Roland MC-101 取扱説明書

リファレンス・マニュアル

01

2

各部の名称とはたらき

 4

:

トップ・パネル

 4

:

ボトム・パネル

（本体裏面）

 5

電池を入れる

 5

:

フロント・パネル

 6

:

リア・パネル

（機器の接続）

 6

はじめに

 6

:

電源を入れる

 6

電源を切る

 6

MC-101 の概要

 7

:

プロジェクトとは？

 8

:

トラックとは？

 8

:

クリップとは？

 8

:

ブラウザーとは？

 8

:

トータル・エフェクト設定

 8

:

ユーザー・サンプル

（USER SAMPLE）

 8

基本操作

 9

:

プロジェクトを読み込む／再生する

 9

:

再生するクリップを変更する

 9

:

トーン／ドラムキットを選ぶ

 9

:

SD カードからクリップを取り込む

 10

:

パッドで演奏する

（NOTE モード）

 10

パッドの演奏を記録する

 10

基本操作

 12

:

クリップを選ぶ

 12

:

トラック／クリップを編集する

 12

クリップを作成する

（CREATE）

 12

音色を編集する

（SOUND）

 12

クリップの設定を変更する

（SETTING）

 12

クリップの音色やフレーズをコピーする

（COPY/PASTE）

  12

クリップごとに音色を設定する

 12

トラックの音色をクリップへコピーする

 12

削除する

（CLEAR）

 13

プロジェクトの操作

 14

:

プロジェクトとは？

 14

:

プロジェクトを読み込む

 14

:

プロジェクトを管理する

 14

プロジェクトをロックする

（LOCK）

 14

プロジェクトを削除する

（DELETE）

 14

:

新しいプロジェクトを作成する

 14

:

プロジェクトの設定をする

 15

:

プロジェクトに読み込んだサンプルを削除する

（SAMPLE DELETE）

 15

:

プロジェクトを保存する

 15

トラックの操作

 16

:

トラックを作成する

 16

:

トラックを異なるタイプに変更する

 16

:

トラックの設定をする

 16

パッドの操作

（PAD MODE）

 17

:

CLIP モードを使う

 17

クリップを変更する

 17

:

SEQ モードを使う

 17

:

NOTE モードを使う

 17

演奏する

 17

DRUM PAD MUTE

 17

NOTE モードの設定をする

 17

:

SCATTER モードを使う

 18

パッドを使って効果をかける

 18

［SCATTER］ボタンを使って効果をかける

 18

SCATTER を設定する

 18

クリップをインポートする

（クリップ・ブラウザー）

19

:

プロジェクト・メニューからインポートする

 19

:

クリップ作成時にインポートする

 19

音色を選ぶ

（サウンド・ブラウザー）

 20

:

プリセット音色を取り込む

 20

:

S D カードのプロジェクトから取り込む

 20

:

SD カードのサンプルを取り込む

 20

フレーズを打ち込む

 21

:

TONEトラック

 21

長いノートを入力する

（タイの入力）

 21

小節の設定を変更する

 21

入力時に自動的にステップを進める

（ステップ・インプット・モード）

 21

ステップごとにノートを編集する

 22

:

DRUMトラック：TR-REC

 23

小節の設定を変更する

 23

ステップを編集する

 23

トラック・パッド・ミュート

 23

クリップ・パッド・ミュート

 23

:

LAST:STEP ／ FIRST:STEP を設定する

 24

LAST STEP を設定する

 24

FIRST STEP を設定する

 24

FIRST STEP/LAST STEP を削除する

 24

録音する

 25

:

TONE ／ DRUMトラックに演奏を録音する

 25

:

LOOPERトラックに音声を録音する

 25

クォンタイズ

 26

:

録音時のクォンタイズを有効にする

 26

:

再生時のクォンタイズを設定する

 26

3

つまみの動きをステップに記録する

（MOTION）

 27

MOTION を ON ／ OFF する

 27

MOTION を記録する

 27

MOTION を削除する

 27

MOTION を編集する

 27

SCENE の保存と呼び出し

 29

:

SCENE を呼び出す

 29

:

SCENE を保存する

 29

トータル・エフェクト

 30

:

MULTI:FX をオン／オフする

 30

:

REVERB/DELAY/COMP/EQ をオン／オフする

 30

:

MFX/COMP/EQ/REVERB/DELAY をエディットす

る

 30

:

つまみのアサインを変更する

 30

SCATTER

 31

:

スキャッターの効果をかける

 31

パッドで効果をかける

 31

［SCATTER］ボタンを押して効果をかける

 31

:

SCATTER を編集する

 31

TONEトラック

 33

:

音色の編集

 33

:

音色のエフェクトの編集

 33

DRUMトラック

 34

:

音色の設定

 34

:

音色のエフェクトの編集

 34

パッドの音色

（インスト）

を変更する

（INST SELECT）

 34

LOOPERトラック

 35

:

LOOPER の設定をする

 35

再生に関する設定をする

 35

音色のエフェクトの編集をする

 35

サンプルの波形編集

（再生範囲とタイム・ストレッチの設定）

 35

MFX の編集

 36

クリップの設定を変更する

 37

:

TONEトラック／ DRUMトラック

 37

:

LOOPER

 37

つまみにパラメーターを割り当てる

（KNOB ASSIGN）

 38

:

操作方法

 38

テンポの設定

 39

:

マスター・クロック

 39

マスター・クロックを設定する

 39

:

タップ・テンポ

 39

UTILITY

 40

:

システム設定

（SYSTEM）

 40

:

新しい SD カードを使用する

（FORMAT）

 41

:

工場出荷状態の設定に戻す

（FACTORY RESET）

 41

:

メモリー内部を最適化する

（LOOPER OPTIMIZE）

 41

:

接続した SD カードをパソコンで管理する

 41

ショートカット一覧

 42

:

画面表示やモードの切り替え

 42

:

フレーズの編集

 42

:

パフォーマンス

 42

:

操作子の値やパラメーターの編集

 42

エラー・メッセージ一覧

 43

他の機器との連携

 44

:

DAW と同期する

 44

:

TR-8S と同期する

 44

パラメーター一覧

 45

パート・パラメーター

（KNOB CTRL）

 45

MFX

 45

MFX CTRL

 46

:

Drum:Kitトーン・パラメーター

（Drum）

 46

MFX

 46

KIT MFX CTRL

 46

DRUM COMP1 ～ 6

 46

PAD CTRL

 46

PAD EQ

 47

エフェクト・パラメーター

 48

:

トータル・エフェクト・パラメーター

（TOTAL EFFECT）

 48

COMP

 48

EQ

 48

MFX

 48

EQ

（Part 1 ～ 4）

 49

:

ディレイ

（DELAY）

 49

ディレイ・パラメーター

 49

:

リバーブ

（REVERB）

 50

リバーブ・パラメーター

 50

:

MFX パラメーター

 52

:

音符

 88

Block:Diagram

 89

4

1 共通セクション 1

［VOLUME］つまみ

OUT 端子と PHONES 端子の音量を調節します。

［SHIFT］ボタン

［SHIFT］ボタンを押しながら機能名（

など）が書か

れたボタンを押すと、各機能が実行されます。

［PROJECT］ボタン

プロジェクト・メニュー画面が表示されます。

プロジェクトの読み込みや設定をすることができます。

［SHIFT］ボタンと組み合わせることで CLEAR ボタンとして機

能します。

［CLEAR］ボタンと各種ボタンを組み合わせると、ステップ・

シーケンサーの記録内容やフレーズの内容が消去されます。

TRACKSEL［1］～［4］ボタン

トラックを選びます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［SEL］ボタンを押すと、トラッ

クの設定メニューが開きます。

&

詳しくは、「トラックの設定をする」（P.16）をご覧くだ

さい。

MEASURE［<］［>］ボタン

編集する小節を移動します。

［SHIFT］ボタンを押しながら MEASURE［<］［>］ボタンを

押すと、小節長の編集画面が表示されます。

&

詳しくは、「小節の設定を変更する」（P.21）をご覧くだ

さい。

小節表示インジケーター

4 つのインジケーターで編集中の小節を表示します。

［

p］（再生／停止）ボタン

再生を開始したり停止したりします。

［

t］（録音）ボタン

PAD を使った演奏情報の記録のオン／オフを設定します。

［SHIFT］ボタンを押しながら［

t］（録音）ボタンを押すと、

QUANTIZE 設定画面が表示されます。

&

詳しくは「録音する」（P.25）をご覧ください。

2 トータル・エフェクト・セクション

［MULTIFX］ボタン

トータル・エフェクトのマルチ・エフェクトをオン／オフします。

［SHIFT］ボタンを押しながら［MULTIFX］ボタンを押すと、

MULTI FX の設定画面が表示されます。

&

詳しくは「MFX パラメーター」（P.52）をご覧ください。

［FXPRM］［FXDEPTH］つまみ

エフェクトのかかり具合を調節します。

3 ミキサー・セクション

レベル・フェーダー

トラックの音量を調節します。

4 コントロール・セクション

［C1］～［C4］つまみ

操作に応じて、必要な機能が割り当てられます。

［SOUND］ボタン

［C1］～［C4］つまみの機能が、トラック 1 ～ 4 の SOUND

パラメーターに割り当てられます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［SOUND］ボタンを押すと、

サウンドの設定画面が表示されます。

&

詳しくは、「TONEトラック」（P.33）、「DRUMトラック」

（P.34）、「LOOPERトラック」（P.35）をご覧ください。

［FILTER］ボタン

［C1］～［C4］つまみの機能が、トラック 1 ～ 4 の FILTER

パラメーターに割り当てられます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［FILTER］ボタンを押すと、

UTILITY 画面が表示されます。

［MOD］ボタン

［C1］～［C4］つまみの機能が、トラック 1 ～ 4 の MOD パ

ラメーターに割り当てられます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［MOD］ボタンを押すと、

MOTION 画面が表示されます。

トップ・パネル

各部の名称とはたらき

2

1

3

4

5

6

5

各部の名称とはたらき

［FX］ボタン

［C1］～［C4］つまみの機能が、トラック 1 ～ 4 の FX パラメー

ターに割り当てられます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［FX］ボタンを押すと、COPY

画面が表示されます。

5 パッド・セクション

パッド

（16 個）

選んだパッド・モードによって、パッドの動作が変わります。

6 共通セクション 2

ディスプレイ

操作に応じて、必要な情報が表示されます。

［VALUE］ダイヤル

回す：パラメーターや値の変更などに使用します。動作は画面

の表示により変化します。

押す：変更した値を決定します。または、操作を実行します。

［EXIT］ボタン

元の画面に戻ります。

画面によっては、実行中の機能を中断します。

［SHIFT］ボタンを押しながら［EXIT］ボタンを押すと、タップ・

テンポとして動作させることができます。

［TEMPO］ボタン

テンポを設定します。

&

詳しくは「テンポの設定」（P.39）をご覧ください。

［SHIFT］ボタンを押しながら［TEMPO］ボタンを押すと、

WRITE 画面が表示されます。

PAD［CLIP］ボタン

パッドを CLIP モードに切り替えます。CLIP モードでは、

TRACKSEL［1］～［4］ボタンで、選んでいるトラックのクリッ

プを切り替えることができます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［CLIP］ボタンを押すと、CLIP

モードに関連した設定ができます。

PAD［SEQ］ボタン

パッドを SEQ モードに切り替えます（P.21、P.23）。

SEQ モードでは、点灯しているパッドでメロディーを打ち込ん

だり、ドラムを打ち込んだりすることができます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［SEQ］ボタンを押すと、

FIRST/LAST STEP の設定画面が表示されます。

PAD［NOTE］ボタン

パッドを NOTE モードに切り替えます（P.17）。NOTE モー

ドでは、点灯しているパッドでメロディーやドラムを演奏するこ

とができます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［NOTE］ボタンを押すと、

PAD の設定ができます。

PAD［SCATTER］ボタン

パッドを SCATTER モードに切り替えます。SCATTER モード

では、点灯しているパッドで SCATTER 効果をかけることがで

きます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［SCATTER］ボタンを押すと、

SCATTER モードに関連した設定ができます。

ボトム・パネル

（本体裏面）

電池を入れる

USB バス電源以外に、市販の単 3 形ニッケル水素電池またはアル

カリ電池を使って使用することができます。

※:USB バス電源供給時は、電池を入れていても USB バス電源で動作します。

1

バッテリー・カバーをはずします。

※:本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。

また、落下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。

2

電池の向きに注意して、電池をバッテリー・ケースに入れ

ます。

3

バッテリー・カバーを閉めます。

※:電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする恐れがあります。

取扱説明書に記載の電池に関する注意事項を守って正しくお使いください。

電池の交換時期

電池が消耗してくると、画面にメッセージが表示されます。

その場合は、新しい電池と交換してください。

6

はじめに

フロント・パネル

A

A PHONES 端子

ヘッドホンを接続します。

リア・パネル

（機器の接続）

※:他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の

音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。

S D カード

C

O

（USB）端子 F OUT 端子

パソコン

B［POWER］スイッチ

&

「電池を入れる」（P.5）

E MIDI 端子

MIDI 機器を接続します。

D

B［POWER］スイッチ

電源をオン／オフします。

C

O

（USB）端子

市販の USB2.0 ケーブル（B タイプ）でパソコンに接続します。

USB MIDI と USB オーディオの情報をやりとりすることができま

す。パソコンに接続するには USBドライバーをインストールする

必要があります。USBドライバーは、ローランドのホームページ

からダウンロードしてください。詳しくは、ダウンロードしたファ

イルにある Readme.htm をご覧ください。

&

https://wwwrolandcom/jp/support/

※:USB バス電源供給時は、USB バス電源で動作します。

D SD カード・スロット

工場出荷時は、付属の SD カードを挿入した状態で SD カード・

プロテクターが固定されています。SD カードを取り出す場合は、

ネジをはずしてください。

SD カードには、本機の各種データ（設定、音色、サンプルなど）

が保存されます。

※:SD カードへのアクセス中は、絶対に電源を切ったり、SD カードを抜いたりし

ないでください。

※:メモリー・カードのメーカーや種類によっては、本機で正しく録音や再生がで

きないことがあります。

E MIDI 端子

外部 MIDI 機器と接続して、MIDI メッセージを送受信します。

F OUT L/MONO、 R 端子

オーディオ信号の出力端子です。アンプやモニター・スピーカー

に接続します。

モノで出力するときは、L/MONO 端子に接続してください。

はじめに

電源を入れる

1

MC-1010 接続した機器の順番で、電源を入れます。

2

接続している機器の電源を入れて、音量を適当な位置まで

上げます。

※:電源を入れる／切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入

れる／切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。

電源を切る

1

接続した機器 0MC-101 の順番で、電源を切ります。

7

MC-101 の概要

MC-101 は最大 4 個までの独立したトラックを同時に演奏することができます。

また、それぞれのトラックには最大 16 個までのクリップを設定することができ、これらのクリップを切り替えて演奏することができます。

MC-101

プロジェクト

トラック1～4

プロジェクト

設定

ユーザー・

サンプル

クリップ 1

フレーズ

トーン

MFX 設定MFX 設定

クリップ設定

クリップ 2

クリップ 1 6

タイプ：

トーン

MFX 設定MFX 設定

クリップ 1

フレーズ

ドラム

キット

MFX 設定MFX 設定

クリップ設定

クリップ 2

クリップ 1 6

タイプ：

ドラム

ドラム・キット

MFX 設定MFX 設定

クリップ 1

MFX 設定

クリップ設定

ルーパー・

サンプル

ルーパー設定

クリップ 2

クリップ 1 6

タイプ：

ルーパー

タイプ：

なし

トラックの種類と内部構成

リバーブ

コーラス／

ディレイ

マルチ・

エフェクト

コンプレッサーイコライザー

トラック・ミックス

トラック1～4

トータル・エフェクト設定

システム

設定

保存

読み出し

トーン

ドラム・キット

プリセット

SD カード

ブラウザー

（読み出し）

プロジェクト・

ファイル

オーディオ・

ファイル

トーン／

ドラム・キット／

ルーパー

EQ

MFXMFX

トラック・ミックスへ

リバーブ・センド

コーラス／ディレイ・センドへ

MIX OUT

8

MC-101の概要

プロジェクトとは？

MC-101 では、1 曲のデータを「プロジェクト」という単位で管理

します。プロジェクトは SD カードに保存します。

プロジェクトの中には、トラック、クリップ、トーンのデータ、使用す

るサンプルのデータなどが含まれます。

エディットした内容を残したいときは、プロジェクトを保存してくだ

さい。

トラックとは？

トラックには 3 種類のタイプがあります。

トーンドラムルーパー

トーン： 主に音階のあるクリップを扱うトラック

です。

ドラム： ドラムやパーカッションのクリップを扱うト

ラックです。

ルーパー： オーディオ・ループを扱うトラックです。

SD カードからオーディオ・データをイン

ポートして再生できます。音の高さを変

えずに演奏速度を変化させるタイム・スト

レッチに対応しています。

クリップとは？

各トラックで演奏するための情報の集まりを、「クリップ」と呼びます。

トラックのタイプにより、含まれる情報は異なります。

トラック・タイプ：トーン

クリップ設定： クリップの名前、クリップに関する情報や

設定です。

トーン： 音色の設定です。エフェクト（MFX）の

設定も含まれます。

（*1）

フレーズ： 演奏情報や音色の変化情報（MOTION）

です。

トラック・タイプ：ドラム

クリップ設定： クリップの名前、クリップに関する情報や

設定です。

ドラム・キット： 音色の設定です。エフェクト（MFX）の

設定も含まれます。

（*1）

フレーズ： 演奏情報や音色の変化情報（MOTION）

です。

トラック・タイプ：ルーパー

クリップ設定： クリップの名前、クリップに関する情報や

設定です。

ルーパー・サンプル： ルーパーで再生するオーディオ・データ

です。

ルーパー設定： ルーパー・サンプルの再生方法の設定

です。

MFX： エフェクト（MFX）の設定です。

フレーズ： 音色の変化情報（MOTION）です。

*1 クリップではなくトラックの設定を使用することもできます。

ブラウザーとは？

作業中のプロジェクトに必要な素材を選んで使用することができ

ます。

プリセット・トーン／ドラム・キットを選ぶ

プリセットされているトーンやドラム・キットをブラウズし、使用

することができます。

S D カード上のプロジェクトから選ぶ

クリップ、トーン、ドラム・キットをブラウズし、使用することが

できます。

SD カード上のオーディオ・ファイルから選ぶ

ルーパー・トラックで再生するルーパー・サンプルとして使用す

ることができます。

または、トーンやドラム・キットのユーザー・サンプルとして使用

することができます。

トータル・エフェクト設定

MC-101 は 5 つのトータル・エフェクトを搭載しています。

これらのエフェクトの設定はプロジェクトに保存されます。

5

リバーブ（Reverb）

音に残響を加えます。

5

コーラス／ディレイ（Chorus/Delay）

音に広がりや厚みを持たせたり（コーラス）、山びこのように

音を遅らせたり（ディレイ）します。

5

コンプレッサー（Compressor）

マスター出力の大きな音の部分を圧縮して、音量のばらつき

を小さくします。

5

マルチ・エフェクト（MultiFX）

フィルターやオーバードライブなど、さまざまなエフェクトの中

から 1 つを選んで使用することができます。

5

イコライザー（Equalizer）

3 バンド（低域／中域／高域）のイコライザーです。

ユーザー・サンプル

（USER SAMPLE）

トーン、ドラム・キットで使用できる波形データです。

SD カードに保存されたオーディオ・ファイルを、プロジェクトに取り

込むことができます。

&

「クリップをインポートする（クリップ・ブラウザー）」（P.19）

9

基本操作

プロジェクトを読み込む／再生する

MC-101 では、1 曲のデータを「プロジェクト」という単位で管理

します。プロジェクトは SD カードに保存されます。

4

1

2 3

1

［PROJECT］ボタンを押します。

2

［VALUE］ダイヤルで LOAD メニューを選び、［VALUE］

ダイヤルを押して決定します。

3

［VALUE］ダイヤルで LOAD したいプロジェクトを選び、

［VALUE］ダイヤルを押して決定します。

確認メッセージが表示される場合は、［VALUE］ダイヤルを押

して決定します。

4

［p］（再生／停止）ボタンを押します。

プロジェクトが再生されます。

再生するクリップを変更する

2

1

3

1

再生したいクリップの入っているトラックの TRACKSEL［1］

～［4］ボタンを押します。

2

［CLIP］ボタンを押します。

パッドが CLIP モードになります。

パッドで再生するクリップを選ぶことができます。

3

パッドを押して、クリップを選びます。

トーン／ドラムキットを選ぶ

2

3

1

1

再生したいクリップの入っているトラックの TRACKSEL［1］

～［4］ボタンを押します。

2

PAD［NOTE］ボタンを押します。

パッドが NOTE モードに設定されます。

3

［VALUE］ダイヤルを押します。

サウンド・ブラウザーが表示されます。

4

［VALUE］ダイヤルを回して「PRESET」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

PRESET ブラウザーが表示されます。

5

［VALUE］ダイヤルを回して表示したいカテゴリーを選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

番号順やアルファベット順で音色が表示されます。

6

［VALUE］ダイヤルで音色を選びます。

パッドで音色を確認することができます。

7

［VALUE］ダイヤルを押して、音色を決定します。

メモ

パッドを叩くと選んでいるトーン／ドラム・キットの音が確認できます。

10

基本操作

SD カードからクリップを取り込む

3

4

1

2

5

6

1

プロジェクトの再生を停止します。

［p］ボタンが点滅していることを確認します。

［p］ボタンが点灯している場合は、［p］ボタンを押して再生を

停止させます。

2

再生したいクリップの入っているトラックの TRACKSEL［1］

～［4］ボタンを押します。

3

［PROJECT］ボタンを押します。

4

［VALUE］ダイヤルでクリップの「CLIPIMPORT」を選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

5

［VALUE］でインポートしたいクリップの入っているプロジェ

クトを選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

6

［VALUE］ダイヤルでインポートしたいクリップを選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

7

［VALUE］ダイヤルでインポート先のクリップを選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

パッドで演奏する

（NOTE モード）

パッドを NOTE モードにすると、点灯しているパッドで演奏できます。

2

1

1

演奏したいトラックの TRACKSEL［1］～［4］ボタンを押

します。

2

［NOTE］ボタンを押します。

パッドが NOTE モードになります。

点灯しているパッドを押して演奏します。

パッドの演奏を記録する

6 5

1

3 7

24

1

TRACKSEL［1］～［4］ボタンで、トラックを選びます。

2

PAD［CLIP］ボタンを押します。

3

［t］（録音）ボタンを押して、点灯させます。

4

パッドを押して、録音先のクリップを選びます。

5

PAD［NOTE］ボタンを押します。

6

［p］（再生／停止）ボタンを押して、再生します。

7

パッドを演奏して記録します。

リファレンス編

12

基本操作

クリップを選ぶ

1

PAD［CLIP］ボタンを押します。

2

PAD で再生したいクリップを選びます。

シーケンサーが再生されている場合、マスター・クロックで指定

したタイミングで再生が始まります。

トラック番号

クリップ番号

次に再生するクリップ番号

［p］（再生／停止）ボタンで再生／停止します。

&

「マスター・クロック」（P.39）

トラック／クリップを編集する

クリップを作成する

（CREATE）

1

PAD［CLIP］ボタンを押します。

2

消灯しているパッド（空のクリップ）を選び、［VALUE］ダ

イヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルで「NEWCLIP」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

クリップが作成されます。

メモ

［

t］（録音）ボタンで新たに録音することでも、クリップを作成することがで

きます。

音色を編集する

（SOUND）

トラック／クリップで使用する音色（トーン／ドラム／ルーパー・サ

ンプル）の設定をします。

&

詳しくは、「TONE トラック」（P.33）、「DRUM トラック」

（P.34）、「LOOPERトラック」（P.35）をご覧ください。

クリップの設定を変更する

（SETTING）

各クリップのシーケンサーの再生に関する設定をします。

&

詳しくは、「クリップの設定を変更する」（P.37）をご覧くだ

さい。

クリップの音色やフレーズをコピーする

（COPY/PASTE）

クリップや音色のデータを複製することができます。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら、［FX］ボタンを押します。

COPY メニューが表示されます。

2

［VALUE］ダイヤルでコピーする内容を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

内容説明

CLIP ALL 音色とフレーズをコピーします。

CLIP PHRASE フレーズだけをコピーします。

CLIP SOUND 音色だけをコピーします。

カーソル

コピー元のクリップコピー先のクリップ

3

［VALUE］ダイヤルを回して、コピーしたいクリップを選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

4

［VALUE］ダイヤルを回して、コピー先のクリップを選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

5

［VALUE］ダイヤルを回して、「OK」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

コピーが完了します。

クリップごとに音色を設定する

サウンド・ソースをクリップに変えることで、クリップごとに音色を設

定することができます。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら、 TRACKSEL［1］～［4］

ボタンを押します。

トラックの設定画面が表示されます。

2

［VALUE］ダイヤルで「SoundSrc」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルで「CLIP」を選び、［VALUE］ダイヤ

ルを押します。

サウンド・ソースがクリップになり、クリップごとに音色を設定す

ることができます。

トラックの音色をクリップへコピーする

サウンド・ソースをトラックからクリップへ切り替えたとき、クリップ

の音色が初期状態になります。

この機能を使うことで、トラックで設定した音色をクリップにコピーす

ることができます。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら、［FX］ボタンを押します。

COPY メニューが表示されます。

2

［VALUE］ダイヤルで「TRKTOCLIPSND」を選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルで「OK」を選び、［VALUE］ダイヤ

ルを押します。

トラックで設定した音色がクリップにコピーされます。

13

基本操作

削除する

（CLEAR）

選んだクリップを削除します。

1

PAD［CLIP］ボタンを押します。

2

［SHIFT］ボタンと［PROJECT］ボタンを押しながら、削

除したいクリップのパッドを押します。

3

［VALUE］ダイヤルで「OK」を選び、［VALUE］ダイヤ

ルを押します。

クリップが削除されます。

キャンセルする場合は、［VALUE］ダイヤルで「Cancel」を選

び、［VALUE］ダイヤルを押します。

14

プロジェクトの操作

プロジェクトとは？

MC-101 では、1 曲のデータを「プロジェクト」という単位で管理

します。プロジェクトは SD カードに保存します。

プロジェクトの中には、トラック、クリップ、トーンのデータ、使用す

るサンプルのデータなどが含まれます。

エディットした内容を残したいときは、プロジェクトを保存してくだ

さい。

&

詳しくは「MC-101 の概要」（P.7）をご覧ください。

プロジェクトを読み込む

SD カードからプロジェクトを読み込みます。

1

［PROJECT］ボタンを押します。

2

［VALUE］ダイヤルで「LOAD」を選び、［VALUE］ダイ

ヤルを押して決定します。

PROJECT LOAD 画面が表示されます。

3

［VALUE］ダイヤルで読み込みたいプロジェクトを選び、

［VALUE］ダイヤルを押して決定します。

4

［VALUE］ダイヤルで「OK」を選び、［VALUE］ダイヤ

ルを押します。

※:プロジェクトを変更していた場合は、確認画面が表示されます。現在のプロジェ

クトを保存したい場合は［WRITE］、保存しない場合は「LOAD」を選んで

ください。

※:新しいプロジェクトを読み込むと、現在開いているプロジェクトの保存してい

ない内容は失われます。

プロジェクトを管理する

SD カード上のプロジェクト・ファイルを保護したり、削除したりします。

プロジェクトをロックする

（LOCK）

SD カード上のプロジェクト・ファイルを上書きできないように保護し

ます。

1

［PROJECT］ボタンを押します。

2

［VALUE］ダイヤルで「LOCK」を選び、［VALUE］ダイ

ヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルで保護したいプロジェクト・ファイルを

選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

※:画面右上に鍵マークが表示され、上書きや削除ができなくなります。また、

鍵マークが表示されているファイルを選ぶと、ロックが解除（UNLOCK）さ

れます。

プロジェクトを削除する

（DELETE）

SD カード上のプロジェクト・ファイルを削除します。1 度削除すると

ファイルを元に戻すことはできません。

1

［PROJECT］ボタンを押します。

2

［VALUE］ダイヤルで「DELETE」を選び、［VALUE］ダ

イヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルで削除したいプロジェクト・ファイルを

選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

4

［VALUE］ダイヤルで「OK」を選び、［VALUE］ダイヤ

ルを押します。

※:プロジェクト・ファイルが削除されます。

※:ロックされているプロジェクト・ファイルは削除できません。

新しいプロジェクトを作成する

新しいプロジェクトを作成します。

1

［PROJECT］ボタンを押します。

2

［VALUE］ダイヤルで「NEW」を選び、［VALUE］ダイ

ヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルで「OK」を選び、［VALUE］ダイヤ

ルを押します。

新しいプロジェクトが作成されます。

また、プロジェクトを変更していた場合は、確認画面が表示され

ます。現在のプロジェクトを保存したい場合は「WRITE」、保存

しない場合は「NEW」を選んでください。

15

プロジェクトの操作

プロジェクトの設定をする

プロジェクトの音量やパッドの表示色などを設定します。

1

［PROJECT］ボタンを押します。

2

［VALUE］ダイヤルで「SETTING」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルでパラメーターを選び、［VALUE］ダ

イヤルを押します。

4

［VALUE］ダイヤルで設定値を変更し、［VALUE］ダイヤ

ルを押して決定します。

COMMON

音量や基準となる周波数、起動時に読み込むシーンの設定をし

ます。

パラメーター設定値説明

Proj Level 0 ～ 127

プロジェクト全体の音量を設定し

ます。

MstrTune

415.3Hz ～

466.2Hz

プロジェクトの基準ピッチ（マスター・

チューン）を設定します。

First Scene 1～8

プロジェクト・ロード時に読み出すシー

ン番号を指定します。

PC:IN

USB 接続したパソコンから PC IN ポートへ入力した音の設定を

します。

パラメーター設定値説明

PC Level 0 ～ 255

USB の PC IN ポートからの入力レベ

ルを設定します。

PC Pan L128 ～ 127R

USB の PC IN ポートの PAN を設定

します。

COLOR

各 PAD MODE の色を設定します。

&

PAD MODE については「パッドの操作（PADMODE）」

（P.17）をご覧ください。

パラメーター設定値説明

Note

*1

PAD MODE NOTE の演奏に使う

パッドの色を設定します。

Octave

PAD MODE NOTE のオクターブの

色を設定します。

Play

PAD MODE CLIP でクリップ再生中

を表す色を設定します。

Stay

PAD MODE CLIP でクリップ停止中

を表す色を設定します。

Stop

PAD MODE MUTE でトラックを

START/STOP するパッドの色を設定

します。

*1::ORANGE、YELLOW、GREEN、BLUE、PURPLE、PINK、WHITE、

SKYBLUE、P.YELLOW、P.BLUE、P.PINK、L.RED、L.ORANGE、

L.YELLOW、L.GREEN、P.GREEN、L.SKYBLUE、L.BLUE、L.PURPLE

プロジェクトに読み込んだサンプルを削

除する

（SAMPLE DELETE）

プロジェクトに読み込んだユーザー・サンプルを削除します。

1

［PROJECT］ボタンを押します。

2

［VALUE］ダイヤルで「SAMPLEDELETE」を選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルでサンプル・ファイルを選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

※: :マークが画面に表示されているサンプルは、クリップやトラックで使用され

ています。

4

［VALUE］ダイヤルで「OK」を選び、［VALUE］ダイヤ

ルを押します。

サンプル・ファイルが削除されます。

プロジェクトを保存する

SD カードにプロジェクトを保存します。

1

［PROJECT］ボタンを押します。

2

［VALUE］ダイヤルで「WRITE」を選び、［VALUE］ダ

イヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルでプロジェクト名を変更します。

文字の下にカーソルが点滅します。

カーソルの位置の文字が変更されます。

操作説明

MEASURE［<］［>］編集する文字を選びます。

［VALUE］ダイヤルを

回す

文字を変更します。

［SHIFT］+ MEASURE

［>］

スペースを挿入します。

［SHIFT］+ MEASURE

［<］

文字を削除します。

4

［VALUE］ダイヤルを押します。

確認画面が表示されます。

［VALUE］ダイヤルで「OK」を選び、［VALUE］ダイヤルを

押します。

キャンセルする場合は、［VALUE］ダイヤルで「Cancel」を選

び、［VALUE］ダイヤルを押します。

※:同じ名前のプロジェクトがあった場合、上書きします。

※:鍵マークの付いたプロジェクトは、ロックされているので上書きできません。

※:同じ名前のプロジェクトがない場合、新たにプロジェクトを保存します。

16

トラックの操作

トラックを作成する

MC-101 には 4 種類のトラック・タイプ（TONE、DRUM、DRUM

+ COMP、LOOPER）があります。

トラックを作成するときに、トラック・タイプを指定することができま

す。トラック・タイプによって同時に使える数に上限があります。

1

TRACKSEL［1］～［4］ボタンを押して、空のトラックを

選びます。

CREATE TRACK メニューが表示されます。

2

［VALUE］ダイヤルでタイプを選び、［VALUE］ダイヤル

を押します。

トラックが作成されます。

トラック・タイプ説明

TONE

シンセサイザー音源です。

音階を扱うサンプラーとしても使えます。

DRUM

ドラム音源です。

サンプラーとしても使えます。

DRUM + COMP

コンプレッサー付きのドラム音源です（上限 1トラッ

ク）。

LOOPER

タイム・ストレッチに対応したサンプリング・ルーパー

です。

SD カードからのサンプルの取り込みと、外部入力や

各トラックからの録音に対応しています。

トラックを異なるタイプに変更する

トラックのタイプを変更するには、一度トラックを削除し、新たにトラッ

クを作成します。

1

［SHIFT］ボタンと［PROJECT］ボタンを押しながら、変

更したいトラックの TRACKSEL［1］～［4］ボタンを押し

ます。

確認画面が表示されます。

2

［VALUE］ダイヤルで「OK」を選び、［VALUE］ダイヤ

ルを押します。

トラックが削除され、TRACK CREATE メニューが表示されます。

3

［VALUE］ダイヤルで変更したいタイプを選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

トラックが作成されます。

トラックの設定をする

1

［SHIFT］ボタンを押しながら、設定したいトラックの

TRACKSEL［1］～［4］ボタンを押します。

設定画面が表示されます。

2

［VALUE］ダイヤルでパラメーターを選び、［VALUE］ダ

イヤルを押します。

3

［VALUE］ダイヤルで設定値を変更し、［VALUE］ダイヤ

ルを押して決定します。

GEN

パラメーター設定値説明

Sound Src

TRACK、

CLIP

使用する音色がトラックかクリップのどちら

の設定を使用するか選びます。

※: TRACK にした場合、同じトラックで使われる

音色は共通になります。

※: CLIP に設定した場合、クリップごとに別の音

色を使うことができます。

※: ルーパー・トラックには、この設定はありま

せん。

Color *1

レベル・フェーダーに表示するの色を設定

します。

*1::RED、ORANGE、YELLOW、GREEN、BLUE、PURPLE、PINK、

WHITE、SKYBLUE、P.YELLOW、P.BLUE、P.PINK、L.RED、L.ORANGE、

L.YELLOW、L.GREEN、P.GREEN、L.SKYBLUE、L.BLUE、L.PURPLE

EQ

トラック EQ の設定です。

パラメーター設定値説明

EQ Switch OFF、ON イコライザーをオン／オフします。

Input Gain -24 ～ +24［dB］

EQ への入力の増幅／減衰量を調節し

ます。

Low Gain -24 ～ +24［dB］低域の増幅／減衰量を調節します。

Low Freq 20 ～16000［Hz］低域の基準周波数を設定します。

Mid Gain -24 ～ +24［dB］中域の増幅／減衰量を調節します。

Mid Freq 20 ～16000［Hz］中域の基準周波数を設定します。

Mid Q 0.5 ～ 16.0

中域の帯域幅を設定します。

値を大きくするほど幅が狭くなります。

High Gain -24 ～ +24［dB］高域の増幅／減衰量を調節します。

HighFreq 20～16000［Hz］高域の基準周波数を設定します。

MIDI

シーケンサーの MIDI 情報の各ポートへの出力のオン／オフを切

り替えます。

パラメーター設定値説明

TxMIDI Out OFF、ON

背面の MIDI OUT 端子への出力を設定し

ます。

TxUSB MIDI OFF、ON 背面の USB ポートへの出力を設定します。

17

CLIP モードを使う

PAD MODE の CLIP ボタンを押すと、パッドが CLIP モードに切り

替わります。

クリップを変更する

CLIP モードでは、トラックごとに 16 個あるクリップがパッド［1］～

［16］に割り振られます。

1

PAD［CLIP］ボタンを押します。

パッドが CLIP モードになります。パッドで再生するクリップを選ぶことが

できます。

2

パッドを押して、クリップを選びます。

クリップが変更されます。

SEQ モードを使う

&

詳しくは、「TONE トラック」（P.21）、「DRUM トラック：

TR-REC」（P.23）をご覧ください。

NOTE モードを使う

演奏やフレーズの作成ができます。

フレーズの作成については、「TONEトラック」（P.21）をご覧く

ださい。

1

［NOTE］ボタンを押します。

パッドが NOTE モードに切り替わります。

演奏する

TONEトラック

パッドを鍵盤として演奏できます。

C

OCT- OCT+

REST

TIE

G

F#

D

C#

A

G#

E

D#

B

A#

F C

［OCT-］［OCT+］：オクターブ移動します。

［REST/TIE］：フレーズを作成するときに使用します。

&

詳しくは、「TONEトラック」（P.21）をご覧ください。

DRUMトラック

パッドでドラム・キットを演奏したり、TR-REC でフレーズを作成した

りできます。

1 つのドラム・キットには、パッドごとに 16 個の音色（ドラム・イン

ストルメント）が割り当てられています。

パッドを押すと、編集するパッドが切り替わります。

&

詳しくは、「DRUMトラック：TR-REC」（P.23）をご覧ください。

LOOPERトラック

再生するサンプルの音程を変更できます。

［OCT-］［OCT+］ボタンを使うと、-2 ～ +2 オクターブ移動します。

DRUM PAD MUTE

DRUMトラックはパッドごとにミュートすることができます。

1

PAD［NOTE］ボタンを押します。

NOTE モードになります。

2

ミュートさせたいトラックの TRACKSEL［1］～［4］ボタ

ンを押しながら、ミュートしたいドラム・インストに対応し

たパッドを押します。

ドラム・インストがミュートされます。

メモ

クリップのコピーと組み合わせると、ドラム・キットのバリエーションを作るの

に便利な機能です。

NOTE モードの設定をする

1

［SHIFT］ボタンを押しながら、［NOTE］ボタンを押します。

NOTE MODE SETTING 画面が表示されます。

パッドの演奏に関する設定です。

パラメーター設定値説明

Pad Velo 1 ～ 127

パッドの感度（ベロシティー）を設定します。

固定値に設定することもできます。

Octave -5 ～ +5 パッドの演奏時のオクターブを設定します。

Transpose -6 ～ +6

パッドの演奏時のキー・トランスポーズを

設定します。

パッドの操作

（PAD MODE）

18

パッドの操作（PADMODE）

SCATTER モードを使う

パッドで SCATTER をかけたり、エフェクトの編集をしたりできます。

1

［SCATTER］ボタンを押します。

SCATTER モードに切り替わります。

パッドを使って効果をかける

1

パッドを押します。

パッドを押している間、効果がかかります。

効果はパッドごとに異なります。

2

パッドから手を離すと、元に戻ります。

［SCATTER］ボタンを使って効果をかける

1

SCATTER モードのときに［SCATTER］ボタンを押します。

ステップモードになります。

［SCATTER］ボタンを押している間、ステップに設定された効

果が先頭から順番にかかります（モーメンタリー・モード）。

ボタンを離しても効果を持続させることもできます（オルタネー

ト・モード）。

&

詳しくは、「SCATTER」をご覧ください。

SCATTER を設定する

1

［SHIFT］ボタンを押しながら、［SCATTER］ボタンを押し

ます。

&

詳しくは、「SCATTER」（P.31）をご覧ください。

19

クリップ・ブラウザーでは、SD カードに保存されているプロジェクト

からクリップをインポートすることができます。MC-101 では、2 つ

の方法でクリップをインポートすることができます。

プロジェクト・メニューからインポートす

る

1

［PROJECT］ボタンを押します。

プロジェクト・メニューが表示されます。

2

［VALUE］ダイヤルで「CLIPIMPORT」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

プロジェクト・ブラウザーが表示されます。

3

インポートしたいクリップが入っているプロジェクト・ファイ

ルを選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

4

インポートしたいクリップを選び、［VALUE］ダイヤルを押

します。

5

インポートしたい空のクリップを選び、［VALUE］ダイヤル

を押します。

クリップがインポートされます。

メモ

空ではないクリップを選ぶと「NOT:EMPTY」と表示されます。

クリップ作成時にインポートする

1

シーケンサーを停止し、PAD［CLIP］ボタンを押します。

CLIP モードになります。

2

空のクリップのパッドを押します。

選んだパッドが白色に点滅します。

3

［VALUE］ダイヤルを押します。

4

［VALUE］ダイヤルで「LOADCLIP」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

プロジェクト・ブラウザーが表示されます。

5

インポートしたいクリップが入っているプロジェクト・ファイ

ルを選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

6

インポートしたいクリップを選び、［VALUE］ダイヤルを押

します。

クリップがロードされます。

メモ

5

異なるトラック・タイプのクリップをインポートすることはできません。

5

TONE ／ DRUMトラックにおいて、インポート／ロード元のクリップの音色

を使用したい場合はトラック・モードをクリップに設定してください。

&

: :詳しくは「トラックの設定をする」（P.16）をご覧ください。

クリップをインポートする

（クリップ・ブラウザー）

20

音色を選ぶ

（サウンド・ブラウザー）

サウンド・ブラウザーでは、音色やサンプル・ファイルをプロジェク

トに取り込むことができます。

プリセット音色を取り込む

MC-101本体に内蔵された音色をプロジェクトに取り込むことができ

ます。

1

TRACKSEL［1］～［4］ボタンで、音色を変更したいトラッ

クを選びます。

2

PAD［NOTE］ボタンを押します。

NOTE モードになります。

3

［VALUE］ダイヤルを押します。

ブラウザー・メニューが表示されます。

4

［VALUE］ダイヤルで「PRESET」を選び、［VALUE］ダ

イヤルを押します。

サウンド・ブラウザーが表示されます。

5

カテゴリーを選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

All Number は番号順で表示され、All Alphabet はアルファベッ

ト順で表示されます。

また、TONEトラックでは、Syn.Bass や Syn.Lead といった楽

器ごとのカテゴリーを指定することができます。

6

音色を選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

音色がインポートされ、NOTE モード画面に戻ります。

※:SOUND:SOURCE が CLIP モードの場合、音色を確認するには再生中のクリッ

プである必要があります。

SD カードのプロジェクトから取り込む

SD カードに保存されたプロジェクトから音色（TONE/DRUM/

INST）、サンプル（LOOPER）を取り込むことができます。

1

TRACKSEL［1］～［4］ボタンで、音色を変更したいトラッ

クを選びます。

2

PAD［NOTE］ボタンを押します。

NOTE モードになります。

3

［VALUE］ダイヤルを押します。

ブラウザー・メニューが表示されます。

4

［VALUE］ダイヤルで「PROJECT」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

プロジェクト・ブラウザーが表示されます。

5

プロジェクトを選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

6

取り込みたい音色を持ったトラックまたはクリップを選び、

［VALUE］ダイヤルを押します。

音色がインポートされ、NOTE モード画面に戻ります。

SD カードのサンプルを取り込む

SD カードに保存されたサンプル・ファイルを取り込むことができ

ます。

※:取り込むサンプル・ファイルは SD カードの ROLAND/GROOVEBOX/

SAMPLE フォルダー内に保存してください。

1

TRACKSEL［1］～［4］ボタンで、音色を変更したいトラッ

クを選びます。

2

PAD［NOTE］ボタンを押します。

NOTE モードになります。

3

［VALUE］ダイヤルを押します。

ブラウザー・メニューが表示されます。

DRUM INST にサンプルを取り込みたいときは、［SHIFT］ボタ

ンを押しながら対応するパッドを押します。

4

［VALUE］ダイヤルで「WAVEFILE」を選び、［VALUE］

ダイヤルを押します。

サンプル・ブラウザーが表示されます。

5

サンプル・ファイルを選び、［VALUE］ダイヤルを押します。

サンプルがインポートされます。

［SOUND］ボタンを押すことで、サンプルをプレビューできます。

トラック・タイプによって取り込める内容が変わります

TONE

トラック

DRUM

トラック

（キット）

DRUM

トラック

（インストルメント）

LOOPER

トラック

プリセット音色を取り込む

（PRESET）

( ( (

S D カード内のプロジェクトか

ら音色を取り込む（PROJECT）

( ( (

S D カード内のプロジェク

トからサンプルを取り込む

（PROJECT）

(

SD カード内のサンプル・ファ

イルを取り込む（WAVE FILE）

( ( (

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Roland MC-101 取扱説明書

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