Kaossilator Pro +

Korg Kaossilator Pro +, KAOSSILATOR PRO+ 取扱説明書

  • KORG KAOSSILATOR PRO+ の取扱説明書の内容を理解しました。このデバイスに関するご質問にお答えできます。250種類のプリセットサウンド、4つのループレコーダー、タッチパッドによる直感的な操作、USB MIDI機能、SDカードスロットなど、このデバイスの機能についてご質問ください。
  • 電源を入れるにはどうすればよいですか?
    音量を調整するにはどうすればよいですか?
    プログラムを選択するにはどうすればよいですか?
    ループ録音するにはどうすればよいですか?
    SDカードを使用してフレーズや設定を保存するにはどうすればよいですか?
91
安全上のご注意
ご使用になる前に必ずお読みください
ここに記載した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、
あなたや他の方々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
注意事項は誤った取り扱いで生じる危害や損害の大きさ、または
切迫の程度によって、内容を「警告」「注意」 2 つに分けていま
す。これらはあなたや他の方々の安全や機器の保全に関わる重
要な内容ですので、よく理解した上で必ずお守りください。
火災・感電・人身障害の危険を防止するには
図記号の例
記号は、危険、告を含む)を示しています。記
の中には、的な注意内容描かれています。左の
図は「一般的な注意告、危険を表しています。
記号は、(してはいけないこと)を示しています。
号の中には、具体的な注意内容が描かれることがりま
す。左の図「分解禁止」を表しています。
記号は、強制(必ず行うと)を示しています。記号の
中には、体的な注意内容が描かれることがあります。左
の図は源プラグをコンセントから抜くこを表してい
ます
以下の指示を守ださ
警告
この注意事項を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性があります
AC アダプターのプラグは、必ず AC100V の電源コンセ
ントに差し込む。
AC アダプターのプラグにほこりが付着している場合は
ほこりを拭き取る。
感電やショートの恐れがあります。
本製品はコンセントの近くに設置し、AC アダプターのプ
ラグへ容易に手が届くようにする。
次のような場合には、直ちに電源を切って AC アダプター
のプラグをコンセントから抜く。
○AC アダプターが破損したとき
○異物が内部に入ったとき
○製品に異常や故障が生じたとき
修理が必要なときは、お客様相談窓口へ依頼してください。
本製品を分解したり改造したりしない。
修理、部品の交換などで、取扱説明書に書かれてること以
外は絶対にしない。
AC アダプターのコードを無理に曲げたり発熱する機器
に近づけない。また、AC アダプターのコードの上に重い
ものをのせない。
コードが破損し、感電や火災の原因になります。
大音量や不快な程度の音量で長時間使用しない。
大音量で長時間使用すると、難聴になる可能性がありま
す。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、専門の医師に
相談してください。
・
本製品に異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を入れない。
温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器
の近く、発熱する機器の上など)で使用や保管はしない。
振動の多い場所で使用や保管はしない。
ホコリの多い場所で使用や保管はしない。
風呂場、シャワー室で使用や保管はしない。
雨天時の野外のように、湿気の多い場所や水滴のかかる場
所で、使用や保管はしない。
本製品の上に、花瓶のような液体が入ったものを置かない。
本製品に液体をこぼさない。
濡れた手で本製品を使用しない。
注意
この注意事項を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物理的損害
が発生する可能性があります
正常な通気が妨げられない所に設置して使用する。
ラジオ、テレビ、電子機器などから十分に離して使用する。
ラジオやテレビ等に接近して使用すると、本製品が雑音
を受けて誤動作する場合があります。また、ラジオ、テ
レビ等に雑音が入ることがあります。
外装のお手入れは、乾いた柔らかい布を使って軽く拭く。
AC アダプターをコンセントから抜き差しするときは
ずプラグを持つ。
長時間使用しないときは、AC アダプターをコンセントか
ら抜く。
付属の AC アダプターは、他の電気機器で使用しない。
付属の AC アダプターは本製品専用です。他の機器では
使用できません。
他の電気機器の電源コードと一緒にタコ足配線をしない。
本製品の定格消費電力に合ったコンセントに接続してく
ださい。
スイッチやツマミなどに必要以上の力を加えない。
故障の原因になります。
外装のお手入れに、ベンジンやシンナー系の液体、コンパ
ウンド質、強燃性のポリッシャーは使用しない。
不安定な場所に置かない。
本製品が落下してお客様がけがをしたり、本製品が破損
する恐れがあります。
本製品の上に乗ったり、重いものをのせたりしない。
本製品が落下または損傷してお客様がけがをしたり、本
製品が破損する恐れがあります。
データについて
操作ミス等により万一異常な動作をしたときに、メモリー内容
が消えてしまうことがあります。大切なデータは、あらかじめ
他のメディア等へセーブしておいてください。データの消失
による損害については、当社は一切の責任を負いかねますので
ご了承ください。
著作権について
著作権者から許諾を得ていない著作物を、個人、家庭内、または
その他のこれに準ずる限られた範囲以外で使用した場合、著作
権侵害となり、損害賠償を含む補償を負う場合があります。そ
のような著作物を録音したものはもちろん、著作物に手を加え
て作られたものにも、著作権者の権利が含まれていますので、
これら成果物の転載、配信などは、著作権侵害となります。著
作権侵害によって発生した損害賠償などは、当社は一切の責任
を負いかねます。使用者自身の権利について不明確なときは、
法律の専門家に相談してください。
*すべての製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
92
目次
はじ..................................... 93
おもな特長............................................93
演奏の準備................................. 94
接続.......................................................94
操作方法.....................................95
源をれる.........................................95
量を調する.....................................95
ラム ..................................95
・パ ......................95
力するする.......................96
ト・ペジエーターを使う...........96
ル( ....................97
)を .........................97
・レ ......................97
BPM する..................................97
PROGRAMMEMORY ボタン
する................................................98
コーングを行う...............99
ァン ................... 102
ァン ..................102
各フンクションについて...................102
SD ード 使...................... 104
SD ード / 交換.....................105
SD カードの全容量を確認す...........105
SD カードのり容量を確認す.......105
ット .............................105
SD ード .........................106
SD ードード...................106
ュー SD ード
............................................................107
MIDI の機能............................. 108
MIDI 機器の接続................................108
MIDI の設........................................108
MIDI コンーラーとして使. . 110
仕様.......................................... 112
各部の名称.......................................... 115
PROGRAMLIST............................. 119
SCALELIST......................................126
93
はじめに
このたびはコルグダイナミックフレーズ・シン
/ プ・ KAOSSILATOR
PRO+ をお買い上げいただきまして、まことにあり
がとうございます。
本機を末永くご愛用いただくためにも、この取扱説明
書をよくお読みになって正しい方法でご使用くださ
い。
おもな特長
250 個のプログラム(音色)を内蔵
KAOSSILATORPRO ム・
などの新規プログラムを加えLEADDRUM
PATTERN、VOCODER ど、8つカテゴリーに
250 プログラムを内蔵しています。タッチパッド
を横方向になぞると音の高低、縦方向でカットオフ /
フィードバック / モジュレーションデプスなどの
音色を彩る要素をコントロールします。
タッチ・パッドへアサインするスケール(音階)
が決められる SCALE 機能
35 種類のスケール(音階)から好きなスケールを選択
タッチパッドへ割り当てることができ、曲調に
合わせた演奏が実現できます。またノート・レンジ
機能で、タッチ・パッドの横方向の音程の範囲を指定
できます。
スライダーでフレーズをコントロールできる
新しい GATE ARP 機能
KAOSSILATORPRO+ ライブ・フォーマンス
や曲作りに即座に使用できるゲートアルペジエー
ターを搭載しています。GATEARP ボタンを押し、
タッチ・パッドに触れるだけで自動演奏がスタート。
スライダーでゲート・タイムまたはゲート・スピード
をコントロールすることが可能で、より自由度の高い
フレーズ作りができます。
本体サウンドも外部からの入力も録音できる
4つのループ・レコーダー
KAOSSILATORPRO+ のほか、
イン入力、マイク入力からも録音が可能なループ
コーダーを搭載しています4 つのループレコー
ディングバンクは同時使用が可能でBPM と同
期したループ再生にも対応しています。各バンクの
ミュートもでき、DJ パフォーマンスも可能です。
テンポシンク、データトランスファーのた
めの USB MIDI 装備
MIDIIN/OUT に加 USB 子を備し、
ピューターでのループレコーディングデータの
バックアップや管理、アプリケーション・ソフトウェ
アや外部 MIDI 機器のコントロールが可能です。
SD カードでフレーズやセッティングのバッ
クアップが可能
SD カードスロットを装備し、ループレコーディ
ングしたフレーズやプログラムメモリー等ユーザー
設定の保存が可能です。
専用ソフトウェアがダウンロード可能
コンピューター上で膨大なループレコーディング
のフレーズデータも一括管理できるライブラリア
ン機能と、KAOSSILATOR PRO+ をユーザーの好
みに沿った強力な MIDI コントローラーへと変貌さ
せる MIDI アサインエディター機能をもつ専用ソ
フトウェア・KAOSSILATORPRO+ エディターを
用意しました。コルグ・ホームページ(http://www.
korg.co.jp/)より無償ダウンロードできます。
94
演奏の準備
接続
MIXER, DJ MIXER
AC
CD PLAYER
AC ADAPTER
マイクやオーディオ機器などを入力端子に接
続する
マイクを使用して音声を入力する場合は、MIC 端子
へマイクを接続します。
サンプラーなどのオーディオ機器から音声を入力す
る場合は、LINEIN 端子と外部機器の出力端子を接
続します。
続はず電を切った状態で行
スピーカー・システムなど
損したり、 を起したりする原因となり
で、 くださ
マイクを使用しな、MICT R I M ノブを絞
てく
モニター・アンプやミキサーなどの機器を出力
端子に接続する
本機の LINEOUT 端子をミキサーやパワード・モニ
ター(アンプ内蔵スピーカー)と接続します。
ヘッドホンを使う場合は、PHONES 端子にヘッド
ホンのプラグを差し込んでください。
TIP
ヘッドホンを接続していても本機の音は LINE
OUT 端子から出力されます。
95
操作方法
電源を入れる
1.
接続例を参考にして使用する機材を接続し
AC アダプターをコンセントに差し込みます。
A C 使 てく
2.
電源スイッチを押します。ディスプレイの表示
が点灯します。
電源を切るときは、ディスプレイの表示が消灯するま
で、電源スイッチを押し続けます。
源をる前の状持されません
オート・パワー・オフ
KAOSSILATORPRO+ ト・ー・
機能がついています。オート・パワーオフ機能は、
操作をしない状態が約 4 時間続くと、自動的に電源が
切れる機能です。
TIP
入力音がある場合にはオート・パワー・オフ機能
は作動しません。
オート・パワー・オフ機能を無効にする
オートパワー・オフ機能は、無効にすることができ
ます。
1.
SHIFT ボタンを押しながら電源を入れます。
電源を入れると、ディスプレイに現在の設定が表示さ
れます。
2.
PROGRAM/BPM を回て、プレ
“diS”を表示します。
3.
WRITE ボタンを押して設定を保存します。保
存すると、自動的に再起動します。
TIP
オート・パワー・オフ機能を有効にする場合には、
無効にする場合と同様に SHIFT ボタンを押しながら
電源を入れ、PROGRAM/BPM ノブを回して、ディ
スプレイに“EnA”を表示させてから、WRITE ボタン
を押します。
TIP
WRITE ボタンを押さないで電源を切った場合
は、変更した設定は有効になりません。
TIP
工場出荷時は“EnA”に設定されています。
音量を調節する
1.
プログラムの音量は、PROGRAMVOLUME
ブで調節します。
2.
ヘッドホンを使用するときはPHONES
VOLUME ノブで音量を調節します。
TIP
PHONESVOLUME 調ても、LINE
OUT 端子の音量は変わりません。
プログラムを選ぶ
1.
ディスプレイに、現在選ばれているプログラムの
番号が表示されます。
TIP
ディスプレイがBPM表示の場合には
PROGRAM/BPM ノブを押すと、すぐにプログラム
表示に切り替えることができます。
2.
PROGRAM/BPM ノブでプログラムを選びま
す。
最後の番号まで行くと、先頭に戻ります。
TIP
SHIFT PROGRAM/BPM
ノブを回すと、(または前)のカテゴリの先頭のプロ
グラムにジャンプし、素早くカテゴリーごとの選択が
行えます。
TIP
VOCODER カテゴリーのプログラムは、タッチ
パッドを操作しているときだけ入力音に効果がか
かった音が出力されます。入力音が無い場合には、タッ
パッドを操作しても音は出力されません。また
タッチパッドを操作している間は、入力音をダイレ
クト(効果の無い音で)に出力することもできません。
TIP
タッチパッドから手を離しても、発音を続ける
プログラムもあります。
タッチ・パッドを操作する
タッチパッドを指でこすったり、タッピング(軽く
叩く)したりして、音色を操作します。
TIP
付属の保護シートをタッチ・パッドに貼ってご使
用ください。
96
タッチ・パッドの取り扱いについて
ッチ・パッは強く押したりものを乗せたり
対にないい。乱暴に扱チ・
にヒビが入っれたりすることがありま
、表 、押
とキがつきますので必ず先で作しください。
手入れは必ずいた柔ら布で軽く拭
い。シンナーどの有機溶剤は変形の恐れが
で、使 しなでくださ
タッチ・パッド・コレクション
タッチパッドコレクションは、タッチパッドの
音階の境目となる位置にタッチしたときに、音高が定
まるように、補正をかける機能です。タッチパッド
コレクションはファンクション設定でオン / オフの
設定を行います。(→ p.103)
ホールド
SHIFT ボタンを押したままタッチ・パッドから指を離
すと、直前にタッチしていた状態がホールド(保持)
れ、その位置のパッド LED SHIFT ボタンが点灯し
たまま発音し続けます。
ホールドを解除するときは、SHIFT ボタンを押すと、
発音が止まります。
TIP
パッド LED は、タッチ・パッドの押し方や位置に
よって、点灯する箇所がずれることがあります。
TIP
プログラムによってはホールドした状態でも、
発音が止まることがあります。
入力する音声を選択する
マイクやオーディオ機器などを接続した端子を
INPUTSELECT スイッチで選びます。
MIC:マイク入力端子に接続したマイクの音声が入
力されます。
LINE:LINEIN 端子に接続した機材の音声が入力さ
れます。
TIP
入力した音声は、一部のプログラムを選択した場
合を除き、ダイレクトに出力されます。
TIP
入力した音声を消音したい場合は、音声を出力す
る機材を操作するか、INPUTVOLUME ブを絞り
きってください。
入力する音声の音量を調節する
入力レベルを調節するには、INPUTVOLUME ノブ
で入力レベルを調節します。
接続した機材から音声を入力し、PEAK インジケー
ターが赤く点灯しないように調整してください。
MIC 端子を使用するときは、マイクの感度に合わせ
音声がひずまないように MICTRIM ノブを調整
します。
ゲートアルペジエーターを
使う
ゲートアルペジエーターとはタッチパッドの
タッピング操作を自動的に行う機能です。設定した
GATETIME、GATESPEED で発音します。
ゲート・アルペジエーターを使う
GATEARP GATEARP
点滅し、ゲート・アルペジエーターがオンになります。
タッチ・パッドを触ると、自動的にタッピングされた
発音になります。
度、GATEARP GATE ARP
タンが消灯し、ゲート・アルペジエーターがオフにな
ります。
ゲート・アルペジエーターのパラメーターを設
定する
ゲート・アルペジエーターのパラメーターは、発音の
長さを設定する GATETIME と発音の速さを設定す
GATESPEED 2 つがあります。いずれかのパ
ラメーターをGATEARPTIME/SPEEDスライダー
に割り当てて操作することができます。
スライダーに割り当てるパラメーターは、リア・パネ
ルの GATEARP スイッチで設定します。
97
GATETIME:発音の長さをパーセントで設定しま
す。GATETIME (100%)に設定すると
レガートになります。 (0%)に設定すると、
発音停止状態となり、タッチ・パッドを操作しても発
音しません。
TIP
レガートまたは発音停止状態でGATEARP
スイッチを SPEED に切り替えると、レガートや発音
停止状態が解除されます。
TIP
設定後、一定時間が過ぎるとプログラム表示に戻
ります。また、SHIFT ボタンを押すとすぐにプロ
グラム表示に戻ることができます。
GATESPEED:発音する間隔の速さを設定します。
1 に設定したときは 4 分音符、0.5 に設定したときは
8 分音符で発音します。
TIP
設定後、一定時間が過ぎるとプログラム表示に戻
ります。また、SHIFT ボタンを押すとすぐにプロ
グラム表示に戻ることができます。
スケール(音階)を設定する
タッチパッドに割り当てるスケール(音階)を設定
します。
1.
SCALE ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM を回し、設定スケ
ルを選択します。(→ 126:SCALELIST)
TIP
設定後、一定時間が過ぎるとプログラム表示に戻
ります。また、SHIFT ボタンを押すとすぐにプロ
グラム表示に戻ることができます。
キー(主音)を設定する
スケールの基準となる音を設定します。
1.
KEY ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM を回し、設定キー
選択します。
C4=[ ]、C#4=[ ]、
C3=[ ]、C5=[ ]
TIP
設定後、一定時間が過ぎるとプログラム表示に戻
ります。また、SHIFT ボタンを押すとすぐにプロ
グラム表示に戻ることができます。
ノート・レンジを設定する
タッチパッドに割り当てる音程の範囲を設定しま
す。
1.
SHIFT ボタンを押しながら、SCALE ボタンを
押します。
+
2.
設定する音程範囲を選択します。
Prog:プログラムごとに設定された最適な音程範囲
になります。
1 4oct:1 4 オクターブになります。
FuLL:最大の音程範囲になります。
TIP
キー、ノート・レンジの設定によって、発音しない
場合やノイズが出る場合があります。
TIP
FuLL の音程範囲はプログラムによって異なりま
す。
TIP
設定後、一定時間が過ぎるとプログラム表示に戻
ります。また、SHIFT ボタンを押すとすぐにプロ
グラム表示に戻ることができます。
BPM を設定する
BPM とは?
BPM(BeatsPerMinute)は曲のテンポの速さを 1
分間の拍数(4 分音符の個数)で表しています。BPM
の数字が大きいほど速いテンポの曲になります。
BPM を表示する
プログラム表示のときに PROGRAM/BPM ノブを
押すと、BPM 表示に切り替わります。
TIP
MIDI タイミングクロックの設定が、外部 MIDI
機器との同期に設定されているときは表示が“Ext”
になり、BPM 値を設定することができません。
TIP
一定時間が過ぎるとプログラム表示に戻ります。
TIP
電源を入れたときはBPM 値が 120 に設定さ
れます。
98
BPM マニュアル設定
1.
ディスプレイがプログラム表示の場合には
PROGRAM/BPM ブを押して、BPM 示に切
替えます。
2.
PROGRAM/BPM ノブを回すと、BPM値を 0.1
ずつ増減します。また、SHIFT ボタンを押しながら
PROGRAM/BPM ノブを回すと、1 ずつ(整数)の増
減ができます。
タップ・テンポ機能
BPM 値のわからない曲などで、曲のビートに合わせ
てボタンを押し、BPM 値を設定することができます。
1.
曲のビートに合わせて、TAPTEMPO ボタンを
2 回以上押します。ボタンを押したビートを検出し、
その BPM 値が設定され、ディスプレイに表示されま
す。
TIP
外部 MIDI 機器から MIDI タイミング・クロック
を受信して動作している場合、タップ・テンポは使用
できません。
MIDI シンク機能
外部 MIDI 機器からの MIDIタイミング・クロックに
合わせて BPM を設定することができます。シーケ
ンサーなど MIDIタイミング・クロックを送信する外
MIDI 機器と本機を接続してください。
TIP
この機能はシーケンス・データと本機のリズムパ
ターンプログラムなどと同期させる機能ではあり
ません。シーケンスデータに同期させるには、シー
ケンス・データの小節の頭ごとにタッチ・パッド・
ン・メッセージを書き込んでおくか、本機のフレーズ
の頭に合わせてタッチパッドに触れてパターンを
開始するように演奏してください。
TIP
MIDIタイミング・クロック、タッチ・パッド・
メッセージを受信するには、MIDI メッセージ・
フィルターの設定(→ p.109)の各メッセージを受信可能
な状態にしてください。
PROGRAM MEMORY
タンへ設定を記憶する
PROGRAMMEMORY1 8 ボタンに、現在設定し
ているプログラムの状態を記憶します。
そのボタンを押せば、記憶しておいたプログラムとそ
の設定を瞬時に呼び出すことができます。
記憶される内容
プログラム
スケール
・
ノート レンジ
保存
1.
プログラムを記憶したい状態の設定にします。
2.
WRITE ボタンを押します。
PROGRAMMEMORY WRITE
点滅します。
3.
する号の PROGRAM MEMORY
を押すと、書き込みが行われます。終了するとプログ
ラム表示に戻ります。
ったり った
りし
す。
呼び出し
1.
PROGRAMMEMORY1 8 と、
そのボタンに記憶されている各設定が呼び出されま
す。
TIP
PROGRAMMEMORY ンを
呼び出す内容を変更することができます。(→ p.103)
99
ループ・レコーディングを行う
プログラム音や入力音を重ね録りし、フレーズを作る
ことができます。フレーズは 4つのバンクにそれぞ
れ最大 4 小節まで録音することが可能です。
TIP
電源を切ると録音したフレーズは消えてし
まいます。フレーズを保存する場合は電源を
切る前に SDカードへ保存(→p.106を行うか
KAOSSILATORPRO+ 使用して、
レーズの保存を行ってください。
TIP
録音を行った直後の数秒間は、全バンクを停止さ
せた状態から再び再生を開始することができません。
LOOPRECORDERBANK タンの点滅が終わ
のを待ってから再生を開始してください。
レコーディングする
プログラム音と入力音をミックスしてレコー
ディングする
1.
REC ボタンを押します。ボタンを押すと LOOP
RECORDERBANK ボタンと REC ボタンが点滅し、
録音スタンバイ状態になります。
2.
音す LOOPRECORDERBANK タン
押すと LOOPRECORDERBANK ボタンが赤点灯
し、録音が開始されます。
3.
録音を終了するタイミングでLOOP
RECORDERBANK ボタンを押すと、録音が停止し、
生に切りわり、LOOPRECORDERBANK
タンが緑点灯になります。
4.
再度録音を開始する場合もう一度LOOP
RECORDERBANK タンを押すと、音を開始し
ます。
5.
REC ボタンを押すと、録音スタンバイ状態が解
除され、REC ボタンが消灯します。
TIP
録音中に REC ボタンを押すと REC ボタンが
消灯し録音が停止します。録音中だった LOOP
RECORDERBANK ボタンは再生に切り替わります。
6.
生中 LOOPRECORDERBANK タン
押すと、再生が停止し、LOOP RECORDERBANK
ボタンがオレンジ点灯になります。
プログラム音をレコーディングする
本機に搭載されたプログラムの音色を使って、リズム
やベースなどのフレーズを作り込んで録音すること
ができます。ライブ演奏のための準備や演奏練習の
ためにガイドを作成し活用することができます。
1.
音す LOOPRECORDERBANK タン
押しながら、タッチ・パッドで演奏を行います。
2.
録音を終了するタイミングでLOOP
RECORDERBANK す。
タンから指を離すと、再生に切り替わります。
3.
録音したフレーズへ更に重ねて録音する場合は、
始するタイミングで LOOPRECORDERBANK ボタ
ンを押しながら、タッチ・パッドで演奏を行います。
入力音をレコーディングする
1.
音す LOOPRECORDERBANK タン
押しながら、REC ボタンを押します。REC ボタン
を押している間、入力音を録音することができます。
2.
録音を終了するタイミングで REC ボタンから指
を離します。ボタンから指を離すと、再生に切り替わ
ります。
3.
録音したフレーズへ更に重ねて録音する場合は、
開始するタイミングで LOOPRECORDERBANK
ボタンを押しながら、REC ボタンを押します。
TIP
LOOPRECORDER BANK を押
REC ボタンを連打すると、入力音をスライスしな
がら録音することが可能です。
レコーディングするフレーズの長さを指定する
1.
SHIFT ボタンを押しながらいずれかの LOOP
RECORDERBANK ボタンを押します。
2.
フレーズの長さを変更する LOOPRECORDER
BANKボタンを押します。選択したLOOP
RECORDERBANK ボタンが赤く点滅します。
TIP
もう一度 LOOPRECORDERBANK タンを
押すと選択が解除されます。
3.
PROGRAM/BPM を回て、ズの
さを指定します。フレーズの長さは 4 分音符の数で
指定します。
4.
SHIFT ボタンを押すとプログラム表示に戻ります。
フレーズの長さ ディスプレイ
4小節
2小節
1小
2分音符
4分音符
8分音符
16分音符
32分音符
64分音符
100
TIP
フレーズの最大の長さは設定した BPMによっ
す。BPM 108.5 16、
BPM 108.5 満のとき 8、BPM 54.3
のときは 4、BPM 27.2 未満のときは 2 がそれぞ
れ最大の長さとなります。
TIP
設定したフレーズの長さは電源を切ると初期値
に戻ります。
TIP
SHIFT LOOP
RECORDERBANK 合、LOOP
RECORDERBANK タンがオレンジ、または緑で
点滅しているときは、録音終了後の処理が終わってい
ないため、フレーズの長さを変更できません。LOOP
RECORDERBANK ボタンの点滅が点灯に変わる
まで待ってから、フレーズの長さの変更を行ってくだ
さい。
レコーディングしたフレーズを再
生する
LOOP RECORDERBANK
押すと再生が開始されます。停止するときは再度
LOOPRECORDERBANK タンを押してくだ
い。
TIP
すべての BANK が停止しているときに再生を開
始するとフレーズの先頭から再生されます。ひと
つでも再生している BANK がある場合は再生中の
BANK に合わせた位置から、すべての BANK が常に
同期して再生を行います。
フレーズの再生音量の調節
1.
SHIFT ボタンを押しながらいずれかの
LOOP
RECORDERBANK
ボタンを押します。
チ・ LOOPRECORDER
BANKのバーグラフが表示されます。
2.
タッチパッドに触れるとそれぞれの LOOP
RECORDERBANK 生音設定るこ
できます。
3.
SHIFT ボタンを押すとプログラム表示に戻りま
す。
フレーズの長さを変更する
録音したフレーズの長さを短くしてループ再生した
り、短いフレーズを長くしたりすることができます。
「レコーディングするフレーズの長さを指定す
る」(→ p.99の項目を参照して、録音済みの LOOP
RECORDERBANK のフレーズの長さを変更しま
す。
再生する長さを短く設定した場合は、設定した長さの
フレーズをループ再生します。
長く設定した場合は、元のフレーズを設定した長さだ
け繰り返して再生します。例えば、“L4”(1 小節)
設定し、リズムのフレーズを録音します。そのフレー
ズの長さを“L16”(4 小節)に設定してから、メロディ
フレーズを録音するときなどに使用します。
TIP
再生する長さを短くした場合、再度元の長さに戻
すこともできます。ただし短く設定した状態でその
フレーズにレコーディングや消去を行うと、短く設定し
た長さのフレーズとして録音されるため、元のフレーズ
のデータは失われ、元の長さに戻すことはできません。
ループ・レコーディング時の BPM 設定について
ループ・レコーディング機能において、BPM 値の設
定は次の項目に反映されます。
フレーズの再生スピード
フレーズの録音時間
BPM 値の変更は、フレーズの録音中でも再生スピー
ドに影響します。
また、フレーズの録音時間が BPM 値に従って変わる
ため、録音したフレーズが途中で切れたり無音が挿
入されます。同様に、下記の場合も BPM 値の変更の
影響がフレーズの録音に反映されてしまいます。
BPM 値を変更した後、フレーズの先頭に戻る前に
録音した場合
録音後、フレーズの先頭に戻る前に BPM 値を変更
した場合
これらの BPM 値変更による意図しない再生スピー
ド、フレーズの録音時間の変化を録音内容に反映した
くない場合は、BPM 値変更後、次にフレーズの先頭
に戻るのを待ってから、録音を開始してください。ま
た、録音後、フレーズの先頭に戻るまでの間、BPM
の変更を行わないでください。
101
フレーズを消去する
フレーズを再生しながら、他のフレーズの消去を行う
ことができます。
フレーズの消去
選択したフレーズの録音内容を消去します。
他のフレーズを再生しながら、消去することも可能で
す。
1.
ERASELOOP ボタンを押す ERASELOOP
ボタンが点滅します。
2.
LOOPRECORDERBANK
押すと、フレーズの消去が開始します。
フレーズの消去が完了すると、LOOPRECORDER
BANK ボタンが緑に点灯します。
TIP
複数 LOOPRECORDERBANK 消去を同
時に行うことも可能です。
TIP
消去には、現在設定されているフレーズの長さ分
の時間がかかります。
3.
フレーズの消去を終了するときはERASE
LOOP ボタンを押して、ボタンを消灯します。
TIP
手順 1 2 を行った後フレーズの消去中に
ERASELOOP ボタンを押しても通常の操作が行
えます。消去中 LOOPRECORDERBANK ボタ
ンは、赤で点滅しています。
フレーズの部分消去
録音したフレーズを部分的に消去することができま
す。
フレーズを再生中に、去する LOOP RECORDER
BANK ボタンを押しながら、ERASELOOP ボタン
を押します。
ERASELOOP ボタンを押している間のフレーズが
部分消去されます。
TIP
フレーズの始まりから消去を行いたいときは
すべてのフレーズを停止してから消去する LOOP
RECORDERBANK タンを押しながら、ERASE
LOOP ボタンを押してください。
TIP
消去中にタッチパッドで演奏すると、フレーズ
の部分差し替えを行うことができます。
フレーズの初期化
録音したフレーズを消去し選んだLOOP
RECORDERBANK の初期化を行うことができま
す。
1.
SHIFT ボタンを押しながら、ERASELOOP
タンを押します。
+
2.
期化する LOOPRECORDERBANK タン
を押します。
3.
WRITE と、 LOOP
RECORDERBANK す。
終わったらプログラム表示に戻ります。
TIP
フレーズの初期化中は入力音以外発音しませ
ん。
102
ファンクション設定
SD カードのフォーマットやループレコーダーの
データ保存、読み込みの操作など各種設定を行うこ
とができます。
TIP
ファンクション設定中はプログラム音の発音
はしません。
ファンクション設定の操作
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY1 8 のボタンを押して、実行するファン
クションを選びます。
2.
PROGRAM/BPM ブでサブ・パラメーター
選択します。
3.
PROGRAM/BPM ノブを押して、サブパラメー
ターを決定します。
4.
PROGRAM/BPM ノブで値を選択します。サブ
パラメーターの選択に戻るときは、TAPTEMPO
タンを押してください。
5.
値の変更を決定するときは、WRITE ボタンを押
すと、値を決定しファンクション設定が終了しプロ
グラム表示に戻ります。
値の変更をキャンセルするときは、SHIFT ボタンを
押すと、ファンクション設定を終了しプログラム表示
に戻ります。
TIP
TAPTEMPO ボタンが点灯しているときは
TAPTEMPO ボタンを押すと、前のページに戻るこ
とができます。
各ファンクションについて
[1] CARD
SD カードの情報を表示したり、SD カードのフォー
マットを行います。(→ p.104)
[2] LOAD
SD カードからデータを読み込みます。(→ p.106)
[3] SAVE
SD カードにデータを保存します。(→ p.106)
[4] MIDI
MIDI 関連の設定をします。(→ p.108)
[5] PAD LED
パッドLED の設定をします。
Prog: プログラム・チェンジ時にタッチパッド
のパッド LED にプログラム名を表示する機能をオン
/ オフにします。
ILLu: タッチ・パッドから指を離して一定時間経
過するとパッド LED に表示されるイルミネーション
表示の設定をします。
oFF イルミネーション表示をオフにします。
ChAr 字列をスクロール表示します。この文字列
は、KAOSSILATORPRO+ エディターを使用
すると変更することができます。
tYP.1 8 さまざまな模様のパターンでイルミネーショ
ン表示を行います
tYP.C TYP.1 から TYP.8 のイルミネーションが自動
的に切り替わります。
TIP
タッチ パッドをホールドしているときやファ
ンクション設定時には、イルミネーションは機能しま
せん。
TIP
KAOSSILATORPRO+ エディターはコルグ・
ホームページよりダウンロードしてください。
Scrl: 文字スクロールの速度を設定します。速度は
Slow、Mid、Fast から選択します。
TIP
イルミネーション表示の速度は変更すること
はできません。
103
[6] UTILITY
タッチパッドコレクションやプログラムメモリー
のロード内容、ループ・レコーダーの BPMSYNC
設定します。
PrLd: プログラム・メモリーから呼び出す内容を選
択します。
“PrNo.” プログラムのみをロードします。
“ALL.P” 記録されている設定(プログラムスケール
キー、ノート レンジ)をすべてロードします。
CrCt: タッチパッド・コレクションのオン / オフ
を切り替えます。
SYNC: ループ レコーダーの動作を BPM に同期
させるかどうかを設定します。
オンに設定したときは、BPM に同期しますが、フレー
ズの頭で音が途切れることがあります。
オフに設定したときは、BPM に同期しませんが、
が途切れることはありません。ただし、フレーズの長
さの変更を行ったり、BPM を変更したりすると、
動的に SYNC がオンの動作になります。
TIP
BPMSYNC がオフで動作しているときは
TAPTEMPO ボタンが緑で点滅します。オンで動作
しているときは、TAPTEMPO ボタンが白で点滅し
ます。
SYNC をオフのするめには源を
、す 、フ
ーズ さをてかを行くださ。また
自動的に SYNC ンになた場合も、SYNC の設
、再 、電 、オ
をします。
[7] USB
コンピューターと接続し挿入している SD カード
の内容を USB 経由で読み書きすることができます
(→107:コンピューターからSD カードを操作する)
[8] EXT.CTRL
MIDI コントローラーとして使用します。
KAOSSILATORPRO+ 定した、
コントローラーに割り当てた MIDI メッセージを送
信します。(→p.110:MIDIコントローラーとして使用
する)
TIP
KAOSSILATORPRO+ エディターはコルグ・
ホームページよりダウンロードしてください。
104
SD カードを使う
SD カードを使って、内部のデータをセーブ(保存)
たり、ロード(読み出し)したりすることができます。
またパソコンで作成したオーディオファイル
(WAVE 形式または AIFF 形式)を、本機にロードす
ることもできます。
ット
S D ード ださ S D ード
使用不になるおそれがあます
TIP
SD カードは付属していません。別途お買い求
めください。
TIP
本機では、容量が最大 2G バイトまでの SD カー
ドおよび 32G バイトまでの SDHC カードが使用で
きます。
TIP
本機で扱えるファイルの数はすべてのファイ
ルの合計が 256 個までになります。256 個を超えた
ファイルを、認識することはできません。
TIP
大容量のカードを使用したときに認識や書き
込み時に時間がかかる場合があります。
SD カードのライト・プロテクトについて
SD カードに保存したデータを誤って消去してしまっ
たり、書き換えてしまうことのないようにするには
ライト・プロテクト・スイッチでプロテクトをかけま
。プロテクトをかけると、SD カードへの書き込
みやデータの削除フォーマットはできなくなりま
す。
再度データ等を SD カードに保存する場合は
イッチを元の位置に戻します。
SD カードの取り扱いについて
SD カードに付属の取扱説明書をよくお読みください。
SD カードの内容について
本機で読み書きすることができる SD カード内の
ファイルは、以下の通りです。
セーブ・ファイル
LOOPRECData 00 99.O1S
GLOBAL 0~9.O1G
PROGRAMMEMORYSet 0~9.O1P
AllData 0~9.O1A
Kaossilator2LOOPData
(KO2 フォルダ内)
KO2D00 99_1.WAV
KO2D00 99_2.WAV
ロード・ファイル
LOOPRECData 00 ~99.O1S
00 ~99.KOS
00 ~99.WAV
00 99.AIF
GLOBAL 0~9.O1G
0~9.KOG
PROGRAMMEMORYSet 0~9.O1P
AllData 0~9.O1A
0 9.KOA
Kaossilator2LOOPData
(KO2 フォルダ内)
KO2D00 99_1.WAV
KO2D00 99_2.WAV
TIP
本機を起動時に“0.O1A”という All データのファ
イルが SD カードに存在する場合は、このファイルを
自動的にロードします。
TIP
読み込み可能なWAVEAIFFファイルは
8/16bit PCM Mono/Stereo す。
8bit のデータは足らない部分を0で埋めて読み
込みます。コンピューター等で作成したファイルを
読み込むときにはファイル名を二桁の整数00
99に変更し、SD カードのルートフォルダに置
いてください。
TIP
WAVE、AIFF ファイルをループレコーダー・
データとして読み込むときに、ループに最適な設定で
読み込まれます。そのためコンピューター等で再生
したときと異なる再生スピードになることがありま
。また、1 バンクに録音できる長さよりデータが
長い場合には、途中で切られます。1 バンクに録音で
きる長さよりデータが短い場合には、不足分は無音時
間として扱われます。
TIP
は、KAOSSILATORPRO
ファイルを使用することができます。ただし、プログ
ラム・メモリー・セットの内容は互換性が無いため読
み込むことができません。
TIP
本機では、kaossilator2 のループレコーダー
データファイルBPM、キースケールノート・
ンジの設定を含む)を読み書きすることができます。
105
SD カードの挿入 / 交換
SD カードの挿入
SD カードの向きに注意してカチッと音がしてロッ
クするまで押し込んでください。
SD カードの取り出し
SD カードを一度押し込むとカチッと音がして、SD
カードが飛び出します。
SD カードの全容量を確認する
現在挿入している SD カードの総容量情報を表示し
ます。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY1(CARD)ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM ノブ“InFo”(SD ードの
容量)を選択します。
3.
PROGRAM/BPM ノブを押すと SD カードの総
容量が表示されます。
SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻ります。
SD カードの残り容量を確認する
現在挿入している SD カードの残容量情報を表示し
ます。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY1(CARD)ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM “FrEE”(SD
の残容量)を選択します。
3.
PROGRAM/BPM ノブを押すと SD カードの残
容量が表示されます。
SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻ります。
フォーマットをする
SD カードをフォーマット(初期化)します。
フォーマットすると SD すべて失
れます
使 S D 、コ
タルカメでフォーマトしいでくださいフォー
トは必ず行っください でフォー
トを行った場合、に使できいことがありま
す。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY1 ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM ノブで“ForM”を選択します。
3.
PROGRAM/BPM (No)
表示されます。
4.
PROGRAM/BPM ノブで (Yes)を選択し
PROGRAM/BPM ノブを押すとフォーマットが実
行されます。終了すると (End)と表示されま
。SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻り
ます。
フォー中は 源をったり SD
ード ださ S D ード 使
なるありす。
SD ド操作で失敗した場合は“Err”ERROR)
と表れます
106
SD カードにセーブする
SD カードへ、ループ・レコーダー・データ、プログラ
メモリー、すべての設定ファイルをセーブします。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY3(SAVE)ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM ノブでセーブするデータの種
類を選びます。
ループ・レコーダー・データ
PROGRAMMEMORY の内容
MIDI、PADLED、UTILITY
定データ・ファイル
“LoP.A” ~“LoP.D”“Prog”
“GLobをまとめたファイル
,
kaossilator2 プ・
ダー・データ・セット
kaossilator2 プ・
ダー・データ・ファイル
3.
PROGRAM/BPM ノブを押すとセーブできる
ファイル番号(0 9ループ・レコーダー・データの
場合は 00 99)が表示されます。
セーブする番号を PROGRAM/BPM ノブで選択し
ます。
新しくファイルを追加します。
同じファイル名(この場 1)に上書きします。
同じ名前の書き込みができないファイルまた
はフォルダがります。
4.
PROGRAM/BPM
PROGRAM/BPM (Yes) し、
PROGRAM/BPM と、
ます。終了すると Endが表示されます
SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻ります。
ーブ S D ード
いでくださいS D カードが使おそれ
ります。
TIP
SD カードをプロテクトしている場合はPrct”
と表示されセーブできません。カードを取り出し
ライト・プロテクトを解除してから、再度やり直して
ください。
SD カードからロードする
SD カードにセーブしたデータをロードします。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY2(LOAD)ボタンを押します。
2.
PROGRAM/BPM ノブでロードするデータの種
類を選びます。
ループ レコーダー・ータ
WAVE、AIFF ファイル
PROGRAMMEMORY の内容
MIDI、PADLED、UTILITY
定データ・ファイル
“LoP.A” ~“LoP.D”“Prog”
“GLobをまとめたファイル
,
kaossilator2 プ・
ダー・データ・セット
kaossilator2 プ・
ダー・データ・ファイル
3.
PROGRAM/BPM ノブを押すとロードできる
ファイル番号(0 9ループ・レコーダー・データの
場合は 00 99)が表示されます。ロードする番号を
PROGRAM/BPM ノブで選択します。
TIP
WAVE ファイル、AIFF ファイルのファイル名
“00.wav”“99.aif”のよう 2 の数字に拡張子
の付いたファイルだけを認識します。同じ 2 桁の数
字の .wav .aifが両方ある場合は WAVE ファイル
が優先されます。
4.
PROGRAM/BPM
PROGRAM/BPM (Yes) し、
PROGRAM/BPM と、
ます。終了すると Endが表示されます
SHIFT ボタンを押すと、プログラム表示に戻ります。
107
コンピューターから SD カー
ドを操作する
本機には USB 端子を搭載しており直接コンピュー
ターと接続することによって、SD カードに保存し
たループレコーダー・データや設定データを、コン
ピューターに取り込み、保存(バックアップ)すること
が可能です。
USB モード中に、SHIFT を押プロ
ム表示に戻。通信中には対に SHIFT
を押さないでくさい。SD カー使能になるお
ります。
USB 端子を接続する
本機の USB 端子と直接コンピューターを接続する
ことで、本機の SD カードスロットに挿した SD カー
ドのデータをコンピューター上で操作することがで
きます。
ご使用になるコンピューターの OS(オペレーティ
ングシステム)によって操作が異なります。
Windows の場合
TIP
コンピューターの電源はあらかじめオンにし
OS を起動しておいてください。
1.
USB ケーブルでコンピューターと接続します。
コンピューターと接続した USB ケーブルのコネク
タを、本機の USB 端子に接続します。
コネクタの向きに注意し奥まで確実に差し込みま
す。初めて接続した場合、Windows 標準デバイス・
ドライバが自動的にインストールされます。
2.
コンピューター上に、SD カード・スロットに挿
したドライブ名が追加されます。
3.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY7(USB)ボタンを押して USB モード
に入ります。ディスプレイに“rdy”と表示されます。
TIP
USB モードに入る前は本機の SD カードの内容
はコンピューターで表示することができません。
5 終えるまではUSB ケーを外
、ス S D 、コ
ターの源をオ / オフしないでください。データが
ります。
4.
コンピューター上でデータを操作します。手順 2
で追加されたドライブを開くと、本機の SD カードの
内容が表示されます。必要なデータをコンピューター
にコピーします。また、コンピューターにコピーして
おいたデータを SD カードに書き込むことも可能で
す。
5.
データ操作が完了したら「エクスプローラー
たは「コンピューター上の「リムーバブルディスク」
アイコンを右クリックし、取り出しを選択します。そ
の後本機の SHIFT ボタンを押して USB モードを
終了してください。
、必
USB を終了 USB ルを抜い
くださ
MacOS X の場合(Mac OS X 10.5 以降)
1.
USB ケーブルでコンピューターと接続します。
本機の USB 端子に USB コネクタを接続します。コ
ネクタの向きに注意し奥まで確実に差し込みます。
2.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY7(USB)のボタンを押します。ディスプ
レイに“buSy”と表示されます。
3.
コンピューター上に SD カード・スロットに挿し
たドライブ名が追加されます。
5 終えるまではUSB ケーを外
、ス S D 、コ
ターの源をオ/オフないでださいデータが
ります。
4.
コンピューター上でデータを操作します。手順 2
で追加されたドライブを開くと、本機の SD カードの
内容が表示されます。必要なデータをコンピューター
にコピーします。また、コンピューターにコピーして
おいたデータを SD カードに書き込むことも可能で
す。
5.
データ操作が完了したら、デスクトップ上のドラ
イブを「ゴミ箱」に捨てます。本機のディスプレイに
“USB”と表示したら、本機の SHIFT ボタンを押して
USB モードを終了してください。
、必
USB を終了 USB ルを抜い
くださ
108
MIDI の機能
MIDI とは
MIDI
MusicalInstrumentDigital Interface
で、
電子楽器やコンピューターの間で、演奏に関するさま
ざまな情報をやりとりするための世界共通の規格で
す。
MIDI インプリメンテーション・チャートについて
MIDI インプリメンテーション・チャートは送受信
できる MIDI メッセージについて確認できるように
なっています。MIDI 機器を使うときには、それぞれ
MIDI インプリメンテーションチャートを比較し、
対応している MIDI メッセージを確認してください。
TIP
:本機の MIDI インプリメンテーションチャー
トは、コルグ・ホームページからダウンロードしてく
ださい。
MIDI につてはMIDI イン
ション されています。M I D I インリメ
ショにつてはコルホームページをごださ
い。
MIDI 機器の接続
MIDI 情報を送受信するには市販の MIDI ケーブル
を使います。本機の MIDI 端子と情報をやりとりす
る外部 MIDI 機器の MIDI 端子に接続します。
MIDIIN 端子 : 他の MIDI 機器から MIDI メッセージ
を受け取ります。外部機器の MIDIOUT 端子と接続
します。
MIDIOUT : 本機から MIDI メッセージを送り
ます。外部機器の MIDIIN 端子と接続します。
LINE IN MIDI INMIDI OUTOUTPUT
ELECTRIBE MX-SD
コンピューターとの接続
USB 端子のあるコンピューターとは直接 USB ケー
ブルで接続し、MIDI 端子と同じ MIDI メッセージの
送受信が行えます。
KAOSSILATORPRO+ エディターを使用する場合
は、必ず USB ケーブルでコンピューターと接続して
ください。
Computer
USB
TIP
USB 接続するときは、コンピューターに KORG
USB-MIDI ドライバをインストールする必要があり
ます。コルグ・ームページより KORGUSB-MIDI
ドライバをダウンロードし、ドライバに付属のドキュ
メントに従ってインストールしてください。
MIDI の設定
本機はシンセサイザーとして使用する他に外部
MIDI 機器のリアルタイム・コントローラーとして使
用できます。
また本機と MIDI シーケンサーなどを接続し、タッ
チ・パッドを操作することによって送信される MIDI
メッセージを記録することで、タッチ・パッドの操作
を再現することができます。
設定の記で電を切設定前
ります。
MIDI チャンネルを設定する
本機の MIDI チャンネルを設定します。
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY4(MIDI)を押します。
2.
PROGRAM/BPM “MSSG” し、
PROGRAM/BPM ノブを押します。
3.
PROGRAM/BPM “GL.Ch”(Global
MIDIChannel)し、PROGRAM/BPM
を押します。
109
現在設定中の MIDI チャンネルが表示されます
PROGRAM/BPM ブで MIDI チャンネルを変更し
ます。
4.
設定を記憶するときは、WRITE ボタンを押しま
す。設定を記憶しないときは、SHIFT ボタンを押し
ます。
TIP
複数の MIDI 機器にそれぞれ違った情報を 1
MIDI ケーブルで伝えるため、MIDI チャンネルと
いう 1 16 までのチャンネルがあります。送信側
MIDI チャンネルが“1のときには、受信側の MIDI
チャンネルを1”に設定しておかないと、MIDI メッ
セージは伝わりません。
コントロールチェンジナンバー、
ノート・ナンバーを変更する
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY4(MIDI)を押します。
2.
PROGRAM/BPM “MSSG” し、
PROGRAM/BPM ノブを押します。
3.
PROGRAM/BPM ノブで変更するコントロー
ラーを選択し、PROGRAM/BPM ノブを押します。
ノート・メッセージを送受信
LOOPRECBANK
コントロール・チェンジ・メッセージを送受信
・パ X
・パ Y
タッチ・パッドON/OFF
PROGRAMVOLUME ノブ
GATEARPTIME/SPEED スライダー:Gate
Time
GATEARPTIME/SPEED スライダー:Gate
Speed
GATEARP タン
4.
PROGRAM/BPM ブでコントロール・チェ
ナンバーまたはノート・ナンバーを 0 127
値で設定します。すでに他のコントローラーで設定
済みのコントロールナンバーを選ぶとピリオドが点
灯します。その値を設定すると、他のコントローラー
と同じコントロール・チェンジ・メッセージを送受信
することになります。
5.
設定を記憶するときは、WRITE ボタンを押しま
す。設定を記憶しないときは、SHIFT ボタンを押し
ます。
MIDI メッセージ・フィルターを
設定する
1.
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY4(MIDI)を押します。
2.
PROGRAM/BPM “FiLt” し、
PROGRAM/BPM ノブを押します。
3.
PROGRAM/BPM ノブでフィルターするメッ
セージを選択し、PROGRAM/BPM ノブを押します。
(クロック) (プログラムチェンジ)
(コントロールチェンジ) (ノート)
(システムエクスクルーシブ)の送受信をフィ
ルターします。
4.
PROGRAM/BPM ノブで有効または無効に設定
します。
無効、フィルターする
有効、フィルターしない
(クロック) Int、Ext、Auto を設定します。
(Int)
内部クロックで動作します。本機を単体で
使用するときや本機をマスター(コント
ロールする側)として外部 MIDI 機器を同期
させるときに設定します。
(Ext)
MIDIIN 端子または USB 端子に接続した
外部 MIDI 機器からの MIDI クロックに同
期して動作します。
TIP
クロックをExtに設定したときに
MIDI USB でクロックを受信した場合
は、USB が優先されます。
TIP
外部 MIDI 機器の同期に関する設定は
ご使用になる機器の取扱説明書を参照して
ください。
(Auto)
MIDIIN 端子または USB 端子に接続した
外部 MIDI 機器から MIDI クロックが入力
されたときに、自動的に“Extとして動作し
ます。入力がない場合は“Int”として動作し
ます。
5.
設定を記憶するときは、WRITE ボタンを押しま
す。設定を記憶しないときは、SHIFT ボタンを押し
ます。
110
MIDI コントローラーとして
使用する
エクスターナルコントロール・モードでは、本機を
MIDI コントローラーとしてシンセサイザーなどの
外部 MIDI 機器やコンピューター上のソフトウェア・
シンセサイザーなどのコントロールを行うことが可
能です。
エクスターナル・コントロール・モードで使用
するときの接続例
MIDI INMIDI OUT
ELECTRIBE MX-SD
TIP
コントロールできるパラメーターは、ご使用にな
る機器 / ソフトウェアの取扱説明書を参照してくだ
さい。
TIP
使用する機器 / ソフトウェアによってはパラメー
ターをコントロールできない場合や、事前に設定が必
要な場合があります。ご使用になる機器 / ソフトウェ
アの取扱説明書を参照してください。
エクスターナル・コントロール
モードに切り替える
SHIFT ら、PROGRAM
MEMORY8(EXT.CTRL)ボタンを押します。
エクスターナル・コントロール・モードを解除すると
きは SHIFT ボタンを押します。
エクスターナルコントロールモードでの
MIDI メッセージの設定
エクスターナル・コントロール・モードで送信される
MIDI KAOSSILATORPRO+
エディターを使用して行います。
TIP
KAOSSILATORPRO+ ーはグ・
ホームページより無償でダウンロードが可能です
設定方法は KAOSSILATORPRO+ エディターに付
属の取扱説明書をご覧ください。
/