Nikon PROSTAFF 3 Fieldscope 取扱説明書

  • こんにちは!Nikon PROSTAFF 3 フィールドスコープの使用説明書について、ご質問にお答えします。この説明書には、安全な使用方法からお手入れ方法、製品仕様まで、詳細な情報が記載されています。倍率調整やピント合わせ、防水性能など、気になる点がありましたらお気軽にご質問ください!
  • フィールドスコープを三脚に取り付ける方法は?
    倍率の変更方法は?
    ピントの合わせ方は?
    PROSTAFF 3 フィールドスコープのお手入れ方法は?
    PROSTAFF 3 フィールドスコープの防水性能について教えてください。
2 3
Jp Jp
このたびは、PROSTAFF 3(プロスタッフ 3)フィールドスコープをお買い上げいただき
まして、ありがとうございます。
ご使用前に、この使用説明書をよくお読みの上、正しくお使いください。
お読みになった後は、製品のそばなど、いつも手元に置いてご利用ください。
仕様・外観などは改善のため予告なしに変更する場合があります。
本「使用説明書」に掲載されている文章・イラスト等の無断転載を禁じます。
アフターサービスについて
お買い上げいただきましたPROSTAFF 3 フィールドスコープを、安心してご愛用いただ
きますよう、次のとおり修理、アフターサービスを行っております。
本製品の補修用性能部品(その製品の機能を維持するために必要な部品)は、製造打ち
切り後も5年間を目安に保有しております。ご使用いただいております製品が修理可能か
どうかにつきましては、ご購入店、またはニコンのサービス機関へお問い合わせください。
ニコンのサービス機関につきましては、「ニコンサービス機関のご案内」をご覧ください。
水没、火災、落下等による故障または破損で全損と認められる場合は、修理が不可能と
なります。なお、この故障または破損の程度の判定はニコンのサービス機関におまかせ
ください。
目当て等の消耗品につきましては、ニコンのサービス機関にお問い合わせください。
目次
アフターサービスについて ........................................................................................................... 3
安全上・使用上のご注意 ............................................................................................................... 4
構成 .................................................................................................................................................. 8
各部名称 .......................................................................................................................................... 9
三脚への取り付け方 .....................................................................................................................10
本体の使い方 ................................................................................................................................11
三脚の使い方 ................................................................................................................................12
お手入れについて .........................................................................................................................14
製品仕様 ........................................................................................................................................16
4 5
Jp Jp
不安定な場所に置かないでください。転倒や落下により、けがの原因となるとがあます。
行中に使用しないでください。衝突や転倒により、けがの原因となることがあります。
炎天下の自動車の中やヒーターなど高温の発熱体の前にこの製品を放置しないでださ
い。
寒い戸外から温かい室内に入っときなど急激な温度変化にって、一時的にレンズ面
ることありま
小さなお子さまの手の届くところに、梱包箱、梱包材や付属品などを置かないでください。
お子さまの口に入る小さな部品は、お子さまが誤って飲みこむことがないようにしてくださ
い。万一、飲み込んだ場合は、直ちに医師に相談してください。
長時間の使用を繰り返すと、ゴム製の目当てにより、皮膚に炎症を起こすことがあります。
もし、疑わしい症状現れましたら、直ちに医師に相談してください。
ち運ぶときは、キャリーバッグに収納し、バックルを確実に閉めてください
安全上・使用上のご注意
安全にお使いいただくために必ずお守りください。
この使用説明書には、あなたや他の人への危害や財産への損害を未然に防ぎ、この製品を
安全にお使いいただくために、守っていただきたい事項を示しています。内容をよく理解
してから、製品をご使用ください。
警告
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可
能性が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定
される内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。
■本体
警告
フィールドスコープ使用時には、直接太陽や強い光を見ないでください。
注意
雨・水滴・砂や泥が掛からないようしてください。雨に濡れたときはピント合わせリング
を回さないでください。
解しないでください。
キャリーバグのベルトを持って振り回さないでください。人に当たけがの原因となる
ことがります
6 7
Jp Jp
■三脚
PROSTAFF3フィールドスコープ以外の製品と組み合わせて使用しないでください。
警告
脚を開閉するときは、十分注意してください。誤って指をはさんだりするとけがにつな
がります。あわてずによく確かめて操作してください。
フィールドスコープを乗せたまま脚の伸縮調整や雲台の操作をするときは、フィールド
スコープ本体を必ず手で支えながら行ってください。三脚が不意に動きフィールドスコー
プを破損したり手を三脚にはさむ恐れがあります。
傾斜面など不安定な場所で使用する場合は、設置場所の安全と十分な体勢を確保した上
でご使用ください。特に高所の場合、転落や転倒すると、死亡や大けがにつながります。
ぐらついた台の上や傾いた所など、不安定な所に置かないでください。特に高い棚の上
などの場合、頭や足の上などに落下すると、死亡や大けがにつながります。
壁に立てかけたり、脚を閉じた状態で立てないでください。転倒する恐れがあります
保管する際は横にしてください。
小さなお子様の手の届く場所に設置・保管しないでください。指や手をはさんだり転倒
して死亡や大けがにつながります。
主にアルミ合金で構成されておりますので通電します。高圧線の近くでの使用は避けて
ください。また、落雷の恐れがある場合は使用しないでください。
三脚の上には絶対に腰掛けたり乗ったりしないでください。転倒し死亡や大けがにつな
がります。
寒冷地でご使用される場合は、金属部が凍結する恐れがありますので、素手で操作しな
いでください。
注意
観察場所など移動の場合は、必ず三脚からフィールドスコープを外して携帯してくださ
い。フィールドスコープを装着して携帯すると、予想以上の力が加わり、フィールドスコー
プが破損する恐れがあります。
各々のネジや固定レバーは必要なとき以外は、確実に固定してご使用ください。ネジや
固定レバーがゆるんでいると、部品の脱落や三脚の転倒、フィールドスコープを破損す
ることがあります。
三脚各部へのオイル、グリースの補給はしないでください。十分な性能が発揮されない
場合があります。
分解・改造などをしないでください。異常動作によりけがや破損の原因となります。
転倒破損の防止のため、脚は十分開いてご使用ください。
夏季など高温になる自動車内等には、放置しないでください。オイル漏れや故障の原因
となります。
寒冷地でご使用される場合は、十分な性能が発揮されない場合があります。
8 9
Jp Jp
構成
PROSTAFF 3 フィールドスコープ本体
付属品
対物キャップ(フリップダウン式)×1
接眼キャップ×1
三脚×1
キャリーバッグ×1
各部名称
1
8
7
546
2
3
1
対物レンズ
2
対物レンズ鏡筒
3
本体鏡筒
4
指標
5
変倍リング
6
接眼レンズ
7
ピント合わせリング
8
三脚座
10 11
Jp Jp
三脚への取り付け方
1) のシューロックを(A)の矢
に動かしてクイックシュー②を取り出します。
2) イックシュー側のフラップを回して、三
④のネジ穴にしっかりねじ込みます。
注意
フラップ③が引き起こしにくい場合は、コイン等
を使用してください。
取り付ける際は、パーンハンドル⑤やスコープ台
ストッパー⑥などの可動部が図の状態で固定され
ている事を確認してから取り付けてください。固
定されていないと、フィールドスコープ本体が転
倒したり落下する恐れがありますので、ご注意く
ださい。
3) シューックレバを(A)のに動
ット
4) クィックシュー②が、確実に三脚に固定されてい
ることを確認します。
1
6
5
7
4
2
(A)
3
図1
本体の使い方
■対物キャップ(フリップダウン式)の取り外し
1) 対物ンズ鏡筒の先端にある、対物キプの上側のつめに指を引っ掛けてり外ます
対物キャプは、本体にぶら下げたまま使用できます。
■変倍とピントの合わせ方
1) 変倍リング①を回すと、倍率を変えられます。倍
率は変倍リングを時計回りに回すと大きくなり、
反時計回りに回すと小さくなります。
接眼から覗き、ピント合わせリング②を回してピ
ントを合わせます。リングを反時計回りに回すと
近くの物に、時計回りに回すと遠くの物にピント
が合います。
12
図2
12 13
Jp Jp
三脚の使い方
■雲台の使い方
1) パーンハンドル①を反時計回りに回すと、上下左
右方向に動かせます。
注意
パーンハンドル①は反時計回りに回し過ぎると外
れてしまいますので、ご注意ください。
2) スコープ台ストッパー②を反時計回りに回すと、
スコープの傾きを変えられます。
3) 目標が定まった後はパーンハンドル①とスコープ
台ストッパー②を時計回りに回して固定します。
■エレベーターの使い方
1) エレベーターストッパー③を反時計回りに回し
て、雲台④の根元を支えながら昇降させます。希
望の高さでストッパーを時計回りに回して固定し
ます。
1
2
4
3
図3
■脚の伸ばし方・開き方
1) フリップロックレバー①を起こすと脚の伸縮がフ
リーになり、倒すと固定します。脚は3段まで伸
ばせます。脚は上の段から順に伸ばしてください。
1
図4
2) 脚を開くときは、前方の脚Aを支えにし、脚Bを
ゆっくり開いてください。3本の脚が同時に開き
ます。閉じるときはステー②を手で下から少し持
ち上げるとスムーズに行えます。
A
B
2
図5
14 15
Jp Jp
本体可動部に水滴が付いたときは操作することをやめ、水滴を拭き取るようにしてくだ
さい。
なお、防水性能を保持するために、定期的に点検を受けられることをおすすめします。
■三脚
ご使用後は必ずハケなどでゴミやホコリを取り除いてから、湿った布で拭いてください。
その後乾いた布でよく拭いて保管してください。特に海岸および温泉地でのご使用後は
そのままの状態で放置すると錆びることがあります。
雨などで三脚が濡れた場合は、乾いた布で水分をよく拭きとり、脚は全段を伸ばしてよ
く乾かしてください。
シンナーなどの薬品は使わないでください。
お手入れについて
■本体
水やお湯で洗わないでください。
本体(レンズを除く)の汚れは、柔らかい清潔な布で軽く拭いてください。ベンジン
シンナーなどの有機溶剤や、有機溶剤を含むクリーナーなどは使わないでください。
レンズ面のホコリは、柔らかい油気のないハケで払うようにして落としてください。
レンズ面についた指紋などの汚れは、クリーニングペーパーもしくは、柔らかい清潔な
布に少量の無水アルコール(エタノール)または市販のレンズクリーナーを湿らせたも
ので、軽く拭き取ってください。
防水型
PROSTAFF 3フィールドスコープは1mの水深に10分間水没させても内部光学系に異常
がなく、観察に支障のない防水設計になっています。
雨風の当たる場所や、湿気の多い場所などの悪条件下で使用しても、内部機能を損ねる
ことがない。
乾燥窒素の充填により、曇りやカビが生じにくい。
などの特長がありますが、次の点にご注意の上、ご使用ください。
密閉構造ではありませんので、水中での使用や強い水流で洗うことは行わないでくださ
い。
17
De
16
Jp
製品仕様
型式:ダハプリズムフィールドスコープ
型名 PROSTAFF 3 フィールドスコープ
倍率(×) 16-48
対物レンズ有効径(mm) 60
実施界(゜ 2.3*
**見掛け視界(゜ 35.6*
1000mにおける視界(m) 40*
ひとみ径(mm) 3.8*
明るさ 14.4*
アイレリーフ(mm) 19*
***最短合焦距離(m) 10.0
長さ(mm) 313
幅(mm) 74
質量(重さ)(g) 620
倍率が16倍のとき
** 見掛け視界数値はISO14132-1:2002に基づいた下記の計算式を採用しています。
tanω'=τx tanω(見掛け視界:2ω'、倍率:τ、実視界:2ω)
*** 調節をしていない正視眼の場合
Inhaltsverzeichnis
Vorsichtsmaßnahmen bei Gebrauch........................................................................................................................19
Konfiguration ....................................................................................................................................................................23
Übersicht ............................................................................................................................................................................ 24
Anbringen an Stativ ........................................................................................................................................................25
Verwendung des Beobachtungsfernrohrs .............................................................................................................26
Verwendung des Stativs ...............................................................................................................................................27
Lagerung und Reinigung .............................................................................................................................................29
Technische Daten für das Produkt ............................................................................................................................ 31
/