KANTA CENTER

Focal KANTA CENTER, KANTA N°1, Kanta N°2, KANTA N°3 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!FOCAL KANTAシリーズスピーカーのユーザーマニュアルを読みました。設置方法、音質調整、トラブルシューティングなど、このマニュアルに記載されている内容についてご質問にお答えします。ベリリウムツィーターの取り扱い方や、最適なスピーカー配置に関する情報も提供できます!
  • スピーカーの設置方法は?
    ベリリウムツィーターの取り扱いに関する注意点は?
    低音が不足している場合はどうすればよいですか?
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まず、こちらをお読みください!
重要な安全上の注意!
JP
正三角形で示されている感嘆符(!)は、装置の使用とメンテナンスに関するユーザー
マニュアルに重要な指示があることをユーザーに警告するものです。
1.これらの指示をお読みください。
2.これらの指示に従ってください。
3.警告を考慮に入れてください。
4.すべての指示に従ってください。
5.この装置を水の周りで使用しないでく
ださい。
6.乾いた布のみを使って清掃してくだ
さい。
7.ラウドスピーカーは、ラジエーター、ス
トーブ、ヒートレジスターや、その他熱を
放出する機器(アンプを含む)などの熱源
から離して設置してください。
8.製品と併用する固定装置、スタンド、三
脚、サポート、またはテーブルは、製造元
が推奨する付属のみを使用してください。
トロリーやカートを使用する場合には、装
置を移動させる際、損傷やけがの危険を避
けるよう特に注意してください。
9.メンテナンス作業はすべて、資格を有す
る技術者により実施されなければなりま
せん。液体の浸潤または機器内への異物混
入、雨または湿気への露出、機器の機能不
順または倒壊など、機器に損害が起きた際
はメンテナンスが必要です。
10.損傷やけがの危険を防ぐために、製造
元が推奨していない付属品は使用しない
でください。
11.装置の通気孔に絶対に物体を挿入しな
いでください。高電圧部品に触れたり、
ショートして火災や感電の原因となったり
します。装置上に絶対に液体を置かない
でください。
12.ご自分でこの装置を修理しようとしな
いでください。 装置を開くと、高電圧な
どの危険にさらされる可能性があります。
メンテナンスや修理については、資格のあ
る専門家にお問い合わせください。
13.コンポーネントの交換が必要な場合
は、技術者が製造元が指定したコンポーネ
ントを使用していること、または元のコン
ポーネントとまったく同じ特性を持つコン
ポーネントを使用していることを確認して
ください。不適合のコンポーネントを使用
すると、火災、感電、その他の事故を引き
起こす可能性があります。
14.装置の修理または介入の後には、製品
が正しく動作し安全であることを確認す
るために、技術者に装置のテストを依頼し
てください。
15.メーカーが意図していない限り、装
置は 壁や天井に取付ける必要はありま
せん。
16. 聴力に影響を与える恐れがありますの
で、大音量で長時間続けて聞きすぎない
でください。
高性能音楽プレーヤーは使用者の耳を傷め
たり、聴力が損なわれる原因(一時的また
は永久的な難聴、低音や鋭い音の耳鳴り、
聴覚過敏)になることがあります。
過度の音量(85dB以上)を1時間以上聞
き続けると、回復が不可能なほど聴力を損
なう可能性があります。
17.このスピーカーには、純ベリリウム製
のインバーテッド・ドームツィーターが使
用されています。固形状態では、この資材
に害はありません。しかしながらその性質
上、不要なリスクにさらされることのない
よう配慮すべき点がございます:
・ ベリリウム製ドームと研磨剤を接触さ
せることは絶対にしないでください。
・ ベリリウム製ドームが破損した場合、
その形状に関わらず、付属の保護テープで
破損面全体を直ちに覆います。純ベリリウ
ム製インバーテッド・ドームツィーターの
説明書が収められたビニール袋に、テープ
も同封されています。その際販売店へ連絡
し、その専門部署でツィーターの分解と交
換を行なってください。
・ ドームが割れた場合、ベリリウムの微
粒子を粘着テープで入念に回収した後、ビ
ニール袋に密閉した状態で入れ、スピーカ
ーとともに販売店へ返送してください。
詳細はパッケージに付属された使用上の注
意を参照してください。
以下のアドレスまで直接質問していただく
ことも可能です:
(CEI 60417-6044)
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KANTA
接続
Kantaのコネクタは、多芯ケーブル(直径4mmまで)やフォーク、バナナプラグとの高い接触力と汎用性を
保証します。その際、スピーカーの極性を守ることが必要です。 「+」印のコネクタは、アンプが対応する
出力に接続され、また、「-」印のコネクタはマイナス端子に接続されます(図A)。この条件が守られない
場合、立体音像と低音の再生力が大幅に劣化していきます。長さに合わせ適切に切断されたケーブルをお選
びください。当メーカーの販売店が専門的なアドバイスをご提供いたします。
配置場所
お客様のスピーカーは全ての形式の音楽やホームシアタープログラムをできるだけ忠実に再現するように
設計されています。ただし、スピーカーのパフォーマンスを最適化、適切な音調バランスをとリアルな
サウンドイメージを確実にするためにいくつかの簡単なルールを守ることをお勧めします。
スピーカーは、リスニングエリアに対称的に直面しながら、理想的な正三角形を形成するように配置する必
要が
あります。また、空間のレイアウトの特定の条件(図B)によって、理想的な中間位置を見つけながら設置
するにあたって、これらの間隔を変化させることができます。
スピーカーは同一水平面上の同じ高さに配置する必要があります。理想的にツイーターは通常のリスニング
ポイント(図C)にて聴取者の耳の高さに配置されます。スピーカーを部屋の隅に配置するのは避けてくだ
さい。また、壁に近づけすぎないでください。この様な配置は空間の特定の共鳴を刺激しながら、低音レベ
ルを人為的に増加させる効果があります。逆に、低音レベルが不十分と考えられる場合、スピーカーを壁に
近づけながら再調整を試みることができます(図E)。
最適化
完璧な配置にこだわる場合は、以下の最適位置の方式をご覧ください。
もしAがウーファーの中心から最も近い面(床または壁)との距離だとしたら、Bが中間距離で、
Cが最大距離になります(A<B<C)。B2=ACの関係は、スピーカーの理想的な位置を定義します。
例 :
ウーファーの中心が後壁と50cm(A)の間隔があり、床と60cm(B)の間隔がある場合、
理想的な側面壁との間隔は72cmですC=B2/A=72cm)(図D)。
日本語
Focal-JMlabの発展のため、予告なしに製品の技術仕様を変更する権利を有します。写真はイメージです。
Focal-JMlabの保証を有効にするには、
現在、製品のオンライン登録が可能になりました:www.focal.com/warranty
取扱説明書
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KANTA
ご使用方法
スピーカーの動作は部屋の音響、その中でのスピーカーの優れたポジショニングとリスナーの位置によります。
所望の効果を修正または改善するために、これらの要素の相互作用を行うことは可能です。
ステレオによる音響環境の認識が不正確でありうまく調整されていない場合、スピーカーを互いに近づけるか
またはリスニングポイントの方向へ向きを変えてください。
音響が硬くてきつい場合は、空間の音響効果に残響が多すぎるからです。反響を吸収し拡散させる素材
(カーペット、ソファ、壁掛け、カーテンなど)と反射(家具)を使用することを検討してください。
音響が「フラット」で詰まる場合は、空間に吸収性素材が多すぎるため音響が詰まり、立体感に欠けています。
空間の吸収性素材と反射性素材のバランスを考慮してください。
通常は、音が適切に広がるためにスピーカーの後壁の性質が反射的であることを心掛けています。逆に、
リスニングエリアの後壁は、ステレオイメージの知覚を「汚さない」ように反射を防ぐため、理想的には吸収性
がある素材になります。
特に中音(「フラッターエコー」の除去)の特定の周波数領域を励起しないように音波を拡散するためには、家
具を壁側に適 切に配置します。
スパイク
Kantaのトールボーイスピーカーは、スパイクを備えています。特に床が完全に平らで滑らかでない場合、これ
のスパイクはトールボーイスピーカーに優れた安定性を確保するのに役立ちます。4つ (図F) のスパイクが
傾くことなく、均等に地面に立つように、スパイクは高さが調節可能です。また、フローリングなどの柔らかい
床を保護するために、4つのスパイク受けが付属しています(図G)。
このスパイク受けを設置するには、スピーカーをわずかに傾け、同時に各スパイクの下にひとつひと
つスパイク受けを取り付けてください。この作業は二人で行ない、スパイクの先端に手を近づける際
の怪我のリスクには充分な注意を払うよう強くお勧めします。
Kanta 1とKanta Center用シリコン製パッド
シリコン製パッドはブックシェルフスピーカー Kanta N°1とスピーカー Kanta Centerに含まれています。棚や
家具の上にスピーカーを設置する前に、シリコン製のパッドを貼り付けてください。 (図 J)
ブックシェルフスピーカーのスタンドへの取り付け
付属のネジを利用して、スピーカー Kanta N°1をスタンドに固定することが可能です (図 H) 。
転倒を回避するため、スピーカー Kanta N°1をスタンドに組み立てる際、スピーカーの安定性を確
認してください。スピーカーをスタンドにしっかりと固定してください(ネジを強く締めてくださ
い)。
低音チューニング用スポンジ (Kanta N°1)
このスポンジは、あなたのラウドスピーカーの低音パフォーマンスの微調整を行うことができます。Kanta N°1
スピーカーは、「フリースペース」位置でも重低音をまんべんなく再現するように設計されています。ラウドス
ピーカーを壁の近くに配置すると、低音周波数がさらに強化されます。同様に、部屋によっては低音を誇張する
構造になっているものもあります。スポンジ使うとポートチューブからのエネルギーの量を低減させて低音レベ
ルを低下させ、そのような状況でのダンピングを改善することができます。発泡栓は、両方のラウドスピーカー
で使用することが推奨されます。これは、図 I にあるようにスポンジバスレフポートに挿入して行います。
取扱説明書
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KANTA
取扱説明書
エージング
Kantaのスピーカーに使用されているラウドスピーカーは複雑な機械装置であり、最大限に機能を発揮し、環境
の温度や湿度に適応するためには調整期間を必要とします。このエージング期間は遭遇する環境によって変化
し、数週間続くこともあります。この作用をスピードアップするために、スピーカーを20時間連続でならすこ
とをお勧めします。スピーカーの特性が完全に安定したら、思うぞんぶんKantaのスピーカーの性能をお楽しみ
いただけます。
特別な注意事項
Kantaのスピーカーをの手入れは、乾いた布でのからぶきに限られています。スピーカーに汚れがついてる場
合、ぬれた布でふき取ってください。
スピーカーの表面を清掃する際、溶剤、洗剤、アルコールや腐食性物質、スクレーパーや研磨器具を使用しない
でください。熱源の近く置くのは避けてください。
Kanta Center の設置位置
Kanta Center センタースピーカーは、リアリスティックなダイアログを再現するために、スクリーンの近くに設
置する必要があります。標準的な投影スクリーンを使用する場合、最適なパフォーマンスを実現するために、セ
ンター スピーカーは画面の真下に配置する必要があります。音響透過型スクリーンを使用する場合、センター
スピーカーはスクリーンの下部の背後に配置することができます。(図 J)
アンプの選択
スピーカーに損傷を与えるのは余剰電力ではなく、逆に電力不足が原因となっています。確かに、音量が大きす
ぎる場合、アンプが飽和し、ツイーターを破壊する可能性があるスプリアス信号を発生します。Kantaモデルの
スピーカーは、付属するアンプの品質や欠陥等を強調するにあたって、十分高い動的容量と精細度を備えていま
す。当メーカーの販売店がお客様の好みやご予算に応じて、製品をご提案いたします。
製品保証条件
Focal社のすべてのラウドスピーカーは、お住まいの国のFocal正規代理店が定めた保証によりカバーされていま
す。
お近くの販売店にて保証条件に関する詳細をご提供することができます。保証のカバーは、少なくとも請求書の
原本が発行された国の法的保証が付与したものに及びます。
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