[SM-277766]
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設計時・選定時
a) 仕様範囲内で正しくご使用ください。
・ 仕様範囲外の用途、負荷電流、電圧、温度、衝撃、環境等では
破壊や動作不良の原因となります。
b) 酸素, 腐食性・可燃性ガス、毒性流体には絶対に使用しないで
ください。
c) 製品 (センサ部) を気密性のある制御BOX内や室内に設置す
るのはおやめください。
・ 何らかの事故時に、流体が漏れた場合、気密空間の内圧を変
え危険です。必ず、内圧を制限する安全装置がある制御BOX、
外気との圧力差が少ない室内で使用してください。
a) 適用流体以外の流体について
・ Oリングシール部やネジ継手を使用しており、微少ながら
(1cm
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/min ANR) 空気の漏れを許容しております。
・ 非腐食性・不燃性ガスについては、その流体についての知識・
取扱い技術が必要です。お客様の責任において安全確認・対
策の上ご使用ください。
・ 濡れたワークの吸着確認など、水・油を含む圧縮空気に使用の
場合は、耐食性を高めたPPD(2)-Sタイプ (ステンレスダイアフラ
ムセンサ仕様) をご使用ください。
b) 真空吸着確認にご使用の際には、ご注意ください。
・ 真空破壊の正圧を製品にかけられる場合、仕様耐圧以上とな
らないようにしてください。
c) 使用環境について
・ 98m/s
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以上の振動・衝撃の加わる場所での使用は避けてくださ
い。
・ 測定流体の温度、および、配管途中の環境温度にも注意してく
ださい。特に、本製品が長い配管の末端に設置され、そこに繰
り返し加減圧されるような使用方法では、配管内温度に加え、
加圧時の圧縮による温度上昇が本製品に集中・集積して、かな
りの高温となり、定格温度範囲を越えることもあります。本体が
使用温度範囲内に設置されていても、本体を破損させたり、チ
ューブ軟化による継手抜けを発生させたりします。本製品の位
置を配管末端から途中に変える・本製品より先にダミーの配管
を追加する・高温環境に配管を設置しないなど、温度上昇を防
止するようにしてください。
・ 腐食性ガス・可燃性ガスの発生する場所、薬品・溶剤・油・水が
かかる場所、塵埃や切り粉がある場所、加圧・減圧環境下には
設置しないでください。温度変化の激しい場所や、高湿度の空
気が発生する場所での使用は、おやめください。本体内部で結
露による障害を発生する場合があります。
・ センサ分離タイプのセンサーの防水性(IP67)を得るためには大
気導入口(M3×0.5)を配管接続する必要があります。ただし、絶
対圧力タイプの場合は、M3プラグでふさいでもかまいません。
!
警告 :
!
注意 :
この位置では
温度上昇は少ない
この間の配管内温度に、
圧縮による温度上昇が
加わり、高温となる。