Boxer 30

Christie Boxer 30 Installation Information

  • こんにちは!Christie Boxer 30 (Bb.2) プロジェクターのインストールおよび設定ガイドについてご質問にお答えします。このガイドには、設置方法、接続方法、画像調整、トラブルシューティングなど、製品に関する詳細な情報が掲載されています。どのようなご質問でもお気軽にお尋ねください。
  • プロジェクターの電源を入れる手順は?
    ビデオソースを接続するにはどうすればよいですか?
    画像の焦点を調整するにはどうすればよいですか?
    保証について知りたいのですが?
インストールおよび設定ガイド
020-102101-08
Boxer 30 (Bb.2)
注記
著作権及び商標
©
2019 Christie Digital Systems USA, Inc. 複製・転載禁止。
ブランド名および製品名は、すべて各所有者の商標、登録商標、または商品名です。
全般
本書ではできる限り正確性を期すように心がけていますが、製品や製品の利用に関する変更内容が本書に反映されない場合があります。Christie は予告なく仕様を変更する権利を
留保します。性能仕様については典型的な数値を示しますが、製品のメンテナンスが行われる際の作業条件等、Christie が関与できない条件により変動する場合があります。性能
仕様は、印刷時の情報に基づいたものです。Christie は、特定目的への適合性の暗黙的保証を含め、本書について一切の保証をしておりません。Christie は、本書に記載された誤
り、または本機の性能もしくは使用に関連して偶発的または間接的に発生した損害については責任を負いません。カナダおよび中国製造施設は ISO 9001 の認定を受けています。
カナダ製造施設は ISO 14001 の認定も受けています。
保証
この製品は、Christie の標準限定保証の対象です。本保証の詳細については、Christie または担当販売店にお問い合わせください。Christie の限定保証が指定する制限事項に加
え、次のものは保証対象外となります。
a.
納品または返品時の輸送中に生じた問題または損傷。
b.
プロジェクターランプ(Christie の個別ランププログラム方針を参照)
c.
推奨寿命を超えたプロジェクターランプの使用による問題や損傷、または Christie もしくはその認定販売店以外が供給する Christie ランプ以外のランプを使用したことに
よる損傷。
d.
Christie 社以外の製品(配電システム、カメラ、DVD プレイヤー等)との組み合わせ、または Christie 社以外のインターフェイス機器の使用を原因とする問題または損傷。
e.
Christie ランプ、交換部品、またはコンポーネントの認定販売店以外(Christie ランプ、交換部品、またはコンポーネントをインターネットで提供する販売店を含む)から
購入または入手したランプ、交換部品、またはコンポーネントの使用による問題または損傷(認定販売店については Christie までお問い合わせください)
f.
誤用、不適切な電源、事故、火災、洪水、雷、地震、またはその他の自然災害を原因とする問題または損傷。
g.
Christie のサービス担当者または Christie が認定した修理サービス提供者以外の者が行った不適切な設置/画像位置調整、または機器の改変による問題または損傷。
h.
Christie がそのような使用の設計、改良、および承認を行っていない製品を、モーションプラットフォームや他の移動可能デバイスで使用した場合に生じた問題または損傷。
i.
プロジェクターに関係のないオイルベースの煙霧機やレーザーベースの照明が存在する下でプロジェクターを使用したことが原因の問題または損傷。
j.
LCD プロジェクターについて本保証で定める保証期間は、「通常の使用」の範囲内の LCD プロジェクターだけに適用されます。「通常の使用」とは、1 8 時間以内、1
間に 5 日間を超えない範囲での LCD プロジェクターの使用を意味します。
k.
製品が屋外使用向けに設計されている場合を除き、降水、悪天候、または悪環境条件から保護せず、製品の仕様に規定された周囲温度の範囲外で製品を屋外にて使用したこ
とによる問題または損傷。
l.
製品の通常使用による消耗やその他の通常の経年劣化による欠陥。
シリアル番号が削除、または隠された製品は、本保証の対象となりません。本保証はまた、国外の再販売業者によって当該国のエンドユーザーに販売された製品については適用さ
れません。ただし、i)当該エンドユーザーが居住する国に Christie の事業所がある場合、または(ii)必要な国際保証費用が支払われた場合を除きます。
本保証は、Christie が製品の設置場所における現地の保証サービスを提供することを義務付けるものではありません。
予防的メンテナンス
予防的メンテナンスは、お持ちの製品を継続して正しくお使い頂くために重要な作業です。Christie が指定するメンテナンススケジュールに従って必要なメンテナンスを行わない
場合、保証が無効となります。
規制
本製品は FCC 規則の第 15 部に従って試験済みであり、クラス A デジタル機器の規制に適合していることが認められています。これらの規制は、製品を商業環境で使用した際に
発生する有害な干渉に対して適切な保護を提供することを目的としています。本製品は無線周波エネルギーを生成、使用、放射します。取り扱い説明書どおりに設置・使用されな
い場合、無線通信に有害な干渉を起こす可能性があります。住宅地において本製品を使用した場合、有害な干渉が生じる可能性があり、その場合ユーザーは自身の費用において干
渉を修正する必要があります。
CAN ICES-3 (A) / NMB-3 (A)
기기는 업무용(A)으로 전자파적합등록을 기기이오니 판매자 또는 사용자는 이점을 주의하시기 바라며, 가정 외의 지역에서 사용하는 것을 목적으로 합니다.
環境
本製品は、リサイクル及び再使用可能な高品質原料やコンポーネントを使用して設計、製造されています。この記号
が付いている電気
・電子機器は、その寿命末期に通常の処
理とは異なる方法で廃棄してください。本製品は各地域の規制に従って適切に処分してください。EU 域内においては、使用済み電気電子製品に分別収集が採用されています。私
たちが生活する環境の保護活動にご参加ください!
目次
はじめに......................................................... 6
安全および警告ガイドライン..............................................6
設置に関する安全および警告ガイドライン.....................................7
光度危険距離.....................................................7
製品ラベル......................................................9
プロジェクターの概要.................................................10
販売店へのお問い合わせ................................................11
主な機能........................................................ 11
プロジェクターの
仕組み................................................11
コンポーネントリスト.................................................12
製品文書........................................................ 12
関連文書...................................................... 12
設置およびセットアップ.............................................13
使用場所に関する要件.................................................13
物理的動作環境...................................................13
電源接続...................................................... 13
各部の名称.......................................................14
IR リモートキーパッド................................................ 15
ディスプレイパネル..................................................18
プロジェクターを設置する.............................................. 18
プロジェクターの水平を調整する...........................................19
プロジェクションレンズを取り付ける........................................19
レンズモーターを較正する.............................................. 20
プロジェクションレンズを取り外す....................................... 21
AC 電源に接続する...................................................21
電源を入れる......................................................22
プロジェクター LED ステータスインジケータ..................................23
プロジェクター LED シャッターインジケータ..................................23
ランプステータス................................................. 24
電源を切る.......................................................24
オフセットを調整する.................................................25
レンズをホームポジションへリセットする....................................25
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 3
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ev. 1 (02-2019)
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ボアサイトの調整................................................... 25
フォールドミラーを調整する.............................................27
インテグレーターのズームおよびフォーカスを最適化する.............................28
DMD コンバージェンスを調整する..........................................29
ズームおよびフォーカスで画像を揃える.......................................30
ディスプレイ設定を最適化するために自動設定を実行する.............................31
Christie Link を使用するよう Bo
xer 30 を設定する................................31
テストパターンを選択する.............................................. 32
デバイスを接続し通信を確立する......................................33
IMXB ポート......................................................33
HBMIC を使用してビデオソースを接続する.....................................34
DisplayPort を使用してビデオソースを接続する..................................34
3G 入力カードを使用してビデオソースを接続する.................................34
HDMI を使用してビデオソースを接続する......................................35
DVI を使用してビデオソースを接続する.......................................35
HDBaseT を使用してビデオソースを接続する................................... 35
TSIC を使用してビデオソースを接続する......................................36
ビデオソースを選択する................................................36
コンピューターまたはサーバーに接続する......................................36
RS-232 ポートを設定する.............................................. 37
イーサネットを設定する................................................37
Boxer 30 仕様.................................................... 38
ディスプレイ......................................................38
制御信号の互換性................................................... 38
付属入力カード.....................................................39
オプション入力カード.................................................40
温度センサーの閾値..................................................40
ファン警告閾値.....................................................41
水冷モジュールの警告閾値.............................................. 42
電源要件........................................................ 42
物理的仕様.......................................................43
アクセサリー......................................................43
規制条項........................................................ 44
安全性........................................................44
近接通信読み取り機................................................45
電磁両立性.....................................................45
目次
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 4
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ev. 1 (02-2019)
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環境条件...................................................... 45
環境条件........................................................ 46
信号接続に関する仕様...............................................47
HBMIC ビデオフォーマット..............................................47
T
SIC ビデオフォーマット...............................................48
QDPIC ビデオフォーマット..............................................48
TDPIC ビデオフォーマット..............................................49
DDIC ビデオフォーマット.............................................. 49
THIC ビデオフォーマット...............................................49
HDBase-T ビデオフォーマット............................................50
3GIC ビデオフォーマット...............................................50
目次
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 5
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はじめに
本マニュアルは、Christie 高輝度プロジェクションシステムを操作する専門的な訓練を受けたオペレーターを対象と
します。
プロジェクターの組み立て、設置、サービスは、高電圧、紫外線暴露、およびプロジェクターから発生する高温に関
連する危険性に精通し、Christie の認定を受けた技術者のみに認められています。
Boxer 30 製品に関する完全なドキュメントおよびテクニカルサポートについては、www.christiedigital.com をご
覧ください。
安全および警告ガイドライン
プロジェクターを設置または操作する前に、安全および警告ガイドラインの全文をよくお読みください。
本プロジェクターは、動作範囲条件に合致した環境において操作しなければなりません。Christie が推奨するアタッ
チメントおよびアクセサリのみを使用してください。それ以外のものの使用は、火災、感電、または負傷の原因とな
ります。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
本製品は、本文書に示した動作範囲に適合する環境で使用してください。
光源がオンになっている際には、絶対にレンズをのぞきこまないでください。極めて高い輝度は、目を恒久に
損傷する可能性があります。
強烈な輝度!製品のサービスやメンテナンスのために立ち入り制限区域にアクセスする際は、製品のビームへ
の暴露を避けるために電源をオフにした上で電源コードを抜くか、または正面開口部からの放射を避けるため
に光源のシャッターを閉じてください。
感電およびやけどの危険!内部部品にアクセスする際には注意してください。
火災の危険性があります!両手、衣服、およびあらゆる可燃物は、プロジェクターの集光ビームから距離をと
ってください。
指やその他の体の部位を製品の可動部に近づけないでください。製品を調整する前に、長い髪は短く束ね、ア
クセサリーやルーズな衣服は身につけないでください。
火災および感電の危険!Christie が指定するアタッチメント、
アクセサリ、工具、および交換部品だけを使用
してください。
感電の危険があります!電源は、両極/中性線にヒューズを使用しています。製品のカバーやパネルを開ける
ときには、すべての電源を外してください。
火災の危険性があります!ブレーカーからプロジェクターの電源入力 1 への接続は、30 A を超えてはなりま
せん。
製品は AC コンセントに容易にアクセスできる場所に設置してください。
火災および感電の危険!Christie が指定するアタッチメント、アクセサリ、工具、および交換部品だけを使用
してください。
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 6
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注意! 取り扱いを誤った場合、軽傷または中程度の負傷に至る可能性があります。
つまづき、または火災の危険があります!ケーブルは、その上を歩行する人や転がる物体によって、高温部に
接触したり、引っ張られたり、つまづいたり、損傷したりしないように配線してください。
米国産業衛生専門家会議 (ACGIH) では、職業上の紫外線被爆を 1 8 時間以内、1 平方センチメートルあ
たり 0.1 マイクロワットを超えない実効紫外線放射量にすることを推奨しています。従業員が設置場所にお
ける政府ガイドラインを超える累積放射線レベルに被曝されていないことを保証するために、職場の評価を行
うことをお勧めします。紫外線への感受性を亢進することが知られている医薬品にご注意ください。
設置に関する安全および警告ガイドライン
プロジェクターを設置または操作する前に、安全および警告ガイドラインの全文をよくお読みください。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
本製品からは危険を引き起こす可能性のある光学的放射が発せられます。(リスクグループ 3)
IT 配電システムに接続した場合、高い漏れ電流が発生します。
Christie 製品の設置および修理は、Christie の資格認定を受けた技術者によって行われる必要があります。
すべてのカバーが正しい位置に装着されていない場合は、決して製品を操作しないでください。
製品の安全な持ち上げ、設置、移動には、最低 4 名の人員または適正な定格を持つリフト装置が必要です。
フレームやプロジェクターを頭上に取り付ける場合は、常に安全ストラップを装着してください。
定格荷重および地域で適用される安全規則を順守してください。
プロジェクターを縦置きで設置する場合は、プロジェクターを保持するデバイスの定格荷重が、プロジェクタ
ーの重量に対して十分であることを確認してください。
本製品は、公衆が立ち入りできない立ち入り制限区域内に設置しなければなりません。
製品を設置することで、ユーザーと観客は、目の高さの立ち入り制限区域に入ることができません。
立ち入り制限区域における予防措置についてのトレーニングを受けた職員のみが、当該区域へのアクセス許可
を得ることができます。
Christie の資格認定を受けた技術者だけが製品の筐体を開くことができます。
注意! 取り扱いを誤った場合、軽傷または中程度の負傷に至る可能性があります。
感電およびやけどの危険!内部部品にアクセスする際には注意してください。
ツールボックス内の工具は、Christie の資格認定を受けたサービス技術者だけに使用が認められています。
光度危険距離
このプロジェクターは IEC62471 規格に従ってリスクグループ
3 として分類されています。危険な光学的放射と熱
放射が発せられる可能性があるためです。
警告! 取り扱いを誤った場合、重傷に至る可能性があります。
恒久的/一時的視覚障害の危険!ビームへの直接暴露は禁止です。
恒久的/一時的視覚障害の危険!操作者は、
ビームへのアクセスを危険な距離内であることを避けなければなり
ません。または製品を危険な距離内に観客の目の露出を避ける高さに製品を設置しなければなりません。危険
区域は、床から 3.0 メートル以上でなければならず、危険区域への水平クリアランスは 2.5 メートル以上で
なければなりません。
強烈な輝度!製品の光路には反射物を置かないでください。
次の図および表は、目と肌にとって危険な距離の領域を示します:
はじめに
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 7
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A—危険区域。プロジェクターからの投影光がリスクグループ
2 の放出限界を上回る空間領域。瞬間的、ま
たは短期間の暴露の後、光度が目に損害を与えることがあります(人が光源から目をそらすことができる
前)。光は、肌にやけどを起こすことがあります。
B—危険距離。操作者は、危険距離内のビームへのアクセスを管理するか、観客の目の潜在的な露出が危険
距離内に入ることを防ぐ製品を設置する必要があります。
C—立入禁止区域。立入禁止区域の水平方向のクリアランスは、2.5 メートル以上でなければなりません。
D—危険区域までの垂直距離。危険区域は、床から 3.0 メートル以上でなければなりません。
E—プロジェクターの上面図を表します。
F—プロジェクターの側面図を表します。
プロジェクションレンズ 部品番号 危険距離(m
0.72:1 HB 固定レンズ
144-110103-XX 0.6
0.9:1 固定レンズ
144-111014-XX 0.7
1.13-1.31:1 HB ズームレンズ
144-103105-XX 1.1
1.31-1.63:1 HB ズームレンズ
144-104106-XX 1.3
1.63-2.17:1 HB ズームレンズ
144-105107-XX 1.7
1.99-2.71:1 HB ズームレンズ
144-106108-XX 2.2
2.71-3.89:1 HB ズームレンズ
144-107109-XX 3.1
3.89-5.43:1 HB ズームレンズ
144-108100-XX 4.2
4.96-7.69:1 HB ズームレンズ
144-109101-XX 6.0
以下の表には、最も危険が高くなる位置にズームが調節された Christie プロジェクターのレンズの障害距離が記載
されています。
はじめに
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 8
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製品ラベル
製品で使用されているラベルについて説明します。製品のラベルには黄色、黒、白の三種類があります。
一般的警告
電源に接続された Christie 製品にアクセサリーを設置した場合、危険警告はアクセサリーにも適用されます。
火災および感電の危険
火災や感電の事故を防止するため、本製品を雨や湿気にさらさないでください。
電源プラグを変更したり、電源入力に過剰な負荷をかけたり、延長コードを使用したりしないでください。
製品の筺体を取り外さないでください。
本製品のサービス作業を行うことができるのは、Christie の資格認定を受けたサービス技術者だけです。
感電の危険
感電のリスク。
製品の筺体を取り外さないでください。
本製品のサービス作業を行うことができるのは、Christie の資格認定を受けたサービス技術者だけです。
一般的警告。
感電の危険。けがを防ぐため、メンテナンスまたは修理の手順を実行する前にすべての電源をコンセントか
ら外してください。
感電死注意。けがを防ぐため、メンテナンスまたは修理の手順を実行する前に、すべての電源装置をコンセ
ントから外してください。
高温部注意けがしないようにするために、メンテナンス・サービスの手順を実行する前に、指定された冷却
時間で製品を冷却してください。
やけどの危険。けがしないようにするために、メンテナンス・サービスの手順を実行する前に、指定された
冷却時間で製品を冷却してください。
爆発物(破裂)。けがを防ぐため、メンテナンスまたは修理の手順を実行する前に、すべての電源装置をコ
ンセントから外し、Christie が承認した保護服を着用してください。
強烈な光の危険。けがを防ぐため、光源を直接見ないでください。
挟まれ注意。けがを防ぐため、手を近付けないようにし、衣服にもたるみがないようにしてください。
はじめに
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 9
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ファンブレードの危険。けがしないようにするために、手を近付けないようにし、衣服にもたるみがないよ
うにしてください。メンテナンスまたは修理の手順を実行する前に、すべての電源装置をコンセントから外
してください。
家庭用ではありません。
必須事項
メンテナンスまたは修理の手順を実行する前に、すべての電源装置をコンセントから外してください。
サービスマニュアルを参照してください。
電気関係ラベル
保護接地が存在することを示しています。
接地点が存在することを示しています。
その他の危険ラベル
リスクグループ 3 警告
本製品から発せされる光の放射による危険が存在することを示していま
す。本製品から発せられる熱放射により、火傷する可能性があります。
プロジェクターの概要
Bo
xer 30 プロジェクターの概要を説明します。
Boxer 30 は、テキサスインスツルメンツのデジタルライト・プロセッシング (DLP
TM
)技術を用い、業務用品質
を持った使いやすいプロジェクターです。既存のプロジェクター環境にスムーズに統合できる Boxer 30 は、多様な
フォーマットでのマルチメディアプレゼンテーションを行うために世界中のローカルエリアネットワークとインター
フェースし、驚異的なワイドスクリーン画像を再生します。
はじめに
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 10
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販売店へのお問い合わせ
プロジェクターのサービスのため、
本機ついての情報を控え、以下の記録とともに保管してください。Christie プロ
ジェクターに問題が起きた場合、販売店へお問い合わせ下さい。
購入記録
販売店:
販売店または Christie の販売/サービス担当者問い合わせ先電話番号:
プロジェクターシリアル番号:
シリアル番号は、ディスプレイパネル上に貼付されたライセンスラベル上に記載されています
購入日:
設置日:
イーサネットの設定
デフォルトゲートウェイ
プロジェクター IP アドレス
サブネットマスク
主な機能
本機の主要な機能について説明します。
投写画像のワープ&ブレンド機能
近接通信機能
アライメント不要のマルチ ランプ モジュール
バヨネット式着脱機構を採用したレンズマウント
200240 V 単相交流
光学調整のためのサイドアクセスパネル
全方位投写機能
T
ruLife エレクトロニクス
情報をひと目で見やすく表示する LCD ディスプレイ
プロジェクターの仕組み
Boxer 30 は、多様な入力信号に対応し、映画館などの大型スクリーン用途で一般的に使用されるフロント/リアプ
ロジェクションスクリーンに投影します。
高輝度の光は水銀ランプによって生成され、デジタル処理された赤、緑、および青の色情報に対応した 3 枚の DMD
(Digital Micromirror Device) パネルによって変調されます。ソースからのデジタルストリームに応じて、「オン」
ピクセルに対応するパネルからの光は反射収束され、 枚または数枚のプロジェクションレンズを通してスクリー
ンに投影されます。スクリーン上では、重ね合わされたすべてのピクセル反射が鮮明なフルカラー映像を映し出しま
す。
はじめに
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 11
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コンポーネントリスト
以下のすべてのコンポーネントがプロジェクターに同梱されていることをご確認ください。
最高輝度用電源コード(6 ランプ動作)
省電力用電源コード(シングルランプ動作)
IR リモートキーパッド
製品文書
設置、
セットアップ、およびユーザー情報については、Christie Digital Systems USA Inc. のウェブサイトから製
品文書にアクセスしてください。本製品の使用や修理の前に、全ての指示をお読みください。
Boxer 4K, Boxer 2K, Boxer 30
1.
Christie のウェブサイトから文書にアクセスします。
にアクセスします http://bit.ly/2mpf6QK または
https://www.christiedigital.com/en-us/business/products/projectors/3-chip-dlp/boxer-
series
スマートフォンまたはタブレットで QR コードリーダーアプリを使用して QR コードをスキャンしま
す。
2.
製品ページでモデルを選択して、 Downloads (ダウンロード) タブに切り替えます。
関連文書
プロジェクターに関する追加情報は、以下の文書にあります。
Boxer 30 User Guide (P/N: 020-102016-XX)
Boxer Product Safety Guide (P/N: 020-101780-XX)
Boxer 4K Service Guide (P/N: 020-101699-XX)
Boxer 30 Serial Commands Guide (P/N: 020-102096-XX)
Boxer 30 Status System Guide (P/N: 020-102233-XX)
はじめに
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 12
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設置およびセットアップ
プロジェクターディスプレイの設置、接続および最適化の方法について説明します。
使用場所に関する要件
プロジェクターを安全に設置して使用するためには、設置場所へのアクセスの許可を受けた者に制限し、設置場所に
関する以下の最低条件を満たす必要があります。
物理的動作環境
動作環境に関する仕様を記載します。
使用環境温度(動作時) 5℃~40°C (41°F104°F) 457 まで
湿度 (結露の無いこと) 10%80%
使用高度:環境温度 5℃~25°C で高度 3 km まで
電源接続
本機は画期的なデュアル AC インレット パワーシステムを装備し、2 つの動作モードを提供します。
適切な高圧電力供給が利用可能な場合に最高輝度
6 ランプ)で使用するには、電源入力 1 を使用してプロジェクタ
ーに電源を供給します。省電力モード(シングルランプ)で使用するには、通常の低電力電源を使用して電源入力 2
からプロジェクターに電源を供給します。それぞれの供給電源用の別々の電源コードが同梱されています。電源入力
1 を使用する場合は、設置時に定格 30 A のブレーカーが必要になります。電源入力 2 を使用する場合は、設置時に
定格 15A のブレーカーが必要になります。
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 13
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各部の名称
本機の主要なコンポーネントについて説明します。
A B C D E F
R
S
T
V
G
U
Q
H
I
J
K
L
M
N
O
P
ID
コンポーネント 説明
A
通信および入力パネル メディアソースを、オプションカードまたは
IMXB 上のポートに接続します。
B
マウント/リギング用取り付け穴 プロジェクターの脚の取り付け、およびマウント/リギング用の取り付けのための
M12 x 1.75 穴。
C
ユーザーインターフェース側エア
フィルタドア
ユーザーインターフェース側のエアフィルタにアクセスできます。
D
ディスプレイパネル プロジェクターのメニューおよび状態を表示します。
E
キーパッド用インターフェース プロジェクターを操作できます。
F Christie TAP
近接通信機能を使用して、Android 端末でプロジェクターと通信することを可能
にします。
G
電子回路側フィルタドア 電子回路側のエアフィルタにアクセスできます。
H
フロント
IR IR リモートのコマンドを受信します。
I
ランプ側フィルタドア ランプ側のエアフィルタにアクセスできます。
J
プロジェクションレンズ 各種レンズをプロジェクターで使用することができます。利用可能なレンズは、
クセサリーの項で一覧表示されています。
設置およびセットアップ
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 14
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ID
コンポーネント 説明
K
調整脚 キーストーンのない長方形が投写されるように、本機がすべての側で平行となるよ
う調整脚の高さを変えます。
L
サービスコンパートメント フォールドミラー、光学ズーム/フォーカス、DMD コンバージェンス調整にアク
セスできます。
M
ツールボックス Christie 認定技術者用のツールが収納されています。
N
後部 IR IR リモートのコマンドを受信します。
O
LED ステータスインジケータ ランプと電源の状態を表示します。
P
シャッター LED インジケータ シャッターの状態を表示します。
Q
ランプドア ランプコンパートメントにアクセスできます。
R
AC コードロック 電源入力 の電源コードをロックします。
S
電源入力 2:省電力用 この IEC 320-C14 インレットに、使用地域用の適切な定格電力の電源コード
(R) を接続します。省電力動作用。
T
電源入力 1:フル電力用 この IEC 309 インレットに、
使用地域用の適切な定格電力の電源コード (S) を接
続します。フル電力動作用。
U
電源コード:省電力用 省電力モードで使用する場合は、使用地域用の適切な定格の電源コードを電源入力
2 に接続します。
V
電源コード:フル電力用 フル電力モードで使用する場合は、使用地域用の適切な定格の電源コードを電源入
1 に接続します。
IR リモートキーパッド
IR リモートキーパッドは、
バッテリ駆動の赤外線 (IR) 送信機から、ワイヤレス通信によってプロジェクターを制御
します。
IR リモートを使用するには、キーパッドをプロジェクターの正面または後部の IR センサーに向けてファンクション
キーを押します。プロジェクターにある 2 つの IR センサーの 1 つで信号を検出し、コマンドを中継して内部処理を
行います。リモートには、プロジェクターと有線接続を行うための端子が装備されています。
設置およびセットアップ
Boxer 30 (Bb.2) インストールおよび設定ガイド 15
020-102101-08 R
ev. 1 (02-2019)
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ボタン 説明
A
プロジェクターの光源をオンにします。
B
アスペクト比の画面を開きます。
C
光源をオフにし、プロジェクターをスタンバイ状態にします。
D
すべてのスロット上のアクティブ/非アクティブ入力を選択します。
E
サポートされていません。
設置およびセットアップ
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ボタン 説明
F
メニュー、項目のインデックス、または値などの数字を入力します。
G
矢印キーでメニュー内のナビゲートや設定の調整を行います。
H
ハイライトされたメニュー項目を選択したり、値を適用したりします。
I
メニューのオン/オフを切り替えます。
J
サポートされていません。
K
キーストーンの画面を開きます。
L
レンズのフォーカスを調節します。
M
サポートされていません。
N
テストパターンを表示します。
O
サポートされていません。
P
画像を自動で最適化します。
Q
遮光板を開閉します。
R
サポートされていません。
S
番号を選択してカスタムアクションを実行します。
T
マルチプロジェクター設置でプロジェクターを選択します。
U
1 つ前のメニューレベルに戻るか、最上位レベルにあるメニューを修了します。
V
コンテクストに応じたヘルプを表示します。
W
レンズのオフセットを調節する矢印です。
X
レンズのズームを調節します。
Y
オンスクリーンディスプレイの位置メニューが開かれます。
Z
オンスクリーンディスプレイ メニューの表示/非表示を切り替えます。
AA
リモコンのバックライトをオンにします。
AB
有線接続オプション用の XLR オス
3 ピンコネクターです。
AC
キーパッドをロック/ロック解除します。
AD
バッテリードア。
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ディスプレイパネル
ディスプレイパネル(ホームページとも呼ばれます)の主要部分について説明します。
ID
コンポーネント 説明
A
Status(ステータス) さまざまな警告やエラーを含めたプロジェクターの状態を表示します。
ステータスシステムへのアクセスを提供します。
B
IP SettingsIP 設定) IP アドレスとサブネット値を表示します。
IP 設定の変更を行うことができます。
C
Test Pattern(テストパターン) 現在選択中のテストパターンを表示します。テストパターンが選択されて
いない場合は、Off と表示されます。
テストパターンの一覧にアクセスできます。
D
入力 現在選択されている入力信号を表示します。
入力信号の一覧にアクセスできます。
E
電源および温度 入力電圧 (V) および吸気口の温度 () を表示します。
F
ランプ時間 ランプの状態と使用時間を表示します。
G
プロジェクターコンポーネント制御 プロジェクターの各コンポーネントの状態を表示します。
H
プロジェクター情報 プロジェクターのモデル名、シリアル番号、ソフトウェアのバージョン、
ロジェクター ID などの情報を表示します。
プロジェクターを設置する
プロジェクターを設置する位置を、スクリーンに対して決めます。
リギングフレームにプロジェクターを配置する情報については、Assembling the Precision 1 Rigging Frame
(P/N: 020-102719-XX) または Assembling the Boxer Rigging Frame (P/N: 020-102018-xx) 指示シートを
参照してください。
1.
プロジェクターをレンズがスクリーンに垂直になるように配置します。
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スクリーンの中央よりかなり上方に設置される場合でも、プロジェクターレンズを可能な限りスクリーンに
対して直角になるようにしてください。特に短い投射距離と幅広スクリーンの組合せの場合には、照準を多
少犠牲にしてスクリーンとの直角を保つようにしなければならない場合があります。このような場合、若干
のレンズオフセットでキーストーンの歪みを減らすことが可能です。
2.
プロジェクターをスクリーンの中央に合わせます。
プロジェクターの水平を調整する
プロジェクターの調整脚を使って、プロジェクターの水平を調整します。
1.
プロジェクターの上下方向の高さを調整するには、プロジェクター底部に配置された各調整脚のノブを回転
させて、延長または伸縮させます。
プロジェクターの調整脚は取り外し可能です。調整脚をプロジェクターの上面に取り付けて、上下を反転さ
せることができます。
2.
必要な調整を行ったら、プロジェクターの下部に対してロックナットをレンチで固定します。
プロジェクションレンズを取り付ける
Bo
xer 30 プロジェクター専用のレンズのみを使用してください。Boxer 30 用に開発されたもの以外のレンズを取
り付けた場合、レンズが取り付けられていないことを知らせる警告が発せられます。
1.
レンズからレンズキャップを取り外します。
プロジェクションレンズを安全に輸送するには、輸送中にズームリングが回転することを抑えるため、梱包
テープが必要になります。
2.
フロントカバーのガイドとレンズに付いている赤いラインを揃えます。
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3.
プロジェクターにレンズを挿入し、クリック音が 2 回聞こえるまでレンズを時計回りに回転させます。
最初のクリック音は、安全ロック機構が動作したことを示します。
4.
2 回目のクリック音が聞こえるまで、続けてレンズを時計回りに回転させます。
2 回目のクリック音は、レンズが所定の位置で完全にロックされたことを示します。レンズの上部正面のラ
ベルが上を向き、フロントカバーのガイドに揃っていることを確認してください。
レンズモーターを較正する
プロジェクターをご使用になる前に、レンズモーターの較正を必ず行ってください。
レンズ モーターの較正が適切に行われない場合、以下のような状況が生じる場合があります。
レンズ モーター位置の報告が正しくない。
レンズ モーターの全範囲を使用できない。
事前定義の可動範囲エリア外にレンズ モーターが移動する。
プロジェクターが損傷を受ける。
以下のいずれかの状況においては、レンズ モーターのリセットおよび較正を行ってください。
レンズ交換後。
プロジェクターが移動されたり、動かされたりした場合。
ズームまたはフォーカスを手動で調整した場合。
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