プローブは環境条件または作業条件を適切に反映する場所に設置し、できるだけ汚れがつ
かないようにします。プローブヘッドは計測環境内に完全に収めることもできますが、壁
を通してフィルター(およびフィルター下のセンサ)のみを計測環境内に設置する方法も
可能です。
• 計測環境の温度が周囲温度と大きく異なる場合は、プローブ全体とケーブルをなるべ
く長く計測環境内に入れることをお勧めします。これにより、ケーブルの熱伝導によ
る計測誤差を防ぐことができます。ダクト取り付けキット(ヴァイサラ注文コード
210697)はチャンバー外壁またはダクトから十分な距離を保ってプローブを設置する
ためのアクセサリであり、上記のような場合に適しています。
• 壁の両面に温度差がない場合は、壁を通してプローブを取り付けることをお勧めしま
す。
その他の考慮事項:
• プローブヘッドに結露した水がセンサに流れるのを防止するため、プローブヘッドは
水平に取り付けます。
• 結露した水がケーブルを伝わってプローブヘッドに流れるのを防止するため、ケーブ
ルはゆるく吊します。
• プローブ加温機能を使用する場合は、プローブを金属構造物に直接取り付けないでく
ださい。
図 24 壁を通しての HMM170 プローブの取り付け
プローブの取り付け
ケーブル付きセンサープローブは 、出荷時に回路基板に接続されていま
す。ケーブルを取り外したり、再接続したりしないでください。
注意
1. プローブから黄色の保護キャップを取り外します。
2. 必要に応じて取り付けアクセサリを使用して、選択した場所にプローブヘッドを取り
付けます。アクセサリに同梱されている取り付け手順を参照してください。
3. すべてのケーブルパススルーがシーリング 処理されていることを確認します。
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