Nikon FSA-L2 取扱説明書

  • こんにちは!ニコンEDG FSA-L2デジタル一眼レフカメラアタッチメントの使用説明書について、ご質問にお答えします。この説明書には、アタッチメントの装着方法、撮影時の注意点、対応機種などの情報が記載されています。どのような点にご不明な点がございましたら、お気軽にご質問ください。
  • FSA-L2はどのようなカメラに対応していますか?
    撮影時のピント合わせはどうすれば良いですか?
    高倍率撮影時の注意点は何ですか?
    周辺減光とは何ですか?
    対応するフィールドスコープの種類は?
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安全にお使いいただくために、必ずお守りください。
■ 誤った使い方をしたときに生じる危害や損害の程度を、次の表示で区分し、説明しています。
警告
「死亡または重傷などを負う可能性が想定される」
内容です。
注意
「傷害を負う可能性または物的損害のみが発生する可能性が想定される」
内容です。
警告
• アタッチメントFSA-L2 単体、または撮影の為に各製品を組込んだ状態で、直射日光や強い光を見ないでください。
注意
• 直射日光の当たる所に長時間保管しないでください。
• 小さなお子さまの手の届くところに、梱包箱、梱包材や付属品などを置かないでください。
• 歩行中に使用しないでください。
• 持ち運ぶときは、ケースに収納してください。
• 寒い戸外から温かい室内に入ったときなど、急激な温度変化によって、一時的にレンズ面が曇ることがあります。
• マウントの内部に手で触れないでください。
• マウント内部のレンズが汚れますと、撮影時にフレアーが生じます。
• CPU 信号接点、レンズ信号接点は汚さないようにご注意ください。
• 本製品を組み込んだまま移動させないでください。脱落等の恐れがあります。
• 本製品を組み込んだままカメラのストラップを使用しないでください。接続している製品の重量耐久度を超えて、脱
落する恐れがあります。
• 金属を組み合わせた製品ですので、指を挟み込んだり、けがなどをされないよう十分注意してお取り扱いください。
お子さまがご使用されるときは特にご注意ください。
• 本製品は防水型ではありません。
• 雨・水滴・砂や泥が掛からないようにしてください。
安全上・使用上のご注意
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マウントキャップ(スコープ側) × 1
マウントキャップ(カメラ側) × 1
ケース× 1
付属品
電波障害自主規制について
この装置は、クラスB 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、
この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあります。
使用説明書に従って、正しい取り扱いをしてください。
各部名称
1. 着脱指標
2. カメラ着脱指標
3. カメラ位置指標(基準)
4. 焦点距離表示 (85 口径用 :35mm 換算)
5. 焦点距離指標
6. カメラ位置指標(水平)
7. カメラ側マウント
8. 信号接点ピン
9. クランプねじ
10. スコープ側マウント
11. ズームリング
12. 着脱ロックピン
13. 着脱スライドレバー
P.2 を参照
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EDG フィールドスコープ専用のズーム仕様の D-SLR カメラアタッチメントです。
ズーム比 (x) 3.5
長さ × 径 (mm)
*1
150 × 62
質量 (g)
*2
435
EMC
FCC Part15 SubPartB class B, EU:EMC directive, AS/NZS, VCCI classB,
CU TR 020
環境 RoHS, WEEE
本体側マウント形式 バヨネットマウント
一眼レフカメラ側
マウント形式
ニコン F マウント
EDG フィールドスコープ
85 シリーズ装着時
EDG フィールドスコープ
65 シリーズ装着時
焦点距離 (mm)
500-1,750
(DX フォーマット時 750-2,625mm 相当)
*3
400-1,400
(DX フォーマット時 600-2,100mm 相当)
*
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F値 5.9-21 6.2-22
*1: キャップ、突起部含まず
*2: キャップを除く
*3: DX フォーマットデジタル一眼レフ使用時、35 mm 判換算焦点距離は1 .5 倍した値に相当します。
フィールドスコープ デジタル一眼レフカメラアタッチメント FSA-L2
製品仕様
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着脱
装着
着脱マークをあわせて、FSA-L2 を差し込みます。
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クランプねじを緩め、2箇所のカメラ位置指標を一直
線にしてクランプねじを締め付けると、カメラの位置
が水平になります。
カメラ着脱指標を参考に、カメラを取り付けます。
FSA-L2 を矢印の方向に「カチッ」というまで回し
ます。
取り外し
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本体を矢印方向に回して、FSA-L2 を外します。
着脱レバーを矢印の方向にスライドし、保持します。
レンズ着脱ボタンを押して、カメラを外します。
撮影上のご注意
撮影条件により、周辺減光が生じることがあります。周辺減光は取りきれない場合もあります。
撮影時のピント合わせは、カメラのファインダーを覗きながら、フィールドスコープのピントあわせリングの調
節でピント出しを行ってください。
高倍率の撮影となりますので、被写界深度が浅くなります。ピント合わせは十分注意してください。
高倍率撮影のため、セルフタイマーやリモコンを使用してブレを防止してください。
カメラ操作で位置がずれることがあります。シャッターを押す前に確認してください。
撮影の際はフラッシュを使わないでください。
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* 装着完了図は P.2 を参照
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カメラの設定について
*最新の対応カメラやフィールドスコープなどの情報については、ニコンホームページをご確認ください。
対応カメラ: D4 シリーズ・D3 シリーズ・D2 シリーズ・Df・D810 シリーズ・D800 シリーズ・D750・
D700・D610・D600・D300 シリーズ・D200・D100・D7200・D7100・D7000・
D90・D80・D70 シリーズ・D5500・D5300・D5200・D5100・D5000・D3300・
D3200・D3100・D3000・D60・D50・D40 シリーズ(2015 年5月現在)
・FX フォーマットでの撮影の場合、EDG85/85-A 500mm 750mm、EDG65/65-A
400mm 600mm でけられが生じます。
対応フィールドスコープ: EDG フィールドスコープ 85 VR/85-A VR
EDG フィールドスコープ 85/85-A
EDG フィールドスコープ 65/65-A
撮影モード: A(絞り優先オート)モードあるいは、M(マニュアル)モード
・銀塩フィルムカメラでの絞り優先オート撮影での適正露出の検証は行っておりません。
露出: 中央部重点測光
・マルチパターン測光、スポット測光は使用できません。
・撮影時にファインダーから離れるときは、アイピースキャップなどにより遮光してください。
・カメラ用交換レンズとは光学特性が異なるため、露出レベルはご使用のカメラによって異なること
があります。
必要に応じて、露出補正のうえご使用をお願い致します。特に、ズームの短焦点領域では、露出補
正が必要になる場合があります。
F 値と合成焦点距離は実際にはズームにて変化をしますが、カメラ本体の F 値・焦点距離表示は
「F13」と「800mm」にそれぞれ固定となります。
フォーカス: フィールドスコープ本体のピント合わせリングによるマニュアル操作です。
「オートフォーカス」「フォーカスエイド」の機能は使用できません。
・望遠側に設定すると、F 値の変化のため、ファインダー像が暗くなります。
暗い目標の場合、ピント合わせが難しくなります。ご注意ください。
レリーズ: 撮影時はレリーズで生じる振動を軽減する次の方法で、撮影してください。
露出ディレーモード、リモートコード、セルフタイマー、リモコン、ルミコントロールセットなど。
・撮影に使用する三脚は、ゆれが少ないしっかりした製品を使用してください。
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