Zebra VCD7X00-P リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド

このマニュアルも適しています

Zebra VCD7X00-P は、信頼性、機能、デザインを向上させる目的で製品に変更を加えることができる Zebra が製造する車載用クレードルです。VCD7X00-P は乗用車などに取り付けます。取り付け後は、クレードルを以下の用途で使用することができます。 • MC7X の固定 • MC7X の動作に必要な電力の供給 • シリアル ポートを経由した MC7X と外部デバイス(プリンタ等)間でのデータ通信 • MC7X のバッテリの充電 • 標準容量または大容量予備バッテリの充電 本製品は、12V または 24V の車載電源により動作します。動作電圧範囲は 9V から 32V で、最大 4A の電流が必要です。

Zebra VCD7X00-P は、信頼性、機能、デザインを向上させる目的で製品に変更を加えることができる Zebra が製造する車載用クレードルです。VCD7X00-P は乗用車などに取り付けます。取り付け後は、クレードルを以下の用途で使用することができます。 • MC7X の固定 • MC7X の動作に必要な電力の供給 • シリアル ポートを経由した MC7X と外部デバイス(プリンタ等)間でのデータ通信 • MC7X のバッテリの充電 • 標準容量または大容量予備バッテリの充電 本製品は、12V または 24V の車載電源により動作します。動作電圧範囲は 9V から 32V で、最大 4A の電流が必要です。

VCD7X00-P 車載用クレードル
クイック リファレンス ガイド
2 VCD7X00-P 車載用クレードル
Zebra は、信頼性、機能、またはデザインを向上させる目的で製品に変更を加える
ことができるものとします。
Zebra は、本製品の使用、または本文書内に記載されている製品、回路、アプリ
ケーションの使用が直接的または間接的な原因として発生する、いかなる製造物
責任も負わないものとします。
明示的、黙示的、禁反言またはその他の特許権上または特許上のいかなる方法に
よるかを問わず、Zebra 製品が使用された組み合わせ、システム、機材、マシン、
マテリアル、メソッド、またはプロセスを対象として、もしくはこれらに関連し
て、ライセンスが付与されることは一切ないものとします。Zebra 製品に組み込
まれている機器、回路、およびサブシステムについてのみ、黙示的にライセンス
が付与されるものとします。
保証
Zebra のハードウェア製品の保証については、次のサイトにアクセスしてくださ
: http://www.zebra.com/warranty
クイック リファレンス ガイド 3
はじめに
このガイドではVCD7X00 車載用クレードルの取り付け方法と、Zebra MC7X
エンタープライズ PDA と共に使用する方法について説明します。
VCD7X00-P は乗用車などに取り付けます。取り付け後は、クレードルを以下の
用途で使用することができます
•MC7X の固定
•MC7X の動作に必要な電力の供給
シリアル ポートを経由した MC7X と外部デバイス(プリンタ等間でのデータ
通信
•MC7X のバッテリの充電
標準容量または大容量予備バッテリの充電
本製品は、12V または 24V の車載電源により動作します。動作電圧範囲は 9V から
32V で、最大 4A の電流が必要です。
このガイドについて
このガイドは、次のトピックで構成されています。
4 ページの「取り付けおよび使用に必要なもの」
5 ページの「各部の名称」
7 ページの「クレードルの取り付け」
8 ページの「電源の接続」
10 ページの「シリアル デバイス接続」
11 ページの「MC7X の挿入と取り外し
12 ページの「MC7X バッテリの充電」
12 ページの「予備バッテリの挿入および取り外し」
14 ページの「予備バッテリの充電
14 ページの「LED インジケータ」
15 ページの「お手入れおよびクリーニング」
15 ページの「トラブルシューティング」
16 ページの「規制に関する情報
裏表紙に掲載されているサービスに関する情報
4 VCD7X00-P 車載用クレードル
MC70 エンタープライズ PDA シリーズの詳細については、MC70 クイック
タート ガイド部品番号 72-71770-xx)、MC70 User Guide部品番号
72E-71769-xx、および『MC70 Integrator Guide(部品番号 72E-71768-xx
または『MC75 クイック スタート ガイド』(部品番号 72-103079-xx)、MC75
User Guide(部品番号 72E-103077-xx、および『MC75 Integrator Guide(部
品番号 72E-103078-xx)を参照してください。
取り付けおよび使用に必要なもの
取り付け :
#8-32 セルフロック式ナッ × 4(付属品)
#8 ワッシャー × 4(付属品)
ドリルおよび #6 ドリルビット (.204”)
電源接続 :
電源入力ケーブル(付属品)、部品番号 25-61987-01R
250V5A UL 規格のインライン ヒューズ(付属品、車のヒューズ ボックス
に接続しない場合に使用)
インライン ヒューズ ホルダー(付属品、車のヒューズ ボックスに接続しない
場合に使用)
シリアル接続 :
•DB9 シリアル ケーブル(メス)(デバイスによっては、ヌル モデムが必要
場合があります)
通信 :
•MC7X
ホスト コンピュータおよび MC7X セットアップ(ご使用のアプリケーション
により異なります)
クイック リファレンス ガイド 5
各部の名称
正面図
シリアル ポート
リリース レバー
MC7X スロット
電源ポート
予備バッテリ
充電 LED
予備バッテリ
バッテリ リリース
レバー
底面図
背面図
取り付けネジ
6 VCD7X00-P 車載用クレードル
クレードルの底部には、2 つの接続ポートが用意されています。
コネクタのピン配列
電源入力ケーブル
シリアル ケーブル
ポート 機能
シリア シリアル ケーブルを使用してシリアル デバイスに直接接続する
場合に使用します(標準 RS 232 ポート
電源 電源入力ケーブルを使用して車載電源に接続する場合に使用し
ます。
ピン 信号
1
シャーシ グラウンド
(剥き線)
2
シャーシ グラウンド
(剥き線)
3
V+(赤)
4
V+(赤)
ピン 信号 ピン 信号
1 DCD 5 GND
2RxD6DSR
3TxD7RTS
4 DTR 8 CTS
5GND9*
+5V 出力
(最大 200 mA
* PDA でシリアル通信がオンの場合のみ
有効
1
電源ケーブルのコネクタ
シリアル ケーブルのコネクタ
クイック リファレンス ガイド 7
クレードルの取り付け
1. クレードルを取り付ける場所を決めます。平らで、クレードルをしっかりと支
えられる場所を選んでください
2. 設置面に 4 本の #8-32 ボルトを取り付けられるように準備をします。以下の
図のコピーなどを設置面にあてて、 #6 ドリル ビットで 4 つの穴を開けます。
注意
運転時の安全確保
-
運転中の
MC7X
の使用はお控えください。
両を駐車してからご使用願います。
MC7X
がクレードルに正しく固定
れていることを、必ず確認してください。座席の上、または衝突や急停
車の際に外れる可能性がある場所には置かないようにしてください。
切に固定されていない場合、物的損傷または身体的損傷の原因となる可
能性があります。
Zebra
は、運転中に製品を使用したことが原因で発生
したいかなる損害に対してもその責任を負わないものとします。常に
安全第一を心がけていただくようお願いいたします。
注意 車載用クレードルは、PDA の上部(リリース レバー)が上向きの
状態で垂直になるように、または PDA のディスプレイが上向きの
状態で水平になるように取り付けてください。PDA が横向き、
または裏返しになる位置には取り付けないでください。また、
に取り付ける場合は、SAE J1455 4.10.3.5 項に従い、40G 以上
の衝撃が加わるおそれのある場所には取り付けないでください。
1.5”
1.2”
8 VCD7X00-P 車載用クレードル
3. 設置面にクレードルを配置します。
4. 4 枚の #8 ワッシャーと 4 本の #8-32 セルフロック式ナットを使用して、クレー
ドルを固定します。
電源の接続
作業を開始する前に、必ず以下の説明をお読みください。
クレードルを電源に接続するに
1. 車載電源の位置を確認します。
2. クレードルの電源ポートから車載電源まで、電源入力ケーブルを配線します。
注意 VCD7X00-P 車載用クレードルは、エアバッグ カバー プレートの
上や近く、または身体が触れる場所に取り付けないでください。
また、車の安全性や運転に支障のある場所に取り付けないでく
ださい。
警告 電源の接続は、適切な技術を持つ整備士に依頼してください。
接続が適切でない場合、車、クレードル、またはモバイル コン
ピュータの故障の原因になります。電源の取り扱いについては、
ご使用の車のマニュアルを参照してください。
注意 電源への接続には、クレードルに付属の電源入力ケーブル以外
は使用しないでください。
車載用クレードルの電源入力ケーブルの接続には、ヒューズ ボッ
クスのアクセサリ電源が最も適しています。また、元の回路とク
レードルの合計負荷電流に対応できることを必ず確認してくだ
さい。回路の仕様については、ご使用の車のマニュアルを参照し
てください。
ヒューズ付きの電源出力に接続できない場合は、付属のインラ
イン ヒューズ ホルダおよび UL 規格 5A ヒューズを使用して
取り付けてください。ヒューズを取り付けることで、クレード
ルへの電源経路で発生する電気ショートから車を守ることがで
きます。
車のキーをオフにした状態で、クレードルから MC7X または予
備バッテリを充電する場合は、キーをオフにしても通電してい
る電源にクレードルを接続してください。
クイック リファレンス ガイド 9
3. 付属のインライン ヒューズ ホルダを使用する場合(車のヒューズ ボックスに
接続しない場合に使用)は、以下の手順に従います。
a. ヒューズ ホルダに 5A UL 規格のスローブロー ヒューズが入っていることを
確認します。
b. 上の図のように、ヒューズ ホルダを V+ ワイヤ(赤)の先端に繋ぎます
ヒューズから電源までの距離は、なるべく短くなるようにしてください。
クレードルから車載電源への電源入力ケーブルの配線および固
定は、慎重に行ってください。不適切な配線により、大な障害
が発生する場合がありますケーブルを通す穴の部分には適切な
ブッシュやクランプを入れケーブルと鋭利な断面が接触しない
ようにしてください。このような処置を施さない場合、エンジン
の振動によって配線用ハーネスの絶縁体が擦り減り、むき出しに
なったワイヤとシャーシがショートする原因になります。これに
より、火災が発生することがあります。このような被害を防ぐた
めに、動きのあるパーツや、高温になる部分、泥やオイルで汚れ
る部分から離して配線してください。
シールド ワイヤ
(剥き線)
アース ワイヤ
(黒)
V+ 電源(赤)
5A ヒューズ
および
ヒューズ ホルダ
10 VCD7X00-P 車載用クレードル
4. ケーブルに終端処理を施します
a. 赤いワイヤ : +12/24 V 車載電源に接続します
b. 黒いワイヤおよびシールド ワイヤ : 車のアース ワイヤまたはシャーシのグ
ラウンドに接続します。
5. 電源入力ケーブルを、クレードルの電源ポートに接続します。
クレードルに電力が供給されているかどうかを確認するには、MC7X を挿入します。
MC7X の充電 LED がゆっくりと点滅している場合は充電中であることを示します。
バッテリが完全に充電されると黄色の点灯に変化します。その他の LED 表示につ
いては、14 ページの「LED ンジケータ」を参照してください。
シリアル デバイス接続
MC7X のシリアル ポートは、底部にあります。
MC7X をクレードルに挿入すると、クレード
ルのシリアル ポートに接続されます。これに
より、MC7X はクレードルのシリアル ポート
を使用して、外部デバイスと通信できるよう
になります。
MC7X シリアル デバイスの間でシリア
ル通信を行うには、9 ピン シリアル ケーブ
ルの一方のコネクタをクレードルのシリア
ポートに接続し、もう一方のコネクタを
シリアル デバイスのシリアル ポートに接
続します。
終端処理の方法は、車種によって異なります。車に電源出力コネ
クタが用意されている場合その対になるコネクタ(メスまたは
オス)を電源ケーブルの終端に接続する必要があります。ブレー
ド端子または市販のコネクタを使うだけで、ヒューズ ボックス
に接続できる場合もあります。車載電源の場所と接続方法につい
ては、ご使用の車のマニュアル参照してください。
デバイスによっては、ヌル モデム シリアル ケーブルが必要な場
合があります。
シリアル デバイスの
シリアル ポートへ
クイック リファレンス ガイド 11
通信を開始するには
1. MC7X をクレードルに挿入します。
2. 通信を開始するには、使用するアプリケーションで定められた方法で、MC7X
操作します。
MC7X の挿入と取り外し
MC7X を正しく挿入すると、カチッという音がして、所定の位置にロックされます。
注意 データ通信中に MC7X を取り外すと、MC7X と接続先デバイス
の通信が中断されます。
標準容量バッテリおよび大容量バッテリのいずれを MC7X に取
り付けている場合でも、スロットへの挿入および充電が可能です。
また、標準容量または大容量予備バッテリ充電用のスロットも用
意されています。
注意 MC7X がクレードルに正しく固定されていることを確認してくだ
さい。適切に固定されていない場合、物的損傷または身体的損傷
の原因となる可能性があります。Zebra は、運転中に製品を使用し
たことが原因で発生したいかなる損害に対しても、その責任を負
わないものとします。
MC7X
リリース
レバー
12 VCD7X00-P 車載用クレードル
MC7X バッテリの充電
1. クレードルが電源に接続されていることを確認します。8 ページの電源の接
続」を参照してください。
2. MC7X をクレードルに挿入します。11 ページの「MC7X の挿入と取り外し」
参照してください。
MC7X をクレードルに挿入すると、すぐに充電が開始します。充電によって、車の
バッテリが著しく消耗することはありません。1900 mAh バッテリは、 4 時間で
充電が完了します。3800 mAh バッテリの場合は、 8 時間で充電が完了します。
充電の状態を表す LED 表示の意味については、14 ページのLED インジケータ」
を参照してください。
予備バッテリの挿入および取り外し
標準容量バッテリおよび大容量バッテリのいずれも、予備バッテ
スロットに挿入して充電することができます。
MC7X リリース レバー
クイック リファレンス ガイド 13
予備バッテリを挿入するには
1. バッテリ リリース レバーを持ち上げます。
2. 充電用の端子を上にして、クレードルの予備バッテリ充電スロットに予備バッ
テリを差し込みます。
3. バッテリを予備バッテリ スロットに挿入します。
4. バッテリ リリース レバーを放します。予備バッテリがしっかりと挿入されて
いることを確認してください。予備バッテリは、バッテリ リリース レバーに
よって正しい位置に固定されます。
予備バッテリを取り外すには、バッテリ リリース レバーを押しながら、バッテ
リを予備バッテリ スロットから取り出します。
バッテリ リリース レバー
大容量バッテリ
14 VCD7X00-P 車載用クレードル
予備バッテリの充電
1. クレードルが電源に接続されていることを確認します。8 ページの電源の接
続」を参照してください。
2. 予備バッテリをクレードルに挿入します。12 ページの「予備バッテリの挿入
および取り外し」を参照してください。
予備バッテリをクレードルに挿入すると、すぐに充電が開始します。電によって、
車のバッテリが著しく消耗することはありません。1900 mAh バッテリは、約 4
時間で充電が完了します。3800 mAh バッテリの場合は、約 8 時間で充電が完
します。充電の状態を表す LED 表示の意味については、14 ページのLED イン
ジケータ」を参照してください。
LED インジケータ
LED
意味
MC7X バッテリの充電(MC7X LED
消灯 MC7X がクレードルに挿入されていない、MC7X
正しく挿入されていない、クレードルの電源が入っ
ていない。
黄色で速く点滅
1 秒に 2 回)
充電中のエラー(温度範囲が適切でない、または充
電完了までの時間が長すぎる)MC7X が正しく挿
入されているか確認してください。
黄色でゆっくり点滅
2 秒に 1 回)
MC7X が充電中。
黄色で点灯 充電完了。
予備バッテリの充電(クレードル LED
消灯 スロットに予備バッテリが挿入されていない、予備
バッテリが正しく挿入されていない、クレードルの
電源が入っていない。
黄色で速く点滅
1 秒に 2 回)
充電中のエラー(温度範囲が適切でない、または充
電完了までの時間が長すぎる)。予備バッテリが正
しく挿入されているか確認してください。
黄色でゆっくり点滅
2 秒に 1 回)
予備バッテリが充電中。
黄色で点灯 充電完了。
クイック リファレンス ガイド 15
お手入れおよびクリーニング
オイル、グリス、またはガソリンがクレードルにかからないようにしてください。
また、クレード スロットの底部に埃が溜まらないようにしてください。必要に
応じて、薄い中性のクリーナーなどでクレードルをクリーニングしてください。
使用に適したクリーナーについては、Zebra までお問い合わせください
トラブルシューティング
症状 考えられる原因 対処方法
MC7X のバッテ
リ充電 LED
点灯しない
クレードルに電力
が供給されていな
電源入力ケーブルが、クレードルの電源
ポートにしっかりと接続されているこ
とを確認してください。
MC7X バッテリ
が充電されてい
ない
クレードルから
MC7X を取り外す
のが早すぎる
MC7X をクレードルに戻してください。
充電が完了する前に取り外してしまっ
た可能性がありますMC7X バッテリ
パックが完全に放電している場合、充電
が完了するまで標準容量バッテリで約 4
時間、大容量バッテリで約 8 時間かかり
ます。
バッテリが故障し
ている
バッテリを交換してください。
MC7X がクレード
ルに正しく挿入さ
れていない
クレードルから MC7X を取り外し、正し
く挿入し直してください。それでもバッ
テリが充電されない場合は、カスタマ
ポートにお問い合わせください
MC7X 正しく挿入さ、充電されて
いる場合MC7X のバッテリ充電 LED
が黄色でゆっくりと点滅します
データが転送さ
れない、または
転送されたデー
タが不完全で
ある
MC7X が通信中に
クレードルから取
り外された
MC7X をクレードルに戻し、転送し直し
てください。
ヌル モデム ケー
ブルが使用されて
いない
一部の外部デバイスではヌル モデム
ケーブルが必要です。ヌル モデム ケー
ブルを使用して、転送し直してくだ
さい。
ケーブルの構成が
正しくない
システム管理者にお問い合わせくだ
さい。
ケーブルがない
または接続されて
いない
ケーブルを接続し直してください。
16 VCD7X00-P 車載用クレードル
衛生および安全に関する推奨事項
自動車への設置
自動車の電子システム(安全システムなど)が正しく取り付けられていない場合
または十分にシールドされていない場合、RF 信号の影響を受ける場合があります。
この点について、自動車の製造元または担当者にご確認ください。また、自動車
に機器を追加設置した場合は、その製造元にもご確認ください。
エアー バックは勢いよく膨らみます。取り付けられている機器やポータブルの無
線機器を含むあらゆる装置を、エア バックの上またはエア バックの取り付け領
域に設置しないようにしてください。車内用無線機器を適切な場所に設置しない
と、エア バックが膨らんだときに深刻な身体的損傷を負う可能性があります。
装置は、手の届く範囲に設置してください。道路から視線をそらさなくても操作
できるようにする必要があります。
注意 : 公道で電話を受けた時点でクラクションを鳴らしたり、ライトを点滅させ
る警告装置への接続は、禁止されています。
路上での安全
運転中は、装置に気を取られたり、使用したりしないでください。メモを取った
り、アドレス帳で検索していると、運転上の安全が損なわれます
運転中は、安全運転を第一に考え、運転に集中してください。運転時の無線機器
の使用に関する各地域の法律および規制を確認してください。それらの規制に常
に従う必要があります。
無線機器業界では、運転中の無線機器 / 携帯電話の安全使用を呼びかけています。
規制に関する情報
このガイドは、モデル番号 VCD7000-P に適用されます。
Zebra の機器はすべて、販売地域の法令および規制に準拠するように設計されて
おり、必要に応じてその旨を記載したラベルが貼付されています
Zebra の機器に変更または改変を加えた場合、Zebra による明示的な承認がある
場合を除き、その機器を操作するお客様の権限が無効になる場合があります。
Zebra 承認済みおよび UL 規格のモバイル コンピュータ、 Zebra 承認済みおよび
UL 規格のアクセサリ、ならびに Zebra 承認済みおよび UL 規格 / 承認済みのバッ
テリ パックのみ使用できます。
クイック リファレンス ガイド 17
定格最大動作温度は 50ºC です
各言語での情報は、以下の弊社 Web サイトでご確認ください。
http://www.zebra.com/support
無線電波障害に関する要件
- FCC
: この機器は、FCC 規制第 15 部に定められたクラス B デジタ
ル機器に関する制限に従ってテストされ、これに準拠するものと
認定されています。この制限は、この機器を住居内で使用する際
に有害な電波障害を起こさないために規定されたものです。この機器は、無線周
波数エネルギーを発生、使用、および放射する可能性があります。また、指示に
従わずに設置、および使用した場合、無線通信に有害な電波障害を引き起こす可
能性があります。ただし、これは特定の設置状況で電波障害が発生しないことを
保証するものではありません。この機器がラジオやテレビの受信に有害な電波障
害を引き起こし、機器の電源のオン / オフ操作によってそのことが確認できる場
合、以下の方法を用いて、お客様ご自身で電波障害の解決を試みることをお勧め
します。
受信アンテナの方向または場所を変えてください。
本機器と受信機の距離を離してください。
受信機が接続されているものとは別の回路のコンセントに本機器を接続して
ください。
販売店またはテレビ / ラジオの専門技術者に相談してください
無線電波障害に関する要件 - カナダ
このクラス B デジタル機器は、カナダの ICES-003 に準拠しています。
Cet appareil numérique de la classe B est conforme à la norme NMB-003 du
Canada.
注意 Zebra 承認済みおよび UL 規格のアクセサリ、バッテリ ック、
バッテリ充電器のみを使用してください。
濡れたモバイル コンピュータまたはバッテリを充電しないでくだ
さい。コンポーネントは、必ず乾いた状態で外部電源に接続してく
ださい。
18 VCD7X00-P 車載用クレードル
マークと欧州経済地域
(EEA)
準拠の宣言
Zebra は、この機器が、該当するすべての指示項目 (2004/108/EC2006/95/EC
および 2011/65/EU) に準拠していることを、本文書により宣言します。「適合
言」文書は、http://www.zebra.com/doc から入手できます。
バッテリ
台湾
-
リサイクル
EPAEnvironmental Protection Administration: 行政院環境
保護署Waste Disposal Act(廃法)の 15
条において、乾電池の製造業者および輸入業者に対し、販売、
景品、または販促目的で使用する電池にリサイクル マーク
の表示を義務付けています。バッテリの正しい廃棄方法については、台湾の正規
回収業者にお問い合わせください。
バッテリに関する情報
Zebra の充電式バッテリ パックは、業界内の高基準に適合するように設計製造
されています。
ただし、バッテリの寿命や保管期間には限界があり、条件によって異なります。
バッテリ パックの実際の寿命は温度や極端な環境条件、激しい落下など、
ざまな要因によって決まります
バッテリを 6 ヶ月以上保管する場合、バッテリ全体の性能に修復不能な影響が生
じる可能性があります。バッテリを保管する場合は、容量の低下や金属部品の錆
び、漏れを防ぐため、フル充電の半分ほどの充電量にし、機器から取り外して、
乾いた涼しい場所で保管してください。バッテリを 1 年以上保管する場合は、
1 年に 1 回以上充電レベルを確認し、フル充電の半分まで充電してください。
駆動時間が極端に短くなった場合は、新品のバッテリに交換してください。
Zebra のバッテリには、標準で 1 間の保証期間が設定されています。これは、
個別に購入した場合でも、モバイル コンピュータまたはスキャナに付属してい
る場合でも同様です。Zebra ッテリの詳細については、次の Web サイトを参
照してください。http://www.zebra.com/batterybasic
s
注意 適切でないタイプのバッテリと交換すると、爆発の恐れがあります。
バッテリは、指示に従って廃棄してください。
クイック リファレンス ガイド 19
バッテリの安全に関するガイドライン
装置を充電する場所には埃が溜まらないようにしてください。また、近くに可
燃性の物質および薬品を置かないでください。業務環境以外で装置を充電する
場合は、特に細心の注意を払ってください。
バッテリの使用、保管、および充電については、ユーザー ガイドに記載され
ているガイドラインに従ってください。
バッテリを正しく使用しないと火災、爆発、またはその他の事故の原因と
る場合があります。
モバイル デバイス バッテリを充電する場合は、バッテリと充電器を気温
0 +40ºC の環境で使用してください。
互換性のないバッテリおよび充電器は使用しないでください。互換性のない
バッテリまたは充電器を使用すると、火災、爆発、液漏れたはその他の事
故の原因となる場合がありますバッテリまたは充電器の互換性についてのご
質問は、Zebra サポートにお問い合わせください。
IEEE1725 10.2.1 の要件に従った承認済みバッテリを認証するため、3600mAh
バッテリ部品番号 82-71364-05および 4800mAh バッテリ部品番号
82-71364-06)には、Zebra のホログラムを添付しています。Zebra の認証ホ
ログラムを確認せずにバッテリを取り付けないでください。
分解または外殻を開くこと、粉砕、屈曲または変形、穿孔しくは切断を行
わないでください。
バッテリ駆動式の装置を硬い面に落とすと、バッテリがオーバーヒートする原
因になる可能性があります。
バッテリをショートさせたり、金属や導電性の物体をバッテリの端子に接触さ
せたりしないでください。
改造や再加工、バッテリ内部への異物の挿入、水やその他の液体への浸漬または
暴露、または火、爆発あるいはその他の危険物への暴露を行わないでください。
駐車中の車内、またはラジエータやその他の熱源の近くなど、高温になる可能
性のある場所あるいはその近くに、装置を放置または保管しないでください。
バッテリを電子レンジや乾燥機に入れないでください。
子供がバッテリを取り扱う場合は、監視してください。
使用済みの充電式バッテリは、現地の法令に従ってすみやかに廃棄してください。
バッテリを廃棄するときは焼却しないでください。
バッテリを飲み込んだ場合は、ただちに医師の診断を受けてください。
バッテリが液漏れした場合は、漏れた液体が皮膚や目に触れないようにしてく
ださい。触れてしまった場合は、触部位を大量の水で洗い流し医師の診断
受けてください。
機器またはバッテリの破損が疑われる場合は、Zebra サポートに検査を依頼して
ください。
20 VCD7X00-P 車載用クレードル
Japan (VCCI) -
情報処理装置等電波障害自主規制
協議会
クラス B 情報技術装置
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス
B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装
置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあ
ります。 取扱説明書に従って正しい取り扱いをして下さい。
Waste Electrical and Electronic Equipment
(WEEE)
English: For EU Customers: All products at the end of their life must be returned
to Zebra for recycling. For information on how to return product, please go to:
http://www.zebra.com/weee.
Français: Clients de l'Union Européenne: Tous les produits en fin de cycle de vie
doivent être retournés à Zebra pour recyclage. Pour de plus amples informations
sur le retour de produits, consultez : http://www.zebra.com/weee.
Español: Para clientes en la Unión Europea: todos los productos deberán
entregarse a Zebra al final de su ciclo de vida para que sean reciclados. Si desea
más información sobre cómo devolver un producto, visite:
http://www.zebra.com/weee.
Български: За клиенти от ЕС: След края на полезния им живот всички
продукти трябва да се връщат на Zebra за рециклиране. За информация
относно връщането на продукти, моля отидете на адрес:
http://www.zebra.com/weee.
Deutsch: Für Kunden innerhalb der EU: Alle Produkte müssen am Ende ihrer
Lebensdauer zum Recycling an Zebra zurückgesandt werden. Informationen zur
Rücksendung von Produkten finden Sie unter http://www.zebra.com/weee.
Italiano: per i clienti dell'UE: tutti i prodotti che sono giunti al termine del rispettivo
ciclo di vita devono essere restituiti a Zebra al fine di consentirne il riciclaggio.
Per informazioni sulle modalità di restituzione, visitare il seguente sito Web:
http://www.zebra.com/weee.
Português: Para clientes da UE: todos os produtos no fim de vida devem ser
devolvidos à Zebra para reciclagem. Para obter informações sobre como
devolver o produto, visite: http://www.zebra.com/weee.
Nederlands: Voor klanten in de EU: alle producten dienen aan het einde van
hun levensduur naar Zebra te worden teruggezonden voor recycling. Raadpleeg
http://www.zebra.com/weee voor meer informatie over het terugzenden van
producten.
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Zebra VCD7X00-P リファレンスガイド

タイプ
リファレンスガイド
このマニュアルも適しています

Zebra VCD7X00-P は、信頼性、機能、デザインを向上させる目的で製品に変更を加えることができる Zebra が製造する車載用クレードルです。VCD7X00-P は乗用車などに取り付けます。取り付け後は、クレードルを以下の用途で使用することができます。 • MC7X の固定 • MC7X の動作に必要な電力の供給 • シリアル ポートを経由した MC7X と外部デバイス(プリンタ等)間でのデータ通信 • MC7X のバッテリの充電 • 標準容量または大容量予備バッテリの充電 本製品は、12V または 24V の車載電源により動作します。動作電圧範囲は 9V から 32V で、最大 4A の電流が必要です。