3. ディップスイッチの設定、表示ランプ及びAVRの調整
発電機起動調整:
1. 発電機を起動する前に、「VOLT」と「STAB」を反時計回りに極限まで回してください。定格回転数に到達後、
「VOLT」を時計回りに定格電圧到達までゆくっり回してください。 (外付けポテンショメータを取付る場合は、
発電機を起動する前に外付けポテンショメータを中間点に設定してください)
2. 「STAB」(時計回り)を回すと、AVR と発電機の応答時間が変わります。過度な応答時間で電圧が不安定にな
ります。不足な応答時間で高負荷をかける瞬間に電圧の変動が大きくなります。指針式マルチメータ(DCV)で
励磁出力 F+、F-を測定しながら、メータ指針の揺れ幅を最小限にするため「STAB」を回してください。こう
すると、負荷時電圧変動を改善することもできます。
3. 周波数低下保護設定(U/F):やむを得ない場合を除き U/F 可変抵抗器を調整しないでください。周波数低下保護
設定を変更する場合は、まずは発電機回転数をニーポイントまでに下がってください。そして、U/F 可変抵抗
器を回して U/F LEDランプが点灯なる(臨界点)ようにセットしてください。50 Hz の調整範囲は 40 – 51H
zです。60Hzの調整範囲は 50 – 61Hzです。