Vaisala HMM170 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!Vaisala HMM170 湿度温度モジュールのクイックガイドの内容を読み終えました。このデバイスに関するご質問にお答えします。このガイドには、モジュールの設置方法、プローブの取り付け方法、設定方法、そしてVaisala Insightソフトウェアの使用方法など、HMM170に関する重要な情報が記載されています。何かご質問があればお気軽にお尋ねください!
  • HMM170モジュールの電源電圧は何ですか?
    HMM170モジュールはどのようなアナログ出力を提供しますか?
    HMM170プローブの取り付け方法を教えてください。
    HMM170モジュールの設定には何を使用しますか?
HMM170 クイックガイド
ヴァイサラ HUMICAPâ 湿度温度モジュール HMM170 は、要件の厳しい環境チャンバーや
過酷な条件への組み込みに適したオープンフレー OEM 変換器です。このモジュールに
は、RS-485/Modbus RTU デジタルポートと自由に構成可能なアナログ出力チャンネル 3 つ
が搭載されています。
モジュールの取り付け
ケーブル付きセンサプローブは出荷時に回路基板に接続されています。ケー
ブルを取り外したり、再接続したりしないでください。
SERVICE
D+ D− GND
GND
+ VIN − + CH1 − + CH2 − + CH3 − PURGE
1 2
3
4
56
図 11 HMM170 回路基板
1 電源入力(12~35VDC)
2 クティブなアナログ出力(0/4~
20mA、1~5V、0~5/10V)
3 外部パージトリガー(閉の場合にパー
ジを起動)
4 接地点
5 RS-485(Modbus)デジタルポート
6 サービスポート(一時接続、MI70、
Vaisala Insight ソフトウェア付属の
USB ケーブル
1. 回路基板の隅にある取り付け穴を使用して、モジュールをしっかりと取り付けます。
モジュールにはスタンドオフ一式が付属しています。このスタン
ドオフまたは他の適用可能なスタンドオフを使用して、高さが 6mm
(0.24in)以上になるようにモジュールを取り付けてください。
注意
2. モジュールがメッキされた取り付け穴から適切に接地接続されていることを確認しま
す。
プローブの取り付け
HMM170 プローブは、測定性能や多くの化学物質への耐性が重要となる、乾燥室やテスト
チャンバー、空調用空気、その他の環境試験器や気象観測機器などの常時高湿度または急
速な湿度変化が伴う用途向けに設計されています。
15
日本語
99.5 [3.92]
79.5 [3.13]
37.5 [1.48]
Ø 12
[0.47]
Ø 12
[0.47]
ࣟࢵࢡࣜࣥࢢ
ࡢ⁁
mm
[in]
図 12 HMM170 プローブヘッドの寸法
1. プローブヘッドに結露した水がセンサに流れるのを防止するため、プローブヘッドを
水平に取り付けます。
2. 結露した水がケーブルを伝わってプローブヘッドに流れるのを防止するため、ケー
ルをゆるく吊します。
3. プロー取り付けフランジまたはシリコンシーラントを使用して、ケーブルパスス
ルーを密閉します。
もし計測環境の温度が周囲温度と大きく異なる場合は、プロー全体とケー
ルをなるべく長く、プロセス内に入れてください。これにより、ケーブルの
伝導による計測誤差を防ぐことができます。
設定
HMM170 を構成するには、Vaisala Insight ソフトウェアを使用します。モジュールはヴァ
イサラ USB ケーブル(注文コード 219690)を使用して、Vaisala Insight ソフトウェアに接
続できます。
Vaisala Insight ソフトウェアは、www.vaisala.com/insight からダウンロードしてくださ
い。
詳細
モジュールの取り付け、設定、およびメンテナンスの詳細についてwww.vaisala.com
で HMM170 Vaisala HUMICAP
â
Humidity and Temperature Module User Guide
M212259EN を参照してください
16 M212260EN-A
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