Christie CP2308 Installation Information

  • こんにちは!Christie CP2308プロジェクターのインストールおよび設定ガイドについてご質問にお答えします。このガイドには、安全な設置手順、接続方法、画像調整、そして様々な設定に関する詳細な情報が記載されています。CP2308の高輝度プロジェクションやスタッキング機能など、製品の特長についてもご説明できますので、お気軽にご質問ください!
  • プロジェクターの安全な持ち上げと設置方法は?
    ランプの交換手順は?
    画像調整機能について教えてください。
    プロジェクターの保証について教えてください。
インストールおよび設定ガイド
020-102640-02
CP2308
注記
著作権及び商標
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2018 Christie Digital Systems USA, Inc. 複製・転載禁止。
ブランド名および製品名は、すべて各所有者の商標、登録商標、または商品名です。
全般
本書ではできる限り正確性を期すように心がけていますが、製品や製品の利用に関する変更内容が本書に反映されない場合があります。Christie は予告なく仕様を変更する権利を
留保します。性能仕様については典型的な数値を示しますが、製品のメンテナンスが行われる際の作業条件等、Christie が関与できない条件により変動する場合があります。性能
仕様は、印刷時の情報に基づいたものです。Christie は、特定目的への適合性の暗黙的保証を含め、本書について一切の保証をしておりません。Christie は、本書に記載された誤
り、または本機の性能もしくは使用に関連して偶発的または間接的に発生した損害については責任を負いません。カナダ製造施設は ISO 9001 及び 14001 の認定を受けていま
す。
保証
この製品は、Christie の標準限定保証の対象です。本保証の詳細については、Christie または担当販売店にお問い合わせください。Christie の限定保証が指定する制限事項に加
え、次のものは保証対象外となります。
a.
納品または返品時の輸送中に生じた問題または損傷。
b.
プロジェクターランプ(Christie の個別ランププログラム方針を参照)
c.
推奨寿命を超えたプロジェクターランプの使用による問題や損傷、または Christie もしくはその認定販売店以外が供給する Christie ランプ以外のランプを使用したことに
よる損傷。
d.
Christie 社以外の製品(配電システム、カメラ、DVD プレイヤー等)との組み合わせ、または Christie 社以外のインターフェイス機器の使用を原因とする問題または損傷。
e.
Christie ランプ、交換部品、またはコンポーネントの認定販売店以外(Christie ランプ、交換部品、またはコンポーネントをインターネットで提供する販売店を含む)から
購入または入手したランプ、交換部品、またはコンポーネントの使用による問題または損傷(認定販売店については Christie までお問い合わせください)
f.
誤用、不適切な電源、事故、火災、洪水、雷、地震、またはその他の自然災害を原因とする問題または損傷。
g.
Christie のサービス担当者または Christie が認定した修理サービス提供者以外の者が行った不適切な設置/画像位置調整、または機器の改変による問題または損傷。
h.
Christie がそのような使用の設計、改良、および承認を行っていない製品を、モーションプラットフォームや他の移動可能デバイスで使用した場合に生じた問題または損傷。
i.
プロジェクターに関係のないオイルベースの煙霧機やレーザーベースの照明が存在する下でプロジェクターを使用したことが原因の問題または損傷。
j.
LCD プロジェクターについて本保証で定める保証期間は、「通常の使用」の範囲内の LCD プロジェクターだけに適用されます。「通常の使用」とは、1 8 時間以内、1
間に 5 日間を超えない範囲での LCD プロジェクターの使用を意味します。
k.
製品が屋外使用向けに設計されている場合を除き、降水、悪天候、または悪環境条件から保護せず、製品の仕様に規定された周囲温度の範囲外で製品を屋外にて使用したこ
とによる問題または損傷。
l.
製品の通常使用による消耗やその他の通常の経年劣化による欠陥。
シリアル番号が削除、または隠された製品は、本保証の対象となりません。本保証はまた、国外の再販売業者によって当該国のエンドユーザーに販売された製品については適用さ
れません。ただし、i)当該エンドユーザーが居住する国に Christie の事業所がある場合、または(ii)必要な国際保証費用が支払われた場合を除きます。
本保証は、Christie が製品の設置場所における現地の保証サービスを提供することを義務付けるものではありません。
予防的メンテナンス
予防的メンテナンスは、お持ちの製品を継続して正しくお使い頂くために重要な作業です。Christie が指定するメンテナンススケジュールに従って必要なメンテナンスを行わない
場合、保証が無効となります。予防メンテナンススケジュールについては、www.christiedigital.com を参照してください。
規制
本製品は FCC 規則の第 15 部に従って試験済みであり、クラス A デジタル機器の規制に適合していることが認められています。これらの規制は、製品を商業環境で使用した際に
発生する有害な干渉に対して適切な保護を提供することを目的としています。本製品は無線周波エネルギーを生成、使用、放射します。取り扱い説明書どおりに設置・使用されな
い場合、無線通信に有害な干渉を起こす可能性があります。住宅地において本製品を使用した場合、有害な干渉が生じる可能性があり、その場合ユーザーは自身の費用において干
渉を修正する必要があります。
CAN ICES-3 (A) / NMB-3 (A)
기기는 업무용(A)으로 전자파적합등록을 기기이오니 판매자 또는 사용자는 이점을 주의하시기 바라며, 가정 외의 지역에서 사용하는 것을 목적으로 합니다.
環境
本製品は、リサイクル及び再使用可能な高品質原料やコンポーネントを使用して設計、製造されています。この記号
が付いている電気
・電子機器は、その寿命末期に通常の処
理とは異なる方法で廃棄してください。本製品は各地域の規制に従って適切に処分してください。EU 域内においては、使用済み電気電子製品に分別収集が採用されています。私
たちが生活する環境の保護活動にご参加ください!
目次
安全に関する注意事項............................................... 5
はじめに......................................................... 7
プロジェクターの部品
- 正面..............................................7
プロジェクターの部品 - 背面..............................................8
コンポーネントリスト..................................................8
製品文書......................................................... 8
関連文書....................................................... 9
設置およびセットアップ.............................................10
プロジェクターの持ち上げと設置...........................................10
光度危険距離......................................................10
プロジェクターの傾きと水平を調整する.......................................11
プロジェクターをスタックする............................................12
タッチパネルを取り付ける.............................................. 15
レンズを取り付ける..................................................16
ランプを取り付ける..................................................18
電源を接続する.....................................................20
プロジェクターをオンまたはオフにする.......................................21
プロジェクターにログオンする............................................22
結合を有効にする................................................... 22
デバイスをプロジェクターに接続し通信を確立する.........................23
プロジェクターヘッドの接続とステータス LED...................................23
プロジェクターをコンピューターに接続する.................................... 24
3D 同期ポートに機器を接続する...........................................24
画像を調整する....................................................25
インテリジェントレンズシステムをアクティベートする.............................. 25
インテリジェントレンズシステムの自動較正を行う.................................25
口径食の修正......................................................25
キーストーン効果を修正する.............................................25
垂直ボアサイトを調整する.............................................. 26
水平ボアサイトを調整する.............................................. 27
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デジタルマイクロミラーデバイスの収束を調整する.................................29
フォールドミラーを調整する.............................................29
色の較正を行う.....................................................29
CP2308 仕様..................................................... 30
物理的仕様.......................................................30
電源仕様........................................................ 30
環境要件........................................................ 31
ディスプレイ仕様................................................... 31
制御信号の互換性................................................... 32
タッチパネル仕様................................................... 34
ランプの仕様......................................................34
アクセサリー......................................................35
規制条項........................................................ 36
安全性........................................................36
電磁両立性.....................................................36
環境条件...................................................... 37
目次
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安全に関する注意事項
けがやプロジェクターの損傷を防ぐため、安全に関する以下の重要なルールに従ってください。
本プロジェクターは、
プロジェクターの仕様
(ページ30)に示した動作環境の範囲内で使用してください。
一般的な注意事項
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
つまづき、または火災の危険があります!ケーブルは、その上を歩行する人や転がる物体によって、高温部に
接触したり、引っ張られたり、つまづいたり、損傷したりしないように配線してください。
本製品は、公衆が立ち入りできない立ち入り制限区域内に設置しなければなりません。
立ち入り制限区域における予防措置についてのトレーニングを受けた職員のみが、当該区域へのアクセス許可
を得ることができます。
感電およびやけどの危険!内部部品にアクセスする際には注意してください。
IT 配電システムに接続した場合、高い漏れ電流が発生します。
本製品からは危険を引き起こす可能性のある光学的放射が発せられます。(IEC 62471 によるリスクグルー
3 の危険)
紫外線から保護するために、運転中はすべての製品筐体に損傷がないように保ってください。
紫外線被曝の危険があります!光学調整または製品のサービスを行う際には、紫外線をカットするサイドシー
ルド付きの安全保護めがねと、Christie 認定の安全防護服を着用する必要があります。
火災および感電の危険!Christie が指定するアタッチメント、
アクセサリ、工具、および交換部品だけを使用
してください。
製品の安全な持ち上げ、設置、移動には、最低 4 名の人員または適正な定格を持つリフト装置が必要です。
電源
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
感電の危険があります!製品付属の AC 電源コードまたは Christie が推奨する AC 電源コードのみをお使い
ください。
火災および感電の危険があります!電源コード、電源ソケット、および電源プラグが使用地の該当する定格基
準を満たさない限り、動作を行わないでください。
感電の危険があります!AC 電源がプロジェクタートレイのライセンスラベルに記載されている指定電圧およ
び指定電流の範囲外の場合は、操作をしないでください。
感電の危険があります!コンセントに差し込む AC 電源コードは、アース付きのものをご使用ください。
感電の危険があります!設置、移動、修理、清掃、部品の取り外し、または筐体を開く前に、製品を必ず AC
電源から切り離してください。
製品の安全な持ち上げ、設置、移動には、最低 2 名の人員または適正な定格を持つリフト装置が必要です。
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注意! 取り扱いを誤った場合、軽傷または中程度の負傷に至る可能性があります。
Christie の資格認定を受けた技術者だけが製品の筐体を開くことができます。
製品は AC コンセントに容易にアクセスできる場所に設置してください。
ランプ
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
爆発の危険性があります!ランプと裸電球は梱包されていても落としたり誤った処理をすしたりすると爆発す
ることがあります。
爆発の危険性があります!ランプドアが開いている、あるいはランプを取り扱う場合には、常に製造元で認定
された安全防護服(手袋、ジャケット、フェースシールド)を着用してください。地域または連邦政府による
すべての規定は、Christie の防護服に関する推奨内容よりも優先されます。
ランプがオンになっている状態では、絶対にランプのドアを開かないでください。
爆発の危険性があります!十分な時間をかけてランプを冷却させてから、製品の電源を切り、AC 電源から製
品を切り離し、ランプドアを開けてください。
光源がオンになっている際には、絶対にレンズをのぞきこまないでください。極めて高い輝度は、目を恒久に
損傷する可能性があります。
火災の危険性があります!両手、衣服、およびあらゆる可燃物は、プロジェクターの集光ビームから距離をと
ってください。
安全に関する注意事項
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はじめに
本マニュアルは、高輝度 CP2308 プロジェクションシステムを操作する Christie の専門的な訓練を受けたオペレー
タを対象とします。
プロジェクターの組み立て、設置、サービスは、高電圧、紫外線暴露、およびプロジェクターから発生する高温に関
連する危険性に精通し、Christie の認定を受けた技術者のみに認められています。
製造に関する完全なドキュメントおよびテクニカルサポートについては、www.christiedigital.com をご覧くださ
い。
プロジェクターの部品 - 正面
本機の正面の部品を説明します。
A
タッチパネル
プロジェクターの制御に使用するタッチセンサー
スクリーン
E
エアフィルターカバーおよびエアフィルター
エアフィルターカバーの中に、交換可能なエアフィ
ルターがあります。
B
通信パネル
外部機器はここに接続されます。
F
プロジェクターレンズ
利用できるレンズのリストは、プロジェクト仕様書
内にあります。
C
調整脚
調整可能な脚を回して、プロジェクターの高さを上
げ下げします。
G
レンズマウントカバー
D
エアフィルター
H
上蓋
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プロジェクターの部品 - 背面
本機の背面の部品を説明します。
A
サービスアクセスドア
B
電源コード及び AC 入力端子
C
光源アクセスドア
コンポーネントリスト
以下のすべてのコンポーネントがプロジェクターに同梱されていることをご確認ください。
電源コード
タッチパネル
収束ツール
スタック用カップ、固定用ブラケット、必要なねじを含むスタック用キット
製品文書
設置、
セットアップ、およびユーザー情報については、Christie のウェブサイトから製品文書にアクセスしてくださ
い。本製品の使用や修理の前に、全ての指示をお読みください。
1.
Christie のウェブサイトから文書にアクセスします。
以下の URL にアクセスします。 http://bit.ly/2wOIqIS または
https://www.christiedigital.com/en-us/cinema/cinema-products/digital-cinema-projectors/
christie-cp2308
はじめに
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スマートフォンまたはタブレットで QR コードリーダーアプリを使用して
QR コードをスキャンしま
す。
2.
製品ページで、 Downloads (ダウンロード) タブに切り替えます。
関連文書
プロジェクターに関する追加情報は、以下の文書にあります。
CP2308 Product Safety Guide (P/N: 020-102536-XX)
CP2308 User Guide (P/N: 020-102535-XX)
CP2308 Serial Commands Guide (P/N: 020-102485-XX)
はじめに
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設置およびセットアップ
プロジェクターの設置、接続および最適化の方法について記載します。
本セクションでは、プロジェクターの設定の詳細情報を提供します。
プロジェクターの持ち上げと設置
使用する場所にプロジェクターを安全に持ち上げ、設置します。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
製品の安全な持ち上げ、設置、移動には、最低 4 名の人員または適正な定格を持つリフト装置が必要です。
調整と方向合わせを行う際の規定の製品仕様を満たさない位置で、プロジェクターを設置したり、操作したり
しないでください。
プロジェクターを持ち上げたり、配置したりする場合は、
光度危険距離クリアランス要件
(ページ10)を参照して
ください。
1.
プロジェクターの各隅に一人が立ちます。
2.
プロジェクターを持ち上げ、使用される場所にプロジェクターを移動します。
3.
プロジェクターをスクリーンの中央に対して直角となるように置きます。置き場所に制限がある場合は、プ
ロジェクターの向きをわずかに中央からずらし、レンズオフセットを利用して映像がスクリーンの中央にな
るようにします。
光度危険距離
このプロジェクターは
IEC62471 規格に従ってリスクグループ 3 として分類されています。危険な光学的放射と熱
放射が発せられる可能性があるためです。
警告! 取り扱いを誤った場合、重傷に至る可能性があります。
恒久的/一時的視覚障害の危険!ビームへの直接暴露は禁止です。
恒久的/一時的視覚障害の危険!操作者は、ビームへのアクセスを危険な距離内であることを避けなければなり
ません。または製品を危険な距離内に観客の目の露出を避ける高さに製品を設置しなければなりません。危険
区域は、人が立つことが許可されている平面から 2.5 メートル以上(米国の設備)または 2.0 メートル以上
(グローバルな設備)でなければならず、危険区域への水平クリアランスは 1.0 メートル以上でなければなり
ません。
強烈な輝度!製品の光路には反射物を置かないでください。
次の図および表は、目と肌にとって危険な距離の領域を示します:
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A—危険区域。プロジェクターからの投影光がリスクグループ
2 の放出限界を上回る空間領域。瞬間的、ま
たは短期間の暴露の後、光度が目に損害を与えることがあります(人が光源から目をそらすことができる
前)。光は、肌にやけどを起こすことがあります。
B—危険距離。操作者は、危険距離内のビームへのアクセスを管理するか、観客の目の潜在的な露出が危険
距離内に入ることを防ぐ製品を設置する必要があります。
C—立入禁止区域。立入禁止区域の水平方向のクリアランスは、1.0 メートル以上でなければなりません。
D—危険区域までの垂直距離。危険区域は、人が立つことが許可されている平面から 2.5 メートル以上(米
国の設備)または 2.0 メートル以上(グローバルな設備)でなければなりません。
E—プロジェクターの上面図を表します。
F—プロジェクターの側面図を表します。
プロジェクションレンズ 部品番号 危険距離(m
1.2-1.72:1, 0.69" DLPCine ズーム
レンズ
108-494108-XX 1.1
1.33-2.1:1, 0.69" DLPCine ズーム
レンズ
108-495109-XX 1.3
1.62-2.7:1, 0.69" DLPCine ズーム
レンズ
108-496100-XX 1.6
2.09-3.9:1, 0.69" DLPCine ズーム
レンズ
108-497101-XX 2.4
プロジェクターの傾きと水平を調整する
最適な性能を引き出すためには、プロジェクターがスクリーンの中央に対して直角になるように設置してください。
傾きとズレを補完するには、プロジェクター脚とレンズの取り付け位置を調整します。
設置およびセットアップ
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プロジェクターの前後傾斜角は 15° 以内にする必要があります。
1.
プロジェクターの高さを調整するには、プロジェクター底部にある調整脚の固定ナットを緩めます。
A
19 mm (0.75 インチ) レンチ
B
ロック
C
回して高さを調整します。
2.
脚を延長または伸縮させます。
3.
必要な調整が完了したら、ロックナットを締め付けます。
プロジェクターをスタックする
CP2308
プロジェクターをスタックする場合は、付属のスタック用キットを使用してください。
スタック用キットは、次の部品で構成されています。
固定用ブラケット (数量:4) スタック用カップ (数量:4) M6 ねじ (数量:4)
スタックしたプロジェクターの光軸は、互いに平行になる必要があります。スタックしたプロジェクターは、 13
以上傾けないでください。スタックしたプロジェクターをラックスタンドに取り付ける場合、または台座に載せる場
合は、ラックスタンドまたは台座が水平になるように設置してください。画像を揃えるために傾ける必要がある場合
には、ラックスタンドや台座を傾けず、プロジェクターを傾けます。
1.
下部のプロジェクターの上蓋を固定している 4 隅のねじを外します。
設置およびセットアップ
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2.
スタック用カップ (011-104349-
XX) を、カップの上部が外側を向いてプロジェクターの表面に触れるよう
に被せます。
3.
M6 ねじ (012-101132-
XX) をスタック用カップの取り付け穴からプロジェクターに挿入します。
4.
トルクレンチを使用して、M6 ねじを 1.69 Nm のトルクで締め付けます。
設置およびセットアップ
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5.
手順 35 を繰り返し、残り
3 つのスタック用カップを取り付けます。
6.
別の人に手伝ってもらい、2 つめのプロジェクターを下側のプロジェクターの上に持ち上げ、脚が各スタッ
ク用カップに合うように載せます。両方のプロジェクターのレンズが正面を向き、両方のプロジェクターレ
ンズの光軸が並行で (A) 垂直に揃っている (B) 必要があります。
7.
両方のプロジェクターを設置する。
a)
タッチパネルを取り付ける
(ページ15
b)
レンズを取り付ける
(ページ16
c)
ランプを取り付ける
(ページ18
d)
プロジェクターに機器を接続する
(ページ23
e)
電源を接続する
(ページ20
f)
下部プロジェクターの画像の大きさをスクリーンに合わせる。詳細については、CP2308
ユーザーズマ
ニュアル
を参照。
g)
上部プロジェクターの画像を下部プロジェクターに揃える。詳細については、CP2308
ユーザーズマニ
ュアル
を参照。
8.
両方のプロジェクターを正しく設置して画像を揃えたら、上部プロジェクターの脚に固定用ブラケットを取
り付けます。
a)
固定用ブラケット (011-104470-XX) をスライドさせ、ブラケットの切れ込みがプロジェクター脚の
周りにはまり、プロジェクター脚のナットの上にくるようにスタック用カップの平らな面に被せます。
b)
固定用ブラケットのつばの部分がスタック用カップの下にぴったりとはまるように、固定用ブラケット
を回します。
c)
手順 ab を繰り返し、残り 3 つの固定用ブラケットを取り付けます。
設置およびセットアップ
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タッチパネルを取り付ける
タッチパネルを使用すると、プロジェクターの機能を制御し、プロジェクターの情報に素早くアクセスできます。
タッチパネルは、プロジェクターのリヤパネルか電子機器側に取り付けられます。
1.
タッチパネルと取り付けアームを梱包から取り出します。
2.
タッチパネル取り付けアームの一方を、タッチパネル背面のボールジョイントに取り付けます。
A
取り付けアーム
B
ボールジョイント
3.
タッチパネルを支えながら、タッチパネル取り付けアームのもう一方をプロジェクターのリアパネルまたは
電子回路側のボールジョイントに取り付けます。
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A
取り付けアーム
B
ボールジョイント
4.
ボールジョイントにしっかり固定されるまで取り付けアームを締めます。
5.
タッチパネルハーネスをタッチパネルに接続します。
a)
USB ケーブルの一端をタッチパネル背面の
USB ポートに接続します。
b)
タッチパネルの電源コードの一方を、タッチパネル背面の DC IN 12V ポートに接続します。
c)
VGA 端子の一端をタッチパネル背面の VGA ポートに接続します。
6.
タッチパネルハーネスをプロジェクターに接続します。
a)
USB ケーブルのもう一方の端を、プロジェクター通信パネルの USB ポートに接続します。
b)
タッチパネルの電源コードのもう一方の端を、プロジェクター通信パネルの Screen Power (スクリー
ン電源) ポートに接続します。
c)
VGA ケーブルのもう一方の端を、プロジェクター通信パネルの VGA 出力ポートに接続します。
7.
タッチパネルをオンにするには、パネルの上部にある電源ボタンを押します。
プロジェクターが AC 電源に接続されていないと、タッチパネルをオンにすることができません。
レンズを取り付ける
レンズはプロジェクションヘッド部を密閉し、汚染物質が主要な電子部品に侵入するのを防ぎます。
レンズを取り付ける前に、プロジェクターの電源をオフにし、電源ケーブルを外します。
レンズが取り付けられていない状態では、絶対にプロジェクターを動作させないでください。プロジェクターを設置
または運搬する際はレンズプラグを取付けてください。
1.
レンズマウントカバーを取り外します。
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2.
六角レンチを使用して、プロジェクター正面のレンズクランプを開の位置まで回します。
3.
レンズの保持リングマウントがレンズマウントに揃うようにレンズの位置を合わせます。
4.
レンズの前後にあるレンズキャップを外します。
レンズキャップを付けたままにすると、キャップが溶けてレンズを破損する恐れがあるため、レンズキャップ
は必ず取り外してください。
5.
レンズをレンズマウントの開口部に、回さず真っ直ぐに挿入します。
レンズマウント内部にある磁石が、レンズの位置合わせを容易にしてくれます。
6.
プロジェクターとは別送されるレンズ取り付け用の 2 本の六角ねじを挿入し、締め付けます。
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7.
六角レンチでレンズを所定の位置にロックします。
8.
レンズマウントカバーを取り付けます。
ランプを取り付ける
以下の手順を完了して、ランプを設置してください。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
作業は Christie が認定した技術者によって行われる必要があります。
爆発の危険性があります!ランプドアが開いている、あるいはランプを取り扱う場合には、常に製造元で認定
された安全防護服(手袋、ジャケット、フェースシールド)を着用してください。地域または連邦政府による
すべての規定は、Christie の防護服に関する推奨内容よりも優先されます。
ランプがオンになっている状態では、絶対にランプのドアを開かないでください。
爆発の危険性があります!十分な時間をかけてランプを冷却させてから、製品の電源を切り、AC 電源から製
品を切り離し、ランプドアを開けてください。
爆発の危険性があります!ランプや裸電球のガラスに圧力を加えないでください。
爆発の危険性があります!ランプと裸電球は梱包されていても落としたり誤った処理をすしたりすると爆発す
ることがあります。
注意! 取り扱いを誤った場合、軽傷または中程度の負傷に至る可能性があります。
ランプが適切に装着されないと、プロジェクターが損傷する可能性があります。
誤ったランプ電源とイグナイターの接続は、製品を損傷させる可能性があります。
1.
プロジェクターが動作中の場合は、オフにして最低 15 分間冷却させます。
2.
プロジェクターを切ってプロジェクターをオフにします。
3.
プロジェクターを AC 電源から外します。
4.
プロジェクターの後部からタッチパネル の通信ケーブルを外します。
5.
プロジェクターの後部から タッチパネル を取り外します。
6.
保護服、フェースシールド、手袋を着用します。
7.
ランプドアの鍵穴に鍵を差し込んで回し、ランプドアを開きます。
8.
2 個のつまみねじを緩め、防火壁のドアを開きます。
設置およびセットアップ
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2018 Christie Digital Systems USA, Inc. 複製・転載禁止。
9.
2 個のつまみねじを緩め、ランプアクセスドアを開きます。
10.
ランプドアに取り付けられた 5 mm 六角レンチで陰極クランプを緩めます。
A
陽極ケーブル
B
リフレクター
C
陰極クランプ
D
延長ナット
E
陰極ナット
F
陰極クランプ
11.
CD
XL-14 または CDXL-16 ランプは次の手順で行います。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
爆発の危険性があります!ランプは陰極軸端と陽極軸端のみで処理してください。ランプをガラス
で処理しないでください。
爆発の危険性があります!ランプを過剰にきつく締めないでください。
爆発の危険性があります!ランプや裸電球のガラスに圧力を加えないでください。
a)
陰極クランプにランプ延長ナットを取り付けます。陰極延長ナットの固定ねじにアクセスできるように
するため、固定ねじがプロジェクターの上蓋の方をに向くように延長ナットを回転させます。
延長ナットは CD
XL-14 CDXL-16 のランプでのみ使用されます。
b)
陰極ナットを挿入し、手で締め付けます。ナットの滑らかな面が陰極クランプに向くようにしてくださ
い。
c)
新しいランプの陰極端部を左手で支え、リフレクターアセンブリ後部の穴を通して上方に向けます。リ
フレクターの後部に右手の人差し指と中指を差し入れ、ランプの陰極端を延長ナットにねじ込みます。
すべてのリード線を点検します。ランプを延長ナットにねじ込む際は、陽極 (+) ワイヤがリフレクター
や防火壁などのプロジェクターメタルに触れないようにしてください。
d)
延長ナットのねじを締め付けます。
e)
手順 13 に進みます。
12.
CDXL-19SC または CDXL-21S1 のランプは次の手順で行います。
a)
新しいランプの陰極端部を左手で支え、リフレクターアセンブリ後部の穴を通して上方に向けます。
b)
リフレクターの後部に右手の人差し指と中指を差し入れ、ランプを陰極クランプに導きます。
ランプがリフレクターに当たらないように注意してください。
設置およびセットアップ
CP2308 インストールおよび設定ガイド 19
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1 (08-2018)
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c)
陰極ナットを挿入し、手で締め付けます。ナットの滑らかな面が陰極クランプに向くようにしてくださ
い。
d)
陰極ねじ (D) を六角レンチで締め付けます。
13.
陽極ワイヤのリング端子を、ワイヤの圧着側が外向きになるよう取り付け位置に合わせます。
14.
陽極ねじを締め付けます。
15.
陽極リード線を近くの金属部分に向かって這わせます。
16.
ランプアクセスドアを閉じて、2 つのつまみねじを締め付けます。
17.
ファイアウォールを閉じて、2 つのつまみねじを締め付けます。
18.
後部アクセスドアを閉じてロックします。後部アクセスドアを閉じる前に、六角レンチを忘れずにホルダー
に収めてください。
電源を接続する
電源にプロジェクターを接続します。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
感電の危険があります!電源に接続する前に、
保護アース専用線が Christie の資格認定を受けた技術者、また
は電気技術者によって取り付けされる必要があります。
感電の危険があります!製品付属の AC 電源コードまたは Christie が推奨する AC 電源コードのみをお使い
ください。
火災および感電の危険があります!電源コード、電源ソケット、および電源プラグが使用地の該当する定格基
準を満たさない限り、動作を行わないでください。
感電の危険があります!コンセントに差し込む AC 電源コードは、アース付きのものをご使用ください。
感電の危険があります!AC 電源がプロジェクタートレイのライセンスラベルに記載されている指定電圧およ
び指定電流の範囲外の場合は、操作をしないでください。
感電の危険があります!設置、移動、修理、清掃、部品の取り外し、または筐体を開く前に、製品を必ず AC
電源から切り離してください。
電源接続器と主電源プラグは、製品の電源コードを抜く際に容易に手が届くように設置してください。
注意! 取り扱いを誤った場合、軽傷または中程度の負傷に至る可能性があります。
Christie の資格認定を受けた技術者だけが製品の筐体を開くことができます。
製品は AC コンセントに容易にアクセスできる場所に設置してください。
サージサプレッサーを搭載した製品の場合は、設置と電源の要件に従う必要があります。
設置と電源の要件
保護アース線は、黄色/緑の最小 12 AWG である必要があります。
入力 A には 20 A の分岐回路遮断器を使用する必要があります。
1.
プロジェクターが動作中の場合は、オフにして AC 電源を抜きます。
2.
プロジェクターの後部にある AC 端子の外部接地ラグ上のねじボルトを緩めます。
設置およびセットアップ
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