Casio CTK-2550 取扱説明書

タイプ
取扱説明書
JA
安全上のご注意 本機をお使いになる前に、必ず別紙の「安全上のご注意」をお読みください。
CTK-2550
CTK2550-JA-1A
取扱説明書(保証書別添)お読みになったあとも保証書とともに大切に保管してください。
MA1607-A Printed in China
K
151-8543 東京都渋谷区本町1-6-2
欠品、破損、紛失等の場合は、ご購入された販売店にお問い合わせください。(ACアダプターは別売品で購入可能)
付属品のデザインと内容は、予告なく変更されることがあります。
付属品一覧
リーフ類
カシオ電子楽器保証書
安全上のご注意
お客様ご相談窓口
その他
譜面立て 楽譜集 ACアダプターAD-E95100L
別売品のご案内
本書の内容について
本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また個人としてご利用になるほかは、著作権法上、当社
に無断では使用できませんのでご注意ください。
本書および本機の使用により生じた損失、逸失利益または第三者からのいかなる請求についても当社では一切その責任を
負えませんので、あらかじめご了承ください。
本書の内容に関しては、将来予告なく変更することがあります。
本書のイラストは、実際の製品とは異なる場合があります。
本書に記載されている社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標および商標です。
カシオ電子楽器取扱店で購入可能。
店頭のカシオ電子キーボードカタロ
グでより詳しい情報がご覧になれま
す。
http://casio.jp/emi/catalogue
商品名 品番
ヘッドホン CP-16
サスティンペダル SP-3
SP-20
ACアダプター AD-E95100L
イス CB-5
CB-7
CB-30
商品名 品番
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保証書はよくお読みください
保証書は必ず「お買い上げ日販売店名」などの記入をお確か
めのうえ、販売店から受け取っていただき、内容をよくお読み
の後、大切に保管してください。
保証期間は保証書に記載されています
修理を依頼されるときは
まず、もう一度、取扱説明書に従って正しく操作していただ
き、直らないときには次の処置をしてください
保証期間中は
保証書の規定に従ってお買い上げの販売店または取扱説明書
等に記載の「修理サービス窓口」が修理をさせていただきま
す。
保証書に「持込修理」と記載されているものは、製品に保証
書を添えてご持参またはご送付ください。
保証書に「出張修理」と記載されているものは、お買い上げ
の販売店または取扱説明書等に記載の「修理に関するお問
い合わせ窓口」までご連絡ください。
保証期間が過ぎているとき
お買い上げの販売店または取扱説明書等に記載の「修理に関
するお問い合わせ窓口」までご連絡ください。修理すれば使用
できる製品については、ご希望により有料で修理いたします。
あらかじめご了承いただきたいこと
「修理のとき一部代替部品を使わせていただくこと」「修
理が困難な場合には、修理せず同等品と交換させていただ
くこと」があります。
また、特別注文された製品の修理では、ケースなどをカシオ
純正部品と交換させていただくことがあります。
修理のとき、交換した部品を再生、再利用する場合がありま
す。修理受付時に特段のお申し出がない限り交換した部品
は弊社にて引き取らせていただきます。
録音機能などのデータ記憶機能付きのモデルでは、修理の
とき、故障原因の解析のため、データを確認させていただく
ことがあります。
日本国内向けの製品は海外での修理受付ができません。
理品は日本まで移動の上、日本国内の「修理サービス窓口」
にご依頼ください。
アフターサービスなどについておわかりにならないときは
お買い上げの販売店または取扱説明書等に記載の「修理に関
するお問い合わせ窓口」にお問い合わせください。
別紙「安全上のご注意」と併せてお読みください。
設置上のご注意
本機を次のような場所に設置しないでください。
直射日光のあたる場所、温度の高い場所。
極端に温度の低い場所。
ラジオや、テレビ、ビデオ、チューナーに近い場所(これらを
近くに置いた場合、本機には特に障害はありませんが、近く
に置いたラジオやテレビの側に雑音や映像の乱れが起こる
ことがあります)
本機のお手入れについて
お手入れにベンジン、アルコール、シンナーなどの化学薬品
は使わないでください。
�盤などのお手入れは柔らかな布を薄い中性洗剤液に浸
し、固く絞ってお拭きください。
付属品別売品
付属品や別売品は、本機指定のものをご使用ください。指定以
外のものを使用すると、火災感電けがの原因となることが
あります。
ウエルドライン
外観にスジのように見える箇所がありますが、これは、樹脂成
形上の“ウエルドライン”と呼ばれるものであり、ヒビやキズで
はありません。ご使用にはまったく支障ありません。
音のエチケット
楽しい音楽も時と場合によっては気になるものです。特に静
かな夜間には小さな音でも通りやすいものです。周囲に迷惑
のかからない音量でお楽しみください。窓を閉めたり、ヘッド
ホンを使用するのもひとつの方法です。お互いに心を配り、
い生活環境を守りましょう。
保証アフターサービスについて ご使用上の注意
JIS C 61000-3-2適合品
本装置は、高調波電流規格「JIS C 61000-3-2」に適合しています。
Manufacturer:
CASIO COMPUTER CO., LTD.
6-2, Hon-machi 1-chome, Shibuya-ku, Tokyo 151-8543, Japan
Responsible within the European Union:
Casio Europe GmbH
Casio-Platz 1, 22848 Norderstedt, Germany
www.casio-europe.com
CEマーキングは、ヨーロッパ地域の基準適合マークです。
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1
全体ガイド 2
タイムアウトについて. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
数字、[-][+]ボタンbmの使いかた . . . . . . . . . . . . 4
機能ボタンbrの使いかた. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4
演奏の準備 6
譜面立ての準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
電源の準備 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 6
演奏してみよう 7
電源を入れて演奏してみよ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
デモを聴いてみよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
ヘッドホンを使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
メトロノームを使ってみよ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 7
音を変えて弾いてみよう 8
いろいろな楽器の音色で弾いてみよう. . . . . . . . . . . . . 8
バーチャルホール機能を使ってみよう. . . . . . . . . . . . . 8
ペダルを使ってみよう. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 8
ダンスミュージックモードで演奏しよう 9
ダンスミュージックモードとは . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
スイッチ用�盤の機能. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 9
ダンスミュージックモードを使ってみよう . . . . . . . .10
演奏を盛り上げよう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .10
ダンスミュージックモードでのさまざまな設定 . . . . .10
ソング(内蔵曲)を鳴らそう 11
ソングを 1 曲ずつ聴いてみよう . . . . . . . . . . . . . . . .11
ソング(内蔵曲)で曲をマスターしよう 12
レッスンライト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .12
レッスンライト中のさまざまな設定 . . . . . . . . . . . . .13
自動伴奏をバックに演奏しよう 13
リズムパートだけを鳴らそ . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
すべてのパートを鳴らしてみよう . . . . . . . . . . . . . . .14
自動伴奏を使いこなそう . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 15
お勧めの音色やテンポにする
(ワンタッチプリセット) . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .15
アプリケーションとリンクして使おう(APP 機能)16
APP 機能とは . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
専用アプリをダウンロードする . . . . . . . . . . . . . . . . .16
APP 機能を使う準備をする. . . . . . . . . . . . . . . . . . . .16
演奏モードで使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
保存モードで使う . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 16
保存した曲データ(ソング)を再生する. . . . . . . . . . . .17
保存した曲データ(ソング)を消す . . . . . . . . . . . . . . . 17
エラーメッセージ一覧. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .17
他の外部機器と接続する 17
オーディオ機器とつなぐ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
資料 18
困ったときは . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 18
工場出荷時の状態に戻すには . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
製品仕様 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 19
音色リスト. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 21
ドラム音色リスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 24
リズムリスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 25
ソングリスト . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 26
ダンスミュージックモードリスト . . . . . . . . . . . . . . 26
指定できるコード種一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 27
コード例一覧 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 28
目次
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2
全体ガイド
1
bm9 bk bl
2
bs
3
bo bp bq brbn
4 5 6 7 8
bt ck cl cm cn co bt
cp
製品本体、および以降のボタンの
名称と一緒に記載されている、$
というマークは、次の意味です。
$: そのボタンをしばらく押し
たままにしたときに、有効に
なる機能です。
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全体ガイド
3
マークの数字は参照ページです
背面部
液晶表示部
1P(電源)ボタン 7
2音量ボタン 7
3イントロリピートボタン 11, 13, 15
4ノーマルフィルインs早戻しボタン 11, 15
5バリエーションフィルインd早送りボタン
11, 15
6シンクロ/エンディングk一時停止ボタン
11, 15
7スタート/ストップ演奏/停止ボタン
11, 12, 13, 17
8$コード伴奏パートセレクトボタン 12, 14
9トーンボタン 8, 11
bk リズム$ワンタッチプリセットボタン 13, 15
bl ソングバンクボタン 11, 17
bm 数字、-+ボタン 4
bn ダンスミュージックボタン 10
bo レッスンライトボタン 12
bp バーチャルホールボタン 8
bq メトロノーム、$拍子ボタン 7
br 機能$APPボタン 4, 16
bs テンポボタン 8, 11
bt スピーカー
ck ソングバンクリスト
cl リズムリスト
cm 液晶画面
cn トーンリスト
co ダンスミュージックトラックリスト
cp ダンスミュージック音色
cr cs ct
cq
cq SUSTAIN
サスティン
端子 8
cr AUDIO IN
オーディオ入力
端子 16, 17
cs 電源端子(DC 9.5V6
ct PHONES/OUTPUT
ヘッドホン/アウトプット
端子 7, 17
12 3
bk983
4
3
5
6
7
トーン/リズム/ソングバンクインジケーター
番号設定値/名称表示
各種インジケーター
音 量・テ ン ポ・小 節 表 示
I N F V E(自動伴奏の種類)インジケーター
/
Acc(自動伴奏)インジケーター
DANCE(ダンスミュージックモード)インジ
ケーター
拍表示
コード名表示
パターンフレーズ�盤表示/コード�盤表示
 パート運指表示
Iイントロ、Nノーマル、Fフィルイン、
Vバリエーション、Eンディング
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全体ガイド
4
音量や音程をはじめ、さまざまな設定を変更することができます。
1.
br機能を押します。
2.
続けてbr機能を何度か押して、変更したい設定の種類を選びます。
br機能を押すたびに、下記のように設定の種類が切り替わります。
br機能を押しながらbsテンポwを押すと、ひとつ前の設定の種類に戻ります。
機能ボタンbrの使いかた
brを押す
回数 設定の種類 表示 内容
1 トランスポー
Trans. 楽器全体の音の高さを半音単位で変化(移調)させる機能です。
-12~+12(半音単位、上下1オクターブ)
2 自動伴奏の音
AcompVol 自動伴奏の音量を変更します。
3 ソングの音量 Song Vol ソング再生の音量を変更します。
4 ダンスミュー
ジック音量
DM Vol. ダンスミュージック曲の音量を変更します。
5 ダンスミュー
ジックシンク
ロタイプ
DM Sync ダンスミュージックのシンクロするタイミングを設定します。
1パターンフレーズを切り替えるタイミングに関わらず、各パート間でフレーズの再
生がずれません。
2パターン切り替えの押�のタイミングで、パターンフレーズの再生が始まります。
パート間でパターンフレーズの再生タイミングがずれた場合は小節単位で合わせるよ
うに再生しながら自動調整します。
6 ダンスミュー
ジックテンポ
セット
DM
Tempo
パターンを切り替えたとき、演奏のテンポを、パターンごとにあらかじめ設定されてい
る値に変更するかどうかを設定します。
onパターンを切り替えると、演奏のテンポが選んだパターンにおすすめのテンポに変
わります。テンポが変わるので、曲調をガラッと変えることができます
oFFパターンを切り替えても、演奏のテンポは現在のまま変わりません。急にテンポが
変わらないため、パターンを自然につなげることができます。
7 ダンスミュー
ジック音色
セット
DM Tone パターンを切り替えたとき、�盤で弾く音色を、パターンごとにあらかじめ設定されて
いる音色に変更するかどうかを設定します。
on
パターンを切り替えると、選んだパターンにおすすめの音色に変わります。パターン
変更のタイミングで演奏する音色を変えたい場合に選びます。
oFFパターンを切り替えても、音色は現在のまま変わりません。パターンを変えても、
それまでと同じ音色で演奏したい場合に選びます。
設定を変更中にしばらく何も操作しないと、元の表示に戻り
ます。
液晶画面に表示される番号や、設定値を変更します。
数字ボタンを押すと、選びたい番号や数値を入力できます。
入力するときは、表示されている数値と同じ桁数を入力し
ます。
例: 音色番号004番を選ぶ場合は“03“0”3“4”と入力し
ます。
(マイナス)の値は、数字ボタンでは入力できません。-]
または[+]ボタンで入力してください
[-]または[+]を押すと、表示されている番号や数値を1つず
つ増減させます。
ボタンを押し続けると番号や数値が連続して増減します。
両方のボタンを同時に押すと初期値、またはお勧めの数値
になります。
タイムアウトについて
数字、[-][+]ボタンbmの使い
かた
数字ボタン
[-][+]ボタン
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全体ガイド
5
3.
bm(数字、-+ボタン)を使って設定値を変更します。
本機の電源を切ると、音色番号などの各種設定が初期化されます全体の音量、設定項目のチューニング、LCDコントラスト、
オートパワーオフは自動的にバックアップされ、設定が保持されます。
チューニングの変更で小数点以下の値を変更したい場合は、+/-ボタンを使います。
例えば、442.2Hzに設定したい場合、まず数字ボタンで43432と入れます。次に+ボタンを2回押します。
8 リバーブ Reverb 音に残響音を加えたり、残響音の長さを調整します。
oFFリバーブ効果がかかりません。
1~10数値が大きくなるほど残響が長くなります。
9 運指音声 Speak レッスンライトでの音声による指使い番号ガイドのオン/オフを設定します。
onガイド音声が鳴ります。
oFFガイド音声が鳴りません。
10 サウンドナビ NoteGuid レッスンライトで弾くべき音が鳴るガイドのオン/オフを設定します。
onガイド音声が鳴ります。
oFFガイド音声が鳴りません。
11 採点 Scoring レッスンライトで表示される採点結果の表示機能のオン/オフを設定します。
on採点結果が表示されます。
oFF採点結果が表示されません。
12 ジャック Jack ペダルに設定する効果を選びます。
サスティン(SUS)ペダルを踏んでいる間は弾いた音の余韻が長くなります。オルガン
のように減衰しない音色では、ダルを踏んでいる間ずっと音が鳴り続けます。
ソステヌート(SoS)�盤を押してからその�盤を離す前にペダルを踏むと、その音に
だけサスティンと同じ効果がかかります。
ソフト(SFt)ペダルを踏んでいる間に弾いた音を若干小さくします。
リズム(rHy)自動伴奏やソングの開始/停止を行います。
13 チューニング Tune
音の高さを全体的に少しだけずらす機能です。他の楽器やCDの演奏と本機の音程が合わな
いときに微調整できます。設定値はA4(中央ラ)の周波数です。→下記「重要」参照
415.5~465.9Hz(初期値440.0)
14 LCDコントラ
スト
Contrast 液晶画面のコントラストを調整します。
1~12数値が大きくなるほど液晶画面の表示が濃くなります。
15 オートパワー
オフ
APO 本機を操作しない場合、自動的に電源を切るかどうかを設定します。
oFF電源は自動では切れません。
3030分間何も操作しないと自動で電源が切れます。
brを押す
回数 設定の種類 表示 内容
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6
本機の譜面立てには、スマートフォンやタブレットなどの
スマートデバイスを載せないでください。無理に載せると、
落下して壊れたり、床を傷つける恐れがあります。
本機は電源としてACアダプターか乾電池をご使用できます
が、基本的にはACアダプターをご使用されることをお勧めし
ます。
本機指定のACアダプター(JEITA規格極性統一形プラグ付
き)を使用してください。他のACアダプターを使用すると故
障の原因になることがあります。
ACアダプターの型式AD-E95100L
(JEITA Standard plug)
ACアダプターを差したり抜いたりする前に、必ず本機の電
源を切ってください。
長時間ご使用になりますとACアダプターが若干熱をもち
ますが、故障ではありません。
断線防止のため、コードになるべく負荷がかからないよう
ご注意ください。
本機の電源端子(DC 9.5V)に、金属片や鉛筆などを入れな
いようにご注意ください。これらが端子に入ると、事故の原
因になります。
乾電池を入れる前に、必ず本機の電源を切ってください。
乾電池は市販の単3形乾電池をご使用ください(オキシライ
ド乾電池などのニッケル系一次電池は使用しないでくださ
い)
1.
本機の裏側にある電池ブタをはずします。
2.
市販の単3形乾電池、6本を電池ケースに入れます。
+-の向きを間違えないように入れてください。
3.
電池ケースの穴にツメを差し込み、電池ケースの
フタを閉じます。
乾電池交換時期のお知らせ表
乾電池が消耗してくると以下の表示が点滅しますので、新し
い乾電池と交換してください
演奏の準備
譜面立ての準備
電源の準備
ACアダプターを使う場合
折り曲げない 引っ張らない 巻きつけない
譜面立て
ACアダプター
電源端子DC 9.5V家庭用コンセント
乾電池を使う場合
乾電池交換サイン
(点滅します)
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7
1.
1P(電源)を押します。
電源が入ります。
本機の電源を切るには、1P(電源)ボタンを液晶
面が消灯するまで押し続けます。
2.
�盤を弾いてみましょう。また2音量で音量の調
節ができます。
液晶画面の音量インジケーターが点灯し、現在の音量
が表示されます。
本機の電源を切ると、音色やリズム番号などの各種設定が
初期化されます(全体の音量、設定項目のチューニング、
LCDコントラスト、オートパワーオフはのぞく)
ダンスミュージックのデモ(00番に続いて、内蔵されている
ソング(01~60番)を番号順に連続して再生します。再生中
に、他のソングに切替えることができます。
1.
7スタート/ストップ、演奏/停止8コード、
伴奏、パートセレクトを同時に押します。
デモ曲が始まります。
デモ曲は常に00番(ダンスミュージックデモ曲)から
はじまります。
曲目は26ページ「ソングリスト」をご参照ください。
2.
デモ曲の再生中にソングを変えるには、bm(数字、
-+ボタン)[-]または[+]を押して、ソングを
選びます(4ページ)
選んだソングの演奏が始まります
bm(数字、-+ボタン)の数字ボタンでソングは選べま
せん。
3.
デモを終了するには7スタート/ストップ、演奏
/停止を押します。
7スタート/ストップ、演奏/停を押すまでデモの全
曲目を繰り返します。
ヘッドホンを使用すると内蔵スピーカーから音が出なくな
り、夜間でも周囲に気兼ねなく演奏が楽しめます。
本機の音量を絞ってから、ヘッドホンを接続してください。
ヘッドホンは本製品に同梱されておりません。
別売または市販のヘッドホンがご使用になれます。
大きな音量で長時間ヘッドホンを使用しないでください。
聴覚障害になる恐れがあります。
ヘッドホンのプラグの形状が端子にあわない場合は、市販
の変換プラグをご使用ください。
ヘッドホンのコードを本機から抜くときは、変換プラグだ
けを本機に残さないようにご注意ください。
メトロノームをオンにするとテンポに応じて一定の間隔で
音が鳴ります。
1.
bqメトロノームを押します。
メトロノームがスタートします
2.
もう一度、bqメトロノームを押すと、メトロノーム
が止まります。
曲の拍子に合わせて1拍目に「チーン」と鳴らし、それ以外の拍
では「カチ」と鳴らすことができます。
拍子は、0~9拍子から選べます。
ソング(内蔵曲)の演奏中は、その曲の拍子になります。
1.
液晶画面に拍子の変更画面が表示されるまで、
bq$拍子をしばらく押し続けます。
2.
bm(数字、-+ボタン)を押して、拍子の数を入力し
ます。
0拍子を選ぶと「チーン」と鳴りません。拍子を気にす
ることなく練習したいときに使います。
演奏してみよう
電源を入れて演奏してみよう
デモを聴いてみよう
ヘッドホンを使う
メトロノームを使ってみよう
スタート/ストップ
拍子を変える
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8
自分の弾きたいテンポとメトロノームのテンポをあわせま
す。
1.
bsテンポを押します。
wを押すとテンポが遅くなり、q押すとテンポが速
くなります。押し続けると連続して変えられます。
wqを一緒に押すと、そのときに選ばれているソン
グやリズム、ダンスミュージック曲の初期値に戻りま
す。
bsテンポを押すと液晶画面のテンポインジケーター
が点灯し、テンポ数表示が点滅をはじめます。
点滅中はbm(数字、-+ボタン)でもテンポ数を変える
ことができます。
メトロノームの音量は、以下の設定と一緒に変化します。
モードのときにメトロノームの音量を変更するには、4ページ
「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
ソング(内蔵曲)の音量
ダンスミュージックの音量
自動伴奏の音量
各設定とメトロノームの音量バランスは変更できません。
1.
9トーンを押します。
2.
bm(数字、-+ボタン)を押して、音色番号を入力し
ます。
液晶画面に番号と楽器の名前が表示されます。
音色の一覧は21ページ「音色リスト」をご覧ください。
ドラムセットの音色を選ぶと、�盤ごとにさまざまな打楽
器が鳴ります。
3.
�盤を弾いてみましょう。
選んだ楽器の音色で演奏できます。
9トーンbkリズムを同時に押します。
音色が001番“STEREO GRAND PIANO”になり、他の設定も
ピアノ演奏に適したものになります。
バーチャルホール機能をオンにすると、コンサートホールで
演奏しているような音響効果をつけることができます。
1.
bpバーチャルホールを押して、バーチャルホール
機能をオンにします。
2.
バーチャルホール機能をオフにするには、う一
bpバーチャルホールを押します。
バーチャルホール機能をオンに切り替えたとき、
バーブの設定はオフになります。バーチャルホール機
能をオフにすると、バーチャルホール機能をオンに切
り替える前のリバーブの設定に戻ります。
ペダルで演奏にさまざまな変化がつけられます。
ペダルは本製品に同梱されておりません。お買い求めの販
売店で別途ご購入ください。
ペダル(別売品)cqSUSTAIN端子に接続してください。
テンポを変える
メトロノームの音量を変える
音を変えて弾いてみよう
いろいろな楽器の音色で
弾いてみよう
演奏する楽器を決める
ピアノの音色で弾く(ピアノセッティング)
バーチャルホール機能を使って
みよう
ペダルを使ってみよう
ペダルの接続
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9
ダンスミュージックモードでは、数種類のパターンフレーズを組み合わせて演奏したり、演奏中の曲にエフェクトをかけてダンス
ミュージックを楽しんだりすることができます。
それぞれのパートのパターンフレーズを好きなように組み合わせることで、DJのようにダンスミュージックを楽しむことができ
ます。
ダンスミュージックモードに入ると(10ページ)�盤の機能は以下のように変わります。
左半分のスイッチ用�盤の各�には、以下の機能が設定されています。
ダンスミュージックモードで演奏しよう
ダンスミュージックモードとは
スイッチ用�盤の機能
メロディー演奏用�盤
E4
(中央のミ)
スイッチ用�盤
Drum
A
PITCH DOWN
PITCH UP
CHANGE
ROLL
FILTER
GATE
ENDING
Drum
B
Drum
C
Bass
A
Bass
B
Bass
C
Syn1
A
Syn1
B
Syn1
C
Syn2
A
Syn2
B
Syn2
CFX1 FX2 FX3 FX4
自動盛り上げスイッチ
ドラムパート ベースパート
パターンフレーズスイッチ
シンセ1パート シンセ2パート エフェクトスイッチ
トラックリセットスイッチ
パターンフレーズを切り替えたりオンオフするための�盤
です。
ドラム、ベース、シンセ1、シンセ2の4種類のパートがあり、
れぞれ3種類の異なるパターンフレーズが割り当てられてい
ます。
エフェクトスイッチ用の�盤を押しているあいだ曲全体に
以下の効果がかかります。
エフェクトをかけている間は、画面に機能名が表示されま
す。
�盤を押している間だけエフェクトがかかり、�盤を離す
とエフェクトはオフになります
MOD LPFとMOD HPFは、テンポに合わせてエフェクト
かかり具合が変わります。
エフェクトはパターン演奏全体にかかり、パートごとには
かけられません。
再生中にこの�盤を押すと、再生中のパターンフレーズを先
頭から再生しなおします。
これらの�盤を押すと、演奏にダンスミュージック特有の盛
り上げ効果をかけることができます。(→10ペー「演奏を盛
り上げよう」
パターンフレーズスイッチ
エフェクトスイッチ
�盤 機能 効 果・内 容
FX1 MOD LPF※1 音の高域を周期的にカットします。
FX2 MOD HPF※2 音の低域を周期的にカットします。
FX3 FLANGER がうねるような効果がかかります
FX4 LO-FI 音の解像度を下げます。
※1 Modulation Low Pass Filterの略称
※2 Modulation High Pass Filterの略称
トラックリセットスイッチ
自動盛り上げスイッチ
CTK2550-J-1A.indd 11 2016/07/26 16:41:05
ダンスミュージックモードで演奏しよう
10
1.
bnダンスミュージックを押します。
2.
bm(数字、-+ボタン)でパターンを選びます。
パターンの一覧は26ページ「ダンスミュージックモードリ
スト」をご覧ください。
パターンを変更すると、テンポや音色がパターンごとに設
定された値に変わります。
変えたくない場合は→ 4ページ「ダンスミュージックテン
ポセット」「ダンスミュージック音色セット」
3.
パターンフレーズスイッチを押します。
パターン演奏が始まります。
続けて他のパートのパターンフレーズ�盤を押して鳴ら
すパートを増やしたり、違うフレーズに変えていろいろ
な組み合わせで演奏してみましょう。
4.
今鳴っているパターンフレーズに該当する�盤を
押すと、そのフレーズが止まります。
手順3で7スタート/ストップ押しても、パターン
の再生/停止ができます。
液晶画面では、再生中のパターンフレーズ�盤が点灯しま
す。
エフェクト機能が割り当てられた�盤を押すと、それぞれ
の効果がかかります。
9トーンを押した後、bm(数字、-+ボタン)を使って、�盤右
半分で弾く音色を選びます。
9トーンを長押しすると、選んでいるパターンにおすすめの
音色が選ばれます。
bnダンスミュージックを押すと、パターン選択画面に戻り
ます。
テンポ設定操作でパターン演奏のテンポを変更できます。
(→8ページ「テンポを変える」
パターン演奏の途中に盛り上げ機能を使うと、ダンスミュー
ジック特有の効果を付けて曲を盛り上げることができます。
盛り上げ機能は�盤を押した直後の拍のタイミングで実行
されます。
エフェクトと盛り上げ機能は同時に使用することができま
すが、効果によっては実行中のエフェクトが止まることが
あります。
盛り上げ機能を使っているときは画面に機能名が表示さ
れます。
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
ダンスミュージックモードを使って
みよう
メロディを弾く音色を変更する
テンポを変える
演奏を盛り上げよう
機能名 内容 備考
PITCH �盤を押すたびに、曲全体の音程を変更
します。
PITCH DOWNの�盤を押すと半音下が
り、PITCH UPの�盤を押すと半音上が
ります。
※1
CHANGE 演奏中の曲のパターンフレーズを一気に
変更します。
※1
ROLL 曲の一部を切り取って繰り返し細かく
奏するエフェクトをかけます。
※2
FILTER
音をこもらせたり(高域カット)明るく
(低域カット)するエフェクトをかけます。
※2
GATE 曲を細かく切り刻むようなエフェクトを
かけます。
※2
ENDING 演奏中の曲に様々なエフェクトをかけな
がら、曲を終わらせます。
※2
※1 パートによっては変更されないパターンフレーズもあり
ます。
※2 エフェクトのかかり方は、�盤を押すたびにランダムに
かわります。また、一定の時間効果がかかり、その間は液
晶画面のパターンフレーズ�盤が点滅します。
ダンスミュージックモードでの
さまざまな設定
ダンスミュージック音量(DM Vol.)の設定
ダンスミュージックシンクロタイ
(DM Sync)設定
ダンスミュージックテンポ(DM Tempo)
設定
ダンスミュージックトーン(DM Tone)の設定
CTK2550-J-1A.indd 12 2016/07/26 16:41:05
11
ソング(SONG)とは一般的に「歌」のことを意味しますが、
機では曲データのことをソングと呼びます。ソングを鳴らし
て聴いてみましょう。また、ソングに合わせて練習することも
できます。
本機にはソングを再生して聴くだけでなく、自分で弾くた
めの練習をサポートするレッスンシステム(12ページ)
あります。
本機に内蔵されているソングの中からお好きな曲を選んで聴
くことができます。また、ソングに合わせて弾くこともできま
す。
1.
blソングバンクを押します。
2.
bm(数字、-+ボタン)を押して、お好きなソングの
番号を入力します。
ソングの一覧は26ページ「ソングリスト」をご参照く
ださい。
3.
7スタート/ストップを押します。
ソング再生がスタートします。
4.
もう一度
7スタート/ストップ
を押すと、ソング
再生を途中で止めることができます
ソングは7スタート/ストッを押すまでリピート再
生します。リピートを解除するには3リピートを押しま
す。
音楽プレーヤーのように、ソングの一時停止や早送り/早戻
しができます。
一時停止
1.
6k一時停止を押します。
ソング再生を一時停止します。
2.
もう一度6k一時停止を押すと、停止したところ
からソングが始まります。
早送り
1.
5d早送りを押します。
現在再生されているソングを早送りします。5d早送
を離すと、その位置からソングが始まります。
早戻し
1.
4s早戻しを押します。
現在再生されているソングを早戻しします。4s早戻
を離すと、その位置からソングが始まります。
1.
bsテンポを押します。
wを押すとテンポが遅くなり、qを押すとテンポが速
くなります。押し続けると連続して変えられます。
wqを一緒に押すと、ソングのオリジナルテンポに
戻ります。
bsテンポを押すと液晶画面のテンポインジケーター
が点灯し、テンポ数表示が点滅をはじめます。点滅中
bm(数字、-+ボタン)でもテンポ数を変えることが
できます。
ソング番号を変えると、選んだソングのオリジナルテ
ンポに変わります。
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
上手に演奏できないフレーズを何度も繰り返し練習すること
ができます。繰り返したい箇所のはじめの小節と終わりの小
節を指定します。
1.
3リピートを押して、曲のリピートを解除します。
2.
ソングの再生中に、リピートを始めたいところで
3リピートを押します。
3リピートを押したときの小節先頭が指定されます。
3.
リピートしたいところまで曲が進んだら、う一
3リピートを押して終わりの小節を指定しま
す。
3リピートを押したときの小節末尾が指定され、指定し
た小節間をリピート再生します
リピート再生中に4s早戻し5d早送り6k
一時停止を押すと、リピート部分の一時停止、早送り、
早戻しができます。
4.
もう一度3リピートを押すと、通常の演奏に戻り
ます。
ソング番号を変えるとリピート内容は消去されます。
�盤の音色をソングと同じ音色にして、ソングに合わせて弾
いてみましょう。
1.
液晶画面の表示がそのソングの音色名に変わるま
で、9トーンをしばらく押し続けます。
ソングの音色と同じ音色が選ばれているときは、液晶画
面の音色名は変わりません。
2.
ソングに合わせて弾いてみましょう。
右手と左手で違う音色を使っているソングは、右手パート
と同じ音色で弾けるようになります。
ソング(内蔵曲)を鳴らそう
ソングを1曲ずつ聴いてみよう
スタート/ストップ
一時停止、早送り、早戻し
速さ(テンポ)を変える
ソングの音量を変える
曲の小節間を繰り返す(リピート)
ソングの音と同じ音色で弾く
CTK2550-J-1A.indd 13 2016/07/26 16:41:05
12
ソングの右手パートと左手パートのうちどちらか一方の音を
消して、もう一方の音だけを再生することができます。最初か
ら両手で弾くのは難しいと思ったら、一方のパートの音を消し
てもう一方のパート再生とあわせて練習してみましょう。
1.
8パートセレクトを押して、ソングの音を消した
いパートを選びます。
8パートセレクトを押すたびに、下記のようにパート選
択が切り替わります。
2.
7スタート/ストップ、演奏/停止を押します。
選んだパートの音を消して、ソングを再生します。
液晶画面に音符が表示されます。また、音声では指使いの番号
をガイドしますので、ガイドに合わせて�盤を弾く練習をし
ましょう。間違えて押しても大丈夫です。正しい�盤を弾くま
で曲の再生が一時停止してくれますので、あせらずゆっくり
弾いてみましょう。
1.
練習するソングを選びます(11ページ)
2.
boレッスンライトを押します。
3.
液晶画面表示と音声でガイドがはじまりますの
で、ガイドに合わせて�盤を弾く練習をしましょ
う。
液晶画面表示には音符が表示されます。また、音声で指使
いの番号をガイドします。
4.
レッスンを止めるにはboレッスンライト(または
7スタート/ストップ、演奏/停止を押します。
最後まで弾くとレッスンの採点結果が表示されます。
片手パートの音を消して練習す
(パートセレクト)
右手パート消音
4
左手パート消音
4
両手パートとも消音
4
両手パートとも再生
ソング(内蔵曲)で曲をマス
ターしよう
レッスンライト
弾くタイミングがすぎても正しい�盤を弾かないと、
曲が一時停止します。
音符と音で、弾くべき音をガイドします。
音声で指使いの番号をガイドします。
Bravo! 合格です。
Again! もう一度トライしましょう。
点灯します
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13
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
練習しているソングを繰り返さないようにできます。
1.
3リピートを押します。
ソングをリピートしなくなります
自動伴奏機能とは、お好みの伴奏リズムを選び、左手でコード
(和音)を押すだけで、選んだリズムにぴったりの伴奏が自動
で鳴る機能です。1人でもアンサンブル演奏を楽しめます。
自動伴奏で鳴るパート(楽器)には、下記の3種類がありま
す。
(1)リズム(打楽器)
(2)ベース(低音楽器)
(3)ハーモニー(さまざまな楽器)
(1)だけを鳴らしたり、(1)(3)の全楽器を同時に鳴らすこ
ともできます。
リズム(打楽器)は自動伴奏の土台となる重要なパートです。
本機には8ビートやワルツなどさまざまな種類のリズムが内
蔵されていますので、まずは基本となるリズムパートだけを
聴いて、それに合わせて弾いてみましょう。
1.
bkリズムを押します。
2.
bm(数字、-+ボタン)でリズム番号を入力します。
リズムの種類は25ページ「リズムリスト」をご覧くだ
さい。
3.
7スタート/ストップ(または4s早戻しを押
します。
リズムがスタートします。
4.
リズムに合わせて弾きましょう。
5.
もう一度7スタート/ストップを押すとリズムが
ストップします。
テンポ設定操作でパターン演奏のテンポを変更できます。
(→8ページ「テンポを変える」
レッスンライト中のさまざまな設定
指番号の音声ガイドを消す(Speak)
弾くべき音のガイドを消す(NoteGuid)
採点結果の表示を出さないようにする
(Scoring)
ソングを繰り返さないようにす
自動伴奏をバックに演奏しよう
リズムパートだけを鳴らそう
リズムパターンの選択とスタート/ストップ
テンポを変える
CTK2550-J-1A.indd 15 2016/07/26 16:41:05
自動伴奏をバックに演奏しよう
14
左手でコードを押さえると、選んだリズムにベースやハーモ
ニーを加えた伴奏が自動的に演奏されます。1人で演奏しても
バンド演奏のように楽しく演奏できます。
1.
リズムパートの自動伴奏をスタートさせます。
2.
8伴奏を押します。
左側の�盤でコードを入力できる状態になります。
3.
コード入力�盤でコードを押さえます。
ベースやハーモニーなど、リズムパート以外の楽器も鳴
りはじめます。
4.
左手でいろいろなコードを押さえて、右手でメロ
ディーを弾きましょう。
5.
もう一度8伴奏を押すと、リズムだけの伴奏に戻
ります。
コードの入力方法は、以下の5種類から選べます。
フィンガード1
フィンガード2
フィンガード3
カシオコード
フルレンジコード
1.
液晶画面にコードの入力方法の画面が表示される
まで、8$コードをしばらく押し続けます。
2.
bm(数字、-+ボタン)[-]または[+]を押して、
コード入力方法を選びます。
フィンガード1、2、3につい
これらは、コード構成音のままに�盤を押さえて入力する方
法です(一部のコードでは構成音を省略して、1~2�でも入力
できます)
入力できるコードの種類と�盤の押さえかたについては、27
ページをご参照ください。
フィンガード1
コードの構成音の�盤を押さえます。
フィンガード2
フィンガード1とは違い、6thの入力はできません。
フィンガード3
フィンガード1とは違い、一番低い�盤の音をベース音として
分数コードが入力できます。
カシオコードについて
簡単な指使いで次の4種類のコードを演奏できます。
2つ目以降の�盤は、1つめより右側なら白�/黒�を問わ
ずどれでも使用できます。
フルレンジコードについて
すべての�盤でコードの入力とメロディー演奏ができます。
入力できるコードの種類については、27ページをご参照くだ
さい。
すべてのパートを鳴らしてみよう
コードを付けて伴奏する
コードの入力方法の選択
コード入力鍵盤
コードの種類
メジャーコード
コード名と同じ音名の盤を1つ押します(コード入力盤の
範囲内であれば、1オクターブ違う同音でもかまいません)
例: C(Cメジャー)
マイナーコード
メジャーコードの押さえ方に加えて、コード入力�盤内の、
それより右の�盤を1つ押します。
例: C m(Cマイナー)
セブンスコード
メジャーコードの押さえ方に加えて、コード入力�盤内の、
それより右の�盤を2つ押します。
例: C 7(Cセブンス)
マイナーセブンスコード
メジャーコードの押さえ方に加えて、コード入力�盤内の、
それより右の�盤を3つ押します。
例: C m 7(Cマイナーセブンス)
A
CCDE F F
#
E
#
G
AB
B
CCDE F
E
#
A
CCDE F F
#
E
#
G
AB
B
CCDE F
E
#
A
CCDE F F
#
E
#
G
AB
B
CCDE F
E
#
A
CCDE F F
#
E
#
G
AB
B
CCDE F
E
#
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15
自動伴奏をバックに演奏しよう
自動伴奏にメリハリをつけて演奏できます。気の利いたイン
トロから入る、サビ前をぐっと盛り上げる、おしゃれなエン
ディングをつけるなど、自動伴奏をさまざまに彩る演出機能
を使いこなしましょう。
4ページ「機能ボタンbrの使いかた」をご参照ください。
ワンタッチプリセットとは、リズムパターンごとにそのリズ
ムに良く合った音色やテンポを、ワンタッチで呼び出すこと
ができる機能です。
1.
液晶画面表示が音色の表示になるまで、bk$ワン
タッチプリセットをしばらく押し続けます。
�盤の音色やテンポなどが現在選択されているリズムに
対応した設定にセットされます
2.
�盤でコードを押さえて演奏します。
伴奏も同時にスタートします。
自動伴奏を使いこなそ
自動伴奏に変化をつけて演奏す
自動伴奏の種類 手順
バリエーション
(伴奏パターンの
変化形)
5を押します。4を押すと、ノーマル
パターンの演奏に戻ります。
イントロ(前奏) 3を押します。イントロ演奏の後、
常のパターン演奏になります。イン
ロ演奏中に5を押した場合は、イント
ロ終了後にバリエーションパターン演
奏になります。
変化フレーズ
(フィルイン)
ノーマルパターン演奏中に、4を押し
ます。フィルイン終了後にノーマル
ターン演奏に戻ります。
バリエーションパターン演奏中に、5
を押します。フィルイン終了後にバ
エーションパターン演奏に戻ります。
エンディング
(終わり)
自動伴奏の演奏中に、6を押します。
エンディングパターンが演奏され、
動的に伴奏が停止します。
シンクロスタート
(演奏と同時に伴奏
をスタートする)
6を押します。�盤でコードを押さえ
ます。同時にフルパート伴奏(ノーマ
ル)がスタートします。シンクロ待機中
に以下の操作をしておくと、ノーマ
以外のパターンで開始できます
イントロからはじめたいとき33
押します。バリエーションからはじ
たいとき35を押します。
自動伴奏の音量を変える
3 4 5 6
お勧めの音色やテンポにする
(ワンタッチプリセット
CTK2550-J-1A.indd 17 2016/07/26 16:41:06
16
本機をスマートフォンやタブレットなどのスマートデバイス
と接続し、専用アプリを使うと、本機に内蔵されていないソン
グを鳴らしたり、一緒に演奏することができます。
APP機能には、以下の2つのモード(使い方)があります。
演奏モード
アプリでソングを再生するとメロディーに対応する音符や
コードが本機の液晶画面に表示されます。また、アプリ画面に
表示される押�情報を見ながら、ソングにあわせて�盤を弾
いて演奏を楽しめます。このモードでは、アプリ自体が再生し
ている音を本機のスピーカーから鳴らすため、本機の音とは
違いがあります。
保存モード
アプリ内のソングを本機に転送し、ユーザーソングとして保
存できます。
保存したソングは自動伴奏と一緒に再生したり、レッスンラ
イトで楽しむこともできます
本機のAPP機能がオンになっていない状態で、アプリから
APP機能用のデータを送信しないでください。
以下の状況では、本機からデータ転送音が聞こえることが
あります。
液晶画面のAPPインジケーターが点灯していないとき
にAPP機能を使った場合
アプリの楽器接続がオンになっているとき
保存モードでソングデータを転送しているとき
同じソングを演奏モードと保存モードで使った場合、それ
ぞれのモードの特徴のため、じ演奏にはなりません。
以下のページから専用アプリを、お使いのスマートデバイス
にインストールしてください
http://web.casio.com/app/
演奏モードと保存モードのどちらで使う場合も、最初に次の
準備をします。
1.
本機の
crAUDIO IN
端子とスマートデバイスの
ヘッドホン端子を市販のオーディオケーブルで繋
ぎます。
抵抗入りのオーディオケーブルは使用しないでください。
2.
br$APPを長押しします。
液晶画面のAPPインジケーターが点灯し、APP機能が使
える状態になります。
3.
スマートデバイスでアプリを立ち上げます。
1.
APP機能を使う準備をします(16ページ)
2.
アプリの楽器接続をオンにします。
3.
アプリ内の曲リストからソングを選んで再生しま
す。
本機のスピーカーからソングが鳴ります。
ソングのコード情報が液晶画面に表示されます。
  ソングに合わせて一緒に演奏してみましょう。
ソングは左右のスピーカーから同じ音が鳴ります。
1.
APP機能を使う準備をします(16ページ)
2.
bm(数字、-+ボタン)を押して、アプリから転送す
るソングを保存するソングバンク番号を選びま
す。
空いている保存先が自動的に選ばれるため、保存するソ
ングバンク番号を指定したいとき以外は、そのまま次の
操作に進んでください。
保存できるのはソングバンクのユーザーソング番号の範囲
内です。
液晶画面の音量/テンポ表示部にユーザーソングのメモ
リー使用量を、小節表示部にメモリー残量を表示します。
3.
アプリ内の曲リストからソングを選んで転送しま
す。
転送と保存が完了すると、液晶画面のAPPインジケー
ターが消えて、ソングバンクの画面になります。
選んだユーザーソング番号にすでにデータが入っている場
合は、上書き確認の画面「Replace?」が表示されます。上書
きする場合は「Yes」+ボタン)上書きしない場合は「No」
(-ボタン)を押してください。
スマートデバイスから転送したソングは、ソングバンクの
ユーザーソング領域に最大30曲まで保存できます。
データ量の大きな曲を入れた場合は、30曲に満たなくても
保存できなくなることがあります
転送時間はソングの大きさによって変わります。多くの曲
が十秒から数十秒で転送できます
アプリの仕様変更に伴い、操作手順が変更になることがあ
ります。詳しい操作方法は、アプリのマニュアルを参照して
ください。
アプリケーションとリンクし
て使おう(APP 機能)
APP機能とは
専用アプリをダウンロードする
APP機能を使う準備をする
演奏モードで使う
保存モードで使う
CTK2550-J-1A.indd 18 2016/07/26 16:41:06
17
1.
blソングバンクを押し、bm(数字、-+ボタン)
使ってソングを選びます。
2.
7演奏/停止を押します。ソングが始まります。
1.
blソングバンクを押し、bm(数字、-+ボタン)
使って消去するソングを選びます。
液晶画面の音量/テンポ表示部にユーザーソングのメ
モリー使用量を、小節表示部にメモリー残量を表示し
ます。
2.
blソングバンクを長押しします。画面に
「DELETE?」と表示されます。
3.
削除する場合は「Yes」(+ボタン)を押してくださ
い。
一度消したソングは元には戻せません。ソングを消去し
ない場合には、「No」(-ボタン)を選んでください。
データの転送に失敗したときなどには、以下のメッセージが
液晶画面に表示されます。エラーメッセージは、電源ボタン以
外のいずれかのボタンを押すと消えます。ただし、
「EnterApp」は何も操作しなくても、数秒後にメッセージが消
えます。また、演奏モードでお使いのときに「ReCV Err」が表
示された場合、正しく接続し直すと、エラーメッセージは消え
て通常の動作に戻ります。
市販のステレオやアンプに接続して大きな音量で鳴らした
り、録音機器に接続して本機での演奏を録音したりできます。
また、携帯オーディオプレーヤーなどの音を本機で鳴らしな
がら、それをバックに演奏して楽しむことができます。
市販の接続コードをctPHONES/OUTPUT端子に接続して
ください。
片側がステレオ標準プラグ、もう一方は外部機器の入力端
子に接続できるものをご用意ください。
接続するときはすべての外部機器の電源を切ってくださ
い。また、電源のオンオフ操作は、本機と外部機器の音量を
下げた状態で行ってください。
接続した後は本機、外部機器の順番で電源を入れてくださ
い。
外部機器で鳴らした本機の音が歪んだ音で聴こえる場合
は、本機の音量を下げてください。
市販の接続コードをcrAUDIO IN端子に接続してください。
片側がステレオミニプラグ、もう一方は外部機器の出力端
子に接続できるものをご用意ください。
外部機器の音は、本機のAPP機能がオンになっていると正
しく鳴りません。
接続するときは本機の電源を切ってください。また、電源の
オンオフ操作は、本機と外部機器の音量を下げた状態で
行ってください。
接続した後は外部機器、本機の順番で電源を入れてください。
本機で鳴らした外部機器の音が歪んだ音で聴こえる場合
は、外部機器の音量を下げてください
保存した曲データ(ソング)を再生する
保存した曲データ(ソング)を消す
エラーメッセージ一覧
表示 原因 解決方法
ReCV Err 1. オーディオケーブ
ルが抜けている。
1. オーディオケーブル
を正しく接続して、
う一度やり直してく
ださい。
2. アプリでのデータ
再生中にアプリを
閉じた。
2. アプリを立ち上げて、
もう一度やり直して
ください。
App Vol+ アプリの音量が小さ
すぎる。
アプリの音量を上げて
ください。
App Vol- アプリの音量が大き
すぎる。
アプリの音量を下げて
ください。
Mem Full 保存モードで転送す
る曲のデータ容量に
対して、空き容量が
少ない。
不要なユーザーソング
を消して空き容量を増
やしてください。
Data Err アプリからデータを
転送するとき、本機
で正しく受信できな
かった。
もう一度やり直してく
ださい。
EnterApp APP機能がオンに
なっていない状態
で、アプリからの
データを受信した。
APP機能をオンにして、
もう一度やり直してく
ださい。
Save Err データの保存に失敗
した。
他のエリアでもう一度
やり直してください。
Del Err データの消去に失敗
した。
もう一度やり直してく
ださい。
他の外部機器と接続する
オーディオ機器とつなぐ
本機の音を外部機器で鳴らす
外部機器の音を本機で鳴らす
CTK2550-J-1A.indd 19 2016/07/26 16:41:06
18
資料
困ったときは
症状 対策
付属品
梱包箱のなかに付属品が見つからない。 緩衝材の中も探してみる。
電源
電源が入らない。 アダプターの接続状態や、電池の装着方向が正しいか確認する(6ページ)
新しい電池に交換する。またはACアダプターを使用する(6ページ)
大きな音を出すと、突然電源が切れる。 新しい電池に交換する。またはACアダプターを使用する(6ページ)
30分ほど弾かないでいると突然電源が切れ
る。
オートパワーオフ機能を解除する(4ページ)
表示
液晶画面の表示が暗くなったり、ちらつくよ
うになった。
新しい電池に交換する。またはACアダプターを使用する(6ページ)
液晶画面の�盤や楽譜表示で、音の表示が点
灯したままになった。
レッスンライトで、次の音の�盤が弾かれるのを待っている状態ですレッス
ンを停止させると、音の表示も消灯します(12ページ)
液晶画面の表示が一定の方向からしか見え
ない。
本機の製造上の制約等によるもので、故障ではありません。
APP機能の演奏モード使用中に、晶画面の
楽譜表示とコード表示が消えることがある。
不正なデータを受信すると液晶画面の楽譜表示とコード表示を消します。
障ではありません。アプリと正しく接続されていることをご確認ください。
�盤を弾いても音が出ない。 音量の設定(7ページ)を変えてみる。
本機背面のPHONES/OUTPUT端子ctにプラグが挿さっていないか確
認する。
本機の電源を入れなおしてみる(7ページ)(各種設定は初期化されます)
左側の�盤だけ音が出ない(あるいは通常と
違う音が鳴る)
8伴奏を押して、自動伴奏のコード入力ができる状態を解除する
(14ページ)
自動伴奏をスタートしても音が出ない。 リズム番号の096~100番は、コードを入力しないと音が鳴らないリズム
パターンです。コードを入力してみてください(14ページ)
伴奏の音量の設定(15ページ)を確認して調整する。
本機の電源を入れなおしてみる(7ページ)(各種設定は初期化されます)
ソングの自動演奏をスタートしても音が出
ない。
ボタンを押してからソングが始まるまでに少し時間がかかりますソング
が始まるまで少しお待ちください。
曲の音量の設定(11ページ)を確認して調整する。
本機の電源を入れなおしてみる(7ページ)(各種設定は初期化されます)
メトロノームの音が鳴らない。 伴奏の音量の設定(4ページ)を確認して調整する。
曲の音量の設定(4ページ)を確認して調整する。
ダンスミュージック曲の音量の設定(4ページ)を確認して調整する。
本機の電源を入れなおしてみる(7ページ)(各種設定は初期化されます)
音が鳴りっぱなしで止まらなくなった。 本機の電源を入れなおしてみる(7ページ)(各種設定は初期化されます)
新しい電池に交換する。またはACアダプターを使用する(6ページ)
鳴らしている音が途切れてしまう。 同時に鳴っている音の数が48(音色によっては24)を超えると発生します。
故障ではありません。
音量や音質が変わってしまった。 音量の設定(7ページ)を変えてみる。
本機の電源を入れなおしてみる(7ページ)(各種設定は初期化されます)
新しい電池に交換する。またはACアダプターを使用する(6ページ)
特定の�盤の音量や音質が、他の域の�盤
と若干違って聴こえる。
本機のシステムの制約等によるもので、故障ではありません。
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Casio CTK-2550 取扱説明書

タイプ
取扱説明書