WSG11-125 DC

FEIN WSG11-125 DC ユーザーマニュアル

  • こんにちは!FEINアングルグラインダーWSGシリーズの取扱説明書の内容を理解しています。このグラインダーの機能、使用方法、安全上の注意など、ご質問にお答えします。例えば、特定のモデルの仕様やメンテナンス方法など、お気軽にご質問ください。
  • アングルグラインダーの安全な使用方法を教えてください。
    適切な研磨材の選び方は?
    メンテナンス方法を教えてください。
185
ja
ja
取扱説明書
本説明書で使用中のマーク、略号および用語
マーク、記号 説明
一般的な禁止事項を示しています。 ここに記載された行動は禁止されています。
電動工具の回転部に触らないでください。
ここに記載された文章または図に従ってください。
取扱説明書や安全上の一般注意事項などの付属文書を必ずお読みください。
その作業ステップを始める前にコンセントから電源プラグを抜いてください。電動工具が不意
に動き出して怪我をする恐れがあります。
作業時には保護メガネを着用してください。
作業時には防音保護具を着用してください。
作業時には保護手袋を着用してください。
接触面が非常に熱くなり、危険です。
グリップ領域
付随情報。
本電動工具が CE に準拠していることを示しています。
この表示は死傷事故の原因となりかねない危険な状況であることを示しています。
使用できなくなった電動工具やその他の電子・電気機器は分別回収し、再利用させてくださ
い。
製品の絶縁機構が二重または増強仕様となっていることを示しています。
保護等級 III 仕様製品
~ (a. c.) 交流
(d. c.) 直流
低速
高速
記号 国際単位 国内単位 説明
n
/min, min
-1
, rpm,
r/min
回/分 基準回転数
P
1
W W 電力消費量
P
2
W W 出力電力
U V V 定格電圧
f Hz Hz 周波数
M...
mm mm メートルねじの寸法
Ø mm mm 円形部品の直径
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186
ja
安全のために
安全上の注意と使用方法をすべてよくお読
みください。安全上の注意と使用方法を厳
守しないと、感電、火災、怪我等の事故発生の恐れがあ
ります。
お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見られ
る所に必ず保管してください。
この取扱説明書および付属の 「安全上のご注意」
( 文書番号 3 41 30 054 06 1) をよくお読みになり、
理解したうえで本電動工具をご使用ください。 取扱説明
書や安全上の注意に関する書類はいつでも読み返せるよ
うに保管し、電動工具を譲渡または売却する際には必ず
これらの書類も添えてください。
国内で適用されている一連の労働安全衛生規則にも留意
してください。
電動工具について:
手持ち式アングルグラインダーは金属材料および石材の
乾式研削加工・切断にお使いください。雨中でのご使用
は絶対に避け、当社純正の各種先端工具並びにアクセサ
リーを使って作業してください。
この電動工具は、ISO 8528 規格の G2 タイプ AC 発電機
でも使用することができます。しかし、この規定は 10 %
以上の大きな能力変動がある場合は適応いたしません。
ご不明な点がありましたら、ご使用の発電機についてご
確認ください。
WSG11-125 DC (7 121 77)
この電動工具は、保護等級 III 仕様製品です。必ず安全ト
ランスを併用し、110 V の DC 電流で運転してください。
研削、サンディング、ワイヤーブラッシング、切
断などの各作業に対する安全注意事項
この電動工具はグラインダー、サンダー、ワイヤーブラ
ッシング、切削切断ツールとしてご使用ください。電動
工具に添付された安全上の注意、指示事項、説明および
各種資料すべてをよくお読みください。 以下の注意事項
を守らなかった場合、感電、火災、重傷などの事故の原
因となることがあります。
この電動工具は研磨作業には適していません。 本電動工
具に不適切とされる用途にご使用になった場合、事故や
負傷の原因となることがあります。
正しいアクセサリーやアタッチメントを使用してくださ
い。 お手持ちの電動工具に工具を固定できたとしても、
これは安全な作業を保証するものではありません。
アクセサリーの許容回転数は、電動工具本体に記載され
ている最大回転数に一致するかそれ以上であることを確
認してください。 アクセサリーを許容回転数以上で回転
させると、アクセサリーが破壊したり飛散したりする原
因となることがあります。
アクセサリーの外径および厚さが本体に適合しているこ
とを確認してください。 寸法の合わないアクセサリーは
保護カバーからはみ出したり、外れたりするため危険で
す。
mm mm Ø
D
=サンディングパッド / 切断ホイールの最大径
Ø
H
=受け穴の直径
T=研削トイシ / 切断ホイールの厚さ
mm mm Ø
D
=サンディングパッドの最大径
mm mm M=固定フランジのネジ
l=ネジスピンドルの長さ
kg kg 重量 (EPTA-Procedure 01/2003 に準拠して測定
されています)
L
pA
dB dB 音圧レベル
L
wA
dB dB 音量レベル
L
pCpeak
dB dB ピーク音圧レベル
K...
不的確
m/s
2
m/s
2
EN 60745 準拠振動加速度 (3 方向のベクトル
和)
h,AG
m/s
2
m/s
2
アングルグラインダー使用時における平均振動値
h,DS
m/s
2
m/s
2
サンディングペーパー使用時における研磨平均振
動値
m, s, kg, A, mm, V,
W, Hz, N, °C, dB,
min, m/s
2
m, s, kg, A, mm, V,
W, Hz, N, C, dB,
min, m/s
2
国際単位系 (SI)で使用されている基本単位およ
び組立単位。
記号 国際単位 国内単位 説明
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187
ja
ネジ固定式の先端工具を使用する場合には、ネジがスピ
ンドルに確実に合っていなければなりません。ナット固
定式の先端工具を使用する場合には、先端工具の穴径が
フランジの径に合っていなければなりません。 電動工具
にしっかりと固定できない先端工具をご使用になると、
回転が不安定となることから激しい振動が発生する原因
となり、コントロールを失ってしまいます。
損傷のあるアクセサリーはご使用にならないでくださ
い。 研削ホイールをご使用になる場合には必ず割れやヒ
ビがないか確認してください。パッドの場合にはヒビや
磨耗、損耗がないか、ワイヤブラシの場合にはワイヤの
ゆるみや折損がないか、各作業を開始する前に確認して
ください。 電動工具やアクセサリーが落下した場合には
損傷がないかを確認し、アクセサリーが損傷している場
合には損傷のないものと取り替えてください。 アクセサ
リーを確認し、本体に装着した後、最大回転数で 1 分間
回転させてください。この際、本体の回転部分には顔や
手を近づけないようにしてください。また付近に人を近
づけないようにしてください。 損傷のあるアクセサリー
は、通常このテスト運転中に折損します。
個人防護具を着用してください。 用途に応じてフェイス
シールド、保護ゴーグルおよび保護メガネを着用してく
ださい。 各用途に適した防じんマスク、防音保護具、作
業手袋または特殊な作業エプロンなどを着用し、研削時
に発生する粉じんから身体を守ってください。 作業中に
飛散する様々な異物から目を守ってください。 粉じんマ
スクおよび呼吸マスクなどを着用し、作業中に発生する
粉じんから防護してください。 騒音の激しい場所で作業
を長時間続けると、聴力損失の原因となることがありま
す。
作業中には他の作業員を付近に近づけないようご注意く
ださい。 作業域付近に立ち入る人物に対しては必ず各自
に適した保護装備の着用を義務付けてください。 材料や
先端工具の破片が作業域外にも飛散し、負傷の原因とな
ることがあります。
アクセサリーが埋設された電線や本体の電源コードに触
れる恐れのある場合には、絶縁されている本体のグリッ
プ部のみを保持してください。 グリップ部以外を持って
いると本体の金属部分を通じて感電する恐れがありま
す。
回転中のアクセサリーには電源コードを近づけないよう
ご注意ください。 本体のコントロールを失った場合に電
源コードを切断したりこれに絡まったりすると、手や腕
が回転中のアクセサリーと接触してけがをする危険があ
ります。
アクセサリーの回転が完全に停止するまで本体を床など
に放置しないでください。 回転中のアクセサリーが床な
どと接触し、本体のコントロールを失ってしまう恐れが
あります。
本体を持ち運ぶ際には、絶対にスイッチをオフにしてく
ださい。 衣服が回転中のアクセサリーと不意に接触して
巻き込まれ、アクセサリーで怪我をする原因となりま
す。
本体の通風口に付着した汚れを定期的に取り除いてくだ
さい。 モーターファンが粉じんをハウジング内に吸引
し、溜まった金属粉じんが電気的危険を生じることがあ
ります。
可燃材料の付近では電動工具を使用しないでください。
火花が飛散して材料に引火することがあります。
切削液を必要とするアクセサリーは使用しないでくださ
い。 水分やその他の切削液を使用すると感電を生じるこ
とがあります。
キックバック現象およびこれに関する安全上の注
キックバック現象とは、研削ホイール、パッド、ワイヤ
ブラシなどのアクセサリーの回転に引っかかりが生じた
り、これが阻止されたりした際に生じる急激な反動で
す。 アクセサリーの回転に引っかかりや生じたり、これ
が阻止されたりすると突如回転が停止してしまいます。
これによりコントロールを失った本体は、回転が阻止さ
れた位置を中心としてアクセサリーの回転と逆の方向に
加速回転します。
例えば研削ホイールが材料内で引っかかったり、その回
転が阻止されたりすると、材料内に挿入されている研削
ホイールのエッジ部分が引っかかって研削ホイールが切
削面からそれたり、キックバックを生じたりすることが
あります。 これにより研削ホイールは、回転が阻止され
た位置でのホイールの回転方向に応じ、作業者に向かっ
て、または作業者から離れた方向へ移動します。 この際
に研削ホイールが割損することもあります。
キックバックは、誤ったまたは不適切な方法で電動工具
を使用した場合に生じます。 以下のような適切な予防措
置をとることでこのようなキックバック現象を防ぐこと
ができます。
本体をしっかりと保持するとともに、身体および腕の位
置に注意し、キックバック反力に耐えられる体勢を整え
てから作業をおこなってください。 サイドハンドルが装
備されている場合には必ずこれを使用し、フル回転時に
もキックバック反力や反動トルクを最大限にコントロー
ルできるようにしてください。 作業者が適切な予防措置
をとることで、キックバック反力やその他の反動力に適
切に対応することができます。
回転中の先端工具には手を近づけないようご注意くださ
い。 キックバック現象が生じた際に先端工具が手の上を
移動するような事態に陥ることがあります。
キックバック現象が生じた際に電動工具が移動すること
が予想される場所に立たないようにしてください。 キッ
クバック反力を受けた電動工具は、回転が阻止された位
置を中心として研削ホイール回転の逆方向に移動しま
す。
コーナー部分や鋭角なエッジ部分の作業は特に慎重にお
こなってください。 先端工具が材料から跳ね返された
り、材料に引っかかったりしないようご注意ください。
通常、回転中の先端工具はコーナー部分や鋭角なエッジ
部分の作業中、または跳ね返された場合に引っかかりま
す。 これがツールのコントロールを失わせたりキックバ
ック現象が発生したりする原因となります。
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ja
チェーンブレードや歯付きブレードなどをご使用になら
ないでください。 これらの先端工具を使用するとキック
バック現象が発生したり、本体のコントロールを失った
りする原因となる可能性が高くなります。
研削作業および切断作業における安全注意事項
本製品への取り付けが認められたアクセサリーおよび保
護カバーのみをご使用ください。 本製品への取り付けが
認められていないアクセサリーをご使用になった場合、
充分に保護されず危険です。
屈曲した研磨ディスクは、研磨面が保護カバーからはみ
出ないように取り付ける必要があります。 研磨ディスク
が正しく取り付けられず、保護カバーからはみ出ている
と、充分な保護ができません。
ホイールガードは電動工具にしっかりと取り付け、作業
者側に研削ホイールの露出部ができるだけ小さくなるよ
うに調整してください。 ホイールガードは予期せぬ研削
ホイールとの接触および破片、被服に着火するような火
花から作業者を守ります。
アクセサリーはそれぞれに推奨されている用途にのみご
使用ください。例えば、切断ホイールの側面を使用して
の研削作業はお避けください。 切断ホイールはホイール
エッジ部分を使用して切断をおこなうためのものです。
切断ホイールに横力がかかるとアクセサリーが破壊する
原因ともなります。
ご使用になる研削ホイールに適した寸法および形状をも
つ、破損のない固定ナットを常時使用してください。
削ホイールを支持する適切なナット、フランジの使用に
より、研削ホイール破損の危険を減少します。 切断ホイ
ール用ナットはその他の研削ホイール用ナットとは異な
ることがあります。
本製品の大きさを上回る電動工具で使用した研削ホイー
ルを使用しないでください。 大型電動工具用の研削ホイ
ールは回転数の高い小型電動工具には適していません。
このため、研削ホイールを破壊させる原因となることが
あります。
切断作業におけるその他の安全注意事項
切断ホイールの回転を阻止したり、過度な負荷を与えた
りしないでください。 過度に深い切断はおこなわないで
ください。 切断ホイールに過度の負荷を与えると引っか
かりや回転阻止の原因となり、キックバック現象の発生
や切断工具破損につながります。
回転中の切断ホイールの前方および後方に立たないよう
にしてください。 材料内に位置する切断ホイールを作業
者の身体と逆の方向に移動させると、キックバック現象
が発生した際に本体と回転中のホイールが作業者の方向
に飛んでくることがあります。
切断ホイールが引っかかったり作業を中断したりする際
には、本体のスイッチを切り、本体を持ったままホイー
ルが停止するまでお待ちください。 キックバック現象発
生の原因となることがありますので、回転中の切断ホイ
ールを切断面から引き出さないでください。 引っかかり
が生じた場合にはこの原因を確認し、対処してくださ
い。
切断ホイールが材料内に挿入されている間は、絶対に本
体を再起動させないでください。 必ず切断ホイールの回
転が最大回転数に達してから、切断作業を慎重に再開し
てください。 これを怠るとホイールの引っかかりが生
じ、ホイールが材料から跳ね返されたりキックバック現
象が発生したりする原因となります。
板材や大型の材料を切断する際には必ずこれらをクラン
プなどで固定して、ホイールの引っかかりによるキック
バック現象の発生を抑えてください。 大型の材料は自重
により湾曲することがあります。 このような材料を切断
する場合には両側、切断ホイール付近およびエッジ部分
を支持する必要があります。
壁または作業箇所全体が見えにくい場所に 「ポケット切
断」をおこなう際には、特に慎重に作業をおこなってく
ださい。 切断ホイールを材料内に挿入した際にガス管、
水道管、電線またはその他の物体を切断し、キックバッ
ク現象を発生させる原因となることがあります。
サンディングにおける安全注意事項
過度に大きいサンディングディスクを使用せず、メーカ
ー記載に従った寸法のサンディングディスクをご使用く
ださい。 サンディングディスクがサンディングパッドか
らはみ出していると、負傷、回転阻止、サンディングデ
ィスクの破損またはキックバック発生の原因となること
があります。
ワイヤーブラッシングにおける安全注意事項
ワイヤーブラシのワイヤは通常の使用中にも損失しま
す。 ワイヤーに力を加えすぎないようにしてください。
飛散するワイヤーは薄い衣服や皮膚にささり危険ですの
で注意してください。
保護カバーの使用が推奨されている場合には、この保護
カバーとワイヤーブラシが接触しないようにしてくださ
い。 べベルワイヤーブラシやカップワイヤーブラシは、
上から押さえたり回転中に遠心力を加わえたりすること
で本来の直径より大きくなります。
安全上のその他の注意
弾性のある中敷が研削工具に同梱されている場合には、
これを必ずご使用ください。
先端工具がメーカーの指示に沿って取り付けられている
ことを確認してください。 先端工具が取り付けられた場
合、これが自由に回転できる状態にあることが大切で
す。 先端工具が正しく取り付けられていないと、作業中
に外れて飛ぶ恐れがあります。
研磨工具はメーカーの指示に従って慎重に取り扱い、保
管してください。 研磨工具が破損するとヒビが入り、作
業中に破壊される恐れがあります。
ネジ固定式の先端工具を使用する際には、充分に長いネ
ジを使用し、電動工具のスピンドルにしっかりと固定さ
れるようにしてください。 先端工具のネジはスピンドル
のネジ穴にぴったりと合うことが必要です。 先端工具が
正しく取り付けられていないと、作業中にこれが外れて
怪我を負う恐れがあります。
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ja
電動工具をご自分、他の人物または動物に向けないでく
ださい。 先のとがった、または熱くなった先端工具で怪
我をする恐れがあります。
埋設された電線、ガス・水道管にご注意ください。 作業
開始前に、メタル探知器等を使用しながら作業領域を確
認してください。
設置式の吸じん設備を使用し、通気孔へ頻繁にエアを吹
き付けて粉じんを除去してください。さらに、漏電遮断
器を前段に接続してください。 過度な環境条件下で金属
材料を加工すると、電動ツール内部に誘電性を持つ粉じ
んが溜まり、本体の絶縁機構に悪影響をおよぼすことが
あります。
電動工具上に銘板やマークを固定する際には、ネジやリ
ベッ卜を使用しないでください。 電気的な絶縁を破壊
し、感電を防げなくなる恐れがあります。貼付方式の銘
板を使用してください。
常時、補助ハンドルを取り付けて作業してください。
助ハンドルの使用により、電動工具を確実に保持するこ
とができます。
ご使用になる前に電源線およびプラグが破損していない
かを確認してください。
推奨: この電動工具には検出電流が 30 mA またはそれ以
下の漏電遮断器 (RCD) を常に使用ください。
手に伝わる振動
本説明書上に記載された振動レベルは EN 60745 の規格
に準拠した測定方法で測定されているため、この情報は
他の電動工具との比較時にご使用いただけます。 また、
振動負荷の事前調査にもご使用いただけます。
記載中の振動レベルは電動工具を主な用途にご使用にな
った場合の代表値を示しています。用途やご使用になる
先端工具、保守状況によっては、記載中の振動レベルと
異なることがあります。 このような場合、作業中の振動
負荷が大幅に高くなることがあります。
振動負荷を正確に推測する場合には、電動工具のスイッ
チを切っている時間やスイッチは入っていても実際に使
用していない時間も考慮に入れる必要があります。これ
により、作業中の振動負荷は大幅に低下することがあり
ます。
電動工具や先端工具の保守、手の保温、作業フローの計
画などの追加的措置を定めることで、作業員を振動負荷
から保護してください。
危険粉じんの取り扱い
本工具を使用して工作物を加工すると、危険な粉じんが
発生することがあります。
岩石含有物質、塗料溶剤、木材保護剤、船舶用防汚材の
アスベスト、アスベスト含有物質、鉛含有塗料、金属、
一部の木材、鉱物、ケイ素粒子等の粉じんと接触した
り、これらを吸引するとアレルギー反応、気管支炎、
癌、不妊の原因となる場合があります。 粉じんの吸引に
よるリスクは暴露状態に依存します。 発生する粉じんに
適した吸じん方法、防護具を使用し、作業場の換気を充
分に行ってください。 アスベスト含有材の加工は専門家
にご依頼ください。環境によっては、木粉じんや軽金属
粉じん、研磨粉じんおよび化学材の高温混合気が引火ま
たは爆発の原因となることがあります。 粉じん容器の方
向への火花飛散、電動工具や研磨物の過剰加熱を回避し
てください。粉じん容器内の粉じんは適時に除去してく
ださい。物質メーカーの加工指示および加工材に定めら
れた各国の規定に従ってください。
取り扱いにあたっての注意
この電動工具には再始動防止機能が装備されており、例
え、短時間に電源供給が遮断された後でも (電源プラグ
を抜いた場合などに)アングルグラインダー (表参照)
が自動的に始動することを防いでいます。
電子アングルグラインダー (表参照)には、過負荷防止
機能とブロッキング防止機能が施されています。電動工
具が過負荷になり、また先端工具がブロッキングされる
と、電源供給が中断されます。このような場合、電動工
具のスイッチを切り、加工物から離して先端工具が正常
な状態にあることを確認してください。その後、電動工
具のスイッチを入れ直してください。
ロックボタンはモーターが静止した状態 (参照ペー
ジ 6)でのみ押してください。
ツールヘッドの回転:
ツールヘッドを本体から抜き取らないよう注意しなが
ら、ツールヘッドを任意の方向へ回してください (参照
ページ 8)。
メンテナンスおよび顧客サービス
過度な環境条件下で金属材料を加工すると、
電動工具内部に導通性を持つ粉じんが溜まり、
本体の絶縁機構に悪影響をおよぼすことがあります。こ
のため、電動工具の通気孔から乾燥したオイルフリー圧
縮空気を吹き付けて内部の粉じんを除去するとともに、
漏電遮断器 (RCD)を接続してください。
電動工具の電源線が破損している場合、特殊電源線と交
換することが可能です。この特殊電源線は FEIN 顧客サ
ービスでご入手いただけます。
この電動工具に適用される最新の交換パーツリストは、
インターネットサイト www.fein.com をご覧ください。
以下の部品は、必要に応じてお客様ご自身で交換してい
ただけます :
アタッチメント、補助ハンドル、固定ナット、ホイール
ガード
WSG12-125P WSG15-125PSQ
WSG12-125PQ WSG15-150P
WSG15-125P WSG15-150PQ
WSG15-125PQ WSG15-70Inox
WSG15-125PS
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190
ja
保証
製品保証に関しては、本製品が販売される国で定められ
た法的規定が適用されます。 さらに FEIN 社の保証内容
に従い、保証が適用されます。
本電動工具の標準付属品には、本取扱説明書に記載また
は図示されたアクセサリーの一部のみが含まれることが
あります。
準拠宣言
FEIN 社は、本製品が本取扱説明書の最終頁に記載された
一連の基準に準拠していることを宣言します。
技術資料発行者:C.& E. FEIN GmbH, C-DB_IA,
D-73529 Schwäbisch Gmünd
環境保護、処分
梱包資材、使用済みの電動工具およびアクセサリーは、
環境にやさしい資源リサイクルのために分別してくださ
い。
アクセサリー ( 参照ページ 13)。
FEIN 社の純正アクセサリーのみを使用してください。
クセサリーは電動工具の機種に適していることが必要で
す。
A 荒削りホイール、フラップディスク
(必ずホイールガードをつけ使用してください)
B 切断ホイール
(必ず切断ホイールガードをつけ使用してください)
C スチールワイヤーブラシ、羊毛研磨パッド
(必ずホイールガードをつけ使用してください)
D ファイバーディスク用バッキングパッド、ファイバー
ディスク
(必ず付属のバッキングパッド固定具を使用して取り
付けてください。必ずハンドガードおよびホイールガ
ードを使用してください)
E スチールベベル型ツイストブラシ
(必ずホイールガードをつけ使用してください)
F マジックテープ式サンディングパッド、マジックテー
プ式サンディングペーパー、マジックテープ式ポリッ
シングフェルト、スポンジ
(必ずハンドガードをつけ使用してください)
G カップワイヤーブラシ、フラップホイール
(必ずハンドガードをつけ使用してください)
OBJ_BUCH-0000000123-003.book Page 190 Tuesday, January 28, 2014 3:05 PM
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