Korg electribe 取扱説明書

カテゴリー
楽器
タイプ
取扱説明書

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安全上のご注意
ご使用になる前に必ずお読みください
ここに記載した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、
あなたや他の方々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
注意事項は誤った取り扱いで生じる危害や損害の大きさ、または切
迫の程度によって、内容を「警告」「注意」の 2 つに分けています。
これらは、あなたや他の方々の安全や機器の保全に関わる重要な内
容ですので、よく理解した上で必ずお守りください。
火災・感電・人身障害の危険を防止するには
図記号の例
号は、注意(危険、警告を含む)を示しています。記
号の中には、具体的な注意内容が描かれています。左の図は「一
般的な注意、警告、危険」を表しています。
記号は、禁止(してはいけないこと)を示しています。記
号の中には、具体的な注意内容が描かれることがあります
左の図は「分解禁止」を表しています。
記号は、強制(必ず行うこと)を示しています。記号の中
には、具体的な注意内容が描かれることがあります。左の図
は「電源プラグをコンセントから抜くこと」を表しています。
以下の指示を守ってくださ
警 告
この注意事項を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う
可能性が予想されま
AC アダプターのプラグは、必 AC100V の電源コンセントに
差し込む。
AC アダプターのプラグにほこりが付着している場合は、ほこり
を拭き取る。
感電やショートの恐れがあります。
製品はコンセントの近くに設置し、AC アダプターのプラグ
容易に手が届くようにする。
次のような場合には、直ちに電源を切って AC アダプターの
ラグをコンセントから抜く。
○ AC アダプターが破損したとき
○ 異物が内部に入ったとき
○ 製品に異常や故障が生じたと
修理が必要なときは、コルグお客様相談窓口へ依頼してくだ
さい。
製品を分解したり改造したりしない。
修理、部品の交換などで、取扱説明書に書かれてること以外は
絶対にしない。
AC アダプターのコードを無理に曲げたり、発熱する機器に近づ
けない。また、AC アダプターのコードの上に重いものをのせな
い。
コードが破損し、感電や火災の原因になります。
大音量や不快な程度の音量で長時間使用しない。
大音量で長時間使用すると、難聴になる可能性がありま
万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、専門の医師に相談して
ください。
本製品に異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を入れない。
温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房機器の近く、
発熱する機器の上など)で使用や保管はしない。
動の多い場所で使用や保管はしない。
ホコリの多い場所で使用や保管はしない。
風呂場、シャワー室で使用や保管はしない。
天時の野外のように、湿気の多い場所や水滴のかかる場所で、
使用や保管はしない。
本製品の上に、花瓶のような液体が入ったものを置かない。
本製品に液体をこぼさない。
濡れた手で本製品を使用しない。
注 意
この注意事項を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能
または物理的損害が発生する可能性があります
正常な通気が妨げられない所に設置して使用する。
ラジオ、テレビ、電子機器などから十分に離して使用する。
ラジオやテレビ等に接近して使用すると、本製品が雑音を受
けて誤動作する場合があります。また、ラジオ、テレビ等に
雑音が入ることがあります。
装のお手入れは、乾いた柔らかい布を使って軽く拭く。
AC アダプターをコンセントから抜き差しするときは、必ずプラ
グを持つ。
長時間使用しないときは、電池の液漏れを防ぐために電池を抜
く。
電池は幼児の手の届かないところへ保管する。
長時間使用しないときは、AC アダプターをコンセントから抜く。
付属の AC アダプターは、他の電気機器で使用しない
付属の AC アダプターは本製品専用です。他の機器では使用
できません。
他の電気機器の電源コードと一緒にタコ足配線をしない。
本製品の定格消費電力に合ったコンセントに接続してくださ
い。
電池を過度の熱源(日光、火など)にさらさない
スイッチやツマミなどに必要以上の力を加えない。
故障の原因になります。
外装のお手入れに、ベンジンやシンナー系の液体、コンパウン
ド質、強燃性のポリッシャーは使用しない。
不安定な場所に置かない。
本製品が転倒してお客様がけがをしたり、本製品が故障する
恐れがあります。
本製品の上に乗ったり、重いものをのせたりしない。
本製品が転倒または損傷してお客様がけがをしたり、本製品
が故障する恐れがあります。
本製品の隙間に指などを入れない。
お客様がけがをしたり、本製品が故障する恐れがあります。
データについて
操作ミス等により万一異常な動作をしたときに、メモリー内容が消
えてしまうことがあります。大切なデータは、あらかじめ他のメディ
ア等へセーブしておいてください。データの消失による損害につい
ては、当社は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
著作権について
著作権者から許諾を得ていない著作物を、個人、家庭内、またはそ
の他のこれに準ずる限られた範囲以外で使用した場合、著作権侵害
となり、損害賠償を含む補償を負う場合があります。そのような著
作物を録音したものはもちろん、著作物に手を加えて作られたもの
にも、作権者の権利が含まれていますので、これら成果物の転載、
配信などは、著作権侵害となります。著作権侵害によって発生した
損害賠償などは、当社は一切の責任を負いかねます。使用者自身の
権利について不明確なときは、法律の専門家に相談してください。
すべての製品名および会社名は、各社の商標または登録商標です。
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目次
はじめに.............................................................93
1.各部の名称........................................................................93
2.接................................................................................... 96
3.電源を接続する................................................................. 97
4.メモリー・カードを入れる、取り出す.............................. 97
音を出す.............................................................98
1.電源の入れ方、切り方.......................................................98
2.基本操作............................................................................98
3.パターンの再................................................................. 98
4.パートを選ぶ..................................................................... 98
演奏する.............................................................99
1.トリガー・パドで演奏する............................................ 99
2.タッチ・パッドで演奏する..............................................100
3.ゲート・アルペジエーターを使う...................................100
4.マスター・エフェクトを使う..........................................100
5.ターン・セットで演奏する.......................................... 101
6.BPM(テンポ)を設定する............................................101
7.ノブで音に変化を加える.................................................101
演奏を録音する.................................................101
1.リアルタイム・レコーディング.......................................101
2.テップ・エディット..................................................... 101
3.ノブやボタンの動きを録音する(モーション・シーケンス)
......................................................................................102
4.パターンを保存する........................................................102
パターンをエディットする.................................103
1.パートをミュートす.....................................................103
2.パートを消去する............................................................103
3.パートをコピーする........................................................103
4.パターンの設定を変更する..............................................103
その他の設定....................................................103
1.メトロノームを設定する.................................................103
2.電池の種類を設定する.....................................................103
3.LCD コントラストを調節する.........................................103
4.池を長持ちさせる........................................................104
5.オート・パワー・オフを設定する...................................104
6.グローバル MIDI チャンネルを設定する.........................104
7.外部機器に同期して演奏す..........................................104
8.メ使.................................................104
9.イベント・レコーダーを使う..........................................105
10.ユーザー・データを初期化する.....................................105
electribesampler について...........................105
1.electribesampler の機..............................................105
2.ノブやボタンの機能の変更..............................................105
サンプラー機能を使う.......................................106
1.オーディオ・インの音をサンプリングする.....................106
2.リサンプリング................................................................106
3.サンプルをエディットする..............................................107
4.サンプルを読み込み / 書き出しする...............................107
付録..................................................................108
1.故障かなと思ったら........................................................108
2.エラー・メッセージ........................................................108
おもな仕様........................................................109
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はじめに
electribe/electribesampler は、オリジナリティーのある音楽
生み出すことができるダンス・ミュージック用プロダクション・ス
テーションです。本体上のノブやタッチ・パッドを使って感覚的に
音色をエディットすることができ、1 台で簡単にリズム、フレーズ
パターンを作成することができます。
electribe sampler electribe す。
electribesampler の追加説明については「electribesampler
て」 p.105と「サ使う」 p.106
を参照してください。
TIP
本文中のイラストは electribe を使用しています。
1. 各部の名称
トップ・パネル
1
4
5
6
2 3
7
10
8
9
11
12
13
1. 源ボタン
電源をオン、またはオフにします。
2. Volume ノブ
LineOut 端子や、ヘッドホン端子から出力される音量を調節
します。
3. InputLevel ノブ
AudioIn 端子からの入力音の入力レベルを調節します。
4. ディスプレ
パターンやパートの情報やパラメーターの設定内容を表示しま
す。
5. トランスポート・セクション
(Rec) ボタン
リズムやフレーズ、ノブの動きを録音します。録音中にこのボ
タンを押すと、録音を解除して、演奏を続けます。
(Stop) ボタン
パターンの演奏を停止します。
(Play/Pause) ボタン
パターンの演奏開始、一時停止をします。
Tap ボタン
入力したいテンポの 4 分音符に合わせて、このボタンを数回押
すと、そのテンポを検出し設定します。
6. タッチ・パッド・セクション
チ・ッド
ゲート・アルペジエーターやタッチ・スケール機能を使った演
奏や、マスター・エフェクトをコントロールするときに使いま
す。
GateArp ボタン
ゲート・ルペジエーター機能をオン、またはオフにします。
TouchScale ボタン
タッチ・スケール機能をオン、またはオフにします。
MasterFx ボタン
マスター・エフェクト・コントロール機能をオン、またはオフ
にします
MFXHold ボタン
MasterFX ボタンをオンにしたときに、タッチ・パッドに触
れているときのマスター・エフェクトの効果状態を、指を離
ても保持します。
TIP
MFXHold ボタンのオン、オフの状態は、パターンに記憶
することができます。
7. コモン・セクション
Value ノブ
現在ディスプレイに表示されているパラメーターの値を変更し
ます。
このたびはコルグ・ミュージック・プロダクション・ステーション
electribe/electribesampler をお買い上げいただき、誠にありが
とうございます。
本機を末永くご愛用いただくためにも、扱説明書をよくお読みに
なって正しい方法でご使用ください。また、取扱説明書は大切に保
管してください
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<、>(カーソル)ボタン
エディットしたいパラメーターを選びます。
Menu/Enter ボタン
パターン、ト、グローバル、ユーティリティなどのパラメー
ターの項目を決定したり、パラメーターの設定変更を決定した
りします。
Exit ボタン
数回押すとエディット画面からパターン選択画面に戻ります。
Shift タン
このボタンを押しながら他のボタンやノブと組み合わせて使用
することで、いろいろな機能を実行することができます。
Shiftボタン+<(カーソル直前の操作を取り消します(
ンドゥ機 )
Shift ボタン +Write ボタン:パターンに名前をつけて保存す
ることができます。
Shift ボタ +Value : に、また
ることができます。
TIP
選択しているパラメーターによって異なります。
Write ボタン
パターンとグローバルのデータを本体内部に保存します。グ
ローバル・パラメーターのページで Write ボタンを押した場合
には、グローバル・データを保存します。それ以外のページの
場合にはパターン・データを保存します
8. ディット・セクション
パートごとのパラメーターをエディットします。
Osillator
(electribesampler:Sample)
ノコギリ波、矩形波、ノイズ、PCM などの波形を選
だり、波形の音程などを調節します。
Oscillator ノブ
(electribesampler:Sample ノブ)
波形を選択します。
Pitch/Glide ノブ
ピッチ(音程)を調節します。Shift ボタンを押
ながらノブを回すとシンセ音では2音間のピッチを
滑らかに変化させる (Glide) 時間を調節します。
Edit ノブ
音の鳴り方を調整します。波形のタイプによって効果が異なりま
す。
Filter
フィルターは、オシレーターの周波数成分
を削ったり強調したりすることで、色(音
の明暗など)を調節するときに使用します。
Filter ノブ
カットオフ周波数を調節します。
Resonance ノブ
フィルターのレゾナンスを調節します。
EGInt ノブ
Amp/EG セクションで設定したエンベロープジェネレーター
(EG)によってフィルターのカットオフ周波数を時間的に変化
させる量を調整します。
LPF ボタン
フィルターをローパス・フィルターに設定します。
繰り返し押すとフィルターの種類を変更することができます。
HPF タン
ハイパス・フィルターに設定します。
繰り返し押すとフィルターの種類を変更することができます。
BPF ボタン
バンドパス・フィルターに設定します。
繰り返し押すとフィルターの種類を変更することができます。
Modulation
LFO EG で音色に時間的な変化を与えるときに使
用します
Modulation ノブ
モジュレーションの種類を選びます。
Depth ノブ
モジュレーションのかかり具合を調節します。
Speed ノブ
モジュレーションのスピードを調節します。
Amp/EG
音量、定位を調整するアンプ、時間的変化を与
えるエンベロープ・ジェネレーター(EG)、マ
スター・エフェクト・センドを設定します。
Level ノブ
パートの音量を調節します。
Pan ノブ
パートの定位を調節します。
Attack ノブ
音の立ち上がり速度を調節します。
Decay/Release ノブ
音の減衰速度を調節します。
MFXSend ボタン
パートの出力をマスター・エフェクトに送る、送らないを設定
します。このボタンを押すたびにオン(点灯)オフ(消灯)
が切り替わります。
AmpEG ボタン
アンプのエンベロープを選びます。このボタンを押すたびにオ
( 点灯 )、オフ ( 消灯 ) が切り替わります。オンのときは、音
Attack、Decay/Release EG
変化します。オフのときは、EG に従わない設(オルガン
エンベロープ固定)になります。
InsertFx
サウンドに歪みやうねりなどのさまざまな音響効果を加
えるときに使用します。
InsertFx ノブ
インサート・エフェクトのタイプを選びます。
Edit ノブ
インサート・エフェクトの掛かり具合を調整します
エフェクトのタイプによって効果が異なります。
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IFXOn ボタン
インサート・エフェクトを使用するかしないかを選びます。こ
のボタンを押すたびにオン ( 点灯 )、オ ( ) が切り替わ
ります。
9. テップ・ボタン
シーケンスの位置 octave などが、現在のトリガー・パッド
の機能に合わせて表示されます。ボタンを押すと、編集したい
シーケンスの位置や octave を変更することができます。
10. ート・エディット・セクション
<Part、Part> ボタン
操作するパートを選択します。現在のパートがディスプレイに
表示されます。
PartMute ボタン
このボタンがオン ( 点灯 ) のとき、トリガー・パッドを押すと
そのパートがミュートします。このときトリガー・パッドがオ
( 消灯 ) なり、ミュートしたパート・ボタンが消灯します。
消灯しているパートのトリガー・パッドを押した場合はミュー
トが解除(点灯 ) ます。
PartErase ボタン
演奏時 PartErase ボタンを押してからトリガー・パッドを
押すと、その間選択しているパートの発音を消すことができま
す。
11.
パッド・モード・セクショ
トリー・パッドの機能を選びます。
Trigger ボタン
このボタンがオン ( ) のとき、トリ・パッドを叩く
と各パートの音が発音します。発音の仕方をTRIGGER
MODE パラメーターで設定することができます。
Sequencer ボタン
このボタンがオン ( 点灯 ) のとき、ステップ入力モードでトリ
ー・パッド使用しす。
Keyboard ボタン
( ) ー・パ
ドとして使用します。パターンごとにキーやスケールを設定す
ることができます。
Chord ボタン
このボタンがオン ( 点灯 ) のとき、トリガーパッドをコード
パッドとして使用します。パターンごとにコーのバリエー
ションやキーやスケールを設定することができます。
StepJump ボタン
このボタンがオン ( 点灯 ) のとき、シーケンサー再生中にステッ
1 16 のいずれかのボタンを押すと、そのステップに瞬時
に移動します。複数のボタンを押すと押しているステップを順
番に再生します。
PatternSet ボタン
このボタンがオン ( 点灯 ) のとき、トリガー・パッドを押すと、
それぞれのトリガー・パッドに登録したパターンに切り替わり
ます。このボタンを押しながらトリガー・パッドを押すと、現
在選択中のパターンをトリガー・パッドに割り当てることがで
きます。
12.
トリガー・パ
パッド・モード・セクションの設定に応じて演奏するときに使
います。
13.
LED(底面)
再生しているパターンに合わせて底面の LED が点灯します。
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2. 接続
ッド
付属ACアダプター
付属変換ケーブル
1 2 3 4 5 6 7
MIDI IN MIDI OUT
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
CD プレーヤー
MP3 プレーヤー
ミキサー、
パワードモニター
4. SyncIn 端子
グローバルメニューの CLOCKMODE “Auto”また“Ext.
Sync”に設定した場合にコルグ volca やその他のアナログ
ケンサーなどの SYNC アウトやオーディオ・アウトから出力さ
れるパルス信号を SyncIn 端子に接続すると、内部のステップ
クロックが無効になり、入力されたパルスに応じてステップが
進みます。
TIP
SYNCIN の有効 / 無効、周期、検出するパルスの極性は
グローバル・メニューで設定します。詳しくは「パラメー
ター・ガイド」を参照してください。
5. MIDIIN/OUT 端子
付属の変換ケーブルを使用することで、MIDI 機器と接続する
ことができます。
6. ヘッド
ヘッドホン(ステレオ・ミニ・プラグ)を接続します。
7. DC9V
付属のAC アダプターを接続します。
8. USB
コンピューターと接続します。
9. モリー・カード・スロッ
メモリー・カードを使って、演奏やデータをセーブ(保存)し
たり、ロード(読み出し)したりすることができます。(→ p.104:
メモリー・カードを使う
接続は、必ず電源を切った状態で行ってください。不注意
な操作を行うと、スピーカー・システムなどを破損したり、
誤動作を起こす原因となりますので、十分に注意してくだ
さい。
TIP
初め Windows コンピューターに接続すると、自動的に
OS 内蔵のドライバーがインストールされます。
Windows OS 蔵の標準 USB-MIDI ライバーは、同時
に複数のアプリケーションから本機を使用することができ
ません。複数のアプリケーションで本機を同時に使用する
は、KORG USB-MIDI ーを
る必要があります。コルグ・ホームページ(http://www.
korg.com/)より KORGUSB-MIDI ドライバーをダウ
ロードし、付属のドキュメントに従ってインストールして
ください。
1. AudioOutL/R 端子
ミキサーやパワード・モニターなどの音声入力端子に接続しま
す。Audio OutR 端子にケーブルを続せずに、AudioOut
L 端子のみに接続した場合は、L/R の音がミックスされモノラ
ルで出力します。
TIP
出力信号はモノラルですが、モノラル・フォーン・プラグ、
またはステレオ・フォーン・プラグ ( 均衡 ) の両方に対
応しています。
2. AudioIn 端子
シンセサイザーやオーディオ機器などの音声出力端子に接続し
ます。
TIP
グロル・メニ AUDIOINTHRU On
と入力した音声をミックスすることができます。
3. SyncOut 端子
8 分または 16 音符毎に 15ms のパルスを 5V で出力します。
コルグ volca やその他のアナログ・シーケンサーなどを本機に
同期する場合に使用します。
TIP
パルスの極性と周期はグローバル・メニューで設定します。
98
97
3. 電源を接続する
電池を使用する場合
底面の電池ケース蓋を開けて、 3 形乾電池 6 本を、電池の極性
に注意して入れてください。
使用できる電池
3 形アルカリ乾電池、またはニッケル水素電池を使用すること
ができます。
TIP
残量の検出、表示を正確におこなうためにグローバル・メ
ニューの BATTERYTYPE ページでお使いの電池の種類
を設定してください。( p.103:電池の種類を設定する )
残量表示
ディスプレイに電池の残量を示すバッテリーインジケーター (
)
が表示されています。バッテリー・インジケーターに が表示
されているときは、電池の残量がほとんどありません。お早めに新
しい電池と交換してください。
TIP
電池使用時は電池の消費を抑えるためにパワー・セーブ
モードになります。パワー・セーブ・モードを無効にした
ときグロル・メューの“PowerSaveMode”
ページで設定することができます。(→p.104:電池を長持ち
させる)
電池の交換時は電源を切ってください。
使えなくなった電池は、すぐに取り出してください。また、
長時間使用しないときは、電池を外しておいてください。
AC アダプターを使用する場合
付属の AC アダプターを本体の DC9V 端子に接続しAC アダプ
ターをコンセントに差してください。
AC アダプターは、必ず付属のものを使用してください
指定以外の AC アダプターを使用した場合、故障の原因と
なります。
電源は必ず AC100V を使用してください
4. メモリー・カードを入れる、取り出す
メモリーカードを使って、演奏やデータをセーブ(保存)したり、
ロード(読み出し)したりすることができます。
本機の電源を入れたまま、メモリー・カードの抜き差しを
しないでください。本体やメモリー・カードのデータが失
われる、またはメモリー・カードが使えなくなる可能性が
あります。
入れ方
1. ディスプレイの表示LED がすべて消えて、電源が切れてい
ることを確認します。
2. メモリー・カードを入れるときはカチッと音がするまでメモ
リー・カードを押し込みます
メモリー・カードは挿入方向や表裏に注意し、確実に奥まで
差し込んでください。また、無理な挿入はしないでください。
取り出し方
1. ディスプレイの表示LED がすべて消えて、電源が切れてい
ることを確認します。
2. メモリー・カードを取り出すときはカチッと音がするまでメ
リー・カードを押し込み、指を離します
メモリー・カードが手前に出てきたら、取り出します。
本機で使えるメモリー・カード
使 ー・ は、512MByte~
2GByte SD ード 32GByte まで SDHC カー
です。
TIP
本機では SDXC カードを使用することはできません。
メモリー・カードの取り扱いについて
メモリー・カードに付属している取扱説明書をよくお読みくだ
さい。
TIP
メモリー・カードは付属していません。別途お買い求めく
ださい。
98
音を出す
1. 電源の入れ方、切り方
電源を入れるには、ディスプレイに起動画面が表示されるまで電源
ボタンを押します。本機が起動するとディスプレイにパターン選択
画面が表示されます。
電源を切るには、ディスプレイの表示が消えるまで電源ボタンを押
します。
電源を入れるときには、ボタンやタッチ・パッドなどには
触れないでください。
オート・パワー・オフ機能
本機にはオートパワーオフ機能がついています。オートパワー
オフ機能は、操作をしない状態が約 4 時間続くと、自動的に電源
が切れる機能です。
TIP
の機能を無効にするには、グローバル・メニューの
AUTOPOWEROFF“O󰮏”に設定します。(→p.104:オー
ト・パワー・オフを設定する)
2. 基本操作
画面の操作方法
パート パラメーター
パターン選択画面で<、>ボタンを押すと、現在選択中のパートの
設定を確認することができます。
パターン選択面で Menu/Enter タンを押すとエディット・メ
ニューに入ります。
<、>ボタンを押して、設定するパラメーターを選択します。
Value ノブでパラメーターの値を設定します。
Exit ボタンを数回押すとエディット・メニューからパターン選択画
面に戻ります。
TIP
パラメーターの詳細は「パラメーター・ガイド」を参照し
てください。
3. パターンの再生
パターンとは
パターンとは、16 のパートで作るフレーズを組み合わせて、一区
切りの演奏に仕上げたものです。
本機は 250 のパターンを作成し保存することができます。1 つの
パターンは 16 のパートとマスター・エフェクトから成り立ってい
ます。
パターンを選ぶ
1. パターン選択画面を表示します。
2. Value ノブを操作して、パターンを選択します。
TIP
の画面を表示しているときは、Exit ボタンを数回押すと
パターン選択画面が表示されます。
TIP
パターンは再生中にも変更することができます。
パターンを再生する
1. Play/Pause ボタンを押すと、現在選択しているパターンを再
生します。
2. パターンは先頭から再生を開始し、そのパターンの最後まで演
奏すると先頭に戻り、繰り返し再生されます。
3. Stop ボタンを押すと再生が停止します。
4. パートを選ぶ
パートとは
パートとは、音色とリズムまたはフレーズ、エフェクトのオン /
フ、モーション・シーケンス等で構成されたパターンを作るための
最小単位です。パートごとに音色を加工することができ、リズム
ズ・パ ン・シ ト・エ
ト等もパートごとに記録することができます。
パートの音を確認する
1. Trigger ボタンを押してボタンを点灯させます。
2. トリガー・パッドを押すと、そのパートが選択され発音し、音
色を確認することができます。
Trigger
ボタン
トリガー・パッド
99
操作するパートを選ぶ
<Part、Part> ボタンを使って、操作するパートを選択します。
選択しているパートのトリガー・パッドが青色に点灯します。
エディト・セクションのノブを操作すると選んだパートの音色が
変化します
<Part, Part>
ボタン
トリガー・パッド
演奏する
1. トリガー・パドで演奏する
トリガー・パッドを使って音を鳴らすことができます。
パッド・モードを変更することで、さまざまな演奏ができます。
鍵盤のように使用する
1. Keyboard ボタンを押します。
2. <Part、Part> ボタンを使って、パートを選びます。
Keyboard
ボタン
ステップ・ボタン
<Part, Part>
ボタン
トリガー・パッド
3. トリガー・パッドを使って演奏します。
C D E F G A B C
C D E F G A B C
Key = C、Scale=Ionian のとき
TIP
のような音が鳴るかは エディット・メニュー KEY
SCALE で設定することができます。2 つ以上のパッドを
同時に押した場合、VOICEASSIGN の設定によって発
が異なります。
4. ステップ・ボタンで音域を変更します
ステップ・ボタン 1 を押すごとに 1 オクターブずつ下がり、ス
テップ・ボタン 4 を押すごとに 1 オクターブずつ上がります。
押すたびに 1 オクターブ上がります
点滅点滅 遅い点滅遅い点滅
押すたびに 1 オクターブ下がります
点灯しているステップ・ボタンの位置で音域を示しています
トリガー・パッドでコード演奏を行う
1. Chord ボタンを押します。
2. トリガー・パッドを使って演奏します。
TIP
ィット・メニュ VOICEASSIGN Poly1 または
Poly2 に設定したパートを選んでください。
TIP
ィット・メ CHORDSET で、コードのバ
エーションが変わります。
100
Chord
ボタン
トリガー・パッド
2. タッチ・パッドで演奏する
1. TouchScale ボタンを押し、ボタンを点灯させます。
2. タッチ・パッを指でこすったり、タップ(軽く叩く)して、
演奏します。
Touch Scale
ボタン
タッチ・パッド
タッチ・パッの表面をとがったものでこすったり、押し
たりするとキズがつきますので、必ず指先で操作してくだ
さい。
TIP
エディット・メニューの Key、Scale で発音の仕方を設定
することができます。操作できる音域の範囲はグローバル
メニューの TOUCHSCALERANGE で設定できます。
TIP
Keyboard ボタンをオンにするとステップ・ボタンで音域
を変更することができます。
TIP
択したパートの設定によっては、音程が変わらない場合
があります
3. ゲート・アルペジエーターを使う
選択したパートの音を設定したテンポやリズムに合わせて自動的に
演奏します。ゲート・タイムで 1 音ごとの長さを変化させることも
できます。
ゲート・アルペジエーターで演奏する
1. GateArp ボタンを押し、ボタンを点灯させます。
2. Trigger ボタンを押して、演奏するパートのトリガー・パッ
を押しながらタッチ・パッドを操作します。
または Keyboard ボタンや Chord ボタンを押してから、トリ
ガー・パッドで音の高さを選びながらタッチ・パッドを操作す
ることもできます。
Gate Arp
ボタン
トリガー・パッド
タッチ・パッド
3. タッチ・パッドで発音の仕方が変化します。
X 軸:ゲート・スピードを作します。
Y 軸:発音の長さを操作します。
Y
X
TIP
ゲート・アルペジエーターのパターンは、エディット・
ニューの GATEARP ページで変更することができます。
4. マスター・エフェクトを使う
1. MasterFx ボタンを押します。
2. マスター・エフェクトをかけたいパートを選択し、MFXSend
ボタンを押してオンに設定します。
3. タッチ・パッドに触ると、マスター・エフェクトの効果がかか
ります。
TIP
エフェクトのタイプを変更したい場合は、エディット・メ
ニューの MFXTYPE ページでマスター・エフェクトのタ
イプを選びます。
タッチ・パッドを触る位置によっては、ノイズが出る場合
があります
Master Fx
ボタン
MFX Send
ボタン
トリガー・パッド
タッチ・パッド
101
5. パターン・セットで演奏する
パターン・セットとは
ターン・セットとはトリガー・パッド ターを登し、
単にパターンを切り替えられるようにする機能です。演奏中に好き
なパターンを次々に切り替えることができます。
トリガー・パドにパターンを登録する
1. PatternSet ボタンを押し、ボタンを点灯させます。
2. ステップ・ボタンを1~4を押して、登録したいグループを選
択します。
3. Value ノブで登録するパターンを選択します。
4. PatternSet ボタンを押しながら登録したいトリガー・パッド
を押します。
Pattern Set
ボタン
Value
ノブ
トリガー・パッド
パターン・セットを使って演奏す
1. PatternSet ボタンを押し、ボタンを点灯させます。
2. ステップ・ボタンを1~4を押して、演奏したいパターンが登
録されているグループを選択します。
3. トリガー・パドを押すと、それぞれのパッドに登録されたパ
ターンが再生されます。
6. BPM(テンポ)を設定する
パターンやゲート・アルペジエーターのテンポを設定します。
BPM を設定する
Tap ボタンを数回タップすると、タップした間隔で BPM 値を設定
することができます。
また、エディット・メニューか BPM 択した態で、Value
ノブで設定することもできます。
7. ノブで音に変化を加える
エディット・セクション Filter OscillatorEdit などのノブ
操作すると、音が変化します。
各ノブの詳細は「パラメーター・ガイド」を参照してください。
TIP
定によってはノイズが出たり、音が出なくなったりする
場合があります。
演奏を録音する
1. リアルタイム・レコーディング
トリガー・パッドやタッチ・パッを使って演奏した音を録音しま
す。メトロノームを鳴らしながら録音することもできます。(→p.103:
メトロノーを設る)
パターンを演奏しながら録音する
パターンを演奏中に思いついたフレーズを、演奏を停止せずに録音
することができます。
1. あらかじめパターンを再生しておきます。
2. 音するパートを選択します。
3. Rec ボタンを押し、ボタンを点灯させ録音を開始します。
4. トリガー・パッドなどを使って演奏します。
パターンが繰り返している間、録音は続きます。
5. 音を終了するときは、再度 Rec ボタンを押します(ボタン
)。
再生も止めるときは Play/Pause ボタンを押して停止します。
演奏しながら余分な音を消す(イレース)
演奏時に PartErase ボタンを押してからトリガー・パッドを押す
と、その間選択しているパートの発音を消すことができます。
2. ステップ・エディッ
1. 録音するパートを選択します。
2. Sequencer ボタンを押し、ボタンを点灯させます。
3. ステップ・ボタンを押して、録音するレングスの位置を選びま
す。赤の LED でレングスの位置を確認します。
4. 選んだパートのパターンがトリガー・パッドの点灯で表示さ
れます。トリガー・パッドを押すごとにノートのオン ( 点灯 )、
フ(消灯)が
TIP
初期設定ではトリガーパッドを押して入力されるノート
ナンーは C4(60)になります。あらかじ入力され
いたステップをオフにした後に再度オンした場合は、元の
ノートのままオンになります。
TIP
Play/Pause タンを押して、再生しながらパターンを
音することもできます。
TIP
エディット・メニューの STEPEDIT んで、ステッ
ごとに詳細な編集を行うことができます。詳しくは「パラ
メーター・ガイド」を参照してください。
102
3. ノブやボタンの動きを録音する(モー
ション・シーケンス)
各パートやエフェクトのノブやボタンの動き(モーション・シーケ
ンス)を録音します。
モーション・シーケンス (MOTIONSEQUENCE) とは
モーション・シーケンス機能とは、ノブやボタンによる音色変化を
記録し、それを再現することができる機能です。
モーション・シーケンスとして録音・再生が可能なノブ、ボタンは
下記の通りです。
• OSCEdit、Pitch
• FilterCuto󰮏、Resonance、EGInt
• ModulationSpeed、Depth
• Amp/EGLevel、Pan、Attack、Decay/Release
• IFXEdit、IFXOn、MFXSend
• MasterFxOn、MasterFxX、MasterFxY
モーション・シーケンスを追加録音する
1. モーション・シーケンスを追加したいパターンを選びます。
2. エディットメニューから MOTIONSEQ を選択し、エディッ
トしたいパートを選び、モーショ・シーケンスを Smooth
または TriggerHold に設定します。
Smooth:ノブの動きを滑らかに記録します。
Trigger Hold:発音のタイミングでノブの情報を読み取り記
憶します。
3. Rec て、ボ灯させて Play/Pause
ンを押します。
4. パターンが再生している間、ノブを動かし音色を変化させます。
モーション・シーケンス記録中は Rec ボタンが点滅します。
モーションシーケンスの記録を開始してから、パターンが1
周すると自動的に REC が解除され、記録したモーションの再
生動作に切り替わります。続けて記録したい場合は、再度 Rec
ボタンを押す必要があります。
モーションシーケンスを削除するに
ト・ PARTUTILITY CLEAR
MOTION を選んで実行します。
MasterFx のモーションシーケンスだけを削除するに
ィット・メ CLEARMFXMOTION 選ん
実行します
4. パターンを保存する
作ったパターン・データを保存するときは、必ず保存 (Write) して
ください。
保存を行わないで、他のパターンを選ぶとエディットした
内容は保存されず元に戻ります。エディットした内容を残
しておきたいときは必ず保存を行ってください。
パターンを上書き保存する
1. Write ボタンを押します。
2. 保存先を Value ノブで選択します
3. Write ボタンを押します。
ディスプレイに“Working・・・”が表示され、保存を開始し
ます。保存実行中は Write ボタンが点灯し、保存が完了すると
ボタンが消灯します。
メモリーへの保存実行中 (Write ボタンが点灯中 ) は絶対に
電源を切らないでください。データが破壊される恐れがあり
ます。
パターン名を変更して保存する(パターンのコピー)
1. Shift ボタンを押しながら Write ボタンを押します。
ディスプレイに“enterNAME”が表示されます。
2. 存するパターンの名前を変更します。
<または>ボタンでディスプレイのカーソルを左右に移動し
変更する文字を決定します。Value ノブを回して文字を変更し
Menu/Enter ボタンで決定します。
3. Value ノブで保存先のパターン番号を選びます。
4. Write ボタンを押すと保存を開始します。保存実行中は Write
ボタンが点灯し保存が完了するとボタンが消灯します。
TIP
キャンセルする場合は、Exit ボタンを押します。
TIP
保存終了後、保存先のパターン番号が選ばれます。
103
パターンをエディトする
1. ートをミュート
1. PartMute タンを押し、ボタンを点灯させます。
2. ミュートするパートのトリガー・パッドを押して、消灯させま
す。
3. ミュートを解除するときは、消灯しているトリガー・パッドを
押して点灯させます。
2. パートを消去する
1. PartErase ボタンを押し、ボタンを点灯させます。
2. 再生中に消去したいパートのトリガー・パッドを押します。
トリガー・パッドを押している間、選択したパートのノート情
報が消去されます。
TIP
在選択しているパートのすべてのシーケンス情報を消去
は、ット・ュー PARTUTILITY
CLEARSEQUENCE を選んで実行します。
TIP
モーション・シーケンスを削除するには、エディト・
ニューの ClearMotion を実行します。
3. パートをコピーする
1. ト・ PARTUTILITY COPYPART
を選びます。
2. コピーしたいパートが含まれているパターンを選、Menu/
Enter ボタンを押します。
3. コピー元のパートのトリガ-・パッドを押します。
4. コピー先のパートのトリガ-・パッドを押します。
4. パターンの設定を変更する
エディット・メニューにあるパターンに関する主な設定を紹介しま
す。
それぞれの設定については「パラメーター・ガイド」を参照してく
ださい。
SWING: 発音タイミングにズレを与えてシャッフルや跳ねた感
のノリを加えます。
BEAT: パターンのビート(拍子)を設定します。
LENGTH:パターンの長さを変更します。1 から 4 の長さに設定
することができます。
PATTERNLEVEL:パターン全体の音量を調節します。
KEY: スケールの基準になる音の高さを設定します。
SCALE:Keyboard タンをオンにしてトリガー・パッドで演
したり、タッチ・パッで演奏したりするときのスケールを設定し
ます。
GROOVETYPE、GROOVEDEPTH:規則正しいパートのシー
ケンス・データに、代表的な楽器の奏法や曲のノリなどを再現する
ようなグルーブ感を与えることができます。
CHAINREPEAT、CHAINTO:選択中のパターンを再生した後、
同じパターンを繰り返し再生する回数と、次に再生するパターンを
選択します。複数のパターンを使った曲として再生することができ
ます。
その他の設定
メトロノームの設定などの各グローバル・パラメーターを設定した
り、メモリー・カードのフォーマットなどのユーティリティ機能
実行することができます。
TIP
詳しくは「パラメーター・ガイド」を参照してください。
それぞれの設定メニューの表示方法
1. パターン選択画面 Menu/Enter ボタンを押すとエディ
メニューに入ります。
2. エディット・メニューで<または>ボタンを押して、ディスプ
に“GLOBALPARAMETER” Menu/
Enter ボタンを押すと、グローバル・メニューに入りま
“DATA UTILITY” Menu/Enter
すとDATA ユーティリティ・メニューに入ります。PART
UTILITY”を表示してから Menu/Enter ボタンを押すと、
ト・ユーティリティ・メニューに入ります。
3. それぞれの設定が終わったら、Write ボタンを押して設定を保
存します。
保存を行わないで、電源を切ると設定した内容は保存され
ず元に戻ります。設定した内容を残しておきたいときは必
ず保存を行ってください。
1. メトロノームを設定する
メトロノーム機能の設定を行います。リアルタイム・レコーディン
グでパターンを作成する場合は、メトロノームを使うと便利です。
メトロノームは 4 音符のタイミングで発音します。
1. グローバル・メニューから METRONOME を選びます。
2. Value ノブを回して設定を行います。
On にすると再生、録音時に常にメトロノームが発音します
Rec0、Rec1、Rec2 定すと録のみ音しす。
O󰮏 設定すると発音しません。
2. 電池の種類を設定する
使用する電池の種類に合わせて設定してください。
1. グローバル・メニューから BATTERYTYPE を選びます。
2. Value ノブを回して設定を行います。
ニッケル水素電池を使用するときは Ni-MH に設定してくださ
い。アルカリ乾電池を使用するときは Alkali に設定してくださ
い。
3. LCD コントラストを調節する
ディスプレイの明るさを調節します。
1. グローバル・メニューから LCDCONTRAST を選びます。
2. Value ノブを回して設定を行います。
104
4. 電池を長持ちさせる
パワー・セーブ・モードの有効、無効を設定します。本機を電池で
使用するとき、パワーセーブモードになり、ディスプレイのバッ
クライトや LED が暗くなります。
1. グローバメニューから POWERSAVEMODE を選びます。
2. Value ノブを回して設定を行います。
Disable に設定するとパワーセーブモードが無効になります。
Enable 設定すると常にパワー・セーブ・モードが有効にな
ります。
Auto に設定すると電池使用時は有効になり、AC アダプター
を使用しているときは無効になります。
工場出荷時は Auto に設定されています。
5. オート・パワー・オフを設定する
オートパワーオフ機能は、操作をしない状態が約 4 時間続くと、
自動的に電源が切れる機能です。この機能の有効、無効を設定しま
す。
1. グローバル・メニューから AUTOPOWEROFF 選びます。
2. Value ノブを回して設定を行います。
オート・パワ・オフ機能を無効にするには O󰮏 に設定します。
ート・パワー・フ機を有するには“4 hours”に
定します。工場出荷時は“4hours”に設定されています。
6. グローバル MIDI ャンネルを設定す
グローバル MIDI チャンネルを設定します。
1. グローバル・メニューから MIDIGLOBALCH. 選びます。
2. Value ノブを回して設定します。
7. 外部機器に同期して演奏する
MIDI Sync 信号に同期して使用するときに設定します。
1. グローバル・メニューから CLOCKMODE 選びます。
2. Value ノブを回して、マスターとして使用する信号を設定しま
す。
Internal:本機をマスターとします。
Auto:いずれかの外部機器が接続されたときに、その機器をマ
スターとします。通常は本機をマスターとします。
Ext.USB、Ext.MIDI、Ext.Sync: それぞれの端子に接続され
た機器の出す信号をマスターとします。
8. メモリー・カードを使う
メモリー・カードに、各設定の状態とデータを保存することができ
ます。それをロードすることによって保存した状態を再現すること
ができます。
フォーマトをする
メモリー・カードを使う場は、本機で期化 ( フォーマット )
行ってから使用してください。
フォーマットするとメモリー・カードの内容はすべて失わ
れます。
作業中は絶対に電源を切ったりメモリー・カードを抜かな
いでください。
1. DATA ユーティリティ・メニューから CARD FORMAT を選
びます。
2. Menu/Enter す。ットする
OK が表示されます。
メモリー・カードにセーブする
1. DATA ユーティリティ・メニューから EXPORT PATTERN
を選びます。
2. Menu/Enter ボタンを押します。
メモリー・カードからロード
1. DATA ユーティリティ・メニューから IMPORTPATTERN
選びます。
2. Value ノブで読み込みたいパターン・データを選びます。
フォルダ内のファイルを選ぶときは、フォルダを VALUE ノブ
Menu/Enter す。
フォルダから出るときは、「UpperFolder」を VALUE ノブで
選んで Menu/Enter ボタンを押すと1つ上の階層に戻ります。
3. Menu/Enter ボタンを押します。
WAV ファイルに書き出す
パターンやパターンセットをメモリー・カードに書き出すことがで
きます。
パターンのエクスポート
1. エディット・メニューか EXPORTAUDIO を選びます。
2. 書き出すファイルの形式(WAVファイルのみ、または
AbletonLiveSet)を選びます。
3. Menu/Enter ボタと、
トされます。
パターン・セットのエクスポー
1. エディット・メニューから EXPORTP.SETAUDIO を選び
す。
2. 書き出すファイルの形式(WAVファイルのみ、または
AbletonLiveSet)を選びます。
3. 1 64 のパターン・セットに記録したパターンのうち、ファ
イルとして書き出したい範囲を設定します。
TIP
書き出すパターン・セットの範囲が広いと書き出す時間が
長くなる場合があります。
4. Menu/Enter ボタンを押すと、パターン・セットに記録されて
いるパターンがエクスポートされます。
105
9. イベント・レコーダーを使う
いくつかのパターンを使った演奏や、演奏中にノブやトリガーパッ
ドなどの操作を行った演奏などを記録することができます。
記録する
1. ト・ EVENT REC/PLAY し、
Menu/Enter ボタンを押します。
2. 度、Menu/Enter ボタンを押すと、イベント・レコーダーの
録音待機状態になります。
3. Play/Pause ボタンを押して録音を開始します。
4. Exit ボタンを数回押し、パターン選択画面に戻ってからパター
ンを再生しながら演奏します。
イベント・レコーダーが動作中に表示します。
再生しているパターンにあわせて、ノブやトリガー・パッドを
操作し、音の追加を行ったり、テンポを変更するなどの情報を
記録します。またパターンを変更して演奏することもできます。
5. 演奏が終わったら Stop ボタンを押します
6. 存したファイル ( ファイル名 ) が表示されます。
7. Exit ボタンを押して、記録を終了します。
TIP
メモリー・カードが入っていないときは“NoCard”と表
示され、レコーダーを使うことができません。
TIP
イベント・レコーダーで記録した情報はパターンに記録さ
れているデータには影響しません。また、パターンへの
存を行うこともできません。
再生する
1. ト・ EVENT REC/PLAY し、
Menu/Enter ボタンを押します。
2. EVENTPLAYER し、
Menu/Enter ボタンを押します。
3. Value Menu/Enter で再いフイル
選びます。
4. Play/Pause ボタンを押すと、選んだファイルが再生されます。
5. Stop ボタンを押すと、再生が終了し、再生していたファイル
の先頭に戻ります
6. Exit ボタンを押して、イベント・プレーヤーを終了します。
TIP
イベント・レコーダーが記録中の場合は、この機能を使う
ことはできません。
TIP
再生中は、他の操作をすることはできません。
10. ユーザー・データを初期化する
初期化を行うと、今まで作成したパターンをすべて消去して、工場
出荷時の状態に戻します。
作成したデータを残しておく場合は、メモリー・カードにデータを
セーブしてから初期化を行ってください。
1. DATA ユーティリティ・メニューから FACTORYRESET
選びます。
2. Menu/Enter ボタンを押すと、初期化を実行します。
初期化中は絶対に電源を切らないでください。
electribe sampler について
electribe の機能にサンプリング機能が追加されています。
electribe sampler では、electribe と同じナログ・モデリン
音源も数種搭載しています。
サンプルは、499 個のユーザー・サンプルとして、モノラル換算
で合計約 270 のサンプルが利用可能です。またプリセット・サ
ンプルは、ドラムやリズム / フレーズ・ループ、ヒット系サンプル
が多数搭載されています。
1. electribe sampler の機
electribe electribesampler の機能の違いは下記の通りです。
サンプリング機能
AudioIn 端子から入力した音声をサンプリングしたり、再生
中の音をリサンプリングして、オシレーターの波形として使用
できます。
サンプル編
スタート / エンド・ポイントの設定やスライスが行えます。サ
ンプルの編集は、プリセットのサンプルにも行うことができま
す。
ステレオ・サンプルの再生
electribe sampler でサンプリングしたり、メモリー・カード
から読み込んだりしたステレオ・サンプルを、パートにアサイ
ンし再生することができます。
2. ブやボタンの機能の変更
パネル上の「Oscillator」の表記を「Sample」
エディッセクションの Oscillator Sample と表記しています。
エディット・セクションの SampleEdit ノブ
サンプルをオシレーターに選んだ場合、再生開始ポイントの調整と
再生方向の変更の調整ができます。
Amp/EGDecay/Release ノブ
サンプルをオシレーターに選んだ場合、AmpEG オフのときは、
GateTime の設定を行います。
このノブの値を 127 設定するとサンプルの長さに関わらずサン
プルが最後まで発音されます。
TIP
LOOPSTARTPOINT(Sample5/10ページ ) が設定し
てあるサンプルや、Analog または AudioIn カテゴリーの
OSCTYPE(オシレーター・タイプ)では、electribe
AmpEG オフのときと同じ動作になります。
FilterLPF/HPF/BPF ボタン
選択できるフィルターがそれぞれ下記のものになります。
• electribeLPF または OFF
• electribeHPF または OFF
• electribeBPF または OFF
106
サンプラー機能を使う
1. オーディオ・インの音をサンプリングする
サンプリングの準備
AudioIn 端子にサンプリングしたい音を再生するオーディオ機器
を接続します。
オーディオ・イン端子はステレオミニジャックです。モノラルミニ
プラグで使用することもできます。オーディオ・イン・スルーを
On 定し(Global14/17 )、ディ生し
ます。
接続した機器の出力レベルが、最大値のときでもピーク・アイコン
(CLIP) が点灯しないように、外部機器の出力レベル、または本機
InputLevel ノブを回して調節してください
サンプリング・モードを設定する
1. Shift ボタンを押しながら Rec ボタンを押します。Rec ボタン
Play/Pause ボタンが点滅します。
サンプリング開始前にキャンセルする場合は、ここで Exit
タンを押します。
2. プリグ・モード ( ディスプイ“Sampling Mode”表
) 設定します。ダイヤルを回してステレオ・サンプリング
“Stereo”するノラル・サンリング“Mono”に
かを設定します。
3. > ボタンを押して、サンプリング・ソースを設定します。ダイ
ヤルを回して“AudioIn”に設定します。
4. > ボタンを押すと、サンプリングが可能な時間が表示されます。
TIP
ステレオ・サンプリングを行う場合は、残り時間が Mono
の場合の半分の時間が表示されます
サンプリング実行
1. るタ Play/Pause
して、サンプリングをスタートしますRec タンと Play/
Pause タンが点灯します。
2. Stop タンを押すと、サンプリングが終了します。Rec
ンと Play/Pause ボタンが消灯します。
TIP
録音可能時間を超えた場合は、自動的にサンプリングが終
了します。
3. ンプリング後ディスプレイに“New Sample”と表され、
新規にサンプリングしたことを示します。Play/Pause タンを
押すと、サンプリングしたサンプルを聞くことができます。
サンプリングしたサンプルは、Write ボタンを押すとユーザ
サンプルとして保存することができます。サンプリングした音
を保存しない場合は、Exit ボタンを押してください。
ユーザー・サンプルは Write ボタンを押して保存しても
電源を切ると消去されます。ユーザー・サンプルを残して
おきたい場合は、電源を切る前に DATA ユーティリティ・
EXPORT ALLSAMPLE Export
SAMPLE でメモリー・カードに書き出してください。
TIP
オーディオ入力をサンプリングした場合、サンプル自体は
最適な音量でサンプリングされますが、サンプリング時よ
りも再生時の出力音量が聴感上小さくなります。これは、
そのサンプルをパターンで演奏するときに、ひずみの発生
をなるべく防ぐため、そのような仕様になっています。ま
イ・ (Sample 9/10 ) を“+12dB”
に設定することで、ほぼ録音時の音量で再生することも
能です。
サンプルをパートに割り当てる
サンプリングしたサンプルはオシレーターにユーザー・サンプルと
して追加されます。
パートを選択し、Sample ノブで使いたいサンプルを選びます。
TIP
ステレオ・サンプルは、奇数パートに割り当てた場合はス
テレオ再生、偶数パートに割り当てた場合は MonoMix
再生されます。
TIP
ユーザ・サンプルをパートに割
り当ててパターンを作成
した場合は、電源を切る前に、EXPORTALLSAMPLE
カードにすべてのサンプルの情報を書き出してください。
2. リサンプリング
パターン演奏音をサンプリングする
electribesampler は、自身のパターン再生音を直接サンプリン
するリサンプリング能があります。
リサンプリングの準備
1. リサンプリングしたいパターンを選択します。
2. Shift ボタンを押しながら Rec ボタンを押します。Rec ボタン
が点灯し、Play/Pause ボタンが点滅します。
リサンプリング開始前にキャンセルする場合は、ここで Exit
ボタンを押します。
3. プリグ・モード ( ディスプイ“Sampling Mode”表
) 設定します。ダイヤルを回してステレオ・サンプリング
“Stereo”するノラル・サンリング“Mono”に
かを設定します。
4. > タンを押して、サンプリング・ソースを設定します。ダ
ヤルを回して“Resampling”に設定します。
リサンプリングを行う
1. リサンプリングを実行します。
以下の2通りのリサンプリングが実行できます。
• パターン演奏をリサンプリングする。
Play/Pause ボタンを押して、リサンプリングをスタートします。
Rec ボタンと Play/Pause ボタンが点灯します。
• 任意のパート音をリサンプリングする。
任意のトリガー・パッドやタッチ・パッドで、リサンプリングが
スタートします。
2. Stop タンを押すと、リサンプリングが終了します。Rec
タン、Play/Pause タンが消灯します。また、録音可能時間
を超えた場合は、自動的にリサンプリングが終了します。
3. リサンプリング後はディスプレイに“NewSample”と表示さ
れ、新規にサンプリングしたことを示します。Play/Pause
タンを押すと、リサンプリングしたサンプルを聞くことができ
ます。
リサンプリングしたサンプルは Write ボタンを押すと、ユー
ザー・サンプルとして保存することができます。リサンプリ
グした音を保存しない場合は、Exit ボタンを押してください。
TIP
リサンプリングした場合、再生時の出力音量が聴感上小さ
くならないよう、サンプルの再生時の音量を上げています。
ただし、ヘッドマージンが少なくなるため、ひずみを発生
する場合があります。その場合はプレイ・レベル (Sample
9/10ージ ) を“Normal”に設定することで再生時の音
量は録音時に比べ小さくなってしまいますが、ヘッドマー
ジンを確保することが可能です。
107
ユーザー・サンプルは Write タンを押して保存しても電
源を切るとユーザーサンプルは消去されます。ユーザー
サンプルを残しておきたい場合は、電源を切る前に DATA
ユーィリティ・メニューの EXPORTALL SAMPLE
ExportSAMPLE ー・カード
ください。
3. サンプルをエディットする
本機でサンプルを編集することができます。
1. エディット・メニューから SAMPLEEDIT を選択します。
2. 集したいサンプル番号を Value ノブを使って選びます。
3. ンプルの編集項目を<、>ボタンで選択します。
以下の項目が編集できます。それぞれの項目の詳細については
「パラメーター・ガイド」を参照してください。
RENAME:サンプルの名前を変更します。
STARTPOINT:再生開始の位置を設定します。
ENDPOINT: 再生終了の位置を設定します。
LOOPSTART POINT: ループの開始位置を設定します。
こで設定した位置から ENDPOINT までの位置をループ再生
するサンプルになります。
SAMPLETUNE: サンプルの音程を調整します。
TIMESLICE: ビートに合わせてサンプルを分割します。
CLEAR SLICE: TIMESLICE( サン )
ます。
PLAYLEVEL: サンプルの再生レベルを変更します。リサン
プリングしたサンプルは、録音時の音量を再現するために自動
的に“+12dB”に設定されます。
DELETESAMPLE:サンプルを削除します。
TIP
プリット・サンルを EXPORTALL SAMPLE
を実行し、再起動時に読み込むことでサンプリング時間を
増やすことができます。削除したプリセット・サンプルの
番号は Sample ノブで選択することができなくなります。
TIP
トリガー・パッドを叩いたり、タッチ・パッドをタッチ
スケール機能で演奏すると、プレビュー再生することがで
きます。
TIP
Filter、Modulation、Amp/EG、
InsertFX の各セクションは無効になります
TIP
サンプルの編集時の VoiceAssign Mono2 になります。
4. 編集後は Write ボタンを押して、編集内容を保存してください。
Write ボタンを押して編集内容を保存しても電源を切ると
ユーザー・サンプルは消去されます。ユーザー・サンプル
を保存しておきたい場合は、電源を切る前に DATA ユー
ティリティ・メニュ EXPORT ALLSAMPLE
ExportSAMPLE でメモリーカードに書き出してください。
4. サンプルを読み込み / 書き出しす
メモリー・カードに保存した WAV ファイルをサンプルとして本
に読み込むことができます。またサンプルを書き出して保存するこ
とができます。DATA ーティリティ・メニューから項目を選び
実行します
ImportSAMPLE:メモリー・カードからサンプルを読み込み
ます。
ExportSAMPLE:
メモリーカードにサンプルを書き出します。
Export ALLSAMPLE:機に保存されているすべてのサン
プルを、オール・サンプル・データとしてメモリー・カードに
書き出します。メモリー・カードに書き出されたオール・サン
プル・データは、再起動時に自動的に読み込まれ、電源を切る
前の状態に戻ります。
メモリー・カードにあるオール・サンプル・データが、再
起動時に自動的に読み込まれます。本体に保存されていた
サンプルがすべて書き換わりますので、メモリー・カード
の交換を行った場合などに、間違えてサンプルを更新して
しまわないように注意してください。
ExportALLPATTERN:メモリー・カードにすべてのパター
ンを書き出します。
ImportALLPATTERN:メモリー・カードに EXPORTALL
PATTERN で書き出したパターンを読み込みます。すべての
パターンが書き換わります。
108
付録
1. 障かなと思ったら
電源ボタンを押してもディスプレイに表示がでない
□AC アダプターが接続されていますか?
□AC アダプターがコンセントに接続されていますか?
□電池残量は十分ですか
い!
□アンプ、ミキサー、ヘッドホンは正しく端子に接続されていま
すか?
□アンプ、ミキサーの電源が入り、これらが正しく設定されてい
ますか?
□本機 Volume ノブは上がっていますか?
い!
□パターンの演奏は選ばれているパターンがくり返し演奏されま
す。聞き終わったら、Stop ボタンを押してください。
エディトしたときと音色や動作が違う
□エディット後にライト操作をしましたか?エディットしたとき
は、各々のモードでパターンを切り替える前、または電源を切る前
にライト作業をしてください。
MIDI でコントロールできな
□MIDI ーブルは正しく接続されていますか?
外部機器から本機を演奏する場合は
□グローバル・モードの MIDI チャンネルの設定が、正しく設定さ
れてますか?(→ p.104)
本機から外部機器を演奏する場合は
□ 受信機器の MIDI チャンネルと本機の MIDI ャンネルが同じに
設定されていますか?
トリガー・パドを弾いても設定した音が出ない
□パートの音色をエディットした後保存しましたか?(→ p.102)
□Keyboard ボタンがオンになっていますか?
□モーション・シーケンスが働いていませんか?(→ p.102)
カードが使用できない
□メモリーカードを本機以外でフォーマットしませんでしたか?
コンピューターやデジタル・カメラ等でフォーマットしたメ
モリー・カードは本機でフォーマットしてから使用してください
(→ p.104)
□カードが正常に挿入されていますか?
→再度メモリー・カードを差し直してください。(→ p.97)
□本機が対応するサイズのカードですか?
512MB 2GB SD 32GB
SDHC カードに対応しています。
2. エラー・メッセージ
メッセージが表示されたときは Exitボタンを押すと解除されます。
Card Error
メモリー・カードが壊れています。
→メモリー・カード上のファイルのバックアップを取ってくださ
い。
→コンピューターなどにメモリーカード内のデータのバックアッ
プを取り、本機でメモリー・カードをフォーマットしてからファイ
ルを入れなおし、再度本機からメモリー・カードにアクセスしてく
ださい。
Protected
メモリー・カードに対してライトを実行したときに、データのプロ
テクトがオンになっています。
→メモリー・カードのライトプロテクスイッチが Lock に設
されている場合は、Lock を解除します。
Card Full
メモリー・カードの空き容量が足りません。
→保存するにはメモリー・カード上のファイルを削除して十分な
空き容量を確保してからライトまたはセーブを実行してください。
Event Over
レコーディングできる最大イベント数を超えました。
File Error
ファイルが正しく読み書きできませんでした。
Memory Full
メモリー・カードからデータをロードしたときや本体にデータをコ
ピーしたときにメモリーの容量が足りません。
→不要なデータを消去して、空き容量を増やしてください。
Motion Seq Full
モーション・シーケンスを記録できません。
→ 機で扱えるモーション・シーケンスの数はパターンごとに 24
個までです。
不要なモーションを削除後、再度入力してください。
109
おもな仕様
最大発音数(パターン全体 )
最大 24 ボイス
(Oscillator、Filter InsertFx タイ
によって、パターン全体の同時発音数が変
。)
最大発音数(パート毎) 4 ボイス
接続端子 AudioOutL、R端子(標準フォージャ
ク)AudioIn 端子(ステレオミニジャッ
ク)、ヘッドホン端子(ステレオ・ミニ
ジャック)MIDIIN、OUT 端子(ステレオ
ミニ・ジャック)Sync In、Out 子(ス
テレオ・ニ・ジャッ、USB 子(
イプ microB)
電源 AC アダプターまたは単 3 形電(アルカ
リ乾電池またはニッケル水素電池)6本
電池寿命 5 間(PowerSaving :ON,ニッケ
ル水素電池使用時)
消費電流 500mA 以下
外形寸法 (W×D×H)
339 × 189 × 45mm
質量 1.6kg
使用温度条件 0 +40℃(結露させないこと)
付属品 取扱説明書、AC アダプター、MIDI 変換ケー
ブル x2
• 製品の外観および仕様は、予告無く変更することがあります。
保証規定(必ずお読みください)
本保証書は、保証期間中に本製品を保証するもので、付属品類(ヘッドホ
ンなど)は保証の対象になりません。保証期間内に本製品が故障した場合は、
保証規定によって無償修理いたします。
1. 本保証書の有効期間はお買い上げ日より 1 か年です。
2. 次の修理等は保証期間内であっても有償となります。
消耗部品(電池、スピーカー、真空管、フェーダーなど)の交換。
お取扱い方法が不適当のために生じた故障。
天災(火災、浸水等)によって生じた故障。
故障の原因が本製品以外の他の機器にある場合。
不当な改造、調整、部品交換などにより生じた故障または損傷。
保証書にお買い上げ日、販売店名が未記入の場合、または字句が書き
替えられている場合。
本保証書の提示がない場合。
尚、当社が修理した部分が再度故障した場合は、保証期間外であっても、
修理した日より 3 か月以内に限り無償修理いたします。
3. 本保証書は日本国内においてのみ有効です。
ThiswarrantyisvalidonlyinJapan.
4. お客様が保証期間中に移転された場合でも、保証は引き続きお使いいた
だけます。詳しくは、お客様相談窓口までお問い合わせください。
5. 修理、運送費用が製品の価格より高くなることがありますので、あらか
じめお客様相談窓口へご相談ください。発送にかかる費用は、お客様の
負担とさせていただきます。
6. 修理中の代替品、商品の貸し出し等は、いかなる場合においても一切行っ
ておりません。
本製品の故障、または使用上生じたお客様の直接、間接の損害につきまし
ては、弊社は一切の責任を負いかねますのでご了承ください。
本保証書は、保証規定により無償修理をお約束するためのもので、これよ
りお客様の法律上の権利を制限するものではありません。
■お願い
1. 保証書に販売年月日等の記入がない場合は無効となります。記入できな
いときは、お買い上げ年月日を証明できる領収書等と一緒に保管してく
ださい。
2. 保証書は再発行致しませんので、紛失しないように大切に保管してくだ
さい。
アフターサービス
■ 保証書
本製品には、保証書が添付されています。
お買い求めの際に、販売店が所定事項を記入いたしますので「お買い
上げ日」「販売店」等の記入をご確認ください。記入がないものは無効
となります。
なお、保証書は再発行致しませんので、紛失しないように大切に保管し
てください。
■ 保証期間
お買い上げいただいた日より一年間です。
■ 保証期間中の修理
保証規定に基づいて修理いたします。詳しくは保証書をご覧ください。
本製品と共に保証書を必ずご持参の上、修理を依頼してください。
■ 保証期間経過後の修理
修理することによって性能が維持できる場合は、お客様のご要望により、
有料で修理させていただきます。ただし、補修用性能部品(電子回路な
どのように機能維持のために必要な部品)の入手が困難な場合は、修理
をお受けすることができませんのでご了承ください。また、外装部品(パ
ネルなど)の修理、交換は、類似の代替品を使用することもありますの
で、あらかじめお客様相談窓口へお問い合わせください。
■ 修理を依頼される前に
故障かな?とお思いになったら、まず取扱説明書をよくお読みのうえ、
もう一度ご確認ください。
それでも異常があるときは、お客様相談窓口へお問い合わせください。
■ 修理時のお願い
修理に出す際は、輸送時の損傷等を防ぐため、ご購入されたときの箱と
梱包材をご使用ください。
■ ご質問、ご相談について
修理、商品のお取り扱いについてのご質問、ご相談は、お客様相談窓口
へお問い合わせください。
WARNING!
この英文は日本国内で購入された外国人のお客様のための注意事項です
This Product is only suitable for sale in Japan. Properly qualied service is not
available for this product if purchased elsewhere. Any unauthorised modica-
tion or removal of original serial number will disqualify this product from war-
ranty protection.
お客様相談窓口
PHS 等一部の電話ではご利用できません。固定電話または携帯電話からおかけください。
受付時間月曜~金曜10:00 17:00(祝祭日、窓口休業日を除く)
●サービス・センタ : 168-0073 東京都杉並区下高井戸 1-18-162F
●
本社:〒 206-0812東京都稲城市矢野口 4015-2
www.korg.com
保証書
コルグ electribe2/electribe2s
本保証書は、上記の保証規定により無償修理をお約束するものです。
お買い上げ日 年
販売店名
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Korg electribe 取扱説明書

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