VP1030R

Wacker Neuson VP1030R ユーザーマニュアル

  • Wacker Neuson VP 1030R 振動プレートの操作マニュアルの内容を理解しています。安全対策、エンジン始動・停止方法、保守点検方法、トラブルシューティングなど、この機種に関するご質問にお答えします。お気軽にご質問ください!
  • VP 1030Rの使用に推奨される燃料は何ですか?
    VP 1030Rの定期点検スケジュールはどのようになっていますか?
    VP 1030Rの駆動ベルトの点検と調整はどのように行いますか?
    VP 1030Rのエキサイターオイルの交換頻度は?
    VP 1030Rのエアークリーナーの清掃方法は?
操作マニュアル
振動プレート
VP 1030R
5000189229 09 0311
著作権表示 ゥ 2010年4月20日ワッカーノイソン社著作権
全ての権利,特にコピー及び配布の権利は Wacker Neuson 社が保有しています。
この出版物は機械の購入者本人によって複写可能である。ワッカーノイソン社から
の書面による明確な許可がない限り、それ以外のいかなる種類の複製は禁止されて
いる。
ワッカーノイソン社による認可のない、複製品の製造及び販売はすべて有効な著作
権の侵害行為にあたり、法的な措置がとられる。
商標 当マニュアル内で参照されたすべての商標は、各所有者に所有権がある。
製造業者 Wacker Neuson Manila Incorporated
Lot 2,Blk 1 Phase 3, PEZA Drive, First Cavite Industrial Estate, Brgy. Langkaan
Dasmariñas, Cavite, Philippines
Tel: +63-(0)2-580-7136 Fax: +63-(0)2-580-7122
www.wackerneuson.com
取扱説明書翻
訳版
当使用説明書は原書の翻訳版である。使用説明書の原語は米国英語である。
VP 1030R 目次
5000189229_09TOC.fm 1
前書き 3
1. 安全情報 4
1.1 操作時の安全 ................................................ 5
1.2 エンジン運転についての作業者の安全 .......................... 6
1.3 保守点検時の安全 ............................................ 7
1.4 ラベル位置 .................................................. 8
1.5 警告と情報ラベル ............................................ 9
2. 技術データ 12
2.1 エンジン ................................................... 12
2.2 プレート ................................................... 13
2.3 騒音と振動仕様 ............................................. 13
2.4 寸法 ....................................................... 14
3. 操作 15
3.1 推奨燃料 ................................................... 15
3.2 使用目的 ................................................... 15
3.3 始動前 ..................................................... 15
3.4 始動 ....................................................... 16
3.5 停止 ....................................................... 16
3.6 操作 ....................................................... 17
目次 VP 1030R
5000189229_09TOC.fm 2
4. メンテナンス 18
4.1 定期点検のスケジュール ...................................... 18
4.2 機械の清掃 .................................................. 19
4.3 駆動ベルト .................................................. 19
4.4 エンジン潤滑 ................................................ 20
4.5 点火プラグ .................................................. 21
4.6 エンジンオイル .............................................. 22
4.7 エアークリーナー ............................................ 23
4.8 フュエルストレーナーの清掃 .................................. 24
4.9 アイドリング回転数 .......................................... 25
4.10 エンジン回転数 .............................................. 26
4.11 トラブルシューティング ...................................... 27
4.12 保管 ........................................................ 28
4.13 機械の吊り上げ .............................................. 29
4.14 機械の輸送 .................................................. 30
3
前書き
このマニュアルには,この Wacker Neuson 製品の安全な操作と保守の
ための情報や手順が書かれています。あなた自身の安全と事故防止の
ため,このマニュアルに記載されている安全指示をよく読んで理解
し,守ってください。
このマニュアル又はコピーを機械と共に保管して下さい。もし,この
マニュアルを紛失した場合や追加のマニュアルが必要になった場合
には Wacker Neuson 社にご連絡下さい。この機械はユーザーの安全を
考慮して作られていますが,操作や保守点検が不適切であれば危険を
伴う事があります。操作指示は確実に守ってください ! この機械の
操作あるいは保守点検作業で疑問がありましたら Wacker Neuson
までご連絡下さい。
このマニュアルに記載された情報は,このマニュアルの発行時点で生
産されている機械を基準にしています。Wacker Neuson 社はこの情報
のどの部分であれ事前の通知なく変更する権利を保有しています。
全ての権利,特にコピー及び配布の権利は Wacker Neuson 社が保有し
ています。
Wacker Neuson 社は 2011 年に著作権登録をしています。
この発行物のどの部分であれ,Wacker Neuson 社からの文書による同
意なしに,どのような形でも,またどのような手段を用いても,複製
してはならず,これには電子的または機械的な方法,および写真複写
も含まれます。
あらゆる形の複製又は配布で Wacker Neuson 社が承認していないもの
は,著作権の侵害行為であり,告訴されます。当社は,事前に通知す
ることなく,当社製品を改善するためまた安全基準を向上させるため
の技術的変更を行う権利を保有します。
安全情報 VP 1030R
wpm_si000315jp.fm 4
1. 安全情報
このマニュアルには「危 (DANGER)」「警 (WARNING)」「注
(NOTICE)」及び「注」の表示があり,これらの内容は,人身傷害,
置の損傷,又は不適切な保守点検作業を防止するために守らなくては
なりません。
これは安全警告シンボルです。このシンボルは人身傷害の危険を警告
するために使用されます。このシンボルのついた安全メッセージに従
わない場合は,人身傷害または死亡事故を引き起こす危険がありま
す。
「危険 (DANGER)」は死亡事故又は重症事故につながる危険な状況を示
しています。
「警告 (WARNING)」は死亡事故又は重症事故を引き起こす可能性があ
る危険な状況を示しています。
「注意 (CAUTION)」は軽症または怪我を引き起こすおそれがある危険
な状況を示しています。
注意 : 安全警告シンボルなしで表示される注意は物品の損傷につな
がる危険な状況を示しています。
: その作業に重要なその他の情報です。
危険
警告
注意
VP 1030R 安全情報
wpm_si000315jp.fm 5
1.1 操作時の安全
機械を安全に操作するには慣れと適正な訓練が必要です。機械の操作
が不適切な場合または未熟な人物が機械を操作した場合には危険が
伴います。このマニュアルとエンジンマニュアルの両方に記載された
操作説明を読んで,操作機械全ての配置場所と正しい操作方法に慣れ
ておいてください。未経験者は機械の使用を許可される前にこの機械
に慣れた人物からの指導を受けるようにして下さい。
1.1.1 適正な訓練を受けていない人には本機械の操作を許可しないで下さ
い。本機械を操作する人は,それに伴う危険と傷害についてよく知っ
ている必要があります。
1.1.2 エンジン運転中またはエンジン停止直後にはエンジンまたはマフ
ラーに触らないで下さい。これらの部分は高温になり,火傷の危険が
あります。
1.1.3 Wacker Neuson 社の指定した以外のアクセサリーやアタッチメントは
使用しないで下さい。機械の損傷及び使用者に傷害を与える可能性が
あります。
1.1.4 ベルトガードのない状態では本機械を絶対に運転しないで下さい。
動ベルトやプーリーが露出した状態では重症事故を引き起こす危険
があります。
1.1.5 作動中の機械を放置しないで下さい。
1.1.6 本機の使用前に,作業者が適切な安全対策と操作技術に習熟している
か確認してください。
1.1.7 機械の使用時には作業場所に適した保護着を必ず着用して下さい。
1.1.8 機械の使用時には必ず防音器具を着用して下さい。
1.1.9 機械を使用しないときは必ずエンジンの燃料バルブを閉じて下さい。
1.1.10 機械を使用しないときは適切に保管して下さい。機械は清潔で乾燥し
た場所に置き,子供の手が届かない場所に保管して下さい。
1.1.11 必ず,全ての安全装置及びガード類が適切に装着され,作動している
状態で本機を使用して下さい。安全装置の改造または無効化はしない
で下さい。安全装置またはガード類のどれかが無い状態,または作動
しない状態では機械を使用しないで下さい。
1.1.12 本機を使用する前に,必ず操作マニュアルを読んで理解し,この指示
に従って下さい。
警告
安全情報 VP 1030R
wpm_si000315jp.fm 6
1.2 エンジン運転についての作業者の安全
エンジンには運転時および燃料補給時に特別な危険があります。エン
ジン取り扱いマニュアルでの警告情報と以下の安全ガイドラインを
読み,これらを守ってください。警告情報と安全ガイドラインに従わ
ない場合には,重症事故または死亡事故を引き起こす事があります。
1.2.1 室内または深い溝などの閉鎖された区域では,排気ファンやホースな
どが配備された適切な換気装置がないかぎり,本機を運転しないで下
さい。エンジンの排気ガスは有毒な一酸化炭素を含んでおり,一酸化
炭素を吸入すると意識を失う事があり,死に至ることもあります。
1.2.2 機械の使用中は喫煙しないで下さい。
1.2.3 エンジンに燃料を補給しているときは喫煙しないで下さい。
1.2.4 エンジンが高温のとき,または運転中に燃料を補給しないで下さい。
1.2.5 火炎のそばでエンジンに燃料を補給しないで下さい。
1.2.6 エンジンに燃料を補給するときに燃料をこぼさないで下さい。
1.2.7 火炎のそばでエンジンを運転しないで下さい。
1.2.8 燃料タンクへの補給は必ず換気の良い場所で行って下さい。
1.2.9 燃料補給後は必ず燃料タンクキャップを取り付けて下さい。
1.2.10 エンジン始動前に,必ず,燃料配管と燃料タンクに漏れや亀裂がない
か点検して下さい。燃料漏れがある場合や燃料配管が緩んでいる場合
には機械を使用しないで下さい。
危険
VP 1030R 安全情報
wpm_si000315jp.fm 7
1.3 保守点検時の安全
保守のされていない機器は危険な状態になります。長期間にわたって
本機を安全かつ適正に作動させるためには,定期的なメンテナンスと
適時な修理が必要です。
1.3.1 運転中は機械の清掃または整備作業は行わないで下さい。回転物が深
刻な傷害を引き起こす事があります。
1.3.2 ガソリンエンジンで燃料を吸い込みすぎた場合に,点火プラグを外し
た状態で回転させないで下さい。シリンダ内の燃料が点火プラグ孔か
ら噴出します。
1.3.3 ガソリンエンジンで燃料を吸い込みすぎた場合,又はガソリン臭がす
る場合には点火テストをしないで下さい。火花が飛んでガスに引火す
る事があります。
1.3.4 部品の洗浄にはガソリンやその他の燃料,あるいは引火性の溶剤を使
用しないで下さい。特に密閉空間での使用は避けて下さい。燃料や溶
剤からのガスが爆発することがあります。
1.3.5 マフラーの周囲からは,葉や紙,段ボール箱などのゴミを遠ざけて下
さい。高温のマフラーからこれらに火がついて火災の原因になる事が
あります。
1.3.6 磨耗または損傷した部品は,必ず Wacker Neuson 社が設計し,推奨す
るスペアパーツと交換して下さい。
1.3.7 ガソリンエンジンを搭載した機械では,整備作業を行う前に必ず点火
プラグの接続を外して突発的な始動を防止して下さい。
1.3.8 常に機械を清掃してラベル類が読めるようにしておいて下さい。紛失
したラベルや読みにくくなったラベルは交換して下さい。ラベル類は
重要な操作装置を説明し,また危険や傷害について警告するもので
す。
警告
安全情報 VP 1030R
wpm_si000315jp.fm 8
1.4 ラベル位置
wpmgr005948
VP 1030R 安全情報
wpm_si000315jp.fm 9
1.5 警告と情報ラベル
Wacker Neuson 社の機械では,必要なところには国際標準マークを使
用しています。 こうしたラベルには以下のものがあります。
ラベル
意味
警告 !
本機を運転するときには,必ず防音機器と安
全ゴーグルを着用して下さい。
警告 !
高温 !
音圧レベルの保証値 dB(A)
警告 !
回転中のベルトに引き込まれると手を負傷し
ます。必ずベルトガードを取り付けて下さい。
注意 !
本機を使用する前に,添付の取扱説明書を読
んで内容を理解しておいて下さい。これを怠
ると,使用者や周囲の人に危険を及ぼす事が
あります。
注意 !
吊り上げ位置。
安全情報 VP 1030R
wpm_si000315jp.fm 10
危険 !
エンジンからは一酸化炭素が排出されます。
換気の良い場所で本機を使用して下さい。使
用前に取扱説明書を読んでおいて下さい。
本機のそばで火花や火炎を発生させないで下
さい。また,可燃物をそばに置かないで下さ
い。燃料を補給するときにはエンジンを停止
させて下さい。
機種名スティッカー
カンパニー・ロゴ
ロゴラベル
A nameplate listing the model number, item
number, revision number, and serial number is
attached to each unit. Please record the infor-
mation found on this plate so it will be avail-
able should the nameplate become lost or
damaged. When ordering parts or requesting
service information, you will always be asked
to specify the model number, item number,
revision number, and serial number of the unit.
ラベル
意味
VP 1030R 安全情報
wpm_si000315jp.fm 11
この機械は一つまたはそれ以上の特許に保護
されています。
ラベル
意味
技術データ VP 1030R
wpm_td000324jp.fm 12
2. 技術データ
2.1 エンジン
エンジン出力定格
SAE J1995 に準拠した総出力定格 実際の出力は、特定の使用条件に
より異なる場合があります。
製品ナンバー :
VP 1030R
0008702
エンジン
エンジンメーカー
Robin
エンジン型式
EH092D00061
定格回転数での定格最
大出力
kW
1.8 @ 3600 rpm
点火プラグ
NGK BMR4A
電極のギャップ
mm
0.6-0.7
回転数
rpm
3600
エアークリーナー
タイプ
サイクロン煙突タイプ
エンジン潤滑
オイル
のグ
レード,
サービ
スクラ
30 ℃以上では SAE40 を使用して下さい。
10 ℃から 30 ℃の範囲では SAE30 を使用して下
さい。
0 ℃から 10 ℃の範囲では SAE20 を使用して下さ
い。
エンジンオイル容量
ml
400
燃料
タイプ
有鉛レギュラーガソリン,または無鉛レギュ
ラーガソリン
燃料タンク容量
l
1.5
バルブクリアランス
(冷間時)
インレット :
エキゾースト :
mm
0.1 ± 0.03 (0.0039 ± 0.0012)
VP 1030R 技術データ
wpm_td000324jp.fm 13
2.2 プレート
2.3 騒音と振動仕様
機械指令89/392/EECの第1.7.4.f項で規定された騒音値は以下のもの
です。
A 特性補正音響パワーレベル保証値(L
WA
= 105 dB(A)
オペレータの耳元位置での音圧レベル(L
PA
= 87 dB(A)
これらの騒音値については,音響パワーレベル(L
WA
)は ISO3774
従って判定されオペレータの耳元位置での音圧レベルL
PA
)は
ISO6081 に従って判定されています。
加重有効振動加速度は EN ISO 5349 パート 1 に従って判定されてお
り,この数値は約 4.5m/s
2
です。
この騒音測定と振動測定は,標準エンジン回転数での砕石砂利に対す
る運転により行われています。
製品ナンバー :
VP 1030R
0008702
プレート
重量
kg
50
エキサイター回転数
rpm
5800 ± 100
エキサイター潤滑油
ml
150
オートマチックトランスミッションフルード
 Dextron III/Mercon または同等品
寸法
mm (in.)
483 (19) x 300 (12) x 866 (34)
技術データ VP 1030R
wpm_td000324jp.fm 14
2.4 寸法
mm (in.)
300 (12) 483 (19)
866 (34)
wpmgr005976
VP 1030R 操作
wpm_tx001107jp.fm 15
3. 操作
3.1 推奨燃料
このエンジンには無鉛レギュラーガソリンを使用して下さい。新しい
清浄なガソリンのみを使用して下さい。ガソリンに水分やゴミなどが
混入していると燃料系統に故障をおこす事があります。詳しいガソリ
ンの性状についてはエンジンの取扱説明書を参照して下さい。
3.2 使用目的
このプレートは,緩い粒子状の土や砂利,および舗装用敷石などの締
め固め用に設計されています。本機は限定された区域や壁,縁石,
礎などの構造物周辺区域で使用して下さい。
このプレートは重粘土を含んだ粘性土の締め固めには適していませ
ん。粘性土に対しては,振動ランマーかシープスフートローラーを使
用して下さい。
3.3 始動前
3.3.1 このマニュアルの最初の部分にある安全情報と操作情報を読み,内容
を理解しておいて下さい。
3.3.1 以下の項目を点検して下さい。
エンジンのオイルレベル
燃料レベル
エアークリーナーの状態
外側のボルトなどの締め付け
燃料配管の状態
操作 VP 1030R
wpm_tx001107jp.fm 16
3.4 始動
図参照
wpmgr004806
3.4.1 燃料バルブを下側に向けて開きます(a1 の位置)
3.4.2 エンジンスイッチを,「I」(ON) (b1) の位置にします。
3.4.3 エンジンが冷えているときはチョークレバーを閉じ位置 (c1) にしま
す。エンジンが暖まっているときはチョークレバーを開き位置 (c2)
します。
3.4.4 スロットルを少し下側に下げて開きます(d2 の位置)
3.4.5 スターターロープ (e) を引きます。
注: エンジンオイル量が少ない場合にはエンジンが止まります。エン
ジンが止まる場合はエンジンオイル量を点検して必要なら補充して
下さい。
3.4.6 エンジンが暖まったらチョークを開きます(c2 位置)
3.4.7 スロットルを全開(d3 位置)にして本機を運転します。
3.5 停止
図参照
w
3.5.1 スロットルを一杯まで上げて(d1 の位置)エンジン回転数をアイド
リングに下げます。
3.5.2 エンジンスイッチを「O」(OFF)(b2) の位置にします。
3.5.3 燃料バルブを閉じます(a2 の位置)
d1
d2
d3
a2
a1
b1
b2
c1
c2
e
wpmgr004806
VP 1030R 操作
wpm_tx001107jp.fm 17
3.6 操作
エンジンを全開で運転してプレートを適正な速度で自走させます。
り斜面で使用する場合にはプレートを少し押さなくてはならない事
もあります。下り斜面で使用する場合には速度が上がりそうならプ
レートを少し押さえて下さい。締め固め完了までには締め固める材料
に応じて 3 回から 4 回の作業を行うことを推奨します。
土中にはある程度の湿り気が必要ですが,湿りすぎている場合には土
粒の結合を促して締め固めを阻害する原因になります。土が湿りすぎ
ている場合には少し乾かしてから締め固め作業を行って下さい。
土が乾いていてプレート運転時に埃が立つようなら,締め固める地面
に湿り気を与えて締め固め条件を良くして下さい。これによりエアー
フィルターの整備回数も少なくなります。
舗装用敷石の締め固めにプレートを使用する場合は,プレートの底面
にパッドを当てて石はねや石表面の粉砕を防止してください。このた
めの特殊ポリウレタン製パッドがオプションアクセサリーとして用
意されています。
注意 : このプレートは,コンクリートなどの非常に固く,乾いて詰
まった表面には使用しないで下さい。プレートが振動するというより
も飛び跳ねてプレートとエンジンの両方を損傷することがあります。
メンテナンス VP 1030R
wpm_tx001108jp.fm 18
4. メンテナンス
4.1 定期点検のスケジュール
以下のチャートは基本的なエンジンメンテナンス項目を挙げたもの
です。詳細なエンジンのメンテナンスについてはエンジンメーカーの
取扱説明書を参照して下さい。
始動前
の日常
点検
使用開
始から
20 時間
隔週,ま
たは 50
時間毎
毎月,ま
たは 100
時間毎
毎年,ま
たは 300
時間毎
燃料量の点検
n
エンジンのオイルレベル点検
n
燃料配管の点検
n
エアーフィルターの点検 必要なら交
n
外側部品のチェック及び締付
n
駆動ベルトの点検と調整
nn
エアークリーナーエレメントの清掃
n
ショックマウントに損傷がないかの
点検
n
エンジンオイル交換
nn
冷却装置の清掃
n
ダストカップ / 燃料フィルターの清
n
点火プラグの点検と清掃
n
バルブクリアランスの点検と調整
n
エキサイターオイル交換
n
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