Roland Octa-Capture 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland Octa-Capture は、コンピューターで音楽を制作するミュージシャンやエンジニアに最適な、高品質なオーディオインターフェースです。4つのマイクプリアンプ、8つのアナログ入力、10のアナログ出力を備え、同時に18チャンネルの録音が可能です。また、MIDI入出力端子も搭載しており、キーボードやシンセサイザーなどのMIDI機器を接続することもできます。

Octa-Captureは、高音質で低レイテンシーな録音が可能です。サンプリングレートは最大192kHz、ビット深度も最大24ビットに対応しており、スタジオクオリティの録音が可能です。また、ASIOやCore Audioなどの主要なオーディオドライバをサポートしており、DAWソフトとの互換性も抜群です。

Octa-Captureは、音楽制作だけでなく、ライブパフォーマンスにも最適です。4つのダイレクトミキサー機能により、入力信号を直接モニターに出力することができ、

Roland Octa-Capture は、コンピューターで音楽を制作するミュージシャンやエンジニアに最適な、高品質なオーディオインターフェースです。4つのマイクプリアンプ、8つのアナログ入力、10のアナログ出力を備え、同時に18チャンネルの録音が可能です。また、MIDI入出力端子も搭載しており、キーボードやシンセサイザーなどのMIDI機器を接続することもできます。

Octa-Captureは、高音質で低レイテンシーな録音が可能です。サンプリングレートは最大192kHz、ビット深度も最大24ビットに対応しており、スタジオクオリティの録音が可能です。また、ASIOやCore Audioなどの主要なオーディオドライバをサポートしており、DAWソフトとの互換性も抜群です。

Octa-Captureは、音楽制作だけでなく、ライブパフォーマンスにも最適です。4つのダイレクトミキサー機能により、入力信号を直接モニターに出力することができ、

Version 1.5 の機能
2
OCTA-CAPTURE Version 1.5の特長
• コントロール・パネルがよりグラフィカルになり、直感的に操作することができます。
• AUTO-SENS 機能を、コントロール・パネルから操作することができます。
• ASIO のレイテンシを更に短縮します。
• 動作周波数を、DAW アプリケーションから変更することができます。
動作環境
OCTA-CAPTURE Version 1.5 を使うためには、対応したドライバー、システムソフトウェアへのアップデートが必要です。
OCTA-CAPTURE
システム・プログラム Ver.1.50 以降
ドライバー Ver.1.5 以降
VS-100 、VS-700 の拡張デバイスとして OCTA-CAPTURE をお使いの場合は、VS-100、VS-700 ドライバーのアップデートが必要
です。
VS-100
Windows ドライバー Ver.2.0.1
Mac ドライバー
MacOS10.7: Ver.1.0.0
MacOS10.6: Ver.2.0.0
MacOS10.5: Ver.2.0.0
VS-700
Windows ドライバー Ver.2.0.1
Mac ドライバー Ver.1.0
はじめに
© 2011 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
Roland は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の商標または登録商標です。
3
バージョンの確認
OCTA-CAPTURE のシステム・ソフトウェアのバージョンを確認してください。
電源を入れると、画面中央下に現在のシステム・ソフトウェアのバージョンが表示されます。
表示が V1.50 未満 のとき
アップデートが必要です。以降の説明にしたがってアップデートをしてください。
表示が V1.50 以上のとき
アップデートは不要です。
アップデート
1. USB ケーブルを抜きます。
2. OCTA-CAPTURE のプリアンプ・コントロール部の
ボタンと[CURSOR/VALUE]つまみを同時に押しながら、
電源をオンにします。
以下の画面が表示されるまで、そのままボタンとつまみを押し続けます。
現在のシステム・ソフトウェアのバージョンが表示されます。
OCTA-CAPTURE updater
    
Ver:1.00/0141
Connect USB
[-----------------------]
Program ver: 1.00/0141
3. OCTA-CAPTURE とコンピューターを USB ケーブルで接続します。
USB が認識されると、以下の画面が表示されます。
OCTA-CAPTURE updater
    
Ver:1.00/0141
Put le, and Unplug
[-----------------------]
Program ver: 1.00/0141
コンピューターからは、リムーバブル・ディスクとして認識されます。
4. リムーバブル・ディスク上に、UpdOcta.dat をドラッグ(コピー)します。
5. コピーが終了したのを確認した後、USB ケーブルを抜きます。
USB ケーブルを抜くと、プログラムを書き込む作業がスタートします。
意 !
このときは絶対に電源を切らないでください。
以下のような画面が表示されます。
OCTA-CAPTURE updater
    
Ver:1.00/0141
Wait, Writing
[***--------------------]
UpdOcta.dat
Program ver: 1.00/0141
プログラムが正常にアップデートされると、画面にアップデートされたバージョンが表示されます。
これでアップデート作業は終了です。
OCTA-CAPTURE updater
    
Ver:1.00/0141
Please Reboot
Update Complete
[*********************]
UpdOcta.dat
1.00/0141 -> 1.5x/xxx
システム・プログラムのアップデート
4
アップデートの確認
6. OCTA-CAPTURE の電源を入れ直します。
画面下に表示されるシステム・ソフトウェアのバージョンが V1.50 以上になっていることを確認してください。
アップデートに失敗した場合は、手順 1 からやり直すことができます。
OCTA-CAPTUREドライバーのアップデート
ドライバーのインストール方法
ダウンロードしたファイルは、zip 形式のアーカイブ・ファイルになっています。ファイルのアイコンを右クリックして表示されるメニュー
から「すべて展開」を選び、画面の指示に従ってファイルを展開します。
インストール方法などの詳細については、解凍後に作成される Readme.htm ファイルに記載されています。
新しいドライバーのインストールする前に、旧ドライバーをアンインストールしてください。
アンインストールの方法は、解凍後に作成される Readme.htm ファイルに記載されています。
Readme.htm(※)ファイルは、ドライバーをインストールする前に必ずお読みください。
5
内部ブロック
OCTA-CAPTURE の内部は、オーディオインターフェースに加えて、4 系統のダイレクトミキサー(P.7)とパッチベイ(P.11)を搭載
しています。
本体のつまみやボタンでの設定(P.14)、コンピューターからの専用のコントロール・パネルでの設定の両方に対応しています。
ダイレクト・ミキサー A、B、C、D
INPUT 端子からの入力を、コンピューターを介さずにモニターに直接出力できます。入力音とコンピューターからの再生音とのバランスも
調整することができます。
ダイレクトミキサーは、入力やコンピューターからの再生チャンネルなどのソースごとに、音量、パンなどを個別に設定できるステレオ
ミキサーになっています。
4 つのミキサーは独立してコントロールできます。詳しくは『ダイレクト・ミキサー・コントロール』(P.7)をご覧ください。
パッチ・ベイ
4 系統のダイレクト・ミキサーの出力先、コンピューターからの再生チャンネルの出力先を用途に応じて割り当てることができます。詳し
くは『パッチ・ベイ』(P.11)をご覧ください。
ダイレクトミキサー A D
パッチ・ベイ
ヘッドホン端子
COAXIAL 出力端子
出力端子 3–4
出力端子 5–6
出力端子 7–8
入力端子
メイン出力端子 12
ダイレクトミキサー A
OCTA-CAPTURE コントロール・パネル
A
B
C
D
OCTA-CAPTURE のダイレクト・ミキサー、パッチ・ベイをフルにコントロールするには、専用の OCTA-CAPTURE コントロール・パ
ネルを使うと便利です。ダイレクト・ミキサー、パッチ・ベイに加えて、OCTA-CAPTURE のプリアンプやコンプレッサーをグラフィカ
ルにエディットすることができます。
コントロール・パネルを使いながらダイレクト・ミキサーを使ってみましょう。
コントロール・パネル
OCTA-CAPTURE コントロール・パネルは、OCTA-CAPTURE の内部プリアンプ、4 系統のダイレクト・ミキサーとパッチ・ベイをコン
トロールします。専用ドライバのインストール後に使えるようになります。
使いかたは、OCTA-CAPTURE コントロール・パネルから「README を表示」を選ぶことでも参照できます。
Windows 「ドライバ」メニューから「README を表示」を選択する
Macintosh 「OCTA-CAPTURE Control Panel」メニューから「README を表示」を選択する
起動方法
次の手順で OCTA-CAPTURE コントロール・パネルを起動します。
Windows の場合
Windows のコントロール・パネルを開いて、[OCTA-CAPTURE]アイコンをダブルクリックします。
OCTA-CAPTURE アイコンがない場合には、コントロール パネルを開いて、表示方法をアイコン表示(Windows 7)または、クラシッ
ク表示(Windows Vista Windows XP)に切り替えます。
Mac OS X の場合
アプリケーション・フォルダを開いて、[OCTA-CAPTURE Control Panel]アイコンをダブルクリックします。
Version 1.5 の機能
Version 1.5 の機能
6
各部のはたらき
メイン・ウィンドウ
プリアンプ・コントロール画面
プリアンプ・コントロール
デバイス・パネル
画面切り替え
ボタン
ダイレクト・ミキサー・コントロール画面
画面切り替え
ボタン
ダイレクト・ミキサー・コントロール
デバイス・パネル
リバーブ・
センド
マルチモニター・ボタン
ダイレクト・ミキサー A に加えて、B、C、D が表示され、それぞれの出力が OUTPUT1 8 へパッチングされます。
画面切り替えボタン
プリアンプ・コントロール画面とダイレクト・ミキサー・コントロール画面を切り替えます。
プリアンプ・コントロール
プリアンプ部
プリアンプ部は、入力端子ごとに独立してコントロールすることができます。
画面の表示 設定 説明
SENS 入力ゲイン 入力信号のゲインを 0 50dB の範囲で調整します。0.5dB ステップで調整します。
+48 +48V ファンタム電源
ファンタム電源を供給することができます。コンデンサー・マイクなど、ファンタム電源を必要とす
る機器に電源を供給するときはオンにします
Hi-Z
インーダス切替え
(チンネ 1、2
ギターなどを接続するときは Hi-Z(オン)に、それ以外の機器を接続するときは Lo-Z(オフ)
に設定します。
PHASE 位相 入力信号の極性を反転します。
LO-CUT ロー・カット
入力のロー・カット・フィルターを有効にします。
カット・オフ周波数は 100Hz です。
レベル・メーター
プリアンプ部に入力される信号の状態が表示されます。
OCTA-CAPTURE 本体の液晶部に表示されるインジケーター(取扱説明書 P.33)と同じ機能です。
オート・センス・ボタン
オートセンス機能(取扱説明書 P.37) の設定をします。
クリックすると、オート・センス設定ダイアログが開きます。
オート・センスを実行するチャンネルを選んで、[ 開始 ] をクリックします。
Version 1.5 の機能
7
コンプレッサー部
コンプレッサー部は、OCTA-CAPTURE の本体でもコントロールできます(P.16)
画面の表示 設定 説明
GATE ゲート 設定値以下の信号はミュートされます。(dB)
ATK アタック・タイム
入力レベルがスレッショルド・レベルを超えてから、コンプレッサーが効き始めるまでの時間を
設定します。(msec)
REL リリース・タイム
入力レベルがスレッショルド・レベルを下回ってから、コンプレッサーが切れるまでの時間を設
定します。(msec)
THRES スレッショルド コンプレッサーの効果がかかる信号レベルを設定します。(dB)
RATIO レシオ オーディオ信号を圧縮する圧縮比を設定します。
GAIN ゲイン コンプレッサーの出力レベルを調節します。(dB)
LINK ステレオ・リンク
ステレオ・リンクをオンにすると、隣のチャンネルのコンプレッサー設定が、このチャンネルと
同じ設定になります。
BYPASS バイパス・スイッチ コンプレッサーの効果を無効にします。
コンプレッサー出力
レベル・メータ
コンプレッサー部から出力される信号の状態を表示します。
ダイレクト・ミキサー・コントロール
サンプリング周波数が 192kHz で動作しているときは、ミキサーは A のみになります。
インプット・ミキサー
A D
アウトプット・ミキサー
A D
マスター A D
各ミキサーの
出力先が表示
されます
ミキサー選択タブ
ター
インプット・ミキサー A D
入力端子 1 10 から入力されるオーディオ・データのモニター・レベルやバランスをコントロールすることができます。
工場出荷時は、ミキサー A のみが表示されます。
マルチモニター・ボタンをオンにすると、A D 4 つのインプット・ミキサーを独立してコントロールすることができます。
ミキサー A D の切り替えは、ミキサー選択タブをクリックします。
インプット・ミキサーは OCTA-CAPTURE の本体でもコントロールすることができます(P.14)
画面の表示 設定 説明
LINK ステレオ・リンク
ステレオ・リンクをオンにすると、隣のチャンネルのミキサー設定が、このチャンネルと同じ設
定になります。
MUTE ミュート ミュートのオン/オフを設定します。
SOLO ソロ ソロのオン/オフを設定します。
REVERB リバーブ・センド
リバーブ・ユニットへのセンド量を調節します(インプット・ミキサー A のみ)
リバーブユニットのオン/オフやタイプについては、『マスター A D』(P.8)をご覧ください。
PAN パン 音の定位を設定します。
スライダー 入力信号のモニター・レベルを調節します。
レベル・メーター ミキサー部に入力される信号の状態が表示されます。
Version 1.5 の機能
8
アウトプット・ミキサー A D
コンピューターから送信される 10 チャンネルの再生音のバランスをコントロールして、ヘッドホンなどのモニター部へ送ります。
4 つのアウトプット・ミキサーを独立してコントロールすることができます。
ミキサー A D の切り替えは、ミキサー選択タブをクリックします。
画面の表示 設定 説明
LINK ステレオ・リンク
ステレオ・リンクをオンにすると、隣のチャンネルのミキサー設定が、このチャンネルと同じ設
定になります。
MUTE ミュート ミュートのオン/オフを設定します。
SOLO ソロ ソロのオン/オフを設定します。
PAN パン 音の定位を設定します。
スライダー コンピューターの再生信号のモニター・レベルを調節します。
レベル・メーター コンピューターから出力される信号の状態が表示されます。
マスター A D
インプット・ミキサー、アウトプット・ミキサーのそれぞれのマスター出力レベルをコントロールします。
画面の表示 設定 説明
LINK リンク
この設定をオンにすると、インプット・ミキサーとアウトプット・ミキサーのマスター・ボリュー
ムが連動するようになります。
RETURN リターン
リバーブ・ユニットからのリターン量を調節します(ミキサー A のみ)
リバーブ・ユニットのオン/オフやタイプについては、以下をご覧ください。
LINK
ステレオ・
リンク
ステレオ・リンクをオンにすると、左右のチャンネルのスライダーが連動するようになります。
スライダー 全体のモニター・レベルを調節します。
REVERB TYPE リバーブ・タイプ
リバーブ・ダイアログが表示されます(インプット・ミキサー A のみ)
リバーブの種類、ディレイ時間などを調節することができます。
サンプリング周波数が 192kHz で動作しているときは、リバーブは機能しません。
リバーブは、OCTA-CAPTURE 本体からでもコントロールすることができます(P.17)
設定 説明
TYPE
ECHO: エコーがかかります。
ROOM: 室内での残響を再現したリバーブです。
SMALL HALL、
LARGE HALL:
ホールでの残響を再現したリバーブです。ROOM より奥行き感のある響きが得られます。
OFF: リバーブはかかりません。
PRE-DELAY
ダイレクト音が出力されてから、エフェクト音が出力されるまでの時間を調節します。
プリ・ディレイを長くすると、複数の音が鳴っている効果(ダブリング効果)が得られます。
TIME 残響が消えるまでの長さを調節します。
TYPE ごとに、PRE-DELAY、TIME パラメーターを設定することができます。
[初期設定]ボタンをクリックすると、工場出荷時の設定に戻ります。
Version 1.5 の機能
9
マルチモニター・ボタン
[マルチモニター]ボタンをクリックすると、A D 4 つのダイレクト・ミキサーを独立してコントロールすることができます。
OUTPUT 1 〜 8 へは、ダイレクト・ミキサー A 〜 D が直接出力されます。
4 系統のモニターへ出力(P.19)するときに、この設定にします。
パッチ・ベイ
OUTPUT 1-2
OUTPUT 3-4
OUTPUT 5-6
OUTPUT 7-8
OUTPUT 9-10
ダイレクト・ミキサー A
WAVE OUT 1-2
3-4
5-6
7-8
9-10
B
C
D
出力端子 1-2
/ヘッドホン端子
出力端子 3 8
COAXIAL 出力端子
9-10
デバイス・パネル
OCTA-CAPTURE の設定状態を表示します。
画面の表示 説明
OCTA-CAPTURE 2 台接続したときに、どちら側の OCTA-CAPTURE の設定を表示するかを切り替えます。
1 台で使用しているときは、1 つだけの表示になります。
ボタンをクリックすると、本体ディスプレイが反転表示されます。
SAMPLE RATE サンプリング周波数を表示/設定します。
CLOCK
クロック・ソースを表示します。
INTERNAL: OCTA-CAPTURE の内部クロックで動作しています。
EXTERNAL: INPUT 端子 9/10 に入力されたデジタル信号に同期して動作しています。
サンプリング周波数を設定する
再生するオーディオ・データ、または録音するときの DAW の設定によって、OCTA-CAPTURE のサンプリング周波数は自動で切り替わ
ります。
OCTA-CAPTURE のサンプリング周波数を手動で切り替えることもできます。
SAMPLE RATE の ▼ をクリックし、別のサンプリング周波数をクリックします。
この場合は、DAW のサンプリング周波数も変更する必要があります。
再生や録音しているときや INPUT 端子 9/10 に機器を接続しているときは、サンプリング周波数を変更することはできません。
サンプリング周波数が切り替わったとき、小さな POP ノイズが乗ることがありますが、故障ではありません。
Version 1.5 の機能
10
設定の保存と読み込み
OCTA-CAPTURE コントロールパネルでは、現在の設定をファイルに保存したり、保存した設定をファイルから読み込むことができます。
保存される設定は、以下のとおりです。
• コンプレッサー設定(P.7)
• プリアンプ設定(P.6)
• ダイレクト・ミキサー A D 設定(P.7)
• リバーブ設定(P.8)
• パッチ・ベイ設定(P.11)
OCTA-CAPTURE 2 台つないでお使いのときは、1 台ずつ設定を保存/読み込みすることができます。2 台分保存/読み込みするときは、
デバイス・パネルで選択してそれぞれ保存/読み込みしてください。
設定を保存する
1.「デバイス」メニューから[設定を保存する]を選びます。
2. 保存するファイルを指定します。
設定を読み込む
1.「デバイス」メニューから[設定を読み込む]を選びます。
2. 設定を保存したファイルを指定します。
Version 1.5 の機能
11
パッチ・ベイ
「デバイス」メニューから[パッチ・ベイを開く]を選ぶと、パッチ・ベイ・ダイアログが表示されます。
4 系統のダイレクト・ミキサーの出力先やコンピューターからの再生チャンネルの出力先を用途に応じて割り当てることができます。
サンプリング周波数が 192kHz で動作しているときは、パッチ・ベイは機能しません。
パッチ・ベイは、OCTA-CAPTURE 本体からでもコントロールすることができます(P.17)
パッチ・ベイ
OUTPUT 1-2
OUTPUT 3-4
OUTPUT 5-6
OUTPUT 7-8
OUTPUT 9-10
ダイレクト・ミキサー A
WAVE OUT 1-2
3-4
5-6
7-8
9-10
B
C
D
出力端子 1-2
/ヘッドホン端子
出力端子 3 8
COAXIAL 出力端子
9-10
各出力端子に対して、パッチングしたいソースを選びます。
OUTPUT に選べるソース
ソース名 説明
WAVE OUT 1 10 コンピューターからの再生音
DIRECT MIX A D ダイレクト・ミキサー A D の出力音
[マルチモニター]ボタンをクリックすると、OUTPUT 1 8 へは、ダイレクト・ミキサー A D が直接出力されます。
4 系統のモニターへの出力(P.19)するときに、この設定にします。
パッチ・ベイ
OUTPUT 1-2
OUTPUT 3-4
OUTPUT 5-6
OUTPUT 7-8
OUTPUT 9-10
ダイレクト・ミキサー A
WAVE OUT 1-2
3-4
5-6
7-8
9-10
B
C
D
出力端子 1-2
/ヘッドホン端子
出力端子 3 8
COAXIAL 出力端子
9-10
Version 1.5 の機能
12
[初期設定]ボタンをクリックすると、工場出荷時の設定に戻ります。
OUTPUT 3 10 へは、コンピューターからの再生音(WAVE OUT 3 10)が直接出力されます。
パッチ・ベイ
OUTPUT 1-2
OUTPUT 3-4
OUTPUT 5-6
OUTPUT 7-8
OUTPUT 9-10
ダイレクト・ミキサー A
WAVE OUT 1-2
3-4
5-6
7-8
9-10
B
C
D
出力端子 1-2
/ヘッドホン端子
出力端子 3 8
COAXIAL 出力端子
9-10
各チャンネルの入力を直接出力する
「デバイス」メニューから[入力を直接出力する]を選ぶと、入力された信号がそのまま出力端子にバイパスされます。
ミキサー A D の設定とパッチベイが切り替わります。
OCTA-CAPTURE の内部のミキサーを使わず、ミキサー卓などで、モニター・レベルを調整するときに便利です。
パッチベイの設定
パッチ・ベイ
OUTPUT 1-2
OUTPUT 3-4
OUTPUT 5-6
OUTPUT 7-8
OUTPUT 9-10
ダイレクト・ミキサー A
WAVE OUT 1-2
3-4
5-6
7-8
9-10
B
C
D
出力端子 1-2
/ヘッドホン端子
出力端子 3 8
COAXIAL 出力端子
9-10
インプット・ミキサーの設定
インプット・
ミキサー A
インプット・
ミキサー B
インプット・
ミキサー C
インプット・
ミキサー D
Version 1.5 の機能
13
設定の初期化
OCTA-CAPTURE では、各設定を個別に初期化することができます。
設定の初期化は、OCTA-CAPTURE 本体からでも操作できます(P.18)
1.「デバイス」メニューから[初期設定に戻す]を選びます。
2. 表示された項目の中から、初期化したい項目を選びます。
表示項目 初期化される内容
すべて プリアンプ、ダイレクト・ミキサー、リバーブ、パッチ・ベイ
プリアンプ コンプレッサー設定とプリアンプ設定
ダイレクトミキサー ダイレクト・ミキサー A D 設定
リバーブ リバーブの設定
パッチ・ベイ パッチ・ベイの設定
確認画面が表示されます。
3. 初期化を実行するときは[はい]を、初期化を中止するときは[キャンセル]をクリックします。
信号の流れの確認
「デバイス」メニューから[シグナルフローを表示]を選ぶと、ブロック・ダイアグラムが表示されます。
ドライバの設定
ドライバの設定の変更や確認をすることができます。
Windows をお使いのとき
「ドライバ」メニューから[ドライバの設定]を選びます。
Mac OS X をお使いのとき
「OCTA-CAPTURE Control Panel」メニューから[ドライバの設定]を選びます。
詳しくは『ドライバの設定』(取扱説明書 P.69)をご覧ください。
最前面に表示する
Windows をお使いのとき
「ドライバ」メニューから[常に手前に表示]を選びます。
Mac OS X をお使いのとき
「OCTA-CAPTURE Control Panel」メニューから[常に手前に表示]を選びます
Version 1.5 の機能
14
本体パネルの操作
メイン画面
[DISPLAY]ボタンを押すと、メイン画面が表示されます。
表示されている
レベル・メーター名
USB 接続しているときに点灯
サンプリング周波数
チャンネル番号
レベル・メーター
クリップ・
インジケーター
シンク・インジケーター
内部クロック(INT)
外部クロック(EXT)を表示
出力レベル・メーター
ファンタム電源(取扱説明書 P.36)がオンになっているときは、オンになっているチャンネルの番号が反転表示されます。
[CURSOR/VALUE]つまみを右に回すと、「INPUT」(入力レベル)「DAW」(コンピューターからの出力レベル)「OUTPUT」
(OCTA-CAPTURE OUTPUT 端子の出力レベル)の順に切り替わります。
インプット・
レベル・メーター
アウトプット・
レベル・メーター
DAW プレイバック・
レベル・メーター
インプット・ミキサー
[MIX SEL]ボタン
[MIX SEL]ボタンを押すと、INPUT MIXER 画面が表示されます。
INPUT MIXER 画面
選択されているミキサー名
出力先
チャンネル番号
レベル
パン
インプット・ミキサーの
マスター・ボリューム
インプット・ミキサーの
出力レベル・メーター
パッチベイ(P.11)で出力先にミキサー B、C、D を設定しているときは、[MIX SEL]ボタンを押すたびに INPUT MIXER 画面を切り替
えることができます。出力先に設定されていないミキサー画面は表示されません。
インプット・
ミキサー A
インプット・
ミキサー B
インプット・
ミキサー C
インプット・
ミキサー D
Version 1.5 の機能
15
[INPUT MIX]つまみ
[INPUT MIX]つまみを回して、インプット・ミキサーのマスター・ボリュームを調節します。
チャンネルごとにパラメーターを変更する
1.[CURSOR/VALUE]つまみを回して、変更したいチャンネルを選びます。
2.[CURSOR/VALUE]つまみを押します。
チャンネル・パラメーター画面が表示されます。
選択されているミキサー名
チャンネル番号
インプット・ミキサーの
出力レベル・メーター
パン
リンク
ミュート
ソロ
入力レベル
選択されているミキサー名
チャンネル番号
インプット・ミキサーの
出力レベル・メーター
インプット・ミキサーの
出力レベル
リンク
ミュート・クリア
ソロ・クリア
3.[CURSOR/VALUE]つまみを回して、カーソルを合わせます。
4.[CURSOR/VALUE]つまみを押します。
パラメーターの変更ができるようになります。
5.[CURSOR/VALUE]つまみを回して変更します。
Version 1.5 の機能
16
6.[CURSOR/VALUE]つまみを押して値を確定します。
7.[DISPLAY]ボタンを押して、前の画面に戻ります。
コンプレッサーのパラメーター設定
32 54
1
1 1
1. CHANNEL[ ]ボタンでチャンネルを選び、 ]ボタンを押して、設定したいチャンネルの COMP 画面を表示
させます。
2.[CURSOR/VALUE]つまみを回して、変更するパラメーターにカーソルを合わせます。
設定 説明
THRS コンプレッサーの効果がかかる信号レベルを設定します。
GAIN コンプレッサーの出力レベルを調節します。
GATE 設定値以下の信号はミュートされます。
ATK 入力レベルがスレッショルド・レベルを超えてから、コンプレッサーが効き始めるまでの時間を設定します。
REL 入力レベルがスレッショルド・レベルを下回ってから、コンプレッサーが切れるまでの時間を設定します。
RATO オーディオ信号を圧縮する圧縮比を設定します。
LINK リンクをオンにすると、隣のチャンネルの設定が、このチャンネルと同じ設定になります。
[← 前の画面に戻ります。
3.[CURSOR/VALUE]つまみを押して、設定値を反転表示にします。
4.[CURSOR/VALUE]つまみを回して、設定値を変更します。
5.[CURSOR/VALUE]つまみを押して、設定値を確定させます。
Input level
Gain Reduction
Version 1.5 の機能
17
ユーティリティー部
ユーティリティー部では、本体のシステム設定を変更することができます。
2 43 5
1 6
1.[DISPLAY]ボタンを 1 秒間押します。
SYSTEM 画面が表示されます。
2.[CURSOR VALUE]つまみを回して、変更したいパラメーターにカーソルを合わせます。
画面表示 説明
LCD CONTRAST
ディスプレイの濃さ(コントラスト)を変えます。
大きな値にするほど、ディスプレイが濃く表示されます。
設定値:0 19
SAMPLE FREQ
OCTA-CAPTURE 本体のサンプリング周波数を設定します。
詳しくは、『サンプリング周波数の設定』(取扱説明書 P.68)をご覧ください。
REVERB
内蔵リバーブの設定画面を開きます。
設定値については『マスター A D』(P.8)をご覧ください。
リバーブ・リターン
スライダー
タイムつまみ
リバーブ・タイプ
リバーブセンド
スライダー
プリ・ディレイつまみ
PATCHBAY
各出力端子に対して、パッチングしたいソースを選びます。4 系統のダイレクト・ミキサーの出力先やコンピューターから
の再生チャンネルの出力先を用途に応じて割り当てることができます。
設定値については、『パッチ・ベイ』(P.11)をご覧ください。
AUTO SENS
オートセンス設定時間に入力された最大音量に合わせて、録音レベルを設定します。オートセンス設定を開始するには、
[AUTO SENS]ボタンを押します。
MANUAL:
オート・センス設定を開始してから、もう一度[AUTO SENS]ボタンを押すと、それまでに入力された最大音量に合わ
せて録音レベルが設定されます。
30 SEC、1 MIN、3 MIN、5 MIN:
オート・センス設定中に、もう一度[AUTO SENS]ボタンを押すと、オート・センス設定中に入力された最大音量に合
わせて録音レベルが設定されます。
詳しくは、『オート・センス設定』(取扱説明書 P.37)をご覧ください。
BACKUP ALL
PRM.
現在の設定(プリアンプ、ダイレクト・ミキサー、リバーブ、パッチ・ベイ)を本体へ記憶します。
RECALL ALL
PRM.
本体へ記憶した設定を呼び出します。
VS EXPAND
OFF: OCTA-CAPTURE 1 台で使うときに選びます。
ON: OCTA-CAPTURE 2 台接続して使うときに選びます。詳しくは、『2 台の OCTA-CAPTURE を接続』(P.20)
をご覧ください。
DIGITAL
INPUT 9-10(COAXIAL IN)の入力をオン/オフします。
AUTO: INPUT 9-10(COAXIAL IN)からの入力信号を受信します。OCTA-CAPTURE 本体は、デジタル信号と同
じサンプリング周波数に切り替わります。
OFF: デジタル信号を受信しません。
CLEAR MUTE/
SOLO
チャンネルのミュートとソロの設定を初期化します。
初期化を実行するときは「Yes」を選んで[CURSOR VALUE]つまみを押します。
中止するときは「No」を選んで[CURSOR VALUE]つまみを押します。
POWER OFF
OCTA-CAPTURE の操作をやめてから、電源が自動的に切れるまでの時間を設定します。
設定値:OFF、4HOURS
Version 1.5 の機能
18
画面表示 説明
INITIALIZE
システム設定を初期化します。
設定値については、『設定の初期化』(P.13)をご覧ください。
初期化する項目を選ぶと確認メッセージが表示されます。
初期化を実行するときは、[CURSOR VALUE]つまみを押します。
中止するときは[DISPLAY]ボタンを押します。
3.[CURSOR VALUE]つまみを押します。
パラメーターの設定値が反転表示になります。
4.[CURSOR VALUE]つまみを回して、設定を変更します。
5.[CURSOR VALUE]つまみを押して、設定を確定します。
6.[DISPLAY]ボタンを押します。
元の画面に戻ります。
Version 1.5 の機能
19
4系統のモニターへの出力
INPUT 1 8 から入力した音を、4 つのダイレクト・ミキサーで異なるバランス調整をして、ミキサーごとに出力先を設定することがで
きます。
バンド演奏のときなど、異なるバランスでモニターしたいときに便利です。
ドラム・モニター
ドラム・セット
ベース
モニター・スピーカー
パワー・アンプ
モニター・スピーカー
パワー・アンプ
ギター
マイク
モニター・スピーカー
パワー・アンプ
OUTPUT 1-2
OUTPUT 3-4
OUTPUT 5-6OUTPUT 7-8
× 2 × 2
× 2
× 2
図のようにモニター用のスピーカーを接続して、パッチ・ベイで以下のように設定します(P.11、P.17)
1. OUTPUT 1-2 のソースに「DIRECT MIX A」を選び、ボーカルのモニターにします。
2. OUTPUT 3-4 のソースに「DIRECT MIX B」を選び、ギターのモニターにします。
3. OUTPUT 5-6 のソースに「DIRECT MIX C」を選び、ベースのモニターにします。
4. OUTPUT 7-8 のソースに「DIRECT MIX D」を選び、ドラムのモニターにします。
すべての OUTPUT に同じソースを選ぶこともできます。
Version 1.5 の機能
20
2台のOCTA-CAPTUREを接続
OCTA-CAPTURE 2 台つなぐと、Windows では ASIO、Mac OS X では Core Audio で、24 IN 20 OUT のオーディオインター
フェースとして使うことができます。
2 台の OCTA-CAPTURE を接続して使用するためには、2 台目の VS EXPAND をオンに設定し、2 台が同じサンプリング周波数でデジ
タル同期している必要があります。
OCTA-CAPTURE は同時に 2 台まで接続可能です。
設定を始める前に、OCTA-CAPTURE 2 台ともコンピューターから取り外して電源を切っておきます。
1 台目(OCTA-CAPTURE) 2 台目(OCTA-CAPTURE EXP)
COAXIAL OUT(9/10)COAXIAL IN(9/10)
コアキシャル・ケーブル
14 2 35
6 6
9
7
7
VS EXPAND:OFF
DIGITAL:AUTO
SAMPLE FREQ:
2 台目と同じ設定
VS EXPAND:ON
DIGITAL:AUTO
8
1. はじめに 2 台目の OCTA-CAPTURE の電源を入れます。
2 台目の OCTA-CAPTURE が、デジタル同期のタイミング・マスターになります。
2. サンプリング周波数を設定します(取扱説明書 P.68)
2 台で使うときは、192kHz に設定して使うことができません。
3. ユーティリティー部で VS-EXPAND 設定をオンにします(P.17)
4. 1 台目の OCTA-CAPTURE の電源を入れます。
5. 2 台目と同じサンプリング周波数に設定します(取扱説明書 P.68)
6. 2 台をデジタル同期させるため、コアキシャル・ケーブルで 2 台目の COAXIAL OUT 端子(9 10)と 1 台目の
COAXIAL IN 端子(9 10)を接続します。
ユーティリティ部の DIGITAL 設定がオフになっているときは、サンプリング周波数が切り替わりません。1 台目の DIGITAL 設定を「AUTO」
に変更してください(P.17)
ユーティリティ部の VS-EXPAND 設定が「OFF」になっていることを確認してください。
7. 2 台の OCTA-CAPTURE をコンピューターに接続します。
2 本の USB ケーブルは、近くの USB ポートに接続してください。
Windows 7 Windows Vista の場合
接続すると自動的にドライバがインストールされます。そのままお待ちください。
Windows XP の場合
接続した後、取扱説明書 20 21 ページの手順 10 から 13 までの操作をして、ドライバをインストールしてください。
8. お使いの環境によって、手順が異なります。以下のとおりに操作してください。
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Roland Octa-Capture 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Roland Octa-Capture は、コンピューターで音楽を制作するミュージシャンやエンジニアに最適な、高品質なオーディオインターフェースです。4つのマイクプリアンプ、8つのアナログ入力、10のアナログ出力を備え、同時に18チャンネルの録音が可能です。また、MIDI入出力端子も搭載しており、キーボードやシンセサイザーなどのMIDI機器を接続することもできます。

Octa-Captureは、高音質で低レイテンシーな録音が可能です。サンプリングレートは最大192kHz、ビット深度も最大24ビットに対応しており、スタジオクオリティの録音が可能です。また、ASIOやCore Audioなどの主要なオーディオドライバをサポートしており、DAWソフトとの互換性も抜群です。

Octa-Captureは、音楽制作だけでなく、ライブパフォーマンスにも最適です。4つのダイレクトミキサー機能により、入力信号を直接モニターに出力することができ、