが中央
のときは効果がかかりません。
このボタンがオン（点灯）のとき、［A］［D］［S］［R］［DEPTH］
つまみを操作すると、PITCH エンベロープの設定ができます。
このボタンがオン（点灯）のとき、［A］［D］［S］［R］［DEPTH］
つまみを操作すると、FILTER エンベロープの設定ができます。
このボタンがオン（点灯）のとき、［A］［D］［S］［R］つまみを
操作すると、AMP エンベロープの設定ができます。
EFFECTS
MFX のかかり具合を調節します（パートごと）。
歪み具合を調節します（全パート一括／ Part：Output が「DRIVE」
のパートのみ有効）。
リバーブのかかり具合を調節します（パートごと）。
コーラスのかかり具合を調節します（パートごと）。
ディレイのかかり具合を調節します（パートごと）。
ディレイ・タイムを調節します（全パート一括）。
共通セクション
このボタンを押しながら OCTAVE［DOWN］［UP］ボタンを
押すと、鍵盤のキーを半音単位で移調します。
鍵盤のキーをオクターブ単位で移調します。
ステップ・エディット・モードになります（P.14）。
各部の名称とはたらき
6
パート選択モードになります。
音色選択モードになり、各モデルの音色を選ぶことができます。
MODEL ボタン
モードによってさまざまなはたらきをします。
ボタンに割り当てられているモデルの音色を選びます。
［MODEL BANK］ボタンを押しながら［1］～［16］ボタンを
押すと、割り当てるモデルやカテゴリーを設定できます。
カレント・パートの切り替え（［1］～［5］）、パートのオン／オフ（［6］
～［10］）ができます。
［11］～［16］にはさまざまな演奏機能が割り当てられています。
詳しくは 、『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご覧ください。
シーンを切り替えます。
［SHIFT］ボタンを押しながら押すと、シーン・バンク 1 ～ 16 の
切り替えができます。
操作対象オシレーターの選択（［1］～［4］）、オシレータのオン
／オフ（［6］～［9］）ができます。
［11］～［16］にはパート選択モードと同様の演奏機能が割り当
てられています。
録音したアルペジオをステップごとに編集します。
詳しくは、「アルペジオ演奏をステップごとに編集する（STEP
EDIT）」（P.14）をご覧ください。
その他
MENU 画面が表示されます。
音色やシステムなどの設定を保存します。
このボタンを押しながらつまみ、スライダー、ボタンを操作する
と、対応したエディット画面がディスプレイに表示されます。
※:［SHIFT］ボタンを押しながらつまみなどを操作すると、そのパラメーター設
定画面にジャンプします。
シーン選択モードになります。
ファンクション・モ ードに なりま す 。
ピッチ・ベンド／モジュレーション
ピッチ（音の高さ）を変化させます。手前に回すとピッチは下が
ります。奥に回すとピッチは上がります。ホイールから手を離すと、
中央に戻ります。
ビブラートをかけます。一番手前のときには効果はかかりません。
奥に回すほど効果は大きくなります。ホイールから手を離しても、
離した位置から動きません。
PHONES 端子
ステレオ・ミニ・タイプのヘッドホンを接続します。
リア・パネル
（機器の接続）
※:他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
AUXIN 端子
オーディオ機器を接続します。
USB 端子
MIDI 端子
MIDI 機器を接続します。
OUTPUT 端子
PHONES 端子
MIC
OUTPUT（BALANCED）端子 CTRL 端子
HOLD 端子
エクスプレッション・ペダル（EV-5）
または
ペダル ･ スイッチ（DP シリーズ）
ミキサー
ダイナミック・マイク
エ レ クトレット ・ マ イ ク
（モノ）
モニター・スピーカー
（アンプ内蔵）
USB メモリー パソコン
ヘッド ホ ン
各部の名称とはたらき
7
［
L
］スイッチ
電源をオン／オフします（P.8）。
DC-IN 端子
付属の AC アダプターを接続します。
※:AC アダプターのコードは、図のようにボトム面のコード・ガイドに固定してく
ださい。
AC アダプター
MIDI（OUT/IN）端子
外部 MIDI 機器と接続して、MIDI メッセージを送受信します。
CTRL 端子
エクスプレッション・ペダル（EV-5：別売）を接続します。
※:エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のものをお使いください。他社製品
を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。
HOLD 端子
ペダル・スイッチ（DP シリーズ：別売）を接続します。
AUXIN 端子
外部オーディオ機器を接続します。
ステレオ・ミニ・プラグで接続します。
MIC
マイク入力の音量を調節します。
ダイナミック・マイクやエレクトレット・マイク（モノ）を接続します。
※:MIC:IN 端子のピン配置
1: GND2: HOT
3: COLD
※ 入力端子の場合
1: GND 2: HOT
3: COLD
※ 出力端子の場合
TIP: HOT
RING: COLD
SLEEVE: GND
OUTPUTL/R 端子
オーディオ信号の出力端子です。
OUTPUT（BALANCED）L/R 端子
オーディオ信号の出力端子です。
※:OUTPUT（BALANCED）L/R 端子のピン配置
1: GND2: HOT
3: COLD
※ 入力端子の場合
1: GND
2: HOT
3: COLD
※ 出力端子の場合
TIP: HOT
RING: COLD
SLEEVE: GND
PHONES 端子
ヘッドホンを接続します。
USB 端子
USB メモリーを接続します。
本体の電源を切った状態で USBメモリーの抜き挿しをしてくだ
さい。
※:「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を
切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
USB ケーブルを使用して、パソコンの USB 端子へ接続します。
USB MIDI 機器として動作します。
機能接地端子
※:外部アースまたは大地に接地します。必要に応じて接続してください。
各部の名称とはたらき
8
ボトム・パ ネ ル
（本体裏面）
電池ケース
ニッケル水素電池（単 3 形、8 個）を挿入します。
&
「電池を入れる」（P.8）
電池を入れる
本機を電池で駆動するにはニッケル水素電池（単 3 形）が 8 個必
要です。
電池が消耗するまでの時間は使用状態によって異なりますが、連続
使用での目安は約 3.5 時間です。
※:本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。
また、落下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。
※:電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする恐れがあります。
『安全上のご注意』『使用上のご注意』（『安全上のご注意』チラシと取扱説明
書（P.25））に記載の電池に関する注意事項を守って正しくお使いください。
電池の「＋」「－」を間違えないように、指示どおり入れてください。
電源を入れる
0
※:JUPITER-Xm は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しま
せん。
※:本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます
（Auto:O 機能）。
自動的に電源が切れないようにするには、Auto O 機能を解除してください。
&
「一定時間がたつと自動で電源が切れるようにする（Auto O）」（P.21）
5
電源が切れると保存していないデータは失われます。残しておきたいデータ
はあらかじめ保存しておいてください。
5
電源を再びオンにするときは、電源を入れ直してください。
電源を切る
0
全体の音量を調節する
（マスター・ボリューム）
全体の音量を調節します。
本体スピーカーを鳴らす
本体にステレオスピーカーが内蔵されています。内蔵スピーカーを
オンにすると本体から音を鳴らすことができます。
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
パラメーター
［1］つまみ
設定値
［2］つまみ
説明
Speaker Sw
OFF スピーカーから出力しません。
ON スピーカーから出力します。
AUTO
ヘッドホンが挿入されていると「OFF」
に、挿入されていないと「ON」にな
ります。
9
シーン機能を使う
（SCENE）
［SCENE］ボタンを押したとき、最初に表示される画面です。
現在の内部温度
シーン・バンク – シーン番号
シーン名
ENV エディター
電 源コ ードの
接続有無
Bluetooth Sw
LFO エディター
■： Key Sw が ON
□： Key Sw が OFF
＿： Part Sw が OFF
+： アルペジオ・パート
ー
： カ レ ント ・ パ ー ト
5
： 同時エディット対象
■： PARTIAL Sw が ON
□： PARTIAL Sw が OFF
ー ： エ デ ィット 対 象
ホイールでピッチを変えたり、ビブラートをかけたりできます。
［S1］～［S3］ボタンや［SL1］［SL2］スライダーなどのコントロー
ラーを使って、演奏中のサウンドを変化させることができます。
I-ARPEGGIO を使って、さまざまなアルペジオ・フレーズを組み合
わせて演奏することができます。
シーンの呼び出し／保存
シーンを呼び出す
※:SYSTEM パラメーターの SCENE:LOCK を「ON」に設定すると、シーンを
切り替えるときに確認画面が表示されます。
シーン・バンクを呼び出す
シーンを保存する
エディットしたパートやトーンや録音データは一時的なものです。電
源を切ったり、他のシーンやトーンを選んだりすると消えてしまいま
す。エディットした内容や録音したデータを残したい場合は、シーン
に保存してください。
※:トーンを個別に保存したいときは、トーン・ライトをします（P.12）。
WRITE MENU 画面が表示されます。
保存シーン名を変更したい場合は、PAGE［<］［>］ボタンで 、カ ー
ソルを移動して［2］つまみで文字を設定します。
確認画面が表示されます。
中止するときは［EXIT］ボタンを押します。
シーン・エディット
シーン・パラメーターの変更ができます。
演奏機能を使う
鍵域を 2 つに分けて違う音で演奏する
（ ス プ リット ）
ファンクション・モ ードに なりま す 。
スプリットがオンになります。鍵盤右側でパート1 のトーン、鍵
盤左側でパート 2 のトーンが鳴ります。
ファンクション・ モ ードで もう一 度 、［15］ボタンを押すと、元に
戻ります。
※:スプリット・ポイントを変更するときは、ファンクション・モードで［15］ボ
タンを押しながら設定したい鍵盤を弾くか、SCENE:ZONE:EDIT で KEY:
RANGE を設定します。詳しくは、『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご
覧ください。
2 つの音を重ねて鳴らす
（デュアル）
ファンクション・モ ードに なりま す 。
デュア ル が オンになります 。 パ ート 1 のトー ンとパ ート 2 のトー
ンを重ねて鳴らすことができます。
ファンクション・ モ ードで もう一 度 、［16］ボタンを押すと、元に
戻ります。
※:［SHIFT］ボタンを押しながら［DUAL］ボタンを押して、デュアルをオンにす
ると、パート 1 の音を L、パート 2 の音を R から出力するように自動で設定さ
れます。
ペダルを接続して演奏する
音を持続させる
（ホールド）
HOLD 端子にペダル・スイッチ（別売：DP シリーズ）を接続すると、
ペダルを踏んでいる間は鍵盤から手を離しても音が鳴り続けます。
演奏に抑揚をつける
（ エクス プレッション）
CTRL 端子にエクスプレッション・ペダル（別売：EV-5）を接続する
と、ペダルを使って音量を変化させ、演奏に抑揚をつけることがで
きます。
また、お好みの機能を割り当てることで、ペダルを使ってシーンを
切り替えるなどの操作をすることもできます。
&
「操作子に割り当てられる機能一覧」（P.24）
10
音色を選んで演奏する
（MODEL BANK）
音色を選ぶ
MODEL BANK モードにすると、TOP 画面からモデルや音色を変
更したり、モデル・バンク（［1］～［16］ボタン）に登録したモデ
ルからトーンを選ぶことができます。
モデル・バンクから音色を選ぶ
音色選択モードに切り替わります。
モデル・バンクに登録されているモデルの音色が選択できるよう
になります。
［1］つまみを使うと、速く移動することができます。
モデル・バンクに登録されているモデルは、自由に割り当てること
ができます。
※:1 つのボタンに 8 つまで、モデルやカテゴリーを割り当てることができます。
※:1 つのボタンにモデルとカテゴリーを同時に割り当てることはできません。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.22）
TOP 画面からモデルや音色を変更する
MODEL BANK TOP 画面が表示されます。
［1］つまみを使うと、速く移動することができます。
演奏機能を使う
鍵域をオクターブ単位で移調する
（オクターブ）
元に戻すときは、OCTAVE［DOWN］ボタンと［UP］ボタン
を押します。
鍵域を半音単位で移動する
（トランスポーズ）
元に戻すときは、［TRANSPOSE］ボタンを押しながら、
OCTAVE［DOWN］ボタンと［UP］ボタンを押します。
単音で演奏する
（モノフォニック）
ファンクション・モ ードに なりま す 。
モノがオンになります。
ファンクション・ モ ードで もう一 度 、［11］ボタンを押すと、元に
戻ります。
同じトーンを重ねて鳴らして音を厚くする
（ユニゾン）
ファンクション・モ ードに なりま す 。
ユニゾンがオンになります。
ファンクション・ モ ードで もう一 度 、［12］ボタンを押すと、元に
戻ります。
演奏に強弱を付けないようにする
（ベロシティー・オフ）
ファンクション・モ ードに なりま す 。
ベロシティー・オフがオンになります。演奏の強弱で変化しなく
なります。
ファンクション・ モ ードで もう一 度 、［13］ボタンを押すと、元に
戻ります。
音をなめらかに変化させる
（ ポ ル タメ ント）
ファンクション・モ ードに なりま す 。
ポルタメントがオンになります。
ファンクション・ モ ードで もう一 度 、［14］ボタンを押すと、元に
戻ります。
※:ファンクション・モ ードのとき 、［SHIFT］ボタンを押しながら［14］ボタンを
押すと、ポルタメント・タイムの設定画面に移動することができます。
音色を選んで演奏する（MODEL BANK）
11
マイクを接続して演奏する
（Vocoder）
「ボコーダー」は、人の声にかけるエフェクトのことです。人の声を
ボコーダーに通すと、抑揚のないロボットのような音声に変化させ
ることができます。ピッチは鍵盤を弾いてコントロールします。
JUPITER-Xm はダイナミック・マイクとエレクトレット・マイク（モ
ノ）に対応しています。コンデンサー・マイクには対応していま
せん。
MIC IN の音量は、音色を選んだあとに細かく調整します。
まずは、中央付近につまみを合わせてください。
音色選択モードに切り替わります。
※:工場出荷時は、［15］ボタンのモデル・バンクに、「VOCODER」がアサイ
ンされています。アサインするモデル・バンクは、変更することができます。
詳しくは、『リファレンス・マニュアル』（PDF）をご覧ください。
［MIC GAIN］つまみで音量を微調整します。
マイクの設定を調整する
演奏環境によっては周囲のノイズをマイクが拾って、ボコーダーが
意図どおりに使えないことがあります。
そのときはマイクの感度を調整して、ノイズを拾いにくくします。
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
マイク設定について、詳しくは「MIC IN」（P.23）をご覧くだ
さい。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.22）
ハウリング対策について
マイクと本体スピーカー（または外部スピーカー）の位置によっては、
ハウリング音（キーンという音）が出ることがあります。そのときは、
以下のように対処してください。
5
マイクの向きを変える
5
マイクをスピーカーから遠ざける
5
音量を下げる
12
音 色 を エ デ ィット す る
（TONE EDIT）
エディットの基本操作
［FUNCTION］ボタン点灯時、［1］～［4］ボタンを押します。
（［1］～［4］ボタンは、それぞれ OSC 1 ～ 4 に対応しています。）
モデルにより選べる OSC が異なります。
［FUNCTION］ボタン点灯時、［6］～［9］ボタンを押します。
（［6］～［9］ボタンは、それぞれ OSC 1 ～ 4 に対応しています。）
モデルにより選べない OSC があります。
PAGE［＜］［>］ボタンを押します。
［1］つまみを回します。
［2］つまみを回します。
OSC
（オシレーター）
音の高さ（ピッチ）は、波が繰り返す速さで決まります。1 秒間に
1 回振動する波を周波数 1 Hz（ヘルツ）の音と呼びます。周波数
が高くなるほど音が高くなり、逆に周波数が低くなると音は低くなり
ます。
FILTER
（フィルター）
音の明るさは、特定の周波数を強調したり、取り除いたりすること
で決まります。高い周波数を強調すると明るい音に、低い周波数を
強調すると暗い音になります。
LFO
（ロー・フリーケンシー・オシレーター）
OSC、FILTER、AMP は、LFO（P.4） が 決 める周 期に 従って、
たとえばピッチを揺らすビブラートをかけたり、音量を揺らすトレモ
ロをかけたりできます。
ENVELOPE
（エンベロープ）
鍵盤を弾くたびに、OSC ／ FILTER ／ AMP のそれぞれに作用し、
1 音 1 音に音色や音量の時間的な変化をつけます。
これら時間的な変化のしかたをエンベロープといいます。
EFFECTS
（ エ フェクト ）
音に残響を加えて奥行きを表現したり、音を遅らせて特殊な効果を
得たりするなど、「音を加工・演出する効果」の こ と を エ フェクトと
いいます。
作った音を保存する
（WRITE）
作った音は、つまみを動かしたり、別のトーンを選んだりすると変
わってしまいます。また、JUPITER-Xm の電源を切ると消えてしまい
ます。
気に入った音ができあがったら、ユーザー・トーンとして保存します。
WRITE MENU 画面が表示されます。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
13
I-ARPEGGIO を使う
アルペジオをオン／オフする
（I-ARPEGGIO ON/OFF）
鍵盤演奏の待機状態になり、押鍵と同時にアルペジオがスタート
します。
アルペジオ演奏を停止する場合は、もう一度押して OFF にし
ます。
※:PART 設定により、アルペジオをオンにするパートとしないパートを設定でき
ます。
手を離してもアルペジオ演奏を継続させ
る
（I-ARPEGGIO HOLD）
I-ARPEGGIO［HOLD］ボタン 説明
オン
鍵盤を弾いたあとに鍵盤から手を離しても、
アルペジオが鳴り続けます。
オフ
鍵盤から手を離すとアルペジオが止まります。
※:PART 設定により、HOLD を ON にするパートとしないパートを設定できます。
※:I-ARPEGGIO［HOLD］ボタンは、そのボタンに対応するオン状態、オフ状
態の色設定で、点灯／点滅／消灯します。詳しくは「システム・パラメーター
一覧」をご覧ください。
アルペジオのタイプを選ぶ
（TYPE）
パート 1 ～ 4 のアルペジオ設定を変更します。タイプによって 1 つ
のパートだけが鳴るものや、複数のパートがアンサンブルで鳴るも
のがあります。
演奏したいイメージに近いタイプを選び、そこから音色やパラメー
ターを変更して自分の演奏したい内容に近づけていきます。
※:工場出荷時はタイプを変更するとそれに合った音色（TONE）と音量（PART:
LEVEL）が設定されます。現在の音色設定を保ったままフレーズのみ変更し
たい場合は、SYSTEM パラメーターのArpeggio:Set:Tone を OFF にします。
リズムのタイプを選ぶ
（RHYTHM）
パート 5 のリズム・パートで鳴るフレーズを変更します。
演奏したいイメージに近いリズムを選び、そこからテンポやドラム・
キット、各種パラメーターを変更して自分の演奏したい内容に近づ
けていきます。
※:工場出荷時はリズムを変更するとそれに合ったテンポ（TEMPO）、音色（DRUM:
KIT）と音量（PART:LEVEL）が設定されます。現在のテンポや音色設定を保っ
たままフレーズのみ変更したい場合は、SYSTEM パラメーターの Arpeggio:
Set:Tempo、Arpeggio:Set:DrumKit をそれぞれ OFF にします。
アルペジオのテンポを設定する
（TEMPO）
アルペジオのテンポを設定します。音色によっては LFO や DELAY
のテンポなども同期します。
アルペジオを自動的に変化させる
（PLAY DETECTOR）
PLAY DETECTOR は、鍵盤の演奏を検出することによって、リア
ルタイムにアルペジオを変化させる機能です。
※:KEYS と BEAT をどちらも「OFF」にすると、現在のループ演奏を繰り返します。
同じ伴奏でしばらく演奏を続けたい場合に便利です。
演奏するハーモニーに合わせて変化させる
（KEYS）
鍵盤の音の高さに従ってアルペジオの音の高さを変化させるかどう
かを変更します。
※:コードを変えずに鍵盤演奏の音を重ねたい場合は KEYS を「OFF」にします。
演奏するタイミングに合わせて変化させる
（BEAT）
押鍵間隔から推定したリズムによるパターン・チェンジをするかどう
かを設定します。
※:BEAT を「OFF」にしても鍵盤の音の高さを検出します。ビート感を保ちなが
らコードを進行させたい場合は BEAT を「OFF」にします。
I-ARPEGGIO とは、AI によって鍵盤の演奏が最適なアルペジオ・フレーズに変化する、まったく新しいアルペジオです。
作曲のアイデアを出したり、そのままライブで演奏したりすることができます。
リズム・パターン
ユーザー・パターン
アルペジオ・パターン
タイプ
リズム
ス テッ プ ・ エ デ ィット
TYPE 1
TYPE 2
TYPE
RHYTHM 1
PART 1
PART 2
PART 3
PART 4
PART 5
RHYTHM 2
RHYTHM
パートごとに 1 パターン
パ ート 1
パ ート 2
パ ート 5
（リズム）
パ ート 4
パ ート 3
I-ARPEGGIOを使う
14
アルペジオ演奏をステップごとに編集する
（STEP EDIT）
アルペジオ演奏は常に機器内に録音されています。気に入った演奏
を STEP EDIT 機能で取り出して編集することができます。
編集したパターンは、アルペジオのユーザー・パターンにすることや、
MIDI データとしてパソコンで使用することができます。
また、録音データを使用せずに空白のデータからユーザー・パター
ンを作成することもできます。
アルペジオ演奏が停止し、SETP EDIT: Copy I-Arp 画面が表示
されます。
［S3］ボタンで、データをプレビューすることができます。
STEP EDIT 画面が表示されます。
項目 操作方法
ステップを左右に移動する
［1］つまみ
ベロシティー値を変更する
［2］つまみ
上下に移動する
PAGE［
<
］［
>
］ボタン
ページを移動する
PAGE［<］［>］ボタン
ス テッ プ ・ エ デ ィット を 終 了
して、トップ画面に戻る
［EXIT］ボタン
ノートを 指 定 す る
鍵盤を押します。
ステップを指定してノート
をオンする
［1］～［16］ボタン
選択中のノートをオン／オ
フする
［ENTER］ボタン
タイの入力
カーソルを始点に合わせてから、［SHIFT］ボタン
を押しながら終点のステップの［1］～［16］ボタ
ンを押します。
パートの移動
［PART］ボタン
0
カレ ントパ ートを 選 ぶ
選んだパート内のすべての
データを消去する
［S1］ボタン
選んだノートにあるすべて
のデータを消去する
鍵盤を押しながら ＋［S1］ボタン
選んだステップのすべての
データを消去する
［1］～［16］ボタン ＋［S1］ボタン
項目 操作方法
指定したノートをホールド
する
HOLD ペダル
※:ベロシティーは直前にバリューで設定した値で入力されます。
※:ステップ数やグリッド、シャッフルの設定などは、アルペジオで設定した値が
反映されます。
変更したい場合は、STEP 画面を抜けて ARP:PART:EDIT 画面で編集します。
※:［TEMPO］つまみでテンポを変更できます。
また、MIDI データとしてパソコンで使用する場合は、エクスポー
ト機能を使用します。
&
「 インポ ート／ エクスポ ート」（P.19）
STEP EDIT で作成したデータをアルペジオ演奏で
使用する
STEP EDIT で作成したデータを鳴らすか、アルペジオ演奏を鳴らす
かをパートごとに設定できます。
アルペジオ演奏で、STEP EDIT で作成したデータが再生され
ます。
※:STEP:EDIT で編集したパートは、STEP:EDIT モードを終了するときに、ARP:
PART:EDIT の Switch と Step:Mode が自動的に「ON」になります。
※:Step:Mode が「ON」のパートは、以下の ARP:PART:EDIT パラメーター
が無効になります。
5
Oct Range
5
Transpose
5
Motif
5
Duration
5
Velocity
5
Grid Oset
5
Grid Sync
5
Timing
5
Note O
5
Poly Remain
5
Reset Oct
5
Receive SW
15
モバイル機器で再生した音楽を
JUPITER-Xm のスピーカーで聞く
モバイル機器を登録する
（ペアリング）
「ペアリング」とは、使いたいモバイル機器を本機に登録する（お
互いに認証する）ための手続きです。
モバイル機器に保存している音楽データを、ワイヤレスで本機から
鳴らす設定をします。
5
本機とのペアリングが済んだモバイル機器は、再度ペアリングする必要
はありません。ペアリングが済んだモバイル機器と本機を接続するときは、
「ペアリング済みのモバイル機器を接続する」（P.15）をご覧ください。
5
ファクトリー・リセット（P.21）をしたときは、再度ペアリングが必要です。
5
以下の操作説明は一例です。詳しくは、モバイル機器の取扱説明書をご
覧ください。
MENU 画面が表示されます。
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
SYSTEM 画面が表示されます。
設定を保存するときは、システム・ライトの操作をします。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.22）
「PAIRING...」と表示され、本機はモバイル機器からの応答を待
ちます。
操作説明は iPhone を使ったときの一例です。詳しくは、モバイ
ル機器の取扱説明書をご覧ください。
本機とモバイル機器がペアリングされます。ペアリングが成
功すると、モバイル機器の「ペアリングされた機器」リストに
「JUPITER-Xm Audio」が追加されます。
ペアリング済みのモバイル機器を接続する
5
上記の操作で接続ができなかったときは、モバイル機器の Bluetooth デ
バイス画面に表示されている「JUPITER-Xm Audio」をタップしてくだ
さい。
5
切断するときは、本機の Bluetooth 機能を「OFF」（システム・パラメーター
の Bluetooth Sw を「OFF」）にするか、モバイル機器の Bluetooth 機
能をオフにします。
モバイル機器の音楽を再生する
JUPITER-Xm から音が鳴ります。
※:再生音量を調節するときは、モバイル機器側の音量を調節するか、SYSTEM
の「AuxIn/BT:InLev」で調節します。
JUPITER-Xmでモバイル機器を操作する
本機とモバイル機器の間で MIDI データの送受信をする設定をし
ます。
音楽アプリで MIDI キーボードとして使う
Bluetooth MIDI 対応の音楽アプリを使って、鍵盤で弾くことがで
きます。
MIDI データのやりとりをする
本機とモバイル機器の間で MIDI データの送受信をする設定をし
ます。
本機を複数台お持ちのとき、ペアリングする機器のみ電源を入
れてください（他の機器の電源は切ってください）。
操作説明は iPhone を使ったときの一例です。詳しくは、モバイ
ル機器の取扱説明書をご覧ください。
モバイル機器の Bluetooth 設定に表示されている「JUPITER-Xm
MIDI」をタップしな い でくださ い 。
Bluetooth
®
機能を使う
Bluetooth®機能を使う
16
複数の JUPITER-Xm を使い分ける
（Bluetooth ID）
Bluetooth 接続したアプリケーションに表示される、本機のデバイ
ス名の末尾の数字を設定します。
同じ楽器を複数お持ちの場合に、識別することができるため便利
です。
この JUPITER-Xm とペアリング
MENU 画面が表示されます。
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
パラメーター
［1］つまみ
設定値
［2］つまみ
説明
Bluetooth ID
OFF、
1～9
Bluetooth 接続したアプリに表示され
る、本機のデバイス名の末尾の数字を設
定します。
「JUPITER-Xm Audio」、
「JUPITER-Xm MIDI」
（初期値）
「JUPITER-Xm Audio 1」、
「JUPITER-Xm MIDI 1」
Bluetooth 機能を無効にする
JUPITER-Xm とモバイル機器を Bluetooth 接続したくないときは、
Bluetooth 機能を無効にします。
設定画面が表示されます。
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
17
外部機器を接続する
パソコンと接続する
（USB COMPUTER 端子）
本機の USB 端子を経由して、パソコンと MIDI 情報をやりとりし
ます。
5
動作条件や対応 OS については、ローランドのホームページをご覧くだ
さい。
USB ケーブル
専用ドライバーのインストール
JUPITER-Xm をお使いになるためには、パソコンで以下の URL から
ドライバーをダウンロードしてインストールする必要があります。
インストールについて詳しくは、ローランド・サポート・ページをご
覧ください。
&
USBドライバーを設定する
USB COMPUTER 端子を使ってパソコンと接続するときに、使用す
る USBドライバーを設定します。
設定画面が表示されます。
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
パラメーター
［1］つまみ
設定値
［2］つまみ
説明
USB Driver
GENERIC
パソコンに標準添付の USBドライバー
をお使いのときに選びます。
※: MIDI のみ使えます。
VENDOR
ローランドのホームページからダウン
ロードした USBドライバーをお使いの
ときに選びます。
&
「システム設定を保存する（システム・ライト）」（P.22）
VENDORドライバー使用時のポート名について
デバイス名 ポート名
JUPITER-X
IN 1（JUPITER-Xm のパート 1 の出力）
IN 2（JUPITER-Xm のパート 2 の出力）
IN 3（JUPITER-Xm のパート 3 の出力）
IN 4（JUPITER-Xm のパート 4 の出力）
IN 5（JUPITER-Xm のパート 5 の出力）
IN MIC（JUPITER-Xm の MIC IN 端子へ入力された信号の出力）
IN MIX（JUPITER-Xm のミックス出力）
デバイス名 ポート名
JUPITER-X
OUT（JUPITER-Xm への USB オーディオ入力）
OUT MIC（JUPITER-Xm へのマイク入力扱い）
MIDI 入力
JUPITER-X
JUPITER-X DAW CTRL
MIDI 出力
JUPITER-X
JUPITER-X DAW CTRL
外部機器を接続する
18
USB メモリーを接続する
（USB MEMORY 端子）
USB メモリーを接続します。
USB メモリー
USB メモリーをフォーマットする
（FORMAT USB MEMORY）
:
5
大切なデータが USB メモリーに保存されているとき、この操作をすると
データがすべて失われてしまいますのでご注意ください。
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
フォーマットが完了すると、「Completed!」と表示されます。
※:「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を
切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
バックアップ ／ リストア
データを USB メモリーにバックアップする
（BACKUP）
ユーザー・データを USB メモリーにバックアップします。
:
5
シーンの全データ（ボコーダーやアルペジオの設定を含む）
:
5
ユーザー・トーン・データ
:
5
システム設定（システム・エフェクトを含む）
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
BACKUP 画面が表示されます。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
バックアップが完了すると、「Completed!」と表示されます。
同じ名前のファイルがあるときは、上書きするか（Overwrite?）
確認画面が表示されます。
※:「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を
切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
バックアップしたデータを復元する
（RESTORE）
USBメモリーにバックアップしたユーザー・データを本体に戻します。
これを「リストア 」と呼びます。
:
5
リストアを実行すると、すべてのユーザー・データは書き替えられます。
本体に大切なデータが保存されているときは、リストアをする前に、別
の名前を付けて USB メモリーにバックアップしてください。
［1］つまみの代わりに PAGE［
＜
］［
＞
］ボタンで選ぶこともでき
ます。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
リストアが完了すると、「Completed. Turn o power.」と表
示されます。
※:「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を
切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
外部機器を接続する
19
インポ ート／ エクスポ ート
トーンをインポートする
ダウンロードしたトーンや他機種でエクスポートしたトーンを、追加
音色として JUPITER-Xm にインポートすることができます。
ここでは、他機種のエクスポート機能などを使って用意した SVZ ファ
イルのインポート方法について説明します。
※:モデルの音色もインポートすることができます。モデルでない音色をインポー
トすると、「NO:ASSIGN」というモデル名で保存されます。
［1］つまみの代わりに PAGE［＜］［>］ボタンで、選ぶことも
できます。
※:インポート先に選んだトーンは、上書き保存されます。ご注意ください。
※:「INIT:TONE」という名前のトーンがある場合は、インポート先のトーンとし
て自動的に選ばれます（自動的にチェック・マークが付きます）。トーンを残し
ておきたいときは、チェック・マークをはずしてください。
インポートが完了すると、「Import Tone Completed!」と表示
されます。
※:「Executing…」などと表示されていて処理が継続しているときは、絶対に電
源を切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
シーンをインポートする
JUPITER-X/Xm でエクスポートしたシーンを、追加シーンとして
JUPITER-Xm にインポートすることができます。
※:バックアップファイルからもシーンをインポートすることができます。
ROLAND/SOUNDフォルダーに保存して、JUPITER-Xmに接続
します。
［1］つまみの代わりに PAGE［＜］［>］ボタンで、選ぶことも
できます。
※:インポート先に選んだシーンは、上書き保存されます。ご注意ください。
※:「INIT:SCENE」という名前のシーンがある場合は、インポート先のシーンとし
て自動的に選ばれます（自動的にチェック・マークが付きます）。シーンを残
しておきたいときは、チェック・マークをはずしてください。
インポートする場合、「INIT TONE」という名前のトーンに保存
されます。
インポートが完了すると、「Import Scene Completed!」と表
示されます。
※:インポート元のシーンにユーザー・トーンが使用されている場合、そのユー
ザー・トーンもインポートするかを選ぶことができます。
※:「Executing…」などと表示されていて処理が継続しているときは、絶対に電
源を切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
トーンを エクス ポ ートする
ユーザー・トーン・データを、SVZ ファイルにエクスポートすること
ができます。
※:モデルの音色もエクスポートすることができます。
［1］つまみの代わりに PAGE［＜］［>］ボタンで、選ぶことも
できます。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
USB メモリーの ROLAND/SOUND フォルダーにエクスポート
します。
※:「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を
切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
外部機器を接続する
20
シーンをエクスポートする
シーン・データを、SVD ファイルにエクスポートすることができます。
［1］つまみの代わりに PAGE［＜］［>］ボタンで、選ぶことも
できます。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
USB メモリーの ROLAND/SOUND フォルダーにエクスポート
します。
※:「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を
切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
ステップ・エディット・パターンをエクスポートする
シーンにあるステップ・エディット・パターンを MIDI データ（SMF）
として USB メモリーににエクスポートします。
［1］つまみの代わりに PAGE［＜］［>］ボタンで、選ぶことも
できます。
確認画面が表示されます。
中止するときは、［EXIT］ボタンを押します。
USB メモリーの EXPORT フォルダーにエクスポートします。
※:「Executing…」などと表示されて処理が継続しているときは、絶対に電源を
切ったり、USB メモリーを抜いたりしないでください。
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