MZ-372

Tascam MZ-372, MZ-372 Mixer 取扱説明書

  • TASCAM MZ-372 オーディオミキサーの取扱説明書を読み終えました。このミキサーの機能、接続方法、操作方法、トラブルシューティングなどについてご質問があればお気軽にお尋ねください。6つの入力チャンネルやタルトーク機能など、詳細な情報に基づいてご回答いたします。
  • MZ-372の電源はどうやって接続しますか?
    マイク入力チャンネルを調整するにはどうすればよいですか?
    タルトーク機能とは何ですか?どのように使いますか?
    ヘッドホン出力を使用してプリフェーダーモニタリングを行うにはどうすればよいですか?
    MZ-372を19インチラックに設置するにはどうすればよいですか?
TASCAM MZ-372
77

製品を安全に正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への損害を未然に防止するために、以下の注意
事項をよくお読みください。
V




P










すぐに機器本体の電源を切り、必ずACアダプターの
電源プラグをコンセントから抜いてください。異常状
態のまま使用すると、火災・感電の原因となります。
販売店またはティアック修理センター(巻末に記載)
に修理をご依頼ください。
N


ACアダプターの電源プラグとコンセントの間にゴミや
ほこりが付着すると、火災・感電の原因となります。定
期的(年1回くらい)にACアダプターの電源プラグを
抜いて、乾いた布でゴミやほこりを取り除いてください。
=







コードが傷んだまま使用すると火災・感電の原因とな
ります。
万一、ACアダプターのコードが破損したら(芯線の
露出、断線など)、販売店またはティアック修理セン
ター(巻末に記載)をご依頼ください。


故障、火災、感電の原因となります。

この機器を使用できるのは日本国内のみです。表示さ
れた電源電圧(交流100ボルト)以外の電圧で使用し
ないでください。また、船舶などの直流(DC)電源に
は接続しないでください。火災感電の原因となります。


隙間を空けないと内部に熱がこもり、火災の原因とな
ります。


火災・感電の原因となります。
C


内部に水が入ると火災・感電の原因となります。
Y


カバーを外す、または改造すると、火災・感電の原因
となります。
内部の点検・修理は販売店またはティアック修理セン
ター(巻末に記載)にご依頼ください。

火災・感電の原因となります。

イヤホンやヘッドホンからの過度の音圧は、聴覚障害
の原因となります。聴覚障害の可能性を防ぐために
長時間,高音量で聴かないでください。
V





P









コードが傷つき、火災・感電の原因や、引っ掛けてけ
がの原因になることがあります。



通電状態の放置やお手入れは、漏電や感電の原因とな
ることがあります。
N






突然大きな音が出て、聴力障害などの原因となること
があります。


異常が起きた場合は、すぐにACアダプターの電源プ
ラグをコンセントから抜いて、完全に電源が切れるよ
うにしてください。


それ以外の物を使用すると、故障、火災、感電の原因
となります。
=







火災・感電やけがの原因となることがあります。


コードが傷つき、火災・感電の原因となることがあり
ます。
必ずプラグを持って抜いてください。
O



感電の原因となることがあります。
V

5年に1度は、機器内部の掃除を販売店またはティアッ
ク修理センター(巻末に記載)にご相談ください。
内部にほこりがたまったまま、長い間掃除をしないと
火災や故障の原因となることがあります。特に、湿気
の多くなる梅雨期の前に行うと、より効果的です。な
お、掃除費用については、ご相談ください。

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TASCAM MZ-372
このは、TASCAM MZ−372をお
きまして、誠にありがとうございます。
ご使用になる前に、この取扱説明書をよくお読みになり、
正しい取り扱い方法をご理解いただいた上で、末永くご
愛用くださいますようお願い申しあげます。お読みになっ
たあとは、いつでも見られる所に保管してください。
また取扱説明書は、TASCAMのウェブサイト(
からダウンロードすることができます。

0
豊富な入力チャンネル、2系統のメイン出力を備えた
ラックマウントタイプのミキサー
0
ゲインコントロール、LEDレベルメーター、3バンド
イコライザー、フェーダーを備えた6つの入力チャン
ネル。シンプルなスイッチ操作で、マイクまたはライ
ンの入力選択が可能
0
ボリュームコントロール、2バンドイコライザー付き
の独立マイク入力をフロントに装備
0
BGMの音量をマイクの音量にあわせて自動的に下げ
るトークオーバー機能を搭載
0
ステレオLEDレベルメーター付き2つのメイン出力
0
モノラル/ステレオの出力方式選択が可能なボリュー
ムコントロール付きサブ出力
0
ボリュームコントロールが可能なヘッドホン出力で
任意の入力チャンネルのプリフェーダーモニタリング
や、メイン出力のモニタリングが可能
0
3Uラックマウントサイズ

本製品の構成は、以下の通りです。
開梱は本体に損傷を与えないよう慎重に行ってください。
梱包箱と梱包材は、後日輸送するときのために保管して
おいてください。
付属品が不足している場合や輸送中の損傷が見られる場
合は、お買い上げの販売店にお問い合わせください。
0
本体 ................................................................................x1
0
ACアダプター(TASCAM PS-M1524) ...............x1
0
ACアダプター用コード
(JAPAN USA/EUROPE) ........................................x2
0
ラックマウントビスキット..........................................x1
0
取扱説明書(本書、保証書付き) ................................x1

本機には必ず、付属の専用ACアダプター(TASCAM
PS-M1524)とACアダプター用コードをご使用くだ
さい。また、付属のACアダプターを他の機器に使用
しないでください。故障、火災、感電の原因となります。

 
 
 
 
 
ユニバーサルホールを使用しラックに
マウントする場合.......................................................... 81
 
 
 
 
 
フロントパネル ............................................................. 83
リアパネル ..................................................................... 84
 
電源を接続する ............................................................. 85
コードの固定方法.......................................................... 85
外部機器を接続する ...................................................... 86
電源をオンにする/オフにする .................................. 87
 
マイク入力チャンネルの調節(チャンネル1-6) ...... 88
ライン入力チャンネルの調節(チャンネル1-6) ...... 88
MAIN MIC INPUT端子に接続した
マイク入力の調節.......................................................... 88
出力チャンネルについて .............................................. 88
トークオーバー機能を使う .......................................... 89
チャンネルのプリフェーダー信号音を聴く ............... 89
 
 
オーディオ入力定格 ...................................................... 90
オーディオ出力定格 ...................................................... 90
オーディオ性能 ............................................................. 90
一般 ................................................................................. 90
寸法図 ............................................................................. 91
ブロックダイヤグラム .................................................. 91
TASCAM MZ-372
79

本書では、以下のような表記を使います。
0
本機および外部機器のスイッチ/端子などを
 スイッチ」のように太字で表記します。
0
必要に応じて追加情報などを、「ヒント」「メモ」「注
意」として記載します。

本機をこのように使うことができる、といったヒント
を記載します。

補足説明、特殊なケースの説明などを記載します。

指示を守らないと、人がけがをしたり、機器が壊れた
り、データが失われたりする可能性がある場合に記載
します。

0
本機の動作保証温度は、摂氏5度〜 35度です。
0
次のような場所に設置しないてください。故障の原因
となります。
振動の多い場所
窓際などの直射日光が当たる場所
暖房器具のそばなど極端に温度が高い場所
極端に温度が低い場所
湿気の多い場所や風通しが悪い場所
ほこりの多い場所
0
放熱をよくするために、本機の上には物を置かないで
ください。
0
パワーアンプなど熱を発生する機器の上に本機を置か
ないでください。
0
本機をラックにマウントする場合は、付属のラックマ
ウントビスキットを使って、下図のように取り付けて
ください。なお、ラック内部では、本機の上に1U
上のスペースを空けてください。



本機のユニバーサルホールを使用してラックにマウント
する場合は、付属のラックマウントビスキットを使って、
下図のように取り付けてください。

a穴を使ってラックに取り付けます。
取り付け後、MZ-372の上下に隙間(c)ができます。
上下の隙間には、背面に接続したケーブルなどを通すこ
とができます。
ケーブル

b穴を使ってラックに取り付けます。
80
TASCAM MZ-372

本機を寒い場所から暖かい場所へ移動したときや、寒い
部屋を暖めた直後など、気温が急激に変化すると結露を
生じることがあります。
結露したときは、約1 2時間放置してから電源を入れ
てお使いください。

製品の汚れは、柔らかい乾いた布で拭いてください。化
学ぞうきん、ベンジン、シンナー、アルコールなどで拭
かないでください。表面を傷める、または色落ちさせる
原因となります。

TASCAMのウェブサイトにて、オンラインでのユーザー
登録をお願い致します。


0
この製品には、保証書が添付(巻末に記載)されてい
ます。大切に保管してください。万が一販売店の捺印
やご購入日の記載がない場合は、無料修理保証の対象
外になりますので、ご購入時のレシートなどご購入店
ご購入日が確認できる物を一緒に保管してください。
0
保証期間は、お買い上げ日より1年です。保証期間中は、
記載内容によりティアック修理センター(巻末に記載)
が無償修理致します。その他の詳細については、保証
書をご参照ください。
0
保証期間経過後、または保証書を提示されない場合の
修理などについては、お買い上げの販売店またはティ
アック修理センター(巻末に記載)にご相談ください。
修理によって機能を維持できる場合は、お客様のご要
望により有料修理致します。
0
万一、故障が発生した場合は使用を中止し、必ず電源
プラグをコンセントから抜いて、お買い上げの販売店
またはティアック修理センター(巻末に記載)までご
連絡ください。修理を依頼される場合は、次の内容を
お知らせください。
なお、本機の故障、もしくは不具合により発生した付
随的損害(録音内容などの補償)の責については、ご
容赦ください。
i
型名、型番(MZ−372)
i
製造番号(Serial No.)
i
故障の症状(できるだけ詳しく)
i
お買い上げ年月日
i
お買い上げ販売店名
0
お問い合わせ先については、巻末をご参照ください。
0
本機を廃棄する場合に必要となる収集費などの費用
は、お客様のご負担になります。
TASCAM MZ-372
81


1
 子(
w
)からのマイク入力レ
ベルを調節します。
2
 子(
w
)からのマイク入力を
オン/オフします。
マイク入力がオンのときインジケーターが点
灯します。
3
トークオーバー機能をオン/オフします。
トークオーバー機能がオンのとき、イン
ジケーターが点灯し、マイクから声を発すると各入
力チャンネルのレベルが自動的に減衰します。
4
各入力チャンネルの入力レベルを調節します。
5

リアパネルの入力端子
h
)と
 入力端子(
v
)から入力ソースを選択し
ます。
選択した入力ソースのインジケーターが点灯します。
6
各チャンネル信号の送り出しレベルを調節します。
7
リアパネルの
端 子(
f
および
端子(
c
)の出力レベルインジケーターです。
8
リアパネルの
端 子(
f
および
端子(
c
)の出力レベルを調節します。
9
本機の状態を示しています。
本機リアパネルのスイッチ
a
)をオンに
すると、インジケーターが点灯します。
0
スイッチがオンインジケーター点灯)
き、ス(MAIN OUTPUT 1
2、SUB OUTPUT、MONITOR OUT)にモノラル
信号が出力されます。
q
リアパネルの 子(
x
)の出力レベ
ルを調節します。
w
XLR TRSコンボジャックタイプのマイク入力端子
です。
 つまみ
1
)で入力
レベルを設定できます。
e
マイク入力の音声を調節する2バンドHIGH
LOW)のイコライザーです。
r
リアパネルの入力端子
h
)と
 入力端子(
v
)からの音声を調節する3
バンド(HIGH MID LOW)のイコライザーです。
t
入力チャンネルの入力レベルインジケーターです。
y
i
スイッチがオン(インジケーター点灯)の
とき、プリフェーダー信号音(フェーダーの手前の
信号音)をヘッドホンから聴くことができます。
i
スイッチがオフのとき、モニター音のみ出力さ
れます。
82
TASCAM MZ-372
u
ヘッドホンに出力されるプリフェーダー信号音とモ
ニター信号音をミックスします。
i
」側いっぱいに回すとスイッチ(
y
)が
押されているチャンネルのプリフェーダー信号音を
ヘッドホンでモニターします。
i
」側いっぱいに回すとモニター信号音
をヘッドホンでモニターします。
i
ヘッドホンの出力レベルを調節します。
o
ヘッドホンの出力モードを変更します。
i
スイッチがオン(インジケーター点灯)
のとき、ヘッドホンのLチャンネルからプリフェー
ダー信号音が、Rチャンネルからモニター信号音が
出力されます。
i
スイッチがオフ(インジケーター消灯)
のとき、モニター信号音が出力されます。スイッ
チがオンのときは、プリフェーダー信号音およびモ
ニター信号音がミックスされた信号音が出力されま
す。

モニター音にPFLがミックスされるので選択したPLF
音声が大きく聴こえます。
p
ステレオヘッドホンを接続するためのステレオ標準
ジャックです。
ミニプラグのヘッドホンを接続する場合は、変換ア
ダプターをご使用ください。
スイッチ
y
)と スイッチ
o
)の
設定により、モニター信号音とPFL信号音をモニター
することができます。

a
電源のオン/オフの切り換えを行います。
オンのとき、フロントパネルのインジケー
ター(
9
)が点灯します。
s
フロントパネルの 子(
w
)に
接続したマイクからの入力信号をモニター出力に
ミックスして送るか送らないか切り換えます。
 子(
w
)に接続したマイクか
らの入力信号があるモニター出力をミックスする場
は、ミックススイッチを
」側に設定します。
d
子(
x
)の出力をステレオ出力ま
たはモノラル出力に切り換えます。
モノラル出力にする場合は、」側に設定しま
す。
f  

RCAピンジャックタイプのアナログ出力端子です。
スイッチ(
g
)を使って出力レベル
を切り換えることができます。
g


端 子(
f
および

端子
c
)の出力の出力レベルを切り換えます。
出力先のアンプの受けられるゲインが高い場合には
」側に、出力先のアンプの受けられるゲインが
低い場合には「」側に設定します。
h
XLRタイプのアナログ入力端子です。(1GND、 2
HOT、3:COLD)
フロントパネルのチャンネル1-6のつまみ
4
を使って入力ゲインを調節します。
TASCAM MZ-372
83
j
入力端子(
h
)に接続された入力
ソース(マイク入力またはライン入力)の入力レベ
ルを選択します。
」側にするとマイクレベル信号に選択され
」側に設定するとラインレベル信号に選択さ
れます。
k 
チャンネル2-4の 入力端子
v
にCDプレー
ヤーなどの出力を接続する場合は「」側に、レ
コードプレーヤー出力を接続する場合は、
側に設定します。
l
付属の専用ACアダプター(TASCAM PS-M1524)
の電源コードを挟み込んでプラグの抜け落ちを防止
します。(→ 83ページ「コードの固定方法」
;
付属の専用ACアダプター(TASCAM PS-M1524)
のDCプラグを接続します。
z
RCAピンジャックタイプのアナログモニター出力端
子です。
x
RCAピンジャックタイプのアナログ出力端子です。
スイッチ(
d
)を「」側に設
定すると、モノラル信号で出力されます。
c
XLRタイプのアナログ出力端子です。(1GND、2
HOT、3:COLD)
スイッチ(
g
)を使って出力レベル
を切り換えることができます。
v 
RCAピンジャックタイプのアナログライン入力端子
です。
チャネル2-4の 入力端子には、レコードプ
レーヤーを接続することもできます。その場合は、
同時に|(GND)端子(
b
)にレコードプレーヤー
からのアースを接続し 入力選択
スイッチ(
k
)を「」側に設定します。
b|
チャル2-4の入力端子(
v
)にレコード
プレーヤーを接続するときに、プレーヤーのアース
線を接続します。

レコードプレーヤー以外の外部機器を接続したときに
ハムノイズが発生する場合は、この端子と外部機器の
金属フレーム部分(ラックマウントしている場合は
ラックフレーム)をアース線で接続するとノイズが低
減する場合があります。


同梱されている付属の専用ACアダプターTASCAM
PS-M1524)を使って、以下のように電源を本機に接
続します。
電源コンセント
DCプラグ
TASCAM
PS-M1524(付属)

必ず同梱されている専用ACアダプターTASCAM
PS-M1524)ACアダプター用コードをお使いく
ださい。他のACアダプターを使用すると故障、発熱
発火などの原因になります。

専用ACアダプターには、2種類のACアダプター用コー
ドが同梱されています。ご使用になる電源コンセント
の形状に合ったACアダプター用コードをご使用くだ
さい。

使用中のコード抜けを防ぐため、接続するときはコード
ホルダー(
l
)にコードを挟み込んでください。
1.
コードホルダー(
l
)のネジを取り外します。
2.
コードをコードホルダー(
l
)に挟み込みます。
3.
コードホルダー(
l
)のネジで固定します。
84
TASCAM MZ-372

以下に、MZ-372の接続例を示します。

0
接続を行う前に、外部機器の取扱説明書をよくお読みになり、正しく接続してください。
0
本機および接続する機器の電源を全てオフまたはスタンバイ状態にします。
0
各機器の電源は、同一のラインから供給するように設置します。テーブルタップなどを使う場合は、電源電圧の変動
が少なくなるように、電流容量が大きい太いケーブルをご使用ください。
0
オーディオ機器を接続する場合には、チャンネル1-6つまみ
4
)とチャンネルフェーダー
6
)、 
つまみ(
8
)、 つまみ(
q
、およびつまみ(
i
)を下げ
た状態で行ってください。モニター機器から突然大きな音が出て、機器の破損や聴力障害の原因になる可能性があり
ます。
パワードスピーカー
ヘッドホン
CDプレーヤー
レコードプレーヤー
マイク マイク
ステレオアンプステレオアンプ
[MZ-372を使った接続例]
TASCAM MZ-372
85

マイクを接続する場合は、フロントパネルの
端子(
w
)に接続する、およびリアパネルのチャ
ンネル1-6の入力端子
h
に接続し、
選択スイッチ(
j
)を「」側に設定
します。

電子機器やオーディオ機器などを接続する場合は、チャ
ル1-6の入力端子
h
)に接続
選択スイッチ(
j
)を「」側に設
定します。また、チャンネル1-6の 入力端
子(
v
)にも接続できます。
チャンネル2-4の入力端子(
v
)に接続する場合
は、 入力選択スイッチ(
k
)を「
側に設定します。

端子(
h
)は、モノラル入力です。

レコードプレーヤーを接続する場合は、チャンネル2-4
入力端子(
v
)に接続し、 
力選択スイッチ(
k
)を「」側に設定します。
レコードプレーヤーからのアース線は|(GND)端
子(
b
)に接続します。

モニタースピーカー(パワードモニタースピーカーま
たはアンプ/スピーカーシステム)を接続する場合は
端子(
z
)に接続します。
 子(
w
)からのマイク入力音を
ミックスしてモニタースピーカーに出力したい場合は
マイクミックススイッチ
s
)を「 
」側に設定します。

ヘッドホンは、端子(
p
ステレオ標準ジャッ
ク)に接続します。
入力チャンネルのプリフェーダー信号音、またはステレ
オ出力バスに送られる前の音をモニターすることができ
ます。

ヘッドホンを接続する前には
つまみ(
i
)で音量を最小にしてください。突然大き
な音が出て、聴力障害などの原因となることがありま
す。

ヘッドホンの音はモニターバスから出力されているの
で、つまみ(
8
)の位置に影響
されません。

ステレオアンプに接続する場合は
 子(
f
)または
 子(
c
に接続します。

i
メインとサブ、メインとモニター、あるいはフロ
ントとリアなどのように2組以上のアンプ/スピー
カーシステムを接続する場合は
 子(
f
)または
 子(
c
)、 
子(
x
)を使うと便利です。また、出力
は各端子とも独立しており、それぞれ専用の出力つま
みを装備していますので、本機で個別に出力レベルの
設定を行うことができます。
i
子(
z
)をレコーダーに接続する
ことにより、アンプ/スピーカーシステムへの出力信
号を録音することができます。


i
本機の電源のオン/オフは、本機に接続しているモニ
ターシステムのボリュームを絞った状態で行ってくだ
さい。
i
電源のオン/オフ時にヘッドホンを装着しないでくだ
さい。ノイズによっては、スピーカーや聴覚を損傷す
る恐れがあります。

1.
本機のフロントパネル上の設定を以下のようにしま
す。
i
EQつまみ w 中央
i
他のつまみ w 左いっぱい(側)
i
フェーダー w 一番下
i
スイッチ類 w オフ(押し込まない状態)
2.
本機に接続している音源の出力レベル、アンプの入
力レベルを最小にします。

1.
本機リアパネルのスイッチ(
a
)を使って
本機の電源をオンにします。
フロントパネルのインジケーター(
9
)が
点灯します。
2.
接続した入力音源機器の電源をオンにします。
3.
最後にアンプの電源をオンにします。

電源をオフにするときは、上記と反対の順序でオフにし
ます。
正しい順序で行わないと、クリックノイズなどで機器を
破損する恐れがあります。
86
TASCAM MZ-372

電源を入れたあと、各入力信号のレベルを調節します。


1.
チャンネル16つまみ
4
、および
つまみ(
r
)を全て中央に設定します。
2.
チャンネル1 6 スイッチ
5
)の スイッチを押して、インジケー
ター(
2
)を点灯させます。
3.
マイクをチャンネル1 6
力端子(
h
)に接続した場合は、
択スイッチ(
j
)を「」側に設定します。
4.
つまみ(
8
)を、低い音量に
調節します。
5.
マイクに声を吹き込んでみます。
チャンネル1 6のチャンネルレベルメーター(
t
が「 を中心に点灯するように、つまみ
4
を使って入力レベルを調節します。
6.
チャンネル1 6のつまみ
r
を使っ
て、イコライザーを調節します。
7.
接続している別のマイク入力チャンネルについて
も、上述の手順で操作します。


1.
チャンネル16つまみ
4
、および
つまみ(
r
)を全て中央に設定します。
2.
オーディオ機器を接続したチャンネル1 6
スイッチ(
5
)を押して、選択
したスイッチのインジケーター
インジケーター)を点灯させます。
3.
オーディオ機器をチャンネル1 6
入力端子
h
)に接続した場合は
選択スイッチ
j
)を「 側に設定します。
オーディオ機器をチャンネル1 6の
入力端子
v
)に接続した場合は
入力選択スイッチ
k
)を「側に設定します。
4.
つまみ(
8
)を、低い音量に
調節します。
5.
接続したオーディオ機器を再生します。
チャンネル1 6のチャンネルレベルメーター(
t
が「 を中心に点灯するように、つまみ
4
を使って入力レベルを調節します。
6.
チャンネル1 6のつまみ
r
を使っ
て、イコライザーを調節します。
7.
接続している別のライン入力チャンネルについて
も、上述の手順で調節します。


1.
 子(
w
)にマイクを接続し
スイッチ
2
)を押して
ンジケーター(
2
)を点灯させます。
2.
つまみ
1
を使って、
マイクからの入力レベルを調節します。
3.
 つまみ
e
)を使って、マ
イクからの音声を2バンド(HIGH LOW)イコラ
イザーを調節します。

以下の端子にステレオ出力バスからの出力信号が送られ
ます。
0
端子(
f
および 子(
c
0
端子(
x
0
端子(
z

子(
z
)の出力レベルの調節はで
きません。



出力レベルインジケーター(
7
)を確認しながら、チャ
ンネルフェーダー(
6
)とつまみ
8
)を使って出力レベルを調節します。通常、出力レベ
ルインジケーター
7
の0dBあたりが点灯していれば、
出力レベルの調節は最適の状態です。
  子(
f
または端子(
c
に接続した出力先のアンプの受けられるゲインが高い場
合にはスイッチ(
g
を「」側に
出力先のアンプの受けられるゲインが低い場合には
」側に設定します。

 つまみ
q
)を使って、出力レベ
ルを調節します。
スイッチ
0
)をオンインジケーター
点灯)にすると、全ての出力端子からモノラル信号が出
力されます。
子(
x
)からの出力のみをモノラル
信号にする場合は スイッチd)を
」側に設定します。
TASCAM MZ-372
87

スイッチ
3
)を押してトークオーバー機
能をオンにしマイクから声を発すると、チャンネル1
らチャンネル6までのレベルが自動的に減衰し
子(
w
)に接続したマイクからの音声を
聴きやすくすることができます。
トークオーバー機能をオフにするには
イッチ
3
を押してロックを解除します
インジケーター(
3
)が消灯)

チャンネルのスイッチ
y
)をオンにすると、チャ
ンネルフェーダー(
6
)を最小値に設定していても、ヘッ
ドホンでチャンネル1からチャンネル6までを個々にモニ
ターすることができます。
また、ステレオ出力バスに送られる前の信号をモニター
することも可能です。
1.
モニターしたいチャンネルのスイッチ
y
)を
押してインジケーターを点灯させ、
まみ(
u
)を「」側にします。
ステレオ出力バスに送られる前の信号をモニターす
るにはつまみ
u
を「」側
にします。
2.
ミキシング調整を終えたあと、モニター出力のレベ
ルをつまみ
i
で調節します。

i
スイッチ(o)をオン/オフで、ヘッド
ホンの出力モードを変更します。
i
スイッチ(o)がオン(インジケーター
点灯)のとき、ヘッドホンのLチャンネルからプリ
フェーダー信号音が、Rチャンネルからモニター信号
音が出力されます。
i
スイッチ(o)がオフ(インジケーター
消灯)のとき、ヘッドホンの両側からプリフェーダー
信号音およびモニター信号音がミックスされた信号が
出力されます。
i
スイッチyがオフのときにスイッ
チ(o)をオンにすると、ヘッドホンのRチャンネル
からモニター音が出力され、ヘッドホンのLチャンネ
ルは無音になります。

本機の動作がおかしいときは、修理を依頼する前にもう
一度、下記の点検を行ってください。
それでも改善しないときは、お買い上げの販売店または
ティアック修理センター(巻末に記載)にご連絡ください。

0
用ACアー(TASCAM PS-M1524)
の電源プラグおよびDCジャックがしっかりと差し込
まれていますか?


0
接続しているアンプの設定やボリュームを確認してく
ださい。
0
チャンネルフェーダー(
6
)が上がっていますか?
0
入力音源が正しく接続されていますか?

0
チャンネル1 6は、つまみ
4
)が適切に設
定されていますか?
0
チャンネル1 6にマイクを入力している場合に
選択スイッチ
j
を「」側に
していませんか?

0
チャンネル1 6のつまみ(
4
)が適切に設定
されていますか?
0
EQを上げ過ぎていませんか?
0
チャンネル1 6のチャンネルフェーダー
6
)や
つまみ(
8
)を上げ過ぎていま
せんか?

0
ル2-4の 入力端子
v
)に接続し
 入力選択スイッチ
k
)を「 
側にしていますか?
0
レコードプレーヤーのアース線が本機の|(GND)
端子(
b
)に接続されていますか?

0
外部機器の金属フレーム部分と本機の|(GND)端
子(
b
)をアース線で接続してみてください。


0
外部モニターシステムの設定を確認してください。
0
チャンネル1 6のつまみ(
4
)およびチャン
ネルフェーダー(
6
)が上がっていますか?
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TASCAM MZ-372



コネクター:
XLR-3-31(1:GND、2:HOT、3:COLD)
φ6.3mm(1/4 )TRS標 ク(Tip:
HOT、Ring:COLD、Sleeve:GND)
入力インピーダンス:33kΩ
規定入力レベル: −65dBu
つまみ「」時)
規定入力レベル: −30dBu
つまみ「」時)

コネクター: XLR-3-31
(1:GND、2:HOT、3:COLD)

最大入力レベル:−30dBu
最小入力レベル:−65dBu
入力インピーダンス:33kΩ

規定入力レベル:−1dBu
最大入力レベル:20dBu
入力インピーダンス:22kΩ

コネクター:RCAピンジャック
規定入力レベル:−10dBV
最大入力レベル:10dBV
入力インピーダンス:22kΩ
0
0dBu=0.775Vrms、0dBV=1V


コネクター:RCAピンジャック
規定出力レベル:−10dBV
最大出力レベル:6dBV
出力インピーダンス:200Ω

コネクター: XLR-3-32
(1:GND、2:HOT、3:COLD)
規定出力レベル:4dBu
最大出力レベル:24dBu
出力インピーダンス:200Ω

コネクター:RCAピンジャック
規定出力レベル:−16dBV
最大出力レベル:0dBV
出力インピーダンス:200Ω

コネクター:RCAピンジャック
規定出力レベル:−16dBV
最大出力レベル:0dBV
出力インピーダンス:200Ω

コネクター:φ6.3mm(1/4”)ステレオ標準ジャック
最大出力:50mW + 50mW(32Ω負荷)
0
0dBu=0.775Vrms、0dBV=1V


20Hz 20kHz
(INPUTS LINE to MAIN OUTPUTS)

0.03%以下(INPUTS LINE to MAIN OUTPUTS)

80dB(INPUTS LINE to MAIN OUTPUTS)

65dB以上(INPUTS LINE to MAIN OUTPUTS)


専用ACアダプター(TASCAM PS-M1524)
入力電圧:AC100 - 240V ~(50 - 60Hz)
出力電圧:DC15V
出力電流:2.4A

35W

482.0 x 132.0 x 93.2mm (幅×高さ×奥行き、突
起部を含む)

3.2kg
TASCAM MZ-372
89

462.0mm
482.0mm
76.0mm
120.7mm
18.3mm 63.2mm 11.7m
m
442.2mm
132.0mm
0
取扱説明書のイラストが一部製品と異なる場合があります。
0
製品の改善により、仕様および外観が予告なく変更することがあります。

90
TASCAM MZ-372
〒206-8530 東京都多摩市落合1-47

〒206-8530 東京都多摩市落合1-47
0570-000-809
0
携帯電話、またはナビダイヤルがご利用いただけない場合
 
受付時間は、10:00 12:00 13:00 17:00 です。(土祝日弊社指定休日を除く)

〒358-0026 埼玉県入間市小谷田858
0570-000-501
0
携帯電話、またはナビダイヤルがご利用いただけない場合
 
受付時間は、9:30 17:00です。(土・日・祝日・弊社指定休日を除く)
■ 住所や電話番号は、予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
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also have other rights which vary from state to state. This
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vigenti nel rispettivo Paese in cui esso è stato acquistato. Si
prega di rivolgersi al proprio commerciante, presso il quale
è stato acquistato l’apparecchio, nel caso in cui si voglia
richiedere una prestazione in garanzia.
Las condiciones de garantía de este aparato están sujetas a
las disposiciones legales sobre garantía del país en el que
ha sido adquirido. En caso de garantía, debe dirigirse al
establecimiento donde adquirió el aparato.


1.
取扱説明書、本体貼付ラベルなどの注意
書きにしたがった正常な使用状態で保証
期間内に故障が発生した場合には、ティ
アック修理センターが無料修理いたしま
す。
2.
本体の保証期間は、お買い上げの日から
1年です。
3.
保証期間内に故障して無料修理を受ける
場合は、本書をご提示の上、ティアック
修理センターまたはお買い上げの販売店
に修理をご依頼ください。商品を送付し
ていただく場合の送付方法については
事前にティアック修理センターにお問い
合わせください。
4.
ご転居、ご贈答品などでお買い上げの
販売店に修理をご依頼になれない場合
、ティアック修理センターにご連絡
ください。
5.
次の場合には、保証期間内でも有料修
理となります。
(1) ご使用上の誤りおよび不当な修理や
改造による故障および損傷
(2) お買い上げ後の輸送・移動・落下な
どによる故障および損傷
(3) 火災、地震、水害、落雷、その他の
天災地変、公害や異常電圧による故
障および損傷
(4) 接続している他の機器に起因する故
障および損傷
(5) 業務上の長時間使用など、特に苛酷
な条件下において使用された場合の
故障および損傷
(6)メンテナンス
(7)本書の提示がない場合
(8) 本書にお買い上げ年月日、お客様名、
販売店名(印)の記入のない場合、ある
いは字句を書き換えられた場合
6.
本書(日本語記載部)は日本国内にお
いてのみ有効です。
These warranty provisions in Japanese are
valid only in Japan.
7.
本書は再発行いたしませんので、紛失
しないよう大切に保管してください。
この保証書は、本書に明示した期間
条件のもとにおいて無料修理をお約束
するものです。この保証書によって保
証書を発行しているもの(保証責任
者)、およびそれ以外の事業者に対す
るお客様の法律上の権利を制限するも
のではありません。保証期間経過後
の修理などについてご不明の場合は
ティアック修理センターにお問い合わ
せください。
< In other countries/areas >
This warranty gives you specific legal rights, and you
may also have other rights that vary by country, state or
province.
If you have a warranty claim or request, please contact the
dealer where you bought the product.
该保证书赋予了顾客特定的合法权利,并且
因国家,州或省等地域的不同,顾客可能拥
有其他权利。如需申请或要求保修,请与购
买本产品的销售店进行联系。
If you require repair services for your
TASCAM
equipment, please contact the dealer where the product
was purchased from or the
TASCAM
Distributor in your
country. A list of
TASCAM
Distributors can be found on
our website at:
http://teac-global.com/
WARRANTY

Model / Modèle / Modell
Modello / Modelo / 型名
Serial No. / No de Série / Seriennummer
Numero di serie / Número de serie / 機番
Date of purchase / Date de l’achat / Datum des Kaufs
Data dell’acquisto / Fecha de compra / お買い上げ日
http://teac-global.com/
Owner’s name / Nom du possesseur / Name des Eigentümers
Nome del proprietario / Nombre del propietario / お名前
Address / Adresse / Adresse
Indirizzo / Dirección / ご住所
Dealer’s name / Nom du détaillant / Name des Händlers
Nome del commerciante / Nombre del establecimiento / 販売店
Dealer’s address / Adresse du détaillant / Adresse des Händlers
Indirizzo del commerciante / Dirección del establecimiento / 住所
MZ-372
Memo / 修理メモ
WARRANTY /

Printed in China
お客様にご記入いただいた保証書の控えは、保証期間内のサービス活動およびその後の安全点検活動のために
記載内容を利用させていただく場合がございますので、ご了承ください。
0418. MA-2471B
〒206-8530 東京都多摩市落合1-47

358-0026 埼玉県入間市小谷田 858
電話:0570-000-501 04-2901-1033
/