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危険粉じんの取り扱い
本工具を使用して工作物を加工すると、危険な粉じんが
発生することがあります。
岩石含有物質、塗料溶剤、木材保護剤、船舶用防汚材の
アスベスト、アスベスト含有物質、鉛含有塗料、金属、
一部の木材、鉱物、ケイ素粒子等の粉じんと接触した
り、これらを吸引するとアレルギー反応、気管支炎、
癌、不妊の原因となる場合があります。 粉じんの吸引に
よるリスクは暴露状態に依存します。 発生する粉じんに
適した吸じん方法、防護具を使用し、作業場の換気を充
分に行ってください。 アスベスト含有材の加工は専門家
にご依頼ください。環境によっては、木粉じんや軽金属
粉じん、研磨粉じんおよび化学材の高温混合気が引火ま
たは爆発の原因となることがあります。 粉じん容器の方
向への火花飛散、電動工具や研磨物の過剰加熱を回避し
てください。粉じん容器内の粉じんは適時に除去してく
ださい。物質メーカーの加工指示および加工材に定めら
れた各国の規定に従ってください。
手に伝わる振動
本説明書上に記載された振動レベルは EN 60745 の規格
に準拠した測定方法で測定されているため、この情報は
他の電動工具との比較時にご使用いただけます。 また、
振動負荷の事前調査にもご使用いただけます。
記載中の振動レベルは電動工具を主な用途にご使用にな
った場合の代表値を示しています。用途やご使用になる
先端工具、保守状況によっては、記載中の振動レベルと
異なることがあります。 このような場合、作業中の振動
負荷が大幅に高くなることがあります。
振動負荷を正確に推測する場合には、電動工具のスイッ
チを切っている時間やスイッチは入っていても実際に使
用していない時間も考慮に入れる必要があります。これ
により、作業中の振動負荷は大幅に低下することがあり
ます。
電動工具や先端工具の保守、手の保温、作業フローの計
画などの追加的措置を定めることで、作業員を振動負荷
から保護してください。
振動値
取り扱いにあたっての注意
工具交換 FSC1.6Q/FSC2.0Q ( 参照ページ 5)
FEIN が指定または推奨するアクセサリーのみを使用して
ください。 FEIN 純正アクセサリー以外の部品をご使用に
なると、電動ツールが発熱したり、破壊されたりするこ
とがあります。
鋭角な先端工具を交換する際には、手を保護するカ
バー 3 21 74 011 00 0 を使用してください。
固定用エレメントはストッパーにあたるまでしっか
りとはめ込んでください。その後、クランプレベル
を閉じてください。
クランプレバーが戻る際には、手や指を挟まないよ
うご注意ください。 クランプレバーはバネの力で力
強く旋回し、戻ります。
取り扱いにあたってのその他の注意
必ず電動ツールのスイッチを入れてからワークにあ
ててください。
(中古、新品を問わず)必ず刃を砥石で研磨してからご
使用ください。
刃が磨耗していると、大幅に力を加えなければ作業が進
まなくなります。
先端工具は 30°ずつずらすことが可能です。このため、
作業しやすい角度で固定することができます。
直線刃、湾曲刃または直角刃は窓フランジに対して垂直
にあててください (参照ページ 11-12, 刃 A – D).
U 型刃をご使用の場合には、刃のへりが車両ガラスと
平行になるように使用してください (参照ページ 12, 刃
E – F).
きさげ刃は窓フランジやガラス上にはみ出して付着した
接着剤を切り取るためのものです。車両ガラスを新たに
接着する前に、接着剤の残余部分を約 2mm の高さに切
りそろえてください (参照ページ 12, 刃 G).
メンテナンスおよび顧客サービス
過度な環境条件下で金属材料を加工すると、
電動工具内部に導通性を持つ粉じんが溜まり、
本体の絶縁機構に悪影響をおよぼすことがあります。こ
のため、電動工具の通気孔から乾燥したオイルフリー圧
縮空気を吹き付けて内部の粉じんを除去するとともに、
漏電遮断器 (RCD)を接続してください。
電動工具の電源線が破損している場合、特殊電源線と交
換することが可能です。この特殊電源線は FEIN 顧客サ
ービスでご入手いただけます。
この電動工具に適用される最新の交換パーツリストは、
インターネットサイト www.fein.com をご覧ください。
以下の部品は、必要に応じてお客様ご自身で交換してい
ただけます :
先端工具、固定器具 (FSC1.6Q/FSC2.0Q)
振動
振動クラスに応じた FEIN 電動ツー
ルの分類
評価加速度*
VC0 < 2,5 m/s
2
VC1 < 5 m/s
2
VC2 < 7 m/s
2
VC3 < 10 m/s
2
VC4 < 15 m/s
2
VC5 > 15 m/s
2
K 3 m/s
2
* ここに記載された値は、空回りと最大負荷作業を同時間繰り返し
た場合の作業サイクルをもとに算出されています。
先端工具ごとの振動クラスは付属資料 3 41 30 213 06 2 に記載さ
れています。
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