1. 安全および環境情報
1. 安全および環境情報
1.1 全体的な考慮事項
全体的な安全上の注意
• この機器を使用する前にこのマニュアルをよく読み、また今後参照できるように保管しておいてください。
• 設置および初期調整は、当社認定の Barco サービスマンまたは Barco サービス業者に依頼してください。
• プロジェクターに記載されている警告やマニュアルに記載されている注意は、必ず守ってください。
• この機器の操作や使用に関する指示には、正確に従ってください。
• また、使用する地域の設置規則にも従う必要があります。
• マシンのキャビネット スロットには、いかなる物体も押し込まないでください。危険な電圧ポイントまたはショートす
る部品に触れて火災、あるいは感電の危険があります。
• 電源コードの上には何ものせないでください。このマシンのコードは、人に踏まれないように配置してください。
• 電源コードが破損している場合、あるいは落とすか、破損した場合に、この ULC-30A を当社認定のサービスマンが検査
して許可するまでは操作しないでください。
• 延長コードが必要な場合、少なくとも ULC-30A のものと同等の定格電流のコードを使用してください。ULC-30A より少
ないアンペア数に対応しているコードを使用するとオーバーヒートすることがあります。
• メンテナンススケジュールの操作は、設定された間隔で、製造者が予見できる方法で実行されなければなりません。特定の
技術的スキルと能力を必要とするすべてのメンテナンス介入と交換作業は、必ず資格のある権限者が行う必要があります。
• 有効な現地の法律に準拠して、すべての梱包材をその組成に応じて廃棄してください。
許可された使用法
ULC-30A は、レーザー光源を用いてビデオプロジェクターを冷却する目的で設計、製造されています。
ULC-30A は、その技術的仕様に準拠して使用されなければならず、その意図された使用以外の目的で改ざんしたり、使用し
たりしてはなりません。
指定された以外の使用法、あるいはこのマニュアルに記載されていないか、推断できない使用法は、誤った取り扱いとみなさ
れるため認められません。
不適切かつ不正な使用
製造者が指定したものとは異なる特性を有する冷却材を使用することは禁止です。
固定カバーを適切な位置に取り付けることなく ULC-30A を操作することは禁止です。
ULC-30A を潜在的に可燃性または爆発性の雰囲気中で使用することは禁止です。
残存リスク
挫傷のリスク: ULC-30A を移動させる際に、誤った操作や負荷の不適切な取り扱いを行うと、関係する作業者が怪我を
負う
危険性があります。
感電の危険: メンテナンスや部品の交換には、帯電した電気部品に偶発的に接触することによる感電の危険が伴います。
ユーザー定義
このマニュアルでは、サービスマンおよびトレーニングを受けたプロジェクターの担当者とは適切な技術的訓練を受け、作業
をする際に遭遇する可能性のある危険 (高圧電流、電子回路、高輝度プロジェクターを含むがそれに限定しない) を認識するに
十分な知識と経験を持ち、当人および他者に対してこのようなリスクを最小限に抑えることのできる人物を指します。また、
ユーザーおよびオペレーターとは、プロフェッショナル投影システムの操作を行うことを許可された、サービスマンまたはト
レーニングを受けたプロジェクターの担当者以外の人物を指します。
トレーニングを受けたプロジェクターの担当者は、ユーザーおよびインストール マニュアルに記載されたメンテナンス タス
クのみを実施できます。その他のすべてのメンテナンス タスクおよびサービス タスクは、有資格のサービスマンが実施する
必要があります。
DLP Cinema システムは、高電圧、レーザーによる高強度の光ビームに関連して遭遇す
る可能性のある危険について十分な知
識と経験を持つ承認された担当者のみによって使用されることを想定しています。これらの危険に関する知識を持つ有資格の
サービスマンおよびトレーニングを受けたプロジェクターの担当者だけが、製品筐体内の保守点検作業を行うことができます。
オーナーの記録
パーツ番号やシリアル番号は、各部品に貼り付けられているラベルに印刷されています。以下にある空欄に、これらの番号を
控えておいてください。Barcoの販売元に製品に関する問い合わせをする際に、必要となります。
R5905878JA ULC-30A 15/12/2017
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