Casio CT-X700 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
JA
安全上のご注意 本機をお使いになる前に、必ず別紙の「安全上のご注意」をお読みください。
CT-X700
CTX700-JA-1A
取扱説明書(保証書別添)お読みになったあとも保証書とともに大切に保管してください。
MA1710-A Printed in China
C
151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2
欠品、破損、紛失等の場合は、ご購入された販売店にお問い合わせください。(ACアダプター AD-E95100Lは別売品で購入可能)
付属品のデザインと内容は、予告なく変更されることがあります。
付属品一覧
リーフ類
カシオ電子楽器保証書
安全上のご注意
アフターサービス窓口に
ついて
Appendix
その他
譜面立て 楽譜集(1冊) ACアダプター
AD-E95100L
別売品のご案内
本書の内容について
本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また個人としてご利用になるほかは、著作権法上、当社
に無断では使用できませんのでご注意ください。
本書および本機の使用により生じた損失、逸失利益または第三者からのいかなる請求についても当社では一切その責任を
負えませんので、あらかじめご了承ください。
本書の内容に関しては、将来予告なく変更することがあります。
本書のイラストは、実際の製品とは異なる場合があります。
本書に記載されている社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標および商標です。
カシオ電子楽器取扱店で購入可能。
店頭のカシオ電子キーボードカタログ
でより詳しい情報がご覧になれます。
http://casio.jp/emi/catalogue
商品名 品番
ヘッドホン CP-16
サステインペダル SP-3
SP-20
ACアダプター AD-E95100L
ソフトケース SC-550B
スタンド CS-4B
CS-7W
イス CB-7
CB-30
商品名 品番
CTX700-JA-1A.indd 1 2017/10/13 18:43:43
ラムェン
設定可能範囲
アフタ
タッ
ント
チェン
ピッンド
クル ー シブ
キー
ャン ル 別
ティ ノートオン
ノートオ
コモン
ソン ション
クト
ーン
その
備 考
リアル
イム
クロック
ンド
送 信 受 信 備 考
ベーシ
ャン
電源ON時
設定可能範囲
ノート
ナンバ音 域
ード
電源ON時
メッ
代 用
Version : 1.0
1 : オン、 2 : オン、 :
3 : フ、 4 : オオフ、 × : な
オールサ
ットオ ー ル ー ラ ー
ロー ン/オ
オールート
クティセンシ
ット
Model: CT-X700
1
1 ~ 16
1 ~ 16
1 ~ 16
12 ~ 120
✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽
0 ~ 127
0 ~ 127 *1
○ 0 ~ 127
✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽
○ 0 ~ 127
×
×
×
×
○○
○ 9nH v = 1 ~ 127
○ 8nH v = 0 ~ 127
○ 9nH v = 1 ~ 127
8nH v = 0 ~ 127, 9nH v = 0
ード3
×
✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽
ード3
×
✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽ ✽
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
0
1
5
6, 38
7
10
11
64
65
66
67
71
72
73
74
75
76
77
78
84
91
93
94
100, 101
クト
ュレ ョン
タメントタイム
デーーLSB, MSB
リュ
パン
エクスプレッション
ド1
タメントオンオフ
ソステヌート
ソフト
フィルー・レゾンス
リリイム
アタックタイム
フィルー・ット
ディケタイム
ビブートレート
ビブートデプ
ビブートィレ
タメントントロ
リバセンドレベル
ラスセンドレベ
ディレセンドレベル
RPN LSB, MSB
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
*2*4
*4
*4
*4
*3
*3
*3
*4
*4
*4
*4
*4
*4
*4
*2*4
*2
*2
*2*2
*1: 音色
*2: 送受信対応 RPN,クル ー シセージの詳細は
MIDI Implementation(http://casio.jp/support/emi/)参照
*3: の設定択一
*4: 一部の操作付随
×
×
×
×
×
*4
*4
×
×
保証書はよくお読みください
保証書は必ず「お買い上げ日販売店名」などの記入をお確か
めのうえ、販売店から受け取っていただき、内容をよくお読み
の後、大切に保管してください。
保証期間は保証書に記載されています
修理を依頼されるときは
まず、もう一度、取扱説明書に従って正しく操作していただ
き、直らないときには次の処置をしてください
保証期間中は
保証書の規定に従って取扱説明書等に記載の「修理お申込み先」
またはお買い上げの販売店に修理をご依頼ください。
保証書に「持込修理」と記載されているものは、製品に保証
書を添えてご持参またはご送付ください。
保証書に「出張修理」と記載されているものは、取扱説明書
等に記載の「修理に関するお問合せ先」またはお買い上げの
販売店までご連絡ください。
保証期間が過ぎているとき
取扱説明書等に記載の「修理に関するお問合せ先」またはお買
い上げの販売店までご連絡ください。修理すれば使用できる
製品については、ご希望により有料で修理いたします。
あらかじめご了承いただきたいこと
「修理のとき一部代替部品を使わせていただくこと」「修
理が困難な場合には、修理せず同等品と交換させていただ
くこと」があります。
また、特別注文された製品の修理では、ケースなどをカシオ
純正部品と交換させていただくことがあります。
修理のとき、交換した部品を再生、再利用する場合がありま
す。修理受付時に特段のお申し出がない限り交換した部品
は弊社にて引き取らせていただきます。
録音機能などのデータ記憶機能付きのモデルでは、修理の
とき、故障原因の解析のため、データを確認させていただく
ことがあります。
日本国内向けの製品は海外での修理受付ができません。
理品は日本まで移動の上、日本国内の「修理お申込み先」
ご依頼ください。
アフターサービスなどについておわかりにならないときは
取扱説明書等に記載の「修理に関するお問合せ先」またはお買
い上げの販売店にお問い合わせください。
別紙「安全上のご注意」と併せてお読みください。
設置上のご注意
本機を次のような場所に設置しないでください。
直射日光のあたる場所、温度の高い場所。
極端に温度の低い場所。
ラジオや、テレビ、ビデオ、チューナーに近い場所(これらを
近くに置いた場合、本機には特に障害はありませんが、近く
に置いたラジオやテレビの側に雑音や映像の乱れが起こる
ことがあります)
本機のお手入れについて
お手入れにベンジン、アルコール、シンナーなどの化学薬品
は使わないでください。
�盤などのお手入れは柔らかな布を薄い中性洗剤液に浸
し、固く絞ってお拭きください。
付属品別売品
付属品や別売品は、本機指定のものをご使用ください。指定以
外のものを使用すると、火災感電けがの原因となることが
あります。
ウエルドライン
外観にスジのように見える箇所がありますが、これは、樹脂成
形上の“ウエルドライン”と呼ばれるものであり、ヒビやキズで
はありません。ご使用にはまったく支障ありません。
音のエチケット
楽しい音楽も時と場合によっては気になるものです。特に静
かな夜間には小さな音でも通りやすいものです。周囲に迷惑
のかからない音量でお楽しみください。窓を閉めたり、ヘッド
ホンを使用するのもひとつの方法です。お互いに心を配り、
い生活環境を守りましょう。
保証アフターサービスについて ご使用上の注意
JIS C 61000-3-2適合品
本装置は、高調波電流規格「JIS C 61000-3-2」に適合しています。
Manufacturer:
CASIO COMPUTER CO., LTD.
6-2, Hon-machi 1-chome, Shibuya-ku, Tokyo 151-8543, Japan
Responsible within the European Union:
Casio Europe GmbH
Casio-Platz 1, 22848 Norderstedt, Germany
www.casio-europe.com
CEマーキングは、ヨーロッパ地域の基準適合マークです。
CTX700-JA-1A.indd 2 2017/10/26 13:21:31
1
全体ガイド 2
数字ボタンct[-]/[+]ボタンdkの使いかた . . . 4
[5](戻る)ボタンの長押しについて . . . . . . . . . . . . . . . 4
カテゴリーについて . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
工場出荷時の状態に戻すに . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
演奏の準備 5
譜面立ての準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
電源の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 5
演奏してみよう 6
電源を入れて演奏してみよ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
ヘッドホンを使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
�盤を押す強弱で音量を変える(タッチレスポンス) . . 7
液晶画面のコントラストを調整する . . . . . . . . . . . . . . 7
メトロノームを使ってみよ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
テンポ(速さ)を変えるには . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
音を変えて弾いてみよう 9
いろいろな楽器の音色で弾いてみよう. . . . . . . . . . . . . 9
2 つ以上の音色を同時に鳴らす
(レイヤー、スプリット) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
音の響きを変えるには(リバーブ). . . . . . . . . . . . . . .11
音に厚みをつけてみよう(コーラス) . . . . . . . . . . . . .11
音を補正してみよう(イコライザー) . . . . . . . . . . . . . 11
ペダルを使ってみよう. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12
音の高さを変えて弾いてみよう(トランスポーズ、
チューニング、オクターブシフト). . . . . . . . . . . . . .12
ソング(内蔵曲)を鳴らそう 13
デモを聴いてみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .13
ソングを 1 曲ずつ聴いてみよう . . . . . . . . . . . . . . . .14
ソングを増やす(ユーザーソング). . . . . . . . . . . . . . .15
ソング(内蔵曲)で曲をマスターしよう 16
練習するソング、パートを選ぶ. . . . . . . . . . . . . . . . . .16
らくらくモード . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16
レッスン 1 3 をはじめよう . . . . . . . . . . . . . . . . . .16
ガイド無しで演奏してみよ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
曲を分けて練習してみよう(レッスンフレーズ). . . . .18
レッスン中のさまざまな設 . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
自動伴奏をバックに演奏しよう 20
リズムパートだけを鳴らそ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 20
すべてのパートを鳴らしてみよう . . . . . . . . . . . . . . .20
自動伴奏を使いこなそう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .22
お勧めの音色やテンポにする
(ワンタッチプリセット) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .24
リズムを増やす(ユーザーリズム). . . . . . . . . . . . . . .24
ミュージックプリセット 24
メロディーの音にハーモニーをつけてみよう
(オートハーモナイズ) 25
アルペジオのフレーズを自動的に鳴らす
(アルペジエーター) 26
コード(和音)の音を調べる(コードブック) 27
設定を登録しよう(レジストレーション) 28
登録する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
登録したデータを呼び出 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
特定の設定項目を変更できないようにする
(フリーズ機能). . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 29
演奏を録音してみよう(レコーダー) 30
演奏を録音再生する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
演奏を重ねて録音する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 30
トラックを消音する. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
録音の待ち状態で、録音先を変える . . . . . . . . . . . . . 31
レッスン演奏を録音する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
曲を消去する . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 32
特定のトラックを消去す . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 33
録音したデータを外部機器に保存する . . . . . . . . . . . 33
機能ボタンcsで機能設定する 34
�盤の音律(スケール)を変えてみる. . . . . . . . . . . . . 36
液晶画面の�盤表示. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 36
本機に記録されているデータをまとめて消去する . . 37
他の外部機器と接続する 37
パソコンとつなぐ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
各種 MIDI 設定 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 38
本機のデータをパソコンに保存する /
本機のソングや自動伴奏を増やす . . . . . . . . . . . . . 39
オーディオ機器とつなぐ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 39
資料 40
困ったときは . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 40
エラー表示一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 41
製品仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 42
ソングリスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 44
ドラム音色リスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 45
指定できるコード種一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 50
コード例一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 51
MIDI インプリメンテーションチャート
目次
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2
全体ガイド
1
bk bl cqbm bn bp bq brbo
dl dm dn do dp dldq
dsdr
2 3
bs bt ck cl cm cn co cp cr cs
4 5 6 7 98
ct
dk
製品本体、および以降のボタンの名称と一緒に記載されている、$というマークは、
次の意味です。
$: そのボタンをしばらく押したままにしたときに、有効になる機能です。
CTX700-JA-1A.indd 4 2017/10/13 18:43:44
全体ガイド
3
マークの数字は参照ページです
背面部
1P(電源)ボタン 6
2音量つまみ 6
3イントロリピートボタン 15, 22
4ノーマル フィルインA-Bボタン 22
5バリエーション フィルインs早戻しボタン
14, 22
6エンディング/シンクロスタート
d早送りボタン 14, 23
7シンクロストップk一時停止ボタン 14, 23
8スタート/ストップ演奏/停止ボタン 8, 20
9[ACCOMP]伴奏パートセレクト
$ミュージックプリセットボタン 16, 20, 24
bk ピアノ/オルガン$タッチレスポンスボタン
7, 9
bl トーンボタン 9
bm リズムボタン 20
bn ソングバンクボタン 14
bo カテゴリーボタン 5
bp 録音/停止ボタン 30
bq コードモード$コードブックボタン 27
br オートハーモナイズ/アルペジエーター
$タイプボタン 25, 26
bs らくらくモードバンクボタン 16, 28
bt エリア1ステップアップレッスン1ボタン
16, 28
ck エリア2ステップアップレッスン2ボタン
17, 28
cl エリア3ステップアップレッスン3ボタン
17, 28
cm エリア4レッスンフレーズボタン 18, 28
cn ストア
ボタン
29
co スプリット$ポイントボタン 10, 11
cp レイヤー$オクターブボタン 10, 13
cq メトロノーム$拍子ボタン 8
cr テンポ/タップボタン 8
cs 機能ボタン 34
ct 数字ボタン 4
dk ボタン 4
dl スピーカー
dm ソングバンクリスト
dn リズムリスト
do トーンリスト
dp 液晶画面
dq 小物台
少し傾斜していますので、置いた物がすべり落ちないよ
うに注意してください。
コップなど液体の入ったものは置かないでください。
dr コードルート音名 20
ds 打楽器イラスト 9
dt
ek el em en
dt USB端子 38 ek PEDAL
ペダル
端子 12
el AUDIO IN
オーディオ入力
端子 39
em 電源端子(DC 9.5V5
en PHONES/OUTPUT
ヘッドホン / アウトプット
端子 7, 39
CTX700-JA-1A.indd 5 2017/10/20 12:21:00
全体ガイド
4
液晶表示部
数字ボタンを押すと、選びたい番号や数値を入力できます。
1.
数字ボタンを押して、表示されている数値と同じ
桁数を入力します。
:音色番号001を選ぶ場合は“0”3“0”3“1”と入力
する。
数値の入力中に、cs機能を押すと入力中の値が選ばれ
ます。
音色番号010を選ぶ場合は、“1”3“0”3cs機能
入力をキャンセルする場合は、数字ボタンの[5](戻る)
を長押しします。
液晶画面のNUMインジケーターが消灯している場合は、
字ボタンの[0]を押してNUMインジケーターを点灯させて
から、数値を入力します。
[-]を押すと表示中の番号や数値が1減り、[+]を押すと1増
えます。ボタンを押したままにすると、連続的に増減します。
また、両方のボタンを同時に押すと初期値、またはお勧めの数
値になります。
負の値を設定できる項目の場合、入力中で数値が点滅してい
る間に[-]を押すと、数値の先頭に「-」が追加され、負の値に
なります。数値が点滅している間[+]を押すと、再び正の値
になります。
液晶画面のNUMインジケーターが消灯している場合、操作内
容によっては、[2]o[3]p[5](戻る)
[6](エンター)ボタンが有効になります。
機能ボタンcsで各機能を設定したあと、設定を終了させる
には、[5](戻るを長押しします。詳しくは34ページ「機能ボ
タンcsで機能設定する」を参照してください。

  
トーン/リズム/ソングバンク/
ミュージックプリセットインジケーター
各種インジケーター
番号設定値/名称表示
I N F V E(自動伴奏の種類)インジケーター
/
ACCOMP(自動伴奏)インジケータ
コード名表示
テンポ小節表示
拍表示
パート運指表示
�盤表示
 レジストレーションバンクインジケーター/
トラックインジケーター
Iイントロ、Nノーマル、Fフィルイン、
Vバリエーション、Eエンディング
数字ボタンct[-]/[+]ボタン
dkの使いかた
数字ボタン
Sta
g
ePno
番号や数値
NUMインジケーター
Sta
g
ePno
[-][+]ボタン
[2]o[3]p[5](戻る)
[6](エンター)ボタン
[5](戻る)タンの長押しについて
CTX700-JA-1A.indd 6 2017/10/26 13:21:32
5
以下のモードのとき、現在選ばれているタイプのカテゴリー
(グループ)を表示したり、カテゴリーを変更することができ
ます。
トーン
リズム
ソング
ミュージックプリセット
1.
boカテゴリーを押します。
boカテゴリーを押すたびに、次のカテゴリーの先頭の番
号が選ばれます。
dk[-]または[+]を押して、前/次のカテゴリーを選
ぶこともできます。
カテゴリーを表示している間しばらく何も操作しな
いと、元の画面に戻ります。
2.
cs機能を押して、元の画面に戻ります。
各モードのカテゴリーは、各リストのカテゴリー欄をご覧
ください。
boカテゴリーを押しながらdk[-]または[+]を押すと、
テゴリーの先頭の番号を直接選べます。
本機のデータや設定などシステムの内容をすべて初期化し
て、工場から出荷したときの状態に戻すことができます。
34ページ「機能ボタンcsで機能設定するの機能番号68を
ご参照ください。
本機は電源としてACアダプターか乾電池をご使用できます
が、基本的にはACアダプターをご使用されることをお勧めし
ます。
本機指定のACアダプター(JEITA規格極性統一形プラグ付
き)を使用してください。他のACアダプターを使用すると故
障の原因になることがあります。
ACアダプターの型式AD-E95100L
(JEITA Standard plug)
᥾ᛵ
ACアダプターを差したり抜いたりする前に、必ず本機の電
源を切ってください。
長時間ご使用になりますとACアダプターが若干熱をもち
ますが、故障ではありません。
断線防止のため、コードになるべく負荷がかからないよう
ご注意ください。
本機の電源端子(DC 9.5V)に、属片や鉛筆などを入れな
いようにご注意ください。これらが端子に入ると、事故の原
因になります。
カテゴリーについて
カテゴリーを確認する
工場出荷時の状態に戻すには
P i ano
カテゴリー番号 カテゴリー名
演奏の準備
譜面立ての準備
電源の準備
ACアダプターを使う場合
折り曲げない 引っ張らない 巻きつけない
譜面立て
ACアダプター 電源端子DC 9.5V
家庭用コンセント
CTX700-JA-1A.indd 7 2017/10/13 18:43:44
6
᥾ᛵ
乾電池を入れる前に、必ず本機の電源を切ってください。
乾電池は市販の乾電池をご使用ください(オキシライド乾
電池などのニッケル系一次電池は使用しないでください)
1.
本機の裏側にある電池ブタをはずします。
2.
市販の単3形乾電池、6本を電池ケースに入れます。
イラストに合わせて+-の向きを間違えないように入れ
てください。
3.
電池ケースの穴にツメを差し込み、電池ケースの
フタを閉じます。
乾電池交換時期のお知らせ表示
乾電池が消耗してくると以下の表示が点滅しますので、新し
い乾電池と交換してください
1.
1P(電源)を押します。
電源が入ります。
電源を切るには、もう一度1P(電源)を長押ししま
す。
2.
�盤を弾いてみましょう。また2音量で音量の調
整をしましょう。
᥾ᛵ
1P(電源)を軽く押すと、液晶画面が一瞬点灯し、電源が
入らない場合がありますが故障ではありません。その場合
1P(電源)をしっかりと押し直してください。
本機の電源を切ると、音色やリズム番号などの各種設定が
初期化されます。
液晶画面に“Wait...”または“Bye”が表示されているとき
は、本機の操作を一切行わないでお待ちください。これらの
メッセージが表示されている間は本機内部でデータの保
存処理を行っています。このとき本機の電源が落ちると、
機に記録しているデータが破損消失する恐れがあります。
1P(電源)ボタンで電源を切ったあとも、本機は微電流が
流れているスタンバイ状態になっています。本機を長時間
使用しないとき、あるいは落雷のおそれがあるときは、必ず
ACアダプターをコンセントから外してください。
本機を使用中に30分間何も操作しないと、自動的に電源が切
れます。
オートパワーオフ機能をキャンセルして使う
コンサートなどで演奏の合間に電源が切れないよう、オート
パワーオフ機能をキャンセルして使用できます。
34ページ「機能ボタンcsで機能設定する」の機能番号65を
ご参照ください。
乾電池を使う場合
ツメ
乾電池交換サイン(点滅します)
演奏してみよう
電源を入れて演奏してみよう
オートパワーオフ機能
CTX700-JA-1A.indd 8 2017/10/13 18:43:44
7
演奏してみよう
ヘッドホンを使用すると内蔵スピーカーから音が出なくな
り、夜間でも周囲に気兼ねなく演奏が楽しめます。
本機の音量を絞ってから、ヘッドホンを接続してください。
ヘッドホンは本製品に付属されておりません。
別売または市販のヘッドホンがご使用になれます。
᥾ᛵ
大きな音量で長時間ヘッドホンを使用しないでください。
聴覚障害になる恐れがあります。
ヘッドホンのコードを本機から抜くときは、変換プラグだ
けを本機に残さないようにご注意ください。
タッチレスポンス機能とは、�盤を押す強さ(速さ)で音量を
変化させる機能です。タッチレスポンス機能を使うと本物の
ピアノのように�盤を押す強(速さ)で音量が変化し、演奏
の表現が豊かになります。
1.
bkピアノ/オルガンを押し続けると、タッチレスポ
ンスの設定値が以下の表のように変更されます。
その設定値で良ければ、ct(数字ボタン)[5](戻る
を押して設定を終了します。
現在の設定がノーマルの場合
bkピアノ/オルガンを長押しすると、オフになりま
す。その状態でもう一度bkアノ/オルガンを長押し
すると、ノーマルに戻ります。
2.
ct数字ボタン、dk[-]または[+]を押して、タッ
チレスポンスの感度を変更します(4ページ)
1.
cs機能を押して、ct(数字ボタン)[2]o
たは[3]pを使って液晶画面に“Other”と表示
させます。
2.
ct(数字ボタン)[6](エンター)を押します。
3.
ct(数字ボタン)[2]oまたは[3]p
使って液晶画面に“Contrast”と表示させます。
4.
ct数字ボタン、dk[-]または[+]を押して、コン
トラストを調整します(4ページ)
コントラストの設定範囲は01 ~ 17です。
ヘッドホンを使う
盤を押す強弱で音量を変え
(タッチレスポンス)
enPHONES/OUTPUT端子
タッチレスポンスの感度を変える
設定値 設定の種類
(表示) 内容
bkピアノ/オル
ガン長押し後の
設定値
1 オフ(Off) タッチレスポンス
を解除します。
�盤を押す速度が
変化しても音量は
一定のままです。
オフになる直前
に選択していた
設定値
(Light、
Normal、Heavy
のいずれか)
2 ライト
(Light)
弱めに弾いても大
きな音が出ます。
オフ
3 ノーマル
(Normal)
標準的な設定です。 オフ
4 ヘビー
(Heavy)
強めに弾いて、標準
の音が出ます。
オフ
液晶画面のコントラストを調整する
Other
C o n t r a s t
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演奏してみよう
8
メトロノームを使うと一定の間隔で音を刻みますので、演奏
や練習のときにテンポを正しく保つことができます。自分に
あったテンポで練習しましょう。
1.
cqメトロノームを押します。
メトロノームがスタートします。
2.
もう1回cqメトロノームを押すと、メトロノーム
が止まります。
曲の拍子に合わせて1拍目に「チーン」と鳴らし、それ以外の拍
では「カチ」と鳴らすことができます。
拍子は、0~9拍子から選べます。
1.
cqメトロノームをしばらく押し続けます。
液晶表示が拍子を変更する表示になります。
2.
ct数字ボタン、dk[-]または[+]を押して、拍子
の数を入力します。
0拍子(Bell Off)を選ぶと「チーン」と鳴りません。拍子
を気にすることなく練習したいときに使います。
機能ボタンで設定することもできます。34ページ「機能ボ
タンcsで機能設定する」の機能番号11をご参照くださ
い。
34ページ「機能ボタンcsで機能設定するの機能番号12を
ご参照ください。
テンポ値(1分間あたりの拍数)で調節する方法と、好みのテン
ポにあわせてボタンを連打する方法(タップ入力)の2種類が
あります。
方法1テンポ値でテンポを調節する
1.
crテンポ/タップを押して、液晶画面に“Tempo”
が表示されます。
2.
ct数字ボタン、dk[-]または[+]を押して、テン
ポ値を調節します。
ボタンを押し続けると、連続して素早く切り替えるこ
とができます。
テンポ値は20~255の間で設定できます。
crテンポ/タップを長押しすると、現在選ばれている
ソングやリズム、ミュージックプリセットにおすすめ
のテンポに設定されます。
3.
cs機能を押して、元の画面に戻ります。
方法2ボタンを連打してテンポを決める
(タップ入力)
1.
鳴らしたいテンポにあわせてcrテンポ/タップ
2回以上押します。
ボタンを押した間隔に応じたテンポになります。
まずこの方法でだいたい好みのテンポにしておいて
から、前述の「方法1」で微調整をするなど、2種類の方
法を組み合わせて使うと便利です。
オンにすると、crテンポ/タップボタンをタップしたテンポ
に合わせリズムをスタートさせることができます。
34ページ「機能ボタンcsで機能設定する」の機能番号58を
ご参照ください。
メトロノームを使ってみよう
スタート/ストップ
拍子を変える
メトロノームの音量を変えるに
音にあわせて移動します
B e a t
テンポ(速さ)を変えるには
タップリズムスタート
2回以上押します
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9
本機はバイオリン、フルート、オーケストラの楽器など、さま
ざまな楽器の音色で演奏ができます。同じ曲でも楽器の種類
を替えて弾けば、さらに多彩な演奏が楽しめます。
1.
blトーンを押します。
2.
ct数字ボタン、dk[-]または[+]を押して、好き
な音色を選びます。
数字ボタンで入力するときは3桁で入力してくださ
い。
001なら、“0”3“0”3“1”と入力します。
各カテゴリーの先頭の音色へジャンプしたい場合は、
液晶画面に音色名が表示されているときに、boカテゴ
リーを押しながらdk[-]または[+]を押します。
音色の一覧は別紙「Appendix」をご覧ください。
本機には特殊なエフェクトがかかった音色(DSPトーン)
あります。DSPトーンを選んだ場合、液晶表示のDSP TONE
インジケーターが点灯します。
ドラムセットの音色が選ばれていると、�盤ごとにさまざ
まな打楽器が鳴ります。
3.
�盤を弾いてみましょう。
選んだ楽器の音色が出ます。
bkピアノ/オルガンを押すと、本機をピアノやオルガンの音
色で弾くのに適した状態にすることができます。bkピアノ/
オルガンを押すごとに、ピアノ(音色番号001)とオルガン(音
色番号079)が交互に切り替わります。
音色以外の設定も切り替わります。
リズム番号ピアノの場合“176”(Pno8Beat)
オルガンの場合“098”(S.Gospel)
2つの音色を重ねて鳴らした(レイヤー)�盤を左右に分け
てそれぞれ異なる音色で演奏したり(スプリット)することが
できます。レイヤーとスプリットを組み合わせて、3つの音色
を同時に使うこともできます
単一で鳴らすときに使うパートをUPPER 1パート、2音色を
重ねて鳴らすときの2つ目のパートをUPPER 2パート、�盤
を左右に分けて鳴らすときの低音部に使うパートをLOWER
パートと呼びます。
�盤全体で1つの音色を鳴らす9ページ)
UPPER 1パートだけを使います(レイヤー オフ、スプリット
オフ
�盤全体で2つの音色を重ねて鳴らす(10ページ)
UPPER 1パートとUPPER 2パートを同時に使います
(レイヤー オン、スプリット オフ)
�盤を左右に分けて、それぞれの�域で異なる1音色を鳴ら
(10ページ)
UPPER 1パートとLOWERパートを同時に使います
(レイヤー オフ、スプリット オン)
�盤を左右に分けて、右側の�域では2つの音色を重ねて鳴
らし、左側の�域では1音色を鳴らす(10ページ
UPPER 1、UPPER 2、LOWERの3パートを同時に使います
(レイヤー オン、スプリット オン)
音を変えて弾いてみよう
いろいろな楽器の音色
弾いてみよう
演奏する楽器を決める
ピアノやオルガンの音色で弾く
Sta
g
ePno
音色番号 音色名
2つ以上の音色を同時に鳴らす
(レイヤー、スプリット)
UPPER 1
UPPER 1
UPPER 2
LOWER UPPER 1
LOWER UPPER 1
UPPER 2
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音を変えて弾いてみよう
10
音色を変更する対象のパートは、レイヤーをオンにすると
UPPER2パートになり、スプリットをオンにすると
LOWERになります。
音色を変更する対象パートを変えるには、一度blトーン
押して離してから、さらにblトーンを長押しして、液晶画
面のパートインジケーターの横にあるを移動させま
す。希望の対象パートにインジケーターが移動するまで、
blトーンを長押しする操作を繰り返します。
DSPトーンを複数のパートに設定した場合、UPPER2や
LOWERパートに設定した音色のエフェクトが取れて音質
が変わります。
液晶画面のU2(レイヤー)L(スプリットのインジケー
ターが消灯していることを確認します。点灯している場合
は、それぞれをcpレイヤーcoスプリットを押して、インジ
ケーターを消灯させます。
1.
2つの音色うち一方の音色を選びます。
blトーンを押してから、ct数字ボタン、dk[-]または
[+]で音色を選びます。
音色024 “ELEC.PIANO 1”を選ぶ。
2.
cpレイヤーを押します。
3.
ct数字ボタン、dk[-]または[+]で、もう一方の
音色を選びます。
音色187 “STRINGS”を選ぶ。
4.
�盤を弾いてみましょう。
選んだ2つの音色が重なって音が出ます。
もう一度cpレイヤーを押すと、レイヤーがオフになり
ます。
1.
右側の�盤の音色を選びます(9ページ)
blトーンを押してから、ct数字ボタン、dk[-]または
[+]で音色を選びます。
音色255 “FLUTE”を選ぶ
2.
coスプリットを押します。
3.
ct数字ボタン、dk[-]または[+]で、左側の�盤
の音色を選びます。
音色044 “VIBRAPHONE 1”を選ぶ。
4.
�盤を弾いてみましょう。
左右の�盤で選んだそれぞれの音が出ます。
もう一度coスプリット押すと、スプリットがオフに
なります。
レイヤーをオンにしているときにスプリットをオンに設定
すると、右側の�盤だけがレイヤーの状態で演奏できるよ
うになります。
2つの音色を重ねてみよう(レイヤー)
E . P i a n o 1
点灯します
S t r i n
g
s
盤の高音域と低音域で音色を変えてみよう
(スプリット)
F l u t e
点灯します
V i b e s 1
VIBRAPHONE 1 FLUTE
F3
分け目(スプリットポイント)
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11
音を変えて弾いてみよう
1.
coスプリットを手順2.の操作が終わるまで押し続
けます。
現在スプリットポイントに設定されている�盤名が液晶
画面に表示されます。
2.
音色の分け目の�盤を押します。
押した�盤が右側�盤の一番低い音の出る�盤になりま
す。
中央のド(C4�を指定した場合
1.
cs機能を押して、ct(数字ボタン)[2]o
たは[3]pを使って液晶画面に“Reverb”と表
示させます(4ページ)
2.
dk[-]または[+]を押して、リバーブのタイプを
選びます。リバーブのタイプは下記の表のとおり
です。
コーラスとは音に厚みや広がりを加える機能のことです。
1.
cs機能を押して、ct(数字ボタン)[2]o
たは[3]pを使って液晶画面に“Chorus”と表
示させます(4ページ)
2.
dk[-]または[+]を押して、コーラスのタイプを
選びます。
コーラスのタイプは1~11を選びます。
設定番号1の“Tone”を選んだ場合、各音色に設定され
たコーラスが選ばれます。
コーラス効果は音色によって差があります。
本機の音質を調整できます。34ページ「機能ボタンcsで機
能設定する」の機能番号21をご参照ください。
音色の分け目を変える(スプリットポイント)
音の響きを変えるには(リバーブ)
設定値 設定の種類
1 Off
2~6 Room1~5
7~8 Large Room1~2
9~13 Hall1~5
14~15 Stadium1~2
16~17 Plate1~2
18~19 Delay1~2
20 Church
21 Cathedral
C4
盤名が表示されます
R e v e r b
音に厚みをつけてみよう(コーラス)
設定値 設定の種類
1 Tone
2~7 Chorus1~6
8~11 Flanger1~4
音を補正してみよう(イコライザー)
設定値 表示 内容
1 Standard 通常の設定
2 Bass + 低音を強調します。
3 Treble + 高音を強調します。
4 Loudness 全体の音を強くします。
5 Mellow 柔らかい印象の音にします。
6 Bright 明るい印象の音にします。
7 Rock ロックに最適な音にします。
8 Dance ダンスに最適な音にします。
9 Jazz ジャズに最適な音にします。
10 Classic クラシックに最適な音にします。
C h o r u s
“Tone”のときは消灯します
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音を変えて弾いてみよう
12
ペダルで演奏にさまざまな変化がつけられます。
ペダルは本製品に付属されておりません。お買い求めの販
売店で別途ご購入ください。
ペダル(別売品)を接続してください
1.
cs機能を押して、ct(数字ボタン)[2]o
たは[3]pを使って液晶画面に“Other”と表示
させます。
2.
ct(数字ボタン)[6](エンター)を押します。
3.
ct(数字ボタン)dk[-]または[+]を押して、
ダル効果の種類を選びます(4ページ)
ペダル効果の種類は下記の表のとおりです。
トランスポーズ機能とは、音の高さを半音単位で全体的に上
げたり下げたりする機能です同じ�盤を弾いても、実際に出
る音の調(キー)を歌う人の声の高さに合わせて移調して演奏
することができます。
トランスポーズの設定範囲は上下1オクターブ(-12から
+12半音まで)です。
1.
cs機能を押します。
2.
dk[-]または[+]を押して、移調するキーを決め
ます。
チューニング機能とは、音の高さを全体的に少しだけずらす
機能です。
チューニング機能では、A4の音の周波数を設定します。周波
数の設定範囲は415.5~465.9Hz(初期値440.0Hz)です。
0.1Hz単位で変更することができます。
1.
cs機能を押して、ct(数字ボタン)[2]o
たは[3]pを使って液晶画面に“Tune”と表示
させます。
2.
ct(数字ボタン)dk[-]または[+]を押して、
チューニングを調節します(4ページ)
数字ボタンでは、整数部の値だけを入力できます。
数点第一位を変更する場合は[-]または[+]ボタン
を押します。
ペダルを使ってみよう
ペダルの接続
ペダルの効果を選ぶ
設定値 設定の種類
(表示) 内容
1 サステイ
(Sustain)
ペダルを踏んでいる間は弾いた
の余韻が長くなります。オルガン
のような音色にすると、ペダルを
踏んでいる間ずっと音が鳴り続
ます。
2 ソステヌート
(Sostenut)
�盤を押してからその�盤を離
前にペダルを踏むと、その音にだ
けサステインと同じ効果がかか
ます。
3 ソフト (Soft) ペダルを踏んでいる間に弾いた音
を若干小さくします。
4 リズム/ソング
(Rhy/Song)
自動伴奏やソングの開始止を
行います。
ekPEDAL端子
Other
Peda l
音の高さを変えて弾いてみよう
(トランスポーズ、チューニング、
オクターブシフト)
半音単位で変える(トランスポーズ)
音の高さを微調整する(チューニング)
T r a n s .
T u n e
4 4 0 . 0 H z
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13
それぞれのトーンパート(9ページ)について�盤の音の高さ
をオクターブ単位で上げたり下げたりできる機能です。
設定範囲は上下3オクターブです。
1.
下記の液晶画面になるまで、cpレイヤーを押し続
けます。
2.
ct(数字ボタン)[2]oまたは[3p
使って、音の高さを変更したいトーンパートを選
びます。
3.
dk[-]または[+]を押して、オクターブ単位で高
さを調整します。
選択した音色によっては、オクターブシフトが自動的に変
更される場合があります。詳細は、別紙「Appendix」音色
リストのキーオクターブシフト欄をご覧ください。
ソング(SONG)とはふつう「歌」のことを意味しますが、本機
では曲データのことを指します。ソングを鳴らして聴いてみ
ましょう。また、曲を聴くだけでなく曲に合わせて練習するこ
ともできます。
本機にはソングを自動演奏させて鑑賞する機能だけでな
く、自分で弾くための練習をサポートするレッスンシステ
(16ページ)もあります。
パソコンでソングを増やす(39ページ)こともできます。
1.
blトーンbmリズムを同時に押します。
1曲目のデモ曲が終了すると、2曲目以降はソングバンク
曲が連続再生されます。
デモ演奏中は、dk[-]または[+]で曲を変更できま
す。
曲目は44ページをご参照ください。
2.
デモを終了するには8演奏/停止を押します。
8演奏/停止を押すまでデモの全曲目を繰り返します。
オートパワーオフ機能(6ページ)を有効にしている場合、
も操作しないと、電源が30分で切れます。オートパワーオ
フ機能をキャンセルするには、6ページの 「オートパワーオ
フ機能をキャンセルして使うをご参照ください。
オクターブ単位で変える(オクターブシフト)
U1 Oc t .
U2 Oc t .
ソング(内蔵曲)を鳴らそう
デモを聴いてみよう
E i n e K l n e
ソング番号 曲名
点滅します
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ソング(内蔵曲)を鳴らそう
14
本機に内蔵されているソングの中からお好きな曲を選んで聴
くことや、外部機器から自分で増やした曲も聴くことができ
ます。また、ソングに合わせて弾くこともできます。
1.
bnソングバンクを押します。
2.
ct数字ボタン、dk[-]または[+]を押して、好き
なソング番号を選びます。
ソングの一覧は44ページをご参照ください。
数字ボタンで入力するときは3桁で入力してくださ
い。
001なら、“0”3“0”3“1”と入力します。
036なら、“0”3“3”3“6”と入力します。
各カテゴリーの先頭のソングへジャンプしたい場合
は、液晶画面にソング名が表示されているときに、bo
カテゴリーを押しながらdk-]または[+]を押しま
す。
3.
8演奏/停止を押します。
ソング再生がスタートします。
4.
もう一度8演奏/停止を押すと、ソング再生を途中
で止めることができます。
ソングは8演奏/停止を押すまでリピート再生します。
リピートを解除するには3ピートを押します。
音楽プレーヤーのように、ソングの一時停止や早送り早戻し
ができます。
一時停止
1.
7k一時停止を押します。
ソング再生を一時停止します。
2.
もう一度7k一時停止を押すと、停止したところ
からソング再生を再開します。
早送り
1.
6d早送りを押します。
ソングを早送りします。6d早送りを1回押すと1小節
先に進みます。押し続けると連続して小節を進めます。
早戻し
1.
5s早戻しを押します。
ソングを早戻しします。5s早戻しを1回押すと1小節
戻ります。
押し続けると連続して小節を戻します。
ソングを1曲ずつ聴いてみよう
スタート/ストップ
内蔵曲の「脳にキク」について
ソングの111~160番は、指のトレーニングのための
曲集です。脳の活性化の効果も期待できます。
脳の活性化には個人差があります。
本機は医療機器ではありません
オフのときは消灯します
一時停止、早送り、早戻し
小節数
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15
ソング(内蔵曲)を鳴らそう
上手に演奏できないフレーズを何度も繰り返し練習してみま
しょう。繰り返したい箇所の、はじめの小節と終わりの小節を
指定します。
1.
3リピートを押して、曲のリピートをオンにしま
す。
フレーズをリピートさせない場合は、リピート機能を
オフにしてください。
2.
曲の再生中に、4A-Bを押してリピートするはじ
めの小節を指定します。
4A-Bを押したときの小節冒頭が指定されます。
3.
リピートしたいところまで曲が進んだら、もう一
4A-Bを押して終わりの小節を指定します。
4A-Bを押したときの小節末尾が指定され、指定した小
節間をリピート再生します。
リピート再生中に7k一時停止6d早送り
5s早戻しを押すと、リピート部分の一時停止、
送り、早戻しができます。
4.
もう一度4A-Bを押すと、通常の演奏に戻ります。
ソング番号を変えるとリピート内容は消去されます。
難しいフレーズはソング再生の速さ(テンポ)を変えて練習し
てみましょう。
8ページ「テンポ(速さ)を変えるには」をご参照ください。
自分で弾く音量とソング再生の音量のバランスを変えてみま
しょう。
34ページ「機能ボタンcsで機能設定する」の機能番号9をご
参照ください。
�盤の音色をソングと同じ音色にして、一緒に弾いてみま
しょう。
1.
液晶画面の音色名がそのソングの音色名に変わる
まで、bnソングバンクを押し続けます。
ソングの音色と同じ音色が選ばれているときは、液晶
画面の音色名は変わりません
2.
ソング再生に合わせて弾いてみましょう。
右手と左手で違う音色を使っているソングは、右手パート
と同じ音色で弾けるようになります。
お好きな曲をパソコンから本機のソング番号161 ~ 170
(ユーザーソング)に読み込んで、再生やレッスン
16ページ)
することができます。「本機のデータをパソコンに保存する/
本機のソングや自動伴奏を増やす」(39ページ)をご参照くだ
さい。
本機に保存したソングデータを消去する方法は32ページ
をご参照ください。
曲の小節間を繰り返す(リピート)
はじめ 終わり
この小節間を繰り返す
点灯します
点滅します
点灯します
速さ(テンポ)を変える
音量(ソングボリューム)を変える
ソングの音と同じ音色で弾いてみ
(トーンシンク機能)
ソングを増やす(ユーザーソング)
消灯します
CTX700-JA-1A.indd 17 2017/10/26 13:21:33
16
本機でソングを練習するには下記の方法があります。
らくらくモード(16ページ)
ステップアップレッスン(16ページ)
ガイド無し演奏(17ページ)
最初に、練習するソング、パートを決めましょう。
レッスンするパートを右手、左手両手から選べます。最初か
ら両手で弾くことが難しい場合は、パートを片手ずつ選んで
レッスンしてみましょう。
1.
練習するソングを選びます14ページ)
2.
9パートセレクトを押して、練習するパートを選
びます。
9パートセレクトを押すたびに、下記のようにパート選
択が切り替わります。
パート選択の状態によって、液晶表示のパートアイコン
とLESSONインジケーターの点灯状態が変わります。
ソング再生中は9パートセレクトを押してもレッスンに
変わりません。
レッスン中に9パートセレクトを押した場合、ソング再生
の状態は選ばれません。
選んだパートの音だけが液晶画面の�盤に表示されます。
両手パート練習では指番号の音声ガイドは鳴りません。
3.
液晶画面の音色名がそのソングの音色名に変わる
まで、bnソングバンクを押し続けます。
�盤の音がソングと同じ音色になります(15ページ)
任意で指定した区間を繰り返しレッスンできます。
15ページ
「曲の小節間を繰り返す(リピート
を参照してください。
好きなタイミングでどれかひとつの�盤を次々と押せば、
ングのメロディーが鳴ります初心者でも簡単に演奏を楽し
んだり、�盤を弾くタイミングを覚えることができます。
1.
練習するソングを選びます(14ページ)
2.
9パートセレクトを押して、練習するパートを選
びます。
3.
bsらくらくモードを押します。
カウントの後、(前奏のある曲は前奏に続き)1音目の
待機状態になります。
4.
�盤のいずれか1つを続けて押して、演奏してみま
しょう。
カウント中および前奏中は、液晶画面上で初めに押さ
える�盤が点滅します(演奏中は次に押さえる�盤が
点滅します)弾くタイミングになると、ガイドは点滅
から点灯に変わります。
伴奏は、次の�盤を押さえるまで待ってくれます。
5.
らくらくモードを止めるには、bsらくらくモード
(または8スタート/ストップ、演奏/停止を押し
ます。
1曲を弾けるようになるまで3段階に
分けて練習することができます。
レッスン1お手本の演奏を聴く
レッスン2表示のガイドを見ながら
弾く
レッスン3これまでの練習を思い出
して弾く
まずは、お手本の演奏を何度も聴いて曲を覚えましょう。
1.
btステップアップレッスン1を押します。
お手本の演奏がはじまります。
2.
お手本の演奏を止めたい場合はbtステップアップ
レッスン1(または8演奏/停止を押します。
ソング(内蔵曲)で曲をマスター
しよう
練習するソング、パートを選ぶ
ソング再生
右手パート練習
左手パート練習
両手パート練習
消灯します
点灯します
点灯します
点灯します
らくらくモード
レッスン1~3をはじめよう
レッスン1、お手本の演奏を聴く
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17
ソング(内蔵曲)で曲をマスターしよう
ソングを弾いてみましょう。液晶画面にこれから弾く�盤が
表示されます。また、音声で指使いの番号をガイドします。
イドに合わせて�盤を弾く練習をしましょう。間違えて押し
ても大丈夫です。正しい�盤を弾くまで曲の再生が一時停止
してくれます。あせらずゆっくり弾いてみましょう。
1.
ckステップアップレッスン2を押します。
レッスン2がはじまります。
2.
液晶画面表示と音声でガイドがはじまりますの
で、ガイドに合わせて�盤を弾く練習をしましょ
う。
液晶画面表示にはこれから弾く�盤がガイドされます。
また、音声で指使いの番号をガイドします。
3.
レッスン2を止めたい場合はckステップアップ
レッスン2(または8奏/停止を押します。
最後まで弾くとレッスン2の採点結果が表示されます。
外部機器から読み込んで増やしたソング(15ページ)では、
指使いの番号はガイドされない場合があります。
正しい�盤を弾くまで曲が停止したままになる点はレッスン
2と同じですが、次に弾く�盤の事前のガイドがありません。
レッスン2までの練習を思い出しながら弾いてみましょう。
1.
clステップアップレッスン3を押します。
レッスン3がはじまります。
2.
曲に合わせて弾きます。
3.
レッスン3を止めたい場合はclステップアップ
レッスン3(または8演奏/停止を押します。
最後まで弾くとレッスン2と同様に、レッスン3の採点
結果が表示されます。
レッスン1、2、3で弾けるようになったら、最後に自動演奏に
合わせて1曲弾いてみましょう。
1.
9パートセレクトを押してレッスンするパートを
選んで、8演奏/停止を押します。
ガイド無しで止まらずに弾いてみましょう。
レッスン2、表示のガイドを見ながら弾く
<レッスン2のガイドについて>
ガイドを参考にどの�盤をどの指で弾くのかを覚え
て、タイミングを合わせて弾きます。
4
弾くタイミングがすぎても正しい�盤を弾かないと、
曲が一時停止します
�盤表示と運指表示が点滅から点灯に変わります。
正しい�盤を音でガイドします
音声で指使いの番号をガイドします。
4
正しい�盤を弾くと、曲演奏が再開され、次の�盤が点
滅ガイドされます。
Bravo! 合格です。次のレッスンへ進みましょう。
Again! もう一度トライしましょう。
点滅します
点滅します
レッスン3、これまでの練習を思い出して弾く
<レッスン3のガイドについて>
レッスン2で覚えた�盤を弾きます。
4
弾くタイミングがすぎても正しい�盤を弾かないと、
曲が一時停止します。
4
しばらく正しい�盤を弾かないと、レッスン2と同様の
ガイドが出ます。
4
正しい�盤を弾くと、曲演奏が再開されます。
ガイド無しで演奏してみよう
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ソング(内蔵曲)で曲をマスターしよう
18
ステップアップレッスンとガイド無し演奏では、曲全体をいく
つもの短い楽節(フレーズ)に分けて練習することができます。
本機に内蔵されている曲は、あらかじめ練習用のフレーズに
分けられています。
外部機器から読み込んで増やしたソング(15ページ)は、
習用のフレーズに分けられていない場合があります。これ
らのソングをフレーズに分けて練習したい場合は、19ペー
ジの「フレーズの長さを変える」をご参照ください。
1.
cmレッスンフレーズを押します。
レッスンフレーズ機能がオンになります。
2.
5s早戻し6d早送りを押してレッスンし
たいフレーズを選びます。
5s早戻しで1つ前のフレーズ、6d早送りで次
のフレーズを選べます。
3.
ステップアップレッスン(16ページ)またはガイド
無し演奏(17ページ)を始めます。
選んだフレーズのレッスンが始まります。
4.
レッスンフレーズ機能をオフするには、もう一度
cmレッスンフレーズを押します。
レッスンフレーズ機能がオフになります。
レッスン2、レッスン3での音声による指使い番号ガイドをオ
フにできます。
1.
cs機能を押して、ct(数字ボタン)[2]o
たは[3]pを使って液晶画面に“Lesson”と表
示させます。
2.
ct(数字ボタン)[6](エンター)を押します。
3.
ct(数字ボタン)[2]oまたは[3]p
使って液晶画面に“Speak”と表示させます。
4.
dk[-]を押して、オフに設定します。
曲を分けて練習してみよう
(レッスンフレーズ)
フレーズについて
曲を分けて練習する
曲の開始 曲の終わり
フレーズ1 フレーズ2 フレーズ3
最後の
フレーズ
点灯します
< P h r a s e >
フレーズ番号
選ばれたフレーズの最初の小節
レッスン中のメッセージ表示について
メッセージ 内容
<Phrase> フレーズを選んだときや、レッスンを開始し
たときなどに表示されます
ただし一部のフレーズでは<Phrase>の
代わりに下記の<Wait>が表示される場
合があります。
<Wait> ソングの前奏や間奏などの、練習する音符が
含まれていないフレーズのレッスンを開始
したときに表示されます。このフレーズでは
再生が終わると自動的に次のフレーズに進
みますので、�盤を弾かずに待ってくださ
い。
レッスン中のさまざまな設定
指番号の音声ガイドを消す
Lesson
S
p
e a k
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Casio CT-X700 取扱説明書

タイプ
取扱説明書