Hilti TE DRS-4-A 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Hilti TE DRS-4-A は、穿孔作業時に生じる粉塵の大半を集塵するための集塵モジュールです。TE 4-A22 ロータリーハンマードリルに取り付けることができ、集塵モジュールにはサクションファンが内蔵されており、専用のモーターで駆動されます。ロータリーハンマードリルをオンにすると、集塵モジュールはロータリーハンマードリルのバッテリーから動力のための電流を得ます。この集塵モジュールは、金属や木材への作業には適していません。

集塵モジュールを取り付けることで、穿孔作業中に発生する粉塵を大幅に削減することができ、作業環境をよりクリーンに保つことができます。また、集塵モジュールにはストロークリミットボタンとデプスゲージが装備されており、穿孔の長さや深さを調整することができます。

Hilti TE DRS-4-A は、穿孔作業時に生じる粉塵の大半を集塵するための集塵モジュールです。TE 4-A22 ロータリーハンマードリルに取り付けることができ、集塵モジュールにはサクションファンが内蔵されており、専用のモーターで駆動されます。ロータリーハンマードリルをオンにすると、集塵モジュールはロータリーハンマードリルのバッテリーから動力のための電流を得ます。この集塵モジュールは、金属や木材への作業には適していません。

集塵モジュールを取り付けることで、穿孔作業中に発生する粉塵を大幅に削減することができ、作業環境をよりクリーンに保つことができます。また、集塵モジュールにはストロークリミットボタンとデプスゲージが装備されており、穿孔の長さや深さを調整することができます。

TE DRS4-A
日本語
Printed: 07.09.2017 | Doc-Nr: PUB / 5205970 / 000 / 02
Printed: 07.09.2017 | Doc-Nr: PUB / 5205970 / 000 / 02
日本語 1
1 文書について
1.1 本書について
ご使用前に本書をすべてお読みください。 このことは 安全な作業と問題のない取扱いのための前提
条件となります。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
取扱説明書は常に製品とともに保管し、 他の人が使用する場合には 製品と取扱説明書を一緒にお渡し
ください。
1.2 記号の説明
1.2.1 警告表示
警告表示は製品の取扱いにおける危険について警告するものです。 記号と組み合わせて以下の注意喚起語
が使用されています
危険! この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる危険性がある場合に注意を促すために使わ
れます。
警告事項! この表記は、 重傷あるいは死亡事故につながる可能性がある場合に注意を促すために
使われます。
注意! この表記は、 軽傷あるいは物財の損傷が発生する可能性がある場合に使われます。
1.2.2 本書の記号
本書では、 以下の記号が使用されています
使用前に取扱説明書をお読みください
本製品を効率良く取り扱うための注意事項や役に立つ情報
1.2.3 図中の記号
図中では以下の記号が使用されています
この数字は本取扱説明書冒頭にある該当図を示しています
付番は図中の作業手順の順序に対応していて、 本文の作業手順とは一致しない場合があります
概要図には項目番号が付されていて、 製品概要セクションの凡例の番号に対応しています
この記号は、 製品の取扱いの際に特に注意が必要なことを示しています。
1.3 製品情報
Hilti の製品はプロ仕様で製作されており、 本体の使用、 保守、 修理を行うのは、 認定を受けトレーニング
された人のみに限ります れらの人は、 遭遇し得る危険に関する情報を入手していなければなりませ
ん。 製品およびアクセサリーの使用法を知らない者による誤使用、 あるいは規定外の使用は危険です。
機種名および製造番号は銘板に表示されています。
製造番号を以下の表に書き写しておいてください。 ヒルティ代理店やサービスセンターへお問い合わせ
の際には、 製品データが必要になります。
製品データ
集じんモジュール TE DRS4A
製品世代 01
製造番号
1.4 適合宣言
当社は、 単独の責任において本書で説明している製品が有効な基準と標準規格に適合していることを宣言
します。 適合宣言書の複写は本書の末尾にあります。
技術資料は本書の後続の頁に記載されています
Hilti Entwicklungsgesellschaft mbH | Zulassung Geräte | Hiltistraße 6 | 86916 Kaufering, DE
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2 日本語
2 安全
2.1 安全上の注意
本書およびHilti ロータリーハンマードリルのドキュメントに記載されているすべての安全上の注意を遵
守してください。
穿孔作業時およびサービス作業時に発生する残留粉じんから顔および気管を保護するため、 防じんマス
クを使用してください。
集じんモジュールを取り付けていても、 必ずHilti ロータリーハンマードリルのサイドハンドルを使用し
てください。
健康を損なう恐れのある母材(アスベストなど) の吸引は認められません。
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3 製品の説明
3.1 製品概要
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4 日本語
@
サクションヘッド
;
ストロークリミットボタン
=
デプスゲージ
%
フィルター付きダストコンテナ
&
ダストコンテナのロック解除ボタン
(
DRS のロック解除ボタン
)
ガイド(本体)
+
本体のカバースライダー付き電気接続部
§
DRS の電気接続部
3.2 正しい使用
TE DRS4A (01) 集じんモジュールは、 Hilti のTE 4A22 (02) ロータリーハンマードリル用のアクセサリー
として使用するものです。 この集じんモジュールは発生する粉じんの大部分を集め、 速かつ簡単にロー
タリーハンマードリルに固定することができます。 集じんモジュールにはサクションファンが内蔵されて
います。 このサクションファンは専用モーターから動力を得ます。 ロータリーハンマードリルをオンにす
ると、 モジュールはロータリーハンマードリルのバッテリーから動力のための電流を得ます。
この集じんモジュールは、 金属や木材への作業には適していません。
条件: TE DRS-4-A T1
TE DRS-4-A T1 はOSHA 1926.1153 基準を満たしています(Table 1)
3.3 本体標準セット構成
集じんモジュール、 取扱説明書。
注意事項
安全な作動のために、 ず純正のスペアパーツと消耗品を使用してください。 本製品向けに弊社が
承認したスペアパーツ、 消耗品およびアクセサリーは、 弊社営業担当または最寄りのHilti センター
にお問い合わせいただくか、 あるいはwww.hilti.group でご確認ください。
4 製品仕様
TE DRS-4A
消費電力
60 W
消費電力
250 ℓ/min
重量
1 kg
(2 lb)
有効長
96 mm
(≤ 3.8 in)
使用 TEC ハンマードリルビット、
5 mm
19 mm3/16
...5/8 インチ)
5 ご使用方法
5.1 作業準備
注意
負傷の危険! 製品は意図せず作動することがあります
本体の設定、 またはアクセサリーの交換の前にバッテリーを取り外してください。
本書および製品に記載されている安全上の注意と警告表示に注意してください。
5.1.1 集じんモジュールを取り付ける
注意事項
取付けの前に 固定ポイントおよびロータリーハンマードリルと集じんモジュールの電気接続部に埃
がなく、 スムースに動くことを確認してください。
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1. バッテリーを取り外します。
2. ロータリーハンマードリルの正回転/逆回転切り替えスイッチを中立の位置にします。
3. デプスゲージをサイドハンドルから取り外します
4. 集じんモジュールを、 ロックされるまで前方から本体へとスライドさせます。
5. 取付けの後、 集じんモジュールが正しくロックされていることをチェックしてください
5.2 作業
5.2.1 長さを調整する(ストローク)
警告
負傷の危険 ストローク事前設定ボタンを押すとテレスコープが飛び出します。
飛び出るテレスコープにより負傷することのないように、 ロータリーハンマードリルと集じんモ
ジュールを保持してください。
注意事項
標準設定では、 ストローク長は 170 mm のドリルビット長さに合わせて調整されています。 これよ
り短いドリルビットの場合は、 ストローク長を適切に調整する必要があります
1. ストロークリミットボタンを押して、 押した状態を保ちます。
2. ドリルビットを装着したロータリーハンマードリルを母材に押し付け、 ドリルビットを母材に接触させ
ます。
3. ストロークリミットボタンから指を放します。
5.2.2 穿孔深さを調整す(デプスゲージ)
注意事項
厳密な穿孔深さが求められる場合は、 試穿孔により穿孔深さを確認してください。
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6 日本語
1. デプスゲージを押して、 押した状態を保ちます
2. 希望の穿孔深さになるまでリングをずらします。
3. デプスゲージから指を放します。
5.2.3 TE-DRS-T1 フィルターを清掃する
注意事項
5 個の穿孔穴(16 mm x 50 mm、 1/2 インチ x 3 インチ を加工した後は、 フィルターを清掃してく
ださい。
吸引能力が低下したなら その都度清掃メカニズムをクリック音が聞こえるまで 5 回前後に押してく
ださい。
5.2.4 ダストコンテナを空にする
注意事項
フィルターが満杯だと粉じんの発生が増える原因となるので、 定期的に空にする必要があります。
防じんマスクを着用してください。
1. 本体を水平に保ち、 短時間作動させます。
これで集じんモジュールに溜まっていた粉じんの残りがダストコンテナに吸引されます。
2. ダストコンテナのロック解除ボタンを押して、 押した状態を保ちます。
3. ダストコンテナを集じんモジュールから下方へ引き抜きます。
4. ダストコンテナを空にします
5. 空のダストコンテナを下方から集じんモジュールにはめ込み、 ロックします。
5.2.5 集じんモジュールを取り外す
1. 先端工具を取り外します。
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2. ロータリーハンマードリルの正回転/逆回転切り替えスイッチを中立の位置にします。
3. DRS ロック解除ボタンを押して、 押した状態を保ちます。
4. 集じんモジュールを本体から下方へ引き抜きます
6 手入れと保守
モジュールのすべての部品に損傷がないか たすべての部品が支障なく作動するか確認してくだ
い。 部品が損傷していたりあるいは正しく作動しない場合は、 モジュールを使用しないでください。
水、 オイル、 グリス、 洗浄剤は使用しないでください
集じんモジュールの清掃には、 必ず乾いたブラシとウエスを使用してください。
清掃の際、 フィルター部品に触れないでください。 また圧縮エアによる清掃は避けてください。 フィ
ルター部品を損傷することがあります。
6.1 サクションヘッドを交換する
1. 集じんモジュールを取り外します。 6
2. サクションヘッドのロック解除ボタンを押して、 押した状態を保ちます。
3. 古いサクションヘッドをガイドから上方へ引き出します。
4. 新しいサクションヘッドをガイドに挿入し、 ロックされるまで押し込みます。
7 バッテリー装置の搬送および保管
搬送
注意
搬送時の予期しない始動。 バッテリーが装着されていると、 搬送時に本体が誤って作動して損傷す
る可能性があります
本体は常にバッテリーを装着していない状態で搬送してください。
バッテリーを取り外します。
本体とバッテリーは個別に梱包して搬送してください。
バッテリーは決して梱包しない状態で搬送しないでください。
本体とバッテリーを長距離にわたって搬送した後には 使用の前に損傷がないかチェックしてくだ
い。
保管上の注意事項
注意
故障したバッテリーによる予期しない損傷。 バッテリーから流れ出た液体で、 本体に損傷を与える
可能性があります。
本体は常にバッテリーを装着していない状態で保管してください。
本体とバッテリーは、 できるだけ涼しくて乾燥した場所に保管してください。
バッテリーを太陽の直射下、 ラジエーターの上、 窓際等で保管しないでください。
本体とバッテリーは、 子供や権限のない人が手を触れることのないようにして保管してください。
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本体とバッテリーを長期間にわたって保管した後には 使用の前に損傷がないかチェックしてくだ
い。
8 故障時のヒント
この表に記載されていない、 あるいはご自身で解消することのできない故障が発生した場合には、 弊社営
業担当またはHilti サービスセンターにご連絡ください。
8.1 故障時のヒント
故障 考えられる原因 解決策
過度な粉じんの発生 ダストコンテナが満
す。 6
フィルターの故障
い。
サクションヘッドの故障
す。
サクションヘッドブラシの摩耗
す。
ヘッドの中央にこない。
集じんモューが正しくット
されていない
集じんモジュールを正しく製品
にセットしてください。
9 廃棄
Hilti 製品の大部分の部品はリサイクル可能です。 リサイクル前にそれぞれの部品は分別して回収されな
ければなりません 多くの国でHilti は、 古い電動工具をリサイクルのために回収しています。 詳細につい
ては弊社営業担当またはHilti 代理店 販売店にお尋ねください。
本体を一般ゴミとして廃棄してはなりません。
10 中国版 RoHS(有害物質使用制限に関するガイドライン)
下記のリンクより、 有害物質を記載した表を確認できます qr.hilti.com/2098487。
本書の最終ページに RoHS 表にリンクした QR コードがあります。
11 メーカー保証
保証条件に関するご質問は、 最寄りのHilti 代理店 販売店までお問い合わせください。
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Hilti = registered trademark of Hilti Corp., Schaan
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Hilti TE DRS-4-A 取扱説明書

タイプ
取扱説明書

Hilti TE DRS-4-A は、穿孔作業時に生じる粉塵の大半を集塵するための集塵モジュールです。TE 4-A22 ロータリーハンマードリルに取り付けることができ、集塵モジュールにはサクションファンが内蔵されており、専用のモーターで駆動されます。ロータリーハンマードリルをオンにすると、集塵モジュールはロータリーハンマードリルのバッテリーから動力のための電流を得ます。この集塵モジュールは、金属や木材への作業には適していません。

集塵モジュールを取り付けることで、穿孔作業中に発生する粉塵を大幅に削減することができ、作業環境をよりクリーンに保つことができます。また、集塵モジュールにはストロークリミットボタンとデプスゲージが装備されており、穿孔の長さや深さを調整することができます。