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DXP DVI, DVI PRO & HDMI • はじめに
• オーディオブレイクアウェイ (音声の非連動) -( DVI ProモデルとHDMIモデルのみ)
エンベデッドオーディオ信号を、入力されたビデオ信号からスイッチャー内で分離でき、1つの
ソースデバイスからのオーディオ信号とビデオ信号をそれぞれ別の出力にルーティングすること
も可能です。
• 32のグローバルプリセット - I/O構成をあらかじめグローバルプリセットとして保存し、
後でフロントパネル、IPリンク、シリアル通信等から呼び出しができます。
• I / O モードビューイング -現在接続されている入力と出力を簡単に見ることができます。
• クイック・スイッチ・フロントパネル・コントローラー(QS-FPC) - 各入力および出力に個別の
ボタンがあり、直感的で簡単に操作できます。
• 3色のバックライトボタン - フロントパネルのボタンのバックライトは、機能や状態により赤色、
緑色、橙色に点灯するため、薄暗い環境でも使用が簡単です。 また、カスタムラベルを挿入する
ことも可能で識別も容易になります。
• IP Link® イーサーネット制御 - 標準のTCP/IPプロトコルを利用し、コンピューターネット
ワーク 上でDXPマトリックススイッチャーを管理することができます。 IP Linkに
より、入出力の結合、 EDID設定、システム状態の監視やリモート制御などを可能にします。
• RS-232またはRS-422による制御 - リアパネルのRS232/RS422ポート、またはフロント
パネルの2.5 mm TRS Congポートを経由してシリアルコマンドを送信することにより、コント
ロールシステムからの制御や、マトリックススイッチャーコントロールプログラムを使用してDXP
スイッチャーを制御したり、構成することが可能です。 ファームウェアの更新もこのポートを経由
して行うことができます。
• Simple Instruction Set(SIS™)コマンド - エクストロンのSISコマンドにより、RS-232又は
RS-422経由で簡単に制御やプログラミングを行うことが可能です。
• Windows 版コントロールプログラム - RS-232 / RS-422 経由で、 外部制御用コンピューター
からスイッチャーをリモートコントロールするWindows 版エクストロンコントロールソフトウェア
が用意されています。このソフトウェアはグラフィカルインターフェイスを備えており、ドラッグ
アンド ドロップ および 、ポイントアンドクリックで 簡 単 に操 作できます。 また、エミュレ ーション
モードにて、スイッチャー の 構 成ファイルを別の場 所で 作 成し、後日スイッチャー にダウンロード
す る こ と も 可 能 で す 。
• オプションのリモートコントロール - オプションのMKP 2000またはMKP 3000 X-Y Remote
Control Panelをイーサーネット、あるいはRS232/RS422ポートに接続し、遠隔地からDXP
マトリックススイッチャーを制御できます。
• フロントパネルのセキュリティロック(Executive モード) - 不特定の人が、マトリックス
スイッチャーに触れるような場所に設置する場合に備えて、フロントパネルのロック機能が
搭載されています。 これを有効にすると、フロントパネルから操作できる機能が制限されます。
• ラックマウント可能な2U、フルラック幅の金属製筐体 - EIA 規格の19インチ標準ラックに
取り付けが可能です。
• 電源- マトリックススイッチャーは 100VAC ~ 240VAC、50~60 Hz (入力電圧自動切り替え)
に対応する電源装置を内蔵していますので、世界中で使用できます。
• HDCP準拠(DXP DVI ProおよびDXP HDMI) - 入力デバイスと出力デバイスの間でHDCP
の認証を継続的に行い、HDCPで暗号化されたコンテンツの高速で信頼性の高いスイッチングを
実現します。 HDCPの認証により、 1つの入力機器の信号を複数のディスプレイに同時に出力
することができます。 DXPスイッチャーはHDCPにより暗号化されたデジタルテレビ放送やDTV
チューナー、DVR、 ブルーレイディスクプレーヤーからの高解像度デジタルビデオ信号の
マトリックススイッチング に 対 応して います。