Olympus PT-E06 ユーザーマニュアル

タイプ
ユーザーマニュアル
©2009
http://www.olympus.com/
VN212101
Printed in China
PT-E06
Jp
Instruction Manual
Underwater Case for digital camera
En
Mode d’emploi
Caisson étanche pour l’appareil photo numérique
Fr
Bedienungsanleitung
Unterwassergehäuse für Digitalkamera
De
Manual de instrucciones
Caja estanca para la cámara digital
Sp
Cs
Kr
PT-E06 Instruction Manual
PT-E06_JP-COVER.fm 1 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時14分
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Jp
はじめに
z 本書の内容の一部または全部を無断で複写することは、個人としてご利用になる場合を除き禁止さ
れています。また、無断転載は固くお断りいたします。
z 本製品の不適切な使用により、万が一、損害が発生した場合、逸失利益に関し、または、第三者か
らのいかなる請求に対し、当社では一切その責任を負いかねますのでご了承ください
ご使用の前に必ずお読みください
z このプロテクターは、水深40m以内の水中で使用するよう設計された精密機械です。取り扱いには
十分ご注意ください。
z プロテクターのご使用前の取り扱い方法と事前チェック、メンテナンス、ご使用後の保管方法はこ
の取扱説明書の内容をよくご理解のうえ、正しくご利用ください。
z プロテクターご使用の際は、必ず別売の防水ポートと組み合わせてご使用いただく必要があります。
ご注意ください。
z デジタルカメラの水没事故は、当社では一切その責任を負いかねます。また、水没による内部機材
の損傷、記録内容や撮影に要した諸費用などの保証はいたしかねます。
z 使用時の事故(人身・物損)の補償はいたしかねます。
安全にお使いいただくために
この取扱説明書では、製品を正しくお使いいただき、お客様や他の人々への危害と財産の損害を未然
に防止するために、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています。
このたびは、防水プロテクター PT-E06(以下プロテクター)をお買上げいただき、ありがとうご
ざいます。
この説明書をよくお読みのうえ、安全に正しくお使いください。また、この説明書はお読みになっ
た後、必ず保管してください。
誤った使い方をされると水漏れにより中のカメラが破損し、修理不能になる場合があります。
ご使用前には、この説明書にしたがい、必ず事前チェックを実施してください。
警告
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性
が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定され
る内容および物的損害の発生が想定される内容を示しています。
PT-E06_JP.Book 1 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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警告
1 本製品を乳児、幼児、子供の手の届く範囲に放置しないでください。以下のような事故発生の可能性
があります。
高いところから身体の上に落下し、けがをする。
開閉部に身体の一部をはさみけがをする。
小さな部品、Oリング、コングリス、リカゲルを飲み込む。万が一飲み込んだ場合は直ちに
医師にご相談ください。
2 本製品に装填されるデジタルカメラに電池を入れたまま保管しないでください。
電池を入れたまま保管すると、液漏れや火災の原因となることがあります。
3 本製品をご使用の際は、必ず別売の防水ポートを組み合わせてご使用ください。本製品単独ではご使
用できません。
4 万が一、本製品にカメラを装填した状態で水漏れがあった場合は、カメラに装填された電池を速やか
に抜いてください。水素ガスの発生による燃焼爆発の可能性があります。
5 本製品は樹脂製です。岩などの固いものに強くぶつけると破損し、けがをする可能性があります。取
り扱いには十分ご注意ください。
注意
1 本製品の分解、改造はしないでください。水漏れや不具合発生の原因となることがあります。当社指
定者以外の者による修理、分解、改造その他の理由により生じた画像データの消失による損害及び逸
失利益などに関し、当社では一切その責任を負いかねます。
2 以下のような場所で本製品を使用または保管した場合、動作不良や故障、破損、火災、内部の曇り、
水漏れの原因となります。絶対に避けてください。
直射日光下や自動車の中など高温になるような場
火気のある場所
水深40mより深い水中
振動のある場所
高温多湿や温度変化の激しい場所
揮発性物質のある場所
3 砂、ほこり、塵の多いところで開閉すると防水性能が損なわれ水漏れの原因となることがあります。
絶対に避けてください。
4 本製品は装填されたカメラへの衝撃をやわらげるケースではありません。本製品にデジタルカメラを
装填した状態で衝撃を与えたり、重いものを載せたりするとデジタルカメラが故障する場合がありま
す。取り扱いには十分ご注意ください。
5 洗浄・防錆・防曇・補修等の目的で、下記の薬品類を使わないでください。プロテクターに直接、あ
るいは、間接的(薬剤が気化した状態)に使用した場合高圧下でのひび割れなどの原因となります。
6 プロテクターをポケットに入れたまま、あるいは、持ったまま水中に勢いよく飛び込んだ場合や船上
から海へ放り投げる等、乱暴に扱うと水漏れする場合があります。手渡しをする等、取り扱いには十
分ご注意ください。
使用できない薬品類
揮発性の有機溶剤、化学洗剤
プロテクターをアルコールガソリン・シンナーなどの揮発性有機溶
剤、または化学洗剤等で洗浄しないでください。洗浄は真水、または、
ぬるま湯で十分です。
防錆剤
防錆剤を使用しないでください。金属部分はステンレスおよび真鍮
使用しており、真水による洗浄で十分です。
市販防曇剤
市販の防曇剤を使用しないでください。必ず指定の防曇剤シリカゲ
を使用してください。
指定外のシリコングリス
シリコンリングに指定品以外のシリコングリスを使用しないでく
ださい。Oリングの表面が変質して、水漏れの原因となります
接着剤
補修などの目的で接着剤を使用しないでください。補修が必要な場
は販売店または弊社サービスステーションにご相談ください。
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7 万が一、水漏れ等で内部のカメラが濡れた場合は直ちにカメラの水分を拭き取り乾いてから、動作確
認をしてください。
8 ポート取り付け部、TTL ケーブルコネクタ部、ズームダイヤル部、三脚座等には過大な力をかけない
でください。
9 ガス抜き弁を内側から押さないでください。
0 飛行機で移動する場合は、 リングを取りはずしてください。気圧の関係でプロテクターが開かなく
なることがあります。
a 本製品に装填されるデジタルカメラを安全にお使いいただくために、デジタルカメラの取扱説明書を
よくお読みください。
b 本製品を密閉する際はOリングおよびその接触面に異物を挟み込まないように十分ご注意ください。
c 本製品とオリンパス製フラッシュを組み合わせて使用する場合、カメラのホットシュー部にホット
シューケーブルを装着した状態では、カメラの内蔵フラッシュをポップアップできません。無理にポッ
プアップした場合、フラッシュが正常に動作せず、また、カメラのホットシュー部に装着したホット
シューケーブルがはずれる場合があります。また、デジタルカメラの破損の原因となりますので十分
ご注意ください
d 本製品では、カメラの内蔵フラッシュ光での撮影はできません。
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はじめに................................................................................................................................. 1
ご使用の前に必ずお読みください ......................................................................................... 1
安全にお使いいただくために ................................................................................................ 1
1. 準備をしましょう.....................................................................................................6
箱の中を確認します ............................................................................................................... 6
各部名称 .......................................................................................................................... 7
別売の防水ポートを取り付けます ......................................................................................... 8
ハンドストラップを取り付けます ......................................................................................... 8
カメラ台の取り付け方・取りはずし方 .................................................................................. 9
2. プロテクターの事前チェックをしましょう ...........................................................10
使用前の事前チェック ......................................................................................................... 10
3. エレクトロニックフラッシュへの接続方法 ...........................................................11
水中光ファイバーケーブルで接続する場合......................................................................... 11
TTLケーブルで接続する場合 ............................................................................................... 12
4. デジタルカメラを装填しましょう..........................................................................14
デジタルカメラをチェックします ....................................................................................... 14
プロテクターを開けます...................................................................................................... 15
デジタルカメラをカメラ台に取り付けます......................................................................... 15
デジタルカメラを装填します .............................................................................................. 16
装填状態のチェックをします .............................................................................................. 17
プロテクターを密閉します .................................................................................................. 18
装填後の動作チェック ......................................................................................................... 18
最終チェックをします ......................................................................................................... 18
目視検査 ........................................................................................................................ 18
水漏れテスト........................................................................................................................ 19
5. 撮影終了後の取り扱い方法 ....................................................................................20
水滴を拭き取りましょう...................................................................................................... 20
デジタルカメラを取り出します........................................................................................... 20
プロテクターを真水で洗います........................................................................................... 20
プロテクターを乾燥させましょう ....................................................................................... 21
6. 防水機能のメンテナンスをしましょう ..................................................................22
リングを取りはずします .................................................................................................. 22
砂・ゴミなどを取り除きましょう ....................................................................................... 22
リングを取り付けます ..................................................................................................... 22
リングへのグリス塗布方法 .............................................................................................. 23
消耗品は取り替えましょう .................................................................................................. 24
TTLコネクタとTTLケーブルの固定ネジ部メンテナンス .................................................... 24
TTLコネクタキャップのメンテナンス................................................................................. 24
もくじ
PT-E06_JP.Book 4 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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7. 付録 ........................................................................................................................25
仕様 ...................................................................................................................................... 25
PT-E06 付属品............................................................................................................... 25
防水ポート..................................................................................................................... 25
その他別売品 ................................................................................................................. 26
PT-E06_JP.Book 5 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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1. 準備をしましょう
箱の中を確認します
箱の中の付属品はすべてそろっていますか。
万が一、付属品が不足していたり、破損している場合はお買上げ販売店までご連絡ください。
注意:
ご購入後、新品の状態でも必ずメンテナンスを行ってください。メンテナンスを怠りますと水漏れの原因と
なる場合があります。
メンテナンスの方法はP.22をご覧ください。
シリカゲル(2g)
ハンドストラップ
シリコングリス
リングリムーバー
プロテクター本体
(リヤケース・フロントケースと
もにリングが装着されてい
ことを確認してください)
メンテナンス用アダプタ
オリンパス代理店リスト
取扱説明書(本書)
PT-E06_JP.Book 6 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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各部名称
メモ:
※印のプロテクター操作部はデジタルカメラの各操作部に対応しています。プロテクター操作部を操作する
ことによってデジタルカメラの対応する機能が動作します詳しい機能の内容についてはデジタルカメラの
取扱説明書をご覧ください。
1 パームグリップ
2 シャッターレバー
3 ハンドストラップ用つり輪
4 F(露出補正)ボタン
5 モードダイヤルノブ
6 アクセサリ取り付け
7 TTLケーブルコネクタ
8 光ファイバーケーブル差
込口、キャッ
9 ズームダイヤル
0 ボディキャップ
a パワースイッチレバ
b 前蓋
c スライドロック
d 開閉ダイヤル
e MENUボタン
f INFO(情報表示)ボタ
g ガス抜き弁
h ピックアップファインダー
i AEL/AFLボタン
j コントロールダイヤルノブ
k Fnボタ
l P(AFターゲット)ボタン
m q(再生)ボタン
n uボタン
o iボタ
p 十字ボタン S
q 十字ボタン X
r 十字ボタン T
s ISボタン
t 十字ボタン W
u (消去)ボタン
v 液晶モニタ窓
w 液晶フード
x 後蓋
y 液晶フードストラップ
z ホットシューケーブル取り
付け部(キャップ付き)
A 装填ガイドレール
B ング(POL-E06B
C 三脚
D ング(POL-E06A
E 液晶インナーフード
F カメラ台ロック
G カメラ台
H アイカップ収納部
I ホットシューカバー収納部
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別売の防水ポートを取り付けます
本製品はデジタルカメラに装着されているレンズに合わせ、プロテクター本体前面にレンズ用の防水
ポートを装着し、水中でご使用いただけます。
プロテクター本体への防水ポートの装着は、防水ポートに付属の取扱説明書をよくお読みのうえ装着
してください
本製品付属のシリコングリスを、装着する防水ポートの リング部およびプロテクター本体の防
ポート取り付けネジ部に、適量を塗布します。
防水ポートをプロテクター本体へ時計回りに止まるまで静かにねじ込みます
ハンドストラップを取り付けます
プロテクター本体にハンドストラップを取り付けましょう。
注意:
本製品は水深40m以内の水中でご使用くださいたとえ装着される防水ポート等が40mよりも深い水深に対
応していても、ご使用可能な水深は40m以内に制限されます。
シリコングリス
防水ポート取り付けネジ部
ハンドストラップ用つり輪
ハンドストラップ
PT-E06_JP.Book 8 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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カメラ台の取り付け方・取りはずし方
本製品は、本プロテクター前蓋側の内部に設置されているカメラ台を使用してデジタルカメラの装填
を行います。
取りはずし方
取り付け方
1 本プロテクターのスライドロックおよび開閉ダイヤルを
開き、後蓋を開きます。
2 カメラ台ロックを左にスライドし、ロックを解除します。
カメラ台を手前に引き出します。
1 カメラ台を本プロテクター前蓋側に設置されているカメ
ラ台装填溝へ止まるまで差し込みます。
カメラ台ロックを右にスライドし、ロックします。
2 本プロテクターの後蓋を静かに閉じ、開閉ダイヤルを閉じ
て固定します。
注意:
カメラ台が本プロテクター前蓋側に設置されているカメラ台装填溝の奥に突き当たるまで正しく装填され
ていない状態で、本プロテクターの後蓋を無理に閉じると、本プロテクターやデジタルカメラの破損の原因
となりますので十分ご注意ください。
PT-E06_JP.Book 9 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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2. プロテクターの事前チェックをしましょう
使用前の事前チェック
本プロテクターは、製造工程での部品の品質管理および組立工程での各機能検査などを厳重に実施し
ています。さらにすべての製品は高水圧試験機により水圧試験を実施し、仕様通りの性能が守られて
いるか検査を行い合格したものです。
しかしながら、持ち運びや、保管の状態、メンテナンスの状況など何らかの原因で防水機能にダメー
ジを受ける場合があります。
ご使用前には、必ず事前チェックを実施してください。
プロテクターの防水部チェック
本プロテクターの防水部をそれぞれ確認します。
1 プロテクターのリングが確実に装着され、スライドロックおよび開閉ダイヤルによって閉じられて
いること。
2 プロテクター本体に別売の防水ポートを取り付け、プロテクター本体と防水ポート部間のリングが
確実に装着され、プロテクターと防水ポートが正しく装着されていること。
3 TTLコネクタキャップの リングが確実に装着され、キャップが緩みなくコネクタへねじ込まれてい
ること。
事前チェック
1 デジタルカメラをプロテクターに装填する前に、空の状態で水漏れの有無を確認してください。
ご使用になる水深に沈めて確認する方法が一番適切ですが、この方法で確認できない場合は、「水漏れ
テスト」P.19)を参考にテストしてください。
2 水漏れ事故は、主に以下のことが原因で起こります
リングの取り付け忘れ
リングの一部または全部が所定の溝からはずれていた
リングの傷やヒビ、または変質・変形
リングやOリング溝、各Oリング接触面への砂・繊維くず、髪の毛など異物の付
リング接触面やリング溝内の傷
プロテクターを閉じる際の付属ストラップやシリカゲルの挟み込み
テストは上記の原因を取り除いて行うようにしてください。
注意:
万が一、事前テスト中に正常な取り扱いで水漏れが確認された場合はご使用を中止し、商品お買上げの販
売店またはオリンパスサービスステーションにご相談ください。
PT-E06_JP.Book 10 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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3. エレクトロニックフラッシュへの接続方法
水中光ファイバーケーブルで接続する場合
別売の水中フラッシュ UFL-2を水中光ファイバーケーブル(別売PTCB-E02で接続して撮影を行う
場合、下記の手順にしたがって接続します。
デジタルカメラの設定
1 カメラのRCモードをONに設定して、内蔵フラッシュを発光できる状態にします。
2 カメラの内蔵フラッシュをポップアップした状態でカメラをプロテクターに装着します。
UFL-2側の操作UFL-2の取扱説明書をご覧ください。
水中光ファイバーケーブルの接続
1 光ファイバーケーブル差込口のキャップを取り
外します。
2 水中光ファイバーケーブルのコネクタを光ファ
イバーケーブル差込口に、止まるまでしっかり
差し込みます。
注意:
他社製スレーブフラッシュを水中光ファイバーケーブルで接続して撮影を行う場合は、カメラ本体
の内蔵フラッシュを発光比1/64のマニュアル発光に設定してください。
カメラの内蔵フラッシュの発光比が1/64より大きい場合、内蔵フラッシュ光がレンズポートに反射
して撮影画像に写りこむことがあります
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TTLケーブルで接続する場合
別売のエレクトロニックフラッシュを、水中TTLケーブル(別売PTCB-E01接続して使用する場
合、ホットシューケーブル(別売:PHCB-01をカメラ及びプロテクター前蓋側にある取り付け部に
接続します。
ホットシューケーブルの取り付け方
1 プロテクター内側のホットシューケーブルコネクタ部のキャップを反時計回りに回転し、取り外しま
す。
2 ホットシューケーブルのコネクタ側をプロテクターのコネクタに差し込み、コネクタネジを時計回り
に止まるまで回し、固定します。この時、カメラはプロテクターから取り出して装着してください。
3 カメラをプロテクターに装填した後に、カメラにホットシューケーブル本体を装着します。
水中TTLケーブルの接続
1 プロテクター本体のTTLコネクタキャップを反
計周りに回転させて取り外します。
2 水中 TTL ケーブル(別売:PTCB-E01)のコネ
タを、プロテクターに接続します。
3 水中 TTLケーブルを使用しない場合は、TTLコネ
クタキャップを装着してください。
キャップ内部及びTTLケーブルコネクタ部のOリン
グに異物が付着していないことを確認し、キャップ
を時計回りに軽く止まるまで回転して、装着しま
す。
注意:
TTLコネクタキャップが緩んでいると、水漏れの原因となる場合があります。
水中TTLケーブル
マークで位置を
合わせます。
コネクタを差し込
みます。
コネクタのネジを
時計回りに軽く止
まるまで回します。
リングの確認
キャップ コネクタ部
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デジタルカメラの設定
1 カメラの自動ポップアップの設定を OFF 設定します。カメラの AUTO や水中モード以外のシーン
モードでは、内蔵フラッシュは暗いときや逆光のときに自動的にポップアップします。内蔵フラッシュ
が自動的にポップアップしないようにカメラの設定を変更します
設定方法については、カメラの取扱説明書をご覧ください。
2 エレクトロニックフラッシュ側の電源をカメラより先にONに設定して使用します。
エレクトロニックフラッシュをご使用の場合は、必ずカメラより先にエレクトロニックフラッシュの
電源をONにしてください
カメラの自動ポップアップの設定がONの状態でカメラの撮影モードがAUTOまたは水中モード以外
のシーンモードに設定されている場合、エレクトロニックフラッシュ側の電源よりも先にカメラ側の
電源をONにすると、カメラの内蔵フラッシュが自動的にポップアップしてしまう場合がありますの
で、必ずエレクトロニックフラッシュ側の電源を先にONにしてご使用ください
注意:
カメラにホットシューケーブルが接続された状態で内蔵フラッシュがポップアップした場合内蔵フラッ
シュとホットシューケーブル本体が干渉し、ットシューケーブル本体がカメラからはずれ、続不良に
至る場合がありますので、ご注意ください。
他社製のスレーブ発光タイプの水中フラッシュを使用する場合は、カメラの内蔵フラッシュをポップアッ
プした状態でプロテクターに装填してください。
カメラをプロテクターに密閉した状態で、カメラの内蔵フラッシュをポップアップしたり収納したりする
ことはできません
PT-E06_JP.Book 13 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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4. デジタルカメラを装填しましょう
デジタルカメラをチェックします
本プロテクターに装填する前にデジタルカメラをチェックします。
1. 電池の確認
水中撮影では液晶モニタを使用して撮影後に画像の確認をしますので、電池の寿命が短くなる場合が
あります。電池残量が十分あることを確認してください。
2. 撮影可能枚数の確認
記録メディアの撮影可能枚数が十分にあることを確認してください。
3. デジタルカメラのストラップやレンズキャップをはずしましょう
ストラップやレンズキャップをはずさずにデジタルカメラを装填した場合、プロテクターが正しく閉
まらずに、水漏れの原因となる場合があります。
5. デジタルカメラのフィルタを取りはずします
デジタルカメラのレンズにフィルタを取り付けたまま、プロテクターに装填することはできません。
4. デジタルカメラのアイカップをはずし
ます
デジタルカメラのアイカップをはずして、本プロテ
クターへデジタルカメラを装填します。
カメラからはずしたアイカップはカメラ台に収納
できます。
注意:
アイカップをはずさずにデジタルカメラを装着して本プロテクター後蓋を閉めた場合は、ピック
アップファインダが飛び出ます。
アイカップをはずしてから、ピックアップファインダを押し込んでください。
アイカップをつけたままの状態で使用した場合、水漏れの原因となる場合があります。
PT-E06_JP.Book 14 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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プロテクターを開けま
1 スライドロックを矢印の方向1にスライドしながら、開閉ダイヤルを反時計回り2にまわし
ます。
2 開閉ダイヤルの回転が止まる位置まで回します。
3 プロテクターの後蓋を静かに開きます。
デジタルカメラをカメラ台に取り付けます
デジタルカメラを本プロテクターに装填するために、本プロテクター前蓋側の内部に設置されている
カメラ台をデジタルカメラに取り付けます。
1 デジタルカメラのアイカップやホットシューカバーをカメラ台に収納できます。
注意:
開閉ダイヤルに無理な力を加えて回さないでください。破損する場合があります。
2 デジタルカメラ底部の三脚座部分へカメラ台を取り付
けます。取り付けは、デジタルカメラの三脚穴を使用
します。
3 カメラ台には上下と前後の向きがあります。右図を参
考に間違いのないように取り付けてください。
スライドロック
1
2
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デジタルカメラを装填します
1 本プロテクターのズームダイヤルとモードダイヤル(パワースイッチレバーも同時にもち上がります)
を、デジタルカメラの装填時に干渉しないように引き出します。
その際、パワースイッチレバーの向きを下図のような位置に合わせます。
2 デジタルカメラに装着したカメラ台を、デジタルカメラとともに本プロテクターのカメラ台装填溝へ
装填します。この際、無理に装填せず、デジタルカメラが本プロテクター内部の部品に干渉しないよ
うに確認しながら静かに装填してください。
3 デジタルカメラ装填前に引き出した本プロテクターのズームダイヤルとモードダイヤルを静かに押し
下げ、ズームダイヤルでズーム操作がスムーズにできるか、パワースイッチレバーでデジタルカメラ
の電源をON/OFFできるかモードダイヤルでカメラのモードダイヤルを操作できるか確認します。
PT-E06_JP.Book 16 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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4 シリカゲルを装填します。
プロテクターを密閉する前に必ず付属の防曇剤シリカゲル一袋を、カメラ台下部とプロテクター内面
との間に入れてください。シリカゲルは両側を下に折り、横方向にして入れてください
装填状態のチェックをします
プロテクターを密閉する前に、以下の通り各部のチェックをします。
デジタルカメラのアイカップははずしてあるか。
•Oリングのメンテナンスは確実に行ったか
ズームダイヤルが正しく機能するようにデジタルカメラが装填されているか
シリカゲルは指定された位置に奥まで挿入されているか。
リングと接触面にゴミなどの異物が付着していないか。
リングは正常に装着されてるか。
エレクトロニックフラッシュと TTL 接続して使用する場合、ホットシューケーブルが正しく装着さ
れ、カメラの自動ポップアップの設定がOFFに設定されているか。
水中フラッシュ UFL-2と光ファイバーケーブルで接続したり、他社製のスレーブフラッシュを使用す
る場合は、カメラの内蔵フラッシュがポップアップされているか。
注意:
デジタルカメラ装填前に、別売の防水ポートの取扱説明書を確認し、レンズのズームリングやフォーカ
リングへのズームギアやフォーカスギアの装着と位置決めを正しく行ってから本プロテクターへ装填
てください。
レンズに装着したズームギアやフォーカスギアと本プロテクター側のズームダイヤルギアが正しくか
合っていない場合ズームやフォーカス操作ができません。また、ギアがかみ合っていても、デジタル
メラを装填する際に、レンズのズーム範囲やフォーカス範囲が制限されてしまう場合があります。別売の
防水ポート付属の取扱説明書をよくご確認のうえ、正しくセットしてください
注意:
途中まで入れたままでプロテクターを閉めるとシリカゲルの袋をリングが挟み込み水漏れの原因となり
ます。
一度使用したシリカゲルは吸湿性能が衰えていますシリカゲルはプロテクター開閉時に毎回交換するこ
とをおすすめします。
向きに注意
PT-E06_JP.Book 17 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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プロテクターを密閉します
装填後の動作チェック
プロテクター密閉後、カメラが正しく機能するか動作チェックをします。
プロテクターのパワースイッチレバーを操作し、カメラの電源ON/OFFできるか。
プロテクターのモードダイヤルノブを操作し、カメラのモードが正しく切り変わるか。
プロテクターのシャッターレバーを操作し、カメラのシャッターを操作できるか。
プロテクターのズームダイヤルを操作し、レンズのズーム操作が可能かどうか。
その他、プロテクターの各種操作ボタンを操作して、カメラが機能するか。
最終チェックをします
目視検査
プロテクターを密閉後、プロテクターの前蓋、後蓋の密閉部分およびプロテクター本体とポートの装
着部分の周囲を外側から見て、Oリングのよじれやはずれ、異物の挟み込みがないことを確認してく
ださい。
1 後蓋を静かに閉じます。(Oリングが溝からはずれない
ように静かに閉じてください)
2 開閉ダイヤルを時計方向に回します。
スライドロックの位置が真上に来るとプロテク
ターが密閉されます。
注意:
開閉ダイヤルを十分に回していない場合は、プロテクターが密閉されずに水漏れするおそれがありますの
で、ご注意ください。
注意:
髪の毛や繊維くず等細かいものは目立ちませんが水没事故の原因になります。特にご注意ください。
PT-E06_JP.Book 18 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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水漏れテスト
ここではカメラ装填後の最終水漏れテストをご紹介します。必ず行いましょう。水槽またはバスタブ
などで簡単に行えます。
所用時間約5
水漏れテスト
説明画像 ちょっとヒントです
1 ゆっくりと水の中に入れて
いきます。
プロテクターの裏蓋は透明なので、水滴が入っ
ても簡単に確認できます。
2 最初は3秒だけ水につけて
みます。
リングにトラブルがあれば3だけでも浸
水してきます。蓋の間から気泡が出てきません
か?
3 内部に水が入っていないか
チェックします。
水から引き上げてみてプロテクターの中に水
が漏れていないか確認します。
4 次は 30 秒水につけてチェ
クします。
気泡が出てこないか良く確認してください。
水中の操作はまだしません。
5 内部に水が入っていないか
チェックします。
水から引き上げて下に水が漏れていないか確
認します。
6 次は3分水につけてチェッ
クします。
気泡が出てこないか良く確認してください。
よく使うボタン類を操作して気泡が出てこな
いか確認してください。
7 これが最後のチェックです。
シリカゲルが濡れてません
か?
シリカゲルは濡れてませんか?
8 どこにも水漏れがなければ
OKです
これで安心です。
PT-E06_JP.Book 19 ページ 2009年2月26日 木曜日 午後5時23分
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