8 BLUE MARVIN
クイックスタートガ イド
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BLUE MARVIN コントロール
(36) CNTRL (LIN/EXPL )- コントロール (リニア/指数関数) – コ
ントロールボルテージ信号を 3.5 mm コネクター の ケーブル
を通じて受け入れる入力端子です。左側の入力は線形(リニ
ア)レスポンスで、右側の入力は指数関数レスポンスとなり
ま す 。こ れ ら の ジ ャ ッ ク に 3.5 mm コネクター の ケーブル を接
続すると、AR および ADSR プリワーヤード 接 続 が 無 効になり
ます。
(37) OUTPUT(出力) – プリワイヤードの VCA 信号が無い場所
に 、最 終 的 な VCA 信号をルートアウトする場合に使用する出
力端 子で す。
Mixer/Reverb ( ミ キ サ ー / リ バ ー ブ )部
Mixer 部では、2 つの入 力を受け入れ 、2 本 のスラ イダーでバ ラン
スを決めた信号を、1 つの信号に統合します。統合後、統合した
信号の定位を決めてから、ステレオ出力に送信します。Mixer 部に
は VCF 部および VCA 部からの両入 力がプリワーヤード接 続され
ています。
注 意:2600 で はデジタルリバーブ を 使 用しており、BLUE MARVIN お
よび GRAY MEANIE では、本物のオンボード スプリングリバーブを
搭 載しています
(38) AUDIO(オーディオ) – この 2 つの入 力端 子から、3.5 mmコ
ネクターのケーブルを通じて、オーディオ信号を Mixer へル
ートします。3.5 mm コネクターをここに接続すると、プリワー
ヤードのVCFおよび VCA 接続が無効になります。
(39) ポスト アッテネーター出力 – アッテネータースライダー直
後の信号を送出する 2 つ の 出 力 で 、適 宜 ス ラ イダ ー を 使 用 し
て、他の場所に送るオーディオまたはコントロールボルテー
ジ 信 号を減 衰します。
(40) ポストミキサー出力 – ここに 3.5mm コネクターを挿入する
と、Mixer から PAN スライダーへの信号接続を切断します。
外 部 信 号 をル ートインして PAN ス ラ イ ダ ー を 使 用 す る 際 、こ
の入 力を 使 用します。Mixer 出力は、プリワイヤード接続を通
じてリバーブ 回 路 へ 流 れます。
(41) PAN(定位) – このスライダーで、統合ミキサー信号の、最終
出力の左右ステレオ音場における定位を設定します。
(42) MIXER OUT(ミキサー出力) – リバーブ回路にフィードするプ
リワイヤードのミキサー接続が分岐され、追加の Mixer 出力
となります。
(43) REVERB OUT(リバーブ 出 力) – この端子に接続すると、リバ
ーブ信号の右側が分岐され、他の場所で使用できます。
(44) LEFT INPUT(左側入力) – リバーブ回路の左側出力に、信号
を付加する際に使用する入力端子です。付加した信号はリバ
ーブの左側出力に統合され、ステレオ音場の左端に定位さ
れます。
(45) RIGHT INPUT (右側入力) – リバーブ回路の右側出力に信
号を付加する際に使 用する入力端子です。付加した信号はリ
バーブの右側出力に統合され、ステレオ音場の右端に定位
され ます。
(46) L OUTPUT/R OUTPUT(左出力/右出力) – 最終的なステレオ
左右出力は、マッチングパラレルペアの 3.5 mm 接 続 となって
います。¼ インチ出力は、外部アンプリファー、スピーカー
または別の処理機材に最終ミックスを送出する際に使用し
ま す。パ ラ レ ル の 3.5 mm ジャックは、左右の出力を別のシン
セサイザー回路に送り、 さらに処理をおこなう際に使用し
ます。
Keyboard/Portamento(キ ーボード/ポルタメント)部
Keyboard 部では、内蔵の低周波オシレーター(LFO)ユ ニ ッ ト の 、外
部 キ ーボードとの 作 用 のしかたを 決 定します。
このラベルが付いている場所では、キーボードコントロールボル
テージがプリワイヤード接続として使用できます:
(47) TRIG OUT(トリガーアウト) – 3.5 mm コネクター の ケーブル を
通じて、任意の場所にトリガーコントロールボルテージを送
出する出 力端 子です。
(48) GATE OUT (ゲートアウト)– 3.5 mm コネクター の ケーブル を
通じて、任意の場所にゲートコントロールボルテージを送出
します。
(49) UPPER VOICE(アッパーボイス) – DUO ( デ ュ オ )ボ イ ス モ ー ド
時、キーボードでプレイされた中の最高音に基づき、コント
ロールボルテージを送出する出力端子です。
(50) KYBD CV(キーボード コントロールボルテージ) – 任意の場
所に完全なキーボードコントロールボルテージ信号を送出し
使用するための出力端子です。
(51) VOICE MODE (MONO/DUO) - ボイスモード (モノラル/デュオ)–
キーボードで1度に 1 つのボイスをプレイするか(モノ)、2
ボイスを同時にプレイするか(デュオ)を決定する、スライド
式 スイッチで す。
(52) REPEAT (KYBD/OFF/AUTO) - リピート (キーボード/オフ/
オート)– キーボードの、トリガー 信号の送出方式を制 御す
るスラ イド 式 スイッ チ で す。スイッチ の 位 置 を「 KYBD」に す る
と、 キーを押し下げている間ずっと、トリガーパルスを反復
し て 送 出 し ま す 。「 AUTO」設定では、シンセサイザーの LFO 設
定に基づいて絶え間なくトリガーパルスを送出します。スイ
ッ チ の 位 置 を 真 ん 中 の「 OFF」にすると、キーボードは、一度
のキープレスに対してトリガーパルスを 1 回のみ生 成します
(即ち、キーボードは“ノーマルな“キーボード機 能に復 帰す
る と い う こ と で す )。
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(53) TRIG MODE(SINGLE/MULT トリガーモード – シングル/マル
チ) – スイッチの位置が「SINGLE」の 場 合 、キ ー ボ ー ド は 、キ
ー1 つのみをプレイし、別のキーはプレイしていない場合だ
け 、 ト リ ガ ー 信 号 を 生 成 し ま す 。「 MULT」モードの場合、キー
ボードはいずれのキーを押し下げても毎回、その前にプレイ
したキーを押し下げたままの状態でも、トリガーパルスを生
成します。
ポルタメント機 能を使 用すると、1 番目のピッチから 2 番目のピッ
チ へ 、設 定 し た レ ー トで 滑 ら か に 移 行 し ま す 。
(54) ON/OFF( オ ン/ オ フ ) – ポルタメント機能をオン/オフしま
す。
(55) MOMEN(モーメン) – このボタンを押すと、押し下げている
間のみ、一時的にポルタメント機能を有効にします。
(56) MAX/MIN(最大/最小) – ポルタメント効果の強さを制御し
ます。MAX に設定すると、最も漸進的でスムーズな効果とな
ります。
低周波(ローフリーケンシー)オシレーター (LFO) 部
ユニットには、主としてキーボードと使用するための専用の低周
波 オ シ レ ー タ ー( LFO)が 搭 載 さ れ て い ま す 。 LFO には VCO1 への
プリワイヤード接続があり、下のラベルが付いています:
(57) LFO (SAW) – ノコギリ波 LFO 信号を、任意の場所へ 3.5 mm コ
ネクターでルーティングして使用するための出力です。
(58) LFO (SQUARE) – スクエア波 LFO 信 号 を 、任 意 の 場 所 へ ル ー テ
ィングして使用するための出力です。
(59) EXT VIB IN(外部 ビブラート入力) – 外部 LFO 信号をルーテ
ィングし、LFO サイン波の遅延(ディレイド)信号とブレンド
するための入 力 端 子で す。
(60) LFO (SINE) DELAYED – LFO(サイン波)遅延 – LFO のプリワイヤ
ード サイン波のコピーを送出し、任意の場所で使用するた
めの出力です。出力信号は VIB DELAY スライダーで設定したレ
ー ト に 基 づ い て 遅 延( デ ィ レ イ )し ま す 。
(61) LFO SPEED(LFO スピード) – LFO 発 振 のベースとなるスピード
を制 御します。
(62) VIB DELAY(ビブラートディレイ) – LFO サイン波に適 用する
遅 延 の 程 度を 制 御 するスライダーで す。
(63) VIB DEPTH(ビブラートデプス) – 遅延サイン波 LFO 信号に
よって 創 出さ れ るビ ブ ラ ート効 果 の 強 さを 制 御 するスライダ
ーで す。
エンベロープフォロワー 部
エンベロープフォロワーは、入力信号の平均振幅に基づいて、出
力ボルテージを生成します。生成されたコントロールボルテージ
の 特 性 を 調 節 す る こ と で 、出 力 を VCF、VCA または VCO にル ーティ
ングした際にさまざまな効果を創出できます。
入力信号はプリアンプを通じて調節し、プリアンプからは、プリワ
イヤード接 続でエンベロープフォロワーにフィードします。
エンベロープフォロワーの出力には、シンセサイザーの他の部分
に通じるプリワイヤード接続はありません。
(64) INPUT(プリアンプ入力) – 3.5 mm コネクターの ケーブル を
通じて、外部信号をプリアンプにルーティングする入力端子
です。
(65) RANGE (レンジ - X1000/X100/X10 )– 入力信号に適用する、
基本的な増幅量をこのスライド式スイッチで決定し、その後
GAIN スライダーで調節します。
(66) GAIN(ゲイン) – 入力信号を増幅する強度を決定するスラ
イダーで す。
(67) OUTPUT(プリアンプ出力) – プリアンプ信号のコピーを、こ
こからシンセの任意の場所に送出して使用するための出力
端 子で す。
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