Roland RD-64 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland RD-64デジタルピアノの取扱説明書です。このマニュアルでは、ピアノモードとMIDIコントローラーモードの使用方法、接続方法、設定変更方法、トラブルシューティングなどを詳しく解説しています。SuperNATURALピアノ音色やアイボリーフィール鍵盤など、RD-64の優れた機能を最大限に活用するための情報が満載です。

Roland RD-64デジタルピアノの取扱説明書です。このマニュアルでは、ピアノモードとMIDIコントローラーモードの使用方法、接続方法、設定変更方法、トラブルシューティングなどを詳しく解説しています。SuperNATURALピアノ音色やアイボリーフィール鍵盤など、RD-64の優れた機能を最大限に活用するための情報が満載です。

デジタル・ピアノ
2
RD-64 て使ピアモー
RD-64 は、大好評のステージ・ピアノ RD シリーズに搭載の SuperNATURAL Piano 音色を継承。厳選され
たアコースティック&エレクトリック・ピアノ・サウンドを内蔵し、表現力豊かな演奏が行えます。また、
RD シリーズで好評のアイボリー・フィール鍵盤を装備。優れた連打性や表現力を備えながらも、軽量&コン
パクト。
高いポータビリティーを誇り、スタジオやライブ・ハウスなどへの持ち運びでも軽快です。
で使
電源を入れRD-64 モーで起動す。
説明書いて
本書を読みださい。
RD-64 MIDI キーボーて使ローモー
[A. PIANO]ボタンを押しながら電源を入れることで、RD-64 A-88 と同等の機能 *1 を持った MIDI コント
ローラー・キーボードとして使うことができます。市販の USB ケーブルでパソコンとつなぐと、DAW ソフ
トウェアでの音楽制作に活用できます。
コントローラー・モードのとき、RD-64 の内蔵音源から音は出ません。また、[TONE SELECT][TONE
VARIATION][REVERB]ボタンを押しても何もおきません。
ーラモーで使
[A. PIANO]ボタを押なが電源を入れRD-64 ローモーで起動す。
説明書ついて
MIDI ローラー・キーボての使いかたついては「A-88」の PDF マニアルを
ださい。
PDF マニアルの入手方法
1.
パソコンなどで下記の URL を入力します。
http://www.roland.co.jp/manuals/
2.
製品名「A-88」を選んでください。
*1
RD-64 のコローラーモー A-88 の違い
RD-64 のコントローラー・モードは以下の点が A-88 と異なります。A-88 取扱説明書(PDF マニュアル)をご覧になるときは、
以下の点にご注意ください。
RD-64 はパソコンに標準添付の USB ドライバー(GENERIC)で動作するため、USB ドライバーのインストール(A-88
扱説明書の『ドライバーのインストール』の章)は不要です。市販の USB ケーブルでパソコンとつなぐだけで使用できます。
MIDI ポート名は「Roland Digital Piano」と表示されます。
A-88 の[UPPER][LOWER]「DUAL」「SPLIT」機能(A-88 取扱説明書の『2 つのパートを重ねる』の章)は RD-64
はありません。
2 つのモつい
本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』(P.10)『使用上のご注意』(P.12)をよくお読みください。また、この機器の優れた機能を
十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。
3
2 つのモードについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
RD-64 をピアノとして使う(ピアノ・モード) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 2
RD-64 MIDI コントローラー・キーボードとして使う(コントローラー・モード) . . . . . 2
スタンドに設置する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3
各部の名称とはたらき . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
接続する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
設定を変更する(FUNCTION モード) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
工場出荷時の状態に戻す(FACT RESET) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
鍵盤のタッチ感を替える(VELO CURVE) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
押さえた鍵のベロシティー値を設定する(KEY VELO) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
他の楽器と音の高さを合わせる(マスター・チューン) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
一定時間が経つと自動で電源が切れるようにする(オート・オフ) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
USB ドライバーを専用(ADVANCED)または OS 標準(GENERIC)に切り替える . . . . 8
故障かな?と思ったら . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
安全上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 10
使用上のご注意 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 12
アイボリー・フィール鍵盤について . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
ピアノ・モードで外部 MIDI 音源を操作する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
エフェクト一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
主な仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 14
目次
設置す
RD-64 をスタンドに設置するときは、当社製のスタンド KS-18Z、KS-12 をご使用ください。
以下のように RD-64 を設置します。
スタンドに設置するときは、指などを挟まないよう、十分にご注意ください。
上面図
KS-18Z
RD-64 の前面
をスタンドの前面
と合わせる。
高さが 1m
超えないよう
に調節する(ス
タンドの高さ
を下から 4
階目の高さま
での範囲で使
用)
RD-64 のゴム足でスタンドを挟
むように、スタンドの横幅を調
節する。
KS-12
キーボード底面にある鍵盤側
のゴム足が、ゴム足受けに入
るようにスタンドの横幅を調
節する。
上面図
4
各部の名称
[POWER]
[TONE SELECT][TONE VARIATION]ボタ
音色を選ぶ
1.
[TONE SELECT]ボタンを押して、音色グループを選ぶ。
2.
[TONE VARIATION]ボタンを押して、バリエーションを選ぶ。
グループ バリエーション 1 バリエーション 2 バリエーション 3
A. PIANO CONCERT GRAND BRIGHT PIANO CONCERT MONO
E. PIANO
PURE VINTAGE TINE EP WURLY
CLAV COMBINATION MEDIUM BRILLIANT
ORGAN JAZZ ORGAN ROCK ORGAN FULL DRAW
・ベ/モジン]バー
発音中の音のピを変化させ(ピ・ベ
鍵盤を弾きながらレバーを左に倒すとピッチが下がり、右に倒すとピッチが上がります。これをピッチ・ベンド効果
といいます。
発音中の音に変化を与え(モレー
鍵盤を弾きながらレバーを向こう側に倒すとビブラートがかかります。これをモジュレーション効果といいます。
トーンによって、レバーを動かしたときの効果が異なるものがあります。また、このレバーによる効果は、トーンごとに決まってお
り、変更することはできません。
[MASTER VOLUME]まみ
音量を調節す(ボーム)
右に回すと音が大きくなり、左に回すと音が小さくなります。
[FUNCTION]ボタ
設定を変え
鍵盤のタッチ感を変えたり、ペダルの設定をしたりするときに使用します。詳しく
は『設定を変更する(FUNCTION モード)(P.7)をご覧ください。
[SuperNATURAL]ボタ
ピアノ・モードでは点灯したままで、押しても何も変化しません。
コントローラー・モードで「SuperNATURAL 対応音源」をつないだときのみ使用
します。詳しくは『RD-64 MIDI コントローラー・キーボードとして使う(コン
トローラー・モード)(P.2)をご覧ください。
モジュレーション効果
ピッチ・ベンド効果
電源を入れ
正しく接続したら(P.6)、必ず次の手順で電源を入れてください。手順を間
違えると、誤動作をしたり故障したりすることがあります。
本機は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しません。
電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を
入れる/切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。
1.
[MASTER VOLUME]つまみで音量を最小にする。
接続している外部オーディオ機器などの音量も最小にしてください。
2.
[POWER]スイッチをオンにする。
3.
接続している外部機器の電源を入れる。
4.
接続している外部機器と RD-64 の音量を調節する。
電源を切る
1.
[MASTER VOLUME]つまみで音量を最小にする。
2.
接続している外部機器の電源を切る。
3.
[POWER]スイッチをオフにする。
本機は演奏や操作をやめてから 240 分(4 時間)経過すると、自動
的に電源が切れます(工場出荷時の設定)
自動で電源を切る必要がない場合は、P.8 に記載の手順で「AUTO
OFF」を「OFF」に設定してください。
各部の名称はた
5
D ビームローラー
手をて、音にいろいろな効果をかけ
D ビーム・コントローラーをオンにするには、ボタンを押して点灯させます。
ボタン 機能
[PITCH]
D ビーム・コントローラーにかざした手の動きに従って、ピッチ(音の高さ)が変わ
ります。
[VOL] 音量が変わり、演奏に抑揚を付けられます。
[ASSIGN] アフタータッチの効果がかかります。
OCTAVE[TRANSPOSE]ボ
ターブを切替え(オター
[+][ー]ボタンを押して鍵盤の発音域を上げたり下げたりできます。
-4 5 オクターブの範囲で値を設定できます。
[+]ボタンと[ー]ボタンを同時に押すと、0 にリセットされます。
音の高さを変ポーズ)
[TRANSPOSE]ボタンを押しながら[+][ー]ボタンを押すと、半音単位で移調する
ことができます。
-6 5 の範囲で値を設定できます。
[TRANSPOSE]ボタンがオンのときトランスポーズは有効、オフのときは無効になります。
[TRANSPOSE]ボタン、[+]ボタンと[ー]ボタンを同時に押すと、0 にリセットされます。
[REVERB]ボタ
響きをつけバーブ)
[REVERB]ボタンを押して点灯させると、鍵盤で弾く音に「リバーブ効果」(残響)をかけることができます。
リバーブ効果をかけると、コンサート・ホールなどで演奏しているような心地よい響きが得られます。
リバーブ効果の量を調節することはできません。
EQ[LOW][HIGH]まみ
低音/高音を調節す(イザー)
RD-64 には、2 バンドのイコライザーが装備されています。
音色ごとに、低音/高音のレベルを調節できます。
イコライザーの設定は記憶できます([SuperNATURAL]ボタンを押しながら[A. PIANO][ORGAN]ボタンを押す。12 音色まとめて保存されます)
[EFX 1][EFX 2]ボタ
効果を加え(エ
[EFX 1][EFX 2]ボタンを押して点灯させると、鍵盤で弾く音に効果(エフェクト)をかけることができます。
音色グループによって以下のエフェクトがかかります。
グループ EFX1 EFX2
A. PIANO ENHANCER DAMPER RESONANCE
E. PIANO TREMOLO PHASER
CLAV AUTO WAH OVERDRIVE
ORGAN ROTARY SPEED
各エフェクトについて、詳しくは『エフェクト一覧』(P.13)をご覧ください。
[EFX 1][EFX 2]のオン/オフは記憶できます([SuperNATURAL]ボタンを押しながら[A. PIANO][ORGAN]ボタンを押す。12 音色まとめて保存
されます)
D ビームローラーの
有効範囲
D ビーム・コントローラーの
有効範囲は図のようになって
います。有効範囲から外れた
位置に手をかざしても効果は
得られません。
D ビーム・コントローラー
は周辺の明るさによって感
度が変化します。
-6
消灯 点灯
-5 -4 -3 -2 -1 0 1 2 3 4 5
ジケーターの表示
6
接続
INPUT 端子
オーディオ・プレーヤーなどの
機器をつなぐと、つないだ機器
の音がRD-64OUTPUT端子と
PHONES 端子から出力されます。
つないだ機器の音量は、つな
いだ機器で調節してください。
市販の USB ケーブルを使用して、
RD-64 とお使いのパソコンをつなぐ
と、MIDI に対応したソフトウェアで
RD-64 の演奏(MIDI 情報)を録音し
たり再生したりできます。
USB オーディオには対応していま
せん。
DC IN 端子
付属の AC アダプターをつなぎます。
OUTPUT 端子
アンプ内蔵スピーカーなどをつなぐと、それらか
ら本機の音を鳴らすことができます。
USB COMPUTER 端子
MIDI OUT 端子
MIDI 音源などをつないで演奏することができます。
PHONES 端子
ヘッドホン(別売)をつなぎます。
コンセントへ
電源コード
AC アダプターは、インジケーター
のある面が上になるように設置し
てください。AC アダプターをコ
ンセントに接続すると、インジ
ケーターが点灯します。
ペダル・ユニット
(別売:RPU-3)
付属のダンパー・
ペダル
または、
ペダル・スイッチ(別売:DP シリーズ)
ペダル(DAMPER、FC2、FC1)端子
付属のペダルを DAMPER 端子に接続すると、ダンパー・ペダルとして使用
することができます。
ペダル端子につないだペダルの動作は以下のとおりです(工場出荷時の設
定)
端子 説明
DAMPER
ダンパー・
ペダル
音に余韻を与えたいときに使います。この
ペダルを踏んでいる間、鍵盤から指を離し
ても音が切れずに長い余韻が続きます。
FC2
ソステヌート・
ペダル
このペダルを踏んだときに押さえていた鍵
盤の音だけに余韻を与えます。
FC1 ソフト・ペダル 音に柔らかさを与えたいときに使います。
!
他の機器と接続するときは、誤動作やスピーカーなどの破損を
防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞った状態で電源を切っ
てください。
エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のもの(別売:
EV-5、EV-7)をお使いください。他社製品を接続すると、本
体の故障の原因になる場合があります。(コントローラー・モー
ドのみ)
または
付属のダンパー・ペダルを接続するときは、ペダル側面のス
イッチを「Continuous」にしてお使いください。
7
設定変更す(FUNCTION モー
FUNCTION モードでは鍵盤のタッチ感を変えたりすることができます。
手順説明のイの見か
0 4
0 4
[FUNCTION]ボタ
ンを押す。
上に「VELO CURVE」と表示
している鍵盤を押す。
上に「NUMERIC ENTRY」と表示している鍵盤を押す。
範囲外の値を押したときは、入力されません。
上に「ENTER」と表示してい
る鍵盤を押す。
工場出荷時の状態戻す(FACT RESET)
鍵盤のチ感を替(VELO CURVE)
鍵盤を弾くタッチ感を調節します。
0 4
0 4
設定 説明
0 SUPER LIGHT LIGHT よりもさらに軽い設定です。
1 LIGHT
鍵盤のタッチ感を軽めの設定にします。MEDIUM より弱いタッチでフォルティッシモ(󰮏)が出せるので、鍵盤が軽くなったよう
に感じられます。力の弱いかたでも、演奏しやすい設定です。
2
MEDIUM
(初期値)
鍵盤のタッチ感を標準設定にします。最も自然なタッチで弾けます。アコースティック・ピアノに一番近いタッチです。
3 HEAVY
鍵盤のタッチ感を重めの設定にします。MEDIUM より強いタッチで弾かないとフォルティッシモ(󰮏)が出せなくなるので、鍵盤
が重くなったように感じられます。ダイナミックに弾くとき、さらに感情がこめられます。
4 SUPER HEAVY HEAVY よりさらに重い設定です。
た鍵のベー値を設定す(KEY VELO)
0 127
0 9
範囲外の値を押したときは、
ENTER を押す 2 または 3 つ前ま
での値が入力されます。
設定 説明
0
TOUCH
(初期値)
『鍵盤のタッチ感を替える(VELO CURVE)(P.7)で設定した鍵盤の感度と変化のしかた(カーブ)に応じたベロシティー値に
なります。
1 127 固定値 鍵盤をどのような強さで弾いても、設定した値のベロシティー値になります。
設定を変更す(FUNCTION モー
8
他の楽器音の高さ合わせ
他の楽器と一緒に演奏するときには、きれいな演奏にするために基準となる音の高さを合わせておきます。一般には、中央の A(中
央のラ)の音の高さが何ヘルツ(Hz)かを基準にして、他の楽器と音の高さを合わせます。
設定可能な音の高さは 415.3 440.0 466.2Hz です(初期値:440.0Hz)
3
3 0 9
4 桁入力
例:440.0Hz の場合、
4、4、0、0、ENTER
の順に鍵盤を押す。
4153 4662
NUMERIC ENTRY の押す順番入力されるの関係
範囲外の値を押したときは、
ENTER を押す 4 つ前までの値が入
力されます。
4153 4662
0 9
NUMERIC ENTRY の押す順番 入力される値
4、4、0、0、ENTER 440.0
1、2、3、4、ENTER
1、4、3、8、0、ENTER 438.0
8、4、4、6、6、3、ENTER
一定時間が経つ自動で電源が切れ
警告
本機は演奏や操作をやめてから 4 時間経過すると、自動的に電源が切れます(工場出荷時の設定)。自動で電源を切る必要がない場合は、
以下の手順で「AUTO OFF」の設定を「OFF」にしてください。
0 1
0 1
設定 説明
0 OFF 自動で電源を切らない設定にします。
1 ON(初期値) 240 分(4 時間)間操作をしないと、自動で電源が切れます。
USBバー専用(ADVANCED) OS 標準(GENERIC)替え
通常はパソコンにドライバーをインストールする必要はありませんが、何かしらの不具合が発生した場合、もしくはパフォー
マンスが悪い場合にうまく接続できないときがあります。
このような場合には、以下の手順で「ADVANCED」にしたあと、パソコンに USB ドライバーをインストールします。
設定を変更した場合、RD-64 本体の電源を入れ直してください。
通常は「GENERIC」でお使いください。
ボタン 設定 説明
[+]ボタン ADVANCED ローランドのホームページからダウンロードした USB ドライバーをお使いのときに選びます。
[ー]ボタン GENERIC(初期値) パソコンに標準添付の USB ドライバーをお使いのときに選びます。通常はこのモードをお使いください。
USBイバーのール方法
USB ドライバーのダウンロードおよびインストール手順について詳
しくは、ローランドのホームページをご覧ください。
ローランドのホームページ
http://www.roland.co.jp/support/
9
思ったように動作しないときは、まず以下の点をチェックしてください。チェックしても原因がわからないときは、お買い上げ店またはロー
ランドお客様相談センターにお問い合わせください。
現象 確認事項/対処 ページ
電源が入らない RD-64 のアダプターや電源コードがコンセントや本体に正しく接続されていますか? P.6
音が鳴らない
接続しているアンプやスピーカーの電源が入っていますか?
音量が下がっていませんか?
P.4
[MASTER VOLUME]つまみで音量を絞っていませんか? P.4
スピーカーに正しく接続されていますか?
アンプ内蔵スピーカーまたはヘッドホンを接続してください。
P.6
ヘッドホンを接続して音が聞こえますか?
ヘッドホンから音が出るようであれば、接続しているケーブルが断線していたり、アンプや
ミキサーが故障していたりする場合が考えられます。もう一度、接続ケーブルや機器を確認
してください。
ペダルの操作や D ビーム・コントローラーの操作によって、音量が下がっていませんか?
ペダルを踏み込んだり、D ビーム・コントローラーに手をかざしてください。
コントローラー・モードで立ち上がっていませんか?([A. PIANO]ボタンを押しながら電
源オン)
コントローラー・モードでは RD-64 からは音は鳴りません。
P.2
INPUT 端子に接続した機器の音量が小さい
接続した機器の音量が小さくなっていませんか?
接続した機器の音量を調節してください。
抵抗入りの接続ケーブルを使用していませんか?
抵抗の入っていない接続ケーブルをご使用ください。
音が変わる
ペダルの操作や D ビーム・コントローラーの操作によって、音程が変わっていませんか?
ペダルを踏み込んだり、D ビーム・コントローラーに手をかざしてください。
モノラル接続の場合、音色や音域によって音質が変わる場合があります。
最高の状態で聞くために、ステレオ接続をおすすめします。
音程(ピッチ)がおかしい
選んでいるトーンによっては、他の音色と比べてある音域で音程が変わって聞こえる場合が
あります。
オクターブ/トランスポーズの設定をしていませんか ? P.5
ペダルの操作や D ビーム・コントローラーの操作によって、音程が変わっていませんか?
ペダルを踏み込んだり、D ビーム・コントローラーに手をかざしてください。
音が途切れる 128 ボイスを超える発音をしようとした場合、現在鳴っている音が途切れる場合があります。
2 度鳴りする
パソコンに接続して、DAW ソフトウェアのスルー機能がオンに設定されていませんか?
DAW ソフトウェアのスルー機能をオフに設定してください。
ペダルが効かない、または効きっぱなしにな
ペダルが正しく接続されていますか?
ペダル端子にしっかり接続してください。
P.6
他社のペダルを使用していませんか?
付属のダンパー・ペダルまたは別売りの RPU-3、DP、EV シリーズなどをお使いください。
P.6
リバーブ効果をオフにしても残響音がする
RD-64 のピアノ音は、アコースティック・ピアノ本来の奥行感や響きも忠実に再現している
ため、リバーブ効果をオフにしても残響音として聴こえることがあります。
高音部で、ある鍵盤から音が急に変わる
アコースティックピアノでは、高音部でダンパーペダルに関係なく音が最後まで延びます。
また音色も違っています。RD-64 はアコースティックピアノのこのような動作を忠実に再現
しています。 また、RD-64 では、ダンパー・ペダルの影響を受けない範囲はオクターブ/ト
ランスポーズの設定によって変化します。
「キーン」という音がする
きらびやかで粒立ちがはっきりしている一部のピアノ音色では、高調波成分が多く含まれて
いるため、金属的な響きが加わって聞こえることがあります。これはピアノ本来の特徴を忠
実に再現しているためで、故障ではありません。
低音部の音がおかしい/
ビリビリと共鳴する
音量を最大にすると、演奏方法によっては音がひずむことがあります。
その場合は、音量を小さくしてください。
故障
10
安全上のご注意
警告
分解や改造をしない
本機または AC アダプターを分解したり、
改造したりしないでください。
個人で修理や部品交換はしない
修理/部品の交換などで、取扱説明書に
書かれていないことは、絶対にしないで
ください。必ずお買い上げ店またはロー
ランドお客様相談センターに相談してく
ださい。
次のような場所で使用や保管はしない
温度が極端に高い場所(直射日光の当
たる場所、暖房機器の近く、発熱する
機器の上など)
水気の近く(風呂場、洗面台、濡れた
床など)や湿度の高い場所
湯気や油煙が当たる場所
塩害の恐れがある場所
雨に濡れる場所
ほこりや砂ぼこりの多い場所
振動や揺れの多い場所
指定のスタンドを使用する
本機の設置には、ローランドが推奨する
スタンド(型番:KS-12、KS-18Z)を
使用してください(P.3)
不安定な場所に設置しない
本機の設置にスタンド(型番:KS-12、
KS-18Z)を使用する場合、ぐらつくよ
うな場所や傾いた場所に設置しないでく
ださい。安定した水平な場所に設置して
ください。機器を単独で設置する場合も、
同様に安定した水平な場所に設置してく
ださい。
スタンドへ設置するときの注意
取扱説明書の指示どおりに設置してくだ
さい(P.3)
正しく設置しないと、不安定な状態と
なって落下や転倒を引き起こし、けがを
する恐れがあります。
付属の AC アダプターを AC100V で使
用する
AC アダプターは、必ず付属のものを、
AC100V の電源で使用してください。
警告
付属の電源コードを使用する
電源コードは、必ず付属のものを使用し
てください。また、付属の電源コードを
他の製品に使用しないでください。
電源コードを傷つけない
電源コードを無理に曲げたり、電源コー
ドの上に重いものを載せたりしないでく
ださい。電源コードに傷がつき、ショー
トや断線の結果、火災や感電の恐れがあ
ります。
大音量で長時間使用しない
本機を単独で、あるいはヘッドホン、ア
ンプ、スピーカーと組み合わせて使用し
た場合、設定によっては永久的な難聴に
なる程度の音量になります。大音量 で、
長時間使用しないでください。万一、聴
力低下や耳鳴りを感じたら、直ちに使
用をやめて専門の医師に相談してくださ
い。
異物や液体を入れない、液体の入った
容器を置かない
本機に、異物(燃えやすいもの、硬貨、
針金など)や液体(水、ジュースなど)
を絶対に入れないでください。また、こ
の機器の上に液体の入った容器を置かな
いでください。ショートや誤動作など、
故障となることがあります。
異常や故障が生じたときは電源を切る
次のような場合は、直ちに電源を切って
AC アダプターをコンセントから抜き、
お買い上げ店またはローランドお客様相
談センターに修理を依頼してください。
AC アダプター本体、電源コード、ま
たはプラグが破損したとき
煙が出たり、異臭がしたりしたとき
異物が内部に入ったり、液体がこぼれ
たりしたとき
機器が(雨などで)濡れたとき
機器に異常や故障が生じたとき
お子様の取り扱いに注意する
お子様のいる場所で使用する場合、お子
様の取り扱いやいたずらに注意してくだ
さい。必ず大人のかたが、監視/指導し
てあげてください。
警告
落としたり、強い衝撃を与えたりしない
本機を落としたり、本機に強い衝撃を与
えないでください。
タコ足配線はしない
電源は、タコ足配線などの無理な配線を
しないでください。特に、電源タップ
を使用している場合、電源タップの容量
(ワット/アンペア)を超えると発熱し、
コードの被覆が溶けることがあります。
海外でそのまま使用しない
外国で使用する場合は、お買い上げ店ま
たはローランドお客様相談センターに相
談してください。
安全上のご注意
11
注意
風通しのよい場所に設置する
本機と AC アダプターは、風通しのよい、
正常な通気が保たれている場所に設置し
て、使用してください。
指定のスタンドのみ使用する
本機は当社製のスタンド(KS-12、KS-
18Z)とのみ、組み合わせて使用できる
よう設計されています。他のスタンドと
組み合わせて使うと、不安定な状態と
なって落下や転倒を引き起こし、けがを
する恐れがあります。
スタンドを使う前に安全を確認する
取扱説明書に記載の注意事項が守られて
いても、取り扱いによってはスタンドか
ら本機が落下したりスタンドが転倒した
りする可能性があります。使用にあたっ
ては事前に安全を確認した上でお使いく
ださい。
AC アダプターはプラグを持って抜き差
しする
AC アダプターを機器本体やコンセント
に抜き差しするときは、必ずプラグを
持ってください。
AC アダプターのプラグを定期的に掃除
する
定期的に AC アダプターを抜き、乾いた
布でプラグ部分のゴミやほこりを拭き
取ってください。また、長時間使用しな
いときは、AC アダプターをコンセント
から抜いてください。AC アダプターと
コンセントの間にゴミやほこりがたまる
と、絶縁不良を起こして火災の原因にな
ります。
コードやケーブルは煩雑にならないよ
うに配線する
接続したコードやケーブル類は、繁雑に
ならないように配慮してください。特に、
コードやケーブル類は、お子様の手が届
かないように配慮してください。
上に乗ったり、重いものを置いたりし
ない
本機の上に乗ったり、機器の上に重いも
のを置いたりしないでください。
濡れた手で AC アダプターを抜き差し
しない
濡れた手で AC アダプターのプラグを
持って、機器本体やコンセントに抜き差
ししないでください。
移動するときはすべての接続をはずす
本機を移動するときは、AC アダプター
をコンセントから抜き、外部機器との接
続をはずしてください。
お手入れするときは AC アダプターを
コンセントから抜く
お手入れをするときには、電源を切って
AC アダプターをコンセントから抜いて
ください(P.6)
注意
落雷の恐れがあるときは AC アダプ
ターをコンセントから抜く
落雷の恐れがあるときは、早めに AC
ダプターをコンセントから抜いてくださ
い。
12
使用上のご注意
電源について
本機を、インバーター制御の製品やモーターを
使った電気製品(冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、
エアコンなど)と同じコンセントに接続しない
でください。電気製品の使用状況によっては、
電源ノイズによって本機が誤動作したり雑音が
発生したりすることがあります。電源コンセン
トを分けることが難しい場合は、電源ノイズ・
フィルターを取り付けてください。
AC アダプターは長時間使用すると多少発熱し
ますが、故障ではありません。
接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必
ずすべての機器の電源を切ってください。
本機は、演奏や操作をやめてから 4 時間経過す
ると自動的に電源が切れます(工場出荷時の設
定)。自動で電源を切る必要がない場合は P.8
記載の手順で「AUTO OFF」の設定を「OFF」
にしてください。
設置について
本機の近くにパワー・アンプなどの大型トラン
スを持つ機器があると、ハム(うなり)を誘導
することがあります。この場合は、本機との間
隔や方向を変えてください。
本機をテレビやラジオの近くで動作させると、
テレビ画面に色ムラが出たりラジオから雑音が
出たりすることがあります。この場合は、本機
を遠ざけて使用してください。
本機の近くで携帯電話などの無線機器を使用す
ると、着信時や発信時、通話時に本機から雑音
が出ることがあります。この場合は、無線機器
を本機から遠ざけるか、電源を切ってください。
直射日光の当たる場所や発熱する機器の近く、
閉め切った車内などに放置しないでください。
また、至近距離から照らす照明器具(ピアノ・
ライトなど)や強力なスポット・ライトで長時
間同じ場所を照らさないでください。変形、変
色することがあります。
極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に
水滴がつく(結露する)ことがあります。その
まま使用すると故障の原因になります。数時間
放置して、結露がなくなってから使用してくだ
さい。
本機の上にゴム製品やビニール製品を長時間放
置しないでください。変形、変色することがあ
ります。
鍵盤の上に物を置いたままにしないでください。
発音しなくなるなど、故障の原因になります。
本機にシールなどを貼らないでください。はが
す際に外装の仕上げを損なうことがあります。
設置条件(設置面の材質、温度など)によっては、
本機のゴム足が設置した台などの表面を変色ま
たは変質させることがあります。ゴム足の下に
フェルトなどの布を敷くと、安心してお使いい
ただけます。この場合、本機が滑って動いたり
しないことを確認してからお使いください。
本機の上に水の入った容器、殺虫剤、香水、ア
ルコール類、マニキュア、スプレー缶などを置
かないでください。また、表面に付着した液体は、
速やかに乾いた柔らかい布で拭き取ってくださ
い。
お手入れについて
お手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、固く
絞った布で汚れを拭き取ってください。全体を
均一の力で拭くようにします。同じ所ばかり強
くこすると、仕上げを損なうことがあります。
変色や変形の原因となる、ベンジン、シンナー、
アルコール類は使用しないでください。
修理について
お客様が本機または AC アダプターを分解、改
造された場合、以後の性能について保証できな
くなります。また、修理をお断りする場合もあ
ります。
修理に出されると、工場出荷時の状態に戻るこ
とがあります。
当社では、本機の補修用性能部品(製品の機能
を維持するために必要な部品)を、製造打切後
6 年間保有しています。この部品保有期間を修
理可能の期間とさせていただきます。なお、保
有期間を過ぎた後でも、故障箇所によっては修
理可能の場合がありますので、お買い上げ店、
またはローランドお客様相談センターにご相談
ください。
その他の注意について
失われた記憶内容の修復に関しましては、補償
を含めご容赦願います。
故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、
入出力端子などに過度の力を加えないでくださ
い。
ケーブルを抜くときは、ショートや断線を防ぐ
ため、プラグ部分を持って引き抜いてください。
音楽をお楽しみになる場合、周囲に迷惑がかか
らないように、音量に十分注意してください。
ヘッドホンを使用すれば、気がねなくお楽しみ
いただけます。
演奏時の打鍵音や振動は床や壁を通じて意外に
よく伝わります。周囲に迷惑がかからないよう
に注意しましょう。
輸送や引っ越しをするときは、本機が入ってい
た箱と緩衝材、または同等品で梱包してくださ
い。
本機が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄すると
きは、各地域のゴミの分別基準に従ってくださ
い。
エクスプレッション・ペダルは、必ず指定のも
の(別売:EV-5、EV-7)をお使いください。
他社製品を接続すると、本体の故障の原因にな
る場合があります。
接続ケーブルには抵抗入りのものがあります。
抵抗入りのケーブルを使用すると音が極端に小
さくなったり、まったく聞こえなくなったりす
る場合があります。抵抗の入っていない接続ケー
ブルをお使いください。
他社製の接続ケーブルを使用する場合、仕様に
ついてはケーブルのメーカーにお問い合わせく
ださい。
D ビーム・コントローラーの有効範囲は、強い
直射日光の下では極端に小さくなってしまいま
す。屋外で D ビーム・コントローラーを使用す
るときはご注意ください。
著作権/ライセンス/商標について
製品に内蔵、付属されたコンテンツ ( 音色波形
データ、スタイルデータ、 伴奏パターン、フレー
ズデータ、オーディオループ、画像データなど )
の著 作権は当社が保有しています。
製品に内蔵、付属されたコンテンツを素材とし
て、お客様が新たな作品 を制作、演奏、録音、
配布をすることに関しては、当社の許諾を必要
としま せん。
製品に内蔵、付属されたコンテンツを、そのま
ま、もしくは酷似した形態 で取り出し、別の記
録媒体に固定して配布したり、コンピュータネッ
トワーク を通じて公開したりすることはできま
せん。
MMP(Moore Microprocessor Portfolio)は
マイクロプロセッサーのアーキテクチャーに関
する TPL(Technology Properties Limited)
社の特許ポートフォリオです。当社は、TPL
よりライセンスを得ています。
Roland、SuperNATURAL は、日本国およびそ
の他の国におけるローランド株式会社の商標ま
たは登録商標です。
MIDI は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の
登録商標です。
文中記載の会社名及び製品名は、各社の登録商
標または商標です。
13
ール鍵盤の特長
ピアノ鍵盤で、最高の材料といわれる象牙(白鍵)と黒檀(黒鍵)その触感質感を最新の技術で再現したのが、アイボリーフィール鍵盤です。
アイボリー・フィール鍵盤には、以下のような特長があります。
独特の触り心地で、弾き込むほどに風合いが変化して手になじんできます。
吸湿性のある素材を縞状に入れることで、表面の触感と演奏性を高めています。
光沢を抑えた落ち着きのある色調にすることで、質感と高級感を高めています。
白鍵は、象牙を連想させる、やや黄色みを帯びた白色に仕上げています。
扱いについ
ペンなどで書き込みをしたり、印を付けたりしないでください。インクが表面のラインに染み込んで落ちなくなります。
シールなどを貼ったりしないでください。粘着力の強いものでは、シールがはがれなくなったり、粘着剤によって変色したりすること
があります。
お手入れかた
以下の点にご注意ください。表面の仕上げに傷や光沢などのダメージを与えたり、変色・変形したりする原因になります。
汚れを落とすときは、柔らかい布をお使いください。
水を含ませて固く絞った布で、汚れを軽く拭き取るようにします。
表面を強くこすらないでください。
ひどい汚れを落とすときは、研磨剤の入っていない市販の鍵盤クリーナーを使ってください。
はじめは軽く拭くようにします。汚れが落ちないときは、傷がつかないように徐々に力を入れながら拭くようにしてください。
ベンジン、シンナーおよびアルコール類は使用しないでください。
ール鍵盤つい
グループ EFX 1 EFX 2
A. PIANO
ENHANCER:
高域の倍音成分をコントロールすることで、音にメリハリをつけ、
音ヌケをよくします。
DAMPER RESONANCE:
アコースティックピアノでは、ダンパーペダルを踏んだときに、
弾いた鍵盤の音が他の弦に共鳴して、豊かな響きと広がりが加わ
ります。この共鳴音(シンパセティックレゾナンス)をシミュレー
トしています。
E. PIANO
TREMOLO:
音量を周期的に動かします。
PHASER:
原音に位相をずらした音を加えてうねらせます。
CLAV
AUTO WAH:
フィルターを周期的に動かすことで、ワウ効果(音色が周期的に
変化する効果)を得るエフェクターです。
OVERDRIVE:
真空管アンプで歪ませたような、自然な歪みが得られます。
ORGAN
ROTARY:
往年の回転スピーカー・サウンドをシミュレートします。
SPEED:
スピーカーの回転速度を切り替えます。
一覧
RD-64 のピアノ・モードで、MIDI チャンネルを設定したり、バンク・セレクト、プログラム・チェンジやアフタータッチの MIDI 情報を
外部 MIDI 音源へ送信したりすることができます。詳しくは、A-88 取扱説明書の『MIDI 送信チャンネルを設定する(MIDI CHANNEL)
『音色を切り替える』や『D ビームで音に効果を加える』をご覧ください。
また、外部 MIDI 音源の音が鳴りやまない、音がおかしいなどの症状がある場合には、リセット・メッセージを送信して症状を回避できま
す。詳しくは、A-88 取扱説明書の『鳴りやまない音を止める(PANIC)』をご覧ください。
外部 MIDI 音源操作す
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主な仕様
ロー RD-64ジタピア
鍵盤
鍵盤 64 鍵(アイボリー・フィール G 鍵盤、エスケープメント付き)
鍵盤タッチ キー・タッチ:5 段階
音源
音源
スーパーナチュラル・ピアノ
スーパーナチュラル・E. ピアノ
トーンホイール・オルガン
最大同時発音数 128
音色 12 音色
マスター・チューニング 415.3 466.2Hz(0.1Hz 単位)
トランスポーズ トランスポーズ:-6 +5(半音単位)
エフェクト EFX 1、EFX 2、リバーブ
イコライザー 2 バンド・デジタル・イコライザー
その他
コントローラー
つまみ:[MASTER VOLUME]、EQ[LOW][HIGH]
[ピッチ・ベンド/モジュレーション]レバー
Dビーム・コントローラー
ボタン
[A. PIANO]ボタン、[E. PIANO]ボタン、[CLAV]ボタン、[ORGAN]ボタン
TONE VARIATION[1][2][3]ボタン
[FUNCTION]ボタン、[SuperNATURAL]ボタン
OCTAVE[−][+]ボタン、[TRANSPOSE]ボタン
[EFX 1][EFX 2]ボタン、[REVERB]ボタン
スイッチ [POWER]スイッチ
ディスプレイ POWER インジケーター LED、オクターブ・インジケーター LED
接続端子
DAMPER 端子:TRS 標準タイプ
FC1、FC2 端子:TRS 標準タイプ
MIDI OUT 端子
USB COMPUTER 端子(USB タイプ B)
OUTPUT 端子(L/MONO、R):標準タイプ
INPUT 端子(L、R):RCA ピン・タイプ
PHONES 端子:ステレオ標準タイプ
DC In 端子
電源 AC アダプター
消費電力 4W
外形寸法 1,114(幅)×273(奥行)×116(高さ)mm
質量 12.8kg
付属品
取扱説明書
ダンパー・ペダル(連続検出対応)
保証書
ローランド ユーザー登録カード
AC アダプター、電源コード(AC アダプター接続用)
別売品
ヘッドホン
キーボード・スタンド:KS-12、KS-18Z
ペダル・ユニット:RPU-3
ダンパー・ペダル:DP-10
ペダル・スイッチ:DP-2
エクスプレッション・ペダル:EV-5、EV-7
製品の仕様や外観は、改良のため予告なく変更することがあります。
©2013 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
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Roland RD-64 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland RD-64デジタルピアノの取扱説明書です。このマニュアルでは、ピアノモードとMIDIコントローラーモードの使用方法、接続方法、設定変更方法、トラブルシューティングなどを詳しく解説しています。SuperNATURALピアノ音色やアイボリーフィール鍵盤など、RD-64の優れた機能を最大限に活用するための情報が満載です。