5 PRO MIXER DX626 取扱説明書
2.1
(1) MIC INPUT は マイク用 の バ ランス 型フォン ジ ャック で す。
(2) GAIN コントロールは各チャンネルの入力信号レベルの設定を
行います。
(3) 各入力チャンネルにはキル特性 (-32 dB - から 12 dB) を有する
3 バンド EQ (HIGH/MID/LOW) がそれぞれ一基ずつ装備されて
います。このキル特 性は、例えば音楽トラックからある特定の
周波数帯域を除去する際に役に立ちます。
◊ EQ
EQ
(4) MIC/LINE-PHONO スイッチはチャンネル 1 内 で の マイク信 号
および Line、Phono 号の選択に使用します。スイッチが LINE
もしくは PHONE 入力のどちらに設定されているかは、リア
パネル部にある PHONE/LINE スイッチ の 位 置 に よって 決 まり
ま す 。( (21) 参照)
(5) チャンネル 2 および 3 の PHONE/LINE スイッチ で は 入 力 感 度
の 設 定 が 出 来 ま す 。「 Phono」は レ コ ー ド プ レ ー ヤ ー と の 接 続 用
で す 。「 Line」はそれ以外の音源 (CD プレーヤーや MD プレーヤ
ーなど) の使用時に利用して下さい。
◊ LinePhono
Phono
CD
LinePhono100
(6) CHANNEL フェー ダーはチャンネル音 量の 設 定に使 用しま す。
(7) この PRO MIXER DX626 にはトークオーバー 機能が 装 備されてい
ます。この機能は、マイクを使用して話す際に TALK キーを押
すことで自動的に音楽の音量を下げ、マイクの声を聞きやすく
するためのものです (TALK-LED が点 灯します)。
(8) MASTER コントロールは MASTER 出力の出力音量を設定し
ま す 。( (27) 参照)
(9) BALANCE コントロールを使用すると、マスター出力用のステレ
オイメージを生 成することが出来ます。
(10) BOOTH コントロールは BOOTH 出力の出力音量を設定します。
((26) 参照)
(11) CUE コントロールはヘッドホンシグナルの音量を設定します。
(PFL シグナル)
◊ PFLMaster
(12) CH-1、CH-2、CH-3 の 各 キ ー はヘッド ホ ン 信 号 用 のシ グ ナルソー
スを設定します。チャンネルをひとつに設定しても 3 つ同時に
モニターすることが 可能 で す。
(13) MASTER/CUE フェーダーではヘッドホンに入る入力チャンネル
信号と MASTER 信 号 の 大きさを設 定 できます。
(14) ここでは PFL および MASTER 信号の音量コントロールを
10 桁の LED ディスプレイで読み取ることが出来ます。最下部
の LED チェーンは PFL 信号を表示し、上の二つのチェーンは
MASTER 信 号を 表 示します。
(15) PRO MIXER DX626 の BPM カウンターは 2 つのトラック間のスム
ーズな切替を行い、セッションを成功させるために威力を発揮
する機能です。このカウンターは選択されているトラックの様
々なテンポを BPM (Beats Per Minute: ビート / 分)単位で表示す
る こ と が で き ま す。左 側 の デ ィス プ レ イ で は チ ャン ネ ル 2 のテ
ンポが表示され、右側のディスプレイからはチャンネル 3 のテ
ンポ が 表 示 され ま す。
(16) CROSSFADER はチャンネル 2 と 3 のクロスフェードに使 用し
ます。
(17) これは市販されている 12 ボルトの BNC ランプ用コネクター
です。
(18) この POWER スイッチで DX626 を 起 動 させます。
(19)
図 2.2: ヘッドホンコネクター
(19) HEADPHONES コネクターは曲のモニターのためのヘッドホン
接 続 端 子( PFL 信号)です。ヘッドホンは最低インピーダンス
32Ohm のものを使用してください。