Kutai ADVR-054 取扱説明書

  • こんにちは!KUTAI ADVR-054 自動電圧調整器の取扱説明書を読み終えました。この機器はブラシレス自励式発電機に最適化されており、電圧調整、安定性調整、周波数低下保護などの機能を備えています。このデバイスに関するご質問がありましたら、お気軽にお尋ねください。
  • 発電機を始動する前に何をすべきですか?
    絶縁抵抗計や耐電圧試験機を使用する際の注意点は?
    出力電圧が不安定になった場合、どうすれば良いですか?
    過励磁保護機能とは何ですか?
    電圧調整範囲はどのように決まりますか?
KUTAI ELECTRONICS INDUSTRY CO., LTD.
電話 : + 886-7-8121771 ファックス : + 886-7-8121775 ウェブサイト: www.kutai.com.tw
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ADVR-054
発電機自動電圧調整器取扱説明書
ブラシレス自励式発電機に最適。
汎用型 5 Amp AVR 170 520 Vac ブラシレス発電機に適用する。
Kutai EP200 並列モジュールオプション品を使用してください
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2 ADVR-054
注意事項!!
1. 発電機を始動する前に必ずディップスイッチ 2の検出電圧設定をご確認ください。本機の故障の防止になり
す。DIP SW2 は検出電圧の設定値です。電源電圧の設定値ではありません。例えば、発電機は 480/277Vの場
合、検出電圧端子A,Cに 240Vacを入力すると、DIP SW2 をONにしてください。
2. 絶縁抵抗計や耐電圧試験機を使用するときは、必ずAVRのケーブルを取り外してから使用してください。高
圧でAVRの故障の防止になります
3.負荷変動時不適切な設定で出力電圧が下がるや不安定のおそれがあります。やむを得ない場合を除き U/F 可変
抵抗器を調整しないでください。.
1. 仕様
検出電圧入力(AC) 平均値読み取り
静的消費電力
電圧 170 260 Vac @ 220 Vac 単相 2
最大 8 watts
340 520 Vac @ 440 Vac 単相 2
周波数低下保護(工場出荷時設定)
220/440 Vac、ディップスイッチで設定
50 Hz の場合ニーポイントは 45 Hz *
周波数 50/60 Hz、ディップスイッチで設定
60 Hz の場合ニーポイントは 55 Hz *
電源電圧(BC)
過励磁保護
電圧 100 300 Vac 単相 2
電圧 78 Vdc +/-6% @電源電圧 220 Vac
周波数 40 60 Hz
5 秒経過発電停
励磁出力(F+F-)
温度ドリフト
220V 単相 単相 220 Vac入力時 63 Vdc 5A連続出
-40 +70 ˚C3%以内
最大出力 90 Vdc 7A 10 連続
周波数低下温度ドリフト範囲
励磁抵抗 最小 15 Ω、最大 100 Ω
-40 +70 ˚C0.1 Hz 以内
ヒューズ仕様 5 x 20mm S505-5A スローブロー
使用条件
電圧可変範囲 (EXT.VR)
周囲温度 -40 to +60 ˚C
外付け 1 kΩ 1 watt ポテンショメータにて+/-3.5%
保存温度 -40 to +85 ˚C
電圧変動率
相対湿度 95%以下
+/- 0.5%以内 (周波数変動範囲は 4%以内)
5 Gs @ 60 Hz
起動電圧
入力電源残留電圧 5 Vac 25 Hz 以上
121.0 (L) x 81.0 (W) x 44.5 (H) mm
ソフトスタートランプ時間
4.76 (L) x 3.19 (W) x 1.75 (H) inch
3 +/- 10%
応答時間
270 g +/- 2%
20 ms 以内
0.6 lb +/- 2%
EMI 抑制
EMI フィルタ内蔵
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ADVR-054 3
2. 外形寸法図
注意事項!!
1. 本製品の取扱及びメンテナンスは有資格者が行ってください。
2. AVRを発電機の適当な位置に取り付けてください。(1)取付穴寸法図をご参照ください緑コンデンサ垂直
を上向きに取り付けてください。放熱効果を高めることができます。
3. 検出電圧は平均値を読み取ります。
1 寸法図
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4 ADVR-054
3. ディップスイッチの設定、表示ランプ及びAVRの調整
VOLT 電圧調整
調SW2
決めます
U/F 周波数低下保護調整
工場出荷時設定
50 Hzの場合45 Hz
60 Hzの場合55 Hz
変更方法は、発電機起動調整の手順3
を参照してくださ
U/F LED 周波数低下保護ランプ
周波数低下時ランプが点灯します。
A検出電圧
A C 170 520 Vac
F+F-:励磁入力
発電機磁場に接続してくだ
さい
B電源電圧
B C 最大 300 Vac
C検出電圧と電源電圧の共点
EXT.VR 外付け電圧調整
1 1W ポテンショメータを取り付け
てください。外付けポテンショメータ
使用しない場合は、端子をショートして
ください
O/E LED 過励磁保護ランプ
励磁電圧が電源電圧入力の 35%以上超えると、
5秒経ってからランプが点灯します。ディップ
スイチS3OF(過励磁保護機能有効)
にすると、点灯と同時に発電を停止します。
DIP SW ディップスイッチの設定
周波数SW1 ON 50 HzOFF 60 Hz
検出電圧SW2 ON 220VOFF 440V
O/E過励磁保護機能SW3 ON無効、OFF有効
STAB 安定性調整
無負荷運転で、STABを左回りにゆく
っり回し、安定状態限界(メーター
指針が揺れ始めたとき)になるとき
に右回りに1/5程度回してください
-+
S F
40 51
(50) (61)
ADVR-054
発電機起動調整:
1. 発電機を起動する前にVOLT」と「STABを反時計回りに極限まで回してください。定格回転数に到達後、
VOLTを時計回りに定格電圧到達までゆくっり回してください。 (付けポテンショメータを取付る場合は、
発電機を起動する前に外付けポテンショメータを中間点に設定してください)
2. STAB(時計回り)回すと、AVR と発電機の応答時間が変わります。過度な応答時間で電圧が不安定にな
ります。不足な応答時間で高負荷をかける瞬間に電圧の変動が大きくなります。指針式マルチメータ(DCV)
励磁出力 F+F-を測定しながら、メータ指針の揺れ幅を最小限にするため「STAB」を回してください。こう
すると、負荷時電圧変動を改善することもできます。
3. 周波数低下保護設定(U/F)やむを得ない場合を除き U/F 可変抵抗器を調整しないでください。周波数低下保護
設定を変更する場合は、まずは発電機回転数をニーポイントまでに下がってください。そして、U/F 変抵抗
器を回して U/F EDランプが点灯なる(臨界点)うにセットしてください。50 Hz の調整範囲は 40 51
zです。60Hzの調整範囲50 61zす。
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ADVR-054 5
4. 配線図
ADVR-054
1000 Ohm
EXT. VR
~
G
Field
R
S
N
T
1000 Ohm
EXT. VR
~
G
Field
R
S
N
T
ADVR-054
3 検出電圧入力 170 260V (方法 1)
4 検出電圧入力 170 260V (方法 2)
1000 Ohm
EXT. VR
~
G
R
S
N
T
Field
ADVR-054
Aux.winding 1000 Ohm
EXT. VR
~
G
Field
R
S
N
T
ADVR-054
5 検出電圧入力 340 520V
6 補助巻線
標準付属品:M4 L25 丸ネジ 4 個とジャンパー線 2本。
ヒューズが切れた場合は必ず同規格・同容量のヒューズと交換してください。
仕様変更などにより、本書のイラストや内容が一部実機と異なる場合がありますのでご了承ください。
3DIPスイッチ設
定をご参照くだ
さい。
3DIPスイッチ設
定をご参照くだ
さい。
3DIPスイッチ設
定をご参照くだ
さい
3DIPスイッチ設
定をご参照くだ
さい
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