Furuno MU-190V, MU190V ユーザーマニュアル

  • FURUNO MU-190Vモニターユニットのオペレーターマニュアルの内容を理解しています。このマニュアルには、設置方法、調整方法、操作方法、メンテナンス方法などが記載されています。高解像度ディスプレイやPIP機能など、MU-190Vの特長に関するご質問にお答えします。
  • 電源のオンオフ方法は?
    輝度調整方法は?
    入力信号の切り替え方法は?
    PIPウインドウの表示・非表示、移動方法は?
    メニュー画面の位置や透明度の調整方法は?
本書の無断複写複製(コピー)は特定の
場合を除き、当社権利侵害になります。
( AKMU ) MU-190V
Pub. No. OMC-44680-A
Printed in Japan
・ 機器の修理・使用方法等に関するお問い合わせは、お買い上げの販売店・代理店、最寄りの
  当社支店・営業所あてへお願いします。
(Elemental Chlorine Free)
The paper used in this manual
is
elemental chlorine free.
FURUNO Authorized Distributor/Dealer お問い合わせは
: MAY. 2011
A
i
重要なお知らせ
z 取扱説明書の一部または全部の転載、複写は著作権者である当社の許諾が必要です。無断転
載することを固くお断りします。
z 本書を紛失または汚損されたときは、次のアドレスにアクセスして、フルノライフベスト株
式会社からご購入ください。
http://www.furuno.co.jp/contact/cnt_manual.html
z 製品の仕様ならびに取扱説明書の内容は予告なく変更することがあります。
z 画面に表示される内容は、システムの設定や動作状態によって異なります。したがって、本
書内に掲載してあるイラストは画面の表示と異なる場合があります。
z お客様が本書の内容に従わずに本機または本ソフトウェアを取り扱われたり、または当社お
よび当社指定の者以外の第三者により改造・変更されることに起因して生じる障害等につい
ては、当社は責任を負いかねますのでご了承ください。
z お買い上げの機器を廃棄するときは、産業廃棄物として地方自治体の条例または規則に従っ
て処理してください。詳しくは、各地方自治体に問い合わせてください。
z 本マニュアルに記載されている社名、製品名は、一般に各開発メーカーの登録商標または商
標です。
ii
安全にお使いいただくために
[ 必ずお守りください ]
お使いになる人や他の人への危害、財産への損害を未然に防止するため、以下のことを必ずお
守りください。表示内容を無視して誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を、本
書では次の表示で区分し、説明していますので十分に気をつけてください。
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iv
目 次
はじめに ........................................................................................................................... v
システム構成................................................................................................................... vi
構成表............................................................................................................................. vii
1 取付けと結線.........................................................................................................1
1.1 準備 ...................................................................................................................................... 1
1.2 標準構成での取付け(埋込み背面留め)............................................................................... 2
1.3 フード付き埋込み背面留め オプション).......................................................................... 4
1.4 卓上取付け ( オプション )..................................................................................................... 5
1.5 結線 ...................................................................................................................................... 7
2 装備後の調整.........................................................................................................9
2.1 RGBDVI1DVI2 画面の設定............................................................................................ 9
2.2 VIDEO 画面の設定.............................................................................................................. 10
2.3 メニュー表示の設定 ........................................................................................................... 11
2.3.1 メニュー表示を調整する ............................................................................................... 11
2.3.2 信号名を変更す.......................................................................................................... 12
3 章操.....................................................................................................................13
3.1 操作パネルの説明............................................................................................................... 13
3.2 電源のオン/オフ............................................................................................................... 14
3.2.1 電源をオン/オフする.................................................................................................................. 14
3.2.2 キーをロックする ......................................................................................................................... 14
3.3 輝度の調整.......................................................................................................................... 15
3.4 入力信号の選択 .................................................................................................................. 15
3.5 PIP ウィンドウの表示 ........................................................................................................ 16
3.6 システムメニュー............................................................................................................... 16
3.6.1 表示言語を設定する ...................................................................................................... 17
3.6.2 自動調光機能をオン/オフする .................................................................................... 17
3.6.3 自動信号設定機能をオン/オフする............................................................................. 17
3.6.4 設定を初期化す.......................................................................................................... 18
4 保守点検およびトラブルシューティング............................................................19
4.1 保守点検 ............................................................................................................................. 19
4.2 故障かなと思ったら ........................................................................................................... 20
仕 様.........................................................................................................................SP-1
工事材料表.................................................................................................................... A-1
外寸図........................................................................................................................... D-1
相互結線図.................................................................................................................... S-1
v
はじめに
このたびは、当社製品をお買い求めいただき、誠にありがとうございます。当社は 60 年以上に
わたって数々の舶用電子機器を製造販売しており、性能、品質、信頼性については全世界
ユーザーの方々から高い評価を受けています。本機は、厳しい品質管理のもとで設計・製造さ
れていますので、性能・耐久性ともに安心してご使用いただけます。この取扱説明書をよくお
読みいただき、本来の性能を十分発揮させていただきますようお願い申し上げます。
特徴
本機は、19 型の高輝度カラー LCD 表示器です。主な特徴は次のとおりです。
z アナログ RGB 信号 1 系統、デジタル信号 2 系統、コンポジット信号 1 系統を接続し、メニュー
にて選択表示が可能
z 高解像度表示[SXGA1280x1024 ドット)
z 光センサーによる自動調光機能付き
z ピクチャーインピクチャー機能付き
z DVI 信号による表示器の自動電源オン/オフ機能付き
z 卓上、および埋め込み装備における縦型ディスプレイ
z 多言語メニュー搭載(英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語)
プログラム
xx: 軽微な変更の進度
プログラム名 バージョン番号 設定
PROGRAM
2651024-01.xx 2011 5
FPGA
2651025-01.xx 2011 5
vi
システム構成
接続可能機種
注)縦型装備のみ対応
機種 解像度 信号形式
FSV-85/FSV-85L SXGA DVI
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vii
構成表
標準支給品
*: 巻末の工事材料表参照
オプション
名称 型式 コード番号 備考
表示器
MU-190V 1
工事材料
CP26-01800 000-017-265
1
• CP26-01801
*
• F マウント金具 19
CP26-01403 ( コード番号:001-
085-330)1
ケーブル組品
MJ-A3SPF0017-050ZC ( コード番
号:000-157-995-10)1
付属品
FP26-00401 001-080-780
1 フィルタークリーナー
19-028-3125-1 ( コード番号:100-
360-671-10)1
予備品
SP26-00201 001-080-750
1 ヒューズ
FGBO-A 125V 5A PBF ( コード番
号:000-155-853-10)3
ヒューズ
FGBO 125V 10A PBF ( コード番
号:000-155-826-10)3
名称 型式 ード番号 数量 備考
ケーブル組品
3COX-2P-6C 5M 001-077-230-10 1
5m、両端 15 ピン
D-sub コネクタ付き
3COX-2P-6C 10M 001-077-220-10 1
10m、両端 15 ピン
D-sub コネクタ付き
DVI-D/D S-LINK 5M
001-132-960-10
1
5m、両端 DVI-D
コネクタ付き
DVI-D/D S-LINK 10M 000-150-200-10 1
10m、両端 DVI-D
コネクタ付き
ハンガーキット
OP26-9 000-017-262
1
フードキット
OP26-10 001-115-780
1
1
1 取付けと結線
1.1 準備
取付け方法
表示器は、次のような方法で取り付けることができます。取付け寸法の詳細は、巻末の外寸
を参照してください。
標準構成での取付け(埋込み背面留め)
フード付き埋込み背面留め(オプション)
卓上取付け(オプション)
1LCD の表面は壊れやすいガラス素材でできているので、強い衝撃や圧力を加えないよう
に注意して取り付けてください。
2埋込み装備の場合は、取り付け作業が完了するまで、表示器が落下しないように注意し
てください。
取付け位置
次の点を考慮して取付け位置を決めてください。
取付け場所が表示器の重さに耐えられる場所
直射日光が LCD の表面に長時間当たらない場所
LCD に直射日光が長時間当たると、LCD がブラックアウト(黒くなる現象)する可能性
あります。
船の周囲の状況を観察しながら機器の操作ができる見通しの良い場所
巻末の外寸図に示す保守・点検用のスペースが確保できる場所
水しぶきのかからない場所
コンパス安全距離(iii ページ参照)を確保できる場所
配線
表示器を取り付ける前に、必要なケーブルを配線しておきます。配線は、巻末の相互結線図
参照してください。
1 取付けと結線
2
1.2 標準構成での取付け(埋込み背面留め)
標準構成では、表示器の埋込み装備時に背面から固定することができます。
1. 同梱の型紙を使って、装備場所に穴を開けます。
2. 表示器背面の上下つばに支給の F マウントスポンジ H、および左右つばに F マウント
スポンジ V を貼り付けます。
スポンジは、下図の①~④の順に貼り付けてください。
3. 1.5 節の「結線」を参照して、必要なケーブルを表示器背面に接続します。
4. 手順 1 の取付け穴に、表示器をはめ込みます。
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1 取付けと結線
3
5. 支給の F マウント金具 192 個)の蝶ナットと蝶ボルトを回して、ネジ足プロテク
ターをマウント金具側に移動します(下図参照)
6. 支給のナベセムス B ネジ(6 本)を使って、
F マウント金具を表示器の左右に取り付け
ます。
7. 蝶ボルトを右図の①~⑥の順に回して、ネ
ジ足プロテクターが壁に当たるようにしま
す。
8. もう一度、蝶ボルトを①~⑥の順に確実に
締め付けて表示器を固定します。
9. 中間の蝶ナットを締め付けます。
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1 取付けと結線
4
1.3 フード付き埋込み背面留め (オプション)
埋込み装備でフードを取り付けるには、オプションのフードキット OP26-10 が必要です。
フードキット
OP26-10 (コード番号 : 001-115-780)内訳
1. 同梱の型紙を使って、装備場所に穴を開けます。
2. サラ小ネジ(6 本)を使って、フー
ド固定金具 19 を表示器の左右に取
り付けます。
3. 表示器背面の上下つばにフード F
パッキンを貼り付けます。
4. 1.2 節の「標準構成での取付け(埋込み背面留め)」の手順 3 9 に従って、表示器
パネル(壁)に固定します。
5. フード固定金具 19 の穴に、内側からローレットノブ(4 個)を緩く回してはめ込みま
す。
名称 型式 コード番号 数量
フード組品
OP26-10-1 001-115-810-00 1
フード固定金具 19
26-005-3302 100-351-611-10 2
フード F パッキン
26-007-3303 100-360-650-10 2
ローレットノブ M4
03-163-2303 100-343-602-10 4
サラ小ネジ
M3x8 000-172-167-10 6
フラッシュマウント型紙
C32-01010 000-174-550-10 1
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1 取付けと結線
5
6. フード組品の切り欠き部分をローレッ
トノブとフード固定金具 19 の間に差
し込みます。
7. 切り欠きとローレットノブが密着するよ
うに、フード組品の上部を押さえます。
8. ローレットノブ(4ヵ所)を締め付けて、フード組品を固定します。
1.4 卓上取付け ( オプション )
卓上に取り付けるには、オプションのハンガーキット OP26-9 必要です。
ハンガーキット
OP26-9(コード番号 : 000-017-262)内訳
名称 型式 コード番号 数量
ハンガー組品
OP26-9-1 001-115-790-00
1
ハンガーブラケット組品
OP26-9-2 001-115-800-00
トラスタッピンネジ
5x20 000-162-608-10 4
バインド小ネジ
M4x10 000-172-165-10 9
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1 取付けと結線
6
1. ハンガーブラケット組品に付いている
ノブを緩めて、ハンガー組品とハン
ガーブラケット組品を分離します。
2. 表示器取付け位置にハンガー組品を置
き、トラスタッピンネジ(4 本)で固定し
ます。
3. バインド小ネジ(9 本)を使って、
ハンガーブラケット組品を表示器の
背面に取り付けます。
4. 1.5 節の「結線」を参照して、必要なケーブルを表示器背面に接続します。
5. ハンガーブラケット組品に付いている
ノブを緩めて、ハンガー組品の切り欠
きに挿入します。
6. 表示器を希望する角度に調整して、ノブを締め付けます。
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1 取付けと結線
7
1.5 結線
下図および巻末の相互結線図を参照して、ケーブルを接続してください。
接続
1
:表示器側は内径 4mm の圧着端子を使用し、できるだけ短い線で船体に設置してくださ
い。
2
:スライドスイッチ
• ON(上側): デジタル信号接続時、外部機器側で電
源をオン/オフすると、表示器の電源も連動しま
す。
• OFF(下側): アナログ RGB 信号接続時は必ずオフ
にしてください。
注)DVI ポートと RGB ポートの両方に外部機器を接
続している場合は、スライドスイッチの設定を
OFF」にしてください。
3
BRILL CTRL ポート
使用しません。BRILL CTRL ポートに貼ってあるシールは、はがさないでください。
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1 取付けと結線
8
コンポジット信号ケーブルの固定
コンポジット信号ケーブルを接続した場合、振動で抜けないようにケーブルを固定してくださ
い。
1. 支給のコンベックス(結束バンド)をケーブル固定用端子の穴に通します。
2. 結束バンド内にケーブルを通して結束バンドを締め付け、ケーブルをケーブル固定用
端子に固定します。
3. 不要な部分はニッパーで切断します。
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9
2 装備後の調整
本機に接続している機器に応じて、画面の各種設定を行います。
2.1 RGBDVI1DVI2 画面の設定
RGBDVI-D1DVI-D2 の各ポートに接続した機器の映像を個別に調整します。各機器の電源
を入れて映像を表示したあとに、次の調整を行います。
1. 入力信号ウィンドウで調整する画面を選びます(詳細は 3.4 節参照)
1) [DISP] キーを押します。
2) 続けて [DISP] キーを押して、[RGB][DVI1][DVI2] のいずれかを選びます。
2. [MENU] キーを押して、メニューを表示します。
1 分間キー操作を行わなければ、自動的にメニューは消えます。
3. W また X キーを押して、[RGB][DVI1]、または [DVI2] を選びます。
カーソル(橙色)は、現在選んでいる項目を示します。選んだメニュー名に応じて、メ
ニュー項目が変わります。[DVI1] [DVI2] メニューの項目は、すべて同じです
注)力信号がない場合、メニュー名がグレー表示になり、設定を変更できません。
4. T また S キーを押して、変更するメニュー項目を選びます。
5. W また X キーを押して、設定内容を変更します。
6. [MENU] キーを押して、メニューを閉じます。
RGBDVI メニューの説明
メニュー項目 説明 設定範囲
H_SIZE
(RGB メニューのみ)
画面の横幅を調整する。W(狭まる)X(広がる)
入力信号による
V_SIZE
(RGB メニューのみ)
画面の縦幅を調整する。W(狭まる)X(広がる)
PHASE
*
(RGB メニューのみ)
入力信号をサンプリングするタイミングを調整する。
数値を変更して文字等を見やすくする。
1 32
RGB DVI1 DVI2 VIDEO OSD SYSTEM
V_SIZE
H_SIZE
PHASE
CONTRAST
V_POSITION
H_POSITION
R_LEVEL
G
_LEVEL
B_LEVEL
TEMPERATURE
B STRETCH
W
STRETCH
DISP MODE
SHARPNESS
1280
1024
16
32
50
20
31
31
31
7000K
OFF
OFF
FULL
5
(1~32)
(1~64)
(1~99)
(1~40)
(1~64)
(1~64)
(1~64)
(5500K/6500K/7000K/8000K)
(OFF, 1~10)
(OFF, 1~10)
(FULL/NORMAL)
(1~10)
䊜䊆䊠䊷ฬ
䊜䊆䊠䊷
㗄⋡
RGB DVI1 DVI2 VIDEO OSD SYSTEM
CONTRAST
V_POSITION
H_POSITION
R_LEVEL
G
_LEVEL
B_LEVEL
TEMPERATURE
B STRETCH
W
STRETCH
DISP MODE
SHARPNESS
32
25
20
31
31
31
7000K
OFF
OFF
FULL
1
(1~64)
(1~50)
(1~40)
(1~64)
(1~64)
(1~64)
(5500K/6500K/7000K/8000K)
(OFF, 1~10)
(OFF, 1~10)
(FULL/NORMAL)
(1~10)
㪲㪩㪞㪙㪴㩷䊜䊆䊠䊷
㪲㪛㪭㪠㪈㪴 䋨䉁䈢䈲 㪉䋩 䊜䊆䊠䊷
2 装備後の調整
10
*: 文字がぼやけているときは、[PHASE] [SHARPNESS] を調整してください。
2.2 VIDEO 画面の設定
VIDEO ポートに接続した機器の映像を調整します。VIDEO 号は、ピクチャーインピク
チャー(PIP)ウィンドウにも表示されます(3.5 節参照)
1. 入力信号ウィンドウで調整する画面を選びます。
2. [MENU] キーを押して、メニューを表示します。
3. W または X キーを押して、[VIDEO]
選びます。
右図のような [VIDEO] メニューが表
されます。
4. T または S キーを押して、変更する
メニュー項目を選びます。
5. W または X キーを押して、設定内容を変更します。
6. [MENU] キーを押して、メニューを閉じます。
CONTRAST
コントラストを調整する。W(暗い)X(明るい) 1 64
V_POSITION
画面位置を上下方向に調整する。W(上に移動)X
(下に移動)
1 40
H_POSITION
画面位置を左右方向に調整する。W(左に移動)X
(右に移動)
1 99RGB
1 50DVI1
DVI2
R_LEVEL
赤色のレベルを調整する。W(弱い)X(強い) 1 64
G_LEVEL
緑色のレベルを調整する。W(弱い)X(強い) 1 64
B_LEVEL
青色のレベルを調整する。W(弱い)X(強い) 1 64
TEMPERATURE
色温度を調整する(4 段階)
[5500K](赤色レベルが強い)[8000K](青色レベルが
強い)
[5500K]
[6500K]
[7000K]
[8000K]
B STRETCH
黒に近い色をより黒くする。
[OFF](標準)W(弱い)X(強い)
[OFF]
1 10
W STRETCH
白に近い色をより白くする。
[OFF](標準)W(弱い)X(強い)
[OFF]1 10
DISP MODE
入力画像の表示方法を選ぶ。
• [FULL]: 入力画像を表示器の画面に合わせて表示
• [NORMAL]: 入力画像の縦横比を保持して表示
[FULL]
[NORMAL]
SHARPNESS
*
水平方向のエッジを強調する。
W(文字や線が鈍くなる)X(文字や線が鋭くなる)
1 10
メニュー項目 説明 設定範囲
RGB DVI1 DVI2 VIDEO OSD SYSTEM
PIP_SIZE
CONTRAST
R_LEVEL
G
_LEVEL
B_LEVEL
TEMPERATURE
B STRETCH
W
STRETCH
5
32
31
31
31
7000K
OFF
OFF
(1~10)
(1~64)
(1~64)
(1~64)
(1~64)
(5500K/6500K/7000K/8000K)
(OFF, 1~10)
(OFF, 1~10)
2 装備後の調整
11
VIDEO メニューの説明
2.3 メニュー表示の設定
2.3.1 メニュー表示を調整する
メニューの表示位置や表示方法を設定します。
1. [MENU] ーを押して、メニューを表示します。
2. W また X キーを押して、[OSD]
選びます。
右図のような [OSD] メニューが表示
れます。
3. T また S キーを押して、変更する
メニュー項目を選びます。
4. W また X キーを押して、設定内容を変更します。
5. [MENU] ーを押して、メニューを閉じます
OSD メニューの説明
メニュー項目 説明 設定範囲
PIP_SIZE
PIP ウィンドウのサイズを調整する(PIP ウィン
ドウが表示されているとき調整可能)
152mm x 35mm)~
10285mm x 194mm
CONTRAST
コントラストを調整する。 1 64
R_LEVEL
赤色のレベルを調整する。 1 64
G_LEVEL
緑色のレベルを調整する。 1 64
B_LEVEL
青色のレベルを調整する。 1 64
TEMPERATURE
色温度を調整する(4 段階)
[5500K][6500K]
[7000K][8000K]
B STRETCH
黒に近い色をより黒くする。 [OFF]1 10
W STRETCH
白に近い色をより白くする。 [OFF]1 10
メニュー項目 説明 設定範囲
V_POSITION
メニューの表示位置を上下方向に調整する。
W(上に移動)X(下に移動)
1 37
H_POSITION
メニューの表示位置を左右方向に調整する。
W(左に移動)X(右に移動)
1 31
TRANSLUCENT
メニューの背景色(青色)を透過させる。
[OFF]: 背景色が青色、[ON]: 背景色を透過
注) 透過処理はアルファブレンド技術を使用しています。
[OFF]
[ON]
CUSTOM NAME
2.3.2 項参照
RGB DVI1 DVI2 VIDEO OSD SYSTEM
V_POSITION
H_POSITION
TRANSLUCENT
CUSTOM NAME
RGB : RGB
DVI1 : DVI1
DVI2 : DVI2
VIDEO : VIDEO
32
16
OFF
(1~37)
(1~31)
(OFF/ON)
2 装備後の調整
12
2.3.2 信号名を変更する
RGBDVI1(または 2VIDEO」の入力信号名を装置の名前など、わかりやすい名前に
変更できます。変更した名前は、入力信号ウィンドウ、または画面切替え時に表示される画面
名に反映されます(3.4 節参照)
1. [MENU] キーを押して、メニューを表示します。
2. W または X キーを押して、[OSD] を選び
ます。
3. T または S キーを押して、変更する信
号名を選びます。
右図の例では、RGB」が選ばれています。
4. X キーを押して、変更する文字を選びま
す。
右図の例では、G」が選ばれています。
5. 必要な文字が表示されるまで、T または S キー
を押します。
右図の例では、5」が設定されています。最大 10
字の名前を設定できます。使用できる文字は、A
Za z0 9「スペース」および以下に示
す記号です。
記号:! ” # $ % & ’ ( ) * + , - . / : ; < = > ? @ [ ] ^ _ ‘ ~
6. 続けて他の信号名を変更する場合は、W キーを数回押してカーソルを信号名まで戻し
てから、手順 3 5 の操作を繰り返します。
7. [MENU] キーを押して、メニューを閉じます。
RGB DVI1 DVI2 VIDEO OSD SYSTEM
H_POSITION
V_POSITION
TRANSLUCENT
CUSTOM NAME
RGB : RGB
DVI1 : DVI1
DVI2 : DVI2
VIDEO : VIDEO
14
33
OFF
(1~29)
(1~37)
(OFF/ON)
ାภฬ
CUSTOM NAME
RGB : RGB
DVI1
: DVI1
DVI2
: DVI2
VIDEO
: VIDEO
CUSTOM NAME
RGB : R5B
DVI1
: DVI1
DVI2
: DVI2
VIDEO
: VIDEO
13
3 章操
3.1 操作パネルの説明
MENU DISP
PIP
B
R
I
L
L
శ䉶䊮䉰䊷
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PIP
R
B
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