m) 本体を電磁波障害源 (作動中の電動ハツリ機など)
の近くで使用しないでください。
n) 周囲状況を考慮してください。 火災や爆発の恐れが
あるような状況では、 本体を使用しないでくださ
い。
o) ペースメーカー使用者の近くでは本体を使用しない
でください。
p) 表示ディスプレイは常に読み取り可能な状態に保っ
てください (例えば、 表示ディスプレイを指でつか
んだり、 汚したりしないでください)。
q) 本体は故障のない状態で使用してください。
r) 探査面が常に清潔であることを確認してください。
s) ご使用の前には本体の設定をチェックしてくださ
い。
t) 本体の測定精度は母材の影響を受けます。 本体を
正しく校正できない場合は、 若干の測定エラーが
生じることがあります。
u) 自動校正が正しく行われない場合は、 ディスプレイ
に警告メッセージが表示されます。
4.2 作業場の整理整頓
a) 梯子や足場の上で作業を行うときは、 不安定な態
勢にならないように注意してください。 足元を確か
にし、 常にバランスを保ちながら作業してくださ
い。
b) 極度に低温の場所から高温の場所に移す場合、 ある
いはその逆の場合は、 本体温度が周囲温度と同じに
なるまで待ってから使用してください。
c) 本体は必ず決められた使用制限内で使用してくださ
い。
d) 各国の定める事故防止規定に従ってください。
4.3 電磁波適合性
本体は厳しい規則に適合するように設計されています
が、 強い電磁波の照射により障害を受けて、 機能異常
が発生する恐れがあります。 以上のような状況下で測
定を行う場合は、 読取り値が惑わされていないかチェッ
クしてください。 また他の装置 (航空機の航法システ
ムなど) に影響を及ぼす可能性もあります。 本体はク
ラス A に準拠しており、 居住区域で障害が発生する可
能性があります。
4.4 一般的な安全対策
a) ご使用前に本体をチェックしてください。 本体に損
傷のある場合は、 ヒルティサービスセンターに修理
を依頼してください。
b) もし本体が落下やその他の機械的な圧力を受けた場
合は、 本体の作動と精度をチェックしてください。
c) 本体は現場仕様に設計されていますが、 他の測定機
器と同様、 取り扱いには注意してください。
d) 本体は防湿になっていますが、 本体ケースに入れる
前に必ず水気を拭き取り、 乾いた状態で保管してく
ださい。
e) 本体をオンにしたとき、 すべてのシンボルがきちん
と見えることを確認してください。
f) 本体を使用する前には必ず測定精度を点検してくだ
さい。
4.5 電気に関する安全注意事項
a) 電池は子供の手の届かないところに置いてくださ
い。
b) 電池を加熱したり、 火気にさらさないでくださ
い。 電池が破裂するか、 あるいは有毒物質を発
生する恐れがあります。
c) 電池を充電しないでください。
d) 電池を本体にはんだ付けしないでください。
e) 電池の接点をショートさせないでください。 過
熱して液もれを起こすことがあります。
f) 電池を分解したり、 過度に機械的な力を加えたりし
ないでください。
4.6 搬送
搬送時は必ず電池を抜き取ってください。
5 ご使用前に
5.1 電池の挿入 2
注意
損傷した電池は使用しないでください。
注意
電池は必ず全部一緒に交換してください。
危険
古い電池と新しい電池を混ぜないでください。 メーカー
の違う電池や種類の違う電池を混ぜないでください。
1. 電池収納部を開きます。
2. パッケージから電池を取り出し、 本体に挿入しま
す。
注意事項極性を確認してください (バッテリー収
納部のマークを参照)。
3. バッテリー収納部が正しくロックされていること
を確認してください。
5.2 本体の点検
1. センサーエリアに水気がないことを確認してくださ
い。 水気がある場合は布でセンサーエリアを拭い
て乾かしてください。
2. 激しい温度変化にさらされた後は、 正確な測定結
果を得るために、 使用前に本体を周囲温度に適
合させてください。
3. 本体を使用する前に設定をチェックしてください。
ja
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Printed: 27.10.2015 | Doc-Nr: PUB / 5137806 / 000 / 01