本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』（『安全
上のご注意』チラシとスタートアップ・ガイド）をよくお読みください。
お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
© 2017 ローランド株式会社
02
2
ソフトウェア の イン スト ー ル 3
動作条件
3
ソフトウェアのダウンロード
3
DJ-505 USBドライバーをダウンロードする
3
Serato DJ ソフトウェアをダウンロードする
3
ソフトウェアのインストール
3
Mac OS の場合
3
Windows の場合
3
各部の名称とはたらき 4
ブ ラウ ザ ー・セクション
4
デッキ・セクション
5
ミキ サ ー ・セクション
7
エフェクト・セクション
7
TR-S セクション
8
フ ロ ント・ パ ネ ル
8
リア・パネル（機器の接続）
9
Serato DJ の使いかた 11
Serato DJ の起動方法
11
Serato DJ の基本操作
11
曲のインポート
11
曲をロードする
11
曲を再生する
12
ヘッドホンで音をモニターする
12
Serato DJ の終了方法
12
DJ-505 を操作する 13
パフォーマンス・パッドの操作
13
ホット・キューの操作（HOT CUE）
13
キュー・ループの操作（CUE LOOP）
13
ロールの操作（ROLL）
13
スライサーの操作（SLICER）
14
セーブド・ループの操作
14
TR の操作（TR）
14
パターンの操作（PATTERN）
15
TR ベロシティーの操作
15
Serato Sampler の操作（SAMPLER）
15
ピッチ・プレイの操作（PITCH PLAY）
15
ベロシティー・サンプラーの操作
15
スリップの操作
15
曲の解析
15
エフェクトの操作
16
マルチ FX モードの操作
16
シングル FX モードの操作
16
エフェクトのテンポを変える
17
録音する
17
外部機器から音を入力する
17
DJ プレーヤーから音を入力する
17
ターンテーブルから音を入力する
17
マイクから音を入力する
17
TR-S の操作
18
パターンの再生／コピー／消去
18
インスト／キットの変更
19
TR-REC（ステップ・レコーディング）
20
INST-REC（リアルタイム・レコーディング）
20
TR-S のテンポと Serato DJ のテンポを同期させる
21
TR-S のデータをバックアップ／リストアする
21
DJ-505 をスタンドアローン・モードで使う
21
システム設定 22
工場出荷時の設定に戻す（ファクトリー・リセット）
23
Serato Flip を使う 24
Serato Flip Expansion Pack を購入する
24
Serato Flip Expansion Pack をアクティベートする
24
Serato DJ 画面の Flip 表示について
25
Flip の操作
26
ホット・キューを設定する
26
Flip を作成する
26
Flip を保存する
26
Flip を呼び出して再生する
26
セーブド・フリップの操作
26
Serato DVS を使う 27
Serato DVS Expansion Pack を購入する
27
Serato DVS Expansion Pack をアクティベートする
27
バーチャル・デッキ画面について
29
DVS を使うための設定
29
ターンテーブル／ DJ プレーヤーの接続
29
Serato DJ の設定
29
コントロール信号の調整
29
DVS で曲を再生する
30
DVS 使用時に使える機能
30
資料 31
トラブ ルシューティング
31
ブロック・ダイヤグラム
31
主な仕様
32
取扱説明書について
本書では、DJ-505 の基本的な使いかたについて説明しています。
スタートアップ・ガイドとあわせてお読みください。
SeratoDJ の取扱説明書をダウンロードする
1ブラウザーを起動し、下記の Serato DJ ページにアクセスします。
https://seratocom/dj/downloads
2「Manuals and Downloads」をクリックします。
3「Manuals and Downloads」の中から、Serato DJ の取扱説明書
をダウンロ ードします。
目次
3
ソフトウェア の イン スト ー ル
動作条件
お使いのパソコンが動作条件を満たしているかどうか確認してから、ソフトウェアの
インストールを進めてください。
Mac OS Windows
対応 OS
macOS 10.12
OS X 10.11
OS X 10.10
Windows 10
Windows 8.1
Windows 7 SP1
CPU ／クロック
インテル ® Core™ i7 1.07GHz
インテル ® Core™ i5 1.07GHz
インテル ® Core™ i3 1.07GHz
画面解像度 1280× 720
メモリー 4GB 以上
ハードディスクの 空
き容量
5 ＧＢ以 上
その他 利用可能なＵＳＢ2.0 ポート×1
※ 最新の動作条件については、Serato DJ ページをご覧ください。
ソフトウェア の ダ ウン ロ ード
DJ-505 USBドライバーと Serato DJ は、パッケージに付属していません。ローラ
ンドまたは Serato のホームページからダウンロードします。
DJ-505 USBドライバーをダウンロードする
DJ-505 USBドライバーは、パソコンから DJ-505 に音声を出力するためのソフト
ウェアです 。
MacOS の場合
1ブラウザーを起動し、下記のローランド・サポート・ページにアクセス
します。
https://wwwrolandcom/jp/support/
2「DJ-505」を検索します。
3ダウンロードから「DJ-505 Driver for macOS / OS X」を探し、ク
リックしま す 。
4画面の指示に従って、ダウンロードします。
Windows10 の場合
1インターネット接続されたパソコンと DJ-505 の USB 端子を接続しま
す。
2DJ-505 の電源をオンにします。
3画面の指示に従って、ダウンロードします。
Windows10 以外の場合
1ブラウザーを起動し、下記のローランド・サポート・ページにアクセス
します。
https://wwwrolandcom/jp/support/
2「DJ-505」を検索します。
3ダウンロードから「DJ-505 Driver for Windows **」を探し、クリッ
クします。
4画面の指示に従って、ダウンロードします。
Serato DJ ソフトウェアをダウンロードする
1ブラウザーを起動し、下記の Serato DJ ページにアクセスします。
https://seratocom/dj/downloads
2「DOWNLOAD SERATO DJ」をクリックします。
3メール・アドレスを入力して、「CONTINUE」をクリックします。
4パスワードと国を設定したら、「CONTINUE」をクリックします。
指定したアドレスに、メールが届きます。
5メールの指示に従って、「Download Serato DJ」をクリックします。
6画面の指示に従って操作を進め、Serato DJ をダウンロードします。
ソフトウェア の イン スト ー ル
以下の手順で、ソフトウェアをインストールします。
Mac OS の場合
1ダウンロードした DJ-505 USBドライバーのファイルを解凍します。
2解凍されたフォルダーを開き、「DJ505_USBDriver.pkg」をダブル
クリックしま す 。
インストーラーが起動します。
3画面の指示に従い、インストールします。
4ダウンロードした Serato DJ ソフトウェアのファイルを解凍します。
5解凍されたファイルをダブ ルクリックします。
インストーラーが起動します。
6使用許諾契約を確認し、同意する場合は［Agree］をクリックします。
7以下の画面が表示されたら、［Serato DJ］アイコンを Applications
フォルダーにドラッグ＆ドロップします。
以上でインストールは完了です。
Windows の場合
1ダウンロードしたDJ-505 USBドライバーのフォルダーを右クリックし、
「すべて展開」を選びます。
フォルダーが解凍されます。
2解凍されたフォルダーを開き、「Setup.exe」をダブルクリックします。
インストーラーが起動します。
3画面の指示に従い、インストールします。
4ダウンロードした Serato DJ ソフトウェアのフォルダーを右クリックし、
「すべて展開」を選びます。
フォルダーが解凍されます。
5解凍されたファイルをダブ ルクリックします。
インストーラーが起動します。
6使用許諾契約を確認し、同意する場合は［I agree to the license
terms and conditions］を選んで［Install］をクリックします。
インストールが始まります。
7以下の画面が表示されたら、［Close］をクリックします。
以上でインストールは完了です。
4
各部の名称とはたらき
DJ-505 のトップ・パネルは、機能ごとに「ブラウザー」、「デッキ」、「ミキサー」、「エフェクト」、「TR-S」の 5 セクションに分かれています。
また、フロント・サイドには、ヘッドホン端子や入力ソース選択スイッチ、リア・サイドには入出力の端子が配置されています。
1
ブラウザ ー・セクション
2
デッキ・セクション
3
ミキ サー・セクション
4
エフェクト・セクション
5
TR-S セクション
1
2
3
2
4
4
5
ブ ラウ ザ ー・セクション
Serato DJ の操作と曲のロードをします。
1
1
2
3
4
1
［LOAD］ボタン
Serato DJ で選んだ曲を、デッキにロードします。
［SHIFT］+ ライブラリーの曲を、「BPM」でソートします。
［SHIFT］+
ライブラリーの曲を、「キー」でソートします。
2
ロータリー・セレクター
このつまみを回すとカーソルが上下に動き、押すとカーソルが下の階層に移動し
ます。
3
［BACK］ボタン
カーソルが上の階層に移動します。
［SHIFT］+［BACK］
ライブラリーの曲を、曲名（アルファベット）順でソートし
ます。
4
［ADDPREPARE］ボタン
「PREPARE」パネルに曲を追加します。
［SHIFT］+［ADD PREPARE］ ライブラリーの曲を、アーティスト名でソートします。
5
各部の名称とはたらき
デッキ ・セクション
左右のデッキ・セクションで、4 つのデッキ（左側：デッキ 1、3、右側：デッキ 2、4）をコントロールします。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
1
ジョグ・ダイヤル
スクラッチとピッチ・ベンド（再生スピードの調整）をします。
天面
外周部
天面を回す
VINYL MODE がオンのとき：
スクラッチ操作ができます。
VINYL MODE がオフのとき：
ピッチ・ベンド（再生スピード）操作ができます。
外周部を回す
キー・ロック機能がオンのとき：
右に回すと再生スピードが上がり、左に回すと再生スピード
が下がります。
キー・ロック機能がオフのとき：
右に回すと再生スピードとピッチが上がり、左に回すと再生
スピードとピッチが下がります。
［SHIFT］+ 天面を回す
再生位置を高速で移動（高速サーチ）できます。
左に回すと再生位置が前に、右に回すと後ろに移動します。
※ グリッドが設定されている場合は、サーチできます。
2
［SLIP］ボタン
スリップ・モード（P.15）をオン／オフします。オンのときは、ボタンが点灯します。
［SHIFT］+［SLIP］
VINYL モードをオン／オフします。
オンのときは、［SHIFT］ボタンを押している間ボタンが点
灯します。
3
［SHIFT］ボタン
このボタンを押しながら他のボタンを押すことで、別の機能を呼び出します。
4
［SYNC］ボタン
複数の曲のテンポ（ピッチ）やビート・グリッドを、自動的に合わせます。
このボタンを押すと、ボタンが押されたデッキ以外の曲のテンポに合わせて、テン
ポ（BPM）が変わります。
［SHIFT］+［SYNC］ SYNC を解除します。
5
［CUE
u
］ボタン
テンポラリー・キュー・ポイントの指定、再生、ポイントの呼び出しをします。
再生曲を切り替えてから初めて［CUE
u
］ボタンを押すと、キュー・ポイントが設
定されます。
設定後に［CUE
u
］ボタンを押すと、押した位置にキュー・ポイントが移動します。
再生中の場合は、テンポラリー・キュー・ポイントに移動して再生を停止します。
［SHIFT］+［CUE
u
］
曲の途中で押した場合は、曲の先頭に戻ります。
曲の先頭で押した場合は、ソング・リストの1 つ前の曲をロー
ドしま す 。
6
［
r
］ボタン
曲を再生／一時停止します。
［SHIFT］+［
r
］ テンポラリー・キュー・ポイントに戻って、再生します。
7
パッド・モード・セレクト
パフォーマンス・パッドでコントロールするモードを選びます。
［HOT CUE］ボタン
ボタン点灯：白
ホット・キュー・モード（P.13）に切り替えます。
［SHIFT］+［HOT CUE］
ボタン点灯：青
キュー・ループ・モード（P.13）にします。
［HOT CUE］を 2 回押す
ボタン点 灯：オレンジ
セーブド・フリップ・モード（P.26）にします。
※ 別途 Serato Flip の購入が必要です。
［ROLL］ボタン
ボタン点灯：水色
ロール・モード（P.13）に切り替えます。
［SHIFT］+［ROLL］
ボタン点灯：赤
スライサー・モード（P.14）にします。
［ROLL］を 2 回押す
ボタン点灯：緑
セーブド・ループ・モード（P.14）にします。
［SHIFT］+［ROLL］を 2 回
押す
ボタン点灯：青
スライサー・ループ・モード（P.14）にします。
［TR］ボタン
ボタン点灯：赤
TR モード（P.14）に切り替えます。
［SHIFT］+［TR］
ボタン点灯：緑
パターン・モード（P.15）にします。
TR-S のパターンを切り替えます。
［TR］を 2 回押す
ボタン点 灯：オレンジ
TR ベロシティー・モード（P.15）にします。
［SAMPLER］ボタン
ボタン点灯：赤紫
サンプラー・モード（P.15）に切り替えます。
［SHIFT］+［SAMPLER］
ボタン点灯：紫
ベロシティー・サンプラー・モード（P.15）にします。
［SAMPLER］を 2 回押す
ボタン点灯：緑
ピッチ・プレイ・モード（P.15）にします。
8
パフォーマンス・パッド
選んだパッド・モードで、パフォーマンスができます。
6
各部の名称とはたらき
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
9
PARAMETER エリア
パフォーマンス・パッドで操作するパラメーターの値を設定します。
10
LOOP エリア
［AUTO LOOP］ボタン
オート・ループをオン／オフします。
［IN］／［OUT］ボタンでループ・ポイントを設定すると、ボタンが自動的に点灯
します。
［SHIFT］+［AUTO LOOP］
ループのアクティブ状態／非アクティブ状態を切り替えます。
（ループ・アクティブ）
［1/2X］、［2X］ボタン
ループ再生の長さを半分／ 2 倍にします。
［SHIFT］+［1/2X］
ループ再生中、ループがその長さ分だけ左方向へ移動
（ループ・シフト）します。
［SHIFT］+［2X］
ループ再生中、ループがその長さ分だけ右方向へ移動
（ループ・シフト）します。
［IN］、［OUT］ボタン
ループ・イン・ポイント、ループ・アウト・ポイントを指定します。 ループ・アウト・
ポイントが指定されると、ループ再生を始めます。
［SHIFT］+［IN］ ループ・スロットが切り替わります。
［SHIFT］+［OUT］
ループ再生を解除し、前回設定したループ・イン・ポイント
に戻ってループ再生を再開します。
11
［DECK3］、［DECK4］ボタン
操作するデッキ（左側：デッキ 1、3、右側：デッキ 2、4）を切り替えます。
12
［KEYLOCK］ボタン
キー・ロック機能をオン／オフします。
※ キーロック機能がオンのとき、TEMPO スライダーで再生速度を変更してもピッ
チは変化しません。
［SHIFT］+［KEY LOCK］
TEMPO スライダーの可変範囲を設定します。
±8%
0
16%
0
50% の順で切り替わります。
13
TEMPO スライダー
曲の再生スピードを調整します。
キー・ロック機 能 がオンのとき：
再生スピードが変わります。
−側 再生スピードが下がります。
+側 再生スピードが上がります。
キー・ロック機 能 がオフのとき：
再生スピードとピッチが変わります。
−側 再生スピードとピッチが下がります。
+側 再生スピードとピッチが上がります。
デッキ ・セクション
7
各部の名称とはたらき
ミキ サ ー・セクション
2 チャンネル・ミキサーです。音の調整や音のつなぎ、ヘッドホン・キューのオン／オフをします。
エ フェクト・ セ ク ション
それぞれが独立した 2 つのエフェクト・セクション（FX1、FX2）で、エフェクトの効果を調整します。
2
1
3
4
5
2
1
3
4
5
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
1
2
3
4
5
12
1
［TRIM］つまみ
音量を調整します。
2
［HI］、［MID］、［LOW］つまみ
高域、中域、低域の音量を増減させます。
3
［FILTER］つまみ
各チャンネルにフィルターをかけます。
つまみを右に回すと、高域のみの音になります。
左に回すと、低域のみの音になります。
4
チャンネル［CUE］ボタン
チャンネルごとにキューをオン／オフします。［CUE］
ボタンを点灯させたチャンネルの音が、ヘッドホンか
ら出力されます。
［SHIFT］+［CUE］
［CUE］ボタンを繰り返し叩いた間
隔で、曲のテンポを設定すること
ができます。（タップ ･ テンポ機能）
5
チャンネル・フェーダー
各チャンネルの出力レベルを調整します。
6
クロス・フェーダー
左右のデッキの音声出力を切り替えます。
7
［MASTERLEVEL］つまみ
マスター出力のレベルを調整します。
8
［BOOTHLEVEL］つまみ
BOOTH OUT 端子の出力レベルを調整します。
9
［MIXING］つまみ
ヘッドホン出力に対して、チャンネル［CUE］ボタン
を点灯させたチャンネルの音とマスター出力の音量バ
ランスを調整します。
10
［TR/SAMPLERLEVEL］つまみ
TR-S ／サンプラーの出力レベルを調整します。
11
TR/SAMPLER［CUE］ボタン
TR-S ／サンプラー出力のキューをオン／オフします。
12
レベル・インジケーター
各チャンネルとマスターの出力レベルを表示します。
1
CHASSIGN エリア
［1］ボタン
デッキ 1 に対して、FX 1（FX 2）をオン／オフします。
［SHIFT］+［1］ デッキ 3 に対して、FX 1（FX 2）をオン／オフします。
［2］ボタン
デッキ 2 に対して、FX 1（FX 2）をオン／オフします。
［SHIFT］+［2］ デッキ 4 に対して、FX 1（FX 2）をオン／オフします。
［TR/SAMPLER］ボタン
TR-S ／サンプラーに対して、FX 1（FX 2）をオン／オフします。
※ Serato DJ の Sampler パネルで、OUTPUT を「A」に設定してください。
2
エフェクト・パラメーターつまみ
設定されているエフェクトの効き具合を調整します。
［SHIFT］+
エフェクト・パラメーターつまみ
エフェクト・タイプを変更します。
3
［BEATS］つまみ
エフェクトのかかる時間を調整します。
つまみを押すと、設定が「1」になります。
4
エ フェクト・ボ タン
エ フェクト を オ ン ／ オ フしま す 。
［SHIFT］+ エフェクト・ボタン エフェクト・タイプを変更します。
5
［TAP］ボタン
エフェクトの基準となるテンポを、ボタンを叩いた間隔（タップ・テンポ）で設定し
ます。
ボタンを長押しすると、設定したテンポはリセットされます。
［SHIFT］+［TAP］
エフェクト・モード（シングル FX ／マルチ FX）を切り替え
ます。
8
各部の名称とはたらき
TR-S セクション
16 ステップのシーケンサーです。ローランドのリズム・マシン TR-808 などのサウンドや Serato DJ 上のサンプルで、リズム・トラックを作ることができます。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
1
［VALUE］つまみ
テンポやパターンのスケール、シャッフルなどの設定
値を変更します。
2
［SHIFT］ボタン
このボタンを押しながら他のボタンを押すことで、別
の機能を呼び出します。
3
ディスプレイ
操作に応じて、いろいろな情報が表示されます。
4
［SYNC］ボタン
リズムのテンポを、Serato DJ のテンポに同期させ
ます。
［SHIFT］+［SYNC］ テンポ同期を解除します。
5
［SCALE］ボタン
1 ステップの音の長さを、以下の 4 つから選びます。
8分3連符（ ）
3 ステップ で 1 拍に なります。
16分3連符（
）
6 ステップ で 1 拍に なります。
16 分音符（
）
4 ステップ で 1 拍に なります。
32 分音符（
）
8 ステップ で 1 拍に なります。
［SHIFT］+［SCALE］ ラスト・ステップの設定をします。
6
［SHUFFLE］ボタン
シャッフル（音の跳ね具合）を調整します。
［SHIFT］+［SHUFFLE］ ナッジの設定をします。
7
［MUTE］ボタン
選 ん だ イ ン スト を ミュートしま す 。
8
［TR-REC］ボタン
パターンをステップ・レコーディングします。
［SHIFT］+［TR-REC］
パフォーマンス・パッドを使って、
パターンをリアルタイム・レコー
ディング（INST-REC）します。
9
［INST］ボタン
TR-REC 時のインストを選びます。
［SHIFT］+［INST］
インストのキット設定や Serato DJ
上のサンプル・バンクの切り替えを
します。
10
［PATTERN］ボタン
リズム・パターン 1 〜 16 が選べるようになります。
［SHIFT］+
［PATTERN］
TR-REC 時、ステップにアクセント
を付けます。
11
［START/STOP］ボタン
パターンを再生／停止します。
12
TR-S パッド［1］〜［16］
ステップのオン／オフやパターン／インストの選択、
Serato DJ 上のサンプルをインストに設定するときに
使用します。
13
［CLEAR］ボタン
TR-REC で録音した内容をインストごとに消去したり、
パターンを削除したりします。
14
［LEVEL］つまみ
選んだインストの音量を調整します。
15
［TUNE］つまみ
選んだインストのチューニング（ピッチ）を調整します。
16
［ATTACK］つまみ
インストのアタックの強さを調整します。
※ 一部のインストや、Serato DJ上のサンプルが選ば
れているときは効果がありません。
17
［DECAY］つまみ
選んだインストの余韻の長さを調整します。
※ Serato DJ 上のサンプルが選ばれているときは、
効果がありません。
フロント・パネル
ヘッド ホ ン
1
2
3
4
5
6
1
PHONES 端子
ヘッドホンを接続します。
ステレオ標準（Ø6.3mm）とステレオ・ミニ（Ø3.5mm）に対応しています。
2
［VOLUME］つまみ
ヘッドホンの音量を調整します。
3
CROSSFADER［CURVE］スイッチ
クロス・フェーダーのカーブ特性を切り替えます。
4
CROSSFADER［REVERSE］スイッチ
クロス・フェーダーの左右を反転させます。
5
［CH1］、［CH2］スイッチ
チャンネルの入力ソースを選びます。
PC
Serato DJ 上のデッキにロードした音をソースにします。
DVS を利用するときはこちらを選びます。
LINE ライン・レベルの入力をソースにします。
PHONO フォノ・レベル（MM 型カートリッジ）の入力をソースにします。
6
［MICLEVEL］つまみ
マイクの出力音量を調整します。
9
各部の名称とはたらき
リア・パネル（機器の接続）
他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
MIDI 機器
ターンテーブル
（アナログ）
ターンテーブル
（アナログ）
パワード・スピーカーパワード・スピーカー、アンプ
マイク
オーディオ・プレーヤー
DJ プレーヤー
1
PC 端子
付属の USB ケーブルで、パソコンと接続します。
パソコンと接続するには、USBドライバーをインストールする必要があります。
&
「ソフトウェアのインストール」（P.3）
パソコン
2
MIDIOUT 端子
MIDI クロックなどの MIDI 情報を出力します。
3
MICIN 端子
マイクを接続します。
メモ
「システム設定」（P.22）で、マイク入力に専用のエフェクト
（リバーブ、ディレイ）が設定できます。
4
［MICSENS］つまみ
マイク入力の感度を調整します。
5
INPUT（CH1、CH2）端子
チャンネル 1、2 に音を入力します。MM 型カートリッジのフォノ入力に対応して
います。
10
各部の名称とはたらき
6
PHONOGROUND 端子
INPUT 端子の CH 1 または CH 2 にターンテーブル（アナログ）を接続した場合に、
ターンテーブルのアース線と接続します。ターンテーブルからのノイズを抑えます。
※ 設置条件によっては、本機や本機に接続した機器の金属部に触れると、ピリピリ
とした感じがする場合があります。これは人体にまったく害のない極めて微量の
帯電によるものですが、気になるかたは PHONO GROUND 端子を使って外
部のアースか大地に接地してお使いください。このとき、わずかにハム（うなり）
が混じる場合があります。なお、接続方法がわからないときはローランドお客
様相談センターにご相談ください。
接続してはいけないところ
5
水道管（感電の原因になります）
5
ガス管（爆発や引火の原因になります）
5
電話線のアースや避雷針（落雷のとき危険です）
7
MASTEROUT1（L ／ R）、2（L ／ R）端子
パワード・スピーカーやパワー・アンプなどに接続します。
※ MASTER OUT 1 端子のピン配置
8
BOOTHOUT（L ／ R）端子
ブース・モニター用の出力端子です。
※ BOOTH OUT 端子のピン配置
9
［POWER］スイッチ
電源をオン／オフします。
※ 本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます
（Auto O 機能）。
自動的に電源が切れないようにするには、Auto O 機能を解除してください。
解除のしかたについては、P.22 をご覧ください。
ご注意 !
電源を再びオンにするときは、電源を入れ直してください。
10
DCIN 端子
付属の AC アダプターを接続します。
※ AC アダプターは、インジケーター（図参照）のある面が上になるように設置し
てください。
AC アダプターをコンセントに接続すると、インジケーターが点灯します。
電 源コード
コンセントへ
インジケーター
※ AC アダプターのコードは、図のようにコード・フックに固定してください。誤っ
てコードを引っ張ってしまっても、プラグが抜けて電源が切れてしまうことや、
端子に無理な力がかかることを防ぐことができます。
11
Serato DJの使いかた
本書では、Serato DJ の基本的な使いかたを説明します。ソフトウェアの詳細機能や使いかたについては、Serato DJ のソフトウェア・マニュアルをご覧ください。
Serato DJ の起動方法
※ 電源を入れる／切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる／切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。
Serato DJ の基本操作
ブラウザー・ビューに表示された曲をデッキ部へインポートし、DJ-505 でコントロールします。
1
デッキ部
2
ウェーブフォーム・パネル
3
crate パネル
4
ライブラリー
1 2
3 4
1
曲 の インポ ート
曲をインポートする代表的な操作方法について説明します。
※ Serato DJ には、さまざまなインポート方法があります。詳細については、
Serato DJ のソフトウェア・マニュアルをご覧ください。
※ Serato 社の DJ ソフトウェア（Scratch Live、ITCH、Serato DJ Intro）をお
使いの方で、曲のライブラリーを作成されている場合は、作成したライブラリー
をそのまま使うことができます。
※ Serato DJ Intro をお使いの方で、曲のライブラリーを作成されている場合は、
曲の再解析が必要になる場合があります。
1Serato DJ の［Files］キーをクリックします。
［Files］パネルが開き、お使いのパソコンとパソコンに接続されている周辺機器
のファイルが表示されます。
2［Files］パネルで、ライブラリーに加えたい曲が含まれているフォル
ダ ー を クリックししま す 。
3選んだフォルダーを crate パネルにドラッグ &ドロップします。
crate が作成され、ライブラリーに楽曲が追加されます。
曲をロ ードする
曲をロードして、出力できるようにします。
1DJ-505 の［BACK］ボタンを押して、crate パネルにカーソルを移
動させます。
2DJ-505 のロータリー・セレクターを回して、ロードする曲が含まれて
いるフォルダーに移動し、ロータリー・セレクターを押します。
カーソルがライブラリーに移動します。
3ロータリー・セレクターを回して、ロードする曲に移動します。
4DJ-505 で、曲をロードしたいデッキの［LOAD］ボタンを押します。
1［POWER］スイッチを押して、DJ-505 の電源をオンにします。
2DJ-505 に接続した機器の電源をオンにします。
3Serato DJ を起動します。
MacOS
Finder で［アプリケーション］フォルダーを開き、［Serato DJ］のアイコンを
クリック す る 。
Windows7
［スタート］メニューから、［すべてのプログラム］
&
［Serato］
&
［Serato DJ］
&
［Serato DJ］のアイコンをクリックする。
Windows81
［アプリビュー］から［Serato DJ］のアイコンをクリックする。
Windows10
［スタート］画面または［アプリビュー］から［Serato DJ］のアイコンをクリッ
クする。
12
SeratoDJの使いかた
曲を再生する
1DJ-505 のつまみやスイッチを、以下のように設定します。
［MASTER LEVEL］つまみ
左に回しきった位置
［TRIM］つまみ
［HI］、［MID］、［LOW］つまみ
中心位置
［FILTER］つまみ
チャンネル・フェーダー 一番下の位置
クロス・フェーダー 中心位置
［CH 1］、［CH 2］スイッチ 「PC」の位置
2［
r
］ボタンを押して、ロードした曲を再生します。
3チャンネル・フェーダーを上に動かし、［TRIM］つまみを右に回して、
音量を調整します。
レベル・インジケーターのチャンネル・レベルが、オレンジ色の部分で点灯する
ように調整します。
4［MASTER LEVEL］つまみを右に回して、スピーカーのレベルを調整
します。
ヘッドホンで音をモニターする
1DJ-505 のつまみを以下のように設定します。
［MIXING］つまみ
左に回しきった位置
［VOLUME］つまみ
2モニターするチャンネルの、チャンネル［CUE］ボタンを押します。
3［VOLUME］つまみを右に回して、ヘッドホンのレベルを調整します。
Serato DJ の終了方法
1Serato DJ の画面を閉じます。
MacOS
Serato DJ の画面左上にある［
6
］（赤：閉じる）ボタンをクリックします。
Windows
Serato DJ の画面右上にある［×］ボタンをクリックします。
確認画面が表示されます。
2［はい］をクリックして、Serato DJ を終了します。
3DJ-505 に接続した機器の電源をオフにします。
4［POWER］スイッチを押して、DJ-505 の電源をオフにします。
13
DJ-505を操作する
パ フ ォ ー マ ン ス ・ パ ッド の 操 作
ホット・キューの操作（HOT CUE）
ホット・キューを設定すると、設定した位置から瞬時に再生できるようになります。
ホット・キューは、各曲に 8 つまで設定することができます。
1［HOT CUE］ボタンを押して、ボタンを白点灯させます。
ホット・キュー・モードになります。
2再生中または一時停止中に、消灯しているパフォーマンス・パッドを押
します。
押したパッドに、ホット・キューが設定されます。
ホット・キュー（1 〜 8）は、以下のようにパフォーマンス・パッドに割り当てられます。
HOT
CUE
1
HOT
CUE
2
HOT
CUE
3
HOT
CUE
4
HOT
CUE
5
HOT
CUE
6
HOT
CUE
7
HOT
CUE
8
3点灯している（ホット・キューが設定された）パフォーマンス・パッド
を押します。
設定した位置から再生が始まります。
メモ
［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・パッドを押すと、押したパッドのホッ
ト・キューが解除されます。
キュー・ループの操作（CUE LOOP）
パフォーマンス・パッドを押すと、オート・ル ープ・ポイントが 押したパッドのキュー・
ポイントに移動して、オート・ループ再生します。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［HOT CUE］ボタンを押して、ボタン
を青点灯させます。
キュー・ループ・モードになります。
2再生中に、点灯しているパフォーマンス・パッドを押します。
押したパッドに設定されているホット・キューで、オート・ループ再生が始まります。
ループの長さは、オート・ループの拍設定と同じです。
メモ
消灯しているパッドを押したときはホット・キューが設定され、そのままオート・
ループ再生が始まります。
ループ ･ イン ･ ポイントは、以下のように各パフォーマンス・パッドに割り当てら
れます。
ループ 1 ループ 2 ループ 3 ループ 4
ループ 5 ループ 6 ループ 7 ループ 8
3ループ再生のパラメーターを変更します。
5
ループ再生中に、PARAMETER［−］ボタンを押す
ループ再生の長さを半分にします。
LOOP エリアの［1/2X］ボタンを押しても､ 同じ効果が得られます。
5
ループ再生中に、PARAMETER［+］ボタンを押す
ループ再生の長さを 2 倍にします。
LOOP エリアの［2X］ボタンを押しても､ 同じ効果が得られます。
5
ループ再生中に、［SHIFT］ボタンを押しながら LOOP［1/2X］ボタンを
押す
ループの長さはそのままで､ 前のループに移動します。
5
ループ再生中に、［SHIFT］ボタンを押しながら LOOP［2X］ボタンを押す
ループの長さはそのままで､ 次のループに移動します。
5
［SHIFT］ボタンを押しながら同じパフォーマンス・パッドを押す
ループ・イン・ポイントに戻って、ループ再生を続けます。
4同じパフォーマンス・パッドをもう一度押します。
ループ再生が解除されます。
ロールの操作（ROLL）
パ フ ォ ー マ ン ス ・ パ ッド を 押 す と 、 パ ッド を 押 し て い る 間 、 各 パ ッド に 割 り 当 て ら れ た
長さ（拍）に合わせてロール再生が続きます。
ロール再生中も、裏では曲が進行しています。
ロール再生を解除すると、解除までに進行した位置から曲の再生が再開されます。
ご注意 !
ロールは、曲の再生中でなければ動作しません。
1［ROLL］ボタンを押して、ボタンを水色点灯させます。
ロー ル・モ ードに なります 。
2PARAMETER［−］［+］ボタンを押して、パッドに割り当てる長さ（拍）
を選びます。
ボタンを押すたびに、4 つのセットが切り替わります。
1/32 拍 1/16 拍 1/8 拍 1/4 拍
1/2 拍 1拍 2拍 4拍
1/16 拍 1/8 拍 1/4 拍 1/2 拍
1拍 2拍 4拍 8拍
1/8 拍 1/4 拍 1/2 拍 1拍
2拍 4拍 8拍 16 拍
1/4 拍 1/2 拍 1拍 2拍
4拍 8拍 16 拍 32 拍
パソコンの画面に、選ばれているセットが表示されます。
3パフォーマンス・パッドを押し続けます。
押したパッドに割り当てられた拍で、ロール再生します。
メモ
ロール再生中に LOOP［1/2X］ボタンや LOOP［2X］ボタンを押すと、再生
中のロール音の拍を変えることができます。
4パフォーマンス・パッドから指を離します。
ロール再生解除までに進行した位置から、曲の再生が再開されます。
14
DJ-505を操作する
スライサーの操作（SLICER）
指定した範囲を 8 分割し、分割された区間が各パフォーマンス・パッドに割り当
てます。パフォーマンス・パッドを押している間、パッドに割り当てられた区間の
音声をループ再生します。
ループ再生中も、裏では曲が進行しています。
ループ再生を解除すると、解除までに進行した位置から曲の再生が再開されます。
ご注意 !
5
スライサーは、曲の再生中でなければ動作しません。
5
スライサーは、ビート・グリッドが設定されていない曲には使えません。ビート・
グリッドの詳細については、Serato DJ の取扱説明書をご覧ください。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［ROLL］ボタンを押して、ボタンを赤
点灯させます。
スライサー・モードになります。
メモ
［SHIFT］ボタンを押しながら［ROLL］ボタンを 2 回押してボタンを青点灯さ
せると､ スライサー・ループ・モードになります。
2［SHIFT］ボタンを押しながら PARAMETER［−］［+］ボタンを押して、
指定範囲の長さ（拍）を選びます。
ボタンを押すたびに、設定値が切り替わります。
指定範囲の長さは、2 拍、4 拍、8 拍、16 拍、32 拍、64 拍のいずれかに設
定することができます。
8 分割した区間は、以下のように各パフォーマンス・パッドに割り当てられます。
1 8765432
区間 1 区間 2 区間 3 区間 4
区間 5 区間 6 区間 7 区間 8
3PARAMETER［−］［+］ボタンを押して、スライサーのクォンタイズ
を設定します。
クォンタイズの設定によって、パッドを押している間のループ再生の長さが変わり
ます。
クォンタイズは、4 種類の中から選ぶことができます。
例
クォンタイズが 1 のとき：
押したパッドに割り当てられた区間全体を、ループ再生します。
クォンタイズが 1/2 のとき：
押したパッドに割り当てられた区間の、先頭から 1/2 の長さをループ再生します。
4パフォーマンス・パッドを押し続けます。
パッドを押し続けている間、クォンタイズで指定した長さでループ再生を続け
ます。
5パフォーマンス・パッドから指を離します。
ループ再生解除までに進行した位置から、曲の再生が再開されます。
スライサー・モードとスライサー・ループ・モードの動作
スライサー・モード
再生位置が 8 分割された範囲の最後まで進むと、画面上の範囲が次の 8 分割表
示に移動し、次の 8 分割された区間が、各パッドに割り当てられます。
1 8765432 1 8765432
スライサー・ループ・モード
再生位置が 8 分割された範囲の最後まで進むと、再生位置が現在指定されてい
る範囲の先頭に戻ります。
1 8765432 1 8765432
セーブド・ループの操作
Serato DJ のループ・スロットにループを保存したり、保存したループを呼び出し
たりすることができます。
1［ROLL］ボタンを 2 回押して、ボタンを緑点灯させます。
セー ブド・ル ー プ・モ ードになります 。
2ループ再生中に、パフォーマンス・パッドを押します。
ループが Serato DJ のループ・スロットに割り当てられます。
ス ロ ット
1
ス ロ ット
2
ス ロ ット
3
ス ロ ット
4
ス ロ ット
5
ス ロ ット
6
ス ロ ット
7
ス ロ ット
8
3［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・パッドを押します。
ループの先頭に戻って、再生を続けます。
5
ループ再生中に、LOOP［1/2X］ボタンを押す
ループ再生の長さを半分にします。
5
ループ再生中に、LOOP［2X］ボタンを押す
ループ再生の長さを 2 倍にします。
5
ループ再生中に、［SHIFT］ボタンを押しながら LOOP［1/2X］ボタンを
押す
ループの長さはそのままで､ 前のループに移動します。
5
ループ再生中に、［SHIFT］ボタンを押しながら LOOP［2X］ボタンを押す
ループの長さはそのままで､ 次のループに移動します。
※ 呼び出したループの長さを変えると、ループの設定が上書き保存されます。
4同じパフォーマンス・パッドをもう一度押します。
ループ再生が解除されます。
TR の操作（TR）
TR のインストを鳴らすことができます。
1［TR］ボタンを押して、ボタンを赤点灯させます。
T R モ ードに なります 。
パフォーマンス・パッドに、以下のようにインストが割り当てられます。
BD SD CH OH
LT HC RS RC
2パ フォ ー マ ン ス ・ パ ッド を 押 し ま す 。
イ ン スト が 鳴りま す 。
メモ
PARAMETER［−］［+］ボタンを押して、ベロシティーを設定することができます。
15
DJ-505を操作する
パターンの操作（PATTERN）
パフォーマンス・パッドを押して、TR-S のパターン（P.18）を切り替えることが
できます。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［TR］ボタンを押して、ボタンを緑点灯
させます。
パターン・モードになります。
パターンが、以下のようにパフォーマンス・パッドに割り当てられます。
パターン
1
パターン
2
パターン
3
パターン
4
パターン
5
パターン
6
パターン
7
パターン
8
［SHIFT］ボタンを押すと、パターン 9 〜 16 が選べます。
パターン
9
パターン
10
パターン
11
パターン
12
パターン
13
パターン
14
パターン
15
パターン
16
2パフォーマンス・パッドを押す、または［SHIFT］ボタンを押しながら
パフォーマンス・パッドを押して、再生したいパターンを選びます
5
パターンを再生していた場合は、パターンの再生を終了してから、押したパ
フォーマンス・パッドに割り当てられたパターンの再生が始まります。
5
パ フ ォ ー マ ン ス ・ パ ッド を 押 し な が ら 次 に 再 生 し た い パ フ ォ ー マ ン ス ・ パ ッド を
押すと、選択したパターンを連続で再生することができます。
TR ベロシティーの操作
TR モードと同様の機能ですが、上段のパッドを押したとき、パッドを押す強さによっ
てインストの音量が変わります。
1［TR］ボタンを 2 回押して、ボタンをオレンジ点灯させます。
TR ベロシティー・モードになります。
BD SD CH OH
LT HC RS RC
2パ フォ ー マ ン ス ・ パ ッド を 押 し ま す 。
インストが鳴ります。パッドを押す強さによってインストの音量が変わります。パッ
ドを強く押すほど、インストの音量が大きくなります。
Serato Sampler の操作（SAMPLER）
Serato Sampler のサンプル・スロットにロードされた曲（サンプル）を、パフォー
マンス・パッドを使って再生することができます。
1Serato DJ の［Sampler］キーをクリックして、Sampler パネルを表
示させます。
2［SAMPLER］ボタンを押して、ボタンを赤紫点灯させます。
サンプ ラ ー・モ ードになります 。
3PARAMETER［−］［+］ボタンを押して、Serato Sampler のバンク
を切り替えます。
Serato Sampler には 4 つのバンク（A 〜 D）があり、各バンクに 8 つのスロッ
トがあります。
4Sampler パネルに曲をドラッグ &ドロップして、Sampler パネルの
各 ス ロ ット に サ ン プ ル を ロ ードし ま す 。
サンプラーの設定とロードしたサンプルが、保存されます。
※ ロータリー・セレクターでサンプルを選択し、［SHIFT］ボタンを押しながらパ
フォーマンス・パッドを押して、サンプルをロードすることもできます。
5パ フォ ー マ ン ス ・ パ ッド を 押 し ま す 。
押したパッドに割り当てられたスロットのサンプルを再生します。
ス ロ ット
1
ス ロ ット
2
ス ロ ット
3
ス ロ ット
4
ス ロ ット
5
ス ロ ット
6
ス ロ ット
7
ス ロ ット
8
※ 再生のしかたは、Serato Sampler の再生モードによって変わります。詳しく
は Serato DJ の取扱説明書をご覧ください。
メモ
［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・パッドを押すと､ サンプルの再
生を停止します。
ピッチ・プレイの操作（PITCH PLAY）
ロードした曲のピッチを半音単位で変更することができます。
1［SAMPLER］ボタンを 2 回押して、ボタンを緑点灯させます。
ピッチ・プレイ・モ ードになります 。
2パフォーマンス・パッドを押して、ピッチを変更します。
変更なし
半音下げ
ピッチが半音ずつ上がる
ピッチが半音ずつ下がる
ベロシティー・サンプラーの操作
サンプラー・モードと同様の機能ですが、パッドを押したとき、パッドを押す強さに
よってサンプルの再生音量が変わります。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［SAMPLER］ボタンを押して、ボタン
を紫点灯させます。
ベロシティー・サンプラー・モードになります。
2パ フォ ー マ ン ス ・ パ ッド を 押 し ま す 。
押したパッドに割り当てられたスロットのサンプルを再生します。
パッドを強く押すほど、サンプルの再生音量が大きくなります。
スリップの操作
スリップをオンにすると、スクラッチ・プレイ中／ループ再生中／ホット・キューの
再生中でも、裏で曲が進行します。
スクラッチ・プレイ／ループ再生／ホット・キューの再生を解除すると、解除までに
進行した位置から曲の再生が再開されます。
曲の流れを止めることなく、いろいろな DJ パフォーマンスをすることができます。
1［SLIP］ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
スリップ ・ モ ード に な りま す 。
裏で曲が進行している間は、ボタンが点滅します。
曲の解析
DJ-505 の［LOAD］ボタンを押してデッキに曲をロードすると、曲の解析が始まり
ますが、Serato DJ をオフライン・プレーヤー（DJ-505 が接続されていない状態）
で使用すると、事前に曲を解析することができます。
解析が終了している曲は、デッキにロードした直後に BPM や波形が表示されるよ
うになります 。
オフライン・プレーヤーでの曲の解析方法については、Serato DJ の取扱説明書を
ご覧ください。
※ 曲の数によっては、解析に時間がかかる場合があります。
16
DJ-505を操作する
エ フェクト の 操 作
Serato DJ には 2 つのエフェクト・ユニット（FX1、FX2）があり、選択したデッキ
で使うことが できます 。
DJ-FX パネル
Serato DJ のメイン画面左上にある「FX」をクリックすると、DJ-FX パネルが開
きます。
マルチ F X モード
1 つのエフェクト・ユニットで､ 最大 3 つのエフェクトを選択することができます。
1 1 1 2 3
4 5 4 5 4 5
シングル FX モード
1 つのエフェクト・ユニットで､ 1 つのエフェクトを選択することができます。選択
したエフェクトの複数のパラメーターをコントロールすることができます。
1 2 3
4
5 6 6 6 6
1
現在選ばれているエフェクト・タイプ
2
エ フェクト の か か る 時 間
3
エフェクト・ユニットを使っているデッキの番号をハイライト表示
4
エフェクトのオン／オフ（オンのときはハイライト表示）
5
エ フェクト の か かり具 合
6
エフェクト・パラメーターと設定値
マルチ FX モードの操作
1［SHIFT］ボタンを押しながら［TAP］ボタンを押して、マルチ FX モー
ドを選びます。
ボタンを押すたびに､ マルチ FX モードとシングル FX モードが切り替わります。
2操作するデッキ（チャンネル）の CHANNEL ASSIGNエリアにある［1］、
［2］ボタンを押して、使用するエフェクト・ユニットを選びます。
Serato DJ 画面の DJ-FX パネルに、エフェクト・ユニットを使うデッキの番号が
ハ イ ラ イト表 示 さ れ ま す 。
メモ
［TR/SAMPLER］ボタンを押すと、TR-S ／サンプラーの音にエフェクトをかけ
ることができます。
※ Serato DJ の Sampler パネルで、OUTPUT を「A」に設定してください。
3［SHIFT］ボタンを押しながらエフェクト・ボタンを押して、エフェクト・
タイプを選びます。
ボタンを押すたびに､ エフェクト・タイプが切り替わります。
4エフェクト・ボタンを押して、エフェクトをオン（ボタン点灯）にします。
5エフェクト・パラメーターつまみで、エフェクトの効き具合を調整しま
す。
6［BEATS］つまみで、エフェクトのかかる時間を調整します。
※ つまみを押すと、設定が「1」になります。
メモ
エフェクトのかかる時間の基準となる値を［TAP］ボタンを叩く間隔で設定する
ことができます。
シングル FX モードの操作
1［SHIFT］ボタンを押しながら［TAP］ボタンを押して、シングル FX モー
ドを選びます。
ボタンを押すたびに､ シングル FX モードとマルチ FX モードが切り替わります。
2操作するデッキ（チャンネル）の［1］、［2］ボタンを押して、使用す
るエフェクト・ユニットを選びます。
Serato DJ 画面の DJ-FX パネルに、エフェクト・ユニットを使うデッキの番号が
ハ イ ラ イト表 示 さ れ ま す 。
メモ
［TR/SAMPLER］ボタンを押すと、TR-S ／サンプラーの音にエフェクトをかけ
ることができます。
※ Serato DJ の Sampler パネルで、OUTPUT を「A」に設定してください。
3［SHIFT］ボタンを押しながらエフェクト 1 ボタンを押して、エフェクト・
タイプを選びます。
ボタンを押すたびに､ エフェクト・タイプが切り替わります。
4エフェクト 1 ボタンを押して、エフェクトをオン（ボタン点灯）にします。
5エ フェクト 2 ま た は 3 ボ タ ン を 押し て 、 エ フェクト・ パ ラ メ ー タ ー の 設
定値を切り替えます。
6エ フェクト・ パ ラ メ ー タ ー 2 ま た は 3 つ ま み で 、 エ フェクト・ パ ラ メ ー
ターの設定値を調整します。
17
DJ-505を操作する
7エフェクト・パラメーター 1 つまみで、エフェクトの効き具合を調整し
ます。
8［BEATS］つまみで、エフェクトのかかる時間を調整します。
※ つまみを押すと、設定が「1」になります。
メモ
エフェクトのかかる時間の基準となる値を［TAP］ボタンを叩く間隔で設定する
ことができます。
エフェクトのテンポを変える
Serato DJ では、エフェクトのテンポを 2 つの方法で設定することができます。
自動テンポ・モード（初期設定）
曲の BPM 値を基準に、エフェクトのテンポが決まります。
手動テンポ・モ ード
エフェクトの基準となるテンポ（BPM 値）を､［TAP］ボタンを叩いた間隔で設
定します。
テンポ・モ ードの 切り替 え
5
自動テンポ・モードのときに［TAP］ボタンを 3 回以上押すと、手動テンポ・モー
ドに切り替わります。
5
手動テンポ・モードのときに［TAP］ボタンを長押しすると､ 設定したテンポ
がリセットされ、自動テンポ・モードに切り替わります。
録音する
Serato DJ の録音機能を使って、DJ-505 でミックスした音を録音することができ
ます。
※ 詳しくは、Serato DJ の取扱説明書をご覧ください。
1Serato DJ の［REC］キーをクリックして、REC パネルを表示させます。
2［REC］をクリックして、録音を開始します。
3録音を停止するときは、もう一度［REC］をクリックします。
4保存するときは、文字入力欄にファイル名を入力し［保存］をクリック
します。
外部機器から音を入力する
リア・パネルの INPUT（CH 1、CH 2）端子に、DJ プレーヤーやターンテーブル（ア
ナログ）などから直接音声を入力して、DJ-505 のミキサー・セクションを使って音
をミックス す ること が で き ます 。
また、Serato DJ のエフェクト・ユニットを使って、外部入力音にエフェクトをかける
こともできます。
MIC IN 端子に接続したマイクからの音声入力には、「システム設定」（P.22）で、
専用のエフェクト（リバーブ、ディレイ）を設定することができます。
DJ プレーヤーから音を入力する
1INPUT（CH 1、CH 2）端子のいずれかに、DJ プレーヤーなどのラ
イン機器を接続します。
2ライン機器を接続したチャンネルに応じて、フロント・パネルの［CH 1］
スイッチまたは［CH 2］スイッチを「LINE」にします。
3［TRIM］つまみやチャンネル・フェーダーで、出力レベルを調整します。
5
［HI］、［MID］、［LOW］つまみで、高／中／低域の音量を調整することがで
きます。
5
［FILTER］つまみで、フィルターをかけることができます。
5
エフェクト・セクションを操作して、Serato DJ のエフェクトをかけることができ
ます。
ターンテーブルから音を入力する
1INPUT 端子（CH 1、CH 2）のいずれかに、ターンテーブルを接続
します。
2ターンテーブルを接続したチャンネルに応じて、フロント・パネルの［CH
1］スイッチまたは［CH 2］スイッチを「PHONO」にします。
3［TRIM］つまみやチャンネル・フェーダーで、出力レベルを調整します。
5
［HI］、［MID］、［LOW］つまみで、高／中／低域の音量を調整することがで
きます。
5
［FILTER］つまみで、フィルターをかけることができます。
5
エフェクト・セクションを操作して、Serato DJ のエフェクトをかけることができ
ます。
マイクから音を入力する
1MIC IN 端子に、マイクを接続します。
2リア・パネルの［MIC SENS］つまみで、マイク入力の感度を調整します。
3フロント・パネルの［MIC LEVEL］つまみで、マイクの出力音声を調
整します。
5
「システム設定」（P.22）で、マイク入力に専用のエフェクト
（リバーブ、ディレイ）が設定できます。
18
DJ-505を操作する
TR-S の操作
ローランドのリズム・マシン TR-808 などのサウンドで、パターンの再生や作成を
します。
また、Serato DJ のサンプルを使って、パターンを作成することもできます。
イン ストとは ?
TR-S で扱うドラム音です。
各インストは、好みの音色に変更することができます。
BD バ ス・ド ラ ム SD ス ネ ア ・ド ラ ム
CH ク ロ ー ズド ・ ハ イ ハ ット OH オ ー プ ン ・ ハ イ ハ ット
LT ロー・タム HC ハ ンド・ク ラップ
RS リ ム ・ ショット RC ライド・シン バ ル
パターンとは？
TR-REC（ステップ・レコーディング）や INST-REC（リアルタイム・レコーディング）
で、インストの演奏情報を記録したものを「パターン」と呼びます。
TR-S では、16 個のパターンを作成／保存することができます。
パターンの再生／コピー／消去
パターンを再生する
1［PATTERN］ボタンを押して、点灯させます。
2TR-S パッド［1］〜［16］を押して、再生したいパターンを選びます。
押した TR-S パッドが点灯します。
5
TR-S パッドを押しながら次に再生したいパターンの TR-S パッドを押すと、選
択したパターンを連続で再生することができます。
3［START/STOP］ボタンを押します。
パターンの再生が始まります。
5
再生中に次のパターンを選択すると、押した TR-S パッドが点滅します。
5
［VALUE］つまみを回すと、再生テンポ（BPM5.0 〜 800.0）が変わります。
［SHIFT］ボタンを押しながら［VALUE］つまみを回すと、値が 10 単位で
変わります。
5
［SHIFT］ボタンを押しながらミキサー・セクションの TR/SAMPLER［CUE］
ボタンを押すと、TR/SAMPLER［CUE］ボタンを繰り返し押した間隔で、パター
ンの再生テンポを設定することができます（タップ ･ テンポ機能）。
特定のステップをループ再生にする（STEPLOOP）
パターンの再生中に、選んだステップをループ再生させることができます。
選んだステップで鳴らすインストが、すべてループ再生になります。
1［START/STOP］ボタンを押して、パターンを再生します。
2［SHIFT］ボタンを押しながら［SCALE］ボタンを押して、速い点滅に
します。
3ループ再生させたいステップの TR-S パッドを押します。
選んだステップのループ再生が始まります。TR-S パッドから指を離すと、パター
ンの再生に戻ります。
5
［SHIFT］ボタンを押しながら TR-S パッドを押すと、TR-S パッドから指を離し
てもステップのループ再生が続きます（ホールド）。ホールドを解除するときは、
TR-S パッドを押します。
音の跳ねかたを変える（SHUFFLE）
シャッフル（音の跳ね具合）を調整します。
パターンの裏拍の発音タイミングをずらして、跳ねたリズムにすることができ
ます。
1［SHUFFLE］ボタンを押して、点滅させます。
2［VALUE］つまみで、発音のタイミングを調整します。
表示（設定値） 説明
S-50
〜
5 50
値が大きいほど発音のタイミングが遅くなり、値が小さいほ
ど発音のタイミングが早くなります。
パターンの再生タイミングを前後にずらす（NUDGE）
ナッジを調整します。
パターンの再生タイミングを前後にずらして、ノリのあるリズムにすることができ
ます。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［SHUFFLE］ボタンを押して、速い点
滅にします。
2［VALUE］つまみで、発音のタイミングを調整します。
表示（設定値） 説明
n-24
〜
n 24
値が大きいほど発音のタイミングが速くなり、値が小さいほ
ど発音のタイミングが遅くなります。
パターンをコピーする
1［PATTERN］ボタンを押して、点灯させます。
2［SHIFT］ボタンを押しながら TR-S パッド［1］〜［16］を押して、コピー
元のパターンを選びます。
コピー先に選択できる TR-S パッドが、黄色で点滅します。
※ 中止する場合は、［PATTERN］ボタンまたは［TR-REC］ボタンを押します。
3点滅している TR-S パッド［1］〜［16］を押して、コピー先のパター
ンを選びます。
※ パターン再生中にパターンをコピーした場合は、自動的にコピー先のパターン
を再生します。
パターンを消去する
1［PATTERN］ボタンを押して、点灯させます。
2［CLEAR］ボタンを押しながら、消去したいパターンに対応した TR-S
パッド を 押 し ま す 。
押した TR-S パッドに保存されていたパターンが消去されます。
イン ストを 消 去 す る
パターンから、指定したインスト（サンプル）だけを消去します。
1［INST］ボタンを押して、点灯させます。
2［CLEAR］ボタンを押しながら、消去したいインストに対応したTR-Sパッ
ド（［1］（BD）〜［8］（RC）、［9］（S1）〜［16］（S8）のいずれか）
を押します。
19
DJ-505を操作する
イ ン スト ／ キ ット の 変 更
インストの音色をキット単位で変える
12 個のキットを使うことができます。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［INST］ボタンを押して、点滅させます。
2TR-S パッド［1］〜［12］を押して、キット 1 〜 12 を切り替えます。
押した TR-S パッドが点滅します。
インストごとに音色を変える
メモ
音色を変更すると、現在選ばれているキットの設定として自動的に保存され
ます。
1［INST］ボタンを押して、点灯させます。
2TR-S パッド［1］（BD）〜［8］（RC）のいずれかを押しながら［VALUE］
つまみを回します。
選んだ音色が、ディスプレイに表示されます。
操作 表示 説明
［1］（BD）+［VALUE］つまみ
80.bd
TR-808 バス・ドラム
90.bd
TR-909 バス・ドラム
80.b1
TR-808 バス・ドラム（ロング・ディケイ）
70.bd
TR-707 バス・ドラム
60.bd
TR-606 バス・ドラム
［2］（SD）+［VALUE］つまみ
80.Sd
TR-808 スネア・ドラム
90.Sd
TR-909 スネア・ドラム
70.Sd
TR-707 スネア・ドラム
60.Sd
TR-606 スネア・ドラム
［3］（CH）+［VALUE］つまみ
80.Ch
TR-808 クローズド・ハイハット
90.Ch
TR-909 クローズド・ハイハット
70.Ch
TR-707 クローズド・ハイハット
60.Ch
TR-606 クローズド・ハイハット
［4］（OH）+［VALUE］つまみ
80.Oh
TR-808 オープン・ハイハット
90.Oh
TR-909 オープン・ハイハット
70.Oh
TR-707 オープン・ハイハット
60.Oh
TR-606 オープン・ハイハット
［5］（LT）+［VALUE］つまみ
80.Lt
TR-808 ロー・タム
90.Lt
TR-909 ロー・タム
70.Lt
TR-707 ロー・タム
60.Lt
TR-606 ロー・タム
［6］（HC）+［VALUE］つまみ
80.Hc
TR-808 ハンド・クラップ
90.Hc
TR-909 ハンド・クラップ
70.Hc
TR-707 ハンド・クラップ
［7］（RS）+［VALUE］つまみ
80.rs
TR-808 リム・ショット
90.rs
TR-909 リム・ショット
70.rs
TR-707 リム・ショット
［8］（RC）+［VALUE］つまみ
80.Cb
TR-808 カウベル
90.rc
TR-909 ライド・シンバル
70.rc
TR-707 ライド・シンバル
60.CY
TR-606 シンバル
すべてのインストを特定の機種の音色に一括変更する
キットのインストを、特定のリズム・マシン（TR-808 ／ TR-909 ／ TR-707 ／
TR-606 のいずれか 1 つ）の音色に一括変更することができます。
メモ
音色を変更すると、現在選ばれているキットの設定として自動的に保存され
ます。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［INST］ボタンを押して、点滅させます。
2一括変更したいキットに対応した TR-S パッドを押しながら［VALUE］
つまみを回して、音色を選びます。
表示（設定値） 説明
80
ＴＲ-808 の音色
90
ＴＲ-909 の音色
70
ＴＲ-707 の音色
60
ＴＲ-606 の音色
インストの音色を調整する
メモ
音色を変更すると、現在選ばれているキットの設定として自動的に保存され
ます。
操作 説明
［LEVEL］つまみ
選んだインストの、音量を調整します。
設定値：
0
〜
100
［ATTACK］つまみ
［1］（BD）が選ばれているときはアタックの強さを、［2］（SD）
が選ばれているときはスナッピーを調整します。
設定値：
0
〜
100
［TUNE］つまみ
選んだインストの、チューニング（ピッチ）を調整します。
設定値：
0
〜
100
［DECAY］つまみ
選んだインストの、余韻の長さを調整します。
設定値：
0
〜
100
キット に エ フ ェクト を 設 定 す る
TR-S 専用のエフェクトを、各キットに設定することができます。
メモ
エフェクトを設定すると、現在選ばれているキットの設定として自動的に保存さ
れます。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［INST］ボタンまたは［PATTERN］ボ
タンを押して、 点滅させます。
2以下のつまみで、エフェクトを設定します。
操作 エ フェクト 説明
［ATTACK］つまみ COMPRESSOR
全体の音量のばらつきを抑えます。
設定値：
0
〜
100
［TUNE］つまみ DRIVE
歪みが得られます。
設定値：
0
〜
100
［DECAY］つまみ TRANSIENT
アタックを強調し、ディケイを抑えることで、音の
輪 郭を はっきりとさせ ます 。
設定値：
0
〜
100
キット を コ ピ ー す る
1［SHIFT］ボタンを押しながら［INST］ボタンを押して、点滅させます。
2［SHIFT］ボタンを押しながら TR-S パッド［1］〜［12］を押して、コピー
元 の キット を 選 び ま す 。
コピー先に選択できる TR-S パッドが、青色で点滅します。
※ 中止する場合は、［INST］ボタンまたは［TR-REC］ボタンを押します。
3点滅している TR-S パッド［1］〜［12］を押して、コピー先のキット
を選びます。
20
DJ-505を操作する
TR-REC（ステップ・レコーディング）
インストごとに、音を鳴らすステップを指定してパターンを作成します。パターンを
再生しながらでも作成できます。
1［TR-REC］ボタンを押して、点灯させます。
2TR-S パッド［1］〜［16］を押して、音を鳴らしたいステップを指定
します。
弱打を入力する
［SHIFT］ボタンを押しながら記録するインストの TR-S パッド［1］〜［16］を
押すと、指定したステップのインストを弱打にすることができます。弱打にした
ときは、TR-S パッドの点灯色が薄くなります。
ベロシティーを入力する
ベロシティーを設定するインストの TR-S パッド［1］〜［16］を押しながら
［VALUE］つまみを回して、ベロシティーを設定します。
表示（設定値）
0
〜
127
ステップ・ロールを入力する
ロールを設定するインストの TR-S パッド［1］〜［16］を押しながら［TR-REC］
ボタンを押して、ロールを設定します。指定した拍の間隔で、インストを連続
再生することができます。
表示（設定値） 説明
1_16
、
1_32
、
1_48
、
1_64
1/16 拍、1/32 拍、1/48 拍、1/64 拍
イン ストを 設 定 す る
記録するインスト（サンプル）を設定します。
1［INST］ボタンを押して、点灯させます。
現在選ばれているインストの TR-S パッドが点滅します。
2TR-S パッド［1］（BD）〜［8］（RC）のいずれかを押します。
SeratoDJ のサンプルをインストに設定する
Serato DJのサンプル・プレーヤーにサンプルが保存されている場合、TR-Sパッ
ド［9］（S1）〜［16］（S8）
で選択したサンプルをインストとして、パター
ンを作成することができます。
スケールを設定する
1 ステップの音の長さを設定します。
1［SCALE］ボタンを押して、点滅させます。
2［VALUE］つまみで、スケールを設定します。
ディスプレイに、現在のスケールが表示されます。
表示 スケール 説明
8t
8分3連符（ ）
3 ステップ で 1 拍に なります。
16t
16分3連符（ ）
6 ステップ で 1 拍に なります。
16
16 分音符（ ）
4 ステップ で 1 拍に なります。
32
32 分音符（ ）
8 ステップ で 1 拍に なります。
パターンの長さを設定する（ラスト・ステップ）
パターンで使用するステップ数（ラスト・ステップ）を設定します。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［SCALE］ボタンを押して、速い点滅に
します。
ディスプレイに、現在のラスト・ステップが表示されます。
2［VALUE］つまみで、ラスト・ステップを設定します。
表示（設定値）
LS 1
〜
16
アクセントを指定する
ステップにアクセントを付けることができます。
アクセントを付けたステップは、通常よりも音量が大きくなります。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［PATTERN］ボタンを押して、点滅さ
せます。
2TR-S パッド［1］〜［16］を押して、アクセントを付けるステップを
指定します。
3［LEVEL］つまみで、アクセントの強さを調整します。
録音したインスト（サンプル）／アクセントをパターンから消去する
TR-REC ／アクセントのステップ入力中に［CLEAR］ボタンを押すと、押
している間のステップに設定されたインスト／アクセントを削除することが
できます。
INST-REC（リアルタイム・レコーディング）
パフォーマンス・パッドの演奏をリアルタイムに録音して、パターンを作成します。
1［SHIFT］ボタンを押しながら［TR-REC］ボタンを押して、点滅させます。
2［START/STOP］ボタンを押します。
3パフォーマンス・パッドを叩いて、演奏を録音します。
BD 〜 RC のインストを録音するとき
［TR］ボタンを押して点灯させます。
パフォーマンス・パッドに、以下のようにインストが割り当てられます。
BD SD CH OH
LT HC RS RC
SeratoDJ のサンプルを録音するとき
［SAMPLER］ボタンを押して点灯させます。
パフォーマンス・パッドに、以下のようにサンプルが割り当てられます。
※ ［SHIFT］ボタンを押しながら［INST］ボタンを押して点滅させ、TR-S パッド
［13］〜［16］を押すと、サンプル・プレーヤーのバンク A 〜 D を切り替
えることができます。
サンプル
1
サンプル
2
サンプル
3
サンプル
4
サンプル
5
サンプル
6
サンプル
7
サンプル
8
録音したインストをパターンから消去する
INST-REC 中に、［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・パッドを押すと、
対応するインストを削除することができます。
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