MIMAKI JV33 取扱説明書

カテゴリー
ラベルプリンター
タイプ
取扱説明書

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MIMAKI JV33-260は、幅広い用途に対応した産業用プリンターです。最大解像度1,200dpiの高精細プリントを実現し、鮮やかな色再現とシャープな画質が特徴です。また、独自のインク技術により、耐候性や耐水性に優れ、長期間にわたって美しいプリントを維持することができます。さらに、大判メディアへのプリントや、ロール紙への連 続プリントにも対応しており、看板やバナー、ポスターなどの制作に最適です。また、オプションのホワイトインクを使用することで、透明メディアやカラーメディアへのプリントも可能です。

MIMAKI JV33-260は、その優れた性能と使いやすさから、アパレル、小売、自動車、製造など、さまざまな業界で使用されています。例えば、アパレル業界では、Tシャツやパーカーなどの衣料品に直接プリントして、オリジナルデザインの製品を制作することができます。

MIMAKI JV33-260は、幅広い用途に対応した産業用プリンターです。最大解像度1,200dpiの高精細プリントを実現し、鮮やかな色再現とシャープな画質が特徴です。また、独自のインク技術により、耐候性や耐水性に優れ、長期間にわたって美しいプリントを維持することができます。さらに、大判メディアへのプリントや、ロール紙への連 続プリントにも対応しており、看板やバナー、ポスターなどの制作に最適です。また、オプションのホワイトインクを使用することで、透明メディアやカラーメディアへのプリントも可能です。

MIMAKI JV33-260は、その優れた性能と使いやすさから、アパレル、小売、自動車、製造など、さまざまな業界で使用されています。例えば、アパレル業界では、Tシャツやパーカーなどの衣料品に直接プリントして、オリジナルデザインの製品を制作することができます。

2
Japanese
English
TABLE OF CONTENTS
両面印刷をする .................................................................................................. 3
両面印刷の流れ .......................................................................................... 3
両面印刷時の印刷範囲について ................................................................. 4
表面を印刷する .......................................................................................... 6
両面モードの設定をする ........................................................................... 9
裏面を印刷する ........................................................................................ 11
Printing on Double Side ................................................................................. 16
Workflow of double sided printing ............................................................ 16
Printing Area for double sided printing ..................................................... 17
Printing on Front Side .............................................................................. 19
Setting the Double Side Mode ................................................................. 22
Printing on Back Side ............................................................................... 24
3
両面印刷をする
両面印刷の流れ
両面印刷は次のような流れで行ってください。
1
表面を印刷する
2
3
表面を充分乾燥する
(約 1 日)
裏面を印刷する
両面印刷をする場合は、必ず、表面から印刷してく
ださい。
表面に印刷したパターンを読み取って裏面の位置
合わせを行うため、裏面からの印刷はできません
表面の印刷が済んだら、約 1 日ほどかけて印刷物を
充分に乾燥させてください。
表面の乾燥が充分でないと、裏面の印刷時、正し
くメディアをフィードできない場合があります。
裏面の印刷を行います。
4
両面印刷時の印刷範囲について
両面印刷をする場合の有効印刷エリア(データが印刷される範囲)は図の通りです。
破線で囲まれた部分には、メディアのセットや、表面と裏面の位置を合わせるためのラインが印刷されます。
両面印刷時は、右側に位置ズ / メディア伸縮確認ライン(50mm) とマージン(20mm)が自動的
追加されます。
そのため、データを印刷できる幅は、メディアの有効印刷幅からこれらの幅の合計(70mm)を引
た幅となります。ご注意ください。
裏面印刷を行うためには、メディアの前端からカットラインまで最小でも 800mm の長さが必要です。
リーフメディアを使用する場合は特にご注意ください。(表面印刷後、メディアを切り離す場合に必
要な長さについては P. 8 を参照してください。
150
25 25
フィード方向
位置ズレ / メディア伸縮
確認ライン (50mm)
カットライン
有効印刷エリア
20
ロール時 :0
リーフ時 :200
マークが印刷される
範囲(破線の部分)
800 ㎜以上
ロールメディア / リーフメディア共通
440
5
両面印刷
両面印刷時の印刷開始位置について
フィード方向 (X) は、プラテン上にあるカット溝から奥側約 75mm の位置です。
スキャン方向 (Y) は、メディア右端から 25 mm の位置です。両面印刷時、スキャン方向(Y)の設定は変更で
きません。
カット溝
75mm(X)
25mm
(Y)
6
表面を印刷する
印刷開始までの各操作や設定については、JV33-260 取扱説明書「メディアをセットする」~「ヘッドクリーニ
ングを実行する」を参照してください。
1
メディアをセットする (JV33-260 扱説明書「メディアをセットする」参照 )
2
ヒーターの温度を確認する
ヒーターパネルの CONSTANT ランプが緑色に点灯していることを確認します。
3
キーを押す
リモートモードに変わります。
現在選択しているタイプ ( 作図条件 ) を確認できます。
4
Raster Link Pro4 を起動し、印刷する画像を選択する
画像の選択方法について、詳しくはRaster Link Pro4 のリファレンスガイド ( 共通編 ) を参照してくだ
さい。
5
Raster Link Pro4 で印刷設定をする
(1) 両面印刷の欄で、[ 表面 ] を選択する
(2) [OK] をクリックする
6
Raster Link Pro4 で印刷を指定する
印刷する画像を右クリックして、[RIP 後印刷 ] 等を選択し、印刷を開始します。
詳しくは、Raster Link Pro4 のリファレンスガイド ( 共通編 ) を参照してください。
また、表面の印刷時、以下の設定は固定値となります。
ロールメディアをご使用の際は、本装置背面のロールメディアにたるみがないか確認してから印刷を
行ってください。
たるみがある場合は、印刷を開始する前にロールメディアを手で巻き戻し、たるみのない状態にして
ください。たるみがあると、画質不良の原因になります。
他社製の RIP ソフトウェアをお使いのときは、お使いのソフトウェアの取扱説明書を参照してくださ
い。
設定内容 固定値
左右マージン(有効印刷エリア内)
0mm
カラーパターン
OFF
ジョグキーによる横方向原点設定 無効
スタンプ
OFF
* . 1* [#01]
0.00m
7
両面印刷
7
印刷結果を確認する
表面を印刷すると、次のラインも自動的に印刷されます。
ラインの名称 説  明
カットライン
裏面印刷時に、メディアをプリンタ(プラテン)に合わせるためのライン
です。
スキャン方向ズレ確認ライン スキャン方向のズレを確認するためのラインです。
取付位置確認ライン 裏面印刷でメディアの取付位置を確認するためのラインです。
スキャン方向ズレ再確認
ライン
スキャン方向のズレを画像データ印刷前に再度確認するためのラインで
す。
両面印刷原点ライン
裏面印刷時のフィード方向の原点です。この原点は、本体が自動で検出し
ます。
位置ズレ / メディア伸縮確認
ライン
裏面印刷時に、表面の印刷で発生したメディアの伸縮を確認するためのラ
インです。
メディアの伸縮は、溶剤により発生します。
表面印刷の終了後、スキャン方向ズレ確認ラインの右端からメディア端までの距離を測定しておいて
ください。
裏面印刷の開始時に、スキャン方向のズレを確認するパターンを印刷し、ズレ量を入力します。
( P.14)
メディアによっては、表面と裏面のズレ量が確認できない場合があります。
その際に、あらかじめ表面の距離を測定しておくと便利です
F
スキャン方向
フィード方向
位置ズレ / メディア伸縮確認
ライン
カットライン
取付位置確認ライン
スキャン方向ズレ確認ライン
両面印刷原点ライン
スキャン方向ズレ
再確認ライン
8
8
カットラインに沿って、メディアに切り込みを入れる
印刷されたカットラインに沿って、メディアに数箇所、カッターなどで切り込みを入れてください。
9
メディアを切り離す
メディアを切り離す位置は、次のようにしてください。
小幅巻取装置を使用する場合 : カットラインから約 1000mm 以上の位置で切り離す
大型メディア巻取装置を使用する場合 : カットラインから約 1800mm 以上の位置で切り離す
巻取装置を使用しない場合 : カットラインから約 400mm 以上の位置で切り離す
メディアの端を切断しないでください。端面が浮いてしまい、ヘッドをこする恐れがあ
ります。
カットライン
切り込み
メディア
小幅巻取装置を使用 : 1000mm 以上
重量メディア巻取装置を使用 : 1800mm 以上
巻取装置を使用しない : 400mm 以上
切り離す位置
カットライン
9
両面印刷
両面モードの設定をする
両面印刷をするための各種設定を行います。
1
ローカルモードで、 キーを押す
2
を押して、
[ マシンセッテイ ] を選ぶ
3
キーを押す
4
を押して、
[ リョウメンモード ] を選ぶ
5
キーを押す
6
キーを押す
「ウラメンサクズ」の設定が選択されます。
7
を押して、ON を選ぶ
両面印刷をするとき、ON を選びます。
8
キーを押す
9
を押して、[ カサネヌリ ] を選ぶ
10
キーを押す
「カサネヌリ」の設定が選択されます。
11
を押して、重ね塗り回数
(1 9 ) を設定する
裏面印刷時の重ね塗り回数を設定します。
設定内容 内  容
ウラメンサクズの設定 裏面への作図をするとき“ON”を選びます。
カサネヌリの設定 裏面印刷時の重ね塗り回数を設定します。
メディアケンシュツの設定
印刷の長さが設定値に達した時点でメディアを再検出し、スキュー等によるメディア取
り付け位置のズレを修正します。
FUNCT I ON
セッテイ < E N T >
FUNCT I ON
マシン ッテ < E N T >
マシン ッテ
ハイキ ァン < e n t >
マシン ッテ
リョ <en t >
リョ
ウラ < e n t >
リョ
ウラ : O F F
リョ
ウラ : O N
リョ
ウラ < e n t >
リョ
カサネヌ < e n t >
リョ
カサネヌ : 2
リョ
カサネヌ : 4
10
12
キーを押す
13
を押して、
[ メディアケンシュツ ] を選ぶ
14
キーを押す
「メディアケンシュツ」の設定が選択されます。
15
を押して、検出間隔を設定する
(OFF/10 10000mm)
メディアがズレていないか、確認する間隔を設定します。
16
キーを押す
17
終了するとき、 キーを数回押す
リョ
ウラ < e n t >
リョ
メテ シュ < e n t >
リョ
ケンシュツ : O F F
リョ
: 1000 mm
11
両面印刷
裏面を印刷する
表面を充分乾燥させたら、裏面の印刷を行います。
裏面印刷をするときは、表面を下(プラテン側)に向けてセットしてください。
1
フロントカバーを開け、クランプレバーを上げる
2
ピンチローラーとプラテンの間にメディアを差し込む
メディアを充分乾燥させてください
表面の印刷後、印刷物を充分乾燥させてください(乾燥時間の目安は約 1 日です)。充分乾燥しない
うちに裏面を印刷すると、正しくメディアをフィードできない場合があります。
必ず、マシン設定の両面モードの設定を行ってから、裏面の印刷をしてください。
裏面印刷を行う前に、メディア送り量を再度調整してください。JV33-260 取扱説明書「メディア補
正の設定をする」
送り量が調整されていないと、フィード方向の位置合わせが正常に行われません。
巻取装置を使用する場合は、下記の手順で表面と裏面が平行になっているかを確認してから、巻取装
置へメディアをセットしてください。確認前にメディアを巻取装置にセットすると、セットのやり直
しが困難になります。
重量メディア操出装置を使用する場合は、表面と裏面が平行になっていることを確認し、その後テン
ションバーを下ろしてください。確認前にテンションバーを下ろしてしまうと、メディアのセットの
やり直しが困難になります。
また、テンションバーでメディアを張ったときに、左右でメディアの張りに差があると、メディアを
正しくフィードできません。そのような場合、重量メディア操出装置は使用しないでください。
メディアは、位置ズレ / メディア伸縮確認ラインが両面センサー上を通過する位置 ( 下図参照 ) に取り
付けてください。位置ズレ / メディア伸縮確認ラインが両面センサー上を通過しない場合、裏面印刷
が行えません。
本体背面
両面センサー
フロントカバー
クランプレバー
ピンチローラー
12
3
カットラインに沿って入れた切り込みが、プラテンのラインと平行になるようセットする
プラテンのラインの内、確認しやすい任意のラインをお選びください。
4
クランプレバーを下げる
メディアの検出を始めます。
メディア検出が終了すると、メディア種類の選択画面に移行します
5
メディアの種類(透過または遮光メディア)を選択する
メディアの種類を選択すると、自動的に取り付け位置確認ラインが
印刷され、LED ライトユニット ( オプション ) の位置までメディ
がフィードされます。
6
メディアが平行にセットされているか確認する
表面の印刷を確認し、メディアが平行にセットされて
いるか確認します。
7
メディアが平行にセットされていたら、 キーを押す
メディアが平行にセットされていない場合は、クランプレバーを上げ、手順 3 からの操作をやり直して
ください。
取り付け位置確認ラインは、最大 6 回まで印刷できます。メディアのセットをやり直す場合は、新しく
印刷した確認ラインを使って、表面との平行を確認してください。
巻取装置を使用する場合は、平行を確認した後に、メディアを巻取装置にセットしてください。
8
Raster Link Pro4 を起動し、印刷する画像を選択する
画像の選択方法について、詳しくはRaster Link Pro4 のリファレンスガイド ( 共通編 ) を参照してくだ
さい。
切り込み
メディア
ウラ ュンヒ
メテ : ウカ
: 平行にセット
された場合
表面
× : 平行にセット
されていない場合
付位
認ライン
裏面
13
両面印刷
9
Raster Link Pro4 の画像編集タブを選び、印刷設定を行う
手順 5 で選んだメディア種類に合わせて、印刷設定を行います。
手順 5 で透過メディアを選んだ場合
Raster Link Pro4 の両面印刷設定で「透過裏面」を選択します。
手順 5 で遮光メディアを選んだ場合
Raster Link Pro4 の両面印刷設定で「遮光裏面」を選択します。
10
印刷条件タブで裏面用プロファイルを選択し、[OK] をクリックする
11
Raster Link Pro4 で印刷を指定する
印刷する画像を右クリックして、[RIP 後印刷 ] 等を選択し、印刷を開始します。
詳しくは、Raster Link Pro4 のリファレンスガイド ( 共通編 ) を参照してください。
また、裏面の印刷時、以下の設定は固定値となります。
12
裏面印刷のデータを受信すると、プリンタ側で位
置合わせ用のライン(スキャン方向ズレ確認ライ
ン)を印刷する
手順 5 で選んだメディアの種類と異なる設定をして印刷をすると、プリンタ側でエラー
を表示し、印刷を行いません。
裏面印刷時に選択するプロファイルについて
透過メディアへの裏面印刷時は、以下のプロファイルを選択してください。
4 色インクセット :360x360, 1 パス
6 色インクセット :360x360, 2 パス
RasterLinkPro で透過裏面印刷を選択している場合は、上記以外のモードを選択すると、エ
ラーを表示します。
遮光メディアへの裏面印刷時は、通常の印刷を行う際に使用するデバイスプロファイルを使
用してください。
遮光メディアを選択している際に、透過メディア用プロファイル360dpi x 360dpi)を選択
すると、設定通りのサイズで印刷されません。(透過メディア用プロファイルを使用した場
合、RasterLinkPro4 で印刷実行後、プリンタ側でパラメータエラーを表示し、その後の印刷
を固定モード(720x720 8pass)で行います。
設定内容 固定値 設定内容 固定値
左右マージン
(有効印刷エリア内)
0mm
スタンプ
OFF
メディア送り設定 ノーマル
カラーパターン
OFF
プリフィード
OFF
ジョグキーによる
横方向原点設定
無効
シロカサネサクズ
OFF
スキャン方向ズレ
確認ライン
14
13
スキャン方向のズレを調整する
を押してズレを修正します。
14
キーを押す
裏面の印刷を始めます。
透過メディア選択時は、画像データを印刷する前に「スキャン方向ズレ再確認ライン」を印刷します
再確認ラインを確認してもスキャン方向にズレがある場合は、 キーを押して印刷を中断してか
ら、手順 1 からの操作をやり直してください。
メディアによっては表面のラインが裏面からは見えず、ズレを目視で確認できない場合があります。
その場合、あらかじめ「スキャン方向ズレ確認ライン」からメディア端までの距離を測定し、誤差を
ジョグキーで入力してください。
ウラ イチ セイ
Y:+ < 1.3mm > -
プラス方向へ補正します。
1mm のズレの場合、 キー
+1mm 調整します。
スキャン方向のズレが
ない場合(調整不要)
表面
マイナス方向へ補正します。
1mm のズレの場合、 キー
-1mm 調整します。
スキャン方向ズレ確認ライン
裏面
23mm
表面
表面のラインが裏面から見えない場合 : 誤差(下記の場 -2mm)を入力
裏面
25mm
メディアの端
メディアの端
15
両面印刷
裏面印刷中にズレを補正する ( 透過メディア選択時のみ )
裏面の画像データを印刷中にスキャン方向やフィード方向での印刷ズレを確認したときは、次のようにしてズ
レを補正してください。
印刷ズレの確認方法
画像データ印刷中のズレは、位置ズレ / メディア伸縮確認
ラインで確認できます。
印刷ズレの補正方法
を押して、ズレの補正を修正し キーを押してください。
スキャン方向のズレ補正: を押して補正
フィード方向のズレ補正: を押して補正
位置ズレ / メディア伸縮
確認ライン
X:+
S
1.0mm
T
-
Y:+
W
1.3mm
X
-
押して、スキャン方向 (Y) を補正
押して、フィード方向 (X) を補正
押す
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MIMAKI JV33-260は、その優れた性能と使いやすさから、アパレル、小売、自動車、製造など、さまざまな業界で使用されています。例えば、アパレル業界では、Tシャツやパーカーなどの衣料品に直接プリントして、オリジナルデザインの製品を制作することができます。

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