Barco CLM-HD6 ユーザーガイド

  • Barco CLM HD6 プロジェクターのユーザーガイドの内容を理解しました。このプロジェクターの設置方法、接続方法、操作方法、トラブルシューティング、安全上の注意事項などについて質問があれば、お気軽にお尋ねください。高輝度と高解像度が特徴のこのプロジェクターに関するあらゆる疑問にお答えします。
  • プロジェクターの電源の入れ方と切り方は?
    投写された映像の調整方法は?
    ランプの交換方法は?
    画像に問題が発生した場合はどうすればよいですか?
    天井への取り付け方法は?
POWER
LAMP-1
LAMP-2
TEMP
ERROR
CLM HD6
Barco nv Events
Noordlaan 5, B-8520 Kuurne
電話: +32 56.36.89.70
ファックス: +32 56.36.88.24
電子メール: sales.events@barco.com
ホームページ: www.barco.com
3CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために .........................................................................................................4
1.1 一般注意事項 .......................................................................................................................4
1.2 重要な注意事項 ....................................................................................................................5
1.3 リサイクルに関するガイドライン............................................................................................12
2. はじめに ..................................................................................................................................... 13
2.1 仕様 .................................................................................................................................... 13
2.2 プロジェクターパッケージの概要 ..........................................................................................15
2.3 製品の各部名称 .................................................................................................................16
2.3.1 本体 .........................................................................................................................16
2.3.2 コントロールパネル ...................................................................................................17
2.3.3 入/出力(I/O)パネル ..................................................................................................19
2.3.4 リモコン .....................................................................................................................20
3. 本体の設置 ................................................................................................................................ 22
3.1 プロジェクタの接続 ..............................................................................................................22
3.1.1 コンピュータまたはノートパソコンとの接続 ..................................................................22
3.1.2 ビデオソースとの接続 ............................................................................................... 23
3.2 プロジェクターの電源オン/オフ ............................................................................................24
3.2.1 プロジェクターの電源を入れる ...................................................................................24
3.2.2 プロジェクターの電源を切る .......................................................................................25
3.3 投写された映像の調整 ........................................................................................................26
3.3.1 プロジェクタの位置の調整 .........................................................................................26
4. ユーザーコントロール ..................................................................................................................28
4.1オンスクリーン・ディスプレイメニュー .......................................................................................28
4.1.1 OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)メニューの使用 ..................................................28
4.1.2 インプットメニュー ......................................................................................................29
4.1.3 画像メニュー .............................................................................................................31
4.1.4 レイアウトメニュー .....................................................................................................35
4.1.5 ランプメニュー ...........................................................................................................37
4.1.6 整列メニュー .............................................................................................................39
4.1.7 コントロールメニュー ..................................................................................................41
4.1.8 サービスメニュー .......................................................................................................44
5. 付録 ........................................................................................................................................... 46
5.1 故障かなと思ったら ............................................................................................................. 46
5.1.1 画像の問題 ..............................................................................................................46
5.2 LEDインジケータ表 .............................................................................................................49
5.3 警告メッセージ ....................................................................................................................50
5.4 ランプの交換 ....................................................................................................................... 51
5.5 レンズの交換 ......................................................................................................................52
5.6 互換モード ..........................................................................................................................53
5.7 天井への取り付け ...............................................................................................................54
5.8 欧州連合諸国の場合の準拠声明 ........................................................................................56
目次
4 CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
1.
安全にお使いいただくために
1.1
一般注意事項
Notice on safety
この機器は、安全規格 IEC60950-1EN60950-1UL60950-1、およびCAN/CSA
C22.2 No.60950-1に基づいて製造されています。これらの安全規格は、電子事務機器
を含む情報処理機器に関する規格です。 これらの規格は、ユーザーや作業者が感電や
エネルギーハザード、可動部への接触によって危険な目に遭わないよう保護するため
に、安全上重要な部品や材料の取付を義務付けるものです。 安全規格はさらに、装置内
部・外部の温度上昇、放射能レベル、機械的安全性と強度、梱体の構造、火災防止対策
等についても制限値を設定しています。 機器が機能不全に陥ったときでも安全性を確保
するため、単一故障シミュレーション試験が実施されています。
設置に関す注意事項
本機の操作を開始する前にこの取扱説明書の内容をよくお読みになり、いつでも参照
できるように保管しておいてください。
設置や事前調整は、バルコ社が認定した有資格者またはバルコ社が承認したサービ
ス代理店にご依頼ください。
プロジェクターの本体上、および説明書内に記載されるすべての警告を必ずお守りく
ださい。
本機の操作および取扱いに関するすべての指示を必ずお守りください。
「公認のサービス技術士」または「公認の技術士」の定義について 適切な技術トレーニン
グを習得し、各種作業の実行に伴うあらゆる危険について熟知するに足る経験を有し、作
業者およびその他の人々に及ぶ危険を最小限に留める手段について知識を有する人を
指します。
所有者情報
製品番号およびシリアル番号はプロジェクターの右側に表示されています。 これらの番
号を以下の空欄に書き留めておいてください。 製品について販売店にお問い合わせいた
だくときは、これらの情報をお使いください。
製品番号
シリアル番号
販売店
5CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
1.2
重要な注意事項
感電を防止
警告: この機器は、付属の3芯構造のACケーブルを使って接地する必要があります。
付属の電源ケーブルに正しいものが含まれていない場合は、販売店にお尋ねくださ
い。 電源プラグをコンセントに差込むことができない場合は、新しいコンセントの形に
取り替えてもらえるように電気技師にご連絡ください。 接地式プラグを、接地なしで利
用するのはお止めください。 電源ケーブルは、次のルールに従って配色されていま
す。
国際規格の: 北米規格の:
緑/黄色: 接地 緑/黄色または緑: 接地
青: ニュートラル 青また白: ニュートラル
茶色: 電源(live) 茶色または黒: 電源(live)
電源コードの上に物を置かないようにご注意ください。 人が歩くときに電源コードに足
が引っかかることのないように、本体の設置場所を配慮してください。 電源コードをコ
ンセントから外すときは、必ずプラグを手に持って引き抜いてください。 コードそのもの
を引っ張らないようにしてください。
この機器を設置するために延長コードを利用するときは、延長コードに差し込まれる
他の機械の使用電力との合計が、延長コードの規格を超えないように十分にご注意
ください。
電源コードは、必ず付属のものをご使用ください。 その他の電源コードは見た目が似
ている場合でも、一緒に使用するための安全性試験を当社にて実施したものではな
いため、この機器と一緒にお使いいただくのはご遠慮ください。 電源コードを交換した
いときは、販売店にお尋ねください。
キャビネットの穴から本体内部に異物を入れないでください。危険な電圧部分に触れ
たり、部品のショートを引き起こす可能性があり、火災や感電のおそれがあります。
本体に液体等をこぼさないようにしてください。 キャビネット内部に液体等が入ったと
きは、電源コードを抜いて、公認のサービススタッフの点検を受けて安全性を確かめ
てからお使い下さい。
雷発生時 - 雷雨等の際は追加的な保護措置として、また保管時や長期間使用しない
場合の保護対策として電源コードはコンセントから抜いておいてください。 雷の発生
や電力のサージによる本体の故障を防止することができます。
6 CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
怪我等の危険性防止す
注意: 高圧ランプは、適切に取り扱わないと割れるおそれがあります。 アフターサー
ビスはすべて、公認のサービススタッフに依頼してください。 ランプケースの分解や処
理は独自に行うのではなく、バルコ社にご依頼ください。
怪我や物理的な損害を避けるため、ランプケースの取り付けや電源コードの接続、ま
た、プロジェクターの調節時は必ずこの取扱説明書や本体に記載された警告ラベルを
よく読んでから実施してください。
怪我を防止するため、プロジェクター本体の重量について十分に配慮してください。 プ
ロジェクターの持ち運びには少なくとも2名必要です。
怪我を防止するため、レンズやその他のすべてのカバー プレートが適切に取り付けら
れていることを確認してください。 設置手順を参照してください。
警告: 高出力光線。 レンズを覗き込まないでください。 高輝度により失明するおそれ
があります。
本機のあらゆるカバーを取り外す前に、本体の電源を切って電源コードをコンセントか
ら外してください。
本機の天井据付作業を行うときは、本体や物体の落下による怪我を防止するため、
立ち入り禁止区域を設定してください。
プロジェクターを吊り下げることを目的として設計されていない構造面にプロジェクター
を設置するときは、必ず構造建築工学技術者にご相談ください。 設置する部分の作
業負荷限界がプロジェクターの負荷を上回っていることを必ず確認してください。
2台以上のCLMプロジェクターを重ねて吊り下げる、または3台以上のプロジェクター
を積み重ねて卓上設置するのはお止めください。
プロジェクター本体の側面の電源入力部分は遮断装置となっています。 本機内部の
パーツを確認するために電源を切るときは、常に本機側面の電源コード接続を切断し
ます。 本機側面の電源コード接続口が手に届かない位置にある場合(天井据付の場
合など)は、本機の電源となるコンセント部分がいつでも手に届く範囲にあるように配
慮するか、またはアクセスしやすい電源遮断装置を固定配線上に取り付けるようにし
てください。
本体を不安定な荷台、スタンド、テーブルなどに置かないでください。 落下により本体
が破損したり、近くの人が怪我をするおそれがあります。
本体を天井やリギングシステムに取り付ける場合、必ずセキュリティチェーンを一緒に
取り付けてください。
7CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
警告 紫外線放射被曝を防止すに: 光線を直接見ないようにして
ください。 この機器に取り付けられたランプは、ハイレベルの光と熱を放射しま
す。 ランプから放出される光には、紫外線が含まれています。 ランプが紫外
線を放出しているときは、目や皮膚を傷める潜在的な危険性が存在します。
不必要に被曝しないように、十分にご注意ください。 使用者自身とその従業員
がこれらの危険について理解し、どのようにして自分自身を守ればよいかを周
知徹底させてください。 皮膚への被曝は、編み目の細かい衣類や手袋の着用
によって防止することができます。 目への被曝は、紫外線保護機能を備えた
安全眼鏡の着用によって防止することができます。 紫外線だけでなく、ランプ
からは非常に強い可視光が放出されています。目の保護具を選択するときは
この点についても配慮してください。
紫外線への被曝に:一部の医薬品によっては、紫外線に対する人間
の抵抗力を弱める働きをするものがあります。 米国産業衛生専門家会議
(ACGIH)では、18時間の労働に対する職業的な紫外線被曝限界を1平方セ
ンチの有効紫外線に対して0.1ミクロワット以下と定めています。 累積的な紫
外線レベルがこのような政府のガイドラインを超えることを防止するため、作業
場の紫外線評価を実施されることをお勧めします。
水銀蒸気に対す警告プロジェクターをお使いになるときは、以下の警告に
ついて留意してください。 本機内部で使用されているランプには水銀が含まれ
ます。 ランプが破裂した場合、水銀の蒸気が放出されます。 水銀の蒸気によ
る中毒を最低限に抑止するため、以下の点にご注意ください。
本機は必ず、通気性のよい場所に設置します。
ランプの使用寿命が終わる前にランプを交換します。
ランプが破裂したときは適切な換気を確保し、本機を置いた部屋から脱出
します(特に妊娠している女性)。
ランプが破裂した後に、頭痛、倦怠感、息苦しい、胸が締めつけられるよ
うな咳が出る、吐き気がするなど身体の不調がみられるときは、医師に相
談します。
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8 CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
ーの故障防止すめに
空気フィルターを定期的に交換しない場合、本体内部の空気流が妨げられ過熱を引
き起こすおそれがあります。 過熱は、プロジェクターの動作中にシャットダウンを引き
起こします。 (このプロジェクターの空気フィルターは、オプションです)
正しい空気流を確保するため、またこの機器の電磁環境両立性を適切なレベルに維
持するため、また安全基準を満たすため、常にカバーがすべて適切に取り付けられた
状態で使用します。
キャビネットにある開口部は換気用です。 本体の正常な動作と過熱を防止するため、
これらの開口部を塞いだりしないでください。 また、ベッドやソファ、絨毯、またはこれ
に似たような場所に本体を配置すると開口部が塞がれてしまいますのでお止めくださ
い。 暖房器具やヒートレジスタなどの近くやその上に本体を置かないでください。 本
機は、適切な換気を確保できる場合を除き、作りつけの棚や収納部に設置しないでく
ださい。
本機の冷却ファンや本体底部やまわりの空気流を妨げないようにしてください。 本体
のまわり 40cm (16")以内に、綴じられていない書類等を置かないでください。
本機は常に、開口部に十分な空気が入り、冷却システムからの熱い排気が妨げられ
ないような状態で取り付けられるように配慮してください。 排気された熱気が通過する
地点に、熱に弱い物質を置かないようにご注意ください。 本機の後方や約1メートル
(40")の安全距離を置いてください。
本機内部には何も侵入したり落ちたりしないように配慮してください。 万一、内部に液
体や異物が侵入したときは、電源供給を直ちに切断してください。 公認のサービス技
術士による点検を行うまで、本体を操作しないでください。
プロジェクターを吊り下げることを目的として設置されていない構造面にプロジェクター
を設置するときは、必ず構造建築工学技術者にご相談ください。 設置する部分の作
業負荷限界がプロジェクターの負荷を上回っていることを必ず確認してください。
この機器を、水気のあるところで使用しないでください。
レーザー光線に対す特別な注意高出力レーザー装置を配置している部屋で
DLPプロジェクターを使用する場合、特別な注意が必要です。 レーザー光線が直
接または間接的にレンズに当たると本体のデジタルミラーデバイス(Digital Mirror
Devices™)に深刻なダメージが起きる可能性があるため、このような場合、この製品
の保証は失われます。
この機器を将来搬送する可能性があるときは、元のダンボールや包装資材を保管し
ておくようにしてください。 製品は工場出荷時と同じ方法で再包装するのが最も丈夫
です。
9CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
お手入れの際は、コンセントから本体の接続を外してください。 液体洗剤やスプレータ
イプの洗剤を使用しないでください。 お手入れには固く絞った雑巾をお使いください。
シンナーやベンジン、研磨剤の入った洗剤などは使用しないでください。キャビネット
が傷つくおそれがあります。 頑固な汚れは、中性洗剤を少し付けた雑巾でふき取って
ください。
最高の光学性能と解像度を実現するため、保護レンズには抗反射コーティング処理
が施されています。レンズには触れないようにしてください。 レンズに付着したホコリを
取り除くときは、柔らかい乾いた布をお使いください。 濡れた雑巾、洗剤、シンナーな
どは使わないでください。
ランプがすべて取り付けられていないときは、本機を使用しないでください。
水平とプロジェクタの垂直方向の傾斜範囲:プロジェクターはテーブルの上に配置さや
天井にインストールされ、傾斜が許可されるが、傾斜は+ / - 20°を超えることはでき
ません。この制限は、プロジェクタのランプとセキュリティの動作を保証することです。
A:傾斜を許可する
B:傾斜を許可しない
-
-
B
B
AA
20°
20°
20°
20°
B
B
AA
20°
20°
20°
20°
正面図 側面図
10 CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
電池の破裂防止す
電池を正しく挿入しなかった場合、電池が破裂するおそれがあります。
電池は必ずメーカーが推奨するタイプのものまたはこれと同等のタイプのものと交換
してください。
使用済みの電池はメーカーの支持に従って処分してください。
火災の危険防止す
「火災の危険」の警告。 本機の近くに燃えやすいもの、発火しやすいものを置かない
でください。 通常の運転時に本機の表面や排気口が熱くなりますが、これは正常で安
全な状態です。 しかし、本体の近くに発火性、可燃性のあるものを置くとこれらに引火
して火災を引き起こすおそれがあります。 このため、本機のまわりには、発火性、可
燃性のものが全く無い「安全な区域」を用意します。 バルコDLPプロジェクターについ
ては、安全な区域を少なくとも本体から40cm (16”)以上で設定します。 レンズ側の安
全区域は少なくとも2メートル(80”)を確保してください。
本機の運転中は、本体、レンズ等を別の素材で覆ったりしないでください。
本機のランプが熱くなりすぎているときは、まずプロジェクターをスタンバイモードにし
て約5分かけてランプの温度が冷めるのを待ちます。 その後、電源スイッチを使って
本機のスイッチを切ります。
本機の据付は、通気性が良く、直射日光の当たらない場所にします。
本機は、雨に濡れたり湿度の高い場所で使用しないでください。
火災が発生した場合、砂、二酸化炭素、または粉末消化剤を使って消火します。電子
部品の火災には水を使用してはいけません。
暖房器具やヒートレジスタなどの近くやその上に本体を置かないでください。
本機は、適切な換気を確保できる場合を除き、作りつけの棚や収納部に設置しないで
ください。
本機を使用する室内は、本体の発生する熱による温度上昇を避けるため、適切な換
気を行うかクーラーなどを利用して温度を調節します。
11CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
を行場合
本機は自分で修理等しないでください。カバーを開けたり取り外したりすると、危険な
電圧によって感電するおそれがあります。
アフターサービスはすべて、公認のサービススタッフに依頼してください。
本機のまわりに少なくとも3メートルの立入禁止区域を設置し、フェンスに「立入禁止」
の標示を目立つように配置します。 これは、サービス中に許可無く人が近くに来ない
よう確保するための安全措置です。
以下の状況のときは、本機の電源をコンセントから外し、公認のサービス技術者に
サービスをご依頼ください。
電源コードまたはプラグが破損またはすり減っている。
本体内に液体が侵入した。
本機が雨や水に濡れてしまった。
適切に使用しているにも拘らず、本体が正しく動作しない。 各種制御機能の使用
は、取扱説明書に於いて取り上げられている範囲内に留めておいてください。不
適切な調整は、本体の故障につながるおそれがあり、製品を元の正常な状態に
戻すのに公認の技術者による複雑な作業が伴う場合があります。
本機を落とした、またはキャビネットが壊れた。
製品の動作が通常と著しく異なる場合は、サービスが必要であることを示してい
ます。
部品の交換: 部品を交換する場合、サービス技術者がバルコ社の提供する適切な部
品またはバルコ社の純正部品と同等の性能を持つと認められた交換部品を使ってい
ることを確認してください。 不適切な部品交換は、性能や信頼性を劣化させ、火災、
感電、その他の危険を伴う可能性があります。 不適切な部品交換を行うと、当社の保
証を受けられなくなる場合があります。
安全性チェック: 本機のサービスや修理の完了時は、サービス技術者に安全性
チェックの実施を依頼して、製品が適切に稼動することを確認してもらってください。
-
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-
12 CLM HD6
1. 安全にお使いいただくために
1.3
リサイクルに関するガイドライン
各地域の条例に従い、廃棄物処理場でリサイクル処分をする。
ランプリサイクル業者に直接持ち込む。
有害廃棄物処理業者に処理を依頼する。
水銀を含処分すめのつかの方法
警告: ランプは絶対に割ったり壊したりしないでください。水銀の蒸気放出によって身体お
よび環境に悪影響を及ぼすおそれがあります。
注意: ランプの破損を防止するため、保管や持ち運びの際は十分に注意して丁寧に取り
扱ってください。
注意: ランプは通常の家庭用ゴミを一緒に処分できない場合があります。
HIDランプのリサイクルプログラムについて、各地方自治体のゴミ処理施設にご相談くだ
さい。
13CLM HD6
2. はじめに
2.
はじめに
2.1
仕様
仕様 説明
輝度
6000 ANSIルーメン(+/- 10%)
解像度
1920 x 1080 ピクセル
マイクロディスプレイ
0.67” DLP x 1
コントラスト比
1:1600
輝度むら
95%
ランプ
2 x 330 W UHP
レンズ
ズームレンズレンジ:
WT93 (1.27-1.52)
WT91 (1.52-2.03)
WT95 (2.03-3.85)
WT94 (3.85-7.32)
固定レンズレンジ: WT96 (0.81)
-
-
-
-
入力
標準入力:
G/Y, B/Pb, R/Pr, H/C, V
Y, Pb/Cb, Pr/Cr
S-ビデオ
VGA 1 & VGA 2
標準デジタル入力: HDMI 1 & HDMI 2
-
-
-
-
入力ソースの互換性
最大入力解像度はWUXGA (1900 x 1200) まで
機能
高度ピクチャー・イン・ピクチャー
デジタルキーストーン補正
ブリリアントカラー処理
14 CLM HD6
2. はじめに
仕様 説明
通信
1x RS-232 IN/OUT (D-9 コネクタ)
ネットワーク接続
10/100 Base-T, RJ-45接続
ノイズレベル
42 dB(A) at 23 +/- 2°C
運転温度
5°C - 40°C
主電圧
100-240V (+/- 10%) / 50-60Hz
消費電力
690 W
安全規格
FCC-A, UL, c-UL, CE, CB, TUV GS, CCC, WEEE, EU
RoHS および中国版RoHS
電磁干渉
FCC規則パート15クラスAおよびCE EN55022 クラスAに準拠
寸法
W x L x H: 436 x 550 x 236 mm
15CLM HD6
2. はじめに
2.2
プロジェクターパッケージの概要
POWER
LAMP-1
LAMP-2
TEMP
ERROR
プロジェクター リモコン ユーザーガイド
電源コード x 3
HDMI-DVIケーブル RS232 ケーブル
本パッケージには、プロジェクター本体および以下の付属品が含まれます。 パッ
ケージの内容がすべて揃っていることをご確認ください。 万一不足品がございま
したら、お手数ですが販売店までご連絡ください。
16 CLM HD6
2. はじめに
2.3.1
本体
2.3
製品の各部名称
POWER
LAMP-1
LAMP-2
TEMP
ERROR
2
1
4
5
3
S-VIDEO
DC12V
VIDEO Y Pb Pr
R/Pr G/Y B/Pb H V
HDMI 1 HDMI 2
AC MAINS POWER
MONITOR VGA 1 VGA 2
RS232
10/100
BASE-T
ASPECT
RATIO
MENU
ZOOM
FOCUS
YPbPrRGBHDMI2HDMI 1
SHIFT
S-VIDEOVIDEO
AUTOPIP
ENTER
IMAGE
TEXT
VGA 2VG A1
PAUSE
STBY
6
7
55
診断インジケータ LED
プロジェクションレンズ
レンズロックドア
ランプカバー
1.
2.
3.
4.
チルト調整フット
コントロールパネル
入/出力(I/O)パネル
5.
6.
7.
注: 投影レンズは省略可能な項目は、標準アクセサリーではありません。
17CLM HD6
2. はじめに
2.3.2
コントロールパネル
ASPECT
RA TIO
MENU
ZOOM
FOCUS
YPbPrRGBHD MI 2HD MI 1
SHIFT
S-VIDEOVIDEO
AU TOPIP
ENTER
IMAGE
TEXT
VGA 2VGA 1
PAUSE
STBY
1
12
3 5 7 9
11
6 8
10
42
13 14 15 16 17 18 19 20
キーパッドでは、以下の機能をコントロールできます。
番号 名称 説明
1 HDMI 1 HDMI 1ソースを選択します
2 VGA 1 VGA 1ソースを選択します
3 HDMI 2 HDMI 2ソースを選択します
4 VGA 2 VGA 2ソースを選択します
5 RGB
BNCコネクタのRGBHVソースまたはYUV
ソースを選択します
6
ビデオ
VIDEOソースを選択します
7 YPbPr YPbPrソースを選択します
8 S-VIDEO S-VIDEOソースを選択します
9 ZOOM FOCUS
ズーム/フォーカスを調整します
18 CLM HD6
2. はじめに
番号 名称 説明
10 SHIFT
レンズを上・下・左・右方向に調整します
11 MENU
メニューに入る、またはメニュー内で1つ上の
レベルに移動します
12 STBY
電源を入れるまたはスタンバイモードに入り
ます
13
アスペクト比 アスペクト比を選択します
14 IMAGE OSDからイメージメニューを選択します
15 TEXT
テキスト オン/オフ
16 PIP OSDからPIPメニューを選択します
17 PAUSE
画像を静止します
18 AUTO
自動画像調整を行います
19 ◄►▲▼
ナビゲーションキー
20 ENTER
選択を確定する、またはメニュー表示がないと
きはレンズメニューを表示します
19CLM HD6
2. はじめに
2.3.3
入/出力(
I/O
)パネル
7
1 2
8 9 106 12
13
14
3
11
4
5
S-VIDEO 入力端子
ビデオ入力端子
コンポーネントビデオ入力端子
BNC入力コネクタ (YPbPr/RGBHV)
ネットワーク端子 RJ45
モニタ端子(VGAからのループ)
VGA1端子(PCアナログ信号/コンポーネントビデオ入力)
VGA2端子(PCアナログ信号/コンポーネントビデオ入力)
HDMI 1 端子
HDMI 2 端子
+12Vリレー端子
RS232端子
パワースイッチ
パワーソケット(AC 入力: AC100-240V~50-60Hz9.0A)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
12.
13.
14.
20 CLM HD6
2. はじめに
2.3.4
リモコン
リモコンでは、以下の機能をコントロールできます。
番号 名称 説明
1 I
電源オン
2
リモコン送信部
3 O
電源オフ
4 HDMI 2 HDMI 2ソースを選択します
5 RGB
BNCコネクタのRGBHVソースまたはYUVソースを
選択します
3
1
18
22
4
17
19
5
6
7
20
21
9
8
23
11
25
12
26
13
27
14
28
15
29
16
2
10
24
/