Christie Mirage SST Installation Information

  • Christie Mirage SST プロジェクターのインストールおよび設定ガイドについてご質問にお答えします。このガイドには、設置手順、電源接続、レーザー光源とチラーユニットの設定、システムの初期起動、画像調整、ビデオソースの接続方法、そして3D設定など、詳細な情報が記載されています。どのようなご質問でもお気軽にご相談ください。
  • プロジェクターの電源接続方法は?
    レーザー光源の設定方法は?
    3Dコンテンツを表示するにはどうすればよいですか?
    画像の位置合わせはどうすればできますか?
    ビデオソースを接続するにはどうすればよいですか?
インストールおよび設定ガイド
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Mirage SST
注記
著作権及び商標
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2019 Christie Digital Systems USA, Inc. 複製・転載禁止。
ブランド名および製品名は、すべて各所有者の商標、登録商標、または商品名です。
全般
本書ではできる限り正確性を期すように心がけていますが、製品や製品の利用に関する変更内容が本書に反映されない場合があります。Christie は予告なく仕様を変更する権利を
留保します。性能仕様については典型的な数値を示しますが、製品のメンテナンスが行われる際の作業条件等、Christie が関与できない条件により変動する場合があります。性能
仕様は、印刷時の情報に基づいたものです。Christie は、特定目的への適合性の暗黙的保証を含め、本書について一切の保証をしておりません。Christie は、本書に記載された誤
り、または本機の性能もしくは使用に関連して偶発的または間接的に発生した損害については責任を負いません。カナダおよび中国製造施設は ISO 9001 の認定を受けています。
カナダ製造施設は ISO 14001 の認定も受けています。
保証
この製品は、Christie の標準限定保証の対象です。本保証の詳細については、Christie または担当販売店にお問い合わせください。Christie の限定保証が指定する制限事項に加
え、次のものは保証対象外となります。
a.
納品または返品時の輸送中に生じた問題または損傷。
b.
Christie 社以外の製品(配電システム、カメラ、DVD プレイヤー等)との組み合わせ、または Christie 社以外のインターフェイス機器の使用を原因とする問題または損傷。
c.
誤用、不適切な電源、事故、火災、洪水、雷、地震、またはその他の自然災害を原因とする問題または損傷。
d.
Christie のサービス担当者または Christie が認定した修理サービス提供者以外の者が行った不適切な設置/画像位置調整、または機器の改変による問題または損傷。
e.
外部使用時の環境保護のためのサードパーティ製品エンクロージャの使用は、Christie の承認を得なければなりません。
f.
Christie がそのような使用の設計、改良、および承認を行っていない製品を、モーションプラットフォームや他の移動可能デバイスで使用した場合に生じた問題または損傷。
g.
製品が屋外使用向けに設計されている場合を除き、降水、悪天候、または悪環境条件から保護せず、製品の仕様に規定された周囲温度の範囲外で製品を屋外にて使用したこ
とによる問題または損傷。
h.
製品の通常使用による消耗やその他の通常の経年劣化による欠陥。
シリアル番号が削除、または隠された製品は、本保証の対象となりません。本保証はまた、国外の再販売業者によって当該国のエンドユーザーに販売された製品については適用さ
れません。ただし、i)当該エンドユーザーが居住する国に Christie の事業所がある場合、または(ii)必要な国際保証費用が支払われた場合を除きます。
本保証は、Christie が製品の設置場所における現地の保証サービスを提供することを義務付けるものではありません。
予防的メンテナンス
予防的メンテナンスは、お持ちの製品を継続して正しくお使い頂くために重要な作業です。Christie が指定するメンテナンススケジュールに従って必要なメンテナンスを行わない
場合、保証が無効となります。
規制
本製品は FCC 規則の第 15 部に従って試験済みであり、クラス A デジタル機器の規制に適合していることが認められています。これらの規制は、製品を商業環境で使用した際に
発生する有害な干渉に対して適切な保護を提供することを目的としています。本製品は無線周波エネルギーを生成、使用、放射します。取り扱い説明書どおりに設置・使用されな
い場合、無線通信に有害な干渉を起こす可能性があります。住宅地において本製品を使用した場合、有害な干渉が生じる可能性があり、その場合ユーザーは自身の費用において干
渉を修正する必要があります。コンプライアンスに責任を負う当事者が明示的に承認していない変更や修正を加えた場合、ユーザーとして本製品を使用する権利が無効になる場合
があります。
CAN ICES-3 (A) / NMB-3 (A)
기기는 업무용(A)으로 전자파적합등록을 기기이오니 판매자 또는 사용자는 이점을 주의하시기 바라며, 가정 외의 지역에서 사용하는 것을 목적으로 합니다.
環境
本製品は、リサイクル及び再使用可能な高品質原料やコンポーネントを使用して設計、製造されています。この記号
が付いている電気
・電子機器は、その寿命末期に通常の処
理とは異なる方法で廃棄してください。本製品は各地域の規制に従って適切に処分してください。EU 域内においては、使用済み電気電子製品に分別収集が採用されています。私
たちが生活する環境の保護活動にご参加ください!
目次
はじめに......................................................... 6
重要な保護........................................................6
安全および警告ガイドライン............................................6
設置に関する安全および警告ガイドライン.....................................7
AC 電源の注意事項................................................. 7
レーザーの安全性に関する注意事項........................................ 8
光度危険距離.....................................................8
サードパーティの製品...............................................10
製品ラベル.......................................................11
一般的警告.....................................................11
必須事項...................................................... 12
電気関係ラベル...................................................12
レーザーラベル...................................................12
追加の安全上の危険性...............................................13
製品文書........................................................ 13
関連文書...................................................... 13
テクニカルサポート..................................................14
プロジェクターの概要.................................................14
販売店へのお問い合わせ................................................14
主な機能........................................................ 15
プロジェクターの仕組み................................................15
コンポーネントリスト.................................................15
チラーとレーザー照明光源のコンポーネント.................................... 15
設置およびセットアップ.............................................17
使用場所
に関する要件.................................................17
物理的動作環境...................................................17
電源接続...................................................... 17
プロジェクターの各部の名称.............................................18
IR リモートキーパッド................................................ 20
ディスプレイパネルコンポーネント......................................... 22
ワークフロー:Mirage SST システムのインストールと設定............................23
プロジェクターヘッドの設定.............................................24
Mirage SST インストールおよび設定ガイド 3
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プロジェクターの水平を調整する.........................................24
プロジェクションレンズを取り付ける......................................25
プロジェクターヘッドを
AC 電源に接続する.................................. 26
レーザー照明光源の設定................................................26
J33 ジャンパーボックスをレーザー照明光源に設置...............................27
ファイバーコネクターの保護...........................................28
カーブのあるストレインリリーフを通じて光ファイバーケーブルをプロジェクターに接続......... 31
ストレートストレインリリーフを通じて光ファイバーケーブルをプロジェクターに接続...........33
プロジェクターにイーサネットケーブルを接続する...............................35
チラーユニットを設定する.............................................. 36
システムの初起動を実行................................................37
システムをオンにする...............................................39
システムをオフにする...............................................41
プロジェクター LED ステータスインジケータ..................................41
プロジェクター LED シャッターインジケータ..................................42
レンズモーターを較正する.............................................. 42
プロジェクションレンズを取り外す....................................... 43
画像の位置を揃える..................................................43
テストパターンを選択する............................................ 44
オフセットを調整する...............................................44
ボアサイトの調整................................................. 45
フォールドミラーを調整する...........................................46
インテグレーターのズームおよびフォーカスを最適化する...........................47
DMD コンバージェンスを調整する........................................49
ズームおよびフォーカスで画像を揃える.....................................50
ディスプレイ設定を最適化するために自動設定を実行する...........................51
Christie Link を使用するよう Mirage SST を設定する.............................. 51
デバイスを接続し通信を確立する......................................53
IMXB ポート......................................................53
HBMIC を使用してビデオソースを接続する.....................................54
DisplayPort を使用してビデオソースを接続する..................................54
3G 入力カードを使用してビデオソースを接続する.................................55
HDMI を使用してビデオソースを接続する......................................55
DVI を使用してビデオソースを接続する.......................................55
TSIC を使用してビデオソースを接続する......................................56
ビデオソースを選択する................................................56
目次
Mirage SST インストールおよび設定ガイド 4
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コンピューターまたはサーバーに接続する......................................56
RS-232 ポートを設定する.............................................. 57
イーサネットを設定する................................................57
Mirage プロジェクターの
3D 設定......................................58
3D 要件.........................................................58
ハードウェア要件................................................. 58
ソフトウェアおよびコンテンツの要件......................................58
アクティブステレオ 3D 設定.............................................59
3D システムのタイミング...............................................59
3D ビデオ入力設定...................................................59
台の Mirage プロジェクターを 3D コンテンツ表示用に設定する....................... 60
3D モードを有効にする..............................................60
エミッタ設定を確認する..............................................60
3D ソースに合わせてプロジェクターを設定する................................ 61
3D 同期ポートにデバイスを接続する.........................................61
規制条項.........................................................62
安全性..........................................................62
電磁両立性.......................................................62
エミッション....................................................62
イミュニティ....................................................62
環境条件........................................................ 62
信号接続に関する仕様...............................................63
Mirage プロジェクター用 HBMIC ビデオフォーマット.............................. 63
Mirage プロジェクター用 TSIC ビデオフォーマット................................65
QDPIC ビデオフォーマット..............................................65
Mirage プロジェクター用 TDPIC ビデオフォーマット...............................66
Mirage プロジェクター用 DDIC ビデオフォーマット............................... 67
Mirage プロジェクター用 THIC ビデオフォーマット................................67
Mirage プロジェクター用 3GIC ビデオフォーマット................................68
Mirage プロジェクター用デュアルインプット 3D および HFR 2D........................68
目次
Mirage SST インストールおよび設定ガイド 5
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はじめに
本マニュアルは、Christie 高輝度プロジェクションシステムを操作する専門的な訓練を受けたオペレーターを対象と
します。
プロジェクターの組み立て、設置、サービスは、高電圧、紫外線暴露、およびプロジェクターから発生する高温に関
連する危険性に精通し、Christie の認定を受けた技術者のみに認められています。
Mirage SST 製品に関する完全なドキュメントおよびテクニカルサポートについては、www.christiedigital.com
ご覧ください。
重要な保護
けがや機器の損傷を防ぐため、以下の注意事項をよく読んで、その指示に従ってください。
安全および警告ガイドライン
プロジェクターを設置または操作する前に、安全および警告ガイドラインの全文をよくお読みください。
本プロジェクターは、動作範囲条件に合致した環境において操作しなければなりません。Christie が推奨するアタッ
チメントおよびアクセサリのみを使用してください。それ以外のものの使用は、火災、感電、または負傷の原因とな
ります。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
本製品は、本文書に示した動作範囲に適合する環境で使用してください。
光源がオンになっている際には、絶対にレンズをのぞきこまないでください。極めて高い輝度は、目を恒久に
損傷する可能性があります。
感電およびやけどの危険!内部部品にアクセスする際には注意してください。
火災の危険性があります!両手、衣服、およびあらゆる可燃物は、プロジェクターの集光ビームから距離をと
ってください。
指やその他の体の部位を製品の可動部に近づけないでください。製品を調整する前に、長い髪は短く束ね、ア
クセサリーやルーズな衣服は身につけないでください。
火災および感電の危険!Christie が指定するアタッチメント、アクセサリ、工具、および交換部品だけを使用
してください。
レンズが取り付けられていない状態では、絶対に本製品を動作させないでください。
製品を設置または移動する際は、必ずレンズプラグを使用してください。これにより、製品に汚染物が入らな
いようにします。
火災および感電の危険!Christie が指定するアタッチメント、アクセサリ、工具、および交換部品だけを使用
してください。
注意! 取り扱いを誤った場合、軽傷または中程度の負傷に至る可能性があります。
つまづき、または火災の危険があります!ケーブルは、その上を歩行する人や転がる物体によって、高温部に
接触したり、引っ張られたり、つまづいたり、損傷したりしないように配線してください。
Mirage SST インストールおよび設定ガイド 6
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設置に関する安全および警告ガイドライン
プロジェクターを設置または操作する前に、安全および警告ガイドラインの全文をよくお読みください。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
本製品からは危険を引き起こす可能性のある光学的放射が発せられます。(リスクグループ 3)
Christie 製品の設置および修理は、Christie の資格認定を受けた技術者によって行われる必要があります。
すべてのカバーが正しい位置に装着されていない場合は、決して製品を操作しないでください。
製品の安全な持ち上げ、設置、移動には、最低 2 名の人員または適正な定格を持つリフト装置が必要です。
フレームやプロジェクターを頭上に取り付ける場合は、常に安全ストラップを装着してください。
定格荷重および地域で適用される安全規則を順守してください。
プロジェクターを縦置きで設置する場合は、プロジェクターを保持するデバイスの定格荷重が、プロジェクタ
ーの重量に対して十分であることを確認してください。
本製品は、公衆が立ち入りできない立ち入り制限区域内に設置しなければなりません。
製品を設置することで、ユーザーと観客は、目の高さの立ち入り制限区域に入ることができません。
立ち入り制限区域における予防措置についてのトレーニングを受けた職員のみが、当該区域へのアクセス許可
を得ることができます。
Christie の資格認定を受けた技術者だけが製品の筐体を開くことができます。
注意! 取り扱いを誤った場合、軽傷または中程度の負傷に至る可能性があります。
感電およびやけどの危険!内部部品にアクセスする際には注意してください。
ツールボックス内の工具は、Christie の資格認定を受けたサービス技術者だけに使用が認められています。
AC 電源の注意事項
AC 電源に接続する前に、安全および警告ガイドラインの全文をよくお読みください。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
感電の危険があります!製品付属の AC 電源コードまたは Christie が推奨する AC 電源コードのみをお使い
ください。
火災および感電の危険があります!電源コード、電源ソケット、および電源プラグが使用地の該当する定格基
準を満たさない限り、動作を行わないでください。
感電の危険があります!AC 電源がプロジェクタートレイのライセンスラベルに記載されている指定電圧およ
び指定電流の範囲外の場合は、操作をしないでください。
感電の危険があります!コンセントに差し込む AC 電源コードは、アース付きのものをご使用ください。
感電の危険があります!電源に接続する前に、
保護アース専用線が Christie の資格認定を受けた技術者、また
は電気技術者によって取り付けされる必要があります。
感電の危険があります!設置、移動、修理、清掃、部品の取り外し、または筐体を開く前に、製品を必ず AC
電源から切り離してください。
製品は AC コンセントに容易にアクセスできる場所に設置してください。
はじめに
Mirage SST インストールおよび設定ガイド 7
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注意! 取り扱いを誤った場合、軽傷または中程度の負傷に至る可能性があります。
製品の安全な持ち上げ、設置、移動には、最低 2 名の人員または適正な定格を持つリフト装置が必要です。
火災および感電の危険があります!電源コンセントや延長コードに過剰な負荷を与えないでください。
感電の危険があります!電源は、両極/中性線にヒューズを使用しています。製品のカバーやパネルを開ける
ときには、すべての電源を外してください。
レーザーの安全性に関する注意事項
プロジェクターレーザーを操作する前に、安全および警告ガイドラインの全文をよくお読みください。
警告! 取り扱いを誤った場合、死亡事故または重傷に至る可能性があります。
レーザー放射の危険!このプロジェクターには、クラス 4 レーザーモジュールが外付けで用意されています。
レーザーモジュールは、決して分解または改造しないでください。
本製品からは危険を引き起こす可能性のある光学的放射が発せられます。(リスクグループ 3)
Christie レーザープロジェクションシステムの組み立て、設置、およびサービスは、レーザーの使用、高電
圧、
および製品から発生する高温に関連する危険性に精通した、Christie が資格を認定した設置担当者のみに
許可されています。
放射の危険! 記載されていない操作や調整を行ったり、手順を実施したりすると、放射線被ばくにつながる恐
れがあります。
光源がオンになっている際には、絶対にレンズをのぞきこまないでください。極めて高い輝度は、目を恒久に
損傷する可能性があります。
すべてのカバーが正しい位置に装着されていない場合は、決して製品を操作しないでください。
レーザー放射! 接点リングを短絡させないでください。
接続されていない光ファイバーケーブルには、常に保護キャップを被せておいてください。
光度危険距離
本プロジェクターは、危険を引き起こす可能性のある光学的放射および熱放射が発せられるため、IEC
62471-5:2015 規格によりリスクグループ
3 に分類されています。
警告! 取り扱いを誤った場合、重傷に至る可能性があります。
恒久的/一時的視覚障害の危険!ビームへの直接暴露は禁止です。クラス 1 レーザー製品 - IEC
60825-1:2014 および IEC 62471-5:2015 によるリスクグループ 3
恒久的/一時的視覚障害の危険!操作者は、
ビームへのアクセスを危険な距離内であることを避けなければなり
ません。または製品を危険な距離内に観客の目の露出を避ける高さに製品を設置しなければなりません。危険
区域は、人が立つことが許可されている平面から 2.5 メートル以上(米国の設備)または 2.0 メートル以上
(グローバルな設備)でなければならず、危険区域への水平クリアランスは 1.0 メートル以上でなければなり
ません。
強烈な輝度!製品の光路には反射物を置かないでください。
次の図および表は、目と肌にとって危険な距離の領域を示します:
はじめに
Mirage SST インストールおよび設定ガイド 8
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A—危険区域。レーザー照射プロジェクターからの投影光がリスクグループ
2 の放出限界を上回る空間領
域。瞬間的、または短期間の暴露の後、光度が目に損害を与えることがあります (人が光源から目をそらす
ことができる前)。光は、肌にやけどを起こすことがあります。
B—危険距離。操作者は、危険距離内のビームへのアクセスを管理するか、観客の目の潜在的な露出が危険
距離内に入ることを防ぐ製品を設置する必要があります。
C—立入禁止区域。立入禁止区域の水平方向のクリアランスは、1.0 メートル以上でなければなりません。
D—危険区域までの垂直距離。危険区域は、人が立つことが許可されている平面から 2.5 メートル以上 (
国の設備) または 2.0 メートル以上 (グローバルな設備) でなければなりません。
E—プロジェクターの上面図を表します。
F—プロジェクターの側面図を表します。
以下の表には、最も危険が高くなる位置にズームが調節された Christie プロジェクターのレンズの障害距離が記載
されています。
米国および国際市場的については、IEC 62471-5:2015Photobiological safety of lamps and lamp systems
– Part 5: Image Projectors に基づいた危険距離が適用されます。
プロジェクションレンズ 部品番号 危険距離(m
0.72:1 HB 固定
144-110103-XX 1
0.9:1 固定レンズ
144-111014-XX 1.2
1.13-1.31:1 HB ズーム
144-103105-XX 1.5
1.13-1.66:1 HB ズーム
144-129103-XX 2.1
1.31-1.63:1 HB ズーム
144-104106-XX 2.1
1.45-2.17:1 HB ズーム
144-130105-XX 2.6
1.63-2.17:1 HB ズーム
144-105107-XX 2.6
1.95-3.26:1 HB ズーム
144-131106-XX 3.8
1.99-2.71:1 HB ズーム
144-106108-XX 3.2
はじめに
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プロジェクションレンズ 部品番号 危険距離(m
2.71-3.89:1 HB ズーム
144-107109-XX 4.4
3.89-5.43:1 HB ズーム
144-108100-XX 6.1
4.96-7.69:1 HB ズーム
144-109101-XX 8.7
1.13-1.66:1 UHC ズーム
163-118101-XX 1.8
1.45-2.17:1 UHC ズーム
163-119102-XX 2.1
1.95-3.26:1 UHC ズーム
163-120103-XX 3.2
米国内の設備の場合
米国では、レーザー照射プロジェクター設備で、次のことが必要です。
リスクグループ 3 のレーザー照射プロジェクターを含む恒久的なショー設備は、
次の条件を満たす必要があ
ります。
Christie または Christie の認定を受け訓練を受けた設置者が設置を行うこと。
レーザー照射プロジェクター - クラス 1 リスクグループ 3 インストレーショントレーニング (コース
コード:CF-LIPI-01) を参照してください。サイト http://www.christieuniversity.com にありま
す。
Christie により提供される指示に従って実行すること。
投影システムの意図しない動きやミスアライメントを防ぐために、投影システムが確実に取り付けられ
ているか固定されていることを確認してください。
投影ルームはレーザーの警告と制限アクセスの貼り紙により明確に特定されるものとします。投影ルームの
貼り紙は、「クラス 1 リスクグループ 3 レーザー制御エリア。ビームに対する直接の暴露は不可。」という
警告を表示する必要があります。
Christie レーザー投影システムの設置チェックリストは、設置後にすべて完全に完了し、
[email protected] 宛に送信する必要があります。コピーを現場に残しておくことは
できます。このチェックリストは、マニュアルの付属ボックスに別の文書として添付しています。
米国の州 (アリゾナ州、フロリダ州、ジョージア州、イリノイ州、およびマサチューセッツ州) に設置する場
合は、追加の規制要件について、www.christiedigital.com を参照してください。
サードパーティの製品
このプロジェクターは特定の指定されているサードパーティの部品を使用して作動することが認定されています。
Christie が認定しているサードパーティの部品のみをプロジェクターに使用してください。プロジェクトに認定さ
れていない部品を使用すると、安全面で危険が発生し、プロジェクターの保証を無効にする可能性があります。
サードパーティの部品の安全に関する情報の詳細については、部品のメーカーが提供する製品マニュアルを参照して
ください。
はじめに
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製品ラベル
製品で使用されているラベルについて説明します。製品のラベルには黄色、黒、白の三種類があります。
一般的警告
電源に接続された
Christie 製品にアクセサリーを設置した場合、危険警告はアクセサリーにも適用されます。
火災および感電の危険
火災や感電の事故を防止するため、本製品を雨や湿気にさらさないでください。
電源プラグを変更したり、電源入力に過剰な負荷をかけたり、延長コードを使用したりしないでください。
製品の筺体を取り外さないでください。
本製品のサービス作業を行うことができるのは、Christie の資格認定を受けたサービス技術者だけです。
感電の危険
感電のリスク。
製品の筺体を取り外さないでください。
本製品のサービス作業を行うことができるのは、Christie の資格認定を受けたサービス技術者だけです。
一般的警告。
感電の危険。けがを防ぐため、メンテナンスまたは修理の手順を実行する前にすべての電源をコンセントか
ら外してください。
感電死注意。けがを防ぐため、メンテナンスまたは修理の手順を実行する前に、すべての電源装置をコンセ
ントから外してください。
高温部注意けがしないようにするために、メンテナンス・サービスの手順を実行する前に、指定された冷却
時間で製品を冷却してください。
光放射の危険。人体への負傷を防ぐため、光源を直接見ないでください。
可動部の危険。けがを防ぐため、手を近付けないようにし、衣服にもたるみがないようにしてください。
ファンブレードの危険。けがしないようにするために、手を近付けないようにし、衣服にもたるみがないよ
うにしてください。メンテナンスまたは修理の手順を実行する前に、
すべての電源装置をコンセントから外
してください。
レーザー注意。けがしないようにするために、直接または散乱放射線に目と肌を露出しないでください。
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家庭用ではありません。
必須事項
メンテナンスまたは修理の手順を実行する前に、すべての電源装置をコンセントから外してください。
サービスマニュアルを参照してください。
電気関係ラベル
保護接地が存在することを示しています。
レーザーラベル
FDA レーザー分散 (米国のプロジェクターのみ)
光の危険性を示します。絶対にレンズをのぞきこまないでください。極めて
高い輝度は、目を恒久に損傷する可能性があります。
によるリスクグループ
3 クラス 1 レーザー製品 - IEC 60825-1: 2014 および IEC
62471-5:2015 によるリスクグループ 3
IPG フォトニクスモデル
RGB-100-3P 部品番号 168-101103-XX レーザ
ーで使用されることが、製品で認定されていることを示します。
はじめに
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開放されていて、インターロックが無効なときに、クラス 4 レーザー放射の
危険があることを示します。直接放射線または散乱放射線に目と肌を露出し
ないでください。ブラケットを取り外す前に電源をオフにしてください。
追加の安全上の危険性
絶対にレンズをのぞきこまないでください。極めて高い輝度は、目を恒久に
損傷する可能性があります。
高いリーク電流を表示します。電源を接続する前に、接地が不可欠です。
製品文書
設置、セットアップ、およびユーザー情報については、Christie のウェブサイト上の製品文書を参照してください。
本製品の使用や修理の前に、全ての指示をお読みください。
1.
Christie のウェブサイトから文書にアクセスします。
以下の URL にアクセスします。 http://bit.ly/2TI2aEW または
https://www.christiedigital.com/en-us/3d/products-and-solutions/projectors/mirage-sst
スマートフォンまたはタブレットで QR コードリーダーアプリを使用して
QR コードをスキャンしま
す。
2.
製品ページで、Downloads (ダウンロード) タブに切り替えます。
関連文書
この製品に関する追加情報は、以下の文書にあります。
Mirage SST Product Safety Guide (P/N: 020-102992-XX)
Mirage SST User Guide (P/N: 020-102993-XX)
Mirage SST Projector Head Specifications Guide (P/N: 020-102994-XX)
Mirage SST Status System Guide (P/N: 020-103007-XX)
Mirage SST Serial Commands Guide (P/N: 020-103005-XX)
Mirage SST Projector Head Service Guide (P/N: 020-103039-XX)
はじめに
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テクニカルサポート
Christie 製品のテクニカルサポートは以下でご利用いただけます。
北米および南米: +1-800-221-8025 または [email protected]
ヨーロッパ、
中東、およびアフリカ +44 (0) 1189 778111 または [email protected]
アジア太平洋:+65 6877-8737 または [email protected]
プロジェクターの概要
Mirage SST プロジェクターの概要を説明します。
Mirage SST は、テキサスインスツルメンツのデジタルライトプロセッシングDLP
TM
技術を用いて、業務用品質
を実現したプロジェクターです。 プラネタリウム、ドームシアター、テーマパークのアトラクションなど、Mirage
SST は複雑なハイエンドの用途に特化して設計されています。抜群のワイドスクリーンで高解像度の 4K 画像を毎
120 フレーム投影できます。
Mirage SST には、いくつかの設計上ならびに設置上の優位点があります。フォームファクタが小さいため、個別に
設置でき、マルチプロジェクターアレイの一部として設置することもでき、狭くてハードルの高い環境でも対応でき
ます。リモートの光源があるため、チリング装置をプロジェクターヘッドから離れた場所に配置できます。このよう
な配置を行うと、視聴者がショーを楽しんでいるときに騒音により邪魔されません。
販売店へのお問い合わせ
プロジェクターのサービスのため、本機ついての情報を控え、以下の記録とともに保管してください。Christie プロ
ジェクターに問題が起きた場合、販売店へお問い合わせ下さい。
購入記録
販売店:
販売店または Christie の販売/サービス担当者問い合わせ先電話番号:
プロジェクターシリアル番号:
シリアル番号は、ディスプレイパネル上に貼付されたライセンスラベル上に記載されています
購入日:
設置日:
イーサネットの設定
デフォルトゲートウェイ
プロジェクター IP アドレス
サブネットマスク
はじめに
Mirage SST インストールおよび設定ガイド 14
020-102999-01 改訂版
1 (07-2019)
©
2019 Christie Digital Systems USA, Inc. 複製・転載禁止。
主な機能
本機の主要な機能について説明します。
投写画像のワープ&ブレンド機能
バヨネット式着脱機構を採用したレンズマウント
100240 V 単相交流
光学調整のためのサイドアクセスパネル
K 解像度にも対応した柔軟性と将来の保証
全方位投写機能
T
ruLife エレクトロニクス
情報をひと目で見やすく表示する LCD ディスプレイ
プロジェクターの仕組み
Mirage SST は、多様な入力信号に対応し、映画館などの大型スクリーン用途で一般的に使用されるフロント/リア
プロジェクションスクリーンに投影します。
高輝度の光はレーザー照射光源によって生成され、光ファイバーケーブルを通してプロジェクターに供給され、デジ
タル処理された赤、緑、および青の色情報に対応した 3 枚の DMD
Digital Micromirror Device)パネルによっ
て変調されます。ソースからのデジタル信号に基づいて、オンピクセルに対応するパネルからの光は反射収束され、
枚のプロジェクションレンズを通してスクリーンに投影されます。スクリーン上では、重ね合わされたすべてのピ
クセル反射が鮮明なフルカラー映像を映し出します。
Mirage SST プロジェクターヘッドは、レーザー照明光源に対するすべての構成と制御を提供します。テクニカルサ
ポートに言われたとき以外はレーザー照明光源にラップトップをつなげないでください。
コンポーネントリスト
以下のすべてのコンポーネントがプロジェクターに同梱されていることをご確認ください。
電源コード
IR リモートキーパッド
ネットワークケーブル
ツール
光ファイバーのサポート
レーザー照明光源インターロックジャンパー J33 ハーネス用(P/N: 001-114198-XX
ファイバーコネクター安全カバー
チラーとレーザー照明光源のコンポーネント
承認されているチラーとレーザー照明光源の製品に関する情報については、Mirage SST Projector Head
Specifications Guide (P/N: 020-102994-XX) を参照してください。
取り付けられている光ファイバーケーブルを含むレーザーユニット
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サードパーティのチラーユニット
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設置およびセットアップ
プロジェクターディスプレイの設置、接続および最適化の方法について説明します。
使用場所に関する要件
プロジェクターを安全に設置して使用するためには、設置場所へのアクセスの許可を受けた者に制限し、設置場所に
関する以下の最低条件を満たす必要があります。
物理的動作環境
動作環境に関する仕様を記載します。
使用環境温度(動作時)16℃~35°C61°F95°F500 まで
湿度(結露がないこと)20%80%
使用高度:10℃~25°C50 to 77°F)で高度 3 km まで
電源接続
プロジェクターを設置する場合は、定格 15A のウォールブレーカーが必要になります。
必ず資格のある技術者が、電気規定に従って AC 電源をレーザー照明光源とチラーに接続するようにしてください。
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プロジェクターの各部の名称
本機の主要なコンポーネントについて説明します。
ID
コンポーネント 説明
A
プロジェクションレンズ 各種レンズをプロジェクターで使用することができます。利用可能なレンズは、
クセサリーの項で一覧表示されています。
B
フロントフィルタードア フロントエアフィルターに対するアクセスを提供します。
C
フロント IR IR リモートのコマンドを受信します。
D
マウント/リギング用取り付け穴 プロジェクターの脚の取り付け、およびマウント/リギング用の取り付けのための
M12 x 1.75 穴。
E
サービスコンパートメント フォールドミラー、光学ズーム/フォーカス、DMD コンバージェンス調整にアク
セスできます。
F
ディスプレイパネル プロジェクターのメニューおよび状態を表示します。
設置およびセットアップ
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ID
コンポーネント 説明
G
キーパッド用インターフェース プロジェクターを操作できます。
H
調整脚 キーストーンのない長方形が投写されるように、本機がすべての側で平行となるよ
う調整脚の高さを変えます。
I
電源スイッチ AC 電源をオフにします。
J
AC 入力とロック この IEC 320-C14 インレットを使用して、地域用に提供されている適切な定格
電力の電源コードに接続し、所定の位置にロックします。
K
光源の入力 光源に対する入力を受信します。光源に差し込む前にセキュリティブラケットを
取り除きます。
L
通信および入力パネル フォールドミラー、光学ズーム/フォーカス、DMD コンバージェンス調整にアク
セスできます。
M
後部 IR IR リモートのコマンドを受信します。
N
LED ステータスインジケーター ランプと電源の状態を表示します。
O
シャッターの LED ステータスイ
ンジケーター
シャッターの状態を表示します。
P
エアフィルターサイド サイドエアフィルターに対するアクセスを提供します。
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IR リモートキーパッド
IR リモートキーパッドは、
バッテリ駆動の赤外線 (IR) 送信機から、ワイヤレス通信によってプロジェクターを制御
します。
ボタン 説明
A
プロジェクターの光源をオンにします。
B
アスペクト比の画面を開きます。
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