03 D-TECT150(改 02) 使い方 2011 年 1 月 18 日(火) 午後 2 時 15 分
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作業する
正確な探知を行うために、センサー探知面にステッカーを貼ったり、金属製の
ネームプレートを取り付けたりしないでください。
打設後1か月未満のコンクリートでは、探知できません。
以下のような状況によっては、適切に探知できない場合があります。
◆ 近くに無線 LAN などの通信システム、レーダー、アンテナ、電子レン
ジ、無線基地局や発電機などがある場合、探知できないことがありま
す。
◆ 探知面がぬれている場合は探知できないことがあります。
◆ 水分が多いなどの理由でコンクリートの一部が湿っている場合、湿っ
ている部分が対象物として表示されてしまうことがあります。
◆ 上張りなどによる複数層からなる面を探知する場合、表面に最も近い
境界層(上張りの下のすき間など)のみが表示されてしまうことがあ
ります。
◆ 壁の中の空洞部分は、対象物として表示されることがあります。
◆ 大きな円筒状の対象物(プラスチックパイプや配水管など)は、実際
の大きさより細めに表示されることがあります。
◆ 壁内部で斜めになっている対象物は、探知できないことがあります。
◆ 空洞の中にあるプラスチック空洞管や木材は、探知できないことがあ
ります。
◆ プラスチックパイプ内の水が凍っていると、探知はできません。
◆ 金属が表面の場合は、探知できません。
◆ 上記以外にも、対象物の状態、探知環境によっては、正確な探知がで
きないことがあります。必ず本体以外の情報(建物図面など)を参照
してください。