Roland A-49 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
2
MIDI
MIDI(ミディ)とは、電子楽器やパソコンで演奏情報をやり取りする世界共通規格です。
たとえば下の図では、A-49 『ド』の音を弾いた」という MIDI 信号がパソコンのソフトウェ
ア音源に届き、ソフトウェア音源から“ド”の音が鳴ります。
ソフトウェア音源
『ド』が鳴る
MIDI 信号
『ド』を弾く
『ド』を弾いたという情報
このように、MIDI は、『ド』の音をある強さで弾く」「楽器の音をバイオリンに変える」
「音量を大きく/小さくする」「音の高さ(ピッチ)を高くしたり低くしたりする」などの
演奏情報を他の楽器に伝えます。つまり、MIDI とは「楽器の言葉」なのです。
MIDI は演奏の指示を与える信号だけなので、音を鳴らすためにはソフトウェア音源などの
MIDI 音源が必要になります。
世界中のソフトウェア音源や DAW(Digital Audio Workstation)ソフトウェアが MIDI
に対応しています。
DAW ソフトウェアとは、SONAR など音楽制作ソフトウェアの総称です。
!
ドライバーをインストールする(P.13)までは、A-49をパソコンにつながないでください
この機器を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』(P.3)と『使用
上のご注意』(P.4)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を十分ご理解い
ただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに
見ることができるよう、手元に置いてください。
3
安全上のご注意
警告
分解や改造をしない
本機を分解したり、改造したりしない
でください。
個人で修理や部品交換はしない
修理/部品の交換などで、取扱説明書
に書かれていないことは、絶対にしな
いでください。必ずお買い上げ店また
はローランドお客様相談センターに相
談してください。
次のような場所で使用や保管はしない
次のような場所に設置しないでくださ
い。
温度が極端に高い場所(直射日光の
当たる場所、暖房機器の近く、発熱
する機器の上など)
水気の近く(風呂場、洗面台、濡れ
た床など)や湿度の高い場所
湯気や油煙が当たる場所
塩害の恐れがある場所
雨に濡れる場所
ほこりや砂ぼこりの多い場所
振動や揺れの多い場所
警告
不安定な場所に設置しない
本機を、ぐらつく台の上や傾いた場所
に設置しないでください。必ず安定し
た水平な場所に設置してください。
異物や液体を入れない、液体の入った
容器を置かない
本機に、異物(燃えやすいもの、硬貨、
針金など)や液体(水、ジュースなど)
を絶対に入れないでください。また、
この機器の上に液体の入った容器を置
かないでください。ショートや誤動作
など、故障となることがあります。
異常や故障が生じたときは電源を切る
次のような場合は、直ちに USB ケーブ
ルを抜いて、お買い上げ店またはロー
ランドお客様相談センターに修理を依
頼してください。
煙が出たり、異臭がしたりしたとき
異物が内部に入ったり、液体がこぼ
れたりしたとき
機器が(雨などで)濡れたとき
機器に異常や故障が生じたとき
使用上のご注意
4
警告
お子様の取り扱いに注意する
お子様のいる場所で使用する場合、お
子様の取り扱いやいたずらに注意して
ください。必ず大人のかたが、監視/
指導してあげてください。
落としたり、強い衝撃を与えたりしない
本機を落としたり、本機に強い衝撃を
与えないでください。
CD-ROM をオーディオ CD プレー
ヤーで再生しない
CD-ROM を、一般のオーディオ CD
レーヤーで再生しないでください。大
音量によって耳を痛めたり、スピーカー
が破損したりする恐れがあります。
注意
コードやケーブルは煩雑にならないよ
うに配線する
接続したコードやケーブル類は、煩雑
にならないように配慮してください。
特に、コードやケーブル類は、お子様
の手が届かないように配慮してくださ
い。
上に乗ったり、重いものを置いたりし
ない
本機の上に乗ったり、機器の上に重い
ものを置いたりしないでください。
移動するときはすべての接続をはずす
本機を移動するときは、外部機器との
接続をはずしてください。
使用上のご注意
電源について
接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必
ずすべての機器の電源を切ってください。
設置について
本機をテレビやラジオの近くで動作させると、
テレビ画面に色ムラが出たりラジオから雑音が
出たりすることがあります。この場合は、本機
を遠ざけて使用してください。
直射日光の当たる場所や発熱する機器の近く、
閉め切った車内などに放置しないでください。
変形、変色することがあります。
極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に
水滴がつく(結露する)ことがあります。その
まま使用すると故障の原因になります。数時間
放置して、結露がなくなってから使用してくだ
さい。
鍵盤の上に物を置いたままにしないでくださ
い。発音しなくなるなど、故障の原因になりま
す。
設置条件(設置面の材質、温度など)によっては、
本機のゴム足が設置した台などの表面を変色ま
たは変質させることがあります。ゴム足の下に
フェルトなどの布を敷くと、安心してお使いい
ただけます。この場合、本機が滑って動いたり
しないことを確認してからお使いください。
本機の上に水の入った容器、殺虫剤、香水、ア
ルコール類、マニキュア、スプレー缶などを置
かないでください。また、表面に付着した液体
は、速やかに乾いた柔らかい布で拭き取ってく
ださい。
お手入れについて
通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、
固く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚
れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れ
を拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてく
ださい。
使用上のご注意
5
変色や変形の原因となる、ベンジン、シンナー、
アルコール類は使用しないでください。
修理について
お客様が本機を分解、改造された場合、以後の
性能について保証できなくなります。また、修
理をお断りする場合もあります。
修理に出されると、初期化されます。失われた
記録内容の修復に関しましては、補償も含めご
容赦願います。
当社では、本機の補修用性能部品(製品の機能
を維持するために必要な部品)を、製造打切後
6 年間保有しています。この部品保有期間を修
理可能の期間とさせていただきます。なお、保
有期間を過ぎた後でも、故障箇所によっては修
理可能の場合がありますので、お買い上げ店、
またはローランドお客様相談センターにご相談
ください。
その他の注意について
記憶した内容は、機器の故障や誤った操作など
によって失われることがあります。
失われた記憶内容の修復に関しましては、補償
を含めご容赦願います。
故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、
入出力端子などに過度の力を加えないでくださ
い。
ケーブルを抜くときは、ショートや断線を防ぐ
ため、プラグ部分を持って引き抜いてください。
音楽をお楽しみになる場合、周囲に迷惑がかか
らないように、音量に十分注意してください。
輸送や引っ越しをするときは、本機が入ってい
た箱と緩衝材、または同等品で梱包してくださ
い。
本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄すると
きは、各地域のゴミの分別基準に従ってくださ
い。
エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のも
の(別売:EV-5、EV-7)をお使いください。
他社製品を接続すると、本体の故障の原因にな
る場合があります。
D ビーム・コントローラーの有効範囲は、強い
直射日光の下では極端に小さくなってしまいま
す。屋外で D ビーム・コントローラーを使用
するときはご注意ください。
CD DVD の取り扱い
ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつ
けたりしないでください。データの読み出しが
うまくできなくなることがあります。ディスク
の汚れをとる場合は、市販の専用クリーナーを
使用してください。
著作権/ライセンス/商標について
同梱の CD-ROM DVD-ROM を開封する前
に、必ず「使用許諾契約書」をお読みくださ
い。CD-ROM DVD-ROM を開封した時点で、
使用許諾契約書に記載された事項をご承諾いた
だいたことになります。
MMP(Moore Microprocessor Portfolio)
はマイクロプロセッサーのアーキテクチャー
に関する TPL(Technology Properties
Limited)社の特許ポートフォリオです。当社
は、TPL 社よりライセンスを得ています。
本書では Microsoft Corporation のガイドラ
インに従って画面写真を使用しています。
Roland、SuperNATURAL は、日本国および
その他の国におけるローランド株式会社の商標
または登録商標です。
Cakewalk は、米国 Cakewalk, Inc. の米国に
おける登録商標です。
SONAR は、米国 Cakewalk, Inc. の商標です。
MIDI は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)
の登録商標です。
文中記載の会社名及び製品名は、各社の登録商
標または商標です。
© 2012 ローランド株式会社
本書の一部、もしくは全部を無断で複写・
転載することを禁じます。
6
演奏する
動作モードを切り替える
(PLAY FUNCTION SuperNATUAL MIDI Visual Control)
P.22
MIDI 送信チャンネルを設定する(MIDI CHANNEL) P.26
音色を替える([S1][S2]ボタン) P.26
演奏する
 オクターブ・シフト、トランスポーズ P.28
 ピッチ・ベンド、モジュレーション P.29
 D ビーム P.30
 [C1][C2]つまみ P.31
 ホールド、エクスプレッション P.32
 アフタータッチ P.33
鳴りやまない音を止める P.33
SuperNATURAL 音源を使って演奏する P.24
MIDI Visual Control 対応の映像機器をコントロールする P.25
A-49 の設定を変える
ベロシティー・カーブを変える(VELO CURVE) P.35
押さえた鍵のベロシティー値を設定する(KEY VELO) P.36
つまみ、ボタン、端子に割り当てる機能を替える P.37
SuperNATURAL モードでの[C2]つまみの機能を切り替える
(SN SETTING)
P.36
つまみ、D ビーム・コントローラー、ボタン、ペダルの値の大きくなる
向きを変える(CTRL DIR)
P.40
使用するドライバーを専用か OS 標準か切り替える P.40
工場出荷時の状態に戻す(FACT RESET) P.41
使いた早見表
7
安全上のご注意                   3
使用上のご注意                   4
使いかた早見表                   6
パッケージの内容                  9
各部の名称とはたらき             10
パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
リア・パネル . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
ドライバーのインストール          13
音が鳴ることを確認する . . . . . . . . 19
SONAR プラグインシンセで
確認する(Windows) . . . . . 19
GarageBand で確認する
(Mac OS X) . . . . . . . . . . . . 20
MIDI の流れ . . . . . . . . . . . . . 21
動作モードについて               22
動作モードを切り替える . . . . . . . . 22
PLAY モード . . . . . . . . . . . . . . . . . 22
FUNCTION モード . . . . . . . . . . . . 23
SuperNATURAL モード . . . . . . . . 24
MIDI Visual Control モード . . . . . 25
演奏する                       26
MIDI 送信チャンネルを設定する
(MIDI CHANNEL) . . . . . . . . . . . . 26
音色を替える . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
鍵盤の音の高さを変える . . . . . . . . 28
レバーで音に効果を加える . . . . . . 29
D ビームで音に効果を加える. . . . . 30
つまみで音に効果を加える . . . . . . 31
ペダルで音に効果を加える . . . . . . 32
アフタータッチで音に変化を付ける
. 33
鳴りやまない音を止める(PANIC) 33
A-49 の設定を変える              34
ベロシティー・カーブを変える
(VELO CURVE) . . . . . . . . . . . . . . 35
押さえた鍵のベロシティー値を設
定する(KEY VELO) . . . . . . . . . . . 36
SuperNATURAL モードでの
[C2]つまみの機能を切り替える
(SN SETTING) . . . . . . . . . . . . . . . 36
つまみ、ボタン、端子に割り当て
る機能を替える . . . . . . . . . . . . . . . 37
プログラム・チェンジ・メッ
セージを割り当てる(PRGM
CHANGE) . . . . . . . . . . . . . . 37
アフタータッチを割り当てる 37
コントロール・チェンジ・
ンバー(CC#)を割り当てる 38
つまみ、D ビーム・コントロー
ラー、ペダルの値の大きくなる向
きを変える(CTRL DIR) . . . . . . . . 40
使用するドライバーを専用か OS
標準か切り替える . . . . . . . . . . . . . 40
工場出荷時の状態に戻す
(FACT RESET) . . . . . . . . . . . . . . . 41
故障かな?と思ったら             42
ドライバーをインストールすると
きのトラブル . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
本機を使用するときのトラブル . . . 43
トラブルを回避するパソコンの設
定方法 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 46
ドライバ署名オプションの
設定(Windows XP) . . . . . . 46
電源管理の設定 . . . . . . . . . . . 46
ドライバーを再インストールする . 48
ドライバーを削除する. . . . . . 48
MIDI の負荷を軽くする
(Windows) . . . . . . . . . . . . . . . . . 49
主な仕様                       50
MIDI インプリメンテーションチャー
                           51
索引                          52
目次
8
手順説明のイの見かた
1 128
0 9
[FUNCTION]ボタンを押しま
す。
上に「PRGM CHANGE」と表
示している鍵盤を押します。
上に「ENTER」と表示してい
る鍵盤を押します。
上に「NUMERIC ENTRY」と
表示している鍵盤を押します。
NUMERIC ENTRY の押す順番入力さる値の関係
0 127
0 9
NUMERIC ENTRY の押す順番 入力される値
6、4、ENTER 64
1、2、7、ENTER 127
1、2、8、ENTER 28
9、3、5、7、ENTER 57
範囲外の値を押したときは、ENTER を押す前までの有効な値が反映
されます。
の説明
アイコン 説明
[C1][C2]つまみを回す。
ホールド・ペダルを踏む。
エクスプレッション・ペダルを踏む。
9
パッケージを開けたら、まずすべての内容物があるかどうか確認してください。
不足している場合は、お買い上げになった販売店までご連絡ください。
A-49
A-Series Keyboard CD-ROM
USB ドライバーや取扱説明書の PDF が収録されています。
Cakewalk SONAR LE DVD-ROM
Windows
パソコンで再生や録音をするための DAW ソフトウェアです。
SONAR LE の使いかた、ユーザー登録やレジストレーション・コードの取得については、
インストール・ガイド(DVD-ROM に添付)やソフトウェアのヘルプをご覧ください。
ディスクの裏面(信号面)に触れたり、傷をつけたりしないでください。データの読み
出しがうまくいかないことがあります。ディスクの汚れは、市販のクリーナーでクリー
ニングしてください。
Mac OS X DAW ソフトウェアは別途用意してください。
Cakewalk SONAR LE ール
Windows
Cakewalk SONAR LE DVD-ROM に収録されている、ソフトウェアのインストール方法
やユーザー登録方法などが記載されています。所定の方法でユーザー登録およびレジスト
レーション・コードを取得しない場合、インストール後 30 日を越えますとお使いになる
ことはできなくなります。
USB ケーブル
パソコンの USB 端子と A-49 をつなげるためのケーブルです。
USB ケーブルは付属のものをお使いください。破損や紛失により USB ケーブルが必要
な場合は、巻末に記載されている『お問い合わせの窓口』にご相談ください。
■ 取扱説明書
本書です。常に手元に置いて、いつでも参照できるようにしてください。
□ 保証書
A-49 本体の保証書です。保証期間内に A-49 の修理を受ける際に必要です。記載事項を
確認の上、大切に保管してください。
□ ロ ユーザー登録
A-49 のユーザーとして登録していただくための登録カードです。ローランド ユーザー登
録カードに記載されている登録方法をお読みになり、必ずユーザー登録をしてください。
の内容
10
パネ
POWER ジケー
ター
A-49 とパソコンが USB
接続されると点灯しま
す。
[FUNCTION]
このボタンを押して点
灯させて、鍵盤を押す
ことで MIDI チャンネル
を変更したり、プログ
ラム・チェンジを変更
できたりします(P.23)
/モ
ン]バー
ピッチ(音の高さ)を変化させ
たり、ビブラートをかけたりし
ます(P.29)
D ビーム
ロー
手をかざして、音にい
ろいろな効果をかけま
す。
D ビーム(P30)
[PITCH]
オンにすると、
D ビーム・コ
ントローラーで
ピッチをコント
ロールできます。
[VOL]
オンにすると、D
ビームコントロー
ラーでボリューム
をコントロールで
きます。
[ASSIGN]
オンにすると、D ビーム
コントローラーに割り当
てた機能が使えます。(工
場出荷時:アフタータッ
チ)
[SuperNATURAL]
オンにすると、接続した
SuperNATURAL 音源をコン
トロールすることができます
(P.24)
[C1][C2]
つまみを回すと、割り
当てた機能が使えます
(P.31)
[S1][S2]
ボタンを押すと、音源
の音色を替えることが
できます(P.26)
各部の名称
各部の名称はた
11
[TRANSPOSE]ボタン、OCTAVE TRANSPOSE ジケーター、[ー]ボタ
PLAY モード(P.22)のとき、[TRANSPOSE]ボタンを押すと、OCTAVE TRANSPOSE インジケーター
と[+][ー]ボタンの機能が切り替わります。
[TRANSPOSE]ボタンがオンのときトランスポーズは有効、オフのときは無効になります。
ボタン 機能
OCTAVE TRANSPOSE
インジケーター
[+][ー]ボタン オクターブ(P.28)の値を変更 オクターブの値を表示
[TRANSPOSE]+
[+][ー]ボタン
トランスポーズ(P.28)の値を変更 トランスポーズの値を表示
OCTAVE TRANSPOSE ジケーターの表示
-6
消灯 点灯
-5 -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4 5
各部の名称はた
12
パネ
USB COMPUTER 端子
A-49 とパソコンを USB
ケーブルでつなぎます。
パソコンにドライバー
をインストールしてか
ら、つないでください。
(P.13)
HOLD 端子
ペダル・スイッチ(別売:
DP-2、DP-10)をつないで、
ホールド・ペダルとして使
います。(P.32)
EXPRESSION 端子
エクスプレッションペダル(別
売:EV-5、EV-7)をつないで、
さまざまなパラメーターや機能
をコントロールすることができ
ます(P.32)
エクスプレッション・ペダルは、必ず指定の
もの(別売EV-5、EV-7)をお使いください。
他社製品を接続すると、本体の故障の原因に
なる場合があります。
MIDI OUT 端子
他の MIDI 機器の
MIDI IN 端子とつな
いで、MIDI メッセー
ジを送信します。
他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、
すべての機器の電源を切ってください。
13
バーのール
Windows
をお使いのかた 
14
ページ
Mac OS X
をお使いのかた 
16
ページ
!
指示があるまでは、A-49 をパソコンにつながないでください。
ドライバーとは、パソコンと A-49 が接続されているときに、パソコン上のアプリ
ケーション・ソフトウェアと A-49 との間でデータをやり取りするソフトウェアで
す。
1.
A-49 を接続していない状態でパソコンを起動します。
USB キーボードと USB マウス以外のすべての USB ケーブルをはずしてください。
Windows
パソコンの管理者権限を持ったユーザーでログオンします。
Windows 8
「デスクトップ」に切り替えます。
2.
起動中のソフトウェアをすべて終了します。
3.
付属の CD-ROM DVD-ROM ドライブに入れます。
4.
付属の CD-ROM 内にある以下のファイルをダブルクリックしてインストー
ラーを起動します。
ご使用の OS ファイル
Windows [WinDriver]フォルダーの[Setup]
Mac OS X [MacDriver]フォルダーの[A-SeriesKeyboard_USBDriver]
最新の OS への対応状況、USB ドライバーのダウンロード、最新 USB ドライバーの
情報については、ローランド・ホームページをご覧ください。
http://www.roland.co.jp/support/
Windows MacOSX
バーのイール
14
5.
ユーザー アカウント制御に関する確認画面が表示されたら、[はい]または
[続行]をクリックします。
6.
「A-Series Keyboard Driver をコンピュータ上にインストールします。〜」
と表示されたら、[次へ]をクリックします。
7.
もう一度[次へ]をクリックします。
Windows 8 Windows 7 Windows Vista
Windows セキュリティに関するダイアログが表示されたときは、[インストール]
をクリックします。
Windows XP
「ソフトウェアのインストール」ダイアログが表示されたときは、[続行]をクリッ
クしてインストールを継続します。
続行できないときは、ダイアログの[OK]をクリックしてインストールを一度終了
させます。『ドライバ署名オプションの設定(Windows XP)(P.46)に従って設定を
変更してから、再度インストールをしてください。
8.
「ドライバをインストールする準備が
できました。〜」と表示されたら、
A-49 とパソコンを USB ケーブルでつ
なぎます。
周辺機器の音量を絞ってから USB ケー
ブルを挿してください。
本機は回路保護のため、電源をオンに
してからしばらくは動作しません。
ドライバーがインストールされるまでに、数分時間がかかることがあります。
Windows 8 Windows 7 Windows Vista
その他のメッセージが表示されたときは、そのメッセージに従ってください。ドラ
イバーが自動的にインストールされます。
Windows XP
画面の右下に「新しいハードウェアが見つかりました」と表示されます。
A-49
リア・パネル
Windows
Windows XP
Windows 8 Windows 7 Windows Vista
バーのイール
15
Windows XP
9.
Windows Update に接続するかを聞かれ
たときは、[いいえ、今回は接続しません]
を選んで[次へ]をクリックします。
10.
[ソフトウェアを自動的にインストールする(推奨)]を選んで、[次へ]
をクリックします。
11.
「ハードウェアのインストール」ダイアログが表
示されたときは、[続行]をクリックしてインス
トールを継続します。
12.
「新しいハードウェアの検索ウィザードの完了」と表示されたら、[完了]
をクリックします。
13.
「インストールが完了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリック
します。
「A-Series Keyboard Driver Setup」ダイアログが閉じられます。
「システム設定の変更」ダイアログが表示されたときは、[はい]をクリックして、
Windows を再起動します。
Windows 8 Windows 7 Windows Vista
9.
「インストールが完了しました。」と表示されたら、[閉じる]をクリック
します。
「A-Series Keyboard Driver Setup」ダイアログが閉じられます。
「システム設定の変更」ダイアログが表示されたときは、[はい]をクリックして、
Windows を再起動します。
19
ページ
19
ページ
バーのイール
16
インストールの途中でパスワードの入力を求めるダイアログが表示されたら、お使いの
パソコンの管理者のユーザー名とパスワードを入力し、[ソフトウェアをインストール]
ボタンまたは[OK]ボタンをクリックします。
5.
「ようこそ A-Series Keyboard Driver インストーラへ」と表示されたら、[続
ける]をクリックします。
6.
インストール先を選ぶ画面が表示されたときは、起動ディスクをクリックして
選び、[続ける]をクリックします。
7.
インストールの種類が表示されたら、[インストール]または[アップグレード]
をクリックします。
8.
[インストールを続ける]をクリックします。
9.
インストールが完了したら、[再起動]をクリックして Mac を再起動します。
再起動に時間がかかるときがあります。
10.
Mac が起動したら、A-49 Mac USB ケーブルで接続します。
周辺機器の音量を絞ってからUSBケー
ブルを挿してください。
本機は回路保護のため、電源をオンに
してからしばらくは動作しません。
11.
[アプリケーション][ユーティ
リティ]フォルダーを順に開いて
[Audio MIDI 設定]をダブルクリッ
クします。
「Audio MIDI 設定」ダイアログが表示されます。
12.
MIDI デバイスの設定ダイアログを表示させます。
OS 操作
Mac OS X v106 以降
[ウインドウ]メニューの[MIDI ウインドウを表示]を選びます。
「MIDI スタジオ」ウインドウが表示されます。
Mac OS X v105 以前 [MIDI 装置]タブをクリックします。
MacOSX
A-49
リア・パネル
バーのイール
17
13.
「MIDI スタジオ」ウインドウ、または「Audio MIDI 設定」ダイアログに、
[A-Series Keyboard]が表示されていることを確認します。
[A-Series Keyboard]が表示されていない、または淡色表示されているとき、A-49
正常に認識されていません。[MIDI を再スキャン]をクリックしてください。また、
A-49 USB ケーブルを差しなおしてください。
14.
[装置を追加]を 2 回クリックします。
[新しい外部装置]が 2 つ表示されます。
15.
追加した[新しい外部装置]の装置名を設定します。
1.
追加した[新しい外部装置]をクリックして選択し、[情報を見る]をクリッ
クします。
2.
[装置名]欄に名前を入力して、[適用]をクリックします。それぞれの[新
しい外部装置]について以下のように入力します。
[新しい外部装置] 装置名
1 番目 Keyboard
2 番目 MIDI OUT
14
16
15
13
バーのイール
18
16.
[A-Series Keyboard]と追加した[新しい外部装置]のそれぞれの出力と入
力を意味する▼と▲をマウスでドラッグして、図のように結びます。
14
16
15
13
17.
「MIDI スタジオ」ウインドウ、または「Audio MIDI 設定」ダイアログを閉じて、
設定を終了します。
20
ページ
バーのイール
19
音が鳴確認す
ドライバーをインストールしたあとに、ドライバーが正しくインストールできたかを確認
します。
ここでは、Windows では SONAR LE を、Mac OS X では GarageBand を使用した例を
紹介しています。
SONAR で確認(Windows)
ここでは SONAR LE に付属されているプラグインシンセを使用するときの説明をします。
他のバージョンでは手順や画面が異なることがあります。
SONAR LE のインストールおよび設定については、付属している SONAR LE インストール
ガイドをご覧ください。
1.
SONAR LE を起動します。
2.
[編集]メニューから[環境設定]をクリックして、左のメニューから MIDI 欄の[デ
バイスの選択]をクリックします。
MIDI の「入力 / 出力デバイスの選択」ダイアログが表示されます。
3.
[入力]欄と[出力]欄で、以下の MIDI デバイスを選びます。
入力デバイス 出力デバイス
A-Series Keyboard A-Series Keyboard MIDI OUT
入出力デバイスとして A-Series Keyboard を選択できない場合は、何らかの問題が発生し
ている可能性があります。『本機を使用するときのトラブル』(P.43)をご覧ください。
4.
[適用][閉じる]の順にクリックして、環境設定ダイアログを閉じます。
5.
[ファイル]メニューから[新規作成]をクリックします。
「新規プロジェクトの作成」ダイアログが表示されます。
6.
「テンプレート」欄の[Normal]を選
んで、「名前」欄にプロジェクトの名前
を入力して、[OK]をクリックします。
7.
[挿入]メニューから[プラグインシンセ][Square Ⅰ]を順に選びます。
バーのイール
20
8.
「プラグインシンセの挿入オプショ
ン」ダイアログで、「ウインドウを
表示」欄の[シンセのプロパティ
ページ]にチェックを入れ、[OK]
をクリックします。
9.
A-49 の鍵盤を弾きます。
タスクバーの MIDI モニターが反応し、
シンセの音が鳴れば、A-49 とパソコン
は正しくつながっています。
これで設定は終わりました。それでは『動作モードについて』(P.22)にすすみましょう!
GarageBand 確認す(Mac OS X)
GarageBand Apple iLife に付属されているソフトウェアです。
ここでは GarageBand '11 を使用して説明しています。他のバージョンでは手順や画面が
異なることがあります。
1.
[アプリケーション]フォルダーの[GarageBand]をダブルクリックします。
2.
GarageBand が起動したら、[ファイル]メニューから[新規]をクリックします。
3.
「新規プロジェクト」の作成画面で、名前をつけて[作成]をクリックします。
4.
A-49 の鍵盤を弾きます。
GarageBand のトラックに設定されている Grand Piano の音が鳴れば、A-49 とパソコン
は正しくつながっています。
これで設定は終わりました。それでは『動作モードについて』(P.22)にすすみましょう!
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Roland A-49 取扱説明書

タイプ
取扱説明書