概要
HMM100 シリーズ湿度モジュールは、環境試験装置への組込みにしたオープンフレームモジュール
です。このモジュールは、相対湿度(RH)または露点(T
d
)のアナログ出力 1 チャンネルで出力
します。詳細については、『技術情報 (ページ 3)』を参照してください。
HMM100 シリーズのすべてのモジュールには 、動作温度範囲全体にわたる自動温度補正機能があり
ます。外部温度補正をする必要はありません。
ケーブル付きセンサプローブは、出荷時に回路基板に接続されています。ケーブルを取り外したり、
再接続したりしないでください。
取り付け
プローブの取り付け位置を選択する際は、次の点に注意してください。
• プローブ全体を測定環境内に収めて、チャンバー外壁またはダクトから十分な距離を保つよう
にします。プローブ周辺では空気が自由に流れるようにしてください。
• プローブは環境条件または作業条件を適切に反映する場所に配置し、できるだけ汚れがつかな
いようにします
1. 回路基板の隅にある取り付け穴を使用して、モジュールをしっかりと取り付けます。必要に応
じて、オプションの取り付けブラケットを使用します。メッキされた取り付け穴から必ず接地
接続してください。図 1 (ページ 2)を参照してください。
付属品のヴァイサラ注文コードについては、『HMM100 User Guide(M211024EN)』を参照し
てください。
2. プローブを設置します。オプションのプローブ取り付けフランジ
1)
または取り付けクランプ
2)
(必要時のみ)。熱伝導を防止するためにプローブと同じ空間に十分な長さのケーブルを挿
入して、校正時にプローブを移動できるようにします。
1) 取り付けフランジを使用した取り付けは 400 mm 長プローブ(オプション)でのみ推奨されます。標準プローブで、フランジ取り付
けにすると熱伝導の影響が大きな場合があります。
2) 400 mm 長クランプを取り付ける際は、安定性のために 2 つの取り付けクランプを使用します。
M211002JA-D
クイックガイド
Vaisala HUMICAPâ 湿度モジュール
HMM100
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