本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』（スター
トアップ・ガイド）をよくお読みください。
お読みになったあとは、すぐに見られるところに保管しておいてください。
© 2017 ローランド株式会社
02
2
取扱説明書について
本書では、DJ-202とSerato DJ Intro を組み合わせたときの基本的な使いかた
について説明しています。
Serato DJ Intro の取扱説明書をダウンロードする
1. ブラウザーを起動し、下記の Serato DJ Intro ページにアクセスし
ます。
https://serato.com/dj/intro/downloads
2. 「Manuals and Downloads」をクリックします。
3. 「Manuals and Downloads」の中から、Serato DJ Intro の取扱
説明書をダウンロードします。
Serato DJ へのアップグレードについて
Serato DJ IntroからSerato DJにアップグレードして、DJ-202 で操作すること
もできます。
目次
ソフトウェア の イ ンスト ー ル ....................... 3
動作条件
.................................. 3
ソフトウェアのダウンロード
....................... 3
DJ-202 USBドライバーをダウンロードする
. . . . . . . . . 3
Serato DJ Intro のダウンロード
................ 3
ソフトウェアのインストール
....................... 3
Mac OS の場合
.......................... 3
Windows の場合
......................... 3
各部の名称とはたらき ........................... 4
ブ ラウ ザ ー・セクション
.......................... 4
デッキ ・セクション
............................. 5
ミキ サ ー・セクション
........................... 7
フ ロ ント・ パ ネ ル
............................. 8
リア・パネル（機器の接続）
....................... 8
Serato DJ Intro の使いかた ...................... 9
Serato DJ Intro の起動方法
...................... 9
Serato DJ Intro の基本操作
...................... 9
曲のインポート
........................... 9
曲をロードする
........................... 9
曲を再生する
............................ 10
ヘッドホンで音をモニターする
.................. 10
Serato DJ Intro の終了方法
...................... 10
DJ-202 を操作する ............................ 11
パフォーマンス・パッドの操作
...................... 11
ホット・キューの操作（HOT CUE）
.............. 11
ループの操作（LOOP）
..................... 11
シーケンサーの操作（SEQUENCER）
............. 11
パターンの操作（PATTERN）
.................. 11
インスト・プレイの操作
..................... 11
サンプラーの操作（SAMPLER）
................ 12
エフェクトの操作
............................. 12
エフェクトのテンポを変える
................... 12
シーケンサーを使う
............................ 13
パターンの選択／再生／コピー／削除
............ 13
パターンをエディットする
..................... 13
シーケンサーのテンポと Serato DJ Intro のテンポを同期
させる
................................ 14
システム設定 ................................. 15
シーケンサーのデータをバックアップ／リストアする
......... 16
工場出荷時の設定に戻す（ファクトリー・リセット）
.......... 16
資料 ....................................... 17
トラブルシュー ティング
.......................... 17
主な仕様
.................................. 17
3
ソフトウェア の イ ン スト ー ル
動作条件
お使いのパソコンが動作条件を満たしているかどうか確認してから、ソフトウェアの
インストールを進めてください。
Mac OS Windows
対応 OS
macOS 10.12
OS X 10.11
OS X 10.10
Windows 10
Windows 8.1
Windows 7 SP1
CPU ／クロック
インテル ® Core™ i7 1.07GHz
インテル ® Core™ i5 1.07GHz
インテル ® Core™ i3 1.07GHz
画面解像度 1280×720
メモリー 4GB 以上
ハードディスクの空
き容量
5 ＧＢ以 上
その他 利用可能なＵＳＢ2.0 ポート× 1
※ 最新の動作条件については、Serato DJ Intro ページをご覧ください。
ソフトウェア の ダ ウ ン ロ ード
DJ-202 USBドライバーと Serato DJ Intro は、パッケージに付属していません。
ローランドまたは Serato のホームページからダウンロードします。
DJ-202 USBドライバーをダウンロードする
DJ-202 USBドライバーは、パソコンから DJ-202 に音声を出力するためのソフト
ウェアです。
Mac OS の場合
1. ブラウザーを起動し、下記のローランド・サポート・ページにアクセス
します。
https://www.roland.com/jp/support/
2. 「DJ-202」を検索します。
3. ダウンロードから「DJ-202 Driver for macOS / OS X」を探し、ク
リックします 。
4. 画面の指示に従って、ダウンロードします。
Windows 10 の場合
1. インターネット接続されたパソコンと DJ-202 の USB 端子を接続しま
す。
2. DJ-202 の電源をオンにします。
3. 画面の指示に従って、ダウンロードします。
Windows 10 以外の場合
1. ブラウザーを起動し、下記のローランド・サポート・ページにアクセス
します。
https://www.roland.com/jp/support/
2. 「DJ-202」を検索します。
3. ダウンロードから「DJ-202 Driver for Windows **」を探し、クリッ
クします。
4. 画面の指示に従って、ダウンロードします。
Serato DJ Intro のダウンロード
1. ブラウザーを起動し、下記の Serato DJ Intro ページにアクセスしま
す。
https://serato.com/dj/intro/downloads
2. 「DOWNLOAD SERATO DJ INTRO」をクリックします。
3. メール・アドレスを入力して、「CONTINUE」をクリックします。
4. パスワードと国を設定したら、「CONTINUE」をクリックします。
指定したアドレスに、メールが届きます。
5. メールの指示に従って、「Download Serato DJ Intro」をクリックし
ます。
6. 画面の指示に従って操作を進め、Serato DJ Intro をダウンロードしま
す。
ソフトウェア の イ ン ストー ル
以下の手順で、ソフトウェアをインストールします。
Mac OS の場合
1. ダウンロードした DJ-202 USBドライバーのファイルを解凍します。
2. 解凍されたフォルダーを開き、「DJ202_USBDriver.pkg」をダブル
クリックしま す 。
インストーラーが起動します。
3. 画面の指示に従い、インストールします。
4. ダウンロードした Serato DJ Intro ソフトウェアのファイルを解凍しま
す。
5. 解凍されたファイルをダブルクリックします。
インストーラーが起動します。
6. 使用許諾契約を確認し、同意する場合は［Agree］をクリックします。
7. 以下の画面が表示されたら、［Serato DJ Intro］アイコンを
Applications フォルダーにドラッグ＆ドロップします。
以上でインストールは完了です。
Windows の場合
1. ダウンロードしたDJ-202 USBドライバーのフォルダーを右クリックし、
「すべて展開」を選びます。
フォルダーが解凍されます。
2. 解凍されたフォルダーを開き、「Setup.exe」をダブルクリックします。
インストーラーが起動します。
3. 画面の指示に従い、インストールします。
4. ダウンロードしたSerato DJ Introソフトウェアのフォルダーを右クリッ
クし、「すべて展開」を選びます。
フォルダーが解凍されます。
5. 解凍されたファイルをダブルクリックします。
インストーラーが起動します。
6. 使用許諾契約を確認し、同意する場合は［I agree to the license
terms and conditions］を選んで［Install］をクリックします。
インストールが始まります。
7. 以下の画面が表示されたら、［Finish］をクリックします。
以上でインストールは完了です。
4
各部の名称とはたらき
DJ-202 のトップ・パネルは、機能ごとに「ブラウザー」、「デッキ」、「ミキサー」の 3 セクションに分かれています。
また、フロント・サイドには、ヘッドホン端子、リア・サイドには入出力の端子が配置されています。
※
が付いている場合は、Serato DJ にアップグレードしたときに使える機能を示しています。
1
ブラウザー・セクション
2
デッキ・セクション
3
ミキサー・セクション
1
2
2
3
ブ ラウ ザ ー ・セクション
Serato DJ Intro の操作と曲のロードをします。
2
1
1
1
［LOAD］ボタン
Serato DJ Intro で選んだ曲を、デッキにロードします。
［SHIFT］+ ライブラリーの曲を、「BPM」でソートします。
［SHIFT］+
ライブラリーの曲を、「SONG」でソートします。
2
ロータリー・セレクター
このつまみを回すとカーソルが上下に動き、押すとカーソルが下の階層に移動し
ます。
［SHIFT］+ つまみを押す カーソルが上の階層に移動します。
5
各部の名称とはたらき
デッキ・ セ クション
左右のデッキ・セクションで、4 つのデッキ（左側：デッキ 1、3、右側：デッキ 2、4）をコントロールします。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
1
ジョグ・ダイヤル
スクラッチとピッチ・ベンド（再生スピードの調整）をします。
天面
外周部
天面を回す
VINYL モードがオンのとき：
スクラッチ操作ができます。
VINYL モードがオフのとき：
ピッチ・ベンド（再生スピード）操作ができます。
外周部を回す ピッチ・ベンド操作ができます。
［SHIFT］+ 天面を回す 再生位置を高速で移動できます。
2
［VINYL］ボタン
VINYL モードをオン／オフします。
［SHIFT］+［VINYL］ スリップ・モードをオン／オフします。
3
［SHIFT］ボタン
このボタンを押しながら他のボタンを押すことで、別の機能を呼び出します。
4
［SYNC］ボタン
複数の曲のテンポ（ピッチ）を、自動的に合わせます。
※ SYNC 機能を使用するには、曲のテンポが設定されている必要があります。曲
にテンポ（BPM）が設定されていない場合には、タップ・テンポ機能（P.7）
を使ってテンポを設定することができます。
［SHIFT］+［SYNC］ SYNC を解除します。
5
［CUE
u
］ボタン
テンポラリー・キュー・ポイントの指定、再生、ポイントの呼び出しをします。
再生曲を切り替えてから初めて［CUE
u
］ボタンを押すと、キュー・ポイントが設
定されます。
設定後に［CUE
u
］ボタンを押すと、押した位置にキュー・ポイントが移動します。
再生中の場合は、テンポラリー・キュー・ポイントに移動して再生を停止します。
［SHIFT］+［CUE
u
］
曲の途中で押した場合は、曲の先頭に戻ります。
曲の先頭で押した場合は、ソング・リストの 1 つ前の曲をロー
ドしま す 。
6
［
r
］ボタン
曲を再生／一時停止します。
［SHIFT］+［
r
］ テンポラリー・キュー・ポイントに戻って、再生します。
7
パッド・モード・セレクト
パフォーマンス・パッドでコントロールするモードを選びます。
［HOT CUE］ボタン
ホット・キュー・モード（P.11）に切り替えます。
［HOT CUE］を押す
ボタン：点 灯
パフォーマンス・パッド 1 〜 8 に、ホット・キューが設定さ
れます。
［SHIFT］+［HOT CUE］
ボタン：ゆっくり点 滅
キュー・ループ・モードにします。
［HOT CUE］を 2 回押す
ボタン：速く点滅
ピッチ・プレイ・モ ードにしま す 。
［SHIFT］+［HOT CUE］を 2
回押す
ボタン：高速点滅
パフォーマンス・パッド1〜4にホット・キュー、5〜8にマニュ
アル・ループが設定されます。
［LOOP］ボタン
ループ・モード（P.11）に切り替えます。
［LOOP］を押す
ボタン：点 灯
パフォーマンス・パッド 1 〜 8 に、ループが設定されます。
［SHIFT］+［LOOP］
ボタン：ゆっくり点 滅
ロー ル・モ ードにしま す 。
［LOOP］を 2 回押す
ボタン：速く点滅
マニュアル・ループ・モードにします。
［SHIFT］+［LOOP］を 2 回
押す
ボタン：高速点滅
パフォーマンス・パッド1〜4にループ、5〜8にマニュアル・
ループが設定されます。
［SEQUENCER］ボタン
シーケンサー・モード（P.11、P.13）に切り替えます。選んだパターンを、ス
テップ・レコーディングでエディットできます。
ボタン：点灯
［SHIFT］+［SEQUENCER］
ボタン：ゆっくり点 滅
パターン・モードにします（P.11、P.13）。
シーケンサーのパターンを切り替えます。
［SEQUENCER］を 2 回押す
ボタン：速く点滅
インスト・レック・モードにします（P.14）。
パフォーマンス・パッドで鳴らしたインストがパターンにレ
コーディングされます。選んだパターンを、リアルタイムで
エ デ ィット で き ま す 。
［SHIFT］+［SEQUENCER］を
2 回押す
ボタン：高速点滅
インスト・プレイ・モードにします（P.11）。
パフォーマンス・パッドで、インストが鳴らせます。
6
各部の名称とはたらき
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
7
パッド・モード・セレクト
［SAMPLER］ボタン
サンプラー・モード（P.12）に切り替えます。
［SAMPLER］を押す
ボタン：点 灯
パフォーマンス・パッド 1 〜 8 にサンプラーが設定されます。
［SHIFT］+［SAMPLER］
ボタン：ゆっくり点 滅
スライサー・モードにします。
［SAMPLER］を 2 回押す
ボタン：速く点滅
スライサー・ループ・モードにします。
［SHIFT］+［SAMPLER］を 2
回押す
ボタン：高速点滅
パフォーマンス・パッド1〜4にサンプラー、5〜8にマニュ
アル・ループが設定されます。
8
パフォーマンス・パッド
選んだパッド・モードで、パフォーマンスができます。
9
PARAM エリア
パフォーマンス・パッドで操作するパラメーターの値を設定します。
10
［KEY LOCK］ボタン
キー・ロック機能をオン／オフします。
※ キーロック機能がオンのとき、テンポ・スライダーで再生速度を変更してもピッ
チは変化しません。
［SHIFT］+［KEY LOCK］
テンポ・スライダーの可変範囲を設定します。
±8%
0
16%
0
50% の順で切り替わります。
11
［DECK 3］、［DECK 4］ボタン
操作するデッキ（左側：デッキ 1、3、右側：デッキ 2、4）を切り替えます。
12
テンポ・スライダー
曲の再生スピードを調整します。
キー・ロック機能がオンのとき：
再生スピードが変わります。
−側 再生スピードが下がります。
+側 再生スピードが上がります。
キー・ロック機能がオフのとき：
再生スピードとピッチが変わります。
−側 再生スピードとピッチが下がります。
+側 再生スピードがピッチが上がります。
13
FX 1、2 エリア
エフェクトの効果（FX 1：デッキ 1、FX 2：デッキ 2）を調整します。
［LEVEL］つまみ
エフェクトの効き具合を調整します。
［SHIFT］+［LEVEL］つまみ エフェクトのかかる時間を調整します。
エフェクト・ボタン［1］〜［3］
エ フェクトを オ ン ／ オ フし ま す 。
［SHIFT］+ エフェクト・ボタン エフェクト・タイプを変更します。
［TAP］ボタン
エフェクトの基準となるテンポを、ボタンを叩いた間隔（タップ・テンポ）で設定し
ます。
ボタンを長押しすると、設定したテンポはリセットされます。
［SHIFT］+［TAP］
エフェクト・モード（シングル FX ／マルチ FX）を切り替え
ます。
デッキ・ セ クション
7
各部の名称とはたらき
ミキ サ ー ・セクション
2 チャンネル・ミキサーです。音の調整や音のつなぎ、ヘッドホン・キューのオン／オフをします。
1
2
3
4
5
6
1
2
3
4
5
7
8
9
10
11
12
13
1
［TRIM］つまみ
音量を調整します。
2
［HI］、［MID］、［LOW］つまみ
高域、中域、低域の音量を増減させます。
3
［FILTER］つまみ
各チャンネルにフィルターをかけます。
つまみを右に回すと、高域のみの音になります。
左に回すと、低域のみの音になります。
4
チャンネル［CUE］ボタン
チャンネルごとにキューをオン／オフします。［CUE］ボタンを点灯させたチャンネ
ルの音が、ヘッドホンから出力されます。
［SHIFT］+［CUE］
［CUE］ボタンを繰り返し叩いた間隔で、トラックのテンポ
を設定することができます。（タップ ･ テンポ機能）
5
チャンネル・フェーダー
各チャンネルの出力レベルを調整します。
6
クロス・フェーダー
左右のデッキの音声出力を切り替えます。
7
［MASTER LEVEL］つまみ
マスター出力のレベルを調整します。
8
［MIXING］つまみ
ヘッドホン出力に対して、チャンネル［CUE］ボタンを点灯させたチャンネルの音と、
マスター出力の音量バランスを調整します。
9
［PHONES LEVEL］つまみ
ヘッドホンの音量を調整します。
10
［SAMPLER LEVEL］つまみ
サンプラーとインストの出力レベルを調整します。
11
SAMPLER［CUE］ボタン
サンプラーとインストの出力のキューをオン／オフします。
12
MASTER レベル・インジケーター
マスター出力のレベルを表示します。
13
SEQUENCER セクション
［SYNC］ボタン
シーケンサーのテンポを、Serato DJ Intro のテンポに同期させます。
［SHIFT］+［SYNC］ テンポ同期を解除します。
［START/STOP］ボタン
パターンを再生／停止します。
［SHIFT］+［START/STOP］
シーケンサーのテンポを、ボタンを叩いた間隔（タップ・テ
ンポ）で設定します。
8
各部の名称とはたらき
フロント・パネル
ヘッド ホ ン
1
1
PHONES 端子
ヘッドホンを接続します。
リア・パネル（機器の接続）
MIDI 機器
パワード・スピーカー、アンプ
マイク
パソコン
1
2
3
4
5
他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の
電源を切ってください。
1
PC 端子
付属の USB ケーブルで、パソコンと接続します。
接続すると、パソコンから電源が供給されます。
パソコンと接続するには、USBドライバーをインストールする必要があります。
&
「ソフトウェアのインストール」（P.3）
2
MIDI OUT 端子
MIDI クロックなどの MIDI 情報を出力します。
3
MASTER OUT L、R 端子
パワード・スピーカーやパワー・アンプなどに接続します。
4
MIC IN 端子
マイクを接続します。
メモ
「システム設定」（P.15）で、マイク入力に専用のエフェクト
（リバーブ、ディレイ）が設定できます。
5
［MIC SENS］つまみ
マイク入力の感度を調整します。
9
Serato DJ Introの使いかた
本書では、Serato DJ Introの基本的な使いかたを説明します。ソフトウェアの詳細機能や使いかたについては、Serato DJ Introのソフトウェア・マニュアルをご覧ください。
Serato DJ Intro の起動方法
※ 電源を入れる／切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる／切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。
Serato DJ Intro の基本操作
ブラウザー・ビューに表示された曲をデッキ部へインポートし、DJ-202 でコントロールします。
1
デッキ部
2
ウェーブフォーム・パネル
3
crate パネル
4
ライブラリー
1
2
3
4
1
曲 の インポ ート
曲をインポートする代表的な操作方法について説明します。
※ Serato DJ Intro には、さまざまなインポート方法があります。詳細については、
Serato DJ Intro のソフトウェア・マニュアルをご覧ください。
※ Serato 社の DJ ソフトウェア（Scratch Live、ITCH、Serato DJ）をお使い
の方で、曲のライブラリーを作成されている場合は、作成したライブラリーを
そのまま使うことができます。
1. Serato DJ Intro の［Files］キーをクリックします。
［Files］パネルが開き、お使いのパソコンとパソコンに接続されている周辺機器
のファイルが表示されます。
2. ［Files］パネルで、ライブラリーに加えたい曲が含まれているフォル
ダ ー をクリックしします 。
3. 選んだフォルダーを crate パネルにドラッグ &ドロップします。
crate が作成され、ライブラリーに楽曲が追加されます。
曲 を ロ ードす る
曲をロードして、出力できるようにします。
1. DJ-202 で、［SHIFT］ボタンを押しながらロータリー・セレクターを
押して、crate パネルにカーソルを移動させます。
2. DJ-202 のロータリー・セレクターを回して、ロードする曲が含まれて
いるフォルダーに移動し、ロータリー・セレクターを押します。
カーソルがライブラリーに移動します。
3. ロータリー・セレクターを回して、ロードする曲に移動します。
4. DJ-202 で、曲をロードしたいデッキの［LOAD］ボタンを押します。
1. パソコンの電源をオンにします。
2. DJ-202（USB 端子）をパソコンに接続します。
DJ-202 の電源がオンになります。
3. DJ-202 に接続した機器の電源をオンにします。
4. Serato DJ Intro を起動します。
Mac OS
Finder で［アプリケーション］フォルダーを開き、［Serato DJ Intro］のアイ
コンをダブルクリックする。
Windows 7
［スタート］メニューから、［すべてのプログラム］
&
［Serato］
&
［Serato DJ Intro］
&
［Serato DJ Intro］のアイコンをクリックする。
Windows 8.1
［アプリビュー］から［Serato DJ Intro］のアイコンをクリックする。
Windows 10
［スタート］画面または［アプリビュー］から［Serato DJ Intro］のアイコンをクリッ
クする。
10
Serato DJ Introの使いかた
曲を再生する
1. DJ-202 のつまみやスイッチを、以下のように設定します。
［MASTER LEVEL］つまみ 左に回しきった位置
［TRIM］つまみ
中心位置［HI］、［MID］、［LOW］つまみ
［FILTER］つまみ
チャンネル・フェーダー 一番下の位置
2. ［
r
］ボタンを押して、ロードした曲を再生します。
3. チャンネル・フェーダーを上に動かします。
4. ［MASTER LEVEL］つまみを右に回して、スピーカーのレベルを調整
します。
ヘッドホンで音をモニターする
1. DJ-202 のつまみを以下のように設定します。
［MIXING］つまみ
左に回しきった位置
［PHONES LEVEL］つまみ
2. モニターするチャンネルの、チャンネル［CUE］ボタンを押します。
3. ［PHONES LEVEL］つまみを右に回して、ヘッドホンのレベルを調整
します。
Serato DJ Intro の終了方法
1. Serato DJ Intro の画面を閉じます。
Mac OS
Serato DJ Intro の画面左上にある［
6
］（ 赤：閉 じ る ） ボ タ ン を ク リッ クし ま す 。
Windows
Serato DJ Intro の画面右上にある［×］ボタンをクリックします。
確認画面が表示されます。
2. ［はい］をクリックして、Serato DJ Intro を終了します。
3. DJ-202 に接続した機器の電源をオフにします。
4. USB ケーブルを抜いて、DJ-202 の電源をオフにします。
11
DJ-202を操作する
パ フ ォ ー マ ン ス ・ パ ッド の 操 作
ホット・キューの操作（HOT CUE）
ホット・キュー・モードでは、パフォーマンス・パッド 1 〜 4 にホット・キュー、パフォー
マンス・パッド 5 〜 8 にマニュアル・ループを設定することができます。
1 2 3 4
5 6 7 8
ホット・キュー
マニュアル・ループ
ホット・キューを設定する
ホット・キューを設定すると、設定した位置から瞬時に再生できるようになります。
ホット・キューは、各曲に 4 つまで設定することができます。
1. ［HOT CUE］ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
2. 再生中または一時停止中に、消灯しているパフォーマンス・パッド 1
〜 4 を押します。
押したパッドに、ホット・キューが設定されます。
ホット・キュー（1 〜 4）は、以下のようにパフォーマンス・パッドに割り当てられます。
HOT
CUE
1
HOT
CUE
2
HOT
CUE
3
HOT
CUE
4
3. 点灯している（ホット・キューが設定された）パフォーマンス・パッド
を押します。
設定した位置から再生が始まります。
メモ
［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・パッドを押すと、押したパッドのホッ
ト・キューが解除されます。
マニュアル・ループを設定する
1. ［HOT CUE］ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
2. 再生中にパフォーマンス・パッド 5 を押して、ループ IN ポイントを設
定します。
ループ
IN
ループ
OUT
ループ
EXIT
ループ
ON/OFF
3. 再生中にパフォーマンス・パッド 6 を押して、ループ OUT ポイントを
設定します。
ループ IN ポイントからループ OUT ポイントの間で、ループ再生が始まります。
4. マニュアル・ループを抜けるときは、ループ再生中にパフォーマンス・
パッド 7 を 押 しま す 。
マニュアル・ループを抜けたあと、再生中にパフォーマンス・パッド 7 を押すと、
前回設定したループ IN ポイントに戻って、ループ再生が始まります。
5. マニュアル・ループを解除するときは、パフォーマンス・パッド 8 を押
します。
マニュアル・ループを解除したあと、パフォーマンス・パッド 8 を押すと、マニュ
アル・ループが再設定されます。
マニュアル・ループの長さを調整する
5
ループ再生中にパフォーマンス・パッド 5 を押すと、ジョグ・ダイヤルでルー
プ IN ポイントの微調整ができます。もう一度パフォーマンス・パッド 5 を押す
と、ループ再生に戻ります。
5
ループ再生中にパフォーマンス・パッド 6 を押すと、ジョグ・ダイヤルでルー
プ OUT ポイントの微調整ができます。もう一度パフォーマンス・パッド 6 を
押すと、ループ再生に戻ります。
ループの操作（LOOP）
ループ・モードでは、パフォーマンス・パッド 1 〜 4 にループ、パフォーマンス・パッ
ド 5 〜 8 にマニュアル・ループを設定することができます。
1 2 3 4
5 6 7 8
ループ
マニュアル・ループ
ループを設定する
曲の BPM を基準に、1、2、4、8 拍のループを設定します。
1. ［LOOP］ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
2. 再生中にパフォーマンス・パッド 1 〜 4 を押して、ループをオンにし
ます。
ループの拍は、以下のようにパフォーマンス・パッドに割り当てられます。
1拍 2拍 4拍 8拍
3. ループをオフにするときは、同じパフォーマンス・パッドをもう一度押
します。
マニュアル・ループを設定する
操作は、ホット・キュー・モードのマニュアル・ループと同じです。
シーケンサーの操作（SEQUENCER）
シーケンサーを使って、ローランドのリズム・マシン TR-909 ／ TR-808 ／ TR-
707 ／ TR-606 のドラム音（インスト）や Serato Sampler のサンプルで作成さ
れた「パターン」を、ステップ／リアルタイム・レコーディングでエディットするこ
とができます。
※ シーケンサーの操作については、「シーケンサーを使う」（P.13）をご覧くだ
さい。
パターンの操作（PATTERN）
パターン・モードでは、パフォーマンス・パッドを押して選んだパターン（1 〜 16）
を再 生することができます。
※ パターンの選択／再生の操作については、「シーケンサーを使う」（P.13）を
ご覧ください。
イ ン スト・ プ レイ の 操 作
インスト・プレイ・モードでは、パフォーマンス・パッドを押してインスト（P.13）
を鳴らすことができます。
1. ［SHIFT］ボタンを押しながら［SEQUENCER］ボタンを 2 回押して、
イン スト・ プレイ ・モ ードにしま す 。
インスト・プレイ・モードにすると、ボタンが高速点滅します。
パフォーマンス・パッドに、以下のようにインストが割り当てられます。
BD SD CH OH
LT HC RS RC
2. パ フォ ー マ ン ス ・ パッド を 押 し ま す 。
12
DJ-202を操作する
インストの 変 更
インストの音色をキット単位で切り替えることができます。
12 個のキットを使うことができます。
1. ［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・パッドを押して、キット
を選びます。
PARAM［−］［＋］ボタンを押して、キット 1 〜 8 と 9 〜 12 を切り替えることが
できます。
5
PARAM［−］ボタンが点灯
キ ット
1
キ ット
2
キ ット
3
キ ット
4
キ ット
5
キ ット
6
キ ット
7
キ ット
8
5
PARAM［＋］ボタンが点灯
キ ット
9
キ ット
10
キ ット
11
キ ット
12
サンプラーの操作（SAMPLER）
サ ン プ ラ ー ・ モ ー ド で は 、パ フ ォ ー マ ン ス ・ パ ッ ド 1 〜 4 に サ ン プ ラ ー 、パ フ ォ ー マ ン ス ・
パッド 5 〜 8 にマニュアル・ループを設定することができます。
1 2 3 4
5 6 7 8
サンプラー
マニュアル・ループ
サンプラーを設定する
Serato Sampler のサンプル・スロットにロードされた曲（サンプル）を、パフォー
マンス・パッドを使って再生することができます。
1. Serato DJ Intro の［Samples］キーをクリックして、Samples パネ
ルを表示させます。
2. ［SAMPLER］ボタンを押して、ボタンを点灯させます。
3. Samples パネルに曲をドラッグ &ドロップして、Samples パネルの
各 ス ロット に サ ン プ ル を ロ ードし ま す 。
サンプラーの設定とロードしたサンプルが、保存されます。
4. パ フォ ー マ ン ス ・ パッド を 押 し ま す 。
押したパッドに割り当てられたスロットのサンプルを再生します。
ス ロット
1
ス ロット
2
ス ロット
3
ス ロット
4
5. サンプルの再生を停止するときは、［SHIFT］ボタンを押しながら同じ
パ フォ ー マ ン ス ・ パッド を 押 し ま す 。
マニュアル・ループを設定する
操作は、ホット・キュー・モード（P.11）のマニュアル・ループと同じです。
エ フェクト の 操 作
Serato DJ Intro には 2 つのエフェクト・ユニット（FX 1、FX 2）があり、FX 1 はデッ
キ 1 に、FX 2 はデッキ 2 に使うことができます。
Serato DJ Intro の［DJ-FX］キーをクリックすると、DJ-FX パネルが開きます。
1 1 1
2
3
4
3
4
3
4
1
現在選ばれているエフェクト・タイプ
2
エ フェクト の か か る 時 間
3
エフェクトのオン／オフ（オンのときはハイライト表示）
4
エフェクトの効き具合
1. ［SHIFT］ボタンを押しながら、操作するデッキのエフェクト・ボタン［1］
〜［3］を押して、エフェクト・タイプを選びます。
ボタンを押すたびに､ エフェクト・タイプが切り替わります。
FX 1 FX 2
2. エフェクト・ボタン［1］〜［3］を押して、エフェクトをオン（ボタン点灯）
にします。
3. ［LEVEL］つまみで、エフェクトの効き具合を調整します。
［LEVEL］つまみは、3 つのエフェクトの効き具合を同時にコントロールします。
4. ［SHIFT］ボタンを押しながら［LEVEL］つまみを回して、エフェクト
のかかる時間を調整します。
メモ
エフェクトのかかる時間の基準となる値を［TAP］ボタンを叩く間隔で設定する
ことができます。
エフェクトのテンポを変える
Serato DJ Intro では、エフェクトのテンポを 2 つの方法で設定することができ
ます。
自動テンポ・モード（初期設定）
曲の BPM 値を基準に、エフェクトのテンポが決まります。
手動テンポ・モ ード
エフェクトの基準となるテンポ（BPM 値）を､［TAP］ボタンを叩いた間隔で設
定します。
テンポ・モ ードの 切り替え
5
自動テンポ・モードのときに［TAP］ボタンを 3 回以上叩くと、手動テンポ・モー
ドに切り替わります。（ボタン点灯）
5
手動テンポ・モードのときに［TAP］ボタンを長押しすると､ 設定したテンポ
がリセットされ、自動テンポ・モードに切り替わります。（ボタン消灯）
13
DJ-202を操作する
シーケンサーを使う
シーケンサーを使って、ローランドのリズム・マシン TR-909 ／ TR-808 ／ TR-
707 ／ TR-606 のドラム音（インスト）や Serato Sampler のサンプルを使って
作成された「パターン」を、ステップ・レコーディング（シーケンサー・モード）と
リアルタイム・レコーディング（インスト・レック・モード）でエディットすることが
できます。
インストとは ?
シーケンサーで扱うドラム音です。
BD バ ス・ドラ ム SD ス ネ ア・ドラ ム
CH ク ロ ー ズド・ ハ イ ハ ット OH オ ー プ ン ・ ハ イ ハット
LT ロー・タム HC ハ ンド・ク ラップ
RS リ ム ・ ショット RC ラ イド・シン バ ル
パターンとは？
ステップ・レコーディングやリアルタイム・レコーディングで、インストやサンプ
ルの演奏情報を記録したものを「パターン」と呼びます。
16 個のパターンを作成／保存することができます。
パターンの選択／再生／コピー／削除
パターンを選ぶ／再生する
1. ［SHIFT］ボタンを押しながら［SEQUENCER］ボタンを押して、パター
ン・モ ードにします 。
パターン・モードにすると、ボタンがゆっくり点滅します。
2. パフォーマンス・パッドを押して、パターンを選びます。
パターンが、以下のようにパフォーマンス・パッドに割り当てられます。
パターン
1
パターン
2
パターン
3
パターン
4
パターン
5
パターン
6
パターン
7
パターン
8
［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・パッドを押すと、パターン 9 〜 16
が選べます。
パターン
9
パターン
10
パターン
11
パターン
12
パターン
13
パターン
14
パターン
15
パターン
16
3. 選んだパターンを再生するときは、SEQUNCER セクションの
［START/STOP］ボタンを押します。
もう一度ボタンを押すと、パターンの再生を停止します。
5
パフォーマンス・パッドを押したまま、次に再生したいパターンのパフォーマン
ス・パッドを押すと、パターンを連続で再生させることができます。
パターンをコピーする
1. PARAM［＋］ボタンを押しながら、コピー元にするパターンのパフォー
マ ン ス ･ パ ッド を 押 しま す 。
PARAM［＋］ボタンが点滅します。
5
パターン 9 〜 16 を選ぶときは、［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・
パ ッド を 押 し ま す 。
2. コピー先のパフォーマンス ･ パッドを押します。
パターンがコピーされます。
パターンを削除する
1. PARAM［−］ボタンを押しながら、削除するパターンのパフォーマン
ス ･ パッド を 押 し ま す 。
5
パターン 9 〜 16 を選ぶときは、［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・
パ ッド を 押 し ま す 。
パターンが削除されます。
メモ
パターン再生中にコピー／削除をすると、コピー先のパターンまたは削除した
パターンが再生されます。
パターンをエディットする
ご注意 !
パターンをエディットすると、すぐにパターンが更新されるので、エディット前の
パターンに戻すことができなくなります。
お気に入りのパターンは、あらかじめコピーしておく、またはバックアップを取っ
ておく（P.16）とよいでしょう。
ステップ・レコーディング（シーケンサー・モード）
1. ［SEQUENCER］ボタンを押して、点灯させます。
シーケンサー・モードになります。
2. ［SHIFT］ボタンを押しながらパフォーマンス・パッドを押して、記録
す るイン ストを選 びま す 。
［SHIFT］ボタンを押しながら PARAM［−］［＋］ボタンを押して、インストと
Serato Sampler のサンプルを切り替えることができます。
5
PARAM［−］ボタンが点灯
Serato Sampler のサンプルが選べます。
S1 S2 S3 S4
S5 S6 S7 S8
※ S5 〜 8 は、Serato DJ 使用
時に選択可能
5
PARAM［＋］ボタンが点灯
インストが選べます。
BD SD CH OH
LT HC RS RC
3. パフォーマンス・パッドを押して、録音するステップを選びます。
押したパフォーマンス・パッドが点灯します。
PARAM［−］［＋］ボタンを押して、録音するステップを切り替えることができます。
5
PARAM［−］ボタンが点灯
ステップ
1
ステップ
2
ステップ
3
ステップ
4
ステップ
5
ステップ
6
ステップ
7
ステップ
8
5
PARAM［＋］ボタンが点灯
ステップ
9
ステップ
10
ステップ
11
ステップ
12
ステップ
13
ステップ
14
ステップ
15
ステップ
16
録音したインスト（サンプル）を消去する
点 灯 し て い る パ フ ォー マ ン ス ・ パ ッドを
押して、消灯させます。
4. 手順2〜3を繰り返します。
※ パターン再生中に PARAM［−］［＋］ボタンを同時に押すと、現在再生中の
ステップに対応したパフォーマンス・パッドが点灯（1 〜 8 再生中は 1 〜 8 を
表示、9 〜 16 を再生中は 9 〜 16 を表示）して、再生中のステップの編集
（録音／消去）ができます。
イ ン スト の キ ット を 切 り 替 え る
インスト・プレイ・モードで 、 キットを切り替えることができます 。 詳しくは、「イ
ンスト・プレイの操作」（P.11）をご覧ください。
14
DJ-202を操作する
リアルタイム・レコーディング（インスト・レック・モード）
1. ［SEQUENCER］ボタンを2 回押して、インスト・レック・モードにします。
インスト・レック・モードすると、ボタンが速く点滅します。
2. SEQUNCER セクションの［START/STOP］ボタンを押して、パター
ンを再生させます。
3. パフォーマンス・パッドを叩いて、インストを録音します。
5
［SHIFT］ボタンを押しながら PARAM［−］ボタンを押すと、Serato
Sampler のサンプルに切り替わります。
S1 S2 S3 S4
S5 S6 S7 S8
※ S5 〜 8 は、Serato DJ 使用
時に選択可能
5
［SHIFT］ボタンを押しながら PARAM［＋］ボタンを押すと、イン ストに 切り
替わります。
BD SD CH OH
LT HC RS RC
録音したインスト（サンプル）を消去する
［SHIFT］ボタンを押しながら、消去したいインスト（サンプル）に対応したパ
フォ ー マ ン ス ・ パッド を
押します。
イ ン スト の キ ット を 切 り 替 え る
インスト・プレイ・モードで、キットを切り替えることができます。詳しくは、「イ
ンスト・プレイの操作」（P.11）をご覧ください。
シーケンサーのテンポと Serato DJ Intro のテンポを同期させる
SEQUENCER セクションの［SYNC］ボタンを押すと、デッキにロードした曲のテ
ンポに、シーケンサーのテンポを同期させることができます。
［SHIFT］ボタンを押しながら［SYNC］ボタンを押すと、同期が解除されます。
15
システム設定
1.ブラウザー・セクションにある右側（R チャンネル）の［LOAD］ボタンを押しながら DJ-202 とパソコンを USB ケーブルで接続し、
SEQUENCER セクションの［START/STOP］ボタンが点滅するまで［LOAD］ボタンを押したままにします。
システム設定モードになります。
2.設定項目に対応したパフォーマンス・パッドを押します。
MASTER レベル・インジケーターが点灯して、現在の設定値を示します。
3.ロータリー・セレクターで、設定値を変更します。
4.設定が終わったら、点滅している［START/STOP］ボタンを押します。
MASTER レベル・インジケーターが全点灯になり、そのあとすべてのボタン／パッドが点灯します。
5.USB ケーブルを抜いて、DJ-202 の電源をオフにします。
パッド 項目 設定値（太字：初期値） 説明
L チャンネ ル
［1］
マイク音声のロー ･ カット ･ フィルター
設定
OFF 1
2 3
4 5
6 7
8 9
10
マイクの音声に効かせるロー・カット・フィルターの効き具合を調整します。
1〜10 値が大きくなるほど、効きが強くなります。
OFF ロー・カット・フィルターは効きません。
［2］ マイク音声のノイズ・ゲート設定
OFF 1
2 3
4 5
6 7
8 9
10
マイクの音声に効かせるノイズ・ゲートの効き具合を調整します。
1〜10
値が値が大きくなるほど、レベルが大きい音もカットされるようになり
ます。
OFF ノイズ・ゲートは効きません。
［3］ マイク入力のエフェクト選択
OFF Reverb
Delay Delay+Reverb
マイクの音声にかけるエフェクトを設定します。
Reverb リバーブがかかります。
Delay ディレイ が か かりま す 。
Delay + Reverb ディレイとリバーブが同時にかかります。
OFF エフェクトはかかりません。
［4］ マイク入力のエフェクト設定
OFF 1
2 3
4 5
6 7
8 9
10
マイクの音声にかけるエフェクトの効き具合を調整します。
1〜10 値が値が大きくなるほど、エフェクトが深くかかります。
OFF エフェクトはかかりません。
［5］ マスター出力の調整
0 -3
-6 -12
-18
マスター出力の基準レベルを調整します。
［6］ クロス・フェーダー両端のマージン
0 1
2 3
4 5
6 7
8 9
10
クロス・フェーダーの両端のマージンを設定します。値が大きくなるほどマージンが多くなり、
クロス・フェーダー両端の遊びが多くなります。
［7］ デモ ･ モードの時間設定
OFF 1
2 3
4 5
6 7
8 9
10
DJ-202 を操作しなくなってからデモ・モードになるまでの時間（分）を設定します。
OFF にすると、デモ・モードは動作しません。
［8］ LED の明るさ調整
0 1
2 3
ボタン／パッド／インジケーター点灯時の明るさを調整します。
値が大きくなるほど暗くなります。
R チャンネ ル
［1］ USB モードの設定
Generic Vendor
使用する USBドライバーに合わせて設定します。
Generic
パソコンに標準添付の USBドライバーを使うときに選びます。
※ USB モードが Generic のときは、Serato DJ Intro ／ Serato DJ を
使うことはできません。
Vendor
ローランドのホームページからダウンロードした DJ-202 専用の USBド
ライバーを使うときに選びます。
［2］ ジョグ・ダイアル天面の感度調整
Normal Level 1
Level 2 Level 3
Level 4 Level 5
ジョグ・ダイアルから手を離したときの感度を調整します。
Normal 標準的な感度です。
Level 1 〜 5 値が大きいほど、反応が良くなります。
16
システム設定
パッド 項目 設定値（太字：初期値） 説明
R チャンネ ル ［3］ バック・スピン・レング ス
OFF Short
Normal Long
ジョグ・ダイアルをバック・スピン操作したとき、実際のジョグ・ダイアルの回転距離よりも
長くバック・スピン動作させることができます。
OFF 実際の回転距離で、バック・スピン動作します。
Short バック・スピン動作が、Normal よりも短くなります。
Normal 実際の回転距離よりも長く、バック・スピン動作します。（標準）
Long バック・スピン動作が、Normal よりも長くなります。
シーケンサーのデータをバックアップ／リストアする
バックアップ
パターン 1 〜 16 とキット（インスト）を、バックアップできます。
1.ミキサー・セクションの SAMPLER［CUE］ボタンを押しながら
DJ-202 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
SEQUENCER セクションの［START/STOP］ボタンが点滅し、パフォーマンス・
パッドが点滅します。
2.パソコンで、「Roland」ドライブを開きます。
3.「BACKUP」フォルダーを開き、dj_prm_kit1.prm 〜 dj_prm_
kit12.prm までと dj_prm_ptn1.prm 〜 dj_prm_ptn16.prm まで
の全ファイルをパソコンにコピーします。
4.コピーが完了したら、「Roland」ドライブの取り出しを実行します。
5.USB ケーブルを抜いて、DJ-202 の電源をオフにします。
リストア
パソコンにバックアップしたシーケンサーのデータを、本体に戻します。
1.ミキサー・セクションの SAMPLER［CUE］ボタンを押しながら
DJ-202 とパソコンを USB ケーブルで接続します。
SEQUENCER セクションの［START/STOP］ボタンが点滅し、パフォーマンス・
パッドが点滅します。
2.パソコンで、「Roland」ドライブを開きます。
3.「RESTORE」フォルダーに、バックアップ・ファイルをコピーします。
4.コピーが完了したら、「Roland」ドライブの取り出しを実行します。
5.SEQUENCER セクションの［START/STOP］ボタンを押します。
パフォーマンス・パッドが交互に点滅し、そのあとすべてのパフォーマンス・パッ
ドが点滅します。
ご注意 !
パフォーマンス・パッドが交互に点滅している間は、絶対に電源を切らないでくだ
さい。
6.USB ケーブルを抜いて、DJ-202 の電源をオフにします。
メモ
DJ-202 と DJ-505 のシーケンサー・データには、互換性があります。
DJ-505 のシーケンサー・データを DJ-202 にリストアした場合、DJ-202 で再
現できないものは自動的に最適化されます。
工場出荷時の設定に戻す（ファクトリー・リセット）
本体に記憶されているシステム設定とパターンを、工場出荷時の設定に戻すことが
で き ま す （ フ ァ ク ト リ ー ・ リ セ ッ ト ）。
1.ブラウザー・セクションにある左側（L チャンネル）の［LOAD］ボ
タンを押しながら DJ-202 とパソコンを USB ケーブルで接続し、
SEQUENCER セクションの［START/STOP］ボタンが点滅するまで
［LOAD］ボタンを押したままにします。
※ 中止する場合は、電源を切ります。
2.点滅している［START/STOP］ボタンを押します。
ファクトリ ー ・ リ セット が 始 ま りま す 。
MASTER レベル・インジケーターが点滅し、そのあとすべてのボタン／パッドが
点灯します。
ご注意 !
MASTER レベル・インジケーターが点滅している間は、絶対に電源を切らない
でください 。
3.ファクトリー・リセットが完了したら、USB ケーブルを抜いて DJ-202
の電源をオフにします。
17
資料
トラブ ルシュー ティング
思ったように動作しないときは、まず以下の点をチェックしてください。チェックしても原因がわからないときは、お客様相談センターまたはお買い上げ店にお問い合わせ
ください。
トラブル 確認事項 対処 ページ
電源が入らない USB ケーブルが正しく接続されていますか ? USB ケーブルがパソコンや本体に正しく接続されているかを確認してください。 P.8
Serato DJ Intro が起動しない
Serato DJ Intro が正しくインストールされていますか？ Serato DJ Intro をアンインストールしてから、再度インストールしてください。
P.3
Windows の場合、ユーザー・アカウントが正しく設定されてい
ま す か？
管理者権限で新しいユーザーアカウントを作成してください。アカウントを作成し
たら、USBドライバーと Serato DJ をインストールしてください。
DJ-202 が認識されない
USB ケーブルが正しく接続されていますか？ USB ケーブルが正しく接続されているか確認してください。
USB ハブを使って接続していませんか？ USB ハブは使えません。パソコンと DJ-202 を直接 USB ケーブルで接続してください。
USBドライバーが正しくインストールされていますか？ USBドライバーをアンインストールしてから、再度インストールしてください。
P.3
Serato DJ Intro や Serato DJ が、最新のバージョンになってい
ま す か？
最新バージョンの Serato DJ Intro や Serato DJ をお使いください。
ジョグ・ダイヤルが反応しない ジョグ・ダイヤルが汚れていませんか？
ジョグ・ダイヤルの天面が汚れていたり、手が汚れていたりすると反応しないことがあります。
汚 れ を 落としてくだ さ い 。
音が出ない／音が小さい
音量を調整するつまみやフェーダーが、正しく設定されています
か?
［TRIM］つまみ、チャンネル・フェーダー、クロス・フェーダー、［MASTER
LEVEL］つまみを適切な位置に設定してください。
P.7
パワード・スピーカーやアンプを、正しく接続していますか ? パワード・スピーカーやアンプの接続を確認してください。 P.8
接続しているパワード・スピーカーやアンプは、正しく設定され
ていますか ?
パワード・スピーカーやアンプの音量設定を確認してください。
音がひずむ
［TRIM］つまみが正しく設定されていますか ? ［TRIM］つまみを適切な位置に設定してください。
P.7
［MASTER LEVEL］つまみが正しく設定されていますか ?
MASTER レベル・インジケーターの赤の部分が点灯しないように［MASTER
LEVEL］つまみを設定してください。
マイクの音が出ない ［MIC SENS］つまみが正しく設定されていますか ? リア・パネルの［MIC SENS］つまみを適切な位置に設定してください。 P.8
主な仕様
ローランド DJ-202：DJ コントローラー
信号処理 サンプリング周波数：48kHz
規定入力レベル MIC IN（標準タイプ）：-60dBu
規定出力レベル MASTER OUT：2.0Vrms
入力インピーダンス MIC IN（標準タイプ）：7k Ω以上
出力インピーダンス
MASTER OUT：1k Ω
PHONES：22 Ω
周波数特性 48.0kHz：20Hz 〜 22kHz（+0 ／ -2dB）
接続端子
MIC IN 端子：標準タイプ
MASTER OUT 端子：RCA ピン・タイプ
PHONES 端子：ステレオ標準タイプ
PC 端子：USB タイプ B
MIDI OUT 端子
DC IN 端子
電源 USB 端子より取得（USB バス電源）
消費電流 500mA
外形寸法 478（幅）×297（奥行）× 62（高さ）mm
質量 2.1kg
付属品
スタ ートアップ・ガ イド
USB ケーブル
保証書
ローランド ユーザー登録カード
※ 0dBu ＝ 0.775Vrms
※ 本書は、発行時点での製品仕様を説明しています。最新情報についてはローランド・ホームページをご覧ください。
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1
-
2
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3
-
4
-
5
-
6
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7
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8
-
9
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10
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11
-
12
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13
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14
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15
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16
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