Korg TM-60C, TM-60 取扱説明書

  • KORG TM60/TM60C コンボチューナーメトロノームの取扱説明書を読み終えました。チューニング方法、メトロノーム機能、同時使用など、あらゆる質問にお答えできます。お気軽にご質問ください!
  • TM60とTM60Cの違いは何ですか?
    チューナーとメトロノームを同時に使用できますか?
    テンポの設定方法は?
    バックライトの設定方法は?
    チューニングモードにはどのようなものがありますか?
Owner's Manual (¬p.2)
Manuel d'utilisation (¬p.8)
Bedienungsanleitung (¬s.15)
Manual de usuario (¬p.22)
取扱説明書
(¬p.29)
Thank you for purchasing the Korg TM-60/TM-60C COMBO
TUNER METRONOME. To help you get the most out of your
new instrument, please read this manual carefully.
Merci d’avoir choisi la Combo Accordeur Métronome TM-
60/TM-60C de Korg. Afin de pouvoir exploiter au mieux
toutes les possibilités oertes par l’instrument, veuillez lire
attentivement ce manuel.
Vielen Dank, dass Sie sich für einen TM-60/TM-60C
Kombination aus Stimmgerät und Metronom von Korg
entschieden haben. Bitte lesen Sie sich diese Anleitung
vollstädig durch, um bei der Bedienung alles richtig zu
machen.
Gracias por comprar el anador para enchufar TM-60/TM-
60C Combo Afinador Metrónomo de Korg. Por favor, lea
este manual atentamente y guárdelo para futuras consultas.
は、 COMBO TUNER METRONOME TM-
60/TM-60C をお買い上げいただきまして、まことにありがと
うございます。本製品を末永くご愛用いただくためにも、取扱
説明書をよくお読みになって、正しい方法でご使用ください。
Die wichtigsten Funktionen
Mit dem TM-60/TM-60C können Sie Ihre Instrumente mithilfe
des integrierten Mikrofons oder durch Anschluss an die IN-
PUT-Buchse stimmen.
Sie können das Stimmgerät und das Metronom sowohl separat
als auch gleichzeitig verwenden.
Einsetzen der Batterien
1.
Schieben Sie den Batterie-
fachdackel auf der Rück-
seite des TM-60/TM-60C in
Richtung „a“ und önen Sie
die Abdeckung in Richtung
„b“ (siehe nebenstehende
Abbildung).
2.
Setzen Sie Batterien unter
Beachtung der richtigen Polung ein. Schließen Sie den Deckel.
Bei Fehlfunktionen entnehmen Sie die Batterien einmal und
setzen sie dann neu ein.
Wenn die Batterien schwach
werden, erscheint ein Batte-
riesymbol links im Display. In
diesem Fall ersetzen Sie die
Batterien.
Verwendung des Ständers
Sie können den an der
Rückseite des TM-60/
TM-60C vorhandenen
Ständer verwenden, um
das Gerät zur leichten
Betrachtung zurückzuklappen.
Teile des TM-60/TM-60C
1.
TUNER ON-Taste
2.
SOUND/SOUND BACK-taste
3.
CALIB·NOTE , -Tasten
4.
Beleuchtungstaste
5.
Internes Mikrofon
6.
Lautsprecher
7.
Stimmhilfe
8.
VOL (Lautstärke)
9.
METRONOME ON-Taste
10.
BEAT , -Tasten
11.
TEMPO , -Tasten
12.
START/STOP-Taste
13.
TAP TEMPO-Taste
14.
(Kopfhörern)-Buchse
15.
INPUT-Buchse
16.
Display
a. Referenztonhöhe b. Notenname
c. TEMPO (Metronom Tempo) d. BEAT (Metronomtakt)
おもな特長
本機は、内蔵マイクや、INPUT端子に楽器を接続し、チューニングする
ことができます。
チューナー、メトロノームを別々に、または同時に動作させることがで
きます。
電池の入れ方
1.
本機の裏側にある電池の蓋を、
スライドして(図中 a方向)
き上げます(同 b方向)。
2.
極性に注意して電池を入れ、
を閉めます。
付属の電池は動作確認用
ですので、通常より寿命が
短い場合があります。
誤動作が発生して、電源のオン、オフを何度か行っても直らない場合は、
電池をいったんはずして、再度入れ直してください。
電池の残量が少なくなると
ディスプレイに電池マークが表
示されます。そのときは、早め
に新しい電池と交換してくださ
い。
スタンドの使
本機の裏側にあるスタン
ドを使って、本体を立てる
ことができます。
各部の名称
1. TUNER ON(チューナー電源)ボタン
2. CALIBNOTE (キャリブレーション/ノート ボタン
3. SOUND/SOUND BACK(サウンド/サウンドバック)ボタン
4. バックライトボタン 5. MIC(内蔵マイク)
6. スピーカー 7. チューニングガイド
8. VOL(ボリューム)
9. METRONOME ON(メトロノーム電源)ボタン
10. BEAT (ビート ボタン
11. TEMPO (テンポ ボタン
12. START/STOP(スタート/ストップ)ボタン
13. TAP TEMPO(タップテンポ)ボタン
14. (ヘッドホン)端子 15. INPUT(インプット)端子
16. ディスプレイ(液晶表示)
a.
基準ピッチ表示
b.
音名表示
c.
TEMPO(テンポ表示)
d.
BEAT(メトロノーム拍子)
電源のオンとオフ
電源をオンにする
TUNER ONボタンまたはMETRONOME ONボタンを押すと、電源が
オンになります。使用する機能のボタンを押してください。
TUNER ONボタンを押すと、チューナーのメーターモードが起動しま
す。ディスプレイには
が表示されます。
METRONOME ONボタンを押すと、メトロノームが起動します。ディ
スプレイには
が表示されます。
本機は、チューナーとメトロノームを同時に動作させることができます。
TUNER ONンとMETRONOME ONボタンは、ポケットや
バッグなどに収納したとき、意図せずに電源が入らないように
のボタンより背を低く設計してあります。オンまたはオフにする場
合は、ボタンを少し押し込むように操作してください。
チューナーをオフにする
チューナーが動作しているときにTUNER ONボタンを押すと、チュー
ナーがオフになります。また、音が20分間入力されなかったときにも、
自動的にオフになります。
メトロノームをオフにする
メトロノームが動作しているときにMETRONOME ONボタンを押す
と、メトロノームがオフになります。また、20分間停止状態が続いたと
きにも、自動的にオフになります。
接続
楽器、コンタクトマイクなどを接続するとき
エレキギターのようにピックアップ付きの楽器をチューニングすると
きは、楽器に市販のケーブルを接続し、ケーブルのもう一方のプラグを
本機のINPUT端子に接続します。
接続時はモノラルプラグを使用してください。INPUT端子はモノ
ラル専用ですので、ステレオプラグは使用できません。
コルグコンタクトマイクを使用して楽器をチューニングするときは、
機のINPUT端子にコンタクトマイクのプラグを接続します。
INPUT端子に何も接続されていないと、内蔵マイクによるチューニ
ングになります。
ヘッドホンを接続するとき
市販のミニプラグ(φ3.5mm ステレオ)のヘッドホンを、 (ヘッドホ
ン)端子に接続します。このときスピーカーからは音が出ません。
ヘッドホンの音量は、ボリュームで調整します。
チューナーの操作
メーターを見てチューニングする
(メーターモード)
1.
必要に応じて、楽器やコンタクトマイクなどをINPUT端子に接続
します。
INPUT端子に何も接続されていないと内蔵マイクによる
チューニングになります。
2.
TUNER ONボタンを押します。
ィ ス レ イ に“
が表示され、その下には基準ピ
(キャリブレーション)が表示されます。
3.
基準ピッチを変更するときは、CALIBNOTE ボタンを押します。
基準ピッチが1Hz単位で上下します。このボタンを長く押すと、基準
ピッチが連続的に上下します。この設定は、電源をオフにしても記憶
されます。
4.
楽器を単音で鳴らします。
入力した音に最も近い音名が、ディスプレイの中央に表示されます。合
わせたい音名が表示されるように、楽器を大まかにチューニングします。
内蔵マイク使用時は、内蔵マイクに楽器をできるだけ近づけ
チューニング中に余計な音が入らないようにしてください。
5.
楽器を単音で鳴らしながら、メーターが中央の を指し、チュー
ニングガイドの中央の緑のランプが点灯するようにチューニング
します。
チューニングガイドは、楽器の音が低いときは左の赤いランプが、
が高いときは右の赤いランプが点灯します。
純正の長3度上、短3度上にチューニングする方法
A(0 cent)の音に対し、純正の長3度上の音にチューニングするとき
は、音名表示をC♯にし、メーターを左側の
に合わせます。
A(0 cent)の音に対し、純正の短3度上の音にチューニングするとき
は、音名表示をCにし、メーターを右側の
に合わせます。
音を聴いてチューニングする
(サウンドアウトモード)
1.
TUNER ONボタンを押します。
メーターモードに入ります。
2.
SOUND/SOUND BACKボタンを押して、サウンドアウトモー
ドに入ります。
(ヘッドホン)端子またはスピーカーから基準音が出力されます。
音量はボリュームで調整します。
3.
CALIBNOTE ボタンを押して、合わせたい音名を選びます。
出力される基準音が以下のように変わります。
C( C 3 )
n
C♯
n
D
n
E♭
n
E
n
F
n
F♯
n
G
n
G♯
n
A
n
B♭
n
B
n
C(C4) ... C(C6)
n
C(C3)...
この設定は電源をオフにしても記憶されます。
4.
基準音に合わせて、楽器をチューニングします。
INPUT端子または
(ヘッドホン端子いずれか または両方)に接
続している場合は、メーターモードが同時に起動しているので、メー
ターを見ながらのチューニングも可能です。
5.
もう一度SOUND/SOUND BACKボタンを押すと基準音が止ま
り、メーターモードに戻ります。
音とメーターを使って、チューニングする
(サウンドバックモード)
サウンドバックモードは、入力した楽器の音を感知して、最も近い基準
音を出力します。自分が出した音のピッチのズレを確認するときなど
に使用します。
INPUT端子または
(ヘッドホン)端子いずれか または両方)に接続
がある場合に使用できる機能です。
1.
TUNER ONボタンを押します。
メーターモードに入ります。
2.
SOUND/SOUND BACKボタンを長く押して、サウンドバック
モードに入ります。
プ レ イ に“
が表示されます。音量はボリュー
ムで調整します。
(ヘッドホン)子にヘッドホンが接続されている場合は、内蔵マ
イクもしくはINPUT端子からの入力音を受け、ヘッドホンから基準音
を出力します。
(ヘッドホン端子に接続されていない場合は、INPUT端子からの
入力音を受け、スピーカーから基準音を出力します。
(ヘッドホン)端子、INPUT端子共に接続されていない場合
は、サウンドバックモードは機能しません。
3.
基準音とメーターを使って、楽器をチューニングします。
4.
もう一度SOUND/SOUND BACKボタンを押すと、メーターモー
ドに戻ります。
メトロノームの操作
テンポ、拍子を設定する
1.
METRONOME ONボタンを押します。
プ レ に“
が表示されます。
2.
TEMPO ボタンを押して、テンポを設定します。
TEMPO ボタンを2つ同時に約1秒間押し続けると、ペンデュラ
(機械式メトロノームの振り子)ステップとフルステップが交互
に替わります。ペンデュラステップのときはディスプレイ
が表示されます。
ペンデュラムステップまたはフルステップを選んだ後に
TEMPO
ボタンを押すとテンポを設定することができます。
この設定は、電源をオフにしても記憶されます。
ペンデュラムステップのとき
TEMPO ボタンを押すと、テンポの値は1ステップずつ増減しま
す。このボタンを長く押すと連続的に値が増減します。
30
n
32
n
34 ... 88
n
92
n
96 ... 232
n
240
n
252
n
30 ...
フルステップのとき
TEMPO ボタンを押すと、テンポの値は30 252まで1ずつ増
減します。このボタンを長く押すと連続的に値が増減します。
3.
START/STOPボタンを押し、メトロノームをスタートさせます。
テンポに合わせてメトロノームの振り子が左右に動きその動きに合
わせてTAP TEMPOボタンが点滅します。
4.
拍子を変更するときは、BEAT ボタンを押して選択します。
拍子は以下のように変わります。
0
n
1 ... 9( 9拍子)
n
( 4連中抜き)
n
( 4連符)
n
3連中抜き)
n
3
n
( 2連符)
n
0 ...
5.
テンポに合わせて演奏します。
6.
メトロノームを停止するときは、START/STOPボタンを押します。
タップテンポを入力する
入力したタップテンポがBPM(拍/分)で表示されます。
1.
METRONOME ONボタンを押します。
プ レ に“
が表示されます。
2.
TAP TEMPOボタンを一定の間隔で数回押します。
本機では、ボタンが押された間隔をBPMで検知し、テンポとして設定
し、ディスプレイのテンポ表示に、その数値が表示されます。
テンポを検知している間は、ディスプレイに
が表示されます。
ッ プ・テ ン ポ で 検 知 し た BPM30未は 、デ ィ ス レ イ
“Lo”と表示され、テンポは“30に設定されます。
プ・テ ポ で BPMが252を超えるとき 、デ ィ ス
“Hi”と表示され、 テンポは“252”に設定されます。
3.
START/STOPボタンを押し、メトロノームをスタートさせます。
テンポに合わせてメトロノームの振り子が左右に動きその動きに合
わせて、TAP TEMPOボタンが点滅します。
タップテンポ入力は、メトロノーム動作中も可能です。
4.
テンポに合わせて演奏します。
5.
メトロノームを停止するときは、START/STOPボタンを押します。
チューナーとメトロノームの同時操作
本機ではチューナーとメトロノームを同時に使用することができま
す。
チューナー、メトロノームの詳しい操作方法は、「チューナーの操作」
「メトロノームの操作」をそれぞれ参照してください。
チューナーとメトロノームを同時に使う方法
例えば、メトロノームの音に合わせ、リズムトレーニングをしていると
きに、楽器のチューニングがずれていると感じたときは、メトロノーム
はそのまま動かしながら、チューニングすることができます。
以下のように本機を操作します。
1.
METRONOME ONボタンを押します。
2.
START/STOPボタンを押して、メトロノームをスタートさせます。
必要に応じてテンポ、拍子などを設定します。
テンポの設定TEMPO
ボタン、またはTAP TEMPOボタン
拍子の設定BEAT
ボタン
チューナーとメトロノームを同時に使用する場合、メトロノー
ムの拍子に3連符3連中抜き、4連符4連中抜きを設定できま
せん。
3.
TUNER ONボタンを押してメーターモードに入ります。
ディスプレイのメーターが2段になり段にチューニングメー
ターが、下段にメトロノームの振り子が表示されます。メトロノーム
のテンポは、TAP TEMPOボタンの点滅でも示します。
サウンドアウモードでチューニングするときはSOUND/
SOUND BACKボタンを押します
ウンードSOUND/
SOUND BACKボタンを長く押します。
メーターモードのチューニング
楽器を単音で鳴らすと、ディスプレイには入力した音に最も近い音名
が表示されます。チューニングメーター、チューニングガイドを見
ながら楽器をチューニングします
サウンドアウトモードのチューニング
基準音を聞きながら楽器をチューニングします。
サウンドバックモードのチューニング
基準音とチューニングメーター、チューニングガイドを使って、
器をチューニングします。
4.
チューニングを終えたら、TUNER ONタンMETRONOME
ONボタンをそれぞれ押してチューナーとメトロノームをオフにし
ます。
バックライト
必要に応じてバックライトボタン を押して、バックライトを設定
します。バックライトボタンを押すたびに、ソフト→オート→オフ→
ソフト... と切り替わります。バックライト点灯時はディスプレイにバッ
クライトマーク
が表示されます。
ソフト 電池の消耗を抑えるため、常に低輝度の点灯になります。
オート 音を入力した場合とボタン操作時に明るく点灯します。約
10秒間、音の入力やボタン操作が無いときは、自動的に低輝度
の点灯になります。
フ:
点灯しません。
仕様
チューナー部
音律 12平均律
測定範囲* C1(32.70Hz) C8(4186.01Hz)サイン波時
基準発振音 C3(130.81Hz) C6(1046.50Hz)3オクターブ
チューニングモード
メーターモード、サウンドアウトモード、サウンドバッ
ク・モ
キャリブレーション範囲 A4=410Hz ~ 480Hz(1Hz単位)
測定精度 ±1セント以内
サウンド精度±1セント以内
メトロノーム部
テンポ範囲
𝅘𝅥
=30 ~ 252回/分
テンポ設定方法
ペンデュラムステップ、フルステップ、タップテンポ
拍子範囲 0 9拍子、2連符、3連符、3連符中抜き、4連符、4連符
抜き
テンポ精度 ±0.3%
主要規格
接続端子 INPUT端子(6.3mmモノラルフォーンジャック、不平
)、 (ヘッドホン)端子(3.5mmステレオミニフォー
ジャック)
スピーカー ダイナミックスピーカー(φ23mm)
電源 単4形乾電池2本(3V)
電池寿命 チューナー ...
約130/55/36時フ/ソト/オト、
A4連続入力、マンガン乾電池使用時)
メトロノーム...
約130/55/36時フ/ソト/オト、
テンポ120、4拍子、音量最大、マンガン乾電池使用時)
外形寸法(W×D×H) 111 x 74 x 18mm
量: 100 g(電池含む)
品: クイックスタートガイド、動作確認用単4形乾電池 2
本)コンタクトマイク(TM-60Cのみ)
チューナー部のキャリブレーション、基準発振音、メトロノーム部のテ
ンポ、拍子、ペンデュラム/フルステップ、バックライトの設定は、電源
をオフにしても記憶されています。ただし、電池を交換した場合は以下
の初期値に戻ります。
初期値:
キャブレション=440Hz、発振音=A4、テンポ=120、拍子=4
拍子、テンポ設定=ペンデュラムステップ、バックライト設定=オフ
測定範囲内の音であっても、倍音を多く含む音色や、減衰の速い楽器
音は、測定できない場合があります。
仕様および外観は、改良のため予告無く変更する場合があります。
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