IFM OPD100 取扱説明書

  • ifm OPD100 光電式距離センサのソフトウェアマニュアルの内容を理解しています。センサの設定、データ収集と分析、基準プロファイルの作成、トラブルシューティングなど、このデバイスに関するご質問にお答えします。マニュアルにはifmVisionAssistantソフトウェアの使い方、システム要件、安全上の注意などが詳しく説明されています。
  • ifmVisionAssistantソフトウェアのシステム要件は何ですか?
    センサをifmVisionAssistantに接続するにはどうすればよいですか?
    基準プロファイルとは何ですか?
    ifmVisionAssistantソフトウェアをアンインストールするにはどうすればよいですか?
ソフトウェアマニュアル
バージョン2.3.28
光電式距離センサ
プロファイルセンサ
OPD100
11413731 / 0008 / 2021
JP
OPD100 光電式距離センサ
2
目次
1 は............................................................ 3
1.1 ............................................................ 3
1.2 報 ................................................... 3
1.3 ..................................................... 4
2 安.............................................................. 6
3 使................................................................... 7
4 保................................................................. 8
5 ル ............................................................... 9
5.1 件 .......................................................... 9
5.2 ア .......................................................... 9
5.3 ア .......................................................... 9
5.3.1 ................................................... 10
6 ................................................................... 11
7 ................................................................. 12
7.1 ....................................................... 13
7.1.1 続 ............................................... 14
7.2 使........................................... 14
7.3 生 ................................................... 15
7.3.1 換 ............................................... 15
8 造 ................................................. 17
9 ..................................................................... 19
9.1 ー .......................................................... 21
10 基............................................................ 23
10.1 ROI............................................. 25
10.2 ROI............................................. 26
11 セ................................................................. 28
11.1 通 ................................................................. 28
11.2 示 ................................................................. 30
12 録 ...................................................................... 31
12.1 ................................................ 31
光電式距離センサ OPD100
3
1 はじめに(注意)
指示、技術データ、および詳細情報は、センサ/パッケージのQRコードを使用するか、www.ifm.com
を参照してください。
1.1 表記の説明
要件
操作指示
操作による応答、結果
[...] 設定ボタン、表示等
参照
重要事項
従わないと誤動作や干渉を引き起こすことがあります。
情報
補足事項
1.2 法律情報と著作権情報
© All rights reserved by ifm electronic gmbh.本マニュアルのいかなる部分も、ifm electronic gmbhの同
意なく複製または使用することはできません。
本書内で使用されるすべての製品名、図、企業その他のブランドは、それぞれの権利所有者が所有し
ています。
AS-iはAS-International Associationの所有物です。(→www.as-interface.net
CANはRobert Bosch GmbH, Germanyの所有物です。(→www.bosch.de
CANはCiA(CAN in Automation e.V.), Germanyの所有物です。(→www.can-cia.org
CODESYS™はCODESYS GmbH, Germanyの所有物です。(→www.codesys.com
DeviceNet™はODVA™(Open DeviceNet Vendor Association), USAの所有物です。
(→www.odva.org
• EtherNet/IP®はODVA™の所有物です。
EtherCAT®は登録商標および特許取得の技術で、Beckhoff Automation GmbH, Germanyによりラ
イセンス供与されています。
IO-Link®はPROFIBUS Nutzerorganisation e.V., Germanyの所有物です。(→www.io-link.com
ISOBUSはAEF - Agricultural Industry Electronics Foundation e.V., Germanyの所有物です。
(→www.aef-online.org
OPD100 光電式距離センサ
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Microsoft®Microsoft Corporation, USAの所有物です。(→www.microsoft.com
Modbus®はSchneider Electric SE, Franceの所有物です。(→www.schneider-electric.com
PROFIBUS®はPROFIBUS Nutzerorganisation e.V., Germanyの所有物です。
(→www.profibus.com
PROFINET®は→PROFIBUS Nutzerorganisation e.V., Germanyの所有物です。
Windows®はMicrosoft Corporation, USAの所有物です。
1.3 オープンソース情報
This product can contain Free Software or Open Source Software from various software developers
which is subject to the following licenses: General Public License version 1, version 2 and version 3
(General Public License version 3 in conjunction with the GNU Compiler Collection Runtime Library
Exception version 3.1), Lesser General Public License version 2.1, Lesser General Public License
version 3, Berkeley Software Distribution (BSD-2-Clause, BSD-3-Clause, BSD-4-Clause), MIT-License
(MIT), Python Software Foundation License 2.0, Pearl Artistic License and Artistic License 2.0,
Microsoft Public License, Apache Software License Version 1.0, 1.1 und 2.0, ISC License, libpng
License, zlib Licence, the Academic Free License version 2.1. For the components subject to the
General Public License in their respective versions the following applies:
This program is free software: you can redistribute it and/or modify it under the terms of the GNU
General Public License as published by the Free Software Foundation. If version 1 applies to the
software: either version 1 of the License or (at your option) any later version; if version 2 (or 2.1)
applies to the software: either version 2 (or 2.1) of the License or (at your option) any later version; if
version 3 applies to the software: either version 3 of the License or (at your option) any later version.
The following disclaimer of the software developers applies to the software components that are
subject to the General Public License or the implied warranty of MERCHANTABILITY or FITNESS
FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU General Public License and the GNU Lesser General
Public License for more details.
The responsibility of ifm electronic gmbh for ifm products, in the case of product-specific software,
remains unaffected by the above disclaimer. Please note that the firmware for the ifm products is in
some cases provided free of charge.
The price of the ifm products has then to be paid for the respective device itself (hardware) and not for
the firmware. For the latest information on the license agreement for your product please visit
www.ifm.com
For binaries that are licensed under any version of the GNU General Public License (GPL) or the GNU
LGPL you may obtain the complete corresponding source code of the GPL software from us by
sending a written request to: [email protected] or to ifm electronic gmbh, Friedrichstraße 1, 45128
Essen, Germany.
光電式距離センサ OPD100
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We charge €30 for each request. Please write “source for product Y” in the memo line of your
payment. Your request should include (i) the name of the covered binary, (ii) the name and the version
number of the ifm product, (iii) your name and (iv) your return address.
This offer is valid to anyone in receipt of this information. This offer is valid for at least three years
(from the date you received the GPL/LGPL covered code).
OPD100 光電式距離センサ
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2 安全の為の注意
センサのセットアップを行う前に、取扱説明書をお読みください。センサがアプリケーションに適し
ていることを確認してください。
使用上の注意や技術的な説明を無視した場合、物的および人的損害をもたらす恐れがあります。
光電式距離センサ OPD100
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3 使用目的
ifmVisionAssistantソフトウェアは、次の機能のために使用されます。
• ローカルサブネット内でのセンサの再設定
• センサの設定
• データの収集、保存、および評価
• センサの基準プロファイルのインストールと監視
• 高解像度プロファイル画像の表示
• 詳細な状態情報の表示
基準プロファイルがインストールされたら、センサはifmVisionAssistantなしで動作できます。
OPD100 光電式距離センサ
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4 保証の免責
ifm electronic gmbhは、明示的または暗示的にかかわらず、すべての保証を法で承認される最大限に
拒否します。これには権利の暗黙的保証、非侵害、平穏享有、統合、特定の目的への市場性および適
合性を含むがこれに限りません。
ifmは、前述の制約なしに、次のことを明示的に保証しません。
• ソフトウェアがお客様の要件または期待を満たすこと
• ソフトウェアまたはソフトウェアのコンテンツにバグ、エラー、ウィルス、その他の欠陥がない
こと
• ソフトウェアを通して提供またはソフトウェアが生成した結果、出力、またはデータが、正確、
最新、完全、または信頼できること
• ソフトウェアがサードパーティソフトウェアと互換であること
• ソフトウェア内のエラーが修正されること
デモソフトウェアとテンプレート
デモソフトウェアとテンプレートは現状のままで(つまり保証なしで)、入手可能な状態で提供され、
明示的にも暗示的にもいかなる保証もありません。ユーザは、自己責任で使用することを認め、同意
します。ifmはいかなる場合も、ソフトウェアの使用または誤用によって生じるいかなる直接的、間接
的、偶発的、または結果的損害の責任も問われないものとします。ユーザは、デモンストレーション
目的に限って、ソフトウェアの機能性と能力を評価するためにのみソフトウェアを使用できます。
お客様固有のソフトウェア
1. 作成され、使用されるソフトウェアは、ifmが多数のアプリケーション向けに作成したモジュール
式ソフトウェア(標準ソフトウェアモジュール)を使用して、ifmが特にお客様向けにまとめ、必
要な契約上のサービス向けに調整されています(お客様固有アプリケーションプログラム)。
2. お客様固有のアプリケーションプログラムの購入価格が完全に支払われた時点で、ifmはアプリ
ケーションプログラムの非排他的、局所的かつ一時的に無制限の使用権を、お客様に移転しま
す。お客様は、個別またはお客様固有の適応のもとになった標準ソフトウェアモジュールにはい
かなる権利も取得しません。これらの条項にかかわらず、ifmは他のお客様向けに、ほかの参照条
件に基づいて、同じようなお客様固有のソフトウェアソリューションを作成して提供する権利を
留保します。ifmはいかなる場合も、社内目的でユーザ仕様のソリューションを使用するシンプル
な権利を保持します。
3. プログラムを受入れることにより、ユーザは自己責任で使用することを認め、同意します。プロ
グラムを受入れることにより、ユーザはソフトウェアが合意した仕様の要件を満たすことも認め
ます。ifmは、特に特定の目的へのソフトウェアの適合性に関して、いかなる保証も拒否します。
光電式距離センサ OPD100
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5 インストール
5.1 システム条件
ソフトウェア
動作には次のソフトウェアが必要です。
• オペレーティングシステム:Windows10(32/64ビット)
• ifmVisionAssistantソフトウェア:2.3.28以上
その他のバージョン
wソフトウェアまたはファームウェアのその他のバージョンには、このソフトウェアマニュア
ルで説明されていない、変更済みまたは新規機能が含まれる場合があります。
ハードウェア
動作には次のハードウェアが必要です。
ハードディスク:1 GB以上の空きメモリスペース
• モニタ:解像度1024x768ピクセル以上、色深度32ビット
アクセサリー
wアクセサリに関する情報:www.ifm.com
5.2 ハードウェア
wハードウェアの設置と電気接続の詳細情報は、センサの取扱説明書にあります。
5.3 ソフトウェア
ifmVisionAssistantのインストール:
uifmVisionAssistantをウェブサイトからダウンロードします。www.ifm.com
uzipファイルをPCのディレクトリにコピーして解凍します。
wifmVisionAssistantはファイル「ifmVisionAssistant.exe」からインストールして起動できます。
OPD100 光電式距離センサ
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ifmVisionAssistantが起動しない
wifmVisionAssistantが起動後5~10秒以内に表示されない場合:
uシステム要件を確認してください。 (Ò システム条件/9)
5.3.1 アンインストール
ifmVisionAssistantのアンインストール:
uifmVisionAssistantのインストールフォルダを削除します。
wifmVisionAssistantがアンインストールされます。
w既存の設定とログファイルは削除されません。
設定とログファイルの削除:
u次のディレクトリを削除してください。 „ %AppData%\ifmelectronic\ifmVisionAssistant
光電式距離センサ OPD100
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6 設定開始
「最初のステップ」の章で、センサとifmVisionAssistantソフトウェアの最初のステップを説明してい
ます。
デバイスの接続
インストールと電気接続は、センサの取扱説明書で説明しています。
ifmVisionAssistantの使用
uifmVisionAssistantソフトウェアをインストールして起動します。 (Ò ソフトウェア/9)
u開始ページの[センサ検出]()ボタンをクリックします。 (Ò 新規センサの接続/13)
uクリックしてセンサを接続します。
ifmVisionAssistant:「モニタ」エリア
「モニタ」エリアには、基準プロファイルが表示されます。センサから受信したデータは、ライブ画
像に表示されます。 (Ò モニタ/19)
ifmVisionAssistant:「基準プロファイル」エリア
基準プロファイルは、センサを特定のアプリケーション向けに設定します。 (Ò 基準プロファイ
/23)
基準プロファイルには次の設定が含まれます。
• ROIマーキング
• 基準プロファイルの保存
• 評価対象エリア(ROI)の位置
• しきい値
• 積分時間
• データフィルタ
• 許容範囲
センサによる物体の検出
u[Reference profiles](基準プロファイル)ボタン をクリックします。
w物体のプロファイル画像がライブ画像に表示されます。
u検索ゾーン(ROI)をライブ画像内に縦線で設定します。
u[基準プロファイルを保存]ボタンをクリックします。
センサは動作準備が完了し、アクティブな基準プロファイルを実行します。
OPD100 光電式距離センサ
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7 開始ページ
開始ページにはifmVisionAssistantの基本機能が含まれます。
図1: 開始ページ
インジケータ 名前 説明
縮小 ウィンドウサイズを縮小します。
拡大 ウィンドウを拡大します。
フルスクリーン ウィンドウをフルスクリーンで表示しま
す。
終了 ソフトウェアを閉じます。
表1: タイトルバー
wF11キーを使用して、フルスクリーンとウィンドウビューを切替えられます。
光電式距離センサ OPD100
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名前 説明
デバイスのステータス 接続済みセンサのハードウェアおよびファームウェアに関す
る情報を表示します。[センサのステータス]の機能では、セ
ンサが接続されている必要があります。
情報はテキストファイルに保存して、サポートスタッフによ
る診断に使用できます。
u[センサのステータス]タブをクリックします。
u[センサ詳細を表示]ボタンをクリックします。
u[保存]ボタンをクリックします。
配線 配線と接続支援に関する情報が表示されます。
設定 ユーザインターフェースの言語と色を設定します。
ヘルプ ドキュメントとサポートの連絡先情報が表示されます。
表2: メニューバー
ボタン 名前 説明
センサ検出 接続されているセンサを検出してリスト
に表示します。 (Ò 新規センサの接
/13)
この機能では、センサが接続されている
必要があります。
最近 以前既に使用されたセンサをリストに表
示します。 (Ò 既に使用されているセン
サの接続/14)
この機能では、センサが接続されている
必要があります。
再生 保存した画像キャプチャを再生します。
(Ò 画像キャプチャの再生/15)
表3: ボタン
7.1 新規センサの接続
この機能は、新規センサを検索してリストに表示します。次にセンサを接続できます。
センサの検索は、現在次のものと組み合わせた場合に限って機能します。
uE30390 USB IO-LinkマスタA、および
uAL1060 USB IO-Linkマスタ。
wIO-LinkマスタAL13xxと組合わせて、手動接続を使用してください。 (Ò 手動でのセンサの
接続/14)
準備
uセンサを電源に接続します。
OPD100 光電式距離センサ
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uセンサをIO-Linkマスタに接続します。
uIO-LinkマスタをUSBまたはEthernetでPCに接続します。
新規センサの接続
u[センサ検出]: ボタンをクリックします。
wifmVisionAssistant が接続されているセンサを検索します。検出されたセンサとその設定が、リ
ストに表示されます。
u検出したセンサを選択してください。
wセンサへの接続が確立されます。
接続の問題
wセンサが検出されない場合:
uセンサの接続と動作状態をチェックします。
u装置を手動で接続します。 (Ò 手動でのセンサの接続/14)
ifmVisionAssistant内のメッセージ
wキーの組合せCtrl+Cにより、メッセージのテキストがクリップボードにコピーされます。
7.1.1 手動でのセンサの接続
センサはIPアドレスを入力して手動で接続できます。
u[センサ検出]: ボタンをクリックします。
uメッセージ[クリックして手動で接続]をクリックします。
w「手動接続」ウィンドウが表示されます。
u「センサのタイプを選択」リストで、センサタイプ[OPD1xx(IO-Link)]を選択します。
u「マスタタイプ」リストで、PCとIO-Linkマスタの接続を設定します。[USB]または[Ethernet]
u「マスタアドレス」リストで、マスタのアドレスを選択します。
u「ポート」リストでポートを選択します。
u[接続]ボタンをクリックします。
7.2 既に使用されているセンサの接続
この機能は、さまざまな以前既に使用されたセンサをリストに表示します。
u[最近]: ボタンをクリックします。
光電式距離センサ OPD100
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wウィンドウ「最近」が表示されます。
uリストからセンサを選択します。
wセンサが作成され、使用できるようになります。
7.3 画像キャプチャの再生
機能[再生]は、保存した画像キャプチャを再生します。記録は「モニタ」エリアに保存されます。 (Ò
モニタ/19)
この機能には、は以下の操作要素があります:
操作要素 名前 説明
前の画像 前の画像にジャンプ。
再生 再生を開始します。
次の画像 次の画像にジャンプ。
ポーズ 再生をポーズします。
進捗バー 再生の現在の位置を示します。
[他のファイルを開く] 他のファイルを開く 他の画像キャプチャファイルを開きま
す。
表4: 操作要素
画像キャプチャの再生
u[再生]: ボタンをクリックします。
w画像キャプチャを操作するためのウィンドウが表示されます。画像キャプチャはデフォルトで
次のフォルダに保存されます。 %appdata%\ifmelectronic\ifmVisionAssistant\capture
u画像キャプチャを選択します。
u[開く]ボタンをクリックします。
w画像キャプチャが表示されます。
7.3.1 画像キャプチャの変換
この機能は画像キャプチャを別の出力フォーマットに変換します。画像キャプチャは次の操作要素を
介して変換されます。
OPD100 光電式距離センサ
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操作要素 タイプ 説明
[出力フォーマット] リスト 出力フォーマットを設定します(次の表
を参照)。
[出力ファイルパス] 出力フィールド 設定した出力ファイルを表示します。
[…] ボタン 出力ディレクトリまたは出力ファイルを
設定します。
[出力範囲] リスト 出力範囲を設定します(次の表を参
照)。
[変換] ボタン 画像キャプチャの変換を開始します。
表5: 操作要素
w設定した出力フォーマットに応じて、一部の操作要素は表示されません。
出力フォーマット
出力フォーマット 説明
[HDF5 ifmストリーム(*.h5)] 柔軟なデータコンテナ
[データキャプチャファイル(*.dat)] 独自フォーマット
表6: 出力フォーマット
データ形式
データ形式 説明
[ASCII] データ形式を「ASCII」に設定します。
[Binary little endian](バイナリリトルエンディアン) データ形式を「バイナリリトルエンディアン」に設定しま
す。
[Binary big endian](バイナリビッグエンディアン) データ形式を「バイナリビッグエンディアン」に設定しま
す。
表7: データ形式
出力範囲
出力範囲 説明
ファイル全体 画像キャプチャ全体を変換します。
現在の位置からファイルの終わりまで 進捗バーの現在の位置から画像キャプチャの終わりまで変換
します。
最初から現在の位置まで 画像キャプチャの最初から進捗バーの現在の位置まで変換し
ます。
次の画像のみ 画像キャプチャの、進捗バーの現在の位置から見て次の画像
のみ変換します。
表8: 出力範囲
光電式距離センサ OPD100
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8 ユーザインターフェースの構造
ユーザインターフェースは次のエリアに分かれています。
3
21
図2: ユーザインターフェース
1 ナビゲーションバー 2 メインエリア
3 ステータスバー
ナビゲーションバー
ナビゲーションバー内のボタンは、ifmVisionAssistantのエリアを切替えるのに使用します。
ボタン 名前 説明
モニタ センサの受信データを表示します。 (Ò
モニタ/19)
基準プロファイル 基準プロファイルを表示します。 (Ò
準プロファイル/23)
センサの設定 センサ設定を表示します。 (Ò センサ設
/28)センサはセンサ設定で設定を
行います。
切断 センサへの接続を切断します。
OPD100 光電式距離センサ
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メインエリア
ナビゲーションバーで選択された機能が、メインエリアに表示されます。
ステータスバー
ステータスバーには、センサに関する現在の情報が表示されます。
• 基準プロファイルの読取り期間[ms]
• センサの温度
光電式距離センサ OPD100
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9 モニタ
「モニタ」エリアには、アクティブな基準プロファイルが表示されます。センサは動作モードです。
トリガモード「連続モード」では、センサの受信データはライブ画像内で連続的に更新されます。
21
3
図3: 「モニタ」エリア
1 ステータスインジケータ 2 ライブ画像
3 タブ
ステータスインジケータ
「ステータスインジケータ」には、デジタル出力とアクティブな基準プロファイルのステータスが表
示されます。
• 「IO信号」:デジタル出力のステータスを表示します。信号が存在する場合、黄色LEDがオンに
なります。
• 「現在のステータス」:基準プロファイルの現在のステータスが表示されます。
• 「統計」基準プロファイルの記録された値と合計測定値の数が表示されます。「合格」と「不合
格」はカウンタでインクリメントされます。2つの値の割合がパーセントで示されます。
• [統計をリセット]:このボタンは、全体の統計をリセットします。
OPD100 光電式距離センサ
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ライブ画像
「ライブ画像」は認識され保存されたプロファイル画像を視覚的に表示します。プロファイル画像は
352個のデータポイントで構成されます。プロファイル画像は次のように表示されます。
• 認識されたプロファイル画像は、白い線で表示されます。
• アクティブな基準プロファイルは緑の線で表示されます。
• 障害のあるデータポイントは、点線で表示されます。例えば、物体または装置の位置の性質によ
り、適切に認識されない場合です。
障害のあるデータポイントは、検出されたプロファイル画像と基準プロファイルとの一致
チェックには使用されません。
取扱説明書には、センサの設置に関する情報があります。
トリガモード「連続モード」では、センサの受信データはライブ画像内で連続的に更新されます。ラ
イブ画像を更新するには、他のトリガモード内で ボタンでトリガをリリースする必要がありま
す。
「ライブ画像」には、は以下の操作要素があります:
操作要素 名前 説明
トリガ トリガをリリースします。これによりラ
イブ画像が更新されます。
操作要素[トリガ]は、トリガモード「ト
リガモード」がアクティブの場合のみ使
用できます。
ダイアグラムの凡例を表示/非表示にし
ます。
ライブ画像に追加のデータを表示するメ
ニューを表示します。
[プロファイル]:アクティブな基準プロ
ファイルと、認識されたプロファイル画
像とのマッチ率を[%]で表示します。
[データエラー]: 検出されたデータエ
ラーを表示します。 (Ò データエ
ラー/21)
タブ
「モニタ」エリアには次のタブがあります。
タブ 説明
[表示オプション] ライブ画像の表示された画像エリアを調整します。
[記録オプション] センサのデータと基準プロファイルの結果を動画として記録
します。
タブ[表示オプション]には、以下の操作要素があります:
/