Olympus PT-E03, E03, PT E03 ユーザーマニュアル

  • こんにちは!OLYMPUS PT-E03 防水プロテクターの取扱説明書の内容を学習済みです。PT-E03の使い方、メンテナンス方法、トラブルシューティングなど、ご質問にお答えします。水深40mでの水中撮影や、Oリングの取り扱いに関するご質問にも対応可能ですので、お気軽にご質問ください。
  • PT-E03を使用する際、必ず必要なものは何ですか?
    水漏れ事故を防ぐために、最も重要なことは何ですか?
    PT-E03はどのような素材でできていますか?
    水中撮影中に水漏れが疑われる場合はどうすれば良いですか?
    飛行機で移動する際は、どのような点に注意すべきですか?
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Jp
はじめに
z 本書の内容の一部または全部を無断で複写することは、個人としてご利用になる場合を除き禁止さ
れています。また、無断転載は固くお断りいたします
z 本製品の不適切な使用により、万が一、損害が発生した場合、逸失利益に関し、または、第三者か
らのいかなる請求に対し、当社では一切その責任を負いかねますのでご了承ください。
z 本製品の故障、当社指定の第三者による分解、修理、改造その他の理由により生じた画像データの
消失による損害および逸失利益などに関し、当社では一切その責任を負いかねますのでご了承くだ
さい。
ご使用の前に必ずお読みください
z このプロテクターは、水深40m 以内の水中で使用するよう設計された精密機械です。取り扱いには
十分ご注意ください。
z プロテクターのご使用前の取り扱い方法と事前チェック、メンテナンス、ご使用後の保管方法はこ
の取扱説明書の内容をよくご理解のうえ、正しくご利用ください。
z プロテクターご使用の際は必ず別売の防水ポートと組み合わせてご使用いただく必要があります。
ご注意ください。
z デジタルカメラの水没事故は、当社では一切その責任を負いかねます。また、水没による内部機材
の損傷、記録内容や撮影に要した諸費用などの保証はいたしかねます。
z 使用時の事故(人身・物損)の補償はいたしかねます
z 箱に記載されている注意書きをご使用前に必ずお読みください。
安全にお使いいただくために
この取扱説明書では、製品を正しくお使いいただき、お客様や他の人々への危害と財産の損害を未然
に防止するために、いろいろな絵表示をしています。その表示と意味は次のようになっています
このたびは、防水プロテクター PT-E03をお買上げいただき、ありがとうございます
この説明書をよくお読みのうえ、安全に正しくお使いください。また、この説明書はお読みになっ
た後、必ず保管してください。
誤った使い方をされると水漏れにより中のカメラが破損し、修理不能になる場合があります。
ご使用前には、この説明書にしたがい、必ず事前チェックを実施してください。
警告
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性
が想定される内容を示しています。
注意
この表示を無視して誤った取り扱いをすると、人が傷害を負う可能性が想定され
る内容および物的損害のみの発生が想定される内容を示しています
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Jp
警告
1 本製品を乳児、幼児、子供の手の届く範囲に放置しないでください。以下のような事故発生の可能性
があります。
高いところから身体の上に落下し、けがをする。
開閉部に身体の一部をはさみけがをする。
小さな部品を飲み込む。万が一飲み込んだ場合は直ちに医師にご相談ください。
2 本製品に装填されるデジタルカメラに電池を入れたまま保管しないでください。
電池を入れたまま保管すると、液漏れや火災の原因となることがあります。
3 本製品をご使用の際は、必ず別売の防水ポートを組み合わせてご使用ください。本製品単独ではご使
用できません。
4 万が一、本製品にカメラを装填した状態で水漏れがあった場合は、カメラに装填された電池を速やか
に抜いてください。水素ガスの発生による燃焼爆発の可能性があります。
5 本製品は樹脂製です。岩などの固いものに強くぶつけると破損し、けがをする可能性があります。取
り扱いには十分ご注意ください。
6 本製品用のシリカゲルおよびシリコンOリング用グリスは食べられません。
注意
1 本製品の分解、改造はしないでください。水漏れや不具合発生の原因となることがあります。当社指
定者以外の者による分解、改造をした場合は保証の対象外となります
2 異常に温度が高くなるところ、異常に温度が低くなるところ、極端な温度変化のあるところに本品を
置かないでください。部品が劣化することがあります。
3 砂、ほこり、塵の多いところで開閉すると防水性能が損なわれ水漏れの原因となることがあります。
絶対に避けてください。
4 本製品は水深40m以内の水深で使用するように設計製造されています。40mより深い潜水をされた場
合、本プロテクターや中のカメラに復帰しない変形や破損が生じたり、水漏れを起こすことがありま
す。ご注意ください。
5 プロテクターをポケットに入れたまま、あるいは、持ったまま水中に勢いよく飛び込んだ場合や船上
から海へ放り投げる等、乱暴に扱うと水漏れする場合があります。手渡しをする等、取り扱いには十
分ご注意ください。
6 万が一、水漏れ等で内部のカメラが濡れた場合は直ちにカメラの水分を拭き取り、動作確認をしてく
ださい。
7 飛行機で移動する場合は、 リングを取りはずしてください。気圧の関係でプロテクターが開かなく
なることがあります。
8 本製品に装填されるデジタルカメラを安全にお使いいただくために、デジタルカメラの取扱説明書を
よくお読みください。
9 本製品を密閉する際はOリングおよびその接触面に異物を挟み込まないように十分ご注意ください。
0 本製品とオリンパス製フラッシュFL-20PFL-01またFL-36PFL-E01を組み合わせて使用する
場合、カメラのホットシュー部にPFL-01またはPFL-E01に同梱のホットシューケーブルを装着した状
態では、カメラの内蔵フラッシュをポップアップできません。無理にポップアップした場合、フラッ
シュが正常に動作せず、また、カメラのホットシュー部に装着したホットシューケーブルがはずれる
場合があります。また、デジタルカメラの破損の原因となりますので十分ご注意ください。
a 本製品では、カメラの内蔵フラッシュ光での撮影はできません。
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電池について
z カメラ専用の当社リチウムイオン充電池BLS-11個をご使用ください。
z 電池の電極を濡らさないようご注意ください。故障や、事故の原因となる可能性があります。
z 電池に関するその他の注意はカメラの取扱説明書をよくお読みください。
水漏れ事故を防ぐため
本製品を使用中に水漏れ事故が発生すると装填されたデジタルカメラが修理不能になります。以下の
注意を守った上でご使用ください。
1 本製品を密閉する際にはリングだけではなくその接触面にも髪の毛、繊維くず、砂粒等の異物がつ
いていないことを確認してください。たとえ髪の毛一本、砂粒一粒が挟まっても水漏れの原因となり
ます。特に念入りに確認してください。
2 リングは消耗品です。少なくとも1年に1回は新品と交換してください。また、ご使用の都度メンテ
ナンスをしてください。
3 リングは使用状態、保管状態によっては劣化が促進されます。リングに傷、ヒビが入っていたり、
弾力がなくなっていたらすぐに新しいOリングに交換してください。
4 リングメンテナンス時にはOリング溝内をクリーニングし、ゴミ・ほこり・砂粒等の異物がないこ
とを確認してください。
5 リングには指定のシリコンOリング用グリスをご使用ください
6 リングが正しく入っていないと防水機能が働きません。Oリングを装着する際にOリングが溝か
らはみ出したり、ねじれたりしないよう注意して取り付けてください。また、プロテクターを密閉す
るときはOリングが溝からはずれないよう確認しながら蓋を閉めてください。
7 本製品はプラスティック(ポリカーボネート)製の気密構造です。車、船、海辺など高温になるとこ
ろに長時間放置したり、長時間不均一な外力がかかると変形し、防水機能が失われることがあります。
温度管理には十分ご注意ください。また、保管時や移動時に上に重いものを載せたり、無理な収納は
避けてください
8 プロテクターの外側からリングの接触面を強く押したり、プロテクターをねじったりすると防水機
能が損なわれることがあります。無理な力をかけないようご注意ください。
9 事前テストと最終チェックを実施した上でご使用ください。
0 撮影中に水滴、曇など水漏れの兆候を見つけた場合は、直ちに潜水を中止して、カメラおよび本製品
の水気を取り、「最終チェックをします」の項目を参考にしてテストを行い水漏れの有無を確認してく
ださい。
リングへの異物付着の一例
髪の毛 繊維屑 砂粒
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お取り扱いについて
z 以下のような場所で本製品を使用または保管した場合動作不良や故障、破損、火災、内部の曇り、
水漏れの原因となります。絶対に避けてください。
直射日光下や自動車の中など高温になるような場所
火気のある場
水深40mより深い水中
振動のある場
高温多湿や温度変化の激しい場所
揮発性物質のある場所
z 本製品は耐衝撃性に優れたポリカーボネート樹脂製ですが、岩などで擦ると傷が付くことがありま
す。また、固い物にぶつけたり、落としたりすると破損することがあります。
z 本製品は装填されたカメラへの衝撃をやわらげるケースではありません。本製品にデジタルカメラ
を装填した状態で衝撃を与えたり、重いものを載せたりするとデジタルカメラが故障する場合があ
ります。取り扱いには十分ご注意ください。
z 長期間使用しないとリングの劣化等により防水性能が低下している場合があります。使用前には
事前テストと最終チェックを必ず行ってください。
z ポート取り付け部、TTL ケーブルコネクタ部、ズームダイヤル部、三脚座等には過大な力をかけ
いでください
z 洗浄・防錆・防曇・補修等の目的で、下記の薬品類を使わないでください。プロテクターに直接、
あるいは、間接的(薬剤が気化した状態)に使用した場合、高圧下でのひび割れなどの原因となり
ます。
z この取扱説明書で指示している以外の操作を行い、また、指示している以外の場所を取りはずした
り、改造を加えたり、指定以外の部品を使用することはしないでください。
上記の行為の結果、撮影に不都合が生じたり機材に不具合が発生した場合は保証の対象外となりま
す。
z デジタルカメラの水没事故は、当社では一切その責任を負いかねます。
z 使用時の事故(人身・物損)の補償はいたしかねます
使用できない薬品類
揮発性の有機溶剤、化学洗剤
プロテクターをアルコール ガソリン・シンナーなどの揮発性有機
剤、または化学洗剤等で洗浄しないでください。洗浄は真水、または、
ぬるま湯で十分です。
防錆剤
防錆剤を使用しないでください。金属部分はステンレスおよび真鍮
使用しており、真水による洗浄で十分です。
市販防曇剤
市販の防曇剤を使用しないでください。必ず指定の防曇剤シリカゲ
を使用してください。
指定外のシリコングリス
シリコンリングに指定品以外のシリコングリスを使用しないでく
ださい。Oリングの表面が変質して、水漏れの原因となります。
接着剤
補修などの目的で接着剤を使用しないでください。補修が必要な場
は販売店または弊社サービスステーションにご相談ください。
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はじめに................................................................................................................................. 1
ご使用の前に必ずお読みください ......................................................................................... 1
安全にお使いいただくために ................................................................................................ 1
電池について.......................................................................................................................... 3
水漏れ事故を防ぐために........................................................................................................ 3
お取り扱いについて............................................................................................................... 4
1. 準備をしましょう.....................................................................................................7
箱の中を確認します............................................................................................................... 7
各部名称 .......................................................................................................................... 8
別売の防水ポートを取り付けます ......................................................................................... 9
ハンドストラップを取り付けます ......................................................................................... 9
基本操作をマスターします .................................................................................................. 10
プロテクターの構え方................................................................................................... 10
シャッターレバーの押し方............................................................................................ 10
モードダイヤルノブの使い方 ........................................................................................ 10
ズームダイヤルの使い方 ............................................................................................... 11
パワースイッチレバーの操作方法................................................................................. 11
TTLケーブルコネクタキャップの取りはずし方............................................................ 12
TTLコネクタ部の清掃について ..................................................................................... 13
ホットシューケーブルの取り付け方 ............................................................................. 13
カメラ台の取り付け方・取りはずし.......................................................................... 14
2. プロテクターの事前チェックをしましょう ...........................................................15
使用前の事前テスト............................................................................................................. 15
プロテクターの防水部チェック..................................................................................... 15
事前テスト..................................................................................................................... 15
3. デジタルカメラを装填しましょう..........................................................................16
デジタルカメラをチェックします ....................................................................................... 16
電池の確認..................................................................................................................... 16
撮影可能枚数の確認....................................................................................................... 16
デジタルカメラのストラップやストラップ吊冠、レンズキャップをはずしましょう.. 16
デジタルカメラのアイカップをはずします................................................................... 16
デジタルカメラのフィルタを取りはずします............................................................... 17
カメラを準備します............................................................................................................. 17
装填できるデジタルカメラは?..................................................................................... 17
カメラの動作チェックをします..................................................................................... 17
プロテクターを開けます...................................................................................................... 17
別売の防水ポートに付属のズームギア、フォーカスギアのレンズへのセット............. 18
デジタルカメラへのカメラ台の取り付け方......................................................................... 19
エレクトロニックフラッシュを使用する場合 ..................................................................... 19
デジタルカメラを装填します .............................................................................................. 21
シリカゲルを装填します ............................................................................................... 24
装填状態のチェックをします .............................................................................................. 24
プロテクターを密閉します .................................................................................................. 25
もくじ
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JP 6
Jp
装填後の動作チェック ......................................................................................................... 26
カメラ撮影モードの確認...................................................................................................... 26
最終チェックをします ......................................................................................................... 26
目視検査 ........................................................................................................................ 26
最終テスト ........................................................................................................................... 27
4. 水中での撮影方法...................................................................................................28
ハンドストラップの使い方 .................................................................................................. 28
注意して構えましょう ......................................................................................................... 28
撮影画面を確認します................................................................................................... 28
シャッターレバーを静かに押します ............................................................................. 28
5. 撮影終了後の取り扱い方法 ....................................................................................29
水滴を拭き取りましょう...................................................................................................... 29
デジタルカメラを取り出します........................................................................................... 30
プロテクターを真水で洗います........................................................................................... 31
プロテクターを乾燥させましょう ....................................................................................... 31
6. 防水機能のメンテナンスをしましょう ..................................................................32
リングを取りはずします.................................................................................................. 32
リングの取りはずし方 ............................................................................................... 32
砂・ゴミなどを取り除きましょう ....................................................................................... 32
リングを取り付けます ..................................................................................................... 33
リングへのグリス塗布方法 .............................................................................................. 33
消耗品は取り替えましょう .................................................................................................. 34
TTLコネクタとTTLケーブルの固定ネジ部メンテナンス .................................................... 34
TTLコネクタキャップのメンテナンス................................................................................. 34
7. 付録 ........................................................................................................................35
PT-E03ご使用上のQ&A ....................................................................................................... 35
仕様 ...................................................................................................................................... 39
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Jp
1. 準備をしましょう
箱の中を確認します
箱の中の付属品はすべてそろっていますか
万が一、付属品が不足していたり、破損している場合はお買上げ販売店までご連絡ください。
TTLケーブルコネクト部防水キャップ
シリカゲル
ハンドストラップ
シリコングリス
リングリムーバー
プロテクター本体
(Oリングが正常であることを確認
してください。
防水キャップメンテナンス用アダ
プタ
オリンパス代理店リスト
取扱説明書(本書)
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各部名称
Note:
※印のプロテクター操作部はデジタルカメラの各操作部に対応しています。プロテクター操作部を操作する
ことによってデジタルカメラの対応する機能が動作します。詳しい機能の内容についてはデジタルカメラの
取扱説明書をご覧ください。
1 パームグリッ
2 シャッターレバー
3 ハンドストラップつり輪
4 F(露出補正)ボタン
5 モードダイヤルノブ
6 モード確認窓
7 アクセサリ取り付け部
8 TTLケーブルコネクト
9 ズームダイヤ
0 フロントキャップ
a パワースイッチレバー
b 前蓋
c バックルフッ
d バックル開閉レバー
e INFO(情報表示)ボタン
f MENUボタン
g S(消去)ボタン
h q(再生)ボタン
i ピックアップファインダ
j AEL/AFLボタン
k コントロールダイヤルノブ
l u ボタン(E-410)/ Fn
(ファンクションボタンE-
400
m 十字ボタン S
n 十字ボタン X
o iボタン
p 十字ボタン T
q 十字ボタン W
r 液晶モニタ窓
s 液晶フード
t 後蓋
u 液晶フードストラップ
v ホットシューケーブル取り
付け部(キャップ付き)
w 装填ガイドレール
x ング(POL-E03B
y 三脚
z ング(POL-E03A
A 液晶インナーフード
B シリカゲル
C シリコンOリング用グリス
(白キャップ
D ングリムーバ
E 防水キャップメンテナンス
用アダプタ
F ハンドストラップ
G カメラ台
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Jp
別売の防水ポートを取り付けます
本製品はデジタルカメラに装着されているレンズに合わせ、プロテクター本体前面にレンズ用の防水
ポートを装着し、水中でご使用いただけます。
プロテクター本体への防水ポートの装着は防水ポートに付属の取扱説明書をよくお読みのうえ、装着
してください
本製品付属のング用グリスを、装着する防水ポートのOリング部および、プロテクター本体の防
水ポート取り付けネジ部に適量、塗布します。
防水ポートをプロテクター本体へ時計回りに止まるまで静かにねじ込みます。
ハンドストラップを取り付けます
プロテクター本体にハンドストラップを取り付けましょう。
注意:
本製品は水深40m以内の水中でご使用くださいたとえ装着される防水ポート等が40mよりも深い水深に対
応していても、ご使用可能な水深は40m以内に制限されます。
注意:
上図にしたがってストラップを正しく取り付けてください。
ハンドストラップ用つり輪は、プロテクター本体のパームグリップ側の上下に2ヶ所あります。ハンドス
トラップ両端を、必ず2ヶ所のハンドストラップ用つり輪に確実に取り付けてご使用ください。
万が一、誤った取り付けによりストラップがはずれて本体を落とすなどした場合、損害など一切の責任は
負いかねますのでご了承ください。
Oリング用グリス
防水ポート取り付けネジ部
ハンドストラップ用つり輪
ハンドストラップ
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Jp
基本操作をマスターします
デジタルカメラを装填する前に、プロテクターの基本操作をマスターしましょう。
プロテクターの構え方
両手でしっかり持ち、脇をしめプロテクターのピックアップファインダーを通して撮影画面を確認で
きるように構えます。
シャッターレバーの押し方
モードダイヤルノブの使い方
注意:
防水ポートに無理な力を加えないでください。
防水ポートのレンズ窓などに指がかからないようにご注意ください。
シャッターレバーを押すときは、カメラぶれが起きな
ように注意しながら静かにレバーを操作します。
本プロテクターには、装填されるデジタルカメラのモー
ドダイヤルに対応して、同感覚で操作できるモードダイ
ヤルノブを装備しています。プロテクターにデジタルカ
メラを装填後撮影する前に必ずモードダイヤルノブ
操作できることを確認してください。
注意:
モードダイヤルノブがデジタルカメラのモードダイヤルに確実にセットされたことを確認してください
ジタルカメラのモードダイヤルは回転する範囲が限られています。プロテクターのモードダイヤルノブを回
転させたときに、デジタルカメラのモードダイヤルの回転幅以上に回さないでください。
良い例 悪い例
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Jp
プロテクターのズームダイヤルにより操作可能なレンズのズームリングやフォーカスリングは、デジ
タルカメラに装着されるレンズにより異なりますのでご注意ください。詳しくは別売の防水ポートに
付属の取扱説明書をご参照ください。
1. 別売のフォーカスギアPPZR-E04が必要です。
2. 別売のPPZR-E04を使用することで、レンズのフォーカスリングを360度操作可能です。
3. 別売のフォーカスギアPPZR-E05が必要です。
20074月現在
パワースイッチレバーの操作方法
ズームダイヤルの使い方
装填されるデジタルカメラのズームリングやフォーカ
スリングに対応して、本プロテクターのズームダイヤル
を操作することによりズームやマニュアルフォーカス
の操作が可能です。
防水ポート 対応レンズ ズームリング フォーカスリング 備 考
PPO-E01
14-45mm
○×
フォーカスAF のみとなり
ます。
35mm Macro
×○
1
レンズのフォーカスリング
360度操作可能です。
PPO-E02
14-54mm
11-22mm
○×
フォーカスAF のみとなり
ます。
PPO-E03 50mm Macro
×○
2
MFも可能ですが、MFリング
の回転は180度の範囲となり
ます。
PPO-E03
+PER-E01
50mm Macro
+EC14
××
フォーカスAF のみとなり
ます。
PPO-E04
+PER-E02
7-14mm
○×
フォーカスAF のみとなり
ます。
PPO-E04 8mm Fisheye
×○
3
レンズのフォーカスリング
360度操作可能です。
PPO-E05 14-42mm
○×
フォーカスAF のみとなり
ます。
本プロテクターのパワースイッチレバーを操作して、
メラの電源をON/OFFします。
注意:
デジタルカメラは、何も操作しない状態で一定の時間が経過すると、スリープモード(待機状態)になり、
動作を停止します。スリープモードに入るまでの時間はデジタルカメラ側で設定することが可能です。
スリープモードを解除する(動作状態にする)には、シャッターボタン等のいずれかのボタンを押します。
詳しくは、デジタルカメラの取扱説明書を参照してください。
パワースイッチ
レバー
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Jp
TTLケーブルコネクタキャップの取りはずし方
本プロテクターへ、別売のエレクトロニックフラッシュ用プロテクターを組み合わせてTTLフラッシュ
撮影を行う場合、下記手順にしたがってTTLケーブルのコネクタキャップを取りはずします。
TTLケーブルコネクタキャップをプロテクター本体に取り付ける場合
キャップ内側およびTTLケーブルコネクタ部のOリングに異物が付着していないことを確認しキャッ
プを時計回りに軽く止まるまで回転して、装着します。
TTLケーブルおよびホットシューケーブルの詳しい取り扱い方法は、別売のエレクトロニックフラッシュ用
プロテクターに付属の取扱説明書をご参照ください。
1 プロテクター本体 TTL ケーブルコネ
クタキャップを取りはずします。
2 エレクトロニックフラッシュ用プロテ
クターに、付属の水中TTLケーブルのコ
ネクタをプロテクター本体に接続しま
す。
注意:
TTLケーブルコネクタキャップが緩んでいると、水漏れの原因となる場合があります。キャップは時計回り
に止まるまで軽く回し締めてください。
TTLケーブル固定用のネジは、軽く止まるまで時計回りに回してください。無理に締めるとはずれなくなる
場合があります。
1 時計回りに回転さ
せます。
TTLケーブルコネクタ
キャップ
2 取りはずします。
水中TTLケーブル
マークで位置を合
わせます。
3 コネクタを差し込み
ます。
4 コネクタのネジを時
計回りに軽く止まる
まで回します。
リングの確認
キャップ コネクタ部
2 キャップを時計回り
に止まるまで軽く
します。
1 キャップを装着
します。
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JP 13
Jp
TTLコネクタ部の清掃について
TTLコネクタTTLケーブルの固定ネジ部の固着を防止するため、本製品では当該ネジ部に本製品付属
のシリコンOリンググリスを塗布します。
詳しくは本書の「TTLコネクタキャップのメンテナンス」P.34)をご参照ください。
ホットシューケーブルの取り付け方
本プロテクターでTTLフラッシュ撮影を行う場合、別売のエレクトロニックフラッシュ用プロテクター
に付属のホットシューケーブルを、プロテクター本体コネクタとカメラのホットシュー部に接続しま
す。
注意:
万が一、TTLケーブルの固定ネジ部がはずれない場合は、無理にはずそうとせず当社サービスセンターへご
相談ください。
1 プロテクター内側のホットシューケーブルコネクタ部の
キャップを反時計回りに回転し取りはずします。
2 ホットシューケーブルのコネクタ側をプロテクターの
コネクタに差し込み、コネクタネジを時計回りに止ま
まで回し、固定します。
3 ホットシューケーブルのホットシューをカメラのホッ
トシューへ差し込みます。
4 ホットシューケーブルを使用しない場合ホット
シューケーブルキャップをプロテクター内側のコネク
タ部に取り付け、時計回りに止まるまで回転させて固
します。
注意:
ホットシューケーブルのコネクタ側をプロテクターのコネクタに差し込む場合は、必ずプロテクターからカ
メラを取り出してから行ってください。
PT-E03_JP.Book Page 13 Tuesday, March 20, 2007 9:30 AM
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Jp
カメラ台の取り付け方・取りはずし方
本製品は、本プロテクター前蓋側の内部に設置されているカメラ台を使用してデジタルカメラの装填
を行います。
1 本プロテクターの 2ヶ所のバックルをはずし、後蓋を開
ます。
2 カメラ台を手前に引き出します。
3 本プロテクターへデジタルカメラを装填するために、デジ
タルカメラの三脚ネジ穴へカメラ台のネジを時計回りに
ねじ込み固定します。詳しくは本書の「デジタルカメラへ
のカメラ台の取り付け方」P.19)をご参照ください。
4 カメラ台を本プロテクター前蓋側に設置されているカメ
ラ台装填溝へ止まるまで差し込みます。
5 静かに本プロテクターの後蓋を閉じ、2ヶ所のバックルを
閉じて固定します。
注意:
カメラ台が本プロテクター前蓋側に設置されているカメラ台装填溝の奥に突き当たるまで正しく装填され
ていない状態で、本プロテクターの後蓋を無理に閉じると、本プロテクターやデジタルカメラの破損の原因
となりますので十分ご注意ください。
PT-E03_JP.Book Page 14 Tuesday, March 20, 2007 9:30 AM
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Jp
2. プロテクターの事前チェックをしましょう
使用前の事前テスト
本プロテクターは、製造工程での部品の品質管理および組立工程での各機能検査などを厳重に実施し
ています。さらにすべての製品は高水圧試験機により水圧試験を実施し、仕様通りの性能が守られて
いるか検査を行い合格したものです。
しかしながら、持ち運びや、保管の状態、メンテナンスの状況等何らかの原因で防水機能にダメージ
を受ける場合があります。
潜水前には必ず次の事前テストと、カメラ装填後に行う水漏れテストを実施してください。
プロテクターの防水部チェック
本プロテクターの防水部をそれぞれ確認します。
1 プロテクターのOリングが確実に装着され、バックルによって閉じられていること
2 プロテクター本体に別売の防水ポートを取り付け、プロテクター本体と防水ポート部間のリングが
確実に装着され、プロテクターと防水ポートが正しく装着されていること。
3 TTL ケーブルコネクタキャップの リングが確実に装着され、キャップが緩みなくコネクタへねじ込
まれていること
事前テスト
1 デジタルカメラをプロテクターに装填する前に空のプロテクターを、ご使用になる水深に沈めて水漏
れの有無を確認してください。
2 水漏れ事故は、主に以下のことが原因で起こります。
リングの取り付け忘れ
リングの一部または全部が所定の溝からはずれていた
リングの傷やヒビ、または変質・変形
リングやリング溝、各Oリング接触面への砂・繊維くず、髪の毛など異物の付着
リング接触面リング溝内の傷
プロテクターを閉じる際の付属ストラップやシリカゲルの挟み込み
テストは上記の原因を取り除いて行うようにしてください。
注意:
水漏れの確認はご使用になる水深に沈めて確認することがいちばん適切です。これが難しい場合は水圧の
かからないごく浅いところでも水漏れが確認できる場合があります。面倒がらずに必ず実施してくださ
い。
万が一、事前テスト中に正常な取り扱いで水漏れが確認された場合はご使用を中止し、商品お買上げの販
売店またはオリンパスサービスステーションにご相談ください。
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3. デジタルカメラを装填しましょう
デジタルカメラをチェックします
本プロテクターに装填する前にデジタルカメラをチェックします。
電池の確認
水中撮影では液晶モニタを使用して、撮影後に画像の確認をしますので電池の寿命が短くなる場合が
あります。電池残量が十分あることを確認してください
撮影可能枚数の確認
記録メディアの撮影可能枚数が十分にあることを確認してください。
Note:
電池消耗による撮影不能を避けるため電池はできるだけダイビングごとにフル充電状態の電池に交換して
ください。
デジタルカメラのストラップやストラッ
プ吊冠、レンズキャップをはずしましょう
デジタルカメラにストラップやストラップ吊冠、
ンズキャップが取り付けられている場合は必ず取
りはずしてください。
注意:
ストラップやストラップ吊冠、レンズキャップをはずさずにデジタルカメラを装填した場合、プロテク
ターが正しく閉まらずに、水漏れの原因となる場合があります。
ストラップやストラップ吊冠、ンズキャップを取りはずすときは、デジタルカメラの取り扱いには十分
ご注意ください。万が一、デジタルカメラを落とす等で破損した場合、当社では損害など一切の責任を
いかねます。
デジタルカメラのアイカップをはずします
本プロテクターではピックアップファインダを通
して撮影画面を確認します。
ピックアップファインダの見え方を良くするため
に、デジタルカメラのアイカップをはずして、本プ
ロテクターへデジタルカメラを装填します
注意:
アイカップをはずさずにデジタルカメラを装填しないでください。
本プロテクター後蓋が正しく閉まらずに、水漏れの原因となります。
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デジタルカメラのフィルタを取りはずします
デジタルカメラのレンズにフィルタが付いている場合はフィルタを取りはずしてから、プロテクター
にデジタルカメラを装填します。
カメラを準備します
装填できるデジタルカメラは?
本製品(PT-E03)はE-410/E-400専用です
カメラの動作チェックをします
デジタルカメラの取扱説明書にしたがって、動作の確認をしてください。
プロテクターを開けま
1 本プロテクターの2ヶ所のバックルを開きます。
注意:
デジタルカメラのレンズにフィルタを取り付けたまま、プロテクターに装填することはできません。必ず
フィルタを取りはずしてください。
2 付属のリングリムーバーのフック部分を右図のように
1 バックル開閉レバーの下に差し込みます。
2 そのままゆっくりとOリングリムーバーを引いてくだ
さい。
3 リングリムーバーを使わない時は親指と人差し指で
バックル開閉レバーを横から押え、ゆっくり引き上げ
てください。
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別売の防水ポートに付属のズームギア、フォーカスギアのレンズへのセット
デジタルカメラに装着されているレンズのズーム操作やマニュアルフォーカス操作をするために、
売の防水ポートに付属のズームギア、フォーカスギアをレンズのズームリングやフォーカスリングへ
装着します。
別売の防水ポートの取扱説明書にしたがって、装着してください。
【例1 PPO-E05に付属の14-42mm用ズームギアのレンズへのセッ
PPO-E05に付属の取扱説明書にしたがって装着します。
【例2 別売のズーム/フォーカスギア(PPZR-E03/E04/E05)のレンズへのセット
ズーム/フォーカスギアに付属の取扱説明書にしたがって装着します。
【例3 PPO-E01/E02/E03に付属ズーム/フォーカスギアのレンズへのセット
注意:
ズームギアがロックレバーで確実に固定されているか確認してください
別売の防水ポートの取扱説明書にしたがって、ズームギアのレンズへの取り付け位置を確認してくだ
い。
ロックレバー
ズーム/フォーカスギア
ロックレバーでズーム/ ォーカスギアを
固定します。
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デジタルカメラへのカメラ台の取り付け方
デジタルカメラを本プロテクターに装填するために、本プロテクター前蓋側の内部に設置されている
カメラ台をデジタルカメラに取り付けます
エレクトロニックフラッシュを使用する場
エレクトロニックフラッシュ FL-20またFL-36を、専用の防水プロテクター PFL-01またはPFL-E01
と組み合わせて、本製品に接続して使用する場合、PFL-01またはPFL-E01に付属のホットシューケー
ブルをカメラに取り付け、本製品前蓋側にあるホットシューケーブル取り付け部にケーブルを接続し
ます。この場合、カメラの内蔵フラッシュは使用できません。また、自動的にカメラの内蔵フラッシュ
がポップアップしないように、必ずカメラの自動ポップアップの設定OFFに設定します。
1 デジタルカメラ底部の三脚座部分へカメラ台を取り付
けます。取り付けは、デジタルカメラの三脚穴を使用
します。
2 カメラ台には上下と前後の向きがあります。右図を参
考に間違いのないように取り付けてください。
1 プロテクターへカメラを装填する前に、プロテクター
のホットシューケーブル取り付け部にホットシュー
ケーブルのコネクタを差し込み固定します。
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2 カメラの自動ポップアップの設定を OFF に設定します。カメラの AUTO 水中モード以外のシーン
モードでは、内蔵フラッシュは暗いときや逆光のときに自動的にポップアップします。内蔵フラッシュ
が自動的にポップアップしないようにカメラの設定を変更します。
MENU XYX【自動ポップアップ】
OFF:内蔵フラッシュが自動的にポップアップしません。
3 エレクトロニックフラッシュ側の電源をカメラより先にONに設定して使用します。
エレクトロニックフラッシュをご使用の場合は、必ずカメラより先にエレクトロニックフラッシュの
電源をONにしてください。
カメラの自動ポップアップの設定がON の状態でカメラの撮影モードがAUTOまたは水中モード以外
のシーンモードに設定されている場合、エレクトロニックフラッシュ側の電源よりも先にカメラ側の
電源をONにすると、カメラの内蔵フラッシュが自動的にポップアップしてしまう場合がありますの
で、必ずエレクトロニックフラッシュ側の電源を先ONにしてご使用ください。
4 カメラをプロテクターに装填した後に、
カメラへホットシューケーブル本体を
装着します。
注意:
カメラの機能設定について詳しくはカメラの取扱説明書をご確認ください。
カメラにホットシューケーブルが接続された状態で内蔵フラッシュがポップアップした場合蔵フラッ
シュとホットシューケーブル本体が干渉し、ットシューケーブル本体がカメラからはずれ、接続不良に
至る場合がありますのでご注意ください。
他社製のスレーブ発光タイプの水中フラッシュを使用する場合は、カメラの内蔵フラッシュをポップアッ
プした状態でカメラを本製品に装填してください。
カメラを本製品に装填し、プロテクターのバックルを閉じて密閉した状態では、メラの内蔵フラッシ
をポップアップしたり、収納したりすることはできません。ご注意ください。
別売のエレクトロニックフラッシュおよびエレクトロニックフラッシュ用プロテクターを使用する場
は、本プロテクターとフラッシュ用プロテクターを組み合わせるためのブラケット類が必要となります。
ご注意ください。
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