ヘッド交換の手順
1. すべてのチューニング・ボルトとワッシャーを取り外します。
※ヘッドの下にあるセンサーに無理な力をかけないでくださ
い。打撃を正しく感知できなかったり、センサーを破損する
ことがあります。
2. フープを取り外します。
3. 古いヘッドを取り外します。
4. 新しいヘッドをシェルの上にのせます。
5. ヘッドの上にフープをのせます。
6. チューニング・ボルトをフープ、シェルに取り付けます。
7. ヘッドの張り具合を調節します。
ヘッドは、使っている年月とともに性能が劣化する消耗部品です。ヘッドの張り具合を正しく調節しても、ヘッド面にたるみが残る場合は、
ヘッドを交換してください。
※交換用ヘッドについては、ローランドお客様相談センターにご相談ください。
各パーツの詳しい説明
■■ FD-8(ハイハット・コントロール・ペダル)
FD-8 各部の名称
※アンカー・ボルトの先端はとがっています
ので、取り扱いに注意して作業を行ってく
ださい。
※フローリングなどの床の上でアンカー・ボ
ルトをご使用になりますと、床を傷つける
恐れがありますので、使用しないでくださ
い。
※踏み込み量を調整するときは、アームをド
ラム・キーでゆるめてください。
■■ CY-8
(クラッシュ/ライド)
CY-8 各部の名称
■■ CY-5
(ハイハット)
※ご使用の年月とともに、パッドのゴム表面が変色することがありますが、使用上には影響あ
りません。
CY-5 各部の名称
■■ PDX-8(スネア)
PDX-8 各部の名称
■■ PD-8(タム)
PD-8 各部の名称
※ご使用になる前に、必ずヘッドの張り具合
を調節してください。
※ヘッドの張りがゆるんだ状態でヘッドを叩
くと、センサーやヘッドを破損することが
あります。
※ヘッドの下にあるセンサーに無理な力をか
けないでください。打撃を正しく感知でき
なくなったり、センサーを破損することが
あります。
※センサーの素材の性質上、気温、湿度の変
化によってセンサーの感度が変わることが
あります。
※リム・ラバーは特にリム・ショット演奏に
よって、使っている年月とともに消耗する
消耗部品です。
消耗したゴム部分をリム・ショット演奏す
ると誤動作することがあります。このよう
な場合、リム・ラバーを交換してください。
リム・ラバーの交換に関しては、ローラン
ドお客様相談センターにご相談ください。
警 告
• この機器を分解したり、改造したり
しないでください。
• 修理/部品の交換などで、取扱説明
書に書かれていないことは、絶対に
しないでください。必ずお買い上げ
店またはローランドお客様相談セン
ターに相談してください。
• 次のような場所に設置しないでくだ
さい。
• 温度が極端に高い場所(直射日光の
当たる場所、暖房機器の近く、発熱
する機器の上など)
• 水気の近く(風呂場、洗面台、濡れ
た床など)や湿度の高い場所
• 湯気や油煙が当たる場所
• 塩害の恐れがある場所
• 雨に濡れる場所
• ほこりや砂ぼこりの多い場所
• 振動や揺れの多い場所
• この機器の設置には、ローランドが
推奨するスタンド(MDS シリーズ)
を使用してください。
• この機器の設置にスタンド(MDS
シリーズ)を使用する場合、ぐらつ
くような所や傾いた所にスタンド
(MDS シリーズ)を設置しないでく
ださい。安定した水平な所に設置し
てください。機器を単独で設置する
場合も、同様に安定した水平な所に
設置してください。
警 告
• この機器に、異物(燃えやすいもの、
硬貨、針金など)や液体(水、ジュー
スなど)を絶対に入れないでくださ
い。また、この機器の上に液体の入っ
た容器を置かないでください。ショー
トや誤動作など、故障となることが
あります。
• お子様のいるご家庭で使用する場合、
お子様の取り扱いやいたずらに注意
してください。必ず大人のかたが、
監視/指導してあげてください。
• この機器を落としたり、この機器に
強い衝撃を与えないでください。
注 意
• 接続したコードやケーブル類は、繁
雑にならないように配慮してくださ
い。特に、コードやケーブル類は、
お子様の手が届かないように配慮し
てください。
• この機器の上に乗ったり、機器の上
に重いものを置かないでください。
• 取り外したナット、ワッシャー類、
ネジ類、アンカー・ボルトは、小さ
なお子様が誤って飲み込んだりする
ことのないようお子様の手の届かな
いところへ保管してください。
設置について
• 直射日光の当たる場所や、発熱する機器の近く、
閉め切った車内などに放置しないでください。変
形、変色することがあります。
• 極端に温湿度の違う場所に移動すると、内部に水
滴がつく(結露)ことがあります。そのまま使用
すると故障の原因になりますので、数時間放置し、
結露がなくなってから使用してください。
• 本機の上にゴム製品やビニール製品などを長時間
放置しないでください。変形、変色することがあ
ります。
お手入れについて
• 通常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きするか、
堅く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れ
が激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭
き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。
(KD-9)
打面部分のお手入れは、柔らかい布で乾拭きして
ください。
• 変色や変形の原因となるベンジン、シンナーおよ
びアルコール類は、使用しないでください。
修理について
• お客様がこの機器を分解、改造された場合、以後
の性能について保証できなくなります。また、修
理をお断りする場合もあります。
• 当社では、この製品の補修用性能部品(製品の機
能を維持するために必要な部品)を、製造打切後
6 年間保有しています。この部品保有期間を修理
可能の期間とさせていただきます。なお、保有期
間が経過した後も、故障箇所によっては修理可能
の場合がありますので、お買い上げ店、またはロー
ランドお客様相談センターにご相談ください。
その他の注意について
• 故障の原因になりますので、ボタン、つまみ、入
出力端子などに過度の力を加えないでください。
• ケーブルの抜き差しは、ショートや断線を防ぐた
め、プラグを持ってください。
• 音楽をお楽しみになる場合、隣近所に迷惑がかか
らないように、特に夜間は、音量に十分注意して
ください。ヘッドホンを使用すれば、気がねなく
お楽しみいただけます。
• 本機は、演奏時の打撃音を小さくする設計になっ
ていますが、床や壁を通じての振動は意外によく
伝わります。特にヘッドホン使用時の演奏は、隣
近所に迷惑がかからないように注意しましょう。
• 輸送や引っ越しをするときは、この機器が入って
いたダンボール箱と緩衝材、または同等品で梱包
してください。
• この機器が入っていた梱包箱や緩衝材を廃棄する
場合、各地域のゴミの分別基準に従って行ってく
ださい。
• 接続ケーブルには抵抗が入ったものがあります。
本機との接続には、抵抗入りのケーブルを使用し
ないでください。音が極端に小さくなったり、まっ
たく聞こえなくなる場合があります。抵抗の入っ
ていない接続ケーブルをご使用ください。
他社製の接続ケーブルをご使用になる場合、ケー
ブルの仕様につきましては、ケーブルのメーカー
にお問い合わせください。
• 打面部のゴム部品には、性能維持のために劣化防
止剤などを塗布してあります。時間経過に伴い、
これらの添加剤が表面に現れて、白く汚れたよう
に見えたり、製品検査時のスティック痕が見えた
りする場合がありますが、製品の性能や機能には
影響ありませんので、安心してお使いください。
• ご使用の年月とともに、パッドのゴム表面が変色
することがありますが、使用上影響はありません。
• 図の矢印部分に手や指を入れないでください。ケ
ガをしたり破損したりする恐れがあります。
• 製品の仕様および外観は、改良のため予告なく変
更することがあります。
使用上のご注意
※TD-4 は、スネアのリム・ショットにのみ対応して
います。
タムのリム・ショットには対応していません。
張り具合を調節する
1. 図の順番で、チューニング・ボルトをすべて指
で締めます。
2. 張り具合は、アコースティック・ドラムの打感
触とほぼ同じくらいが適切です。
3. 必要に応じて、ドラム・キーで張り具合を調節
します。
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