Roland TR-6S 取扱説明書

取扱説明書

各部の名称とはたらき4

トップ・パネル

4

フロント・パネル

5

ボトム・パネル

（本体裏面）5

電池を入れる

5

リア・パネル

（機器の接続）6

演奏の前に

7

電源を入れる

7

電源を切る

7

S D カードをフォーマットする

（SD CARD FORMAT）7

TR-6S の概要8

パターンとは？

9

キットとは？

9

モーションとは？

9

基本画面10

パターンを再生する 11

パターンを再生する

11

パターンを選ぶ

 11

バリエーションの長さを変更する

（バリエーションの LAST STEP の設定）11

特定のトラックの長さを変更する

（トラックの LAST STEP の設定）  12

ランダム・パターンを生成する

12

パターンをコピーする

12

パターンを削除する

12

バリエーションを削除する

12

トラックを削除する

12

バリエーションをコピーする

12

フィル・インのバリエーションを選ぶ

13

フィル・インを入れる

（マニュアル・トリガー）13

一定間隔でフィル・インを入れる

（オート・フィル・イン）13

トラックを消音する

（ミュート）13

リバーブやディレイを調節する

13

マスター・エフェクト

13

［CTRL

（MASTER FX）

］つまみにパラメーターを割り当てる

13

［CTRL］つまみにパラメーターを割り当てる

（CTRL SELECT）13

［CTRL］つまみにインストごとに別の機能を割り当てる

 14

テンポを変更する

14

タップ・テンポ

14

発音のタイミングを微調整する

（ナッジ機能）14

再生対象外のバリエーションに録音する

14

パターンの先頭に戻す

14

つまみやフェーダーの値を確認する

14

つまみやフェーダーの値をロードし直す

（リロード機能）14

つまみの動きをステップに記憶する（MOTION）15

MOTION の録音／再生

15

対象を選んで MOTION を削除する

15

パターンの設定をする

（パターン・セッティング）16

PTN:SETTING パラメーター

16

パターン／キット／システム設定を保存する

（WRITE）17

パターンやキットをコピーする

（COPY）17

パターンを削除する

18

バリエーションを削除する

18

トラックを削除する

18

パターンやキットをロードし直す

（リロード機能）18

ステップ・レコーディングをする

（TR-REC）19

サブ・ステップ／フラムを入力する

（SUB STEP）19

弱音を入力する

（WEAK BEATS）19

オルタネート音色を入力する

（ALT INST）19

アクセントを指定する

19

記録したステップをトラックから消去する

19

リアルタイム・レコーディングをする

（INST REC）20

サブ・ステップやフラムを演奏／録音する

20

弱音で演奏／録音する

（WEAK BEATS）20

オルタネート音色を演奏／録音する

（ALT INST）20

録音したステップをトラックから消去する

20

パッドを演奏する

（INST PLAY）21

サブ・ステップ／フラムを演奏する

21

弱音で演奏する

（WEAK BEATS）21

オルタネート音色を演奏する

（ALT INST）21

ロール演奏をする

（ROLL）21

特定のステップをループ再生にする

（STEP LOOP）22

ループ演奏をホールドする

22

ステップ・ループ・モードを解除する

22

キットの設定を変更する

（KIT Edit）23

パターン／キット／システム設定を保存する

（WRITE）24

インストの音色を変更する

（INST Edit）25

パターンやキットのインポート／エクスポート26

パターンやキットのエクスポート

26

パターンのエクスポート

26

キットのエクスポート

26

パターンやキットのインポート

27

パターンのインポート

27

キットのインポート

28

インポートしたユーザー・サンプルをインストに割

り当てる 29

ユーザー・サンプルをインポートする

（SAMPLE Import）29

インストにユーザー・サンプルを割り当てる

（SAMPLE）30

ユーザー・サンプル・トーンの設定を変更する

（SAMPLE Edit）30

ユーザー・サンプルを削除する

（SAMPLE Delete）31

ユーザー・カテゴリーの名前を設定する

（Category Name） 31

ユーザー・サンプル領域を最適化する

（OPTIMIZE）31

便利な機能と設定

（UTILITY）32

SYSTEM パラメーター／ UTILITY メニュー

32

初期化／バックアップ／リストア33

工場出荷時の設定に戻す

（FACTORY RESET）33

SD カードにデータをバックアップする

（BACKUP）33

SD カードにバックアップしたデータを復元する

（RESTORE） 34

他の機器との同期／録音をする 35

DAW と同期する

（TR-6S：スレーブ）35

MC-101 と同期する

（TR-6S：マスター）35

MIDI コントローラーとして使う

35

USB でパソコンと接続する

35

接続した SD カードをパソコンで管理する

（STORAGE MODE）35

エラー・メッセージ一覧36

ショートカット一覧 37

画面表示やモードの切り替え

37

操作子の値やパラメーター名の表示:

37

文字入力

37

パラメーターの変更

37

パターン編集

37

MOTION

37

サブ・ステップ／弱音／オルタネート／強弱の入力

37

再生／録音

37

テンポ／ナッジ

37

コピー

38

削除

38

インストやトラックの編集

38

［CTRL］つまみへのパラメーター割り当て

38

リロード

38

主な仕様39

本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に「安全上のご注意」と「使用上のご注意」（『はじめにお読みください』チラシ）をよくお読みください。お読みになったあとは、

すぐに見られるところに保管しておいてください。

各部の名称とはたらき

1 共通セクション 1

［VOLUME］つまみ

OUT 端子、PHONES 端子の音量を調節します。

［SHIFT］ボタン

このボタンを押しながらボタンを操作すると、関係する設定画面

を呼び出すことができます。

また、このボタンを押しながら［VALUE］つまみを回してパラメー

ターの値を変更すると、値の変化が大きくなります。

［CLEAR］ボタン

録音した内容をインストごとに消去したり、パターンを削除したり

します。

［PTN:SELECT］ボタン

パターンを選びます。

［TR-REC］ボタン

パターンをステップ・レコーディングします。

［STEP:LOOP］ボタン

パターンの再生中に、選んだステップをループ

再生させることができます。

※:［SHIFT］ボタンを押しながらこのボタンを押すと、パターンの長さを設定すること

ができます。

［SUB］ボタン

サブ・ステップを入力／演奏します。

［VARIATION］ボタン

パターンのバリエーション（A ～ H）を切り替え

ます。

［INST:REC］ボタン

パターンをリアルタイム・レコーディングします。

※:［SHIFT］ボタンを押しながら［INST:REC］ボタンを押すと

INST:PLAY モードになり、パッド［1］～［8］でリアルタイムに演奏することがで

きます。:

「パッドを演奏する（INST:PLAY）」（P.21）

［START/STOP］ボタン

パターンを再生／停止します。

※:インスト・トーンにサンプルを選んでいるとき、インスト・エディットの設定によって

は発音が自動的に止まらないときがあります。パターン停止中、［SHIFT］ボタンを

押しながら［START/STOP］ボタンを押すと、発音しているサンプルの音を止める

ことができます。

2 INST エディット・セクション

インスト・トーンの音質を調節します。

INST セレクト・ボタンが消灯しているときは、つまみでエフェク

トの調整ができます。

［TUNE］つまみ

チューニング（ピッチ）を調節します。

［DECAY］つまみ

余韻の長さを調節します。

［CTRL］つまみ

CTRL SELECT（P.13）で設定した内容をコントロールします。

※:トーンによっては、効果が得られないときがあります。

［MASTER:FX］ボタン

マスター・エフェクトをオン／オフします。

レベル・フェーダー

インストごとに音量を調節します。

ページ

トップ・パネル

1

5

4

3

2

各部の名称とはたらき

3 INST セレクト［BD］［SD］［LT］［HC］［CH］［OH］ボタン

TR-REC 中は、録音の対象にするインストを選びます。

INST 画面や INST Edit 画面では、設定を変更するインストを選

びます。

4

共通セクション 2

ディスプレイ

パターン名やさまざまな設定を表示します。

［VALUE］つまみ

値を変更します。

値の確定や操作を実行するときはつまみを押します。

設定されたテンポに合わせてつまみが点滅します。

［KIT］ボタン

キットを選びます。

［INST］ボタン

インストの音色（インスト・トーン）を選びます。

［SAMPLE］ボタン

サンプルの中からインストの音色（インスト・トー

ン）を選びます。

［COPY］ボタン

パターン／キットをコピーします。

［UTILITY］ボタン

各種設定や初期化などをします。

［EXIT］ボタン

元の画面に戻ります。

画面によっては、実行中の機能を中断します。

［SHIFT］ボタンを押しながら［EXIT］ボタンを押すと、WRITE

画面が表示されます。

［FILL:IN:TRIG］ボタン

ボタンを押すとフィル・インが入ります。

［SHUFFLE］ボタン

シャッフル（跳ね）具合を調節します。

［TEMPO］ボタン

テンポを設定します。

5

パッド［1］〜［16］

モード説明

TR-REC

ステップごとに、インスト・トーンを鳴らすか鳴らさない

かを設定します。

PTN:SELECT

パターンを選びます。

［PTN SELECT］ボタンを押しながらパッド［1］～［8］

でバンクを選べます。

［PTN SELECT］ボタンを離して、パッド［1］～［16］

でナンバーを選べます。

INST:PLAY

［1］～［6］（INST）でインスト・トーンを演奏します。

［7］［8］（ROLL）をいずれか（もしくは両方）を押し

ながら［1］～［6］ボタンを押すと、インスト・トー

ンがロール奏法になります。ROLL は 3 種類あります

（［7］16 分音符、［8］32 分音符、［7］+［8］64

分音符）。

INST:REC

リアルタイム・レコーディングで、インスト・トーンを録音

します。

STEP:LOOP

ループ再生させるステップを選びます。

フロント・パネル

A

PHONES 端子

ヘッドホンを接続します。

ボトム・パネル（本体裏面）

電池を入れる

USB バス電源以外に、市販の単 3 形ニッケル水素電池またはアル

カリ電池を使って使用することができます。

※:USB バス電源供給時は、電池を入れていても USB バス電源で動作します。

1

バッテリー・カバーをはずします。

※:本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。また、

落下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。

2

電池の向きに注意して、電池をバッテリー・ケースに入れ

ます。

3

バッテリー・カバーを閉めます。

※:電池の使いかたを間違えると、破裂したり、液漏れしたりする恐れがあります。「安

全上のご注意」「使用上のご注意」（『はじめにお読みください』チラシ）に記載の

電池に関する注意事項を守って正しくお使いください。

電池の交換時期

電池が消耗してくると、画面にメッセージが表示されます。

その場合は、新しい電池と交換してください。

ページ

各部の名称とはたらき

リア・パネル（機器の接続）

※:他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。

S D カード

C

（USB）端子 F OUT 端子

パソコン

B［POWER］スイッチ

「電源を入れる」（P.7）

E MIDI 端子

MIDI 機器を接続します。

D

B［POWER］スイッチ

電源をオン／オフします。

「演奏の前に」（P.7）

C

USB 端子

市販の USB2.0 ケーブル（B タイプ）でパソコンに接続します。

USB MIDI と USB オーディオの情報をやりとりすることができま

す。パソコンに接続するには USBドライバーをインストールする

必要があります。USBドライバーは、ローランドのホームページ

からダウンロードしてください。詳しくは、ダウンロードしたファ

イルにある Readme.htm をご覧ください。

https://wwwrolandcom/jp/support/

※:USB バス電源供給時は、USB バス電源で動作します。

D SD カード・スロット

SD カードには、本機の各種データ（設定、音色、サンプルなど）

が保存されます。

※:SD カードへのアクセス中は、絶対に電源を切ったり、SD カードを抜いたりしないで

ください。

※:メモリー・カードのメーカーや種類によっては、本機で正しく録音や再生ができない

ことがあります。

E MIDI（OUT、 IN）端子

市販の MIDI ケーブルで MIDI 機器を接続します。

F

OUT（L/MONO、R）端子

アンプやモニター・スピーカーに接続します。

各部の名称とはたらき

演奏の前に

※:電源を入れる／切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる

／切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。

電源を入れる

1

TR-6S0 接続した機器の順番で、電源を入れます。

2

接続している機器の電源を入れて、音量を適当な位置まで

上げます。

電源を切る

1

接続した機器 0TR-6S の順番で、電源を切ります。

S D カードをフォーマットする

（SD CARD FORMAT）

SDカードをお使いになるときは、TR-6Sでフォーマットしてください。

SD カードは別売です。別途 SD カードをご用意ください。

1

［UTILITY］ボタンを押します。

UTILITY 画面が表示されます。

2

［VALUE］つまみで「SDCARD:Format」を選びます。

3

［VALUE］つまみを押します。

確認画面が表示されます。

4

実行するときは、［VALUE］つまみで「OK」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

キャンセルするときは、［VALUE］つまみで「Cancel」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

TR-6S の概要

PATTERN No. 8-16

PATTERN No. 1-3

PATTERN No. 1-2

PATTERN No. 1-1

128 パターン

（16 × 8 バンク）

PATTERN

KIT

ナンバー

TR-6S

インポート

バックアップ／リストア

エクスポート／インポート

KIT No. 128

KIT No. 3

KIT No. 2

KIT No. 1

INST

パラメーター

INST

トーン

INST

エフェクト

INST

パラメーター

INST

トーン

INST

エフェクト

INST

パラメーター

INST

トーン

INST

エフェクト

MASTER

REVERB

DELAY

エフェクト

設定

KIT

パラメーター

128 キット

KIT

FILLIN

FILL IN 1

FILL IN 2

FM トーン

プリセット

ACBトーン

プリセット

SAMPLEトーン

プリセットユーザー

システム

設定

INSTトーン

オーディオ

ファイル

SD カード

LAST STEP の設定

REVERB/DELAY/MASTER FX の MOTION の情報

VARIATIONA ～ H

TRACK

STEP の情報

MOTION の情報

STEP の情報

MOTION の情報

STEP の情報

MOTION の情報

STEP の情報

MOTION の情報

ACCENT

STEP の情報

SAMPLE

パラメーター

バックアップ

データ

エクスポート

データ

A B C D

E F G H

VARIATION

INST ごとの

LAST STEP の設定

PATTERN

設定

※:バックアップ／エクスポートするときは、データ（パターン／キット／シス

テム設定）を保存してから操作してください。:

エディット中のパターンやキット（「*」表示あり）や、保存していないシス

テム設定はバックアップされません。

TR-6Sの概要

パターンとは？

TR-RECやINST-REC で記録した演奏情報を「パターン」と呼びます。

TR-6S には 128 個のパターン（16 パターン × 8 バンク）と、それ

ぞれのパターンに8つのバリエーション（A～H）と2つのフィル・

インがあります。

また、バリエーション（A ～ H）と 2 つのフィル・インには、それぞ

れ 7 個のトラック（ACCENT、BD、SD、LT、HC、CH、OH）が

あります。

バリエーション

パターン 1-1 ～ 8-16

CB D

E GF H

フィル・イン 1 フィル・イン 2

キットとは？

6 種類のインストをまとめたものを、「キット」と呼びます。TR-6S に

は 128 個のキットがあります。

パターンは、現在選ばれているキットのインストを鳴らします。

キット 1 ～ 128

インスト× 6

BASS:

DRUM

パターンがキットのイン

ストを鳴らす

バリエーション

パターン 1-1 ～ 8-16

CB D

E GF H

フィル・イン 1 フィル・イン 2

モーションとは？

TR-6S は、つまみやスイッチの動きを「モーション」としてパターン

に録音／再生することができます。

モーションに記憶できるつまみとスイッチ

［REVERB］つまみ

［DELAY］つまみ

［MASTER FX］スイッチ

［MASTER FX］つまみ

インストの［TUNE］つまみ

インストの［DECAY］つまみ

インストの［CTRL］つまみ

モーション録音時（［INST REC］ボタン点灯時）は、つまみやスイッ

チを操作すると画面に「M」のアイコンが表示されます。

［INSTREC］ボタン点灯時

［INSTREC］ボタン消灯時

パターンやキットの保存について

エディット中のパターンやキットのパラメーターは、電源を切るまで記憶しています。別のパターンやキットを選んでから選び直しても

エディット中の状態で復帰しますが、電源を入れ直すとエディット前の状態に戻ります。パターンやキットのエディット内容を残したいと

きは、そのパターンやキットを保存してください。

基本画面

TR-REC

トラックごとに、音を鳴らすステップを指定して、

パターンを作成します。

PTN SELECT

再生するパターンを選びます。

バンクナンバー

録音対象として選択中の

バリエーション

A～H

再生中のパターン名

次に再生されるパターン

次に再生されるパターン名

再生中のパターン

次に再生されるパターン

SUB

サブ・ステップやフラムを入力／演奏します。

INST REC

パッド［1］（BD）～［6］（OH）の演奏をリアル

タイムに録音して、パターンを作成します。

再生中のバリエーションまたは FILL IN に録音し

ます。

INST PLAY

（［SHIFT］ボタン +［INST REC］ボタン）

パッド［1］（BD）～［6］（OH）をリアルタイム

に演奏します。

STEP LOOP

パターンの再生中に、選んだステップをループ再

生させます。

LAST

（［SHIFT］ボタン +［STEP LOOP］ボタン）

バリエーションやトラックの長さ（LAST STEP）

を設定します。

VARIATION

16 ステップボタンで、パターンのバリエーション

（A ～ H）を切り替えます。

パターンを再生する

1

［START/STOP］ボタンを押します。

2

INST エディット・セクションの操作子を使って、音を変化さ

せます。

3

停止するときは、もう一度［START/STOP］ボタンを押し

ます。

メモ

再生中に［SHIFT］ボタンを押しながら［START/STOP］ボタンを押すと、

パターンの先頭に戻ります。

停止後に発音しているサンプルを止めるときは、［SHIFT］ボタンを押しな

がら［START/STOP］ボタンを押します。

パターンを選ぶ

1

［PTNSELECT］ボタンを押しながら、パッド［1］～［8］

を押します。

バンクが選ばれます。

2

［PTNSELECT］ボタンを離します。

3

パッド［1］～［16］でパターンを選びます。

選んだパッドが点滅します。再生中は点灯します。

再生中に次のパターンを選ぶとパッドが点滅します。先頭ステッ

プに戻るとパターンが切り替わります。

2 つのパッドを同時に押すと範囲を選ぶことができます。選ばれ

たパターンは順次再生されます。

4

［VARIATION］ボタンを押して点灯させ、パッド［A］～［H］

でバリエーションを選びます。

ボタンを押しながら他のボタンを押すことで、複数選ぶことがで

きます。

選んだバリエーションは点灯し、点灯しているボタンの A

0 H

の順に 1 回ずつ再生します。

バリエーションの長さを変更する

（バリエーションの LAST STEP の設定）

バリエーションで使用する全体のステップ数（バリエーションの

LAST STEP）をバリエーションごとに設定します。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［STEPLOOP（LAST）］ボ

タンを押します。

［STEP LOOP］ボタンが点滅し、LAST STEP 画面が表示され

ます。

2

［VALUE］つまみで、設定したいバリエーションを選びます。

画面右上に設定するバリエーションが表示されます。

「H」が表示されているときに［VALUE］つまみを右に回すと、

FILL IN 1、FILL IN 2 を選ぶことができます。

［SHIFT］ボタンと［STEP LOOP］ボタンを押しながら

VARIATION［A］～［H］ボタンを押すと、複数のバリエーショ

ンを選ぶことができます。

3

パッド［1］～［16］で最後のステップを選びます。

バリエーションについて

1つのパターンに8つのバリエーションA～Hがあります。

［VARIATION］ボタンが点灯しているときは、パッド［A］～［H］

を押すと、再生や録音するバリエーション A ～ H を選ぶこと

ができます。

複数のバリエーションを再生させたいときには、パッド［A］～

［H］のいずれか 1 つを押しながら、他に再生させたい［A］

～［H ］ボタンを押します。

最初に押したボタンのバリエーションが録音対象になります。

バリエーション［A］～［H］ボタンの点灯／消灯ルール

水色点灯

再生対象

水色点滅

再生中

［TR-REC］ボタン長押ししているときは、上記に加えて以下

の表示になります。

紫短点滅

再生＆録音中

紫点滅

再生対象かつ録音対象として選択中

赤点滅

録音対象として選択中

TR-REC 中のバリエーション選択について

［TR-REC］ボタンを押しながら VARIATION［A］～［H］ボ

タンを押すことで、再生対象のバリエーションを維持したまま、

録音対象を選ぶことができます。

［TR-REC］ボタンを押しながら［VALUE］つまみを回して録

音対象を選ぶこともできます。この場合、FILL IN 1、FILL

IN 2 を選ぶことができます。

フィル・インについて

1 つのパターンには、2 つのフィル・イン専用のバリエーショ

ンがあります。また、フィル・インとしてスキャッター機能を

使うこともできます。

「フィル・インのバリエーションを選ぶ」（P.13）

スキャッターについて

「スキャッター」は、ループ再生をステップごとに入れ替え、

さらに再生方向やゲート長を変化させることで、ループ再生に

デジタル的なグルーブを加えます。

1

［FILLINTRIG］ボタンを押しながら［VALUE］つ

まみを回すと、ScatterDepth を調整することができ

ます。

※:スキャッターの効果は、1 周目のループにはかかりません。2 周目のループ

から効果がかかります。

LAST STEP の設定について

LAST STEP 画面が表示されているとき

［VALUE］つまみを回す

バリエーションの LAST STEP を設定できます。

INST セレクト・ボタンを押す

選んだトラックの LAST STEP を設定できます。

パターンを再生する

特定のトラックの長さを変更する

（トラックの LAST STEP の設定）

トラックで使用するステップ数（トラックの LAST STEP）をトラック

ごとに設定できます。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［STEPLOOP（LAST）］ボ

タンを押します。

［STEP LOOP］ボタンが点滅し、LAST STEP 画面が表示され

ます。

2

INST セレクト［BD］～［OH］ボタンで、変更したいトラッ

クを選びます。

※:ボタンを押しながら他のボタンを押すことで、複数選ぶことができます。

3

パッド［1］～［16］で最後のステップを選びます。

トラックの LAST STEP の設定を解除する

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［STEPLOOP（LAST）］ボ

タンを押します。

［STEP LOOP］ボタンが点滅し、LAST STEP 画面が表示され

ます。

2

設定を解除したいトラックの INST セレクト［BD］～［OH］

ボタンを押します。

選んだ INST セレクト・ボタンが点滅します。

設定されている LAST STEP がパッド［1］～［16］に表示されます。

3

［CLEAR］ボタンを押します。

選んだトラックの LAST STEP が削除され、パッド［1］～［16］

が消灯し、各バリエーションに設定されている全体のステップ数

になります。

メモ

トラックの LAST:STEP の設定は、バリエーション A ～ H で共通の設定となり

ます。また、トラックの LAST:STEP は、バリエーションの LAST:STEP より

優先されます。

ランダム・パターンを生成する

ランダム・パターンを自動生成します。選んでいるパターンが変更

されます。

1

［PTNSELECT］ボタンを押しながら［SAMPLE］ボタンを

押します。

選ばれているバリエーションにランダム・パターンが仮生成され

ます。

［TR-REC］ボタンが点滅します。

2

［TR-REC］ボタンを押します。

仮生成されたランダム・パターンが現在のパターンに変更され

ます。

この状態ではパターンに保存されていません。保存したいときは

WRITE 操作をしてください。

「パターン／キット／システム設定を保存する（WRITE）」

（P.24）

パターンをコピーする

1

［COPY］ボタンを押します。

COPY 画面が表示されます。

2

［VALUE］つまみで「Pattern」を選び、［VALUE］つま

みを押します。

3

［VALUE］つまみでコピー元を選び、［VALUE］つまみを

押します。

4

［VALUE］つまみでコピー先を選び、［VALUE］つまみを

押します。

確認画面が表示されます。

5

［VALUE］つまみで「OK」を選び、［VALUE］つまみを

押します。

キャンセルするときは、［VALUE］つまみで「Cancel」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

パターンを削除する

1

［PTNSELECT］ボタンを押します。

2

［CLEAR］ボタンを押しながら、削除したいパターンをパッ

ド［1］～［16］で選びます。

バリエーションを削除する

1

［VARIATION］ボタンを押します。

2

［CLEAR］ボタンを押しながら、削除したいバリエーション

を［A］～［H］ボタンで選びます。

指定したバリエーションのすべてのステップが削除されます。

トラックを削除する

1

削除したいトラックの INST セレクト［BD］～［OH］ボタ

ンを押しながら、［CLEAR］ボタンを押します。

選んだトラックのすべてのステップが削除されます。

選ばれているバリエーションのみが対象になります。

バリエーションをコピーする

1

［COPY］ボタンを押します。

COPY 画面が表示されます。

2

［VALUE］つまみで「Variation」を選び、［VALUE］つ

まみを押します。

3

［VALUE］つまみでコピー元のパターンを選び、［VALUE］

つまみを押します。

パターン・ナンバー

バリエーション

4

［VALUE］つまみでコピー元のバリエーションを選び、

［VALUE］つまみを押します。

パターンを再生する

5

［VALUE］つまみでコピー先のパターンを選び、［VALUE］

つまみを押します。

6

［VALUE］つまみでコピー先のバリエーションを選び、

［VALUE］つまみを押します。

確認画面が表示されます。

7

コピーするときは、［VALUE］つまみで「OK」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

キャンセルするときは、［VALUE］つまみで「Cancel」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

フィル・インのバリエーションを選ぶ

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［FILLINTRIG］ボタンを押

します。

2

［VALUE］つまみで「Select」を選び、［VALUE］つまみ

を押します。

3

［VALUE］つまみでバリエーションを選びます。

4

［FILLINTRIG］ボタンを押します。

バリエーション A ～ H も FILL IN として利用できます。

メモ

FILL:IN:Type:=:SCATTER のとき、［FILL:IN:TRIG］ボタンを押しながら

［VALUE］つまみを使って、SCATTER:DEPTH をコントロールできます。

フィル・インを入れる（マニュアル・トリガー）

1

フィル・インを入れたいタイミングで、［FILLINTRIG］ボ

タンを押します。

一定間隔でフィル・インを入れる

（オート・フィル・イン）

設定した小節ごとに自動でフィル・インが入ります。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［FILLINTRIG］ボタンを押

します。

2

［VALUE］つまみで「Sw」を選び、［VALUE］つまみを

押します。

3

［VALUE］つまみで「ON」を選び、［VALUE］つまみを

押します。

4

［VALUE］つまみで「Cycle」を選び、［VALUE］つまみ

を押します。

5

［VALUE］つまみでフィル・インを入れる小節数を選びます。

設定値：32、16、12、8、4、2

6

［FILLINTRIG］ボタンを押します。

トラックを消音する（ミュート）

選んだインストを消音（ミュート）します。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら、ミュートしたい INST セレク

ト［BD］～［OH］ボタンを押します。

ミュートされた INST のレベル・フェーダーが消灯します。

もう一度［SHIFT］ボタンを押しながら INST セレクト・ボタンを

押すと、ミュートが解除されます。

リバーブやディレイを調節する

INST セレクト・ボタンがすべて消灯しているときは、つまみでリバー

ブやディレイを調節できます。

INST セレクト・ボタンが点灯しているときは、点灯しているボタン

を押してください。

対象操作子

リバーブの音量

［REVERB］つまみ

ディレイの音量

［DELAY］つまみ

MASTER:FX パラメーター

［MASTER FX］つまみ

リバーブやディレイの詳細設定については、「キットの設定を変更する

（KIT Edit）」（P.23）をご覧ください。

マスター・エフェクト

INST セレクト・ボタンがすべて消灯しているときは、つまみでエフェ

クトを調節できます。

※:INST セレクト・ボタンが点灯している場合は、点灯しているボタンを押して消灯さ

せます。

1

［MASTERFX］ボタンを押して、点灯させます。

2

［CTRL（MASTERFX）］つまみで、エフェクトのかかり具

合を調節します。

［CTRL（MASTER FX）］つまみにパラメー

ターを割り当てる

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［MASTERFX］ボタンを押

します。

2

［VALUE］つまみで「KIT：MASTERFX>Ctrl」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

3

［VALUE］つまみで、パラメーターを選びます。

4

［EXIT］ボタンを数回押します。

［CTRL］つまみにパラメーターを割り

当てる（CTRL SELECT）

INST エディット・セクションの［CTRL］つまみにパラメーターを割

り当てて、パターンを再生しながらコントロールすることができます。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［KIT］ボタンを押します。

2

［VALUE］つまみで「KIT：CTRL>Sel」を選び、［VALUE］

つまみを押します。

3

［VALUE］つまみで、パラメーターを選びます。

すべてのインストに同じパラメーターが選ばれます。

User を選ぶと、インストごとに別の機能を割り当てることができ

ます。

4

［KIT］ボタンを押します。

パターンを再生する

［CTRL］

つまみにインストごとに別の機能

を割り当てる

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［KIT］ボタンを押します。

2

［VALUE］つまみで「KIT：CTRL>BD ～ OH」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

3

［VALUE］つまみでパラメーターを選びます。

4

［KIT］ボタンを押します。

メモ

あらかじめ「［CTRL］つまみにパラメーターを割り当てる（CTRL:SELECT）」

（P.13）の手順 3 で「User」を設定しておきます。「User」以外に設定し

ていると、このパラメーターは表示されません。

テンポを変更する

1

［TEMPO］ボタンを押します。

2

［VALUE］つまみを回して変更します。

［SHIFT］ボタンを押しながら［VALUE］つまみを回すと、0.1

単位で調節できます。

タップ・テンポ

テンポのタップ入力ができます。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［TEMPO］ボタンを 3 回以

上押します。

ボタンを押したタイミングの平均でテンポが設定されます。

発音のタイミングを微調整する

（ナッジ機能）

ノートの発音タイミングを前後にずらす機能を、「ナッジ機能」と呼

びます。

ナッジ機能を使うと、パターン全体の再生タイミングが変わります。

操作説明

［SHIFT］+［COPY］ボタン

NUDGE-

本機のタイミングは後ろに移動します。

［SHIFT］+［UTILITY］ボタン

NUDGE+

本機のタイミングは前に移動します。

ノート

ステップ（時間）

NUDGE-

本機のタイミングは後ろに移動します。

NUDGE+

本機のタイミングは前に移動します。

メモ

ボタンを押した回数分だけタイミングをずらすことができます。

再生中のみ有効です。停止するとタイミングは元に戻ります。

MIDI クロックのタイミングを変える／変えないをシステム設定で選ぶこと

ができます。

:「MIDI:TX：Tx:Nudge」

再生対象外のバリエーションに録音する

再生対象のバリーエーションを維持したまま、別のバリエーションに

録音します（TR-REC のみ）。

1

［TR-REC］ボタンを押しながら、録音したいバリエーション

を［A］～［H］ボタンで選びます。

TR-REC に切り替わり、選んだバリエーションに録音できます。

メモ

［TR-REC］ボタンを押しながら［VALUE］つまみを回して選ぶ

こともできます。この場合は、FILL IN 1、FILL IN 2 を選ぶこと

ができます。

パターンの先頭に戻す

パターンの再生中、強制的にパターンの先頭に戻すことができます。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［START/STOP］ボタンを

押します。

別のバリエーションの先頭に移動する

複数のバリエーションが選ばれているとき、その中の任意のバリエー

ションの先頭に移動させることができます。

1

基本画面を VARIATION にします。

2

［SHIFT］ボタンを押しながら［A］～［H］ボタンを押します。

つまみやフェーダーの値を確認する

再生中やエディット中に、各操作子の値を確認することができます。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら、値を確認したい操作子を動

かします。

画面にパラメーターと値が表示されます。

操作子を動かしても値は変わりません。

つまみやフェーダーの値をロードし直す

（リロード機能）

再生中やエディット中に、各操作子の値をロードし直す（保存されて

いる態状に戻す）ことができます。

1

［UTILITY］ボタンを押しながら、ロードしたい操作子を動

かします。

画面にパラメーターと値が表示されます。

操作子を動かしても値は変わりません。

操作説明

［UTILITY］+［KIT］

操作子のロード（すべて）

［UTILITY］＋［INST］

操作子のロード（選択中のインスト）

つまみの動きをステップに記憶する

（MOTION）

MOTION の録音／再生

「INST REC」が「ON」のときは、インストの［TUNE］つまみ、

［DECAY］つまみ、［CTRL］つまみの動きがステップに記憶され

ます。

［SHIFT］ボタンを押しながら［VARIATION］ボタンを押して

MOTION を「ON」にすると、記憶したつまみの動きが再生され

ます。

※:REVERB:LEVEL、DELAY:LEVEL、MASTER:FX:CTRL、MASTER:FX:ON も、

MOTION の状態に従って記憶／再生されます。

MOTION の設定

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［VARIATION］ボタンを押

します。

2

［VALUE］つまみで「ON」を選びます。

MOTION の記憶／再生をしない場合は、「OFF」を選びます。

3

［EXIT］ボタンを押します。

ステップを指定して値を入力

［TR-REC］ボタンが点灯中は、ステップを指定してつまみの値を入

力できます。

1

パッド［1］～［16］を押しながら、つまみを操作します。

メモ

パッド［1］～［16］を押しながら、［UTILITY］（＋）ボタンと［COPY］

（ー）ボタンで入力したいパラメーターを選び、［VALUE］つま

みで調整することもできます。

対象を選んで MOTION を削除する

1

［SHIFT］ボタンと［VARIATION］ボタンを押しなが

ら、［VALUE］つまみを回して削除したい対象を選び、

［VALUE］つまみを押します。

ボタンから手を離すと、元の画面に戻ります。

削除対象説明

ALL

すべての MOTION を削除します。

VARIATION:A ～ H

バリエーションの MOTION を削除します。

FILL:IN:1、2

FILL IN 1、2 の MOTION を削除します。

REVERB:LEVEL

REVERB LEVEL の MOTION を削除します。

DELAY:LEVEL

DELAY LEVEL の MOTION を削除します。

DELAY:TIME

DELAY TIME の MOTION を削除します。

DELAY:FEEDBACK

DELAY FEEDBACK の MOTION を削除します。

MASTER:SW

MASTER SW の MOTION を削除します。

MASTER:CTRL

MASTER CTRL の MOTION を削除します。

任意のつまみのみ MOTION 削除

再生対象として選ばれているバリエーションで指定した、トラック内

に記憶されているつまみの MOTION がすべて削除されます。

1

［SHIFT］ボタンと［VARIATION］ボタンを押しながら、

つまみを操作します。

ステップを指定して MOTION を削除

［TR-REC］ボタンが点灯中は、ステップを指定してつまみの値を削

除できます。

1

削除したい MOTION が入ったステップのパッド［1］～［16］

を長押しします。

MOTION ／ VELOCITY 入力画面が表示されます。

2

手順 1 のパッドを押しながら、［COPY］または［UTILITY］

ボタンを押し、削除したい MOTION を選びます。

※:選んでいるステップ（パッド）に MOTION が入っていない場合は、値として「----」

が表示されます。

※:この状態で［VALUE］つまみを回して MOTION を入力することもできます。

3

手順 1 のパッドを押しながら［CLEAR］ボタンを押します

指定したステップ（パッド）の MOTION が削除されます。

パターンの設定をする

（パターン・セッティング）

パターンで使用するキットやテンポなどを設定します。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［PTNSELECT］ボタンを押

します。

PTN SETTING 画面が表示されます。

2

パラメーターを選びます。

2-1

［VALUE］つまみでパラメーターを選びます。

2-2

［VALUE］つまみを押します。

3

値を変更します。

3-1

［VALUE］つまみで値を変更します。

3-2

［VALUE］つまみを押します。

パラメーター選択（手順 2）に戻ります。

4

［PTNSELECT］ボタンを押します。

PTN SETTING 画面を抜けます。

メモ

手順 2-2 で［VALUE］つまみを押しながら回して値を変更することもできます。

PTN SETTING パラメーター

PTN SETTING：KIT

パラメーター設定値説明

OFF、ON

OFF：パターンを切り替えてもキットは切り替

わりません。

ON：パターンを切り替えたとき、キットも

PTN SETTIN：KIT Number で設定したキッ

トに切り替わります。

※:［UTILITY］GENERAL：KitSel:=:PTN のときに、

この設定が有効になります。

Number

001 ～ 128

PTN SETTING：KIT Sw が ON のときの、パ

ターンが使用するキットを選びます。

※:［UTILITY］GENERAL：KitSel:=:PTN のときに、

この設定が有効になります。

PTN SETTING

パラメーター設定値説明

Tempo

40.0 ～ 300.0

パターンのテンポを設定します。

※:［UTILITY］GENERAL：TempoSrc:=:PTN のとき、

ここで設定したテンポで動作します。［TEMPO］ボ

タンを押したときにもここで設定したテンポが表示

されます。

※:［UTILITY］GENERAL：TempoSrc:=:SYSTEM

のときは、ここで設定したテンポでは動作しません。

［TEMPO］ボタンを押して設定したテンポで動作

します。

Scale

8th

（T）

、

16th

（T）

、16th、

32nd

スケールを選びます。

Shu󰮑e

-128 ～ 0 ～

+127

シャッフルのかかり具合を調節します。

※:［UTILITY］GENERAL：Shu󰮑e:=:PTN のとき、

この設定で動作します。

※:［UTILITY］GENERAL：Shu󰮑e:=:SYSTEM のと

きは、この設定では動作しません。

Flam:Spacing

0～8 フラムの間隔を設定します。

ScatterType

1～10 スキャッターのタイプを選びます。

ScatterDepth

［FILL IN TRIG］+

［VALUE］

1～10 スキャッターの深さを調節します。

PTN SETTING：NAME

パラメーター説明

NAME

パターン名

（最大 16 文字）を設定します。

文字の入力

1

［VALUE］つまみで「NAME」を選びます。

PTN SETTING:NAME

ÀBerlin Flyover

2

［VALUE］つまみを押して、文字入力画面に移ります。

PTN NAME:

Berlin Flyover

3

［COPY］（左）または［UTILITY］（右）ボタンで、カーソ

ルを移動します。

ボタン説明

［UTILITY］ボタン

右に移動します。

［COPY］ボタン

左に移動します。

4

［VALUE］つまみで、文字を変更します。

ボタン説明

［SHIFT］ボタン

+［COPY］ボタン

1 文字消去します

（Erase）。

［SHIFT］ボタン

+［UTILITY］ボタン

1 文字挿入します

（Insert）。

［SHIFT］ボタン

+［VALUE］つまみ

大文字／小文字／数字を切り替えます。

5

入力が終わったら、［VALUE］つまみを押します。

キャンセルするときは、［EXIT］ボタンを押します。

パターンの設定をする（パターン・セッティング）

パターン／キット／システム設定を保存する

（WRITE）

パターンやキットを保存します。

1

［SHIFT］ボタンを押しながら［EXIT］ボタンを押します。

WRITE 画面が表示されます。

2

［VALUE］つまみで保存対象を選び、［VALUE］つまみを

押します。

WRITE 画面は、「Overwrite」

「Pattern」

「Kit」

「System」の順に表示されます。

※:「System」を選んだときは、確認画面が表示されます。手順 4 へ進んでください。

※:「Overwrite」はパターンとキットを同時に保存します。手順 4 へ進んでください。

3

［VALUE］つまみで保存先を選び、［VALUE］つまみを押

します。

確認画面が表示されます。

4

保存するときは、［VALUE］つまみで「OK」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

キャンセルするときは、［VALUE］つまみで「Cancel」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

保存操作のショートカット

動作操作方法

パターンの保存

（PATTERN:WRITE 画面）

［EXIT］ボタンを押しながら［PTN

SELECT］ボタンを押します。

キットの保存

（KIT:WRITE 画面）

［EXIT］ボタンを押しながら［KIT］ボタン

を押します。

パターンやキットをコピーする（COPY）

パターンやキットをコピーします。

1

［COPY］ボタンを押します。

COPY 画面が表示されます。

2

［VALUE］つまみでコピー対象を選び、［VALUE］つまみ

を押します。

COPY 画面は、「Pattern」0「Variation」0「Track」0「Kit」

「Inst」の順に表示されます。

3

［VALUE］つまみでコピー元を選び、［VALUE］つまみを

押します。

4

［VALUE］つまみでコピー先を選び、［VALUE］つまみを

押します。

確認画面が表示されます。

5

［VALUE］つまみで「OK」を選び、［VALUE］つまみを

押します。

キャンセルするときは、［VALUE］つまみで「Cancel」を選び、

［VALUE］つまみを押します。

コピー操作のショートカット

動作操作方法

パターンのコピー

（PATTERN:COPY 画面）

［COPY］ボタンを押しながら、［PTN SELECT］ボタン

を押します。

キットのコピー

（KIT:COPY 画面）

［COPY］ボタンを押しながら、［KIT］ボタンを押します。

インストのコピー

（INST:COPY 画面）

［COPY］ボタンを押しながら、［INST］ボタンを押します。

トラックのコピー

［COPY］ボタンを押しながらコピー元とコピー先の［BD］

～［OH］ボタンを押します。

パターンの設定をする（パターン・セッティング）

パターンを削除する

1

［PTNSELECT］ボタンを押します。

2

［CLEAR］ボタンを押しながら、削除したいパターンをパッ

ド［1］～［16］で選びます。

バリエーションを削除する

1

［VARIATION］ボタンを押します。

2

［CLEAR］ボタンを押しながら、削除したいバリエーション

を［A］～［H］ボタンで選びます。

指定したバリエーションのすべてのステップを削除します。

トラックを削除する

1

［CLEAR］ボタンを押しながら、削除したいトラックの

INST セレクト［BD］～［OH］ボタンを押します。

選んだトラックのすべてのステップを削除します。

選ばれているバリエーションのみが対象になります。

パターンやキットをロードし直す（リロード機能）

再生中やエディット中に、パターンをロードし直す（保存されている

態状に戻す）ことができます。

1

［UTILITY］ボタンを押しながら、ロードしたい操作子を動

かします。

画面にパラメーターと値が表示されます。

操作子を動かしても値は変わりません。

ショートカット説明

［UTILITY］＋［PTN:

SELECT］

パターンのロード

［VARIATION］点灯時、

［UTILITY］＋パッド［A］

～［H］

バリエーションのロード

［UTILITY］＋［BD］～［OH］

トラックのロード

ステップ・レコーディングをする

（TR-REC）

トラックごとに、音を鳴らすステップを指定して、パターンを作成し

ます。パターンを再生しながらでも作成できます。

※パターンやキットのエディット内容を残したいときは、そのパターンやキットを保存

してください（P24）。

1

［TR-REC］ボタンを押します。

2

［TR-REC］ボタンを押しながら［A］～［H］ボタンを押して、

バリエーションを選びます。

FILL IN を選ぶときは、［TR-REC］ボタンを押しながら［VALUE］

つまみを回して選びます。

3

INST セレクト［BD］～［OH］ボタンで、記録させるトラッ

クを選びます。

4

パッド［1］～［16］を押して、音を鳴らしたいステップを

入力します。

5

手順3～4を繰り返します。

メモ

スケールを変更することができます。詳しくは「パターンの設定をする（パター

ン・セッティング）」（P.16）をご覧ください。

サブ・ステップ／フラムを入力する

（SUB STEP）

ステップを分割して連打するサブ・ステップを入力することができます。

1

［SUB］ボタンを押します。

2

サブ・ステップを設定するパッド［1］～［16］を押します。

ステップを分割して連打するサブ・ステップを入力することができ

ます。［SUB］ボタンを押しながら［VALUE］つまみを回すと、

分割数を 1/2、1/3、1/4、FLAM の中から選ぶことができます。

サブ・ステップ／フラム

パッド

ステップ

Sub:Step なし

Sub:Step:1/2

Sub:Step:1/3

Sub:Step:1/4

FLAM

メモ

［SUB］ボタンを押しながらパッド［1］～［16］を押して、サブ・ステップを

入力することもできます。

弱音を入力する（WEAK BEATS）

1

［SHIFT］ボタンを押しながらパッド［1］～［16］を押します。

オルタネート音色を入力する（ALT INST）

707Bass1/2 のような「/」が入っている音色では、オルタネート

音色を入力することができます。

1

INST セレクト［BD］～［OH］ボタンを押しながらパッド［1］

～［16］を押します。

オルタネート音色

パッドには 1 つの音色が割り当てられていますが、707Bass1/2

のような「/」が入っている音色（インスト・トーン）には 2 つ目

の音色（オルタネート音色）も割り当てられています。

通常の音色とオルタネート音色は切り替えて演奏します。

アクセントを指定する

1

INST セレクト［BD］ボタンを押しながら［SD］ボタンを

押します。

2

パッド［1］～［16］を押して、アクセントを付けるステッ

プを選びます。

3

［TUNE］つまみで、アクセントの音量を調節します。

記録したステップをトラックから消去する

一部分だけ消去

再生中に［CLEAR］ボタンを押すと、押している間だけ INST セ

レクト・ボタンで選んでいるトラックのステップが、パターンから

消去されます。

すべてを消去

［CLEAR］ボタンを押しながら消去したいトラックのINSTセレクト・

ボタンを押します。

リアルタイム・レコーディングをする

（INST REC）

パッド［1］（BD）～［6］（OH）の演奏をリアルタイムに録音して、

パターンを作成します。選んでいるパターンが変更されます。

各種つまみ操作も MOTION として記録されます。

※パターンやキットのエディット内容を残したいときは、そのパターンやキットを保存

してください（P24）。

1

［VARIATION］ボタンを押して点灯させ、パッド［A］～［H］

で録音したいバリエーションを選びます。

2

［INSTREC］ボタンを押します。

3

［START/STOP］ボタンを押して、録音を開始します。

4

パッド［1］（BD）～［6］（OH）を演奏します。

※:INST エディット・セクションの［TUNE］つまみ、［DECAY］つまみ、［CTRL］つ

まみの操作を記録することができます。

サブ・ステップやフラムを演奏／録音する

サブ・ステップやフラムを演奏／録音します。

1

［SUB］ボタンを押します。

2

サブ・ステップやフラムを演奏／録音するパッド［1］（BD）

～［6］（OH）を押します。

メモ

［SUB］ボタンを押しながら［VALUE］つまみを回すと、分割数を 1/2、

1/3、1/4、FLAM の中から選ぶことができます。

［SUB］ボタンを押しながらパッド［1］（BD）～［6］（OH）を押して、サブ・

ステップ／フラムを演奏することもできます。

弱音で演奏／録音する（WEAK BEATS）

1

［SHIFT］ボタンを押しながらパッド［1］（BD）～［6］（OH）

を押します。

弱音で演奏／録音できます。

オルタネート音色を演奏／録音する

（ALT INST）

707Bass1/2 のような「/」が入っている音色では、オルタネート

音色を演奏／録音することができます。

1

INST セレクト［BD］～［OH］ボタンを押しながら、パッド

［1］（BD）～［6］（OH）を押します。

録音したステップをトラックから消去する

一部分だけ消去

再生中に［CLEAR］ボタンを押すと、押している間だけ INST セ

レクト［BD］～［OH］ボタンで選んでいるトラックのステップが、

パターンから消去されます。

すべてを消去

消去したいトラックの INST セレクト［BD］～［OH］ボタンを押

しながら、［CLEAR］ボタンを押します。

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Roland TR-6S 取扱説明書

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