Roland Octa-Capture 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

このマニュアルも適しています

Roland Octa-Capture は、高品質のオーディオ・インターフェースで、ミュージシャンやプロデューサーがコンピューターで音楽を録音、編集、ミックスするための機能をすべて備えています。8つのマイクプリアンプ、18の入出力、24ビット/192kHz の解像度を備え、あらゆる録音環境に最適です。また、Roland 独自の VS テクノロジーにより、VS-100R や VS-700R と組み合わせることで、入出力数をさらに拡張することができます。

例えば、バンドのライブ録音を行う場合、Octa-Capture をミキシング・コンソールの出力に接続し、コンピューターに録音することができます。ボーカルや楽器の録音を行う場合、マイクや楽器を Octa-Capture に接続して、コンピューターに録音することができます。また、DJ がライブを行う場合、Octa-Capture をミキサーとコンピューターの間に接続して、コンピューターから音楽を再生したり、

Roland Octa-Capture は、高品質のオーディオ・インターフェースで、ミュージシャンやプロデューサーがコンピューターで音楽を録音、編集、ミックスするための機能をすべて備えています。8つのマイクプリアンプ、18の入出力、24ビット/192kHz の解像度を備え、あらゆる録音環境に最適です。また、Roland 独自の VS テクノロジーにより、VS-100R や VS-700R と組み合わせることで、入出力数をさらに拡張することができます。

例えば、バンドのライブ録音を行う場合、Octa-Capture をミキシング・コンソールの出力に接続し、コンピューターに録音することができます。ボーカルや楽器の録音を行う場合、マイクや楽器を Octa-Capture に接続して、コンピューターに録音することができます。また、DJ がライブを行う場合、Octa-Capture をミキサーとコンピューターの間に接続して、コンピューターから音楽を再生したり、

VS-100 VS-700 を組み合わせて IO 拡張する方法
2
VS-100、VS-700 を、OCTA-CAPTURE Version 1.5 と組み合わせて、IO 拡張することができます。IO 拡張するためには、それぞ
れに対応したドライバー、システムソフトウェアへのアップデートが必要です。
VS-100:
システム・プログラム Ver. 1.50 以降
Windows ドライバー Ver.2.0.1
Mac ドライバー
MacOS10.7: Ver.1.0.0
MacOS10.6: Ver.2.0.0
MacOS10.5: Ver.2.0.0
VS-700:
システム・プログラム Ver. 1.30 以降
Windows ドライバー Ver.2.0.1
Mac ドライバー Ver.1.0
動作条件
• VS-100 VS-700 OCTA-CAPTURE を同期させるため、DIGITAL 入力端子を使用します。コアキシャルケーブルが別途必要です。
• 192kHz 以上では、お使いになれません。
• 7200rpm 以上の内蔵ドライブが必要です。
• 96kHz 以上でお使いになる場合は、オーディオ録音先のハードディスクとして、SATA ドライブが別途必要です。(USB ハードディス
クはお使いいただけません)
• お使いのアプリケーションによっては、上記以上の動作条件が必要になる場合があります。
動作環境
© 2010 ローランド株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。
Roland は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の商標または登録商標です。
3
VS-100 VS-700 のアップデート
VS-100のアップデート
IO 拡張機能を使うためには、以下のアップデートが必要です。
• VS-100 のドライバーをアップデート
Windows ドライバー Ver.2.0.1
Mac ドライバー
MacOS10.7: Ver.1.0.0
MacOS10.6: Ver.2.0.0
MacOS10.5: Ver.2.0.0
• VS-100 のシステムプログラムを Ver.1.50 以降にアップデ
ドライバーのアップデート
ローランド・ホームページからドライバーをダウンロードします。
ダウンロードした VS-100 ドライバー Ver. 2.00 zip 形式の
圧縮ファイルになっています。ファイルのアイコンを右クリック
して表示されるメニューから「すべて展開」を選び、画面の指示
に従って解凍してください。
ドライバーをアップデートするには、古いドライバーをアンイン
ストールする必要があります。
インストールの方法など詳しくは、解凍後に作成される
Readme.htm ファイルに記載されています。ドライバーをイン
ストールする前に必ずお読みください。
システム・プログラムのアップデート
バージョンの確認
VS-100 のシステム・ソフトウェアのバージョンを確認してくだ
さい。
VS-100 の電源を入れると、画面右下に現在のシステム・ソフト
ウェアのバージョンが表示されます。
バージョン 説明
V1.30 以下のとき
アップデートが必要です。以降の説明に従って
アップデート作業を行ってください。
V1.50 のとき アップデートは不要です。
アップデート
1. VS-100 の電源を入れてからレベル・メー
ター画面が表示されるまでの間に、コンプ
レッサー/イコライザー設定ボタン、CH1
の[COMP/EQ]ボタンを同時に押し、以
下の画面が表示されるまで、そのままボタ
ンを押し続けます。
現在のシステム・ソフトウェアのバージョンが表
示されます。
USB updater
0
V1.30/01CA(現バージョン)
2. コンピューターと VS-100 USB ケーブ
ルで接続します。
USB が認識されると、以下の画面が表示されます。
USB updater
0
USB Online
V1.30/01CA
3. コンピューター上の「UpdSMFJ」をダブル・クリックし
ます。
4.「MIDI Out Device」に、「CONTROL (VS-100)」(Mac
OS の場合は「CONTROL」)を選びます。
5.[Path](Mac OS の場合は[Select...]をクリックして、
SMF Path(Mac OS の場合は SMF Folder)表示から
アップデート・ファイル
(_00001.mid _00008.mid、end.mid)のある場所
を指定します。
6.[Scan SMF]をクリックして(Mac OS の場合は不要)
ファイルリスト内にアップデートファイル(_00001.
mid _00008.mid、end.mid)が表示されていること
を確認します。
7.[Send]をクリックします。
ファイル転送がスタートします。転送の状況が、画面に表示され
ます。
USB updater
12345(転送の状況)
USB Online
V1.30/01CA
プログラムの転送が終了すると、VS-100 にプログラムを書き込
む作業がスタートします。
このときは絶対に電源を切らないでください。
以下のような画面が表示されます。
USB updater
erase
USB Online
V1.20/01AF
USB updater
write
USB Online
V1.20/01AF
プログラムが正常にアップデートされると、以下のような画面が
表示されます。
USB updater
Update Successfully
Please Reboot
V1.20/01AF -> V1.50/01D4
アップデートされたバージョンが表示されますので確認してくだ
さい。
これでアップデート作業は終了しました。
8. VS-100 の電源を入れ直します。
画面右下に表示されるシステム・ソフトウェアのバージョンが
V1.50 になっていることを確認してください。
アップデートに失敗した場合は手順1から再度やり直すことがで
きます。
4
VS-100 VS-700 のアップデート
VS-700のアップデート
IO 拡張機能を使うためには、以下のアップデートが必要です。
• ドライバーを Ver2.01 以降にアップデート(Windows のみ)
• システム・プログラムを Ver.1.30 以降にアップデート
ドライバーのアップデート
VS-700 ドライバーと VS-700C ドライバーの両方をインストー
ルする必要があります。
VS-700C ドライバーは、VS-700C コンソールのシステム・プ
ログラムのアップデートに必要です。システムプログラムをアッ
プデートする前に必ず VS-700 ドライバー、VS-700C ドライ
バーをインストールしてください。
VS-700C ドライバーをアップデートするときは VS-700C
スタンドアロン・モードに設定する必要があります。詳しくは
VS-700 取扱説明書 P.160 をご覧ください。
ダウンロードしたファイルは zip 形式の圧縮ファイルになってい
ます。ファイルのアイコンを右クリックして表示されるメニュー
から「すべて展開」を選び、画面の指示に従って解凍してください。
ドライバーをアップデートするには、古いドライバーをアンイン
ストールする必要があります。
インストールの方法など詳しくは、解凍後に作成される
Readme.htm ファイルに記載されています。ドライバーをイン
ストールする前に必ずお読みください。
システム・プログラムのアップデート
VS-700C コンソールのバージョンの確認
VS-700C コンソール、VS-700 I/O CPU、VS-700 I/O
DSP、VS-700 I/O FANTOM VS のそれぞれのバージョンを確
認します。
Ver.1.30 以降であればアップデートは不要です。
1. VS-700C の電源を切ります。
2. リア・パネルの「SETTING」のスイッチ 8 を「オン」の
位置 ( 上向き ) にしてアップデート・モードにします。
通常の設定 アップデートモード
3. VS-700C の電源を入れます。
4. バージョンが LCD ディスプレイに表示されます。
5. 電源を切り、リア・パネルの「SETTING」のスイッチ 8
を「オフ」の位置 ( 下向き ) に戻します。
VS-700R I/O のバージョンの確認
1. VS-700R I/O Editor をインストールします。
VS-700R I/O Editor は、VS-700R I/O SONAR 以外のソ
フトウェアでお使いいただくためのアプリケーションです。今回
は、バージョンを確認するために使用します。
Readme.htm の内容をご確認の上、指示に従ってインストール
してください。
VS-700R I/O Editor のご使用方法、アンインストールの方法
等については、Readme.htm をご確認ください。
2. VS-700R の電源を入れます。
3. VS-700R とコンピューターを USB ケーブルで接続しま
す。
4. コンピューターで VS-700R I/O Editor を起動します。
5.「ヘルプ」メニューから「VS-700R I/O のバージョン情報」
を開きます。Mac OS の場合は「VS-700R I/O Editor」
メニューから「VS-700R I/O について」を開きます。
6.「About VS-700R I/O」ウィンドウに表示されている以
下のバージョンを確認してください。
• CPU
• DSP
• FANTOM VS
7. [OK] をクリックして「About VS-700R I/O」ウィンド
ウを閉じます。
8. VS-700R I/O Editor を閉じます。
55
VS-100 VS-700 のアップデート
VS-700C コンソールのアップデート手順
VS-700C コンソールのアップデートをするためには、お使いの
コンピューターに VS-700C のドライバーをインストールする必
要があります。
VS-700R USB でコンピューターに接続されているとアップ
デートできません。接続を外しておいてください。
1. コンピューターからすべての USB ケーブルを外します
(キーボード、マウスは除く)
2.「VS-700C コンソールのバージョンの確認」の方法で、
VS-700C コンソールをアップデート・モードにします。
3. VS-700C とコンピューターを USB ケーブルで接続しま
す。
4. トップ・パネル右側の点滅しているボタン、[OK/
ENTER] を押します。
LCD ディスプレイの表示が「Erace」に変わります。
5. もう一度、[OK/ENTER] を押します。
LCD ディスプレイの表示が「Sure?」に変わります。
6. もう一度、[OK/ENTER] を押します。
LCD ディスプレイの表示が「0%」に変わります。
7. コンピューター上の「UpdSMFJ」をダブル・クリックし
ます。
8.「MIDI Out Device」「CONSOLE (VS-700C)」(Mac
OS の場合は「CONSOLE」)を選びます。
9.[Path](Mac OS の場合は[Select...]をクリックして、
SMF Path(Mac OS の場合は SMF Folder)表示か
らアップデート・ファイル(P00001.mid、P00002.
mid)のある場所を指定します。
10.[Scan SMF]をクリックして(Mac OS の場合は不要)
ファイルリスト内にアップデートファイル(P00001.
mid、P00002.mid)が表示されていることを確認します。
11.[Send]をクリックします。
データの転送が開始されます。
LCD ディスプレイの表示が「End」に変わります。
アップデートには 1 分程度かかります。
アップデート中には絶対電源を切らないでください。
12.UpdSMFJ Send SMF/Complete ダイアログの[OK]
をクリックします。
13.UpdSMFJ [Exit](Mac OS の場合は[QUIT]をクリッ
クして UpdSMFJ を終了します。
14.電源を切り、1、2 秒ほど待ってから電源を入れ直します。
バージョンが Version:1.30 になっていることを確認します。
15.電源を切り、リア・パネルの「SETTING」のスイッチ 8
を「オフ」の位置 ( 下向き ) に戻します。
VS-700R I/O CPU DSP のアップデート手順
VS-700R I/O CPU DSP は一回の操作で同時にアップデー
トすることができます。
1. コンピューターからすべての USB ケーブルを外します
(キーボード、マウスは除く)
2. VS-700R の電源がオフになっていることを確認します。
3. VS-700R を電源コードのみ接続された状態にします。
4. VS-700R のトップパネルにあるエクスパンションボー
カバーを外します。右端にある SW1 「4」をオンにし、
他のスイッチをオフにします。
5. VS-700R のフロント・パネル左端の[SAMPLE
RATE]つまみを「88.2kHz」に合わせます。
6. VS-700R の電源を入れます。
7. VS-700R のフロントパネルの[USB][CONSOLE]
[MIDI IN][MIDI OUT]のインジケーターが点滅して
いることを確認します。
8. VS-700R SW1 の「4」をオフに戻します。
9.[USB][CONSOLE]のインジケーターが消灯、[MIDI
IN][MIDI OUT]のインジケーターが点灯することを確
認します。
10.VS-700R とコンピューターを USB ケーブルで接続しま
す。
11.VS-700R の[USB][MIDI IN][MIDI OUT]のイ
ンジケーターが点灯することを確認します。
12.コンピューター上の「UpdSMFJ」をダブル・クリックし
ます。
13.「MIDI Out Device」に「IO (VS-700)」(Mac OS
場合は「VS-700 IO」)を選びます。
14.[Path](Mac OS の場合は[Select...])をクリックし
て、SMF Path(Mac OS の場合は SMF Folder)表示
からアップデート・ファイル(_00001.mid、end.mid)
のある場所を指定します。
15.[Scan SMF]をクリックして(Mac OS の場合は不要)
ファイルリスト内にアップデートファイル(_00001.
mid、end.mid)が表示されていることを確認します。
16.[Send]をクリックします。
データの転送が開始され、VS-700R の[MIDI IN]のインジケー
ターが点滅します。
VS-700R の[MIDI IN]と[MIDI OUT]のインジケーターが
両方点滅したらアップデート終了です。
アップデートには 2 分程度かかります。
アップデート中には絶対電源を切らないでください。
17.UpdSMFJ Send SMF/Complete ダイアログの[OK]
をクリックします。
18.UpdSMFJ の[Exit](Mac OS の場合は[QUIT])を
クリックして UpdSMFJ を終了します。
19.VS-700R の電源をオフにします。
20.エクスパンション・ボード・カバーを付け直します。必要
があれば、[SAMPLE RATE]つまみをお使いの環境設
定に戻してください。
21.VS-700R の電源を入れ直します。
22.VS-700R I/O Editor を起動し、バージョンが Ver. 1.30
になっていることを確認します。
6
VS-100 VS-700 のアップデート
VS-700R I/O FANTOM VS のアップデート手順
1. コンピューターからすべての USB ケーブルを外します
(キーボード、マウスは除く)
2. VS-700R の電源がオフになっていることを確認します。
3. VS-700R を電源コードのみ接続された状態にします。
4. VS-700R のトップパネルにあるエクスパンションボー
カバーを外します。右端にある SW1 「4」をオンにし、
他のスイッチをオフにします。
5. VS-700R のフロント・パネル左端の[SAMPLE
RATE]つまみを「192kHz」に合わせます。
6. VS-700R の電源を入れます。
7. VS-700R のフロントパネルの[USB][CONSOLE]
[MIDI IN][MIDI OUT]のインジケーターが点滅して
いることを確認します。
8. VS-700R SW1 の「4」をオフに戻します。
9. 手順 6 で点滅していたインジケーターが消灯しているこ
とを確認します。
10.VS-700R とコンピューターを USB ケーブルで接続しま
す。
11.VS-700R の[USB][MIDI OUT]のインジケーター
が点灯しているを確認します。
12.コンピューター上の「UpdSMFJ」をダブル・クリックし
ます。
13.「MIDI Out Device」「FANTOM VS (VS-700)」(Mac
OS の場合は「FANTOM VS」)を選びます。
14.[Path](Mac OS の場合は[Select...])をクリックし
て、SMF Path(Mac OS の場合は SMF Folder)表示
からアップデート・ファイル(FantomVSUpdate.mid)
のある場所を指定します。
15.[Scan SMF]をクリックして(Mac OS の場合は不
要)、ファイル・リスト内にアップデート・ファイル
(FantomVSUpdate.mid)が表示されていることを確認
します。
16.[Send]をクリックします。
データの転送が開始され、VS-700R の[MIDI IN]のインジケー
ターが点滅します。
VS-700R の[MIDI IN]と[MIDI OUT]のインジケーターが
両方点滅したらアップデート終了です。
アップデートには 3 分程度かかります。
アップデート中には絶対電源を切らないでください。
17.UpdSMFJ Send SMF/Complete ダイアログの[OK]
をクリックします。
18.UpdSMFJ の[Exit](Mac OS の場合は[QUIT])を
クリックして UpdSMFJ を終了します。
19.VS-700R の電源をオフにします。
20.エクスパンション・ボード・カバーを付け直します。必要
があれば、[SAMPLE RATE]つまみをお使いの環境設
定に戻します。
21.VS-700R の電源を入れ直します。
22.VS-700R I/O Editor を起動し、バージョンが V1.30
になっていることを確認します。
7
VS-100 VS-700 OCTA-CAPTURE の接続
VS-100とOCTA-CAPTUREを接続
Windows では ASIO、Mac OS X では Core Audio で、18IN 16OUT(2IN 2OUT は同期で使用)のオーディオインターフェー
スとして使うことができます。VS-100 OCTA-CAPTURE を接続して使用するためには、OCTA-CAPTURE VS EXPAND をオン
に設定し、2 台を同じサンプリング周波数でデジタル同期させる必要があります。
設定を始める前に、2 台ともコンピューターから取り外して電源を切っておきます。
VS-100 OCTA-CAPTURE EXP
COAXIAL OUT(9/10)
COAXIAL IN(7/8)
コアキシャル・ケーブル
34 5
6
9
7
7
DIGITAL:AUTO
SAMPLE FREQ:
OCTA-CAPTURE と同じ設定
VS EXPAND:ON
8
61
2
VS-700とOCTA-CAPTUREを接続
Windows では ASIO、Mac OS X では Core Audio で、29IN 34OUT(2IN 2OUT は同期で使用)のオーディオインターフェー
スとして使うことができます。VS-700 OCTA-CAPTURE を接続して使用するためには、OCTA-CAPTURE VS EXPAND をオン
に設定し、2 台を同じサンプリング周波数でデジタル同期させる必要があります。
設定を始める前に、2 台ともコンピューターから取り外して電源を切っておきます。
VS-700R 背面VS-700C 前面右下
VS-700R 前面
OCTA-CAPTURE EXP
COAXIAL OUT(9/10)
COAXIAL IN(9/10)
コアキシャル・ケーブル
34 5
6
6
7
7
VS EXPAND:OFF
DIGITAL:AUTO
SAMPLE FREQ:OCTA-CAPTURE と同じ設定
VS EXPAND:ON
DIGITAL:AUTO
8
12
9
8
VS-100 VS-700 OCTA-CAPTURE の接続
1. はじめに VS-100 VS-700 の電源を入れます。
OCTA-CAPTURE が、デジタル同期のタイミング・マスターに
なります。
2. サンプリング周波数を設定します。
(VS-100 取扱説明書 P.52、VS-700 取扱説明書 P.80)
2 台で使うときは、サンプリング周波数を 192kHz に設定でき
ません。
3. OCTA-CAPTURE の電源を入れます。
4. OCTA-CAPTURE のユーティリティー部で VS-
EXPAND 設定をオンにします(OCTA-CAPTURE 取扱
説明書 P.61)
5. OCTA-CAPTURE VS-100 VS-700 と同じサン
プリング周波数に設定します
(OCTA-CAPTURE 取扱説明書 P.69)
6. 2 台をデジタル同期させるため、コアキシャル・ケーブ
ルで OCTA-CAPTURE COAXIAL OUT 端子(9
10)と VS-100 VS-700 COAXIAL IN 端子を接
続します。
VS-100 ユーティリティー部の DIGITAL 設定がオフになってい
るときは、サンプリング周波数が切り替わりません。VS-100
DIGITAL 設定を「AUTO」に変更してください(VS-100 取扱
説明書 P.55)
7. VS-100 VS-700 OCTA-CAPTURE をコンピュー
ターに接続します。
2 本の USB ケーブルは、隣接する USB ポートに接続してくだ
さい。
Windows 7 Windows Vista の場合
OCTA-CAPTURE を接続すると自動的にドライバがインストー
ルされます。そのままお待ちください。
Windows XP の場合
OCTA-CAPTURE を接続したあと、OCTA-CAPTURE 取扱説
明書 20 ページの手順 10 から 13 までの操作をして、ドライバ
をインストールしてください。
8. お使いの環境によって、手順が異なります。以下のとおり
に操作してください。
Windows の場合
Windows の場合、同じ
USB コントローラーに
VS-100 VS-700
OCTA-CAPTURE 2
台を接続する必要があり
ます。Windows のコン
トロールパネルから VS-
100 VS-700 のアイ
コンをダブル・クリック
し、VS-100 VS-700
コントロールパネルのド
ライバの設定を開きま
す。VS EXPAND 項目に
「OK」と表示されている
ことを確認してください。
「OK」と表示されていな
い場合は、以下を参照し
てください。
「USB コントローラが一致していません」と表示される場合:
VS-100 VS-700、あるいは OCTA-CAPTURE を他の USB
ポートに接続します。「OK」または「サンプル周波数が一致して
いません」と表示されるまで、接続する USB ポートを変えてい
きます。
USB2.0 対応の USB ハブに VS-100 VS-700、OCTA-
CAPTURE を接続することでも、同じ USB コントローラーに接
続できます。
「サンプリング周波数が一致していません。」と表示される場合:
2 本の USB ケーブルをコンピューターから抜いたあと、1台目
の電源を切り、手順 4 から始めてください。2 台はそれぞれ同じ
USB コントローラーに接続してください。
VS EXPAND がグレーアウトしている場合:
2 本の USB ケーブルをコンピューターから抜いたあと、VS-
100 VS-700、OCTA-CAPTURE の電源を切ります。手順
1 から始めてください。
Mac OS X の場合
OCTA-CAPTURE 取扱説明書の『MIDI 入出力デバイスの設定』
(P.25)をします。手順 5 で以下のように名前を入力してください。
新しい外部装置 装置名
1 番目の[新しい外部装置] EXP MIDI
2 番目の[新しい外部装置] EXP CTRL
OS 10.5.8 以前の場合
1. 接続した後、「Audio MIDI 設定」(/ アプリケーション / ユー
ティリティ)を起動します。
2. 「オーディオ」メニューから「機器セットエディタを開く」
を選びます。
3. 「機器の設定」ダイアログが表示されるので、[+]をクリッ
クして機器セットを追加します。
機器セット名は「VS-100 EXPANDED」または「VS-700
EXPANDED」と変更しておきます。
4. 「VS-100」/「VS-700」「OCTA-CAPTURE EXP」の
順でチェックを入れます。
5. クロック欄は「OCTA-CAPTURE EXP」を選びます。
6. リサンプル欄にチェックが入っている場合は、チェックを外
します。
7. 「完了」をクリックしてダイアログを閉じます。
OS 10.6 以降の場合
1. 接続した後、「Audio MIDI 設定」(/ アプリケーション / ユー
ティリティ)を起動します。
2. [+]をクリックします。
3. 「機器セット」がリストに表示されるので、ダブルクリック
して名前を変更します。
機器セット名は「VS-100 EXPANDED」または「VS-700
EXPANDED」と変更しておきます。
4. 右側のオーディオ装置から、「VS-100」/「VS-700」
「OCTA-CAPTURE EXP」の順で「使用」のチェックを入
れます。
5. クロックのソース欄は「OCTA-CAPTURE EXP」を選び
ます。
6. リサンプル欄にチェックが入っている場合は、チェックを外
します。
9. VS-100 または VS-700 PHONES 端子にヘッドホン
を接続します。
Mac OS Xの場合は『Core Audioのデバイスのポートと出力チャ
ンネル番号』(P.13)を確認してください。
(VS-100 の画面を使用しています。
99
VS-100 VS-700 OCTA-CAPTURE の接続
ヘッドホンでモニターするための設定
1.「OCTA-CAPTURE コントロールパネル」を起動します。
2. 画面左下の[OCTA-CAPTURE EXP]をクリックします。
OCTA-CAPUTURE の状態が表示されます。
3.「デバイス」メニューから[パッチベイを開く]を選びます。
パッチ・ベイ画面が表示されます。
4. OUTPUT 9-10 欄に「DIRECT MIX A」を選びます。
5.[閉じる]をクリックしてパッチ・ベイ画面を閉じます。
VS-100 の場合
COAX (7/8) でコントロールすることができます。
ボリュームを最適な位置にあわせてください。
OCTA-CAPTURE の入力されたすべての信号が、
「VS-100 VS-700 PHONES 端子から出力さ
れます。
VS-700 の場合
VS-700 I/O Editor または VS-700 コントロールサーフェ
ス・プラグインを使って、DIGITAL1 INPUT SOURCE
COAXIAL IN に、SYNC SOURCE DIGITAL1 にします。詳
細はオンラインマニュアルをお読みください。
サンプリング周波数を変える場合
1. VS-100 VS-700 と、OCTA-CAPTURE を接続
しているコアキシャル・ケーブルを外します。
2. コンピューターと接続している USB ケーブルを 2
本外します。
3. 2 台のサンプリング周波数を変更します。
サンプリング周波数は 2 台とも同じ値に設定してください。
4. 2 台をデジタル同期させるため、コアキシャル・ケー
ブルで OCTA-CAPTURE COAXIAL OUT 端子
VS-100 VS-700 COAXIAL IN 端子を接
続します。
5. それぞれの USB ケーブルをコンピューターに接続し
ます。
VS-700 は再度電源を投入する必要があります。
10
出入力デバイス
VS-100 + OCTA-CAPTURE
VS-100
入力デバイス 出力デバイス
VS-100
IN 1-2
VS-100
OUT 1-2
IN 3-4 OUT 3-4
IN 5-6 OUT 5-6
IN 7-8
MAIN
OCTA-CAPTURE
入力デバイス 出力デバイス
OCTA-CAPTURE
EXP
IN 1-2
OCTA-CAPTURE
EXP
OUT 1-2
IN 3-4 OUT 3-4
IN 5-6 OUT 5-6
IN 7-8 OUT 7-8
IN 9-10 OUT 9-10
MAIN
VS-700 + OCTA-CAPTURE
VS-700
入力デバイス 出力デバイス
VS-700
FANTOM VS (VS-700)
VS-700
MAIN (VS-700)
ARX (VS-700) SUB (VS-700)
AUX (VS-700) 1-2 (VS-700)
1-2 (VS-700) 3-4 (VS-700)
3-4 (VS-700) 5-6 (VS-700)
5-6 (VS-700) 7-8 (VS-700)
7-8 (VS-700) 9-10 (VS-700)
DIGITAL1 (VS-700) DIGITAL1 (VS-700)
DIGITAL2 1-2 (VS-700) DIGITAL2 1-2 (VS-700)
DIGITAL2 3-4 (VS-700) DIGITAL2 3-4 (VS-700)
DIGITAL2 5-6 (VS-700) DIGITAL2 5-6 (VS-700)
DIGITAL2 7-8 (VS-700) DIGITAL2 7-8 (VS-700)
OCTA-CAPTURE
入力デバイス 出力デバイス
OCTA-CAPTURE
EXP
IN 1-2
OCTA-CAPTURE
EXP
OUT 1-2
IN 3-4 OUT 3-4
IN 5-6 OUT 5-6
IN 7-8 OUT 7-8
IN 9-10 OUT 9-10
MAIN
同期するときに使用します。
同期するときに使用します。
資料
DIGITAL
1111
資料
VS-100とOCTA-CAPTURE (VS EXPAND)のポート名称
ASIO 入力ポート名称
デバイス 入力 出力
VS-100
IN 1-2 OUT 1-2
IN 3-4 OUT 3-4
IN 5-6 OUT 5-6
DIGITAL
MAIN
OCTA-CAPTURE
(VS Expand:ON)
EXP IN 1-2 EXP OUT 1-2
EXP IN 3-4 EXP OUT 3-4
EXP IN 5-6 EXP OUT 5-6
EXP IN 7-8 EXP OUT 7-8
EXP IN 9-10 EXP OUT 9-10
EXP MAIN
Core Audio のデバイスのポートと入力チャンネル番号
デバイス ポート Core Audio チャンネル番号
VS-100
IN 1-2 1、2
IN 3-4 3、4
IN 5-6 5、6
DIGITAL 7、8
MAIN 9、10
OCTA-CAPTURE
(VS Expand:ON)
IN 1-2 11、12
IN 3-4 13、14
IN 5-6 15、16
IN 7-8 17、18
IN 9-10 19、20
MAIN 21、22
Core Audio のデバイスのポートと出力チャンネル番号
デバイス ポート Core Audio チャンネル番号
VS-100
OUT 1-2 1、2
OUT 3-4 3、4
OUT 5-6 5、6
OCTA-CAPTURE
(VS Expand:ON)
OUT 1-2 11、12
OUT 3-4 13、14
OUT 5-6 15、16
OUT 7-8 17、18
OUT 9-10 19、20
12
資料
VS-700とOCTA-CAPTURE (VS EXPAND)のポート名称
ASIO 入力ポート名称とサンプリング周波数の対応
デバイス ポート 44.1 48kHz 96kHz
VS-700
FANTOM VS
ARX
AUX
IN 1-2
IN 3-4
IN 5-6
IN 7-8
DIGITAL1
DIGITAL2 1-2
DIGITAL2 3-4
DIGITAL2 5-6
DIGITAL2 7-8
OCTA-CAPTURE
(VS Expand:ON)
EXP IN 1-2
EXP IN 3-4
EXP IN 5-6
EXP IN 7-8
EXP IN 9-10
EXP MAIN
ASIO 出力ポート名称とサンプリング周波数の対応
デバイス ポート 44.1 48kHz 96kHz
VS-700
MAIN
SUB
OUT 1-2
OUT 3-4
OUT 5-6
OUT 7-8
OUT 9-10
DIGITAL1
DIGITAL2 1-2
DIGITAL2 3-4
DIGITAL2 5-6
DIGITAL2 7-8
OCTA-CAPTURE
(VS Expand:ON)
EXP OUT 1-2
EXP OUT 3-4
EXP OUT 5-6
EXP OUT 7-8
EXP OUT 9-10
1313
資料
Core Audio のデバイスのポートと入力チャンネル番号
デバイス ポート
Core Audio チャンネル番号
44.1 48kHz 96kHz
VS-700
FANTOM VS 1、2 1、2
ARX 3、4 3、4
AUX 5、6 5、6
IN 1-2 7、8 7、8
IN 3-4 9、10 9、10
IN 5-6 11、12 11、12
IN 7-8 13、14 13、14
DIGITAL1 15、16 15、16
DIGITAL2 1-2 17、18 17、18
DIGITAL2 3-4 19、20 19、20
DIGITAL2 5-6 21、22
DIGITAL2 7-8 23、24
OCTA-CAPTURE
(VS Expand:ON)
IN 1-2 25、26 21、22
IN 3-4 27、28 23、24
IN 5-6 29、30 25、26
IN 7-8 31、32 27、28
IN 9-10 33、34 29、30
MAIN 35、36 31、32
Core Audio のデバイスのポートと出力チャンネル番号
デバイス ポート
Core Audio チャンネル番号
44.1 48kHz 96kHz
VS-700
MAIN 1、2 1、2
SUB 3、4 3、4
OUT 1-2 5、6 5、6
OUT 3-4 7、8 7、8
OUT 5-6 9、10 9、10
OUT 7-8 11、12 11、12
OUT 9-10 13、14 13、14
DIGITAL1 15、16 15、16
DIGITAL2 1-2 17、18 17、18
DIGITAL2 3-4 19、20 19、20
DIGITAL2 5-6 21、22
DIGITAL2 7-8 23、24
OCTA-CAPTURE
(VS Expand:ON)
OUT 1-2 25、26 21、22
OUT 3-4 27、28 23、24
OUT 5-6 29、30 25、26
OUT 7-8 31、32 27、28
OUT 9-10 33、34 29、30
14
資料
困ったときには
症状 原因と対策
VS-700 OCTA-CAPTURE のシン
クができない
VS-700 I/O Editer、またはコントロール・サーフェス・プラグインを使って DIGITAL 1 INPUT SOURCE
COAXIAL IN に SYNC DIGITAL1 にしましたか?
またコアキシャルケーブルは VS-700 COAXIAL IN に接続してありますか?
ヘッドホンで OCTA-CAPTURE から
の出力をモニターできない
OCTA-CAPTURE コントロールパネルからパッチベイの設定はしましたか?
VS-700 のシステムプログラムをアッ
プデートするときに USB ケーブルを
PC に接続するとインプットインジゲー
ターが点滅し、アップデートできない
VS-700 の電源を入れたあとに SW1 の「4」をオフにしましたか?
VS-700C コンソールのアップデート
ができない
VS-700C 以外の機器が PC に接続されていませんか?
VS-700R PC に接続していると、VS-700C のアップデートができません。
3PS
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Roland Octa-Capture 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
このマニュアルも適しています

Roland Octa-Capture は、高品質のオーディオ・インターフェースで、ミュージシャンやプロデューサーがコンピューターで音楽を録音、編集、ミックスするための機能をすべて備えています。8つのマイクプリアンプ、18の入出力、24ビット/192kHz の解像度を備え、あらゆる録音環境に最適です。また、Roland 独自の VS テクノロジーにより、VS-100R や VS-700R と組み合わせることで、入出力数をさらに拡張することができます。

例えば、バンドのライブ録音を行う場合、Octa-Capture をミキシング・コンソールの出力に接続し、コンピューターに録音することができます。ボーカルや楽器の録音を行う場合、マイクや楽器を Octa-Capture に接続して、コンピューターに録音することができます。また、DJ がライブを行う場合、Octa-Capture をミキサーとコンピューターの間に接続して、コンピューターから音楽を再生したり、